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JP6316703B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Description

開示の実施形態は、基板処理装置および基板処理方法に関する。
従来、半導体ウェハやガラス基板などの基板を処理する処理ユニットを複数備える基板処理装置では、各処理ユニットの動作状況を定期的に検査することが行われている。
たとえば、特許文献1には、エッチング液の流量や温度などを監視することにより、各処理ユニットの動作状況に異常がないかを判定する技術が開示されている。この特許文献1に記載の技術では、処理ユニットの動作状況に異常が検出された場合に、データベースを検索して勤務中のオペレータを特定し、特定したオペレータに対し、異常内容などを含んだ情報を電子メールで通知することとしている。
特開2005−064214号公報
しかしながら、上述した従来技術では、改善作業を行うオペレータが現場へ駆けつけるまでに時間がかかってしまうと、改善作業に遅れが生じることとなり、改善作業が遅れた分だけ処理ユニットの復旧が遅れて、その間処理ユニットが使えず基板処理装置の稼働率が低下するおそれがある。
特に、近年では、工場の無人化が進んでおり、オペレータが現場へ駆けつけるまでの時間が長くなってきている。このため、オペレータの不在による処理ユニットの復旧の遅れをいかにして抑えるかが課題の一つとなっている。
なお、基板処理装置では、特許文献1に記載の検査方法以外の検査方法として、処理ユニットに対して検査用のモニタウェハを搬入して一連の基板処理を実行させた後、処理後のモニタウェハの表面を外部の測定器を用いて調べることにより、処理ユニットの動作状況を検査することが行われる場合もある。上述した課題は、このような検査を行う場合においても同様に生じ得る。
実施形態の一態様は、処理ユニットに異常が検出された場合の稼働率の低下を抑えることのできる基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係る基板処理装置は、処理ユニットと、制御部とを備える。処理ユニットは、基板を処理する。制御部は、処理ユニットに対して基板処理を実行させる。また、制御部は、基板処理後に基板表面測定によって検出された異常の内容を含む異常検出情報に基づいて異常が検出された処理ユニットに対して改善処理を実行させる。また、改善処理は、異常の内容と改善処理を対応付けた改善処理情報から特定される
実施形態の一態様によれば、処理ユニットに異常が検出された場合のスループットの低下を抑えることができる。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。 図2は、処理ユニットの概略構成を示す図である。 図3は、検査処理の概要説明図である。 図4は、処理ユニットの具体的構成の一例を示す図である。 図5は、処理ユニットが実行する一連の基板処理の処理手順を示すフローチャートである。 図6は、改善処理情報の一例を示す図である。 図7は、検査処理において制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、検査処理において制御部が実行する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。 図9は、第2の実施形態に係る検査処理の概要説明図である。 図10は、第2の実施形態に係る検査処理において制御部が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する基板処理装置および基板処理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1の実施形態)
<1.基板処理システムの概略構成>
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウェハ(以下ウェハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して予め設定された基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
<2.処理ユニットの概略構成>
次に、処理ユニット16の構成について図2を参照して説明する。図2は、処理ユニット16の概略構成を示す図である。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウェハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウェハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウェハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウェハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
<3.検査処理の概要>
