JP6355102B2 - 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 - Google Patents
定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6355102B2 JP6355102B2 JP2014136182A JP2014136182A JP6355102B2 JP 6355102 B2 JP6355102 B2 JP 6355102B2 JP 2014136182 A JP2014136182 A JP 2014136182A JP 2014136182 A JP2014136182 A JP 2014136182A JP 6355102 B2 JP6355102 B2 JP 6355102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheel
- stop
- carriage
- constant force
- force device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B15/00—Escapements
- G04B15/10—Escapements with constant impulses for the regulating mechanism
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B1/00—Driving mechanisms
- G04B1/10—Driving mechanisms with mainspring
- G04B1/22—Compensation of changes in the motive power of the mainspring
- G04B1/225—Compensation of changes in the motive power of the mainspring with the aid of an interposed power-accumulator (secondary spring) which is always tensioned
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B15/00—Escapements
- G04B15/14—Component parts or constructional details, e.g. construction of the lever or the escape wheel
-
- G—PHYSICS
- G04—HOROLOGY
- G04B—MECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
- G04B17/00—Mechanisms for stabilising frequency
- G04B17/20—Compensation of mechanisms for stabilising frequency
- G04B17/28—Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
- G04B17/285—Tourbillons or carrousels
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
また、ストップ車とストッパとの最大離間距離を規制できる。このため、例えば入力部に急激な入力トルクがかかり、ストッパに向かってストップ車が急激に衝突した場合であっても、その衝突力を軽減できる。よって、ストッパやストップ車の損傷を防止できる。
(機械式時計)
次に、図1〜図11に基づいて、この発明の第1実施形態を説明する。
図1は、機械式時計1のムーブメント表側の平面図である。
同図に示すように、機械式時計1は、ムーブメント10と、このムーブメント10を収納する図示しないケーシングと、により構成されている。
地板11には、巻真案内穴11aが形成されており、ここに巻真12が回転自在に組み込まれている。この巻真12は、おしどり13、かんぬき14、かんぬきばね15および裏押さえ16を有する切換装置により、軸方向の位置が決められている。また、巻真12の案内軸部には、きち車17が回転自在に設けられている。
二番車25は、香箱車22に噛合う歯車とされている。三番車26は、二番車25に噛合う歯車とされている。四番車27は、三番車26に噛合う歯車とされている。五番車28は、四番車27に噛合う歯車とされている。そして、五番車28に、定力装置付トゥールビヨン30が噛合されている。
図2は、定力装置付トゥールビヨン30の斜視図、図3は、図2のA−A線に沿う断面図である。
図2、図3に示すように、定力装置付トゥールビヨン30は、上述した表輪列の回転を制御する機構である。また、定力装置付トゥールビヨン30は、後述のてんぷ101の向きによる重力の影響を低減し、てんぷ101の動作の乱れを抑制する、いわゆるトゥールビヨン機構を有している。また、定力装置付トゥールビヨン30は、後述のがんぎ車111に伝えられる回転トルクの変動を抑制するため定力装置3を備えている。
定力装置付トゥールビヨン30は、地板11の表側に取り付けられた固定車受29における地板11側に固定されている固定車31と、地板11の裏側に取り付けられ、固定車受29(図3参照)と対向配置されたキャリッジ受32との間に回転自在に支持されている外キャリッジ(入力部)33と、この外キャリッジ33の内側に、外キャリッジ33に対して回転自在に支持されている内キャリッジ(出力部)34と、を備えている。
