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JP6331580B2 - 電極触媒、触媒層前駆体、触媒層、及び燃料電池 - Google Patents

電極触媒、触媒層前駆体、触媒層、及び燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、電極触媒、触媒層前駆体、触媒層、及び当該電極触媒を用いた燃料電池に関する。
燃料電池は、酸素と水素をエネルギー源とし、高効率、無公害でCO等の温暖化ガスを発生しない発電システムとして注目されている。実用化が最も進んでいるのは、イオン伝導性を有する高分子膜(イオン交換膜)を電解質として用いる固体高分子形燃料電池(PEFC:Polymer Electrolyte Fuel Cell)である。近年、PEFCは家庭や事業所などの固定設備、あるいは自動車などの移動設備で広く使用され始めている。
PEFC用の電極触媒としては、貴金属粒子を100m/g以上の比表面積をもつ炭素粒子に担持させたものが汎用されている。高い導電性を持つ炭素粒子は燃料電池の電極触媒の担体として優れている。それ故、炭素粒子に、白金や白金とルテニウムもしくは白金と鉄といった貴金属(合金)粒子を担持させた粉末は、高性能なPEFC用電極触媒となる(特許文献1、2参照)。
しかしながら、炭素粒子を担体とする電極触媒は、PEFCの運転条件次第では運転中に炭素の腐食(酸化)を起こしてしまうおそれがある。
そこで、電極触媒の担体を炭素粒子からSnO等の金属酸化物に代えるとともに、担体を連鎖状または房状のストラクチャ構造とした技術が提案されている(特許文献3参照)。
特開2001−015121号公報 特開2006−127979号公報 再表2011/065471号公報
特許文献3に記載された電極触媒は、担体の腐食は生じないものの、PEFC用電極触媒としての活性は必ずしも十分ではない。
本発明は、活性が高く、燃料電池用として非常に優れる電極触媒、触媒層前駆体、触媒層、及び当該電極触媒を用いた高性能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記の課題を解決することを目的として鋭意検討を行った結果、担体に担持された貴金属粒子のアスペクト比を所定の値以上とすることで、優れた性能を有する電極触媒が製造できることを見いだし、この知見をもとにして本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、以下に示すような電極触媒及びそれを用いた燃料電池を提供するものである。
(1)担体に金属粒子を担持させた電極触媒であって、前記担体がチタン、スズ及びタングステンのうち少なくともいずれか1種の酸化物を含むものであり、前記酸化物の含有量が担体基準で80質量%以上であり、前記担体がスズ、ニオブ、リン、アンチモン及びビスマスのうち少なくともいずれか1種をドーパントとして酸化物換算かつ担体基準で20質量%以下含有し、前記金属粒子のアスペクト比が1.7以上10以下であることを特徴とする電極触媒。
(2)前記金属粒子が貴金属粒子であることを特徴とする上記(1)に記載の電極触媒。(3)前記貴金属粒子を構成する貴金属が白金、パラジウム及びルテニウムのうち少なくともいずれか1種であることを特徴とする上記(2)に記載の電極触媒
(4)前記担体がスズ、リン、アンチモン及びビスマスのうち少なくともいずれか1種をドーパントとして酸化物換算かつ担体基準で20質量%以下含有することを特徴とする上記()に記載の電極触媒。
)前記担体の体積抵抗率が50Ω・cm以下であることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか一つに記載の電極触媒。
)前記担体のBET比表面積が40m/g以上であることを特徴とする上記(1)〜()のいずれか一つに記載の電極触媒。
)上述の(1)〜()のいずれか一つに記載の電極触媒を用いたことを特徴とする触媒層前駆体。
)上述の()に記載の触媒層前駆体を用いたことを特徴とする触媒層。
)上記(1)〜()のいずれか一つに記載の電極触媒を用いたことを特徴とする燃料電池。
本発明の電極触媒は、活性が高く、燃料電池用として非常に優れている。それ故、本発明の電極触媒を用いた燃料電池は極めて高い性能を発揮することができる。