ところで、基板処理システム1では、各処理ユニット16に製品ウェハを処理させる前に、各処理ユニット16の動作状況を検査する検査処理が定期的に行われる。この検査処理の概要について図3を参照して説明する。図3は、検査処理の概要説明図である。なお、図3では、モニタウェハの流れを実線の矢印で、データの流れを破線の矢印でそれぞれ示している。
なお、ここでは、モニタウェハを用いて検査処理を行う場合の例を示すが、検査処理は、モニタウェハではなく、製品ウェハを用いて行われてもよい。また、ここでは、検査処理が定期的に行われる場合の例を示すが、検査処理は、定期的にではなく、たとえば処理ユニットのメンテナンス後など不定期に行われてもよい。
図3に示すように、基板処理システム1が設置される工場100内には、基板処理システム1や制御装置4の他に、測定器5が設置される。測定器5は、ウェハWの表面(被処理面)の状態を測定する装置である。たとえば、測定器5は、ウェハWの表面に付着したパーティクル数を検出するパーティクルカウンタ501や、ウェハW上に形成された膜の膜厚を測定する膜厚測定装置502などである。なお、図3にはパーティクルカウンタ501と膜厚測定装置502を示したが、工場100内には、測定項目に応じて複数の測定器5が設置されてもよい。
また、工場100の外部には、ホスト端末6が設置される。ホスト端末6は、たとえばPC(Personal Computer)であり、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネットといったネットワークを介して測定器5および制御装置4に接続される。
検査処理では、まず、検査用のモニタウェハを各処理ユニット16に搬入し(S01)、各処理ユニット16に対して一連の基板処理を実行させる。つづいて、処理後のモニタウェハを基板処理システム1から搬出して、測定器5へ搬入する(S02)。測定器5は、処理後のモニタウェハに対し、パーティクル測定や膜厚測定などの表面測定を行い、その測定結果をネットワークを介してホスト端末6へ送信する(S03)。
つづいて、ホスト端末6は、測定器5から測定結果を取得すると、取得した測定結果に基づき、各処理ユニット16の動作状況の良否を判定する。本実施形態においてホスト端末6は、膜厚測定の測定結果に基づいてエッチング処理の良否を判定し、パーティクル測定の測定結果に基づいてパーティクル増加数の良否を判定するものとする。
検査処理に用いられるモニタウェハは、たとえば酸化膜等の膜を予め決められた膜厚で形成するとともに、予め決められた数のパーティクルを付着させたウェハである。ホスト端末6は、一連の基板処理後のモニタウェハの膜厚の測定結果と膜厚の初期値とを比較することで、エッチング量が規定の範囲内であるか否かを判定する。そして、エッチング量が規定の範囲を超えている場合、ホスト端末6は、その処理ユニット16のエッチング処理に異常が生じていると判定する。
また、ホスト端末6は、基板処理後のモニタウェハのパーティクル数の測定結果とパーティクル数の初期値とを比較することで、パーティクルの増加数が規定の範囲内であるか否かを判定する。そして、パーティクルの増加数が規定の範囲を超えている場合、ホスト端末6は、その処理ユニット16においてパーティクルが発生していると判定する。なお、ここでは、各処理ユニット16の動作状況の良否判定をホスト端末6が行うこととしたが、良否判定は、測定器5が行ってもよい。また、ここでは、エッチング処理の良否とパーティクル増加数の良否とを判定することとしたが、いずれか一方のみを判定することとしてもよい。
つづいて、ホスト端末6は、良否判定の結果、いずれかの処理ユニット16において異常が検出された場合、異常が検出された処理ユニット16の識別子(ユニットID)と、検出された異常の内容を示す識別子(異常ID)とを含む異常検出情報を生成して制御装置4へ送信する(S04)。
そして、制御装置4は、異常検出情報を取得すると、取得した異常検出情報に含まれるユニットIDを参照することによって異常が検出された処理ユニット16を特定し、特定した処理ユニット16をモニタモードへ移行させる(S05)。
ここで、モニタモードとは、製品ウェハに対する一連の基板処理の実行を禁止するモードである。このように、異常が検出された処理ユニット16をモニタモードへ移行させることで、製品ウェハの処理不良を未然に防止することができる。
なお、本実施形態では、検査処理の結果、異常が検出された処理ユニット16をモニタモードへ移行することとするが、これに限らず、検査処理を開始する前に、処理ユニット16をモニタモードへ移行してもよい。この場合には、検査処理の結果、異常が検出された処理ユニット16についてはモニタモードを維持し、異常が検出されなかった正常な処理ユニット16についてはモニタモードを解除すればよい。
ここで、従来においては、異常が検出された処理ユニットをモニタモードへ移行させた後、オペレータが現場へ駆けつけて改善作業を行い、その後、処理ユニットに対して検査処理を再度実施して異常が検出されなかった場合に、モニタモードを解除していた。
しかしながら、この方法では、オペレータが現場へ駆けつけるまでに時間がかかってしまうと、改善作業に遅れが生じることとなり、改善作業が遅れた分だけ処理ユニットの復旧が遅れて、基板処理装置の稼働率が低下するおそれがある。特に、近年では、工場の無人化が進んでおり、オペレータが現場へ駆けつけるまでの時間が長くなってきているため、オペレータの不在による稼働率の低下をいかにして抑えるかが課題の一つとなっている。
そこで、本実施形態に係る基板処理システム1では、異常が検出された処理ユニット16をモニタモードへ移行させた後、ホスト端末6から取得した異常検出情報に基づき、異常の内容に応じた改善処理を処理ユニット16に対して実行させることとした(S06)。これにより、オペレータの有無によらず改善処理を実行することができるため、基板処理システム1の稼働率の低下を抑えることができる。
なお、改善処理は、記憶部19に記憶された改善処理情報191に従って実行される。改善処理情報191や改善処理の具体的な内容については後述する。
<4.処理ユニットの具体的構成および基板処理の内容>
次に、本実施形態に係る処理ユニット16の具体的な構成の一例について図4を参照して説明する。図4は、処理ユニット16の具体的構成の一例を示す図である。
図4に示すように、基板保持機構30が備える保持部31の上面には、ウェハWを側面から保持するチャック311が設けられる。ウェハWは、かかるチャック311によって保持部31の上面からわずかに離間した状態で水平保持される。
また、処理流体供給部40は、ノズル41と、ノズル41を水平に支持するアーム42と、アーム42を旋回および昇降させる旋回昇降機構43とを備える。ノズル41は、バルブ61を介してHF供給源71に接続される。また、ノズル41は、バルブ62を介してDIW供給源72に接続される。処理流体供給部40は、HF供給源71から供給されるHFまたはDIW供給源72から供給されるDIWを、ノズル41から基板保持機構30に保持されたウェハWに対して供給する。
なお、HFはフッ酸であり、一連の基板処理において用いられるエッチング液の一例である。また、DIWは常温(23〜25度程度)の純水であり、一連の基板処理において用いられるリンス液の一例である。また、DIWは、後述するチャック洗浄、ノズル洗浄、カップ洗浄およびチャンバ洗浄において用いられる洗浄液の一例でもある。
また、処理ユニット16は、チャンバ20内にノズルバス80とチャンバ洗浄部90とをさらに備える。ノズルバス80は、ノズル洗浄部の一例であり、ノズル41を洗浄するノズル洗浄処理に用いられる。具体的には、ノズルバス80には、バルブ63を介してDIW供給源73が接続されており、DIW供給源73から供給されるDIWをノズル41へ向けて吐出することによりノズル41を洗浄する。ノズル41の洗浄に使用された洗浄水は、排出路81を通って外部へ排出される。
また、ノズルバス80は、ダミーディスペンス部の一例でもある。すなわち、ノズルバス80では、ノズル41のダミーディスペンス処理も行われる。ダミーディスペンス処理とは、たとえば処理液の劣化を防止するために、ウェハWに処理液を吐出していない待機中にノズル41から処理液を適宜吐出させる処理である。ノズル41から吐出された処理液は、排出路81を通って外部へ排出される。
ここでは、ノズルバス80がノズル洗浄部およびダミーディスペンス部の一例であり、ノズル洗浄処理およびダミーディスペンス処理の両方がノズルバス80において行われる場合の例を示したが、処理ユニット16は、ノズル洗浄部とダミーディスペンス部とをそれぞれ備えていてもよい。
チャンバ洗浄部90は、チャンバ20の内壁を洗浄するチャンバ洗浄処理に用いられる。チャンバ洗浄部90は、ノズル91と、ノズル91を水平に支持するアーム92と、アーム92を旋回および昇降させる旋回昇降機構93とを備える。ノズル91は、バルブ64を介してDIW供給源74に接続される。かかるチャンバ洗浄部90は、DIW供給源74から供給されるDIWをノズル91からチャンバ20の内壁へ向けて吐出することで、チャンバ20を洗浄する。
つづいて、処理ユニット16が実行する一連の基板処理の一例について図5を参照して説明する。図5は、処理ユニット16が実行する一連の基板処理の処理手順を示すフローチャートである。
なお、処理ユニット16による一連の基板処理は、制御装置4が備える制御部18によって制御される。制御部18は、たとえばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部19に記憶された図示しないプログラムを読み出して実行することによって処理ユニット16に一連の基板処理を実行させる。なお、制御部18は、プログラムを用いずにハードウェアのみで構成されてもよい。
図5に示すように、処理ユニット16では、まず、ウェハWの搬入処理が行われる(ステップS101)。かかる搬入処理では、基板搬送装置17(図1参照)が保持部31の図示しない支持ピン上にウェハWを載置した後、チャック311がウェハWを保持する。
つづいて、処理ユニット16では、エッチング処理が行われる(ステップS102)。かかるエッチング処理では、まず、駆動部33が保持部31を回転させることにより、保持部31に保持されたウェハWを予め設定された回転数で回転させる。つづいて、処理流体供給部40のノズル41がウェハWの中央上方に位置する。その後、バルブ61が予め設定された時間開放されることによって、HF供給源71から供給されるHFがノズル41からウェハWの表面(被処理面)へ供給される。ウェハWへ供給されたHFは、ウェハWの回転に伴う遠心力によってウェハWの表面の全面に広がる。これにより、ウェハWの表面に形成された膜がHFによってエッチングされる。
