[go: up one dir, main page]

JP6308717B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム Download PDF

Info

Publication number
JP6308717B2
JP6308717B2 JP2012229038A JP2012229038A JP6308717B2 JP 6308717 B2 JP6308717 B2 JP 6308717B2 JP 2012229038 A JP2012229038 A JP 2012229038A JP 2012229038 A JP2012229038 A JP 2012229038A JP 6308717 B2 JP6308717 B2 JP 6308717B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
imaging device
state imaging
light
focus detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012229038A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014082310A (ja
Inventor
勉 丹下
勉 丹下
豊口 銀二郎
銀二郎 豊口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012229038A priority Critical patent/JP6308717B2/ja
Priority to US14/052,883 priority patent/US9282268B2/en
Publication of JP2014082310A publication Critical patent/JP2014082310A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6308717B2 publication Critical patent/JP6308717B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/70SSIS architectures; Circuits associated therewith
    • H04N25/76Addressed sensors, e.g. MOS or CMOS sensors
    • H04N25/77Pixel circuitry, e.g. memories, A/D converters, pixel amplifiers, shared circuits or shared components
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/011Manufacture or treatment of image sensors covered by group H10F39/12
    • H10F39/024Manufacture or treatment of image sensors covered by group H10F39/12 of coatings or optical elements
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80Constructional details of image sensors
    • H10F39/805Coatings
    • H10F39/8057Optical shielding
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80Constructional details of image sensors
    • H10F39/806Optical elements or arrangements associated with the image sensors
    • H10F39/8063Microlenses
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80Constructional details of image sensors
    • H10F39/806Optical elements or arrangements associated with the image sensors
    • H10F39/8067Reflectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および固体撮像装置を有する撮像システムに関する。
デジタルスチルカメラ等の撮像システムに用いる固体撮像装置では、撮像用の画素が配列する画素領域の中に、焦点検出用の画素を有する構成が提案されている。特許文献1には、焦点検出用の画素として、遮光部によって、入射光の光路を規定する構成が開示されている。
特開2009−105358号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成によって、入射光の光路を規定する遮光部によって反射された光が、焦点検出用の画素の周辺の撮像用の画素に入り込んでしまう、いわゆるクロストークを引き起こす可能性があった。
そこで、本発明は、クロストークが低減可能な、焦点検出用の画素を有する固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの側面は、
撮像用の画素と焦点検出用の画素とが配列され、
前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれが光電変換部を有し、
前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの上に、マイクロレンズが設けられ
前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの光電変換部の上方に、複数の配線層及び複数の絶縁層を有する多層配線構造が設けられている固体撮像装置において、
前記焦点検出用の画素は、前記焦点検出用の画素が有する光電変換部の上に設けられ、焦点検出のために入射光の一部を遮光する遮光部と、
前記遮光部の上面よりも上方に設けられ、前記遮光部による反射光が前記撮像用の画素に入射することを抑制する導光部と、
を有し、
前記焦点検出用の画素において、前記遮光部の上方に、前記多層配線構造が設けられ、
前記焦点検出用の画素において、前記導光部は、前記遮光部と前記光電変換部との間には設けられておらず、
前記撮像用の画素において、前記導光部が設けられていない固体撮像装置に関する。
本発明の1つの側面は、撮像用の画素と焦点検出用の画素とが配列され、
前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれが、光電変換部と、複数の配線層及び複数の絶縁層を有する多層配線構造と、を有し、
前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの上に、マイクロレンズが設けられている固体撮像装置の製造方法において、
前記撮像用の画素となる領域と、前記焦点検出用の画素となる領域とに、前記多層配線構造を形成する工程と、
