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JP6334684B2 - 切削工具及び切削加工物の製造方法 - Google Patents

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Description

本態様は、切削工具及び切削加工物の製造方法に関する。
金属などの被削材の切削加工に用いられる切削工具として、特表2007−519532号公報(特許文献1)に記載の切削工具が知られている。特許文献1に記載の切削工具は切削インサートと、切削インサートが取り付けられる基体(ホルダ)とを備えている。切削インサートとホルダとが接触する面が平坦面である場合には、ホルダに対する切削インサートの位置決めが不安定になる可能性がある。例えば、切削インサートをホルダにネジ止めによって固定する場合においては、ネジを安定して挿入するためにネジ孔には「遊び」が設けられている。そのため、この遊びの分だけ切削インサートの位置決めが不安定になる。
そこで、特許文献1における切削インサートとホルダとが接触する面は、それぞれ複数の溝によって互いに分離された複数の隆起部を有する波型の形状である。このような波型の接触面を有することによって切削インサートのホルダに対する位置決めの精度を高めている。
しかしながら、切削インサートとホルダとが接触する面が特許文献1に記載されているような波型である場合においては、製造上の精度の問題から切削インサートにおける波型の接触面とホルダにおける波型の接触面とが厳密には噛み合わないことがある。そのため、製造上の精度によっては、切削インサートがホルダに2点のみでしか接触せず、切削インサートをホルダに安定して固定することが困難になる場合がある。
また、切削インサートをホルダに安定して固定するため、切削インサートにおける上記の接触面に隣接する側面をホルダに当接させる場合がある。この場合において、切削インサート及びホルダにおける波型の接触面が噛み合わないことによって、切削インサートが所望の位置からずれて、上記の側面をホルダに当接させることが困難になる場合がある。
本態様は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、切削インサートをホルダに安定して固定することが可能な切削工具を提供するものである。
一態様に基づく切削工具は、先端側にインサートポケットを有し、回転軸に沿って先端側から後端側に延びるホルダと、前記インサートポケットに取り付けられる切削インサートとを具備している。前記切削インサートは、前記ホルダの先端側に位置する先端面と、該先端面と反対側に位置する後端面と、前記回転軸の回転方向の前方に位置する前側面と、該前側面と反対側に位置する後側面と、前記ホルダの外周側に位置する外側面と、該外側面と反対側に位置する内側面とを有し、前記前側面と前記先端面及び前記外側面とが交差する稜線に切刃が設けられている。前記インサートポケットは、前記後側面に当接する拘束面と、前記内側面に当接する内拘束面とを有している。そして、先端視において、前記拘束面は、回転方向の前方に向かって凸であり、曲線形状部分を備える突出部を有し、かつ、前記後側面は、前記突出部が当接する凹部を有している。また、前記内拘束面は、前記内側面に対して接触しており、前記後拘束面は、前記凹部に対して前記突出部の前記曲線形状部分の2点で接触している。
また、別の態様に基づく切削工具は、先端側にインサートポケットを有し、回転軸に沿
って先端側から後端側に延びるホルダと、前記インサートポケットに取り付けられる切削インサートとを具備している。前記切削インサートは、前記ホルダの先端側に位置する先端面と、該先端面と反対側に位置する後端面と、前記回転軸の回転方向の前方に位置する前側面と、該前側面と反対側に位置する後側面と、前記ホルダの外周側に位置する外側面と、該外側面と反対側に位置する内側面とを有し、前記前側面と前記先端面及び前記外側面とが交差する稜線に切刃が設けられている。前記インサートポケットは、前記後側面に当接する拘束面と、前記内側面に当接する内拘束面とを有している。そして、先端視において、前記後側面は、回転方向の後方に向かって凸であり、曲線形状部分を備える突出部を有し、かつ、前記拘束面は、前記突出部が当接する凹部を有している。また、前記内拘束面は、前記内側面に対して接触しており、前記後側面は、前記凹部に対して前記突出部の前記曲線形状部分の2点で接触している。