図4は、外キャリッジ33を固定車受29側からみた斜視図、図5は、外キャリッジ33をキャリッジ受32側からみた斜視図である。
図2〜図5に示すように、外キャリッジ33は、固定車受29側に配置された略円板状の第1外キャリッジ軸受部35と、キャリッジ受32側に配置された略円板状の第2外キャリッジ軸受部36と、を有している。これら第1外キャリッジ軸受部35および第2外キャリッジ軸受部36は、固定車31と同軸上に配置されている。
第1外回転体37は、第1外キャリッジ軸受部35の形状に対応するように、略円板状に形成されたベース部37aと、ベース部37aの径方向略中央から固定車受29側に向かって突出するほぞ部37bとが一体成形されたものである。そして、第1外キャリッジ軸受部35にベース部37aがねじ38によって締結固定されている。また、固定車31の穴石31bにほぞ部37bが挿通されることにより、固定車31に第1外回転体37が回転自在に支持される。
第2外回転体39は、第2外キャリッジ軸受部36の形状に対応するように、略円板状に形成されたベース部39aと、ベース部39aの径方向略中央からキャリッジ受32側に向かって突出するほぞ部39bとが一体成形されたものである。このほぞ部39bが、キャリッジ受32の穴石32aに回転自在に支持されている。また、第2外キャリッジ軸受部36に、ベース部39aがねじ40によって締結固定されている。
また、外歯歯車部41と第1外キャリッジ軸受部35は、互いに3つの第1アーム部42により連結されている。3つの第1アーム部42は径方向に沿って延び、周方向に等間隔に配置されている。
一方、第2外キャリッジ軸受部36の外周部には、径方向外側に向かって延出する3つの第2アーム部43が一体成形されている。これら第2アーム部43は、第1外キャリッジ軸受部35側の第1アーム部42に対応するように、周方向に等間隔に配置されている。
また、支持バー48は、第1アーム部42と連結するように一体成形されている。支持バー48には、ストップ車軸受ユニット50、およびこのストップ車軸受ユニット50に回転自在に支持されるストップ車70が設けられている。
ここで、ストップ車軸受ユニット50およびストップ車70は定力装置3を構成するものである。定力装置3は、ストップ車軸受ユニット50およびストップ車70の他に、後述の定力ばね68およびストッパ96を有している。
ここで、ねじ座63aおよび取付ステー63の先端部には、それぞれ嵩上部63bが形成されており、軸受座61および取付ステー63と、支持バー48との間に、隙間S1が形成されるようになっている。この隙間S1に、ストップ車70を構成するストップ歯車72が介在される。
同図に示すように、ストップ歯車72は、例えば金属材料や単結晶シリコン等の結晶方位を有する材料等により形成された部材あって、電鋳加工や、フォトリソグラフィ技術のような光学的な手法を取り入れたLIGA(Lithographie Galvanoformung Abformung)プロセス、DRIE(Deep Reactive Ion Etching)、MIM(Metal Injection Molding)等により形成されている。
このような構成のもと、鉤部76の前側の側辺76bには、内キャリッジ34に設けられた後述のストッパ96が係合・解除されるようになっている。
定力ばね68は、外キャリッジ33に対して内キャリッジ34に回転力を付与するためのものであって、渦巻状に形成されている。定力ばね68の内端部は、ひげ玉69を介して内キャリッジ34に固定されている。
図7は、内キャリッジ34を固定車受29側からみた斜視図、図8は、内キャリッジ34をキャリッジ受32側からみた斜視図である。
図2、図3、図7、図8に示すように、内キャリッジ34は、固定車受29側に配置された略円板状の第1内キャリッジ軸受部81と、キャリッジ受32側に配置された略円板状の第2内キャリッジ軸受部82と、を有している。これら第1内キャリッジ軸受部81および第2内キャリッジ軸受部82は、外キャリッジ33の第1外キャリッジ軸受部35および第2外キャリッジ軸受部36と同軸上に配置されている。
また、軸部83bに、定力ばね68のひげ玉69が固定される。これにより、外キャリッジ33に対して内キャリッジ34に定力ばね68の付勢力が作用する。すなわち、外キャリッジ33に対し、定力ばね68によって内キャリッジ34に回転力が付与される。
支持バー95には、ストッパ96が設けられている。ストッパ96は、内キャリッジ34や外キャリッジ33に設けられたストップ車70の回転運動に伴って、ストップ車70の鉤部76に対して係合・解除するものである(詳細は後述する)。
図7〜図9に示すように、脱進機構軸受ユニット130は、支持バー95上に一体成形されたリング状の軸体挿入部131、および略円板状の軸受座132と、支持バー95の固定車受29側に取り付けられている軸受部133と、支持バー95のキャリッジ受32側に取り付けられている脱進機構押え134と、により構成されている。
図3、図8に示すように、てんぷ101は、第1内キャリッジ軸受部81の耐震軸受87aおよび第2内キャリッジ軸受部82の耐震軸受87bに回転自在に支持されるてん真103と、てん真103に取り付けられたてん輪104と、ひげぜんまい105と、を備え、ひげぜんまい105から伝えられた動力によって、一定の振動周期で正逆回転するようになっている。
図10は、脱進機構102の平面図である。
図3、図10に示すように、脱進機構102は、がんぎ車111と、このがんぎ車111を脱進させて規則正しく回転させるアンクル112と、を備えている。
がんぎ車111は、軸体113と、軸体113に外嵌固定されているがんぎ歯車部114と、を備えている。