本発明は、担体に金属粒子を担持させた電極触媒(以下、「本触媒」ともいう。)であって、前記金属粒子のアスペクト比が1.7以上であることを特徴とする。以下、詳細に説明する。
〔担体〕
本触媒に用いられる担体(以下、「本担体」ともいう。)としては、金属酸化物を使用することが好ましい。炭素粒子を担体とした場合と異なり、触媒使用時に酸化されることがなく長期間に渡って安定して使用できるからである。
本担体としては、チタン(Ti)、スズ(Sn)、およびタングステン(W)のうち少なくともいずれか1種の酸化物を含むものであることが耐酸性、耐酸化性の観点より好ましい。
また、本担体における前記酸化物の含有量は本担体基準で80質量%以上であることが好ましく、より好ましくは90質量%以上である。
さらに、本担体は、ドーパントとしてスズ(Sn)、ニオブ(Nb)、リン(P)、アンチモン(Sb)及びビスマス(Bi)のうち少なくともいずれか1種をドーパントとして酸化物換算かつ担体基準で20質量%以下含有することが担体の導電性向上の観点より好ましく、より好ましい含有量は1質量%以上10質量%以下である。
このようなドーパントを用いた例としては、アンチモンドープ酸化スズやニオブドープ酸化チタンなどが好ましく挙げられる。
本担体の形状は、白金(Pt)等の各種金属を高分散担持させる観点より、メジアン径として1nm以上500nm以下の粒子状であることが好ましい。また、メジアン径としては、5nm以上100nm以下であることがより好ましく、さらに好ましくは10nm以上40nm以下である。
メジアン径は、後述する担持金属粒子のアスペクト比の測定方法と同様に透過型電子顕微鏡(TEM)による観察にて測定した。
本担体の体積抵抗率(粉体抵抗率)は、50Ω・cm以下であることが好ましく、より好ましくは45Ω・cm以下である。本担体の体積抵抗率が前記した上限値以下であると、燃料電池の電極触媒用担体として、炭素粒子を用いた場合に劣らない効果を発揮できる。体積抵抗率は、交流インピーダンスを測定すれば求められる。
本担体のBET比表面積は、触媒活性の観点より40m/g以上であることが好ましく、43m/g以上であることがより好ましい。BET比表面積は、比表面積計(例えば、マウンテック製M−1220)を用いて測定すれば求められる。
〔担持金属〕
本触媒では、触媒活性の観点より本担体に担持させる金属粒子としては、いわゆる貴金属粒子が好ましい。貴金属粒子としては、特に白金(Pt)、パラジウム(Pd)、およびルテニウム(Ru)の少なくともいずれかの粒子であることが好ましい。
本触媒において、本担体に担持させる金属粒子は、アスペクト比が1.7以上であり、好ましいアスペクト比は1.75以上である。本担体に担持させる金属粒子のアスペクト比が1.7以上であると、本触媒を燃料電池用電極触媒として用いた場合の活性が非常に向上する。特に本触媒を、固体高分子形燃料電池(PEFC)用の電極触媒として用いることが好ましい。
なお、アスペクト比があまり大きくなっても、それに見合った効果は得られにくくなるので10以下が好ましく、7以下であることがより好ましい。
アスペクト比は、例えば、担持用の金属粒子を製造する際に制御することができるが詳細は実施例にて説明する。
本担体に担持させる金属粒子のメジアン径は触媒活性向上の観点より1nm以上10nm以下であることが好ましく、1nm以上6nm以下であることがより好ましく、1.5nm以上4.5nm以下であることがさらに好ましい。
なお、担持用金属粒子のメジアン径は、後述するアスペクト比の測定方法において、金属粒子の長径を用いて算出した。
〔本触媒及び燃料電池〕
本触媒は、まず本担体を製造し、続けて所定のアスペクト比を有する金属粒子(特に貴金属粒子)を担持することで容易に製造することができる。具体的な製造方法は、後述する。
本触媒は、極めて活性が高く、燃料電池用として非常に優れている。特に、本触媒を用いたPEFCは極めて高い性能を発揮することができる。なお、具体的には、本触媒を用いて触媒層前駆体(触媒インク)を製造し、さらに触媒層として特定の形状に成形して使用することが好ましい。このような触媒層とは、例えば、触媒層前駆体溶液をカーボンペーパーなどのガス拡散層に吹き付けて燃料電池セルに導入する前の状態としたものをいう。
以下に、実施例及び比較例により本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例により何ら限定されるものではない。