前記焦点検出用の画素となる領域に、遮光部を形成する工程と、
前記焦点検出用の画素となる領域において、前記光電変換部と前記遮光部の間には形成せず、前記遮光部の上方のみに、導光部を形成する工程と、を有し、
前記撮像用の画素となる領域において、前記導光部を形成せず、
前記多層配線構造を形成する工程の一部と遮光部を形成する工程は、同時に行われ、
前記多層配線構造を形成する工程の一部と導光部を形成する工程は、同時に行われる固体撮像装置の製造方法に関する。
本発明によって、クロストークが低減可能な、焦点検出用の画素を有する固体撮像装置を提供することが可能となる。
第1実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図、および平面模式 図 第1実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図 第1実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明するための断面模式図 第1実施形態の固体撮像装置の変形例を説明するための断面模式図 第2実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図 第2実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明するための断面模式図 第3実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図 撮像システムの一例を説明するためのブロック図
本発明の1つの側面に係る固体撮像装置は、撮像用の画素と焦点検出用の画素が配列されている。焦点検出用の画素には、光電変換部の上に設けられ、焦点検出のために入射光の一部を遮光する遮光部が設けられている。そして、焦点検出用の画素には、少なくとも遮光部の上面よりも上方に設けられた導光部が設けられている。このような構成によって、クロストークが低減可能な固体撮像装置を提供することが可能となる。
ここで、以下の説明において、遮光(遮光部)は、入射光を100%遮光するものでなくてもよい。また、遮光部は、少なくともある波長範囲の光に対して、透過率を低減させるものであればよい。例えば、ある波長範囲の光に対して、少しでも反射あるいは吸収されるものであればよい。なお、ある波長範囲とは、例えば、可視光の固体撮像装置では約400nm以上約750nm以下の範囲であり、固体撮像装置の使用目的によって変更することができる。
以下、図面を用いてCMOS型の固体撮像装置の場合の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
本実施形態の固体撮像装置について、図1、図2、図3を用いて説明する。まず、本実施形態の固体撮像装置は、撮像用の画素(以下、第1画素と称する)と、焦点検出用の画素(以下、第2画素と称する)とを有する。図1(a)は、本実施形態の固体撮像装置を説明するための第1画素と第2画素の部分の断面模式図であり、図1(b)はその上面模式図である。図1(a)は、図1(b)のX−Y線の断面に対応する。なお、焦点検出用の画素を有する固体撮像装置については、後に詳述する。
図1(a)において、固体撮像装置100は、第1画素101と、第2画素102とを有する。これらの画素は、素子が設けられる半導体基板103と、多層配線構造104とを有する。多層配線構造104の上には、保護膜123、平坦化層124、複数のカラーフィルタを含むカラーフィルタ層125、および複数のレンズを含むレンズ層126が設けられている。ここで、保護膜は単層の保護膜123とするが、多層の膜であってもよい。保護膜123は、多層配線構造104を機械的、あるいは化学的に保護する機能を有する。複数のカラーフィルタは、例えば、それぞれが1つの画素に対応して設けられている。同様に、複数のマイクロレンズは、例えば、それぞれが1つの画素に対応して設けられている。
ここで、半導体基板103は、例えば、シリコン半導体基板であり、エピタキシャル層やウエル等の半導体領域が形成されていてもよい。本実施形態では、半導体基板103は、N型の半導体領域105の上に、ウエルとなるP型の半導体領域106が形成されている。素子は、フォトダイオードである光電変換部(以下、PD部)と、転送ゲート電極(以下、TX電極)と、PD部とTX電極とMOSトランジスタを構成するフローティングディフュージョン部(以下、FD部)と、それらを分離する素子分離部113とを有する。第1画素101の素子としては、第1PD部107と、第1FD部108と、第1TX電極109が含まれ、第2画素102の素子としては、第2PD部110と、第2FD部111と、第2TX電極112が含まれる。また、半導体基板103には、各素子を分離する素子分離部113が設けられている。ここで、各PD部は、受光面133を有し、半導体基板103の表面である面134は、半導体と絶縁体との界面であり、例えば、MOSトランジスタのゲート絶縁膜との界面であり、受光面133を含む。
多層配線構造104は、例えば、複数の配線層、コンタクト層、複数のビア層、および複数の絶縁膜を含む。複数の配線層は、それぞれが複数の配線を有する、配線層114、配線層115、および配線層116を含む。コンタクト層は、複数のコンタクトプラグを有するコンタクト層117を含む。複数のビア層は、複数のビアプラグを有するビア層118と、複数のビアプラグを有するビア層119と、を含む。複数の絶縁膜は、絶縁膜120と、絶縁膜121と、絶縁膜122とを含む。
このような構成の固体撮像装置100において、第2画素102には、焦点検出のための遮光部127が形成されている。そして、遮光部127の上には、導光部135が設けられている。ここで、導光部135は、入射光に対して第1部分136と、第1部分136よりも入射光の透過率が低い材料からなる第2部分137とからなる。この導光部135は、少なくとも遮光部127の上面139よりも上に設けられている。ここで、第1部分は酸化シリコンからなる。遮光部および第2部分は、酸化シリコンよりも入射光の透過率が低い、アルミニウム、銅、タングステン等の金属材料や、黒の顔料を含む有機材料などからなる。ここで、遮光部および第2部分は、製造の観点から金属材料が好ましい。遮光部127は、焦点検出のために入射光の一部を遮光する。
ここで、図1(b)を用いて遮光部127と導光部135の位置について説明する。図1(b)は、任意の部材の上面図であり、面134に対する任意の部材の面134への正射影図とも言える。図1(b)において、複数の画素に渡って、格子状の配線層116が設けられている。格子状の配線層116の開口138のそれぞれは、各PD部に対して設けられており、PD部の光の入射開口を規定する。第1画素101の開口138の内側には、第1PD部107の受光面133が位置する。一方、第2画素102の開口138の内側には、遮光部127と、遮光部127の開口128と、第2部分137とが位置している。ここで、第2PD部110は、遮光部127に覆われており、開口128によって制限された光が第2PD部110へ入射する。そして、遮光部127の外縁にそって、枠状の第2部分137が設けられている。なお、遮光部127の外縁と第2部分137の外縁は一致している。図1(a)および図1(b)に示すように、第2部分137は、遮光部127の外縁にそって、第1部分136を囲う壁のような形状を有している。
このような遮光部127の上の導光部135によって、クロストークの低減が可能となる。このクロストークについて、図2を用いて説明する。
図2(a)は、図1(a)に示した固体撮像装置100にある方向から光線が入射する場合を示したものであり、図2(b)は、比較のための固体撮像装置200に同様な光線が入射する場合を示したものである。図2(a)においては、主要な構成のみに図1(a)と同一の符号を付し、図2(b)においては、図2(a)と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。比較の固体撮像装置200は、固体撮像装置100における導光部135を設けていない点が異なる。つまり、図2(b)は図2(a)と導光部135以外は同一である。
まず、固体撮像装置100および固体撮像装置200のそれぞれに、ほぼ垂直に入射する光が入射した場合について、光線201と光線203を用いて説明する。この場合には、図2(a)および図2(b)において、光線201あるいは光線203は、遮光部127の開口128を通過し、第2PD部110へ入射する。次に、固体撮像装置100および固体撮像装置200のそれぞれに、斜めに入射する光が入射した場合について、光線202と光線204を用いて説明する。この場合には、図2(b)においては、光線204は、遮光部127の上面139にて反射し、第1PD部107へ入射してしまう。しかし、図2(a)に示すように、導光部135を設けた固体撮像装置100においては、光線202は、第2部分137の一部によって反射して、第1部分136を通過するため、隣接する画素のPD部へ入射しない。よって、導光部135によって、クロストークの低減が可能となる。
図3(a)、図3(b)、図3(c)は、第1実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明するための断面模式図である。以下の説明において、一般の半導体プロセスによって製造可能である部材については、説明を省略する。また、本実施形態の製造方法において、各部材の材料は一例である。
まず、半導体基板103を準備する。半導体基板103には、素子が設けられ、その上部に、コンタクト層117と絶縁膜120が設けられている。半導体基板103には、半導体領域105および半導体領域106が形成されており、半導体領域106には、素子が形成されている。ここで、素子を構成する第1PD部107、第1FD部108、第2PD部110、および第2FD部111は、例えば、N型の半導体領域であり、本実施形態においては、信号電荷として電子を扱う構成となっている。絶縁膜120は、例えば、酸化シリコンからなる層であり、複数の層から構成されていてもよい。コンタクト層117は、絶縁膜120の開口に形成された複数のコンタクトプラグを有している。コンタクトプラグは、例えば、チタンや窒化チタン等のバリアメタルからなるバリア部と、タングステンの導電部との積層からなる。素子、絶縁膜120、およびコンタクト層117は、一般の半導体プロセスによって製造可能である。絶縁膜120の上に、配線層114と遮光部127とを形成する。配線層114と遮光部127は、例えば、チタンや窒化チタン等のバリアメタルからなるバリア部と、アルミニウムの導電部との積層体からなる。ここで、遮光部127は配線層114と同一層(同一高さ)にあり、一般の半導体プロセスによって、同時に形成することが可能である。そして、配線層114と遮光部127とを覆い、例えば、酸化シリコンからなる、後の絶縁膜121となる膜300を形成する。この膜300の所定の箇所に、開口301と開口302とを形成する。開口301は、配線層114の配線と接続するビアプラグのための開口であり、開口302は、遮光部127の上に形成される導光部135の第2部分137のための開口である。開口は、一般のフォトリソグラフィ技術とエッチング技術によって形成可能であり、開口301と開口302は同時に形成することが可能である。図3(a)には、膜300に、開口301および開口302を形成した状態を示している。
次に、開口301に、例えば、チタンや窒化チタン等のバリアメタルからなるバリア部と、タングステンからなる導電部との積層体からなるビアプラグを形成することで、ビア層118が形成される。また、開口302に、例えば、チタンや窒化チタン等のバリアメタルからなるバリア部と、タングステンからなる導電部との積層体からなる第2部分137の一部129が形成される。ここでは、ビア層118と第2部分137の一部129のバリア部と導電部とは、同時に形成することが可能である。そして、膜300は絶縁膜121となり、絶縁膜121の一部は、第1部分136の一部を構成する。そして、ビア層118、第2部分137の一部129、および絶縁膜121の上に、配線層115と第2部分137の一部130を形成する。配線層115と第2部分137の一部130は、配線層114と遮光部127と同様に形成することができる。そして、配線層115と第2部分137の一部130を覆い、例えば、酸化シリコンからなる、後の絶縁膜122となる膜303を形成する。開口301と開口302と同様に、この膜303の所定の箇所に開口304と開口305を形成する。開口304は、配線層115の配線と接続するビアプラグのための開口であり、開口305は、第2部分137のための開口である。開口304と開口305は同時に形成することが可能である。図3(b)には、膜303に、開口304、および開口305を形成した状態を示している。
そして、ビア層118と同様に、バリア部と導電部とを形成することによって、開口304にビアプラグを形成し、ビア層119が形成される。また、第2部分137の一部129と同様に、バリア部と導電部とを形成することによって、開口305に第2部分137の一部131が形成される。ここで、ビア層119と第2部分137の一部131のバリア部と導電部とを同時に形成することも可能である。そして、膜303は絶縁膜122となり、絶縁膜122の一部は、第1部分136の一部を構成する。その後、ビア層119と第2部分137の一部131と絶縁膜122の上に、配線層116と第2部分の一部132とを形成する。配線層116と第2部分137の一部132は、配線層114と遮光部127と同様に形成することができる。その後、配線層116と第2部分137の一部132と絶縁膜122とを覆う保護膜123を形成し、図3(c)の構成が完成する。
その後、図1(a)のように有機材料からなる平坦化層124を形成し、複数の色のカラーフィルタを形成することでカラーフィルタ層125を形成する。カラーフィルタ層125の上には、複数のマイクロレンズを有するレンズ層126を形成する。以上の製造方法によって、本実施形態の固体撮像装置を得ることができる。
本実施形態の固体撮像装置の製造方法は適宜変更が可能である。例えば、遮光部と配線層、あるいは配線層と第2部分の一部を別々に形成し、ビア層と第2部分の一部を別々に形成することもできる。また、ビア層の開口と第2部分の一部の開口を同時に形成し、バリア部と導電部とを別々に形成してもよい。特に、遮光部、導光部の第2部分、ビア層、および配線層において、開口、バリア部、および導電部を同時に形成する場合には、製造時の工程数を削減することができ、好ましい。また、遮光部や第2部分を有機材料等で形成する場合に比べて、第2部分以外を製造する際の温度への制約を減らすことができる。
画素は、最小の繰り返し単位を有する構成であればよい。本実施形態では、画素の境界を、図1(a)における第2PD部110と第1FD部108との間の素子分離部113に位置するものとしている。しかし、例えば、画素の境界は、図1(a)における第1FD部108と第1TX電極109との間に位置するものとしてもよい。
本実施形態において、第2画素102に対しては、透明のカラーフィルタが設けられることが望ましい。透明のカラーフィルタによって、焦点検出時に入射光の波長への依存を減らすことができる。なお、透明のカラーフィルタは、任意の色のカラーフィルタに比べて、入射光の光量が大きく、遮光部127での反射量が多いため、導光部135を設けることがより効果的である。
本実施形態において、配線層116が光の入射開口を規定するものとしたが、他の配線層によって光の入射開口が規定されていてもよい。また、本実施形態において、第2部分137が枠状であるものとしたが、例えば、柱状であってもよい。つまり、第2部分137の面134への正射影は、閉ループ形状でなくてもよい。また、第2部分137は、複数設けられていてもよい。更に、第2部分137の面134への正射影は、遮光部の面134への正射影の外縁の内側に設けられていてもよい。
本実施形態において、遮光部127は、図1(b)で示した以外にも、スリット状の開口128を有していればよく、配線層114に限らず、任意の高さ、任意の位置に設けることができる。
また、各実施形態の導光部は、少なくとも遮光部の上面よりも上に設けられていればよく、遮光部の上面よりも下部まで延在していてもよい。この構成によって、遮光部の開口を通過した光が、回折等により広がり、隣接するPD部へ混入することを低減することができる。
(第1実施形態の変形例)
図4(a)および図4(b)は、第1実施形態の固体撮像装置の変形例を説明するための断面模式図である。図4(a)および図4(b)において、図1(a)と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。図4(a)に示す固体撮像装置400、および図4(b)に示す固体撮像装置402は、図1(a)の固体撮像装置100と遮光部と導光部の構造が異なる。具体的には、図1(a)の固体撮像装置100では、導光部135と遮光部127が接しているが、図4(a)の固体撮像装置400と図4(b)の固体撮像装置402では、導光部と遮光部が接していない。
図4(a)に示す固体撮像装置400では、図1(a)の遮光部127と形状の異なる遮光部401を設けている。遮光部401は、面134への遮光部401の正射影が、図1(a)における面134への遮光部127の正射影に比べて、小さくなるように形成している。このような遮光部401を設けることで、遮光部401と導光部135との間に距離がある。このような構成においても、少なくとも遮光部401よりも上に導光部135が設けられているため、遮光部401の上面にて反射した光が、隣接する画素のPD部に入射することを抑制することが可能である。なお、図4(a)と同様の構成は、図1(a)の遮光部の形状を変えずに第2部分の位置を変更することによっても得られる。
図4(b)に示す固体撮像装置402では、図1(a)の導光部135と形状の異なる導光部403を設けている。導光部403は、絶縁膜122と保護膜123とを含む第1部分404と、一部130と一部131と一部132とを含む第2部分405とからなる。この第1部分404と第2部分405とは、図1(a)における第1部分136と第2部分137に比べて、面134に垂直な方向において、短くなっている。このような構成においても、少なくとも遮光部127よりも上に導光部403が設けられているため、遮光部127の上面にて反射した光が、隣接する画素のPD部に入射することを抑制することが可能である。なお、図1(a)の第2部分137を構成する一部129、130、131、132の任意の一部、例えば、一部129と一部131を選択して設けてもよい。
(第2実施形態)
本実施形態の固体撮像装置は、第1実施形態の固体撮像装置と導光部の構造が異なる。本実施形態の固体撮像装置について、図5および図6を用いて説明する。図5および図6において、図1(a)と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図5は、本実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図である。図1(a)の固体撮像装置100では、導光部135は、透明な材料からなる第1部分136と不透明な材料からなる第2部分137とで構成されている。しかし、図5の固体撮像装置500では、導光部501は、透明な材料からなる第1部分502と、透明な材料であり、第1部分502の材料よりも屈折率の低い材料からなる第2部分503とで構成されている。このような構成において、第1部分502と第2部分503との界面によって光が反射するため、隣接するPD部への光の混入を低減することができる。
図6(a)、図6(b)、および図6(c)を用いて、第2部分503が空隙504(気体)である場合の、本実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明する。図6(a)、図6(b)、図6(c)は、本実施形態の固体撮像装置の製造方法を説明するための断面模式図である。なお、第1実施形態と同様の製造方法により形成可能な部分については、説明を省略する。
図6(a)に示すように、素子が形成され、多層配線構造が上部に設けられた半導体基板103を準備する。多層配線構造は、絶縁膜120、コンタクト層117、配線層114、遮光部127、ビア層118、配線層115、ビア層119、および配線層116を含み、更に、後に絶縁膜121となる膜600と、後に絶縁膜122となる膜601とを含む。
次に、図6(b)に示すように、膜600と膜601の所定の位置に開口602を形成する。開口602は、遮光部127の上に形成される導光部501の第2部分503のための開口である。そして、膜600が絶縁膜121に、膜601が絶縁膜122になり、それらの一部が第1部分502を構成する。
その後、図6(c)に示すように、保護膜123を、開口602と絶縁膜122と配線層116の上に形成することで、空隙504が形成される。保護膜123は、例えば、窒化シリコンからなる膜であり、プラズマCVD(CVD:Chemical Vapor Deposition)法によって形成される。この時、プラズマCVD法の条件を、低い埋め込み特性となるように調整する、あるいは開口602の幅を狭くすることで、開口602に窒化シリコンが堆積せずに空隙504が形成される。なお、プラズマCVD法の低い埋め込み特性の条件とは、例えば、上部電極と下部電極とを有するプラズマCVD装置において下部電極のパワーを低くする条件である。なお、第1部分502が酸化シリコンからなる場合、第2部分503は、例えば、空気、窒素、あるいは不活性ガスといった気体や、アクリル系樹脂等の有機材料を任意に選択することができる。気体の場合には、部材の信頼性を鑑みて、窒素や不活性ガスが望ましい。第1部分502が窒化シリコンからなる場合、第2部分503は、上述の材料に加えて、酸化シリコンであってもよい。
その後、第1実施形態と同様に、平坦化層124、カラーフィルタ層125、およびレンズ層126を形成することで、図5の固体撮像装置500が形成される。
本実施形態の導光部であっても、少なくとも遮光部の上に導光部が形成されていることで、隣接するPD部への光の混入を低減することができる。なお、本実施形態の導光部も、第1実施形態と同様に適宜変更可能である。例えば、図6(a)の段階で保護膜を形成した後、フォトリソグラフィ技術、およびエッチング技術によって、第2部分のための開口を形成するなど、深さや位置は適宜変更可能であり、また第2部分の材料も任意の材料が選択可能である。
(第3実施形態)
本実施形態の固体撮像装置は、第2実施形態の固体撮像装置と導光部の構造が異なる。本実施形態の固体撮像装置について、図7を用いて説明する。図7において、図5と同様の構成には同一の符号を付し、説明を省略する。
図7は、本実施形態の固体撮像装置を説明するための断面模式図である。図7の固体撮像装置700は、図5の固体撮像装置500と、透明な材料からなる第1部分と、透明な材料であり、第1部分の材料よりも屈折率の低い材料からなる第2部分とで構成されている点では、等しい。しかし、図5の固体撮像装置500では、絶縁膜121の一部と絶縁膜122の一部が第1部分502を構成しているが、図7の固体撮像装置700では、絶縁膜121の一部と絶縁膜122の一部が第2部分703を構成している。そして、第1部分702が、第2部分703よりも高い屈折率の材料、例えば、窒化シリコンからなる。この第1部分702と第2部分703が、導光部701を構成する。このような構成においても、第1部分702と第2部分703との界面によって光が反射するため、隣接するPD部への光の混入を低減することができる。詳細に図7の構成について説明する。
図7の固体撮像装置700は、半導体基板103、多層配線構造104、第1高屈折率部分706、および第2高屈折率部分707を有する。更に、多層配線構造104、第1高屈折率部分706、および第2高屈折率部分707の上には、保護膜705、平坦化層124、複数のカラーフィルタを含むカラーフィルタ層125、および複数のレンズを含むレンズ層126が設けられている。
本実施形態における多層配線構造104は、絶縁膜120、コンタクト層117、配線層114、絶縁膜708、ビア層118、配線層115、絶縁膜709、ビア層119、配線層116、絶縁膜704を有する。ここで、コンタクト層117は絶縁膜120の開口に設けられ、ビア層118は絶縁膜708の開口に設けられ、ビア層119は絶縁膜709の開口に設けられている。配線層114は、絶縁膜120の上に設けられ、絶縁膜708によって覆われている。配線層115は、絶縁膜708の上に設けられ、絶縁膜709によって覆われている。配線層116は、絶縁膜709の上に設けられ、絶縁膜704によって覆われている。
第1高屈折率部分706と第2高屈折率部分707は、絶縁膜708、絶縁膜709、および絶縁膜704の開口に設けられている。第1高屈折率部分706は、絶縁膜120の上面に接して配置され、第2高屈折率部分707は、遮光部127の上面139に接して配置されている。絶縁膜708、絶縁膜709、および絶縁膜704は、例えば、酸化シリコンからなり、第1高屈折率部分706と第2高屈折率部分707は、例えば、窒化シリコンからなる。この第2高屈折率部分707は、導光部701の第1部分702を構成し、第2部分703よりも高い屈折率を有する。よって、第1部分702と第2部分703との界面によって光が反射するため、隣接するPD部への光の混入を低減することができる。
また、第1画素101においても、第1高屈折率部分706が設けられているため、第1高屈折率部分706と、絶縁膜708、絶縁膜709、および絶縁膜704とが界面を形成し、光を反射する。つまり、第1画素101も導光構造を有する。このような構成によって、第1画素101からの光が第2PD部110に混入することを低減することが可能となる。ここで、導光構造は、第1実施形態に示す低い透過率の材料を利用した構造も含む。
固体撮像装置700の製造方法は、第2実施形態の固体撮像装置500の製造方法と同様に、多層配線構造104を上部に設けた半導体基板103を準備し、開口を形成する。ここで、開口は、後に第1高屈折率部分と第2高屈折率部分となる領域の絶縁膜を、エッチング技術によって除去することで形成される。その後、プラズマCVD法で窒化シリコンを堆積することで開口を埋め、開口以外の部分に堆積した窒化シリコンを、CMP(CMP:Chemical Mechanical Poliching)法などによって除去する。この時、保護膜705を同時に形成することが出来る。その後は、平坦化層124、カラーフィルタ層125、およびレンズ層126を形成することで、図7の固体撮像装置700を得ることができる。
このような形態の導光部であっても、少なくとも遮光部の上に導光部が形成されていることで、隣接するPD部への光の混入を低減することができる。
本実施形態では、第1部分702を窒化シリコンとしたが、例えば、酸化チタンを分散させたアクリル系樹脂や、スチレン系樹脂などの有機材料であってもよい。また、第1部分702を構成する材料と保護膜705とを一体の構成としているが、それらは別の材料からなる構成でもよい。また、第1高屈折率部分706と第2高屈折率部分707は、保護膜705と一体の構造を有しているが、それらは別体であってもよい。
(焦点検出用の画素を有する固体撮像装置)
上述の第1〜第3実施形態において説明してきた固体撮像装置は、像面位相差AF(Auto Focus)が可能な固体撮像装置である。各実施形態の固体撮像装置は、それぞれマイクロレンズが配置された第1画素と第2画素とを有する。第2画素は、少なくとも2種類の画素(例えば、A画素とB画素と称する)を有し、各実施形態の固体撮像装置は、複数のA画素によって得られる第1像と、複数のB画素によって得られる第2像とを比較することによって、合焦状況を判断することが出来る。ここで、第1画素と第2画素のそれぞれに設けられるマイクロレンズは、カメラ等の撮像システムにおける撮影レンズの射出瞳を出た光束を集光することにより、射出瞳の実像を形成する。射出瞳の半分からマイクロレンズに入射する光束は、実像の片側へ集められ、射出瞳のもう半分からマイクロレンズに入射する光束は実像のもう片側へ集められる。この時、第2画素には、図1(b)に示すように光電変換部の半分に対応した光開口を有する遮光部が設けられているため、この射出瞳のある半分から入射する光束は遮光され、別の半分から入射する光束が光電変換部に入射することになる。各実施形態の第2画素においては、射出瞳の右側から入射する光束が入射する。各実施形態では、このような焦点検出が可能な固体撮像装置における1つの焦点検出用の画素の構造に着目して説明したものである。なお、遮光部は、光電変換部を半分以上覆ってもよく、その開口位置も図1(b)の形態に限定されない。
(撮像システムへの応用)
上述の各実施形態に係る固体撮像装置の応用例として、該固体撮像装置が組み込まれた撮像システムについて、図8のブロック図を用いて説明する。図8は、上述の各実施形態の固体撮像装置を適用可能な撮像システムの一例としてデジタルスチルカメラの場合を示している。
図8において、レンズ部801は被写体の光学像を固体撮像装置805に結像させる。レンズ部801は、レンズ駆動装置802によってズーム制御、フォーカス制御、絞り制御等が行われる。メカニカルシャッター803はシャッター制御手段804によって制御される。撮像信号処理回路806は、固体撮像装置805から出力される画像信号に各種の補正を行ったり、データを圧縮したりして、画像データを生成する。タイミング発生回路807は、固体撮像装置805、撮像信号処理回路806に、各種タイミング信号を出力する駆動手段である。全体制御・演算部809は、撮像信号処理回路806や測光装置813等の情報の各種演算と撮像装置全体を制御する制御回路と、演算処理を行う演算回路を含む。メモリ部808は画像データを一時的に記憶するメモリを含み、記録媒体制御インターフェース部(記録媒体制御I/F部)810は、記録媒体に記録または読み出しを行う。記録媒体811は、画像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な媒体である。表示部812は各種情報や撮影画像を表示する。
次に、前述の構成における撮影時のデジタルカメラの動作について説明する。メイン電源がオンされると、コントロール系の電源がオンし、更に撮像信号処理回路806などの撮像系回路の電源がオンされる。それから、レリーズボタン(図示せず)が押されると、固体撮像装置805からのデータを元に測距演算を行い、測距結果に基づいて被写体までの距離の演算を全体制御・演算部809で行う。その後、レンズ駆動装置802によりレンズ部を駆動して合焦か否かを判断し、合焦していないと判断した時は、再びレンズ部を駆動し測距を行う。測距演算は、固体撮像装置805からのデータで求める以外にも、測距専用装置(図示せず)で行っても良い。測距演算は、固体撮像装置805と測距専用装置のデータを選択可能であってもよい。
そして、合焦が確認された後に撮影動作が開始する。撮影動作が終了すると、固体撮像装置805から出力された画像信号は撮像信号処理回路806で画像処理をされ、全体制御回路・演算部809によりメモリに書き込まれる。撮像信号処理回路806では、並べ替え処理、加算処理やその選択処理が行われる。メモリ部808に蓄積されたデータは、全体制御・演算部809の制御により記録媒体制御I/F部810を通り記録媒体811に記録される。また、外部インターフェース部(外部I/F部、図示せず)を通り直接コンピュータ等に入力して画像の加工を行っても良い。
以上のようにして、上述の各実施形態の固体撮像装置は撮像システムに適用される。なお、撮像システムの概念には、スチルカメラやカムコーダ等の撮影を主目的とする装置のみならず、撮影機能を補助的に備える装置(例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末)も含まれる。
以上のようにして、各実施形態の固体撮像装置は撮像システムに適用される。各実施形態の固体撮像装置を用いることによって、隣接するPD部への光の混入を低減することが可能となり、得られる画像信号あるいは焦点検出信号の精度が向上する。得られる信号の精度が向上するため信号処理回路での画像処理、焦点検出処理が容易となる。よって、処理部などの構成を簡易なものにすることが可能となる。
以上の実施形態において、導光部に関する開口は、ある部材を貫通する孔の他に、ある部材を貫通しない、ある部材の一部が底面に残る溝状の形状も含む。また、第3実施形態に限らず、各実施形態において、第1画素に導光構造を設けてもよい。
また、上述した各実施形態は、適宜変更が可能であり、更に、複数の実施形態を組み合わせたものであってもよく、固体撮像装置もCMOS型に限定されない。
101 撮像用の画素
102 焦点検出用の画素
107、110 フォトダイオード部
127 遮光部
135 導光部
136 第1部分
137 第2部分
139 上面

Claims (13)

  1. 撮像用の画素と焦点検出用の画素とが配列され、
    前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれが光電変換部を有し、
    前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの上に、マイクロレンズが設けられ
    前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの光電変換部の上方に、複数の配線層及び複数の絶縁層を有する多層配線構造が設けられている固体撮像装置において、
    前記焦点検出用の画素は、前記焦点検出用の画素が有する光電変換部の上に設けられ、焦点検出のために入射光の一部を遮光する遮光部と、
    前記遮光部の上面よりも上方に設けられ、前記遮光部による反射光が前記撮像用の画素に入射することを抑制する導光部と、
    を有し、
    前記焦点検出用の画素において、前記遮光部の上方に、前記多層配線構造が設けられ、
    前記多層配線構造は、前記焦点検出用画素において、前記遮光部の上方に設けられ、
    前記焦点検出用の画素において、前記導光部は、前記遮光部と前記光電変換部との間には設けられておらず、
    前記撮像用の画素において、前記導光部が設けられていない固体撮像装置。
  2. 前記導光部は、前記遮光部の上面と接している請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記導光部は、第1部分と、前記第1部分の周りに設けられ、前記第1部分よりも前記入射光の透過率が低い材料からなる第2部分と、を有する請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1部分は、酸化シリコンからなり、
    前記第2部分は、金属材料からなる請求項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記導光部は、第1部分と、前記第1部分の周りに設けられ、前記第1部分よりも前記入射光における屈折率が低い材料からなる第2部分と、
    を有する請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  6. 前記第1部分は、窒化シリコンからなり、
    前記第2部分は、酸化シリコンからなる請求項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記第1部分は、酸化シリコンからなり、
    前記第2部分は、空隙である請求項に記載の固体撮像装置。
  8. 前記焦点検出用の画素が有する光電変換部の受光面を含む面に対する平面視において、前記遮光部は、前記焦点検出用の画素の光電変換素部と重なる位置に開口を有する請求項1乃至のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  9. 前記焦点検出用の画素が有する光電変換部の受光面を含む面に対する前記導光部の正射影は、前記面に対する前記遮光部の正射影の外縁の内側に位置する請求項1乃至のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置からの信号を処理する処理部と、を有する撮像システム。
  11. 更に、被写体の光学像を前記固体撮像装置に結像させるレンズ部と、少なくとも前記レンズ部のフォーカス制御を行うレンズ駆動装置とを有し、前記処理部は前記固体撮像装置からの信号に基づいて、前記フォーカス制御のための焦点検出を行うことを特徴とする請求項10に記載の撮像システム。
  12. 更に、記録媒体制御インターフェース部を有し、
    前記処理部は更に、前記固体撮像装置からの信号に基づいて画像データを生成する処理を行い、前記記録媒体制御インターフェース部は前記画像データの記録媒体への記録を行うことを特徴とする請求項11に記載の撮像システム。
  13. 撮像用の画素と焦点検出用の画素とが配列され、
    前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれが、光電変換部と、複数の配線層及び複数の絶縁層を有する多層配線構造と、を有し、
    前記撮像用の画素と前記焦点検出用の画素のそれぞれの上に、マイクロレンズが設けられている固体撮像装置の製造方法において、
    前記撮像用の画素となる領域と、前記焦点検出用の画素となる領域とに、前記多層配線構造を形成する工程と、
    前記焦点検出用の画素となる領域に、遮光部を形成する工程と、
    前記焦点検出用の画素となる領域において、前記光電変換部と前記遮光部の間には形成せず、前記遮光部の上方のみに、導光部を形成する工程と、を有し、
    前記撮像用の画素となる領域において、前記導光部を形成せず、
    前記多層配線構造を形成する工程の一部と遮光部を形成する工程は、同時に行われ、
    前記多層配線構造を形成する工程の一部と導光部を形成する工程は、同時に行われる固体撮像装置の製造方法。
JP2012229038A 2012-10-16 2012-10-16 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム Expired - Fee Related JP6308717B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012229038A JP6308717B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム
US14/052,883 US9282268B2 (en) 2012-10-16 2013-10-14 Solid-state image pickup device, method of manufacturing solid-state image pickup device, and image pickup system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012229038A JP6308717B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014082310A JP2014082310A (ja) 2014-05-08
JP6308717B2 true JP6308717B2 (ja) 2018-04-11

Family

ID=50475023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012229038A Expired - Fee Related JP6308717B2 (ja) 2012-10-16 2012-10-16 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9282268B2 (ja)
JP (1) JP6308717B2 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5476745B2 (ja) * 2009-03-05 2014-04-23 ソニー株式会社 固体撮像装置とその製造方法、及び電子機器
JP2012033583A (ja) 2010-07-29 2012-02-16 Sony Corp 固体撮像素子及びその製造方法、並びに撮像装置
GB201311055D0 (en) * 2013-06-21 2013-08-07 St Microelectronics Res & Dev Single-photon avalanche diode and an array thereof
JP2015076475A (ja) * 2013-10-08 2015-04-20 ソニー株式会社 固体撮像装置およびその製造方法、並びに電子機器
JP2016225324A (ja) * 2013-10-31 2016-12-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 固体撮像装置
JP6237431B2 (ja) * 2014-04-15 2017-11-29 ソニー株式会社 焦点検出装置、電子機器
JP2015228466A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 キヤノン株式会社 撮像装置及び撮像システム
JP6598436B2 (ja) * 2014-08-08 2019-10-30 キヤノン株式会社 光電変換装置、撮像システム、及び光電変換装置の製造方法
JP6518071B2 (ja) * 2015-01-26 2019-05-22 キヤノン株式会社 固体撮像装置およびカメラ
JP6313251B2 (ja) * 2015-03-12 2018-04-18 東芝メモリ株式会社 半導体装置の製造方法
WO2016194501A1 (ja) * 2015-06-03 2016-12-08 ソニー株式会社 固体撮像素子、撮像装置、及び、固体撮像素子の製造方法
JP6545016B2 (ja) * 2015-06-25 2019-07-17 三重富士通セミコンダクター株式会社 固体撮像装置および遮光方法
JP6928559B2 (ja) * 2016-01-29 2021-09-01 タワー パートナーズ セミコンダクター株式会社 固体撮像装置
JP2018159746A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 キヤノン株式会社 撮像装置
EP3442032B1 (en) * 2017-08-10 2020-04-01 ams AG Single photon avalanche diode and array of single photon avalanche diodes
JP2019054199A (ja) * 2017-09-19 2019-04-04 東芝メモリ株式会社 半導体装置
EP3905330A4 (en) 2018-12-27 2022-03-30 Sony Semiconductor Solutions Corporation IMAGING ELEMENT AND METHOD OF MAKING THE IMAGING ELEMENT
JP7283078B2 (ja) 2018-12-28 2023-05-30 株式会社ニコン 撮像素子、及び、撮像装置
US11456328B2 (en) * 2019-10-09 2022-09-27 Omnivision Technologies, Inc. Stack chip air gap heat insulator
CN112103303B (zh) * 2020-09-18 2024-07-09 深圳市汇顶科技股份有限公司 像素单元阵列、传感器芯片以及电子设备

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3672085B2 (ja) * 2000-10-11 2005-07-13 シャープ株式会社 固体撮像素子およびその製造方法
JP2005294647A (ja) * 2004-04-01 2005-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置およびその製造方法
US7935994B2 (en) * 2005-02-24 2011-05-03 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Light shield for CMOS imager
JP2008066409A (ja) * 2006-09-05 2008-03-21 Sony Corp 固体撮像装置及びその製造方法
JP4968893B2 (ja) * 2006-09-14 2012-07-04 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像システム
JP2008091660A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Fujifilm Corp 撮像装置
JP2008166677A (ja) * 2006-12-08 2008-07-17 Sony Corp 固体撮像装置とその製造方法並びにカメラ
JP2008235689A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Sharp Corp 固体撮像素子およびその製造方法、電子情報機器
JP5364995B2 (ja) * 2007-10-01 2013-12-11 株式会社ニコン 固体撮像素子及びこれを用いた電子カメラ
JP2009194145A (ja) * 2008-02-14 2009-08-27 Panasonic Corp 固体撮像素子及びその製造方法
JP2009206356A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Toshiba Corp 固体撮像装置およびその製造方法
JP5593602B2 (ja) * 2008-09-24 2014-09-24 ソニー株式会社 撮像素子および撮像装置
US20100144084A1 (en) * 2008-12-05 2010-06-10 Doan Hung Q Optical waveguide structures for an image sensor
JP5109962B2 (ja) * 2008-12-22 2012-12-26 ソニー株式会社 固体撮像装置および電子機器
JP2010169709A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Sony Corp 撮像素子および撮像装置
JP2010182765A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Sony Corp 固体撮像装置および電子機器
JP5366616B2 (ja) * 2009-04-02 2013-12-11 キヤノン株式会社 撮像素子及びその製造方法
JP5539014B2 (ja) * 2009-05-21 2014-07-02 キヤノン株式会社 固体撮像素子
JP5503209B2 (ja) * 2009-07-24 2014-05-28 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置
JP2011040647A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Hitachi Ltd 固体撮像素子
US8441052B2 (en) * 2009-10-21 2013-05-14 Hiok Nam Tay Color-optimized image sensor
AU2010316634A1 (en) * 2009-11-05 2012-05-31 Hiok Nam Tay Optimized light guide array for an image sensor
JP2011176715A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Nikon Corp 裏面照射型撮像素子および撮像装置
JP5434761B2 (ja) * 2010-04-08 2014-03-05 株式会社ニコン 撮像デバイスおよび撮像装置
JP5506517B2 (ja) * 2010-04-12 2014-05-28 キヤノン株式会社 固体撮像素子
JP5631176B2 (ja) * 2010-11-29 2014-11-26 キヤノン株式会社 固体撮像素子及びカメラ
JP5956718B2 (ja) 2011-01-20 2016-07-27 キヤノン株式会社 撮像素子及び撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20140104474A1 (en) 2014-04-17
US9282268B2 (en) 2016-03-08
JP2014082310A (ja) 2014-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6308717B2 (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および撮像システム
US12166057B2 (en) Solid-state imaging device, manufacturing method thereof, and electronic device
US11916092B2 (en) Solid-state imaging device, manufacturing method thereof, and electronic apparatus
JP7301936B2 (ja) 固体撮像素子およびその製造方法、並びに電子機器
JP6103301B2 (ja) 固体撮像装置およびその製造方法、並びに電子機器
KR102210008B1 (ko) 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법, 및 전자 기기
JP6060851B2 (ja) 固体撮像装置の製造方法
JP5814626B2 (ja) 光電変換装置及び光電変換装置の製造方法
JP6779929B2 (ja) 光電変換装置および機器
KR102651181B1 (ko) 촬상 소자 및 촬상 장치
CN104681572A (zh) 固态成像装置和电子设备
KR20160051687A (ko) 고체 촬상 소자 및 그 제조 방법, 및 전자 기기
KR20160029735A (ko) 고체 촬상 장치 및 그 제조 방법, 및 전자 기기
TWI746781B (zh) 具有相位差檢測像素的影像感測器
JPWO2016052249A1 (ja) 固体撮像素子および製造方法、並びに電子機器
US20240258343A1 (en) Imaging device and method of manufacturing imaging device
WO2020158164A1 (ja) 撮像素子および撮像素子の製造方法
CN102388456B (zh) 图像传感器及其制造方法
JP2016225324A (ja) 固体撮像装置
TW201507119A (zh) 固態影像感測裝置及固態影像感測裝置之製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160706

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180313

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6308717

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees