JP6362515B2 - Egrクーラー及びその製造方法 - Google Patents
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これによれば、曲がり形状の内管と外管の間に排気を流し、内管、外管の壁面や曲がり形状で複雑に乱流化させながら排気を流通させ、中空の内管内を流れる冷却水で十分に排気を冷却することが可能となり、優れた熱交換性を得ることができる。また、内管と外管が曲がり形状であることから、設置スペースの柔軟性が高く、優れたレイアウト性を実現することができる。また、曲がり経路ごと熱交換器とすることで、別途のクーラーユニットが不要となることから、製品や車体の軽量化を図ることができると共に、熱交換面積を拡大することができる。また、内管の内部が中空であることから、内管内部に別部材の波形伝熱フィン等を固定する作業等が不要であり、低い製造コストと高い製造効率で製造することができる。また、排気流入管、排気流出管を外管に溶接し、これらの溶接による応力から内管を独立させることにより、内管の肉厚を薄くすることが可能となり、これにより熱交換性を一層高めることができる。また、冷却水導入管、冷却水導出管を外管に溶接して内管に非接触にし、冷却水導入管、冷却水導出管の溶接による応力から内管を独立させることにより、内管を外管との溶接箇所以外の外部応力から独立させ、内管の肉厚をより薄くすることが可能となり、これにより熱交換性をより一層高めることができる。
これによれば、曲がり形状の内管と外管の間に排気を流し、内管、外管の壁面や曲がり形状で複雑に乱流化させながら排気を流通させ、中空の内管内を流れる冷却水で十分に排気を冷却することが可能となり、優れた熱交換性を得ることができる。また、内管と外管が曲がり形状であることから、設置スペースの柔軟性が高く、優れたレイアウト性を実現することができる。また、曲がり経路ごと熱交換器とすることで、別途のクーラーユニットが不要となることから、製品や車体の軽量化を図ることができると共に、熱交換面積を拡大することができる。また、内管の内部が中空であることから、内管内部に別部材の波形伝熱フィン等を固定する作業等が不要であり、低い製造コストと高い製造効率で製造することができる。また、排気流入管、排気流出管を外管に溶接し、これらの溶接による応力から内管を独立させることにより、内管の肉厚を薄くすることが可能となり、これにより熱交換性を一層高めることができる。また、充填材で内直管と外直管との離間を確保しながら曲げ加工を施すことで、相互の離間が確実に確保された曲がり形状の内管と外管を形成することができる。また、排気流入管、排気流出管を溶接する前に曲げ加工を施すことができるので、曲げ加工を施す箇所を柔軟に設定することができ、例えば排気流入管、排気流出管の溶接を行う箇所により近い位置での曲げ加工も、特殊な曲げ加工装置を使わずとも容易に行うことができる。
これによれば、曲がり形状の内管と外管の間に排気を流し、内管、外管の壁面や曲がり形状で複雑に乱流化させながら排気を流通させ、中空の内管内を流れる冷却水で十分に排気を冷却することが可能となり、優れた熱交換性を得ることができる。また、内管と外管が曲がり形状であることから、設置スペースの柔軟性が高く、優れたレイアウト性を実現することができる。また、曲がり経路ごと熱交換器とすることで、別途のクーラーユニットが不要となることから、製品や車体の軽量化を図ることができると共に、熱交換面積を拡大することができる。また、内管の内部が中空であることから、内管内部に別部材の波形伝熱フィン等を固定する作業等が不要であり、低い製造コストと高い製造効率で製造することができる。また、排気流入管、排気流出管を外管に溶接し、これらの溶接による応力から内管を独立させることにより、内管の肉厚を薄くすることが可能となり、これにより熱交換性を一層高めることができる。また、冷却水導入管、冷却水導出管を外管に溶接して内管に非接触にし、冷却水導入管、冷却水導出管の溶接による応力から内管を独立させることにより、内管を外管との溶接箇所以外の外部応力から独立させ、内管の肉厚をより薄くすることが可能となり、これにより熱交換性をより一層高めることができる。また、充填材で内直管と外直管との離間を確保しながら曲げ加工を施すことで、相互の離間が確実に確保された曲がり形状の内管と外管を形成することができる。また、排気流入管、排気流出管を溶接する前に曲げ加工を施すことができるので、曲げ加工を施す箇所を柔軟に設定することができ、例えば排気流入管、排気流出管の溶接を行う箇所により近い位置での曲げ加工も、特殊な曲げ加工装置を使わずとも容易に行うことができる。
これによれば、冷却水導入管、冷却水導出管を溶接する前に曲げ加工を施すことができるので、中間品の構造を単純化して曲げ加工の容易性を確保することができる。
本実施形態のEGRクーラー1は、図1〜図4に示すように、内部が中空で、曲がり形状で形成され、一方の開口端を冷却水の給水側、他方の開口端を冷却水の排水側に接続される内管2と、内管2に略倣うように曲がり形状で形成され、内管2の外周に設けられる外管3を有する。本例の内管2、外管3はそれぞれ略円筒形で、外管3の内径が内管2の外径よりも大きくなっており、外管3は内管2と略同心円状に設けられる。
本明細書開示の発明は、各発明や実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものを含むものである。そして、下記変形例も包含する。
Claims (4)
