JP6307918B2 - 液体吐出装置及びベルト洗浄ユニットの制御方法 - Google Patents
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Description
このようなインクジェット捺染装置には、表面に形成される粘着層によって媒体を貼り付けて搬送する搬送ベルトを有する媒体搬送部と、前記搬送ベルトを洗浄するベルト洗浄ユニットとを備えたインクジェット捺染装置がある。
そして、これらの特許文献1〜3に開示されているブレードやローラーは固定状態で設けられている。即ち、前記ブレードやローラー等は記録中のみならず記録停止中も常時、ベルトに圧接した状態になっていた。
一方、搬送ベルトの停止中には、接触面積が小さく圧接力の大きな第1ワイパーブレードとの接触部位で前記搬送ベルト表面の凹みが発生し易くなるが、前記第1ワイパーブレードを離間することで前記搬送ベルト表面の凹みの発生を低減できる。また、第2ワイパーブレードとの接触部位では圧接力が小さいので前記搬送ベルト表面の凹みは発生し難く、発生しても極微量であるから、該搬送ベルト表面の凹みに起因する例えば記録画質の低下と搬送不良の発生の虞は極めて少ない。
また、前記制御部では、搬送ベルトが停止後、所定時間(例えば30分程度以内の時間)待って、該搬送ベルトに接していた前記第1ワイパーブレードを離間させることが可能になる。従って、搬送ベルトが停止止後、直ちに第1ワイパーブレードを離間させた場合に問題となる、該搬送ベルトへの液滴残留の虞を減らすことができる。また、30分程度までの時間であれば、前記搬送ベルト表面の凹みは発生し難いので、前記搬送ベルト表面の凹みに起因する例えば記録画質の低下と搬送不良の発生の虞も極めて少ない。
また、前記第1ワイパーブレードが搬送ベルトに接触すると、前記残留していた液滴は、前記第1ワイパーブレードを挟んでベルト移動方向の上流位置と下流位置に分けられるため、ベルト移動方向の下流位置に存する第2ワイパーブレードの接触部位に到着する液滴の量は少なくなる。
従って、搬送ベルトが停止したとき、最初に洗浄ブラシを搬送ベルトから離間し、次に第1ワイパーブレードを搬送ベルトから離間させるように制御することが可能である。これにより、洗浄ブラシの接触部位の搬送ベルトに残留していた汚れが搬送ベルトの移動の開始時において、そのまま第1ワイパーブレードの接触部位に到達してしまう機会の発生を低減することが可能になる。
従って、搬送ベルトが停止したとき、前記第1ワイパーブレードが搬送ベルトから離間するのを待って、その後第2ワイパーブレードを搬送ベルトから離間させるように制御することが可能になる。このようにすれば、第1ワイパーブレードの接触部位の搬送ベルトに残留していた液滴が、搬送ベルトの移動の開始時において、そのまま第2ワイパーブレードの接触部位に到達してしまう機会を低減することが可能になる。
以下の説明では、実施形態1〜3の3つの実施形態を例にとり、最初に実施形態1に基づいて、本発明の液体吐出装置の概略の構成と、本発明の特徴的構成であるベルト洗浄ユニットの具体的な構成とについて説明し、続いて当該ベルト洗浄ユニットの作用態様と併せて本発明のベルト洗浄ユニットの制御方法について説明する。次に、前記実施形態1との差異を中心に実施形態2に係る液体吐出装置のベルト洗浄ユニットと、実施形態3に係る液体吐出装置のベルト洗浄ユニットのそれぞれの構成と作用態様について説明する。
本発明の実施形態1の液体吐出装置1は、表面に設けられている粘着層7によって媒体Mを貼り付けて搬送する搬送ベルト9を備えた媒体搬送部3と、搬送ベルト9を洗浄するベルト洗浄ユニット5と、を備えることによって基本的に構成されている。
そして、前記ベルト洗浄ユニット5には、前記搬送ベルト9の洗浄領域13において、ベルト移動方向Dの上流側に位置する第1ワイパーブレード15と、ベルト移動方向Dの下流側に位置する第2ワイパーブレード17とが設けられている。そして、少なくとも第1ワイパーブレード15は、搬送ベルト9に対して接離可能に構成されている。
最初に、図1に基づいて本実施形態1に係る液体吐出装置1Aの概略の構成について説明する。
図1に示す液体吐出装置1Aは、布帛を媒体Mとして使用するインクジェット捺染装置である。尚、ここで「布帛」とは、綿、麻、絹等の天然繊維やナイロン、ポリエステル等の化学繊維、またはこれらを混合したもの等を原糸とする布や織物等の繊維製品である。
また、この液体吐出装置1Aには、前述した媒体搬送部3とベルト洗浄ユニット5の他に、記録領域11に供給された媒体Mの被記録面に液体の一例であるインクを吐出して記録を実行する液体吐出ヘッド19と、該液体吐出ヘッド19を一例として下面に搭載した状態でキャリッジガイド軸21に沿って媒体Mの搬送方向Aと交差する幅方向Bを走査方向として往復動するキャリッジ23と、記録実行後、搬送ベルト9から剥離された媒体Mを案内して巻取部25に導く案内ローラー27と、該案内ローラー27によって案内された媒体Mを巻き取る巻取部25と、該巻取部25による媒体Mの巻取り状態や搬送ベルト9からの媒体Mの剥離のタイミング等を検知する非接触式の光学センサー等によって一例として構成されるセンサー29と、が備えられている。
尚、図示の実施形態1では、媒体Mが記録領域11に位置している際のベルト移動方向Dの下流位置に駆動ローラー31を一例として配置し、前記ベルト移動方向Dの上流位置に従動ローラー33を一例として配置している。また、無端帯状の搬送ベルト9の外方となる表面には、媒体Mを貼り付けて仮固定するための前述した粘着層7が設けられている。
ベルト洗浄ユニット5は、無端帯状の搬送ベルト9の洗浄領域13に設置される部材で、第1ワイパーブレード15と第2ワイパーブレード17の他に、洗浄液Wを貯溜する洗浄液タンク35と、洗浄液タンク35内において前記第1ワイパーブレード15のベルト移動方向Dの上流位置に位置し、その一部を洗浄液Wに漬けて回転方向Cに回転することによって搬送ベルト9の表面に接触して搬送ベルト表面に付着した汚れを除去する洗浄ブラシ37と、を備えている。
この内、本実施形態では、第2ワイパーブレード17は固定状態で設けられており、搬送ベルト9の移動中だけでなく、搬送ベルト9の停止中(一時停止中も含む)常時、搬送ベルト9の表面に接した状態で設置されている。
また、第1ワイパーブレード15の搬送ベルト9の表面に対する接触角度θ1は、第2ワイパーブレード17の搬送ベルト9の表面に対する接触角度θ2よりも大きく(θ1>θ2)設定されている。
これに伴い、搬送ベルト9の移動中は、該ベルトの移動方向において最初に搬送ベルト9に作用する第1ワイパーブレード15の方が、次に搬送ベルト9に作用する第2ワイパーブレード17よりもかき取り力等の洗浄力が強くなる。従って、搬送ベルト9に付着した汚れを洗浄力の強い第1ワイパーブレード15が最初に洗浄し、該第1ワイパーブレード15が洗浄処理後に更にかき取り力等の洗浄力の弱い第2ワイパーブレード17で洗浄するというように二段階の洗浄が行われる。
そして、この制御部39では、搬送ベルト9が停止後、搬送ベルトに接触していた第1ワイパーブレード15が該搬送ベルト9から離間を開始する時間を制御している。具体的には、搬送ベルト9が停止後、例えば30分程度以内の所定時間の経過を待ってから、第1ワイパーブレード15を離間するように制御している。
また、搬送ベルト9の移動について使用する「開始」とは、前記「停止」の状態から搬送ベルト9を移動させる行為をいい、前記「一時停止」の状態から搬送ベルト9の移動を「再開」させる行為も含む。
また、前記所定時間を30分程度以内の時間としたのは、30分程度以内の時間であれば、第1ワイパーブレード15を搬送ベルト9に接触させていたとしても前記粘着層7の凹みは発生し難いからである。勿論「30分」に限定されず、粘着層7の厚さや硬さ、環境温度などによっては前記凹みが発生しにくい場合あるが、そのような場合には所定時間を30分より長い値に設定してもよい。
因みに、このような構成を採用することによって、第1ワイパーブレード15の離間により該第1ワイパーブレード15の接触部位における搬送ベルト9の表面に残留していた液滴Gが、該第1ワイパーブレード15の接触によって分けられ、液滴Gの一部を第1ワイパーブレード15によってかき取ることが可能である。これにより、第1ワイパーブレード15のベルト移動方向Dの下流に移動する液滴Gの量が少なくなり、媒体Mの汚染の虞が低減される。
また、洗浄液タンク35内に貯溜される洗浄液Wは、単なる水でもよいし、洗浄成分やインクの溶剤成分を含んだ専用の液体であってもよい。
本発明の一実施例に係るベルト洗浄ユニットの制御方法は、記録領域11と洗浄領域13との間で循環して搬送される搬送ベルト9に対して、前記洗浄領域13において配置されるベルト洗浄ユニット5の制御方法であって、搬送ベルト9の移動時において該搬送ベルト9の表面に接触していた第1ワイパーブレード15を、搬送ベルト9の停止中において該搬送ベルト9の表面から離間させるようにしたことを特徴としている。
(A)ベルト移動時(図2参照)
記録が実行されて搬送ベルト9が移動されている状態では、記録領域11において図2中、右から左に移動していた搬送ベルト9は、洗浄領域13に進入すると図2中、左から右へとベルト移動方向Dを変えて移動するようになる。
第1ワイパーブレード15の接触位置では、搬送ベルト9の表面をかき取るように第1ワイパーブレード15が作用して搬送ベルト9に付着している液滴G0等を除去する処理をする。
次に、第2ワイパーブレード17によっても取り除かれなかった液滴G2がベルト移動方向Dの下流位置のタオルローラー41の接触位置まで運ばれる。そして、該タオルローラー41の接触位置では、搬送ベルト9の表面を拭き取るようにタオルローラー41が作用して搬送ベルト9に残存している汚れを当該液滴G2と共に吸収して取り除く処理をする。
記録を一時中断して搬送ベルト9の移動を一時停止した状態では、洗浄ブラシ37の回転は停止するが、洗浄ブラシ37、第1ワイパーブレード15、第2ワイパーブレード17及びタオルローラー41の接触状態は変わらない。従って、前記第1ワイパーブレード15の接触部位には液滴G0が存在し、前記第1ワイパーブレード15の接触部位には、液滴G1が存在している。
そして、この状態を前記所定時間継続する。これにより搬送ベルト9が一時停止後、直ちに第1ワイパーブレード15を離間させた場合に問題となる、該搬送ベルト9への液滴残留が生じる虞を低減できる。これにより、前記液滴G0の第1ワイパーブレード15の接触部位を通過する虞を低減できる。
また、前述したように30分程度までの時間であれば、前記粘着層7に凹みが発生する虞は極めて少ない。
前述した所定時間の経過後、接触位置Oに位置していた第1ワイパーブレード15を離間位置Pに移動させる。これにより搬送ベルト9を一時停止させた状態で第1ワイパーブレード15を長時間搬送ベルト9の表面に接触させたままにする状態が回避される。
従って、第1ワイパーブレード15を長時間搬送ベルト9の表面に接触させることによって生じる粘着層7での凹みの発生の虞が低減され、該粘着層7の凹みに起因する記録画質の低下と搬送不良の発生が抑制される。
記録再開に伴って搬送ベルト9の移動を再開する場合には、搬送ベルト9の移動に先立って、離間位置Pに待機していた第1ワイパーブレード15を搬送ベルト9の表面に再び接触させる。これにより、第1ワイパーブレード15の離間により該第1ワイパーブレード15の接触部位に残留していた液滴G0が、搬送ベルト9の移動の再開によってそのまま下流に移動してしまう事態が防止される。
そして、第1ワイパーブレード15が搬送ベルト9に再接触すると、前記残留していた液滴G0は、第1ワイパーブレード15を挟んでベルト移動方向Dの上流位置と下流位置に二分されるため、第2ワイパーブレードの接触部位に到達する液滴G0の量は少なくなってg0となる。
第1ワイパーブレード15の再接触後、搬送ベルト9をベルト移動方向Dに再び移動させると、前記二分されて少なくなった液滴g0と、第2ワイパーブレード17の接触部位に残留していた液滴G1は、第2ワイパーブレード17によって除去される。
以後は前記(A)のベルト移動時と同様、第2ワイパーブレード17によっても取り除かれなかった汚れを含んだ液滴G2は、タオルローラー41の接触部位まで運ばれてタオルローラー41によって取り除かれる。
また、第1ワイパーブレード15による圧接が解除された搬送ベルト9に対して残留する液滴Gが媒体Mに付着することによって生ずる媒体Mの汚染を低減させることが可能になる。
実施形態2に係る液体吐出装置1Bは、実施形態1において常時、搬送ベルト9に対して接触されていた洗浄ブラシ37を接離可能にし、該洗浄ブラシ37の接離動作を制御できるようにしたものである。尚、その他の構成については実施形態1に係る液体吐出装置1Aと同様である。
従って、ここでは実施形態1と同様の構成については説明を省略し、実施形態2において新に採用した構成を中心に説明する。
そして、このように構成される本実施形態2に係る液体吐出装置1Bによっても、前述した実施形態1に係る液体吐出装置1Aと同様の作用、効果を享受することができる。
従って、前記第1ワイパーブレード15のかき取り後に残留する汚れの量も少なくなるから媒体Mに対する汚染の虞は少なくなる。
このようにすれば、洗浄ブラシ37の接触部位の搬送ベルト9に残留していた汚れが、搬送ベルト9の移動の開始時にそのまま第1ワイパーブレード15の接触部位に到達してしまう事態を低減することが可能になる。
実施形態2に係る液体吐出装置1Cは、実施形態1において常時、搬送ベルト9に対して接触されていた第2ワイパーブレード17を接離可能にし、該第2ワイパーブレード17の接離動作を制御できるようにしたものである。尚、その他の構成については前述した実施形態1に係る液体吐出装置1Aと同様である。
従って、ここでは実施形態1と同様の構成については説明を省略し、実施形態3において新に採用した構成を中心に説明する。
そして、このように構成される本実施形態2に係る液体吐出装置1Cによっても、前述した実施形態1に係る液体吐出装置1Aと同様の作用、効果が享受できる。
従って、第1ワイパーブレード15の接離動作と組み合わせることによって、粘着層7の凹みに起因する記録画質の低下と搬送不良の発生を一層少なくすることが可能になる。
従って、搬送ベルト9が停止したとき、第1ワイパーブレード15が搬送ベルト9から離間するのを待って、その後第2ワイパーブレード17を搬送ベルト9から離間させるようにそれぞれを独立して制御することが可能になる。このようにすれば、第1ワイパーブレード15の接触部位の搬送ベルト9に残留していた液滴Gが、搬送ベルト9の移動