本発明の第1の実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図1に示す切削工具の側面図である。 図1に示す切削工具を先端側から見た平面図である。 図3に示す切削工具における領域Aを拡大した平面図である。 図1に示す切削工具における切削インサートを示す斜視図である。 図5に示す切削インサートを後側面の側から見た斜視図である。 図5に示す切削インサートを先端面の側から見た側面図である。 図5に示す切削インサートを前側面の側から見た側面図である。 図5に示す切削インサートを外側面の側から見た側面図である。 本発明の第2の実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図10に示す切削工具の側面図である。 図10に示す切削工具における図4に対応する領域を拡大した平面図である。 図10に示す切削工具における切削インサートを示す斜視図である。 図13に示す切削インサートを後側面の側から見た斜視図である。 図13に示す切削インサートを先端面の側から見た側面図である。 図13に示す切削インサートを前側面の側から見た側面図である。 図13に示す切削インサートを外側面の側から見た側面図である。 本発明の第3の実施形態の切削工具を示す斜視図である。 図18に示す切削工具の側面図である。 図18に示す切削工具における図4に対応する領域を拡大した平面図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。 本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法の一工程を示す概略図である。
第1の実施形態の切削工具1は、図1〜9に示すように、ホルダ3と、切削インサート5(以下、単にインサート5ともいう)とを具備している。ホルダ3は、回転軸Xに沿って先端側から後端側に延びる略円柱形状の部材である。回転軸Xは円柱形状のホルダ3の中心軸と一致している。切削工具1の使用時においては、この回転軸Xを中心としてホルダ3が回転する。
ホルダ3としては、鋼、鋳鉄、アルミ合金などを用いることができる。本実施形態の切削工具1においては、これらの部材の中で靱性の高い鋼を用いている。ホルダ3の大きさは、被削材の大きさに応じて適宜設定される。例えば、回転軸Xに沿った方向の長さは、30〜90mm程度に設定される。また、回転軸Xに直交する方向の幅は、20〜500mm程度に設定される。
ホルダ3の先端側にはインサートポケット7(以下、単にポケット7ともいう)が設けられている。具体的には、本実施形態のホルダ3においては、先端側の外周面にポケット7が複数設けられている。各ポケット7は、インサート5が取り付けられる部分であり、ホルダ3の外周面及び先端面に開口している。図3に示すように、ホルダ3の先端には6つのポケット7が設けられており、これらのポケット7は、回転対称となるように等間隔に設けられている。なお、これら複数のポケット7は、互いの間隔が異なる構成であってもよい。
6つのポケット7にはそれぞれインサート5が取り付けられている。そのため、本実施形態の切削工具1においては、6つのインサート5が取り付けられている。なお、ポケット7及びインサート5の数は6つに限定されるものではない。これらの数は、1つのみであってもよく複数であってもよい。また、複数の場合においても、これらの数は例えば2つ、3つ、4つ、5つであっても何ら問題ない。
本実施形態におけるインサート5は、先端面9、後端面11、前側面13、後側面15、外側面17及び内側面19を有する略直方体形状となっている。前側面13、後側面15、外側面17及び内側面19は、それぞれ正面視した場合に略四角形状となっている。なお、略四角形状とは、厳密に四角形状であることを意味するものではない。例えば、前側面13、後側面15、外側面17及び内側面19はそれぞれ4つの角部を有しているが、これらの角部はそれぞれ正面視した場合において丸みを帯びた形状となっていてもよい。また、隣り合う角部を接続するように位置する辺部は、厳密な直線形状ではなく、一部が凹凸を有する形状となっていてもよい。
先端面9は、ホルダ3の先端側に位置する面であり、図3において視認される面である。後端面11は、先端面9と反対側に位置する面であり、後述するようにホルダ3に当接される面の1つである。前側面13は回転軸Xの回転方向の前方に位置する面である。後側面15は、前側面13と反対側に位置する面であり、後述するようにホルダ3に当接される面の1つである。外側面17は、ホルダ3の外周側に位置する面であり、インサート5を構成する6つの面のうち外周側に位置する面である。そのため、図2において最も容易に視認される面である。内側面19は、外側面17と反対側に位置する面であり、後述するようにホルダ3に当接される面の1つである。
前側面13と先端面9及び外側面17とが交差する稜線にはそれぞれ切刃21が設けられている。切刃21のうち前側面13と外側面17とが交差する稜線に設けられる部分が、被削材を切削する際に主として機能する主切刃21aである。また、切刃21のうち前側面13と先端面9とが交差する稜線に設けられる部分が、被削材を切削する際に主切刃21aに対して補助的に機能する副切刃21bである。
切刃21が上記の部位に設けられていることから、切削加工に伴い生じる切屑はインサート5における前側面13の表面に沿って流れる。そのため、前側面13はいわゆるすくい面として機能する。また、切刃21が上記の部位に設けられていることから、インサート5における先端面9及び外側面17は、いわゆる逃げ面として機能する。
インサート5の材質としては、例えば、超硬合金或いはサーメットなどが挙げられる。超硬合金の組成としては、例えば、炭化タングステン(WC)にコバルト(Co)の粉末を加えて焼結して生成されるWC−Co、WC−Coに炭化チタン(TiC)を添加したWC−TiC−Co、或いはWC−TiC−Coに炭化タンタル(TaC)を添加したWC−TiC−TaC−Coがある。また、サーメットは、セラミック成分に金属を複合させた焼結複合材料であり、具体的には、炭化チタン(TiC)、又は窒化チタン(TiN)を主成分としたチタン化合物が挙げられる。
インサート5の表面は、化学蒸着(CVD)法又は物理蒸着(PVD)法を用いて被膜でコーティングされていてもよい。被膜の組成としては、炭化チタン(TiC)、窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)又はアルミナ(Al)などが挙げられる。
インサート5の大きさは特に限定されるものではないが、例えば、本実施形態のインサート5において、先端視した場合での前側面13から後側面15に向かう方向での幅の最大値が5〜20mm程度に設定される。また、先端視した場合での内側面19から外側面17に向かう方向での幅の最大値が5〜20mm程度に設定される。また、先端面9から後端面11までの回転軸Xに沿った方向での高さの最大値は3〜10mmである。ここで、先端面9から後端面11までの高さの最大値とは、先端面9の先端と後端面11の後端との間における回転軸Xに沿った方向での長さを意味している。
本実施形態のインサート5は、先端面9から後端面11にかけて貫通する貫通孔23を有している。貫通孔23は、インサート5をホルダ3にネジ止め固定する際にネジ25を挿入するために設けられている。インサート5の貫通孔23にネジ25を挿入し、このネジ25の先端をインサートポケット7に形成されたネジ孔(不図示)に挿入してネジ部同士を螺合させることによって、切削インサート5がホルダ3に固定される。
本実施形態においては、貫通孔23の貫通方向は回転軸Xに概ね平行となっている。貫通孔23としては、前側面13から後側面15にかけて形成される構成であってもよく、また、外側面17から内側面19にかけて形成される構成であってもよいが、本実施形態のように先端面9から後端面11にかけて形成されていることが好ましい。後側面15及び内側面19と比較して、切削加工時に後端面11に加わる負荷が小さいためである。
本実施形態におけるポケット7は、第1の拘束面27、第2の拘束面29及び第3の拘束面31の3つの拘束面を有している。第1の拘束面27は、インサート5の先端面9と同様にホルダ3の先端側に向かって面しており、インサート5の後端面11に当接する。第2の拘束面29は、インサート5の前側面13と同様に回転軸Xの回転方向の前方に向かって面しており、インサート5の後側面15に当接する。第3の拘束面31は、インサート5の外側面17と同様にホルダ3の外周側に向かって面しており、インサート5の内側面19に当接する。
このとき、先端視において、ホルダ3の第2の拘束面29が回転方向の前方に向かって凸となる曲線形状の突出部33aを有している。また、先端視において、突出部33aが当接する凹部35aをインサート5の後側面15が有している。
インサート5の後側面15及びホルダ3の第2の拘束面29のそれぞれが平坦面形状である場合には、後側面15及び第2の拘束面29と、内側面19及び第3の拘束面31とのそれぞれを面接触させることができる。しかしながら、このような場合においては、インサート5のホルダ3に対する拘束性が不安定になる可能性がある。
例えば、切削加工時にホルダ3が回転することによってインサート5には遠心力が加わる。特にホルダ3の回転速度が非常に高くなるとインサート5に加わる遠心力も非常に大きいものになる。そのため、後側面15及び第2の拘束面29が平坦面である場合には、上記の遠心力によってインサート5のホルダ3に対する拘束位置が外周側にずれてしまう可能性がある。
また、突出部33a及び凹部35aのそれぞれが平面を組み合わせてなる構成である場合においては、突出部33a及び凹部35aがそれぞれの平面部分において面接触することによりインサート5の位置が固定される。そのため、極めて高い精度で製造されていなければ、インサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31とが当接できなくなってしまう可能性がある。このような場合には、インサート5に対して切削加工時に外周から回転軸Xに向かう方向に加わる負荷に対する耐久性が低下する。
しかしながら、本実施形態の切削工具1においては、上記の突出部33a及び凹部35aを有していることによって、先端視において、インサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29とが2点で接触している状態を維持しつつ、凸曲線形状の突出部33aを中心として回転するようにインサート5の位置を微調整することが可能になる。そのため、インサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31とを確実に当接させることができる。これにより、先端視において、切削インサート5をホルダ3に少なくとも3点で当接させて3点支持することが可能になる。
このようにインサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29との2点及びインサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31との1点の少なくとも3点でインサート5がホルダ3に当接している。そのため、インサート5に加わる遠心力に対する拘束性及び外周から回転軸Xに向かう方向に加わる負荷に対する耐久性のいずれも高めることができる。結果として、インサート5をホルダ3に安定して固定できる。
具体的には、ホルダ3の第2の拘束面29における突出部33aは、回転軸Xに平行な方向に延び、回転軸Xに直交する断面において回転方向の前方に向かって凸の曲線形状となっている。そのため、第2の拘束面29における突出部33aは、先端視において、回転方向の前方に向かって凸の曲線形状となっている。
突出部33aは、回転方向の前方に向かって凸の曲線形状となっていれば特に限定されず、例えば放物線形状や楕円形状であってもよいが、本実施形態においては、凸の円弧形状となっている。突出部33aが先端視において凸の円弧形状である場合には、この円弧を構成する仮想円の中心がインサート5の位置を微調整する際におけるインサート5の回転の軸と一致する。そのため、インサート5の位置の微調整が容易となる。
一方、インサート5における凹部35aは、先端視において、回転方向の前方に向かって窪んだ凹形状となっている。また、凹部35aは、突出部33aと同様に回転軸Xに平行な方向に延びている。そのため、凹部35aは、回転軸Xに直交する断面においても回転方向の前方に向かって窪んだ曲線形状となっている。
すなわち、本実施形態における凹部35aは、インサート5の先端面9から後端面11にかけて延びた溝形状となっている。そのため、本実施形態においては、凹部35aを溝部35aと言い換えることができる。
本実施形態における後側面15の溝部35aは、ホルダ3の先端側から後端側にそれぞれ延び、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面37aを有している。すなわち、溝部35aは、一対の平坦面37aを有し、回転軸Xに平行な方向に延びるV字溝の形状となっている。このような2つの平坦面37aを有することによって、より確実に後側面15と第2の拘束面29とが2点で接触している状態を維持することができる。
なお、後側面15と第2の拘束面29とが2点で接触している状態とするためであれば、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面37aに代えて、先端視において、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの凸曲面であってもよい。
また、本実施形態のインサート1の先端視において、2つの平坦面37aを溝底に向かってそれぞれ延長した仮想直線が鈍角で交差している。仮想直線が鋭角で交差していると、溝底に負荷が集中し易いが、仮想直線が鈍角で交差していることによって、上記の負荷の集中を避けることができる。
また、本実施形態のように凹部35aが、溝形状の溝部35aである場合には、溝部35aの溝底が突出部33aから離れていることが好ましい。溝部35aの溝底が突出部33aに接触していると、この溝底に負荷が集中して溝底においてクラックが発生する可能性がある。しかしながら、溝部35aの溝底が突出部33aから離れていることによって、上記のクラックが発生する可能性を小さくできる。
本実施形態においては、インサート5の後端面11がホルダ3の第1の拘束面27に当接するとともに、インサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29との2点及びインサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31との1点の少なくとも3点でインサート5がホルダ3に対して当接している。このとき、上記の3点での接触は、厳密な意味で点接触していることは意図していない。
具体的には、インサート5をホルダ3に当接する際に、ホルダ3及び/又はインサート5が弾性変形することによって、若干の幅を持った状態で面接触していてもよい。このように弾性変形している場合には、上記の3点でインサート5がホルダ3に面接触することが可能だからである。
例えば、本実施形態の切削工具1においては、ホルダ3が、鋼、鋳鉄、アルミ合金など金属部材によって構成されており、インサート5が、ホルダ3を構成する材質よりも硬い、超硬合金或いはサーメットなどによって構成されている。そのため、インサート5をホルダ3に当接させた際に、ホルダ3が弾性変形する。従って、インサート5の後端面11及び後側面15において、インサート5はホルダ3に対して3箇所で面接触している。
次に、第2の実施形態の切削工具1について図面を用いて詳細に説明する。
第2の実施形態の切削工具1は、図10〜17に示すように、第1の実施形態の切削工具1と同様に、ホルダ3と、インサート5とを具備している。本実施形態の切削工具1の基本的な構成は、第1の実施形態の切削工具1と同様である。そのため、以下では第1の実施形態の切削工具1との相違点を主に説明し、第1の実施形態の切削工具1と同じ構成である部分については説明を省略する。
本実施形態におけるインサート5は、第1の実施形態におけるインサート5と同様に、先端面9、後端面11、前側面13、後側面15、外側面17及び内側面19を有する略直方体形状となっている。また、本実施形態におけるホルダ3は、第1の実施形態におけるホルダ3と同様に、第1の拘束面27、第2の拘束面29及び第3の拘束面31の3つの拘束面を有するインサートポケット7が先端側に設けられている。
本実施形態の切削工具1は、第1の実施形態の切削工具1と同様に突出部33b及び凹部35bを有しているが、これら突出部33b及び凹部35bが形成される位置及び形状が第1の実施形態の切削工具1と相違する。
第1の実施形態の切削工具1においては、上記の通り、ホルダ3の第2の拘束面29が回転方向の前方に向かって凸となる曲線形状の突出部33aを有している。また、先端視において、突出部33aが当接する凹部35aをインサート5の後側面15が有している。一方、本実施形態の切削工具1においては、インサート5の後側面15が、先端視において回転方向の後方に向かって凸となる曲線形状の突出部33bを有している。また、第2の拘束面29が、先端視において突出部33bが当接する凹部35bを有している。
本実施形態の切削工具1も、第1の実施形態の切削工具1と同様に、先端視において、インサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29とが2点で接触している状態を維持しつつ、凸曲線形状の突出部33bを中心として回転するようにインサート5の位置を微調整することが可能になる。そのため、インサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31とを確実に当接させることができる。これにより、先端視において、切削インサート5をホルダ3に少なくとも3点で当接させて3点支持することが可能になる。
本実施形態における後側面15の突出部33bは、第1の実施形態における第2の拘束面29の突出部33aと同様に、先端視において凸の円弧形状となっていることが好ましい。これにより、インサート5の位置の微調整が容易となるからである。
また、本実施形態における第2の拘束面29の凹部35bは、第1の実施形態における凹部35aと同様に回転軸Xに平行な方向に延びた溝形状となっている。そのため、本実施形態においても凹部35bを溝部35bと言い換えることができる。
溝部35bは、第1の実施形態における後側面15の溝部35aと同様に、ホルダ3の先端側から後端側にそれぞれ延び、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面37bを有している。このような2つの平坦面37bを有することによって、より確実に後側面15と第2の拘束面29とが2点で接触している状態を維持することができる。このとき、第1の実施形態と同様に、先端視において、2つの平坦面37bを溝底に向かってそれぞれ延長した仮想直線が鈍角で交差している。
なお、後側面15と第2の拘束面29とが2点で接触している状態であれば、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面37bに代えて、溝底に近づくにつれて幅が狭くなる凹曲面であってもよい。
次に、第3の実施形態の切削工具1について図面を用いて詳細に説明する。
第3の実施形態の切削工具1は、図18〜20に示すように、第2の実施形態の切削工具1と同様に、ホルダ3と、インサート5とを具備している。本実施形態の切削工具1の基本的な構成は、第2の実施形態の切削工具1と同様である。そのため、以下では第2の実施形態の切削工具1との相違点を主に説明し、第2の実施形態の切削工具1と同じ構成である部分については説明を省略する。
本実施形態におけるインサート5は、第2の実施形態におけるインサート5と同様に、先端面9、後端面11、前側面13、後側面15、外側面17及び内側面19を有する略直方体形状となっている。また、本実施形態におけるホルダ3は、第2の実施形態におけるホルダ3と同様に、第1の拘束面27、第2の拘束面29及び第3の拘束面31の3つの拘束面を有するインサートポケット7が先端側に設けられている。
本実施形態の切削工具1は、第2の実施形態の切削工具1と同様に突出部33c及び凹部35cを有しているが、これら突出部33c及び凹部35cの形状が第2の実施形態の切削工具1と相違する。
第2の実施形態の切削工具1においては、上記の通り、インサート5の後側面15が、先端視において回転方向の後方に向かって凸となる曲線形状の突出部33bを有している。また、第2の拘束面29が、先端視において回転方向の後方に向かって凹となる凹部35bを有しており、凸曲線形状の突出部33bが凹部35bに当接している。そして、凹部35bが溝形状であって、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面37bを有している。
一方、本実施形態の切削工具1においては、第2の実施形態と同様に第2の拘束面29が、先端視において回転方向の後方に向かって凹となる凹部35cとして溝部35cを有している。このとき、本実施形態においては、第2の拘束面29が、先端視において、溝部35c内に位置する第1の凸部39及び第2の凸部41を有している。これら第1の凸部39及び第2の凸部41はそれぞれ、先端視において凸曲線形状である。また、インサート5の後側面15が、先端視において回転方向の後方に向かって凸となる突出部33cを有している。
そして、凸曲線形状の突出部33cが第1の凸部39及び第2の凸部41に当接している。このとき、突出部33cの頂部が第1の凸部39及び第2の凸部41の間に位置するように、突出部33cが第1の凸部39及び第2の凸部41に当接している。
本実施形態の切削工具1も、第2の実施形態の切削工具1と同様に、先端視において、インサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29とが2点で接触している状態を維持しつつ、凸形状の突出部33cを中心として回転するようにインサート5の位置を微調整することが可能になる。そのため、インサート5の内側面19とホルダ3の第3の拘束面31とを確実に当接させることができる。これにより、先端視において、切削インサート5をホルダ3に少なくとも3点で当接させて3点支持することが可能になる。
本実施形態における後側面15の突出部33cは、第2の実施形態における突出部33bのように回転方向の後方に向かって凸となる曲線形状であってもよく、また、頂部に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦な面によって構成されていてもよい。第1の凸部39及び第2の凸部41が先端視において凸曲線形状であることから、突出部33cの形状が上記のいずれの場合であってもインサート5の後側面15とホルダ3の第2の拘束面29とを2点で接触させることができる。
先端視において凸曲線形状である第1の凸部39及び第2の凸部41は、先端視において凸の円弧形状となっていることが好ましい。これにより、インサート5の位置の微調整が容易となるからである。
また、第2の実施形態における切削工具1及び第3の実施形態における切削工具1は、第1の実施形態における切削工具1と同様に、凹部35b、35cが溝形状の溝部35b、35cであって、溝部35b、35cの溝底が、突出部33b、33cから離れていることが好ましい。溝部35b、35cにおけるクラックの発生を抑制できるからである。
以上、本発明の各実施形態の切削工具1について図面を用いて詳細に説明したが、本発明の切削工具は上記の実施形態の構成に限定されるものではない。
<切削加工物の製造方法>
次に、本発明の一実施形態の切削加工物の製造方法について図面を用いて説明する。
切削加工物は、被削材101を切削加工することによって作製される。本実施形態における切削加工物の製造方法は、以下の工程を備えている。すなわち、
(1)上記実施形態に代表される切削工具1を回転させる工程と、
(2)回転している切削工具1における切刃21を被削材101に接触させる工程と、
(3)切削工具1を被削材101から離す工程と、
を備えている。
より具体的には、まず、図21に示すように、切削工具1を軸の周りで回転させるとともに、切削工具1を被削材101に相対的に近付ける。次に、切削工具1における切刃21を被削材101に接触させて、被削材101を切削する。図22に示すように、本実施形態においては、切刃21として主切刃及び副切刃を被削材101に接触させている。そして、図23に示すように、切削工具1を被削材101から相対的に遠ざける。
本実施形態においては、被削材101を固定するとともに軸Yの周りで固定された切削工具1を回転させた状態で被削材101に近づけている。また、図22においては、回転しているインサート5における第1の切刃219aを被削材101に接触させることによって被削材101を切削している。また、図23においては、切削工具1を回転させた状態で被削材101から遠ざけている。
なお、本実施形態の製造方法における切削加工では、それぞれの工程において、切削工具1を動かすことによって、切削工具1を被削材101に接触させる、あるいは、切削工具1を被削材101から離しているが、当然ながらこのような形態に限定されるものではない。
例えば、(1)の工程において、被削材101を切削工具1に近づけてもよい。同様に、(3)の工程において、被削材101を切削工具1から遠ざけてもよい。切削加工を継続する場合には、切削工具1を回転させた状態を維持して、被削材101の異なる箇所にインサート5における切刃21を接触させる工程を繰り返せばよい。
なお、被削材101の材質の代表例としては、炭素鋼、合金鋼、ステンレス、鋳鉄、又は非鉄金属などが挙げられる。
1・・・切削工具
3・・・ホルダ
5・・・切削インサート(インサート)
7・・・インサートポケット(ポケット)
9・・・先端面
11・・・後端面
13・・・前側面
15・・・後側面
17・・・外側面
19・・・内側面
21・・・切刃
21a・・・主切刃
21b・・・副切刃
23・・・貫通孔
25・・・ネジ
27・・・第1の拘束面
29・・・第2の拘束面
31・・・第3の拘束面
33a,33b,33c・・・突出部
35a,35b,35c・・・凹部(溝部)
37a,37b・・・平坦面
39・・・第1の凸部
41・・・第2の凸部
101・・・被削材

Claims (9)

  1. 先端側にインサートポケットを有し、回転軸に沿って先端側から後端側に延びるホルダと、前記インサートポケットに取り付けられる切削インサートとを具備する切削工具であって、
    前記切削インサートは、前記ホルダの先端側に位置する先端面と、該先端面と反対側に位置する後端面と、前記回転軸の回転方向の前方に位置する前側面と、該前側面と反対側に位置する後側面と、前記ホルダの外周側に位置する外側面と、該外側面と反対側に位置する内側面とを有し、前記前側面と前記先端面及び前記外側面とが交差する稜線に切刃が設けられ、
    前記インサートポケットは、前記後側面に当接する拘束面と、前記内側面に当接する内拘束面とを有し、
    先端視において、前記拘束面は、回転方向の前方に向かって凸であり、曲線形状部分を備える突出部を有し、かつ、前記後側面は、前記突出部が当接する凹部を有しており、
    前記内拘束面は、前記内側面に対して接触しており、
    前記後拘束面は、前記凹部に対して前記突出部の前記曲線形状部分の2点で接触している切削工具。
  2. 前記凹部は、前記先端面から前記後端面にかけて延びた溝形状であって、溝底に近づくにつれて互いの間隔が狭くなる2つの平坦面を有している請求項1に記載の切削工具。
  3. 先端視において、前記2つの平坦面を前記溝底に向かってそれぞれ延長した仮想直線が鈍角で交差している請求項2に記載の切削工具。
  4. 前記凹部の前記溝底は、前記突出部から離れている請求項2又は3に記載の切削工具。
  5. 先端側にインサートポケットを有し、回転軸に沿って先端側から後端側に延びるホルダと、前記インサートポケットに取り付けられる切削インサートとを具備する切削工具であって、
    前記切削インサートは、前記ホルダの先端側に位置する先端面と、該先端面と反対側に位置する後端面と、前記回転軸の回転方向の前方に位置する前側面と、該前側面と反対側に位置する後側面と、前記ホルダの外周側に位置する外側面と、該外側面と反対側に位置する内側面とを有し、前記前側面と前記先端面及び前記外側面とが交差する稜線に切刃が設けられ、
    前記インサートポケットは、前記後側面に当接する拘束面と、前記内側面に当接する
    内拘束面とを有し、
    先端視において、前記後側面は、回転方向の後方に向かって凸であり、曲線形状部分を備える突出部を有し、かつ、前記拘束面は、前記突出部が当接する凹部を有しており、
    前記内拘束面は、前記内側面に対して接触しており、
    前記後側面は、前記凹部に対して前記突出部の前記曲線形状部分の2点で接触している切削工具。
  6. 先端視において、前記拘束面は、前記凹部の中に位置してそれぞれ凸曲線形状である第1の凸部及び第2の凸部を有しており、
    前記突出部は、前記第1の凸部及び前記第2の凸部にそれぞれ当接している請求項5に記載の切削工具。
  7. 前記凹部は、前記ホルダの先端側から後端側にかけて延びた溝形状であって、
    前記凹部の溝底は、前記突出部から離れている請求項5又は6に記載の切削工具。
  8. 前記切削インサートは、前記先端面から後端面にかけて貫通する貫通孔を有し、
    前記貫通孔に挿入されることによって前記切削インサートを前記ホルダに固定するネジ部材をさらに備えている請求項1〜7のいずれか1つに記載の切削工具。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の切削工具を前記回転軸の周りで回転させる工程と、
    回転している前記切削工具における前記切刃を被削材に接触させる工程と、
    前記切削工具を前記被削材から離す工程とを備えた切削加工物の製造方法。
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