がんぎ歯車部114は、軸体113に圧入される略円環状のハブ部116を有している。このハブ部116に形成されている貫通孔116aに、軸体113が圧入される。そして、支持バー95と脱進機構押え134との間の隙間S2に、ハブ部116が介在した状態になる。
また、リム部117の外周縁には、特殊な鉤型状に形成された複数(この実施形態では20個)の歯部119が径方向外側に向けて突出形成されている。これら歯部119の先端に、後述のアンクル112のつめ石125a,125bが係合・解除される。
アンクル真121は、支持バー95に設けられている穴石132bと、脱進機押え134に設けられている穴石144とにより回転自在に支持されている軸体である。
なお、アンクル体122を形成する電鋳金属としては、例えば、硬度が高いクロム、ニッケル、鉄、およびこれらを含む合金で構成することができる。
アンクルさお126の先端には、一対のクワガタ127と、一対のクワガタ127の間に配置された剣先128とが設けられている。そして、一対のクワガタ127の内側に、てんぷ101の振り石107が係脱されるアンクルハコ129が形成される。
次に、定力装置付トゥールビヨン30の動作について説明する。
まず、図8〜図10に基づいて、内キャリッジ34に搭載されているてんぷ101および脱進機構102の動作について説明する。てんぷ101は、振り石107を介してがんぎ車111の回転力を受け、この回転力とひげぜんまい105のばね力とにより自由振動する。てんぷ101が自由振動することにより、振り石107と係脱可能になっているアンクルハコ129を形成するアンクルさお126が、アンクル真121を中心にして左右に揺動する。
図11(a)〜図11(d)は、外キャリッジ33に設けられているストップ車70と、内キャリッジ34に設けられているストッパ96およびがんぎ車111の動作説明図である。
外キャリッジ33は、外歯歯車部41が五番車28に噛合されているので、香箱車22の回転力が表輪列を介して外キャリッジ33に伝達される。また、ストップ車70は、ストップかな部71cが固定車31の歯部31dに噛合されている。このため、外キャリッジ33が回転すると、ストップ車70は、ストップかな部71cの軸心回りに自転しつつ(図11(a)における時計回り方向、矢印Y2参照)、固定車31の周囲を公転する(図11(a)における時計回り方向、矢印Y3参照)。
内キャリッジ34は、外キャリッジ33に対して回転自在に支持されていると共に、定力ばね68を介して外キャリッジ33に連結されている。このため、外キャリッジ33に対し、内キャリッジ34が定力ばね68の付勢力を受けて回転する。また、がんぎ車111は、がんぎかな部115が固定車31の歯部31dに噛合されている。このため、内キャリッジ34が回転すると、がんぎ車111は、がんぎ車111の軸心回りに自転しつつ(図11(a)における時計回り方向、矢印Y4参照)、固定車31の周囲を公転する(図11(a)における時計回り方向、矢印Y5参照)。
図11(a)に示すように、ストップ車70の鉤部76とストッパ96のつめ部98とが係合した初期状態(以下、この初期状態を0s地点とする)では、鉤部76のうち、外キャリッジ33および内キャリッジ34の回転軸を中心にして6度分に相当する範囲と、つめ部98とが係合している。より具体的には、鉤部76の側辺76b(図6参照)につめ部98の先端が当接した状態で、鉤部76とつめ部98とが係合されている。
なお、6度分とは、内キャリッジ34が1秒間で回転する角度分ということである。
ここで、外キャリッジ33が回転することにより、この外キャリッジ33に固定されているひげ持ち67も外キャリッジ33と一体となって移動する(図11(d)における時計回り方向、矢印Y7参照)。ひげ持ち67が移動することにより、定力ばね68が巻き上げられる。具体的には、外キャリッジ33が6度回転した分だけ定力ばね68が巻き上げられる。
そして、定力ばね68が巻き上げられた状態で外キャリッジ33(ストップ車70)が停止し、定力ばね68の付勢力によって内キャリッジ34が回転する。これを繰り返すことにより、内キャリッジ34およびがんぎ車111が一定速度で回転し続ける。
したがって、鉤部76の前側の側辺76bを円弧状に形成し、その円弧の中心を外キャリッジ33の回転中心と同軸上に設定することにより、ストップ歯車72に余計な負荷がかからず、定力装置付トゥールビヨン30の動作効率を向上させることができる。
また、外キャリッジ33を回転自在に支持する第1外回転体37のほぞ部37bおよび第2外回転体39のほぞ部39bと、内キャリッジ34を回転自在に支持する第1内回転体83のほぞ部83cおよび第2内回転体85のほぞ部85bとが全て同軸上に配置されている。このため、ストップ車70と内キャリッジ34との伝達距離が効果的に低減され、さらに動力損失を低減できる。
次に、図12、図13に基づいて、第1実施形態の第1変形例について説明する。
図12は、第1実施形態の第1変形例における内キャリッジ34の一部および外キャリッジ33に設けられているストップ車70を、固定車受29側からみた斜視図、図13は、第1実施形態の第1変形例におけるストッパ196の斜視図である。なお、前述の第1実施形態と同一態様については、同一符号を付して説明を省略する(以下の第1実施形態の各変形例、第2実施形態、および第2実施形態の変形例についても同様)。
より具体的には、ストッパ196は、ストップ車70の鉤部76と接触するつめ部98と、つめ部98を支持する支持部150とにより構成されている。支持部199は、つめ部98を保持する略直方体状のつめホルダ151と、つめホルダ151の一側に一体成形されたリング状の固定部152とにより構成されている。
そして、ストッパ196は、固定部152が第1内キャリッジ軸受部81と第1内回転体83とにより挟持されて固定される。より具体的には、ストッパ196は、第1内キャリッジ軸受部81と第1内回転体83との間に固定部152を配置されている。そして、ねじ84によって、第1内キャリッジ軸受部81に第1内回転体83を締め付けることにより固定される。
さらに、固定部152には、スリット152aが形成されており、ばね性を有している。
また、第1内回転体83のベース部83aには、固定部152に対応する位置に、この固定部152を受け入れる段差部83dが形成されている。段差部83dの段差深さは、固定部152の肉厚よりも若干大きくなる程度に設定されている。
次に、図14〜図16に基づいて、第1実施形態の第2変形例について説明する。
図14は、第1実施形態の第2変形例における外キャリッジ33の一部、および内キャリッジ34の一部を、固定車受29側からみた斜視図である。
同図に示すように、第1実施形態と、この第1実施形態の第2変形例との相違点は、この第2変形例のみに、外キャリッジ33と内キャリッジ34の位相ずれを所定角度以内に抑える位相ずれ規制機構160が設けられている点にある。
規制リング161は、支持バー48上の軸受ユニット挿入部65と軸体挿入部51との間に配置されている。一方、内キャリッジ34の支持バー95には、規制リング161と軸方向で対向する位置に、円板状のピン固定部163一体形成されている。このピン固定部163に、偏心ピン162が規制リング161に向かって突出するように固定されている。
図15に示すように、偏心ピン162は、ピン本体162aと、このピン本体162aの基端に一体成形された固定ピン162bとにより構成されている。そして、内キャリッジ34のピン固定部163に固定ピン162bを圧入することにより、内キャリッジ34に偏心ピン162を固定するようになっている。なお、ここでいう圧入は、いわゆる軽圧入であって、固定ピン162bの軸心回りに偏心ピン162を回転させることが可能な程度に圧入されている。
なお、この所定角度とは、例えば、約6度であることが望ましい。6度は、ストップ車70のストップ歯車72とストッパ96のつめ部98との係合が解除される角度(時間にして1秒)であり、外キャリッジ33に対する内キャリッジ34の回転角度が6度であれば十分だからである。また、約6度としたのは、実際には、各部品に製造誤差が生じるので、この製造誤差を吸収するためのクリアランスを加えた角度になるからである。
さらに、外キャリッジ33に対する内キャリッジ34の位置を調整すべく、ストッパ96の位置を調整した場合であっても、それに対応した位置で内キャリッジ34の回転を規制できるように偏心ピン162の位置を調整できる。
より具体的に説明すると、香箱車22に収容された図示しない主ぜんまいが緩むと、外キャリッジ33に伝達される回転力が不足し、定力ばね68の力(定力ばね68が緩む方向の力)に負けて内キャリッジ34に対する外キャリッジ33の位相が大きくずれていく。つまり、内キャリッジ34に対して外キャリッジ33の位相が大きく遅れていく(以下、この位相の遅れを単に位相遅れという)。しかしながら、位相ずれ規制機構160を設けることにより、内キャリッジ34に対する外キャリッジ33の位相遅れが、例えば6度以内に規制できるので、秒針の時刻表示のずれを1秒以内に抑制することができる。
このとき、内キャリッジ34に対する外キャリッジ33の位相遅れが大きいと、この分、ストッパ96とストップ歯車72にかかる衝撃も大きくなる。しかしながら、位相ずれ規制機構160を設けることにより、内キャリッジ34に対する外キャリッジ33の位相遅れを小さくできる。このため、ストッパ96やストップ歯車72の衝撃による損傷を防止できる。
すなわち、規制リング161の2方取りされた2つの面のうち、内キャリッジ34に対して外キャリッジ33の位相が遅れる方向への回転移動(外キャリッジ33における定力ばね68の巻解け方向への回転移動)を規制する面(図16におけるX部参照)は、時刻表示のずれを抑制する役割を有している。また、香箱車22を巻き上げる際のストッパ96やストップ歯車72の衝撃による損傷を防止する役割を有している。
一方、規制リング161によって、内キャリッジ34に対して外キャリッジ33の位相が早まる方向への回転移動のみを精度よく規制した場合、規制リング161の2方取りされた2つの面のうち、その位相が早まる方向への回転移動を規制する面(図16におけるB部参照)の位置のみを精度よく形成すればよい。
次に、図17に基づいて、第1実施形態の第3変形例について説明する。
図17は、第1実施形態の第3変形例におけるストップ歯車372(ストップ車370)とストッパ96との係合状態を示す一部拡大平面図である。
同図に示すように、第1実施形態と、この第1実施形態の第3変形例との相違点は、ストップ歯車372の鉤部376とストッパ96のつめ部98との係合状態が異なる点にある。
鉤部376は、側辺376bよりも先に頂点P1がつめ部98に当接するように、頂点P1が第1実施形態の鉤部76と比較して徐々に前傾するように形成されている。
次に、図18に基づいて、第1実施形態の第3変形例について説明する。
図18は、第1実施形態の第4変形例におけるストップ歯車472(ストップ車470)とストッパ496のつめ部498との係合状態を示す平面図である。
同図に示すように、第1実施形態の第3変形例と、この第1実施形態の第4変形例との相違点は、つめ部498の形状が異なる点にある。
図19は、第1実施形態の第5変形例におけるストップ歯車572の平面図であって、前述の第1実施形態の図6に対応している。
同図に示すように、ストップ歯車572の鉤部576における側辺576bは、つめ部98が当接している箇所の法線方向のベクトルB1と、爪部98にかかる摩擦力のベクトルB2との合力ベクトルB3が固定車31の軸心C1(外キャリッジ33および内キャリッジ34の回転中心)を通るように形成されている。
このように構成することで、ストップ歯車572と爪部98とが係合している際の荷重が、外キャリッジ33や内キャリッジ34に与える影響を、より確実に小さくすることができる。
次に、図20、図21に基づいて、第2実施形態について説明する。
図20は、第2実施形態における定力装置230の平面図であって、四番車227を二点鎖線で示している。図21は、図20のB−B線に沿う断面図である。
図20、図21に示すように、第1実施形態と第2実施形態との相違点は、第1実施形態の定力装置付トゥールビヨン30は、いわゆるトゥールビヨン機構を有しているのに対し、第2実施形態の定力装置230は、トゥールビヨン機構を有していない点にある。また、定力装置230は、四番車227が一部(出力部)の構成を兼ねており、第2実施形態には、第1実施形態と異なり五番車28が設けられていない。
より具体的には、軸体231は、大径部231aの輪列受側(図21における上側)に、大径部231aよりも縮径形成された第1軸部231bが一体成形されている。さらに、第1軸部231bの先端に、この第1軸部231bよりも縮径形成された第2軸部231cが一体成形されている。そして、第2軸部231cの先端、および大径部231aの固定車31側端に、それぞれほぞ部231d,231eが軸方向外側に向かって突出形成されている。
また、軸体231の第1軸部231bに、キャリッジ232が外嵌固定されていると共に、軸体231の第2軸部231cに四番車227が回転自在に支持されている。すなわち、キャリッジ232は、軸体231と一体となって回転する一方、四番車227は、キャリッジ232と相対回転可能に支持された状態になっている。
また、ハブ部233の径方向外側には、このハブ部233を取り囲むようにリング状に形成された外歯歯車部234が設けられている。この外歯歯車部234は、不図示の三番車に噛合される。
さらに、外歯歯車部234には、3つのスポーク部235のうち、2つのスポーク部235の間に、ストップ車70を回転自在に支持するためのストップ車軸受ユニット250が設けられている。
軸体挿通孔251は、ストップ車70を構成するストップ車軸体71を挿通可能に形成されている。
また、軸受ハウジング236には、筒状の軸受237が圧入されており、この軸受237を介して、軸体231の第2軸部231cに四番車227が回転自在に支持される。なお、軸受237は、例えばルビーにより形成されている。
また、四番車227には、ストップ車70の鉤部76に対して係合・解除されるストッパ96が設けられている。なお、ストッパ96の構成も前述の第1実施形態と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
軸体242の両端には、それぞれ段差により縮径された第1ほぞ部242aと第2ほぞ部242bとが一体成形されている。第1ほぞ部242aは、不図示の輪列受に回転自在に支持されている。一方、第2ほぞ部242bは、地板11に回転自在に支持されている。また、軸体242の軸方向略中央から第1ほぞ部242aに至る間にがんぎかな部241が一体形成されている。
次に、定力装置230の動作について説明する。
まず、キャリッジ232が受ける回転力と、この回転力を受けたストップ車70の動作について説明する。
キャリッジ232は、外歯歯車部234が不図示の三番車に噛合されているので、不図示の香箱車の回転力が表輪列を介して伝達される。また、ストップ車70は、ストップかな部71cが固定車31の歯部31dに噛合されている。このため、キャリッジ232が回転すると、ストップ車70は、ストップかな部71cの軸心回りに自転しつつ、固定車31の周囲を公転する。
また、四番車227には、がんぎ車240のがんぎかな部241が噛合されているので、四番車227は、常に一定速度で回転するようになっている。具体的には、四番車227は、1分間で1回転するように制御されている。
そして、定力ばね68が巻き上げられた状態でキャリッジ232(ストップ車70)が停止し、定力ばね68の付勢力によって四番車227が回転する。これを繰り返すことにより、四番車227が一定速度で回転し続ける。
さらに、定力装置230の一部の構成を四番車227が兼ねているので、定力装置230の配置スペースを省スペース化できると共に、定力装置230の部品点数を削減できる。
次に、図22に基づいて、第2実施形態の変形例について説明する。
図22は、第2実施形態の変形例における定力装置330の断面図である。
同図に示すように、第2実施形態の定力装置230と、第2実施形態の変形例における定力装置330との相違点は、第2実施形態の固定車31の形状と、第2実施形態の変形例における固定車331の形状とが異なる点にある。
また、ストップ車70は、第1ストップ車軸受部52を有しておらず、ストップ車軸体71の各ほぞ部71a,71bは、第2ストップ車軸受部53の穴石62と、キャリッジ232に設けられた穴石362とにより回転自在に支持されている。
したがって、上述の第2実施形態の変形例によれば、キャリッジ232と地板11との間に、固定車331を配置するスペースを確保する必要がなくなるので、この分、定力装置330を薄型化できる。
例えば、上述の実施形態では、ストップ車70の鉤部76の前側の側辺76bを円弧状に形成し、その円弧の中心を第1実施形態では外キャリッジ33の回転中心と、第2実施形態では、軸体231と同軸上に設定する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ストッパ96のつめ部98と係合・解除可能な形状に形成されていればよい。
3…定力装置
10…ムーブメント
11…地板
25…二番車
26…三番車
27,227…四番車
29…固定車受
30…定力装置付トゥールビヨン(定力装置)
31…固定車
33…外キャリッジ(入力部)
34…内キャリッジ(出力部)
37b,39b…ほぞ部(入力軸)
50…ストップ車軸受ユニット(ストップ車軸受)
52…第1ストップ車軸受部(ストップ車軸受)
53…第2ストップ車軸受部(ストップ車軸受)
68…定力ばね
70…ストップ車
71…ストップ車軸体
71a,71b…ほぞ部(ストップ車軸)
71c…ストップかな部
72…ストップ歯車
83…第1内回転体(回転軸)
83c,85b…ほぞ部(出力軸)
85…第2内回転体(回転軸)
96,196…ストッパ
101…てんぷ
111,240…がんぎ車
160…位相ずれ規制機構
161…規制リング(孔部)
162…偏心ピン(突起部)
230…定力装置
231…軸体(回転軸)
Claims (11)
- 出力トルクを調整する定力装置において、
出力軸を回転軸線として自転することで出力トルクを出力する出力部と、
前記出力部に回転力を付与する定力ばねと、
入力軸を回転軸線として自転することで前記定力ばねに弾性力を蓄える入力部と、
前記入力部においてストップ車軸を回転軸線として自転するように回転可能に支持され、前記入力軸回りに公転可能なストップ車と、
前記出力部と共に前記出力軸回りに公転し、前記ストップ車軸を回転軸線として自転する前記ストップ車の自転および公転に応じ、このストップ車と係合するストッパと、
を備えたことを特徴とする定力装置。 - 前記入力軸と前記出力軸とは同軸に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定力装置。
- 前記入力軸と同軸に設けられ、前記入力部および前記出力部と共に回転不能な固定車を有し、
前記ストップ車は、前記ストップ車軸を軸中心とするストップ車軸体を有し、
前記ストップ車軸体は、前記固定車に噛合うように配置されることにより、前記入力軸回りに公転可能に構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定力装置。 - 前記ストップ車は、前記入力軸を中心とする略円弧状に形成される歯面を有することを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の定力装置。
- 前記出力部は、てんぷを回転自在に支持していることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の定力装置。
- 前記出力部は、がんぎ車、四番車、三番車および二番車の何れか1つとして構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の定力装置。
- 前記入力部に対する前記出力部の回転移動を規制する位相ずれ規制機構を備え、
前記位相ずれ規制機構は、少なくとも前記出力部に対する前記入力部の位相遅れ方向に向かう回転移動を規制することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の定力装置。 - 前記位相ずれ規制機構は、前記出力部に対する前記入力部の位相が早まる方向に向かう回転移動を規制することを特徴とする請求項7に記載の定力装置。
- 前記位相ずれ規制機構は、
前記出力部および前記入力部の何れか一方に形成された突起部と、
前記出力部および前記入力部の何れか他方に形成され前記突起部と係合可能な孔部と、
を有していることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の定力装置。 - 請求項1に記載の定力装置と、
前記定力装置からの出力トルクにより作動するてんぷと、
を備えたことを特徴とするムーブメント。 - 請求項10に記載のムーブメントを備えたことを特徴とする機械式時計。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014136182A JP6355102B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-07-01 | 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 |
US14/471,241 US9052693B2 (en) | 2013-09-04 | 2014-08-28 | Constant force device, movement and mechanical timepiece |
CH01338/14A CH708526B1 (fr) | 2013-09-04 | 2014-09-04 | Dispositif à force constante, mouvement et montre mécanique. |
CN201410448865.4A CN104423242B (zh) | 2013-09-04 | 2014-09-04 | 恒力装置、机芯和机械式钟表 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013183351 | 2013-09-04 | ||
JP2013183351 | 2013-09-04 | ||
JP2014136182A JP6355102B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-07-01 | 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015072254A JP2015072254A (ja) | 2015-04-16 |
JP6355102B2 true JP6355102B2 (ja) | 2018-07-11 |
Family
ID=52583100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014136182A Active JP6355102B2 (ja) | 2013-09-04 | 2014-07-01 | 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9052693B2 (ja) |
JP (1) | JP6355102B2 (ja) |
CN (1) | CN104423242B (ja) |
CH (1) | CH708526B1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9568887B2 (en) * | 2015-03-09 | 2017-02-14 | Seiko Instruments Inc. | Operation stabilizing mechanism, movement, and mechanical timepiece |
JP6626701B2 (ja) * | 2015-03-09 | 2019-12-25 | セイコーインスツル株式会社 | 動作安定機構、ムーブメントおよび機械式時計 |
EP3182217B1 (fr) | 2015-12-18 | 2018-11-14 | Montres Breguet S.A. | Mécanisme de réglage de rapport de couple entre des mobiles d'horlogerie |
JP6630168B2 (ja) * | 2016-01-27 | 2020-01-15 | セイコーインスツル株式会社 | 脱進装置、定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 |
CH713150A2 (fr) * | 2016-11-23 | 2018-05-31 | Eta Sa Mft Horlogere Suisse | Mécanisme régulateur à résonateur rotatif à guidage flexible entretenu par un échappement libre à ancre. |
EP3561604B1 (fr) * | 2018-04-25 | 2020-10-28 | The Swatch Group Research and Development Ltd | Mécanisme régulateur d'horlogerie à résonateurs articulés |
JP6566432B1 (ja) * | 2018-06-07 | 2019-08-28 | セイコーインスツル株式会社 | 定トルク機構、時計用ムーブメント及び時計 |
CN111062161B (zh) * | 2019-12-11 | 2021-09-24 | 浙江大学 | 一种大张力高稳定轻小型恒力装置 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE50115494D1 (de) | 2001-12-15 | 2010-07-08 | Richemont Int Sa | Konstantkraftvorrichtung |
EP1445669A1 (de) * | 2003-02-10 | 2004-08-11 | Richemont International S.A. | Konstantkraftvorrichtung für Uhren mit indirekter Sekunde |
DE602005021883D1 (de) * | 2005-10-10 | 2010-07-29 | Montres Breguet Sa | Uhrwerk mit konstantkraftvorrichtung |
DE102005058321B4 (de) * | 2005-12-07 | 2007-09-06 | Lange Uhren Gmbh | Uhr |
DE102007042797B4 (de) * | 2007-09-07 | 2010-04-08 | Lange Uhren Gmbh | Uhr |
EP2166419B1 (fr) * | 2008-09-18 | 2013-06-26 | Agenhor SA | Mouvement horloger comportant un dispositif à force constante |
CN201698159U (zh) * | 2010-06-07 | 2011-01-05 | 天津海鸥表业集团有限公司 | 手表的恒力装置 |
EP2397920A1 (fr) * | 2010-06-17 | 2011-12-21 | Blancpain S.A. | Mécanisme d'avance par saut périodique d'une cage de tourbillon ou d'une cage de carrousel |
EP2506092B1 (fr) * | 2011-03-31 | 2020-01-08 | Cartier International AG | Mécanisme d'échappement notamment pour mouvement d'horlogerie |
-
2014
- 2014-07-01 JP JP2014136182A patent/JP6355102B2/ja active Active
- 2014-08-28 US US14/471,241 patent/US9052693B2/en active Active
- 2014-09-04 CH CH01338/14A patent/CH708526B1/fr unknown
- 2014-09-04 CN CN201410448865.4A patent/CN104423242B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9052693B2 (en) | 2015-06-09 |
US20150063084A1 (en) | 2015-03-05 |
JP2015072254A (ja) | 2015-04-16 |
CN104423242A (zh) | 2015-03-18 |
CN104423242B (zh) | 2018-05-04 |
CH708526B1 (fr) | 2018-09-14 |
CH708526A2 (fr) | 2015-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6355102B2 (ja) | 定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP6143185B2 (ja) | 動作安定機構、ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP4992319B2 (ja) | 時計 | |
US8591101B2 (en) | Escapement governor, mechanical watch, pallet fork (incomplete) manufacturing method, and roller manufacturing method | |
JP6210535B2 (ja) | 脱進機、時計用ムーブメントおよび時計 | |
TWI675268B (zh) | 陀飛輪機構 | |
JP6243496B2 (ja) | 回転するデテント部を有する振動器 | |
US20180267472A1 (en) | Timepiece Mechanism, Timepiece Movement And Timepiece Having Such A Mechanism | |
US8491183B2 (en) | Detent escapement for timepiece and mechanical timepiece | |
JP6388333B2 (ja) | 定力機構、ムーブメントおよび時計 | |
US9568887B2 (en) | Operation stabilizing mechanism, movement, and mechanical timepiece | |
CN108572537B (zh) | 擒纵机、钟表用机芯以及钟表 | |
JP6626701B2 (ja) | 動作安定機構、ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP6222725B2 (ja) | 時計用歯車、脱進機構、時計用ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP6591883B2 (ja) | 定力ばね調整機構、定力装置、および機械式時計 | |
JP2018151250A (ja) | 脱進機、時計用ムーブメント及び時計 | |
JP6222726B2 (ja) | 時計用歯車、脱進機構、時計用ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP6153254B2 (ja) | 時計用アンクル、脱進機構、時計用ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP2021081299A (ja) | 時計用部品及び時計 | |
JP6444059B2 (ja) | てんぷ、調速機、ムーブメントおよび時計 | |
JP6748318B1 (ja) | 脱進調速機、時計用ムーブメントおよび時計 | |
JP6120322B2 (ja) | 振り座、脱進機、時計用ムーブメントおよび時計 | |
JP6630168B2 (ja) | 脱進装置、定力装置、ムーブメントおよび機械式時計 | |
JP2012083328A (ja) | 時計用軸受ユニット、ムーブメント及び携帯用時計 | |
JP2013170840A (ja) | 脱進機、及び機械式時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170512 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180320 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180529 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20180605 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180605 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6355102 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |