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JP6360460B2 - リッド支持構造 - Google Patents

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    • B62J17/02Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for shielding only the rider's front

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Description

本発明は、リッド支持構造に関する。
従来、車両において、カバーに設けたリッドを取り外すことにより、メンテンスや車載工具の取り出し等を可能にした構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、メンテリッド(リッド)は、メンテリッドの一端に設けた係止片をカバー側の係止孔に係合するとともに、メンテリッドの他端をビスで固定することで支持されている。
特開平5−254472号公報
しかし、上記従来のリッド支持構造では、ビス等の支持部材が、外側に露出し、意匠性に影響している。このため、ビス等の支持部材は用いないことが望まれる。また、ビス等を用いずに、リッドを嵌め込むようにして支持させる場合、ビス等が露出せずに意匠性の向上を図ることができるが、リッドの取り外しが困難となる。また、リッドの取り外しを容易にするために、リッドに取っ手を設けることが考えられるが、取っ手がリッドの凹凸として外側に露出し、意匠性に影響が出てしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、リッド支持構造において、意匠性及びリッドの取り外し性を向上できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、車体カバー(29)と、当該車体カバー(29)に設けられた凹部(60)を覆う着脱可能なリッド(48)とを備えるリッド支持構造であって、前記リッド(48)は、前記凹部(60)の一端部から所定距離(L)内側に入った位置の支持部(70,71)で支持されるとともに、前記凹部(60)の他端部の係止部(72)に支持され、前記支持部(70,71)と前記凹部(60)の前記一端部との間において、前記リッド(48)と前記凹部(60)との間に空間(S)が設けられ、前記リッド(48)は、前記一端部では、前記リッド(48)の縁に沿うカバー(26)の縁の裏面に前記凹部(60)の内側から重なっていることを特徴とする。
また、上記発明において、前記リッド(48)は、前記他端部では、前記カバー(26)の縁の表面に前記凹部(60)の外側から重なっていても良い。
また、上記発明において、前記リッド(48)は、前記一端部では、前記カバー(26)の縁の前記裏面に表面が当接していても良い。
また、本発明は、前記係止部(72)は、前記リッド(48)の下縁(78)に対応する位置に設けられることを特徴とする。
また、本発明は、前記車体カバーは、乗員の脚の前方に位置するレッグシールド(29)であり、前記凹部(60)には、車両のロック状態を解除するための緊急用のキーシリンダー(41c)が収納されていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記レッグシールド(29)を支持するレッグシールド支持部(51)が、前記リッド(48)で覆われることを特徴とする。
本発明に係るリッド支持構造では、リッドは、凹部の一端部から所定距離内側に入った位置の支持部で支持されるとともに、凹部の他端部の係止部に支持され、支持部と凹部の一端部との間において、リッドと凹部との間に空間が設けられている。これにより、リッドの一端部をリッドと凹部との間の空間に押すと、一端部は空間側に移動し、リッドの他端部は浮き上がり、他端部の係止部による支持が解除される。このため、ビスや取っ手等を用いずに、リッドの一端部を押すことでリッドを容易に取り外すことができ、意匠性及びリッドの取り外し性を向上できる。
また、係止部は、リッドの下縁に対応する位置に設けられるため、係止部に係止される部分が外側から視認され難くなり、意匠性が向上する。
また、車体カバーは、乗員の脚の前方に位置するレッグシールドであり、凹部には、車両のロック状態を解除するための緊急用のキーシリンダーが収納されている。このため、緊急時に取り外されるレッグシールドのリッドの意匠性及び取り外し性を向上できる。
さらに、レッグシールドを支持するレッグシールド支持部が、リッドで覆われるため、レッグシールド支持部をリッドで隠して意匠性を向上できる。
本発明の実施の形態に係るリッド支持構造を備えた自動二輪車の右側面図である。 自動二輪車の前部を運転者側の後方から見た図である。 上部センターカバーの平面図である。 リッドを取り外した状態で自動二輪車の前部を後方から見た図である。 リッドを取り外した状態における自動二輪車の前部の右側面図である。 インナーカバーの平面図である。 リッドを後方から見た図である。 リッドの右側面図である。 図2のIX−IX断面図である。 図2のX−X断面図である。 図2のXI−XI断面図である。 リッドを取り外してキーシリンダーを操作する状態を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の実施の形態に係るリッド支持構造を備えた自動二輪車1の右側面図である。
自動二輪車1は、シート10に着座した乗員が足を載せる低床のステップフロア11を有するスクータ型の鞍乗り型車両である。自動二輪車1は、車体フレーム12の前方に前輪2を有し、駆動輪である後輪3は、車両後部に配置されるユニットスイングエンジン13に軸支されている。
車体フレーム12は、前端に設けられるヘッドパイプ14と、このヘッドパイプ14から下方に延びた後、後方に延びるメインフレーム15と、メインフレーム15の後端から後上がりに車体後端部まで延びるシートフレーム(不図示)とを備える。メインフレーム15は、ヘッドパイプ14の後面から後下がりに延びるダウンフレーム部15aと、ダウンフレーム部15aの下端から後方に延びるアンダーフレーム部15bとを備える。
ヘッドパイプ14にはステアリングシャフト16が軸支され、左右一対のフロントフォーク17は、ステアリングシャフト16の下端に設けられるブリッジ18に支持される。乗員が操作するハンドル19は、ステアリングシャフト16の上端に設けられる。前輪2は、フロントフォーク17の下端部に支持される。
ユニットスイングエンジン13は、エンジン20とベルト式の無段変速機構が収容された伝動ケース(不図示)とが一体化されたユニットスイング式であり、後輪3は伝動ケースの後端部に軸支される。ユニットスイングエンジン13は、その前部に設けられるピボット軸21を介して、メインフレーム15の後部に連結されており、ピボット軸21を中心にして上下に揺動自在である。すなわち、ユニットスイングエンジン13は、後輪3を支持するスイングアームとしての機能も有している。
ユニットスイングエンジン13の後部と車体フレーム12の後部との間には、リヤサスペンション22がかけ渡される。
エンジン20の排気管23は、シリンダヘッド(不図示)から引き出されて後方に延び、後輪3の外側方のマフラー24に接続される。
エンジン20の上方には、ヘルメット等の物品を収納可能な収納ボックス25が設けられ、収納ボックス25は、上記シートフレームに支持される。
収納ボックス25は、上面が開口した箱状に形成されており、この開口は、シート10によって塞がれる。シート10は、前端部のヒンジ部25aを介し、収納ボックス25の前端部に連結されている。収納ボックス25は、シート10がヒンジ部25aを中心に回動されることで開閉される。シート10は、収納ボックス25の後部に設けられたシートロック機構(不図示)によって、収納ボックス25を閉じる閉状態にロック(施錠)される。
シート10は、運転者(乗員)が着座する前側シート10aと、同乗者が着座する後側シート10bとを一体に備える。
自動二輪車1は、車体フレーム12等を覆う樹脂製のカバー26を備える。カバー26は、ハンドル19の中央部を覆う上部カバー27と、ヘッドパイプ14を前方から覆うフロントカバー28と、ヘッドパイプ14を後方から覆うとともに、前側シート10aの運転者の脚を前方から覆うレッグシールド29(車体カバー)と、ステップフロア11と、メインフレーム15を下方から覆うアンダーカバー30と、収納ボックス25を側方から覆うリアカバー31とを備える。また、自動二輪車1は、前輪2を上方から覆うフロントフェンダー32と、後輪3を上方から覆うリアフェンダー33とを備える。
図2は、自動二輪車1の前部を運転者側の後方から見た図である。
自動二輪車1は、機械的な鍵による操作無しにエンジン20の始動や収納ボックス25の施錠及び解錠を可能とするスマートキーシステム40を備える。
スマートキーシステム40は、ID(識別符号)を有しこのIDを無線等の通信で送信する携帯キー(不図示)と、受信した携帯キーのIDを認証するロックモジュール41と、ロックモジュール41からの信号を受けて作動するアクチュエータ(不図示)と、前記シートロック機構と、シートロック機構と前記アクチュエータとを接続する操作ケーブル(不図示)とを備える。
ロックモジュール41は、自動二輪車1のエンジン20や電装品を制御するECU(不図示)に接続されている。ロックモジュール41は、メインスイッチノブ41aと、シート解錠ボタン41bとを備える。ロックモジュール41は、レッグシールド29の内側に埋め込まれるようにして設けられており、メインスイッチノブ41a及びシート解錠ボタン41bは、レッグシールド29の上部に設けられた開口29aから後方へ露出する。
前記ECU、ロックモジュール41及び前記アクチュエータは、自動二輪車1に搭載されたバッテリ(不図示)の電力により駆動される。このバッテリは、例えば、収納ボックス25を開けた状態で収納ボックス25内からアクセス可能に収納ボックス25近傍に配置される。
ロックモジュール41は、前記携帯キーから受信したIDが正当なものであると認証した場合にのみ、メインスイッチノブ41aを解錠する。解錠されたメインスイッチノブ41aが乗員によって操作されると、エンジン20が始動される。
また、ロックモジュール41は、シート解錠ボタン41bが操作されると、前記携帯キーとの間でIDの認証を行い、IDが正当なものであると認証した場合にのみ、前記アクチュエータを駆動し、前記操作ケーブルを介して前記シートロック機構を解錠する。
すなわち、乗員は、携帯している前記携帯キーのIDがロックモジュール41に認証されれば、機械的な鍵による操作無しに、エンジン20の始動や収納ボックス25の施錠及び解錠をできる。このため、自動二輪車1はセキュリティ性能及び使い勝手が良い。
図1及び図2に示すように、フロントカバー28は、ヘッドパイプ14及びダウンフレーム部15aの左右の側方を上下に延びる上下延在部28a,28a(左側の上下延在部は不図示)を左右一対備える。上下延在部28a,28aは、ヘッドパイプ14の上端近傍からダウンフレーム部15aの下端近傍まで延びるとともに、前輪2の後方に位置する。
また、フロントカバー28は、上下延在部28a,28aの車幅方向の外縁28b,28bから後方且つ車幅方向内側へ傾斜して延びる側部後壁28c,28cを左右一対備える。側部後壁28c,28cは、フロントカバー28の上下の略全体に亘って連続して形成されている。
レッグシールド29は、ヘッドパイプ14を後方から覆う上部センターカバー45と、ダウンフレーム部15aを後方から覆うインナーカバー46と、上部センターカバー45の左(一側)側方でインナーカバー46の左上部を覆う収納部カバー47と、上部センターカバー45の右(他側)側方でインナーカバー46の右上部を覆うリッド48とを備える。
図3は、上部センターカバー45の平面図である。
上部センターカバー45は、後方視では、下方に向けて先細りとなる略三角形状の板状に形成されており、左右の側縁45a,45aの間隔は、下端側ほど小さくなる。右の側縁45aは、リッド48が係止される切り欠き部45bを備える。
上部センターカバー45は、上縁から前上方に延びてフロントカバー28の上部に連結される上縁連結部49を複数備える。また、上部センターカバー45は、上部センターカバー45の内側面において側縁45a,45aの近傍に設けられてインナーカバー46に連結される連結部50を複数備える。
上部センターカバー45は、右側の側縁45aの上部から車幅方向外側に突出する側部連結部51(レッグシールド支持部)を備える。また、メインスイッチノブ41a及びシート解錠ボタン41bを臨ませる開口29aは、側部連結部51の近傍に形成され、上部センターカバー45の上部の右側部に位置する。
図4は、リッド48を取り外した状態で自動二輪車1の前部を後方から見た図である。図5は、リッド48を取り外した状態における自動二輪車1の前部の右側面図である。図6は、インナーカバー46の平面図である。
図4〜図6に示すように、インナーカバー46は、上部センターカバー45の下端に連続してステップフロア11側まで下方に延びる下側カバー部55と、下側カバー部55の上部の左右の側部から上方に延びる左右一対の上側側部カバー部56,57と、上側側部カバー部56,57の下部の間を左右に繋ぐ上側中央カバー部58とを備える。
上側側部カバー部56,57は、上部センターカバー45と側部後壁28c,28cとの間を覆う。上側側部カバー部56,57の上端は、上部センターカバー45の上縁近傍まで延びる。
上側側部カバー部56,57の車幅方向の内縁部56a,57aは、後方視では、上部センターカバー45の側縁45a,45aに裏側から重なる。また、上側側部カバー部56,57の車幅方向の外縁部56b,57bは、後方視では、フロントカバー28の側部後壁28c,28cの内縁部28d,28dに裏側から重なる。
上側側部カバー部56,57は、前方側、すなわちレッグシールド29の内部側に窪む凹部59,60を上部に備える。
左側の上側側部カバー部56の凹部59は、収納部カバー47によって覆われる。右側の上側側部カバー部57の凹部60は、リッド48によって覆われる。
凹部59は、前方に膨出するととともに後面が開放した箱状の収納部61を備える。収納部61には小物を収納可能である。収納部61の開放部は、開閉可能に設けられる収納部カバー47によって覆われる。
上側側部カバー部56,57は、上部センターカバー45の裏側に延びる延出部を上部にそれぞれ備え、これら延出部には、上部センターカバー45(図3)の上側の連結部50,50が連結される係合部62,62が設けられる。また、上側中央カバー部58は、上部センターカバー45の下側の連結部50,50が連結される係合部63,63を側部に備える。
インナーカバー46は、側部後壁28c,28cに連結される連結部64を左右の側縁部に複数備える。
右側の凹部60の上端部には、上部センターカバー45の側部連結部51(図3)が連結される上端連結部65が設けられる。図5に示すように、側部連結部51は、側部連結部51に挿通されるボルト51aによって上端連結部65に締結固定される。側部連結部51は、レッグシールド29の一部を構成する上部センターカバー45をインナーカバー46に支持させるレッグシールド支持部である。
凹部60は、フロントカバー28の前面部の裏面に略面するように設けられる前壁部66と、前壁部66の下縁から後方に延びて凹部60の下面を構成する下壁部67と、前壁部66の車幅方向の内縁と上部センターカバー45の側縁45aとを繋ぐように前後に延びる内側側壁68と、前壁部66の車幅方向の外縁と側部後壁28cの内縁部28dとを繋ぐように前後に延びる外側側壁69とを備える。
凹部60は、後方視では、上端側ほど先細る略三角形状に形成されており、内側側壁68と外側側壁69とは、上端側ほど互いの間隔が小さくなり、上端で交わる。
凹部60の前壁部66には、リッド48を支持する上側支持孔部70(支持部)及び下側支持孔部71(支持部)が設けられている。また、凹部60の前壁部66の下端部には、リッド48を係止する係止孔72(係止部)が設けられている。
上側支持孔部70は、凹部60の上端部に設けられており、外側側壁69から所定距離Lだけ車幅方向の内側に入った位置に位置する。下側支持孔部71は、凹部60の上下の中間部に設けられており、外側側壁69から所定距離Lだけ車幅方向の内側に入った位置に位置する。上側支持孔部70及び下側支持孔部71の所定距離Lは、略同一である。
係止孔72は、凹部60の下壁部67における車幅方向内側の端部の側に寄せて配置されている。
上側支持孔部70及び下側支持孔部71は、凹部60の上部で外側側壁69側に寄せて配置され、係止孔72は、凹部60の下端部で内側側壁68側に寄せて配置されている。すなわち、上側支持孔部70及び下側支持孔部71は、凹部60の上部且つ外側側壁69側の一端部に配置され、係止孔72は、凹部60の下端部且つ内側側壁68側の他端部に配置されている。
また、前壁部66は、図5に側面視で示すように、上下の中間部から上端までの部分が後上がりに傾斜して設けられており、上側支持孔部70は、下側支持孔部71の上方且つ後方に位置する。
図5に示すように、凹部60の内側側壁68は、その上部を切り欠くようにして設けられた開口73を備える。開口73は、ロックモジュール41の外側方に形成されており、ロックモジュール41の外側面の一部は、開口73から凹部60内に露出する。
図7は、リッド48を後方から見た図である。図8は、リッド48の右側面図である。図9は、図2のIX−IX断面図である。図10は、図2のX−X断面図である。なお、図9及び図10では、レッグシールド29の内側に設けられるケーブル等の部品は不図示である。
図7〜図10を参照し、リッド48は、凹部60の形状に合わせて形成された板部材であり、後面視で略三角形状に形成されて凹部60及び開口73を塞ぐ板状のリッド本体75を備える。
リッド本体75は、フロントカバー28の側部後壁28cの内縁部28dに沿うリッド外縁部76と、上部センターカバー45の側縁45aに沿うリッド内縁部77と、凹部60の下壁部67の後縁に沿うリッド下縁部78とを備える。
リッド48は、リッド本体75の裏面に立設されて凹部60内に突出する上側支持凸部80及び下側支持凸部81と、リッド下縁部78に立設されて凹部60側に突出する係止片82(図7)と、リッド内縁部77に立設されて凹部60側に突出する側部係止片83とを備える。
上側支持凸部80は、凹部60の上側支持孔部70に係合する凸部であり、リッド本体75の上端部に設けられる。下側支持凸部81は、凹部60の下側支持孔部71に係合する凸部であり、リッド本体75の上下の中間部でリッド外縁部76側に寄せて設けられる。
上側支持凸部80及び下側支持凸部81は、リッド本体75の裏面に設けられる台部80a,81aと、台部80a,81aの先端面に設けられる突起部80b,81bとを備える。詳細には、突起部80b,81bは、台部80a,81aの先端面に一体に形成される突起支持片84と、突起支持片84を外側から覆うように取り付けられる突起85とをそれぞれ備えて構成される。突起85は、軸状部85aと、軸状部85aよりも大径の基端部からその先端側にかけて先細る先細り部85bとを備える。
図10に示すように、ロックモジュール41は、ヘッドパイプ14に設けられたステー14aを介してヘッドパイプ14の右側方に設けられる。ロックモジュール41は、駐車時にステアリングシャフト16の回動を規制するハンドルロック機能を備えている。
ロックモジュール41は、収納ボックス25の施錠を強制的に解除する緊急用のキーシリンダー41cを右側部(外側部)に備える。キーシリンダー41cは、凹部60の開口73を介して凹部60内に露出する。キーシリンダー41cには、キーシリンダー41cを操作するための専用の解除キー86(図12)が係合される。キーシリンダー41cは、前記操作ケーブルを操作可能に前記操作ケーブルに接続されている。
図11は、図2のXI−XI断面図である。なお、図11では、レッグシールド29の内側に設けられるケーブル等の部品は不図示である。
リッド48の係止片82は、上下に延びるリッド本体75に対して略直角に屈曲して凹部60の前壁部66側に延びる板状の腕部82aと、腕部82aの先端から下壁部67側へ突出する爪部82bとを備える。
係止片82が係止される凹部60の係止孔72は、前壁部66の下縁と下壁部67の前縁とが略直角に交わる角部に形成された開口部であり、前壁部66及び下壁部67に亘って設けられている。
図9及び図10に示すように、凹部60の外側側壁69の端は、側部後壁28cの裏面に当接することで側部後壁28cに連続する。詳細には、外側側壁69の端は、側部後壁28cの内縁部28dよりもフロントカバー28の内側に入り込んでおり、内縁部28dは、外側側壁69よりも凹部60内に突出している。
リッド48は、上側支持凸部80及び下側支持凸部81が、上側支持孔部70及び下側支持孔部71にそれぞれ差し込まれて係合されるとともに、係止片82及び側部係止片83が係止孔72及び切り欠き部45bにそれぞれ差し込まれて係止されることで、凹部60に取り付けられる。
上側支持凸部80及び下側支持凸部81は、先細り部85b,85bが上側支持孔部70及び下側支持孔部71に差し込まれ、軸状部85a,85aが上側支持孔部70及び下側支持孔部71に嵌合することで固定される。
図11に示すように、係止片82は、爪部82bが係止孔72の後縁72aに引っ掛かることで係止される。
図9及び図10に示すように、リッド48が取り付けられた状態では、リッド外縁部76は、その表面が側部後壁28cの内縁部28dの裏面に当接し、リッド内縁部77(図10)は、その裏面が上部センターカバー45の側縁45aの表面に当接する。
また、リッド外縁部76と、前壁部66においてリッド外縁部76に対向する部分と、の間には、凹部60の深さ方向、すなわちリッド48の板厚方向に延びる空間Sが形成されている。本実施の形態では、空間Sの前後の深さは、リッド外縁部76の板厚よりも大きく設定されている。このように、リッド外縁部76が内縁部28dの裏面に当接するとともにリッド外縁部76と凹部60との間には空間Sが設けられているため、リッド外縁部76は、空間S側に移動可能である。すなわち、空間Sは、リッド外縁部76を凹部60の深さ方向に押し込み可能な空間である。
ここで、リッド48を取り外す場合の手順を説明する。
まず、図11に示すように、腕部82aと下壁部67との間の隙間に棒部材Tを差し込み、棒部材Tで腕部82aを上方に弾性変形させることで、爪部82bによる係止が解除される。棒部材Tとしては、例えば、後述の解除キー86(図12)の柄の部分を用いることができる。
次いで、リッド48のリッド外縁部76近傍を後方から押圧すると、リッド48は、図9及び図10に仮想線で示すように、突起部80b,81bを回動中心とするシーソーのように動き、一端側のリッド外縁部76は空間S内の奥に入り込み、他端側のリッド内縁部77は、側縁45aから後方へ離れる。これにより、係止片82を含むリッド48の他端部が後方側に浮くため、この浮いた部分を把持して後方へ引っ張ることで、上側支持凸部80及び下側支持凸部81による係合を解除して、リッド48を取り外すことができる。
また、側部係止片83による係止は弱い係止であるため、リッド48が後方側に浮く際に係止が解除される。なお、側部係止片83を設けない構成としても良い。
詳細には、リッド48において上側支持孔部70と下側支持孔部71とを繋ぐ仮想の直線I(図2)よりもリッド外縁部76側の部分は、リッド48を空間S側に押圧するための押圧操作部87として利用できる。また、係止孔72は、上側支持孔部70及び下側支持孔部71の配設位置(仮想の直線I)を境に、押圧操作部87の反対側に設けられる。
本実施の形態では、上側支持孔部70、下側支持孔部71及び係止孔72に、リッド48の上側支持凸部80、下側支持凸部81及び係止片82を差し込むだけでリッド48を支持させることができ、ビス等の支持部材をリッド48の表面側に設ける必要がない。このため、リッド48の外観をすっきりとさせることができ、リッド48の意匠性(外観性)を向上できる。また、リッド48の一端側の押圧操作部87を押圧することで、リッド48の他端側を浮かせることができ、浮かせた部分を把持してリッド48を取り外すことができる。これにより、リッド48を把持するための取っ手等をリッド48の表面に設ける必要がなく、リッド48の外観をすっきりとさせることができる。このため、リッド48の意匠性及びリッド48の取り外し性を向上できる。
また、リッド外縁部76は表面が内縁部28dの裏面に当接するとともに、リッド内縁部77は裏面が上部センターカバー45の側縁45aの表面に当接するため、リッド48の一端側の押圧操作部87を空間Sに押し込み可能な構成としながら、リッド48とフロントカバー28及び上部センターカバー45とを隙間無く連続的に繋ぐことができ、凹部60への異物等の侵入を抑制できるとともに、意匠性が向上する。
また、側部連結部51及びボルト51aが凹部60に設けられ、リッド48によって覆われて隠れるため、側部連結部51及びボルト51aが外側から視認されず、外観性が良い。
また、係止孔72がリッド48のリッド下縁部78に対応する位置に設けられるため、係止孔72に係止される係止片82の位置が低くなる。これにより、運転者側から係止片82が視認され難いため、意匠性が良い。
図12は、リッド48を取り外してキーシリンダー41cを操作する状態を示す図である。
自動二輪車1の前記バッテリや前記携帯キーのバッテリが上がる等の理由により、ロックモジュール41及び前記アクチュエータを介して収納ボックス25を開くことができない緊急時には、解除キー86を使用することができる。この場合、リッド48を取り外してキーシリンダー41cを外側に露出させ、凹部60を通して解除キー86をキーシリンダー41cに差し込むことで、キーシリンダー41cを操作することができる。キーシリンダー41cの操作により、前記操作ケーブルを介して前記シートロック機構が解除され、収納ボックス25が開かれる。
また、前記バッテリが上がってしまった場合、キーシリンダー41cの操作により収納ボックス25を開き、収納ボックス25内から前記バッテリにアクセスして充電することができる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、リッド支持構造は、車体カバーとしてのレッグシールド29と、レッグシールド29に設けられた凹部60を覆う着脱可能なリッド48とを備え、リッド48は、凹部60の一端部から所定距離L内側に入った位置の上側支持孔部70及び下側支持孔部71で支持されるとともに、凹部60の他端部の係止孔72に支持され、上側支持孔部70及び下側支持孔部71と凹部60の一端部との間において、リッド48と凹部60との間に空間Sが設けられている。これにより、リッド48の一端部を空間Sに押すと、一端部は空間S側に移動し、リッド48の他端部は浮き上がり、他端部の係止孔72による支持が解除される。このため、ビスや取っ手等を用いずにリッド48を支持できるとともに、リッド48の一端部を押すことでリッド48を容易に取り外すことができ、意匠性及びリッド48の取り外し性を向上できる。
また、係止孔72は、リッド48のリッド下縁部78に対応する位置に設けられるため、係止孔72に係止される係止片82の位置が低くなり、係止片82が視認され難くなる。このため、意匠性が良い。
また、車体カバーは、乗員の脚の前方に位置するレッグシールド29であり、凹部60には、自動二輪車1の収納ボックス25のロック状態を解除するための緊急用のキーシリンダー41cが収納されている。このため、緊急時に取り外されるレッグシールド29のリッド48の意匠性及び取り外し性を向上できる。
さらに、レッグシールド29を支持する側部連結部51が、リッド48で覆われるため、側部連結部51をリッド48で隠して意匠性を向上できる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、車体カバーの凹部として凹部60を例に挙げて説明したが、凹部は、リッド48の内側に設けられる空間を有するものであれば良く、凹部は、リッド48の内側に空間を形成する開口も含む概念である。
また、上記実施の形態では、リッドとして、レッグシールド29に設けられた凹部60を覆うリッド48を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、リッドは、車体カバーの凹部を覆うものであればどのようなものであっても良い。
また、上記実施の形態では、棒部材Tで係止片82による係止を解除してから押圧操作部87を押圧するものとして説明したが本発明はこれに限定されるものではない。例えば、係止片82による係止力を弱く設定し、押圧操作部87を押圧することで係止片82による係止が解除される構成としても良い。
29 レッグシールド(車体カバー)
41c キーシリンダー
48 リッド
51 側部連結部(レッグシールド支持部)
60 凹部
70 上側支持孔部(支持部)
71 下側支持孔部(支持部)
72 係止孔(係止部)
78 リッド下縁部(リッドの下縁)
L 所定距離
S 空間

Claims (6)

  1. 車体カバー(29)と、当該車体カバー(29)に設けられた凹部(60)を覆う着脱可能なリッド(48)とを備えるリッド支持構造であって、
    前記リッド(48)は、前記凹部(60)の一端部から所定距離(L)内側に入った位置の支持部(70,71)で支持されるとともに、前記凹部(60)の他端部の係止部(72)に支持され、
    前記支持部(70,71)と前記凹部(60)の前記一端部との間において、前記リッド(48)と前記凹部(60)との間に空間(S)が設けられ
    前記リッド(48)は、前記一端部では、前記リッド(48)の縁に沿うカバー(26)の縁の裏面に前記凹部(60)の内側から重なっていることを特徴とするリッド支持構造。
  2. 前記リッド(48)は、前記他端部では、前記カバー(26)の縁の表面に前記凹部(60)の外側から重なることを特徴とする請求項1記載のリッド支持構造。
  3. 前記リッド(48)は、前記一端部では、前記カバー(26)の縁の前記裏面に表面が当接していることを特徴とする請求項1または2記載のリッド支持構造。
  4. 前記係止部(72)は、前記リッド(48)の下縁(78)に対応する位置に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のリッド支持構造。
  5. 前記車体カバーは、乗員の脚の前方に位置するレッグシールド(29)であり、前記凹部(60)には、車両のロック状態を解除するための緊急用のキーシリンダー(41c)が収納されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のリッド支持構造。
  6. 前記レッグシールド(29)を支持するレッグシールド支持部(51)が、前記リッド(48)で覆われることを特徴とする請求項記載のリッド支持構造。
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