- 曲がり形状で形成され、一方の開口端を冷却水の給水側、他方の開口端を冷却水の排水側に連通される内管と、
曲がり形状で形成され、両端の縮径部でそれぞれ前記内管の外周面に溶接され、溶接部の間で前記内管と離間するように設置される外管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の一方の端部近傍に形成された排気流入穴と連通し、前記外管の前記排気流入穴の周縁と溶接して固定されている排気流入管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の他方の端部近傍に形成された排気流出穴と連通し、前記外管の前記排気流出穴の周縁と溶接して固定されている排気流出管とを備え、
冷却水が流れる前記内管の内部が中空になっており、
前記外管の一方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導入管が前記内管と非接触で嵌め込まれて、前記外管と溶接されていると共に、
前記外管の他方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導出管が前記内管と非接触で嵌め込まれて、前記外管と溶接されていることを特徴とするEGRクーラー。 - 曲がり形状で形成され、一方の開口端を冷却水の給水側、他方の開口端を冷却水の排水側に連通される内管と、
曲がり形状で形成され、両端の縮径部でそれぞれ前記内管の外周面に溶接され、溶接部の間で前記内管と離間するように設置される外管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の一方の端部近傍に形成された排気流入穴と連通し、前記外管の前記排気流入穴の周縁と溶接して固定されている排気流入管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の他方の端部近傍に形成された排気流出穴と連通し、前記外管の前記排気流出穴の周縁と溶接して固定されている排気流出管とを備え、
冷却水が流れる前記内管の内部が中空になっているEGRクーラーの製造方法であって、
前記外管の母材である外直管の両端部を縮径加工する第1工程と、
前記内管の母材である内直管を前記外直管の内側に挿入し、縮径部の間に形成される前記内直管と前記外直管との間の空間に充填材を充填するようにして、前記縮径部において前記内直管と前記外直管を溶接する第2工程と、
前記充填材で前記内直管と前記外直管との離間を確保しながら、溶接した前記内直管と前記外直管に曲げ加工を施して、曲がり形状の前記内管と前記外管を形成する第3工程と、
前記外管に前記排気流入穴と前記排気流出穴を形成し、前記排気流入穴と前記排気流出穴から前記充填材を排出する第4工程と、
前記外管の前記排気流入穴の周縁に前記排気流入管、前記外管の前記排気流出穴の周縁に前記排気流出管をそれぞれ溶接する第5工程と
を備えることを特徴とするEGRクーラーの製造方法。 - 曲がり形状で形成され、一方の開口端を冷却水の給水側、他方の開口端を冷却水の排水側に連通される内管と、
曲がり形状で形成され、両端の縮径部でそれぞれ前記内管の外周面に溶接され、溶接部の間で前記内管と離間するように設置される外管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の一方の端部近傍に形成された排気流入穴と連通し、前記外管の前記排気流入穴の周縁と溶接して固定されている排気流入管と、
前記離間による空間の開口となるように前記外管の他方の端部近傍に形成された排気流出穴と連通し、前記外管の前記排気流出穴の周縁と溶接して固定されている排気流出管とを備え、
冷却水が流れる前記内管の内部が中空になっており、
前記外管の一方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導入管が前記内管と非接触で嵌め込まれて、前記外管と溶接されていると共に、
前記外管の他方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導出管が前記内管と非接触で嵌め込まれて、前記外管と溶接されているEGRクーラーの製造方法であって、
前記外管の母材である外直管の両端部を縮径加工する第1工程と、
前記内管の母材である内直管を前記外直管の内側に挿入し、縮径部の間に形成される前記内直管と前記外直管との間の空間に充填材を充填するようにして、前記縮径部において前記内直管と前記外直管を溶接する第2工程と、
前記充填材で前記内直管と前記外直管との離間を確保しながら、溶接した前記内直管と前記外直管に曲げ加工を施して、曲がり形状の前記内管と前記外管を形成する第3工程と、
前記外管に前記排気流入穴と前記排気流出穴を形成し、前記排気流入穴と前記排気流出穴から前記充填材を排出する第4工程と、
前記外管の前記排気流入穴の周縁に前記排気流入管、前記外管の前記排気流出穴の周縁に前記排気流出管をそれぞれ溶接する第5工程と
を備えることを特徴とするEGRクーラーの製造方法。 - 前記第5工程において、前記外管の一方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導入管を前記内管と非接触で嵌め込んで前記外管と溶接すると共に、前記外管の他方の端部の前記縮径部の先端寄りに、冷却水導出管を前記内管と非接触で嵌め込んで前記外管と溶接することを特徴とする請求項2又は3記載のEGRクーラーの製造方法。
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