つづいて、処理ユニット16では、ウェハWの表面をDIWですすぐリンス処理が行われる(ステップS103)。かかるリンス処理では、バルブ62が所定時間開放されることによって、DIW供給源72から供給されるDIWがノズル41からウェハWの表面へ供給され、ウェハWに残存するHFが洗い流される。つづいて、処理ユニット16では、乾燥処理が行われる(ステップS104)。かかる乾燥処理では、ウェハWの回転速度を増速させることによってウェハW上のDIWを振り切ってウェハWを乾燥させる。
なお、ステップS103およびステップS104の処理は、基板洗浄処理の一例である。ここでは、リンス処理の後、乾燥処理を行うこととしたが、リンス処理の後、ウェハW上のDIWをIPA(イソプロピルアルコール)に置換する置換処理を行ったうえで、乾燥処理を行ってもよい。
つづいて、処理ユニット16では、搬出処理が行われる(ステップS105)。かかる搬出処理では、駆動部33によるウェハWの回転が停止した後、ウェハWが基板搬送装置17(図1参照)によって処理ユニット16から搬出される。かかる搬出処理が完了すると、1枚のウェハWについての一連の基板処理が完了する。
なお、検査処理では、モニタウェハに対して図5に示す一連の基板処理が実行されることとなる。
<5.改善処理情報の内容>
次に、記憶部19に記憶される改善処理情報191の一例について図6を参照して説明する。図6は、改善処理情報191の一例を示す図である。
改善処理情報191は、検査処理によって検出される異常の内容と、実行すべき改善処理の内容とを対応付けた情報である。具体的には、図6に示すように、改善処理情報191には、「異常内容」項目と「改善処理」項目とが格納される。
「異常内容」項目には、「種別」項目と、「レベル」項目とが含まれる。「種別」項目は、「パーティクル発生」や「エッチング不良」などの異常の種別を示す情報が格納される項目である。また、「レベル」項目は、「Lv1」や「Lv2」など、種別ごとの異常の程度を示す情報が格納される項目である。たとえば、「パーティクル発生」の「Lv1」は、一連の基板処理後のモニタウェハのパーティクル増加数が「1〜50個」であることを示す情報であり、「パーティクル発生」の「Lv2」は、一連の基板処理後のモニタウェハのパーティクル増加数が「51〜100個」であることを示す情報である。また、「エッチング不良」についても同様に、規定範囲からのずれ量が少ないものから順に「Lv1」、「Lv2」のように細分化される。
一方、「改善処理」項目は、処理ユニット16に実行させるべき改善処理の内容を示す情報が格納される項目である。たとえば、「改善処理」項目には、「異常内容」項目における「パーティクル発生」の「Lv1」と対応付けて、「チャック洗浄」が格納され、「エッチング不良」の「Lv1」と対応付けて、「ダミーディスペンス(Lv1)」が格納される。
なお、「異常内容」項目は、異常検出情報に含まれる異常IDに対応するものであり、実際には、異常IDと同一のIDが格納される。また、「改善処理」項目にも、実際には、改善処理の内容を示す識別子(改善処理ID)が格納される。
<6.検査処理における制御部の具体的動作>
次に、検査処理における制御部18の具体的動作について図7を参照して説明する。図7は、検査処理において制御部18が実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、制御部18は、ホスト端末6から異常検出情報を取得したか否かを判定する(ステップS201)。この処理において、異常検出情報を取得したと判定した場合(ステップS201,Yes)、制御部18は、取得した異常検出情報に含まれるユニットIDに対応する処理ユニット16をモニタモードへ移行させる(ステップS202)。なお、制御部18は、ステップS202の処理を行った後、処理ユニット16をモニタモードへ移行させた旨の通知をホスト端末6に対して出力してもよい。
このように、制御部18は、ホスト端末6から異常検出情報を取得したか否かによって、該当する処理ユニット16の使用可否を判定する。そして、制御部18は、異常検出情報を取得した場合に、該当する処理ユニット16を使用不可と判定してモニタモードへ移行させる。なお、これに限らず、制御部18は、取得した異常検出情報の内容に応じて処理ユニット16の使用可否を判定するようにしてもよい。
つづいて、制御部18は、異常が検出された処理ユニット16に対し、検出された異常の内容に対応する改善処理の実行を指示する(ステップS203)。具体的には、制御部18は、改善処理情報191を参照して、異常検出情報に含まれる異常IDに対応する改善処理IDを特定し、特定した改善処理IDに対応する改善処理を処理ユニット16に実行させる。
たとえば、異常IDが、「パーティクル発生」の「Lv1」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「チャック洗浄」の改善処理IDを改善処理情報191より特定する。そして、制御部18は、特定した改善処理IDに対応する「チャック洗浄」を該当する処理ユニット16に実行させる。「チャック洗浄」は、基板保持機構30が備えるチャック311(図4参照)に対し、DIW供給源72から供給されるDIWをノズル41から吐出することにより、チャック311に付着した汚れを除去する処理である。
また、異常IDが、「パーティクル発生」の「Lv2」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「チャック洗浄+ノズル洗浄」を該当する処理ユニット16に実行させる。「チャック洗浄+ノズル洗浄」は、上述した「チャック洗浄」に加えて「ノズル洗浄」を実行する処理である。「ノズル洗浄」は、ノズルバス80を用いてノズル41を洗浄することにより、ノズル41に付着した汚れを除去する処理である。
また、異常IDが、「パーティクル発生」の「Lv3」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「チャック洗浄+ノズル洗浄+カップ洗浄」を該当する処理ユニット16に実行させる。「チャック洗浄+ノズル洗浄+カップ洗浄」は、上述した「チャック洗浄」および「ノズル洗浄」に加えて「カップ洗浄」を実行する処理である。「カップ洗浄」は、回収カップ50に対し、DIW供給源72から供給されるDIWをノズル41から吐出することにより、回収カップ50に付着した汚れを除去する処理である。
また、異常IDが、「パーティクル発生」の「Lv4」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「チャック洗浄+ノズル洗浄+カップ洗浄+チャンバ洗浄」を該当する処理ユニット16に実行させる。「チャック洗浄+ノズル洗浄+カップ洗浄+チャンバ洗浄」は、上述した「チャック洗浄」、「ノズル洗浄」および「カップ洗浄」に加えて「チャンバ洗浄」を実行する処理である。「チャンバ洗浄」は、チャンバ洗浄部90のノズル91からチャンバ20の内壁へ向けてDIWを吐出することにより、チャンバ20の内壁に付着した汚れを除去する処理である。
また、異常IDが、「エッチング不良」の「Lv1」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「ダミーディスペンス(Lv1)」を該当する処理ユニット16に実行させる。また、異常IDが、「エッチング不良」の「Lv2」を示す場合、制御部18は、対応する改善処理として「ダミーディスペンス(Lv2)」を該当する処理ユニット16に実行させる。「ダミーディスペンス(Lv1)」は、ダミーディスペンス処理を時間T1だけ実行する処理であり、「ダミーディスペンス(Lv2)」は、上述したダミーディスペンス処理を時間T1よりも長い時間T2だけ実行する処理である。言い換えれば、「ダミーディスペンス(Lv2)」は、「ダミーディスペンス(Lv1)」よりも多くの処理液をノズル41から吐出させる処理である。
このように、基板処理システム1では、異常の種別に応じて改善処理の内容を異ならせるとともに、同一種別の異常でも、そのレベルごとに改善処理の内容を異ならせることとした。具体的には、異常のレベルが高くなるほど、改善処理として実行させる処理の種類を増やしたり、単一の処理であっても処理時間を長くしたりすることとした。これにより、異常のレベルに応じた最適な改善処理を処理ユニット16に実行させることができる。
なお、図6に示す改善処理情報191は、あくまでも一例であり、改善処理の内容や各処理の組合せは、図示のものに限定されない。
つづいて、上述した改善処理を終えると、制御部18は、ホスト端末6に対して再検査要求を出力する(ステップS204)。再検査要求は、改善処理を実行させた処理ユニット16のユニットIDを含み、この処理ユニット16に対して検査処理の再実施を要求する旨の通知である。このように、ホスト端末6に対して再検査要求を出力することで、検査処理が再度実施されるまでの時間を可及的に短くすることができる。ステップS204の処理を終えた場合、あるいは、ステップS201において異常検出情報を取得しない場合(ステップS201,No)、制御部18は、検査処理における一連の処理手順を終える。
なお、その後の測定器5による再検査の結果、処理ユニット16に再び異常が検出された場合、制御部18は、かかる処理ユニット16に対し、再検査の結果に基づいて再度改善処理を行ってもよい。この場合、制御部18は、改善処理のリトライ回数が予め設定された閾値(たとえば、3回)を超えた場合には、改善処理に代えてオペレータへの報知処理を行ってもよい。報知処理は、たとえば、異常が検出された処理ユニット16のユニットIDと、異常の内容を示す異常IDとを含んだ異常検出情報をオペレータに対して電子メールで通知する処理や、基板処理システム1に設けられたディスプレイに上記異常検出情報の内容を表示する処理などである。
また、ここでは、処理ユニット16に異常が検出された場合に、異常が検出された処理ユニット16に対して必ず改善処理を実施させることとしたが、制御部18は、検出された異常のレベルが予め設定されたレベル以上である場合には、処理ユニット16に改善処理を実行させることなくオペレータへの報知処理を行ってもよい。
図8は、検査処理において制御部18が実行する処理手順の他の一例を示すフローチャートである。なお、図8に示すステップS301〜S303は、図7に示すステップS201〜S203の処理と同様であるため、説明を省略する。
図8に示すように、制御部18は、改善処理の実行を指示した後(ステップS303)、改善処理を実行した処理ユニット16のモニタモードを解除する処理を行ってもよい(ステップS304)。これにより、処理ユニット16は、製品ウェハを処理可能な状態となるため、基板処理システム1の稼働率の低下をさらに抑えることができる。
なお、制御部18は、図7に示す処理手順(ステップS201〜S204)を実行するモードと、図8に示す処理手順(ステップS301〜S304)を実行するモードとを設定により変更可能としてもよい。
上述してきたように、第1の実施形態に係る基板処理システム1(「基板処理装置」の一例に相当)は、処理ユニット16と、制御部18とを備える。処理ユニット16は、ウェハWを処理する。制御部18は、処理ユニット16に対して一連の基板処理を実行させる。また、制御部18は、処理ユニット16によって一連の基板処理が施されたモニタウェハに対して実施される表面測定によって検出された異常の内容に基づいて処理ユニット16の使用可否を判定し、使用不可と判定した場合に、異常が検出された処理ユニット16に対し、検出された異常の内容に対応する改善処理を実行させる。
したがって、第1の実施形態に係る基板処理システム1によれば、処理ユニット16に異常が検出された場合の稼働率の低下を抑えることができる。
(第2の実施形態)
ところで、上述した第1の実施形態では、測定器5が基板処理システム1の外部に設けられる場合の例について説明したが、測定器5は、基板処理システム1に一体的に組み込まれてもよい。第2の実施形態では、基板処理システム1に測定器5を組み込んだ場合の検査処理の内容について説明する。
図9は、第2の実施形態に係る検査処理の概要説明図である。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同様の部分については、既に説明した部分と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図9に示すように、第2の実施形態に係る基板処理システム1Aは、測定器5を内蔵する。測定器5は、たとえば基板処理システム1Aの処理ステーション3(図1参照)に配置される。また、第2の実施形態に係る制御装置4Aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネットといったネットワークを介して測定器5に接続される。
第2の実施形態に係る検査処理では、まず、検査用のモニタウェハを各処理ユニット16に搬入し、各処理ユニット16に対して一連の基板処理を実行させる(S31)。つづいて、一連の基板処理後のモニタウェハを処理ユニット16から搬出して、測定器5へ搬入する(S32)。測定器5は、一連の基板処理後のモニタウェハに対し、パーティクル測定や膜厚測定などの表面測定を行い、その測定結果を制御装置4Aへ送信する(S33)。
つづいて、制御装置4Aの制御部18Aは、測定器5から測定結果を取得すると、取得した測定結果に基づき、各処理ユニット16の動作状況の良否を判定する。なお、この良否判定は、測定器5が行ってもよい。
つづいて、制御部18Aは、判定の結果、いずれかの処理ユニット16において異常が検出された場合、異常が検出された処理ユニット16のユニットIDと、検出された異常の内容を示す異常IDとを含む異常検出情報を生成する。そして、制御部18Aは、生成した異常検出情報に基づき、該当する処理ユニット16をモニタモードへ移行させたうえで(S34)、第1の実施形態において上述した改善処理を処理ユニット16に実施させる(S35)。
次に、第2の実施形態に係る検査処理における制御部18Aの具体的動作について図10を参照して説明する。図10は、第2の実施形態に係る検査処理において制御部18Aが実行する処理手順の一例を示すフローチャートである。
図10に示すように、制御部18Aは、測定器5から測定結果を取得すると(ステップS401)、いずれかの処理ユニット16において異常が検出されたか否かを判定する(ステップS402)。そして、制御部18Aは、いずれかの処理ユニット16において異常が検出された場合(ステップS402,Yes)、異常が検出された処理ユニット16を使用不可と判定し、異常が検出された処理ユニット16のユニットIDと、異常の内容を示す異常IDとを含んだ異常検出情報を生成する(ステップS403)。
つづいて、制御部18Aは、異常検出情報に含まれるユニットIDに対応する処理ユニット16をモニタモードへ移行させたうえで(ステップS404)、該当する処理ユニット16に対して改善処理の実行を指示する(ステップS405)。なお、ステップS404およびステップS405の処理は、図7に示すステップS202およびステップS203の処理と同一である。
つづいて、制御部18Aは、改善処理が完了した後、改善処理を実行させた処理ユニット16について検査処理を再度実行する(ステップS406)。具体的には、制御部18Aは、改善処理を実行させた処理ユニット16に対してモニタウェハを搬入して、一連の基板処理を実行させる。つづいて、制御部18Aは、処理ユニット16からモニタウェハを搬出して測定器5へ搬入し、測定器5に対してモニタウェハの表面測定を行わせる。
つづいて、制御部18Aは、測定器5から測定結果を取得し(ステップS407)、再検査処理を行ったいずれかの処理ユニット16において異常が検出されたか否かを判定する(ステップS408)。そして、制御部18Aは、異常が検出されなかった処理ユニット16については(ステップS408,No)、モニタモードを解除する処理を行い(ステップS409)、異常が検出された処理ユニット16が存在する場合には(ステップS408,Yes)、報知処理を行う(ステップS410)。制御部18Aは、報知処理として、たとえば、異常が検出された処理ユニット16のユニットIDと、異常の内容を示す異常IDとを含んだ異常検出情報をオペレータに対して電子メールで通知する処理や、基板処理システム1Aに設けられたディスプレイに上記異常検出情報の内容を表示する処理などを行う。
ステップS409またはステップS410の処理を終えたとき、あるいは、ステップS402において全ての処理ユニット16に異常が検出されない場合(ステップS402,No)、制御部18Aは、第2の実施形態に係る検査処理における一連の処理手順を終える。
このように、第2の実施形態に係る基板処理システム1Aでは、測定器5を内蔵し、異常検出情報の生成や再検査処理あるいはモニタモード解除処理などをホスト端末6によらず実行することとした。このため、第2の実施形態に係る基板処理システム1Aによれば、処理ユニット16に異常が検出された場合の稼働率の低下をさらに抑えることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 基板処理システム
2 搬入出ステーション
3 処理ステーション
4 制御装置
5 測定器
6 ホスト端末
16 処理ユニット
18 制御部
19 記憶部
20 チャンバ
30 基板保持機構
40 処理流体供給部
41 ノズル
50 回収カップ
71 HF供給源
72〜74 DIW供給源
80 ノズルバス
90 チャンバ洗浄部
100 工場
191 改善処理情報
311 チャック

Claims (14)

  1. それぞれ基板を処理する複数の処理ユニットと、
    前記複数の処理ユニットに対してそれぞれ基板処理を実行させる制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記基板処理後の基板に対して実施される基板表面測定によって検出された異常の内容を示す異常IDと、当該基板を処理した前記処理ユニットのユニットIDとを含む異常検出情報を取得した場合に、異常IDと実行すべき改善処理の内容とを対応付けた改善処理情報に基づき、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記異常検出情報に含まれる前記異常IDに対応付けられた内容の前記改善処理を実行させること
    を特徴とする基板処理装置。
  2. 前記改善処理情報は、
    前記異常の内容として、異常の程度を示す情報を異常の種別ごとに含み、各種別における異常の程度ごとに、実行すべき前記改善処理の内容が対応付けられること
    を特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記改善処理情報を記憶する記憶部
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常検出情報をネットワークを介して取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  4. 前記改善処理情報を記憶する記憶部
    を備え、
    前記制御部は、
    記異常検出情報をネットワークを介して取得し、
    前記異常の内容を基に、前記処理ユニットが使用出来るか出来ないかを判断し、
    前記処理ユニットの使用が出来ないと判断した際に、前記記憶部に記憶された前記改善処理情報に基づき、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記異常検出情報に含まれる前記異常IDに対応付けられた内容の前記改善処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  5. 前記制御部は、
    記改善処理行後、前記改善処理を実行した前記処理ユニットに対して前記基板処理を再度実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットを、製品基板に対する前記基板処理の実行を禁止するモニタモードへ移行させ、当該処理ユニットに対して前記改善処理を実行させた後、当該処理ユニットの前記モニタモードを解除すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットを、製品基板に対する前記基板処理の実行を禁止するモニタモードへ移行させ、当該処理ユニットに対して前記改善処理を実行させた後、当該処理ユニットに対して前記基板処理を再度実行させ、当該処理ユニットの使用が出来ると判断した際に、当該処理ユニットの前記モニタモードを解除すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  8. 前記基板表面測定を実施する測定器
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  9. 前記処理ユニットは、
    前記基板を保持して回転させる基板保持機構と、
    予め設定された処理液を吐出するノズルと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常の内容が、パーティクルの発生である場合に、前記改善処理として、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記ノズルから前記基板保持機構へ向けて洗浄液を吐出して前記基板保持機構を洗浄する処理を実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  10. 前記処理ユニットは、
    前記基板を保持して回転させる基板保持機構と、
    予め設定された処理液を吐出するノズルと、
    前記ノズルを洗浄するノズル洗浄部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常の内容が、パーティクルの発生である場合に、前記改善処理として、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記ノズル洗浄部を用いて前記ノズルを洗浄する処理を実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  11. 前記処理ユニットは、
    前記基板を保持して回転させる基板保持機構と、
    予め設定された処理液を吐出するノズルと
    前記基板保持機構に保持された基板の周囲を囲み、前記基板から飛散する処理液を回収する回収カップと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常の内容が、パーティクルの発生である場合に、前記改善処理として、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記ノズルから前記回収カップへ向けて洗浄液を吐出して前記回収カップを洗浄する処理を実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  12. 前記処理ユニットは、
    前記基板を保持して回転させる基板保持機構と、
    予め設定された処理液を吐出するノズルと
    前記基板保持機構および前記ノズルを収容するチャンバと
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常の内容が、パーティクルの発生である場合に、前記改善処理として、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記ノズルから前記チャンバの内壁へ向けて洗浄液を吐出して前記チャンバの内壁を洗浄する処理を実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  13. 前記処理ユニットは、
    前記基板を保持して回転させる基板保持機構と、
    エッチング液を吐出するノズルと、
    前記ノズルから吐出されるエッチング液を受けて排出するダミーディスペンス部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記異常の内容が、エッチング不良である場合に、前記改善処理として、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記ノズルから前記ダミーディスペンス部へ前記エッチング液を吐出するダミーディスペンス処理を実行させること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  14. それぞれ基板を処理する複数の処理ユニットと、前記複数の処理ユニットに対してそれぞれ基板処理を実行させる制御部とを備えた基板処理装置における基板処理方法であって、
    前記処理ユニットにて基板処理を行う基板処理工程と、
    前記基板処理工程後の基板に対して実施される基板表面測定によって検出された異常の内容を示す異常IDと、当該基板を処理した前記処理ユニットのユニットIDとを含む異常検出情報を取得した場合に、異常IDと実行すべき改善処理の内容とを対応付けた改善処理情報に基づき、前記異常検出情報に含まれる前記ユニットIDによって特定される前記処理ユニットに対し、前記異常検出情報に含まれる前記異常IDに対応付けられた内容の前記改善処理を実行させる改善処理工程と
    を含むことを特徴とする基板処理方法。
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