〔実施例1〕
《担体「アンチモンドープ酸化スズ」の調製》
スズ酸カリウム55.71gと吐酒石2.1gを、水144gに溶解して原料液を調製した。360gの水に硝酸アンモニウム0.47g、15質量%濃度のアンモニア水0.6gを溶解して敷水を調製した。50℃に加温されて攪拌下にある敷水に、前記した原料液を硝酸とともに50分かけて添加し、系内のpHを8.2に保持して加水分解を行いゾルを得た。このゾルからコロイド粒子をろ別し、洗浄して複製塩を除去後、粒子を乾燥した。その後、乾燥粒子を空気中350℃で2時間焼成し、さらに空気中550℃で2時間焼成して担体粉末(アンチモンドープ酸化スズの微粉末)を得た。
《白金前駆体溶液の調製》
ヘキサクロロ白金酸20質量%水溶液6.43gに純水93.57gを加えた。そこに炭酸ナトリウム15質量%水溶液を添加してpH9に調整し、30分間攪拌を行った。次に亜硫酸水素ナトリウム30質量%水溶液でpH4に調整し、30分間攪拌を行った。
その後pHに変動が見られなくなるまで、亜硫酸水素ナトリウム30質量%水溶液を添加し、再度30分間攪拌した。最後に炭酸ナトリウム16質量%水溶液15gを添加し、pHを7に調整した。
ろ過、洗浄を行った後、ケーキを純水300mLに懸濁し、陽イオン交換樹脂にてイオン交換を行った。
樹脂を分離し、純水100mLで樹脂の洗浄を行った後、液温80℃にて200mL以下になるまで濃縮して白金前駆体溶液を得た。
《白金担持触媒の製造、および白金粒子のアスペクト比の調整》
白金前駆体溶液49.02gと純水50.98gを混合し、そこに担体粉末0.8gを添加して10分間攪拌した。その後、30質量%濃度の過酸化水素水4mLを添加し1時間攪拌した。最後に、液温を80℃に調整し、1時間攪拌した。沈殿物を、ろ液の電導度が2.01mS/mに下がるまでろ過洗浄を行った。この洗浄を長く行い、ろ液の電導度を下げるほど、得られる白金粒子のアスペクト比を大きくすることができる。なお、ろ液の電導度はHORIBA製、ポータブル型pH・ORP・電気伝導率メーター D−74により測定した。
洗浄後の沈殿物を80℃で15時間乾燥した後、30℃で水素還元を行い白金担持触媒を得た。
《担持白金粒子のアスペクト比の測定方法》
調製した白金担持触媒(白金担持アンチモンドープ酸化スズ触媒:Pt/ATO触媒)について透過型電子顕微鏡による観察を行い、白金の粒子形状を代表する125万倍の像を得た。その像の中で20〜50個の白金粒子の長径と短径をノギスを用いて計測した。長径と短径は垂直である必要はなく、最も長い径を長径、最も短い径を短径とした。各々の粒子について(長径÷短径)でアスペクト比を算出し、全ての粒子のアスペクト比の算術平均をそのサンプルのアスペクト比とした。なお、白金粒子だけでなく他の金属粒子でも同様にしてアスペクト比を測定可能である。
〔実施例2〕
《担体「アンチモンドープ酸化スズ」の調製》
スズ酸カリウム53.4gと吐酒石4.1gを、水144gに溶解して原料液を調製した。それ以外は実施例1と同様に行った。
《白金前駆体溶液の調製》
実施例1と同様に行った。
《白金担持触媒の製造、および白金粒子のアスペクト比の調整》
白金前駆体溶液44.44gと純水35.56gを混合した後、担体粉末0.64gを添加したことと、ろ液の電導度が1.16mS/mになるまでろ過洗浄したこと以外は実施例1と同様に行った。
〔比較例1〕
《担体「アンチモンドープ酸化スズ」の調製》および《白金前駆体溶液の調製》は実施例1と同様に行った。
《白金担持触媒の製造、および白金粒子のアスペクト比の調整》
ろ液の電導度が11.40となったところで洗浄を止めたこと以外は実施例1と同様に行った。
〔比較例2〕
《担体「アンチモンドープ酸化スズ」の調製》および《白金前駆体溶液の調製》は実施例2と同様に行った。
《白金担持触媒の製造、および白金粒子のアスペクト比の調整》
ろ液の電導度が4.92mS/mとなったところで洗浄を止めたこと以外は実施例2と同様に行った。
〔評価方法〕
上記した各実施例および各比較例で得られた触媒粒子に対し、以下のようにして電気化学特性を評価した。
《作用極の調製》
作用極にはAu回転電極(5mm径)を用いた。調製に先立ちAu電極表面は平均径0.5μm、次いで平均径0.03μmのアルミナを用いて研磨した。その後超純水中で超音波洗浄し、自然乾燥した。
次に10mLのサンプル瓶に上述の触媒4.0mg(白金0.8mg相当)をとり、超純水1.786mL、イソプロパノール0.564mL、5質量%ナフィオン溶液(デュポン社製)9.4μLを加え、超音波分散した。その際、溶液の温度が上がるので、瓶を氷水で冷やしながら行い触媒インクを得た。その後、上述のAu回転電極に触媒インク10μLを滴下し、大気下、60℃、15分間の乾燥を行い作用極を得た。
《サイクリックボルタンメトリー(CV)測定》
CV測定には三極セルを用い、上述の作用極、対極として白金ワイヤー、参照極にはAg/AgCl電極を用いた。0.1M濃度のHClOを溶媒に用いた。30分間のNパージの後、50mV/sで対可逆水素電極(RHE)0.05V−1.20Vの電位範囲を50回のプレサイクルを行い。その後同条件で3サイクル目の0.05Vから0.4V付近での酸素吸着に起因するピーク面積から白金有効反応面積を求めた。
《酸素還元反応(ORR)測定》
CV測定の後、30分間のOパージを行った。その後0.2Vから1.2V(vs.RHE)、10mV/sの掃引を行いORR活性の測定を行った。その際,回転電極を400、900、1600、2500rpmで回転させ、前もってLSV曲線を得た。
〔評価結果〕
表1に、上記で得られた各担体の性状を示した。また、表2には、前記した各担体をもとにして製造した触媒の性状および電気化学的性質を示した。
1)粉体抵抗率(体積抵抗率)
Agilent製、4338B MILLIOHMETERを用いて測定した。
2)結晶子径
XRD(X線回折)測定を行い、Halder−Wagner法により求めた。XRD装置はRIGAKU製、MINIFLEX600を用いた。
3)比表面積
マウンテック製M−1220を用いてBET比表面積を測定した。
実施例1および比較例1で用いた担体は、いずれもドープしたアンチモンの量がSb基準で3.5質量%であり、実施例2および比較例2で用いた担体は、いずれもドープしたアンチモンの量がSb基準で6.7質量%である。
担持白金粒子のアスペクト比が所定の値以上である実施例1の触媒は、同じ担体を用いた比較例1の触媒よりも優れた活性を示している。アンチモンのドープ量を増やした担体を用いた実施例2および比較例2においても同様の効果が得られている。
それ故、担持金属粒子のアスペクト比を所定の値以上とすることで、燃料電池用の電極触媒として優れた活性が得られることが理解できる。

Claims (9)

  1. 担体に金属粒子を担持させた電極触媒であって、
    前記担体がチタン、スズ及びタングステンのうち少なくともいずれか1種の酸化物を含むものであり、
    前記酸化物の含有量が担体基準で80質量%以上であり、
    前記担体がスズ、ニオブ、リン、アンチモン及びビスマスのうち少なくともいずれか1種をドーパントとして酸化物換算かつ担体基準で20質量%以下含有し、
    前記金属粒子のアスペクト比が1.7以上10以下であることを特徴とする電極触媒。
  2. 前記金属粒子が貴金属粒子であることを特徴とする請求項1に記載の電極触媒。
  3. 前記貴金属粒子を構成する貴金属が白金、パラジウム及びルテニウムのうち少なくともいずれか1種であることを特徴とする請求項2に記載の電極触媒。
  4. 前記担体がスズ、リン、アンチモン及びビスマスのうち少なくともいずれか1種をドーパントとして酸化物換算かつ担体基準で20質量%以下含有することを特徴とする請求項に記載の電極触媒。
  5. 前記担体の体積抵抗率が50Ω・cm以下であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の電極触媒。
  6. 前記担体のBET比表面積が40m/g以上であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の電極触媒。
  7. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の電極触媒を用いたことを特徴とする触媒層前駆体。
  8. 請求項に記載の触媒層前駆体を用いたことを特徴とする触媒層。
  9. 請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の電極触媒を用いたことを特徴とする燃料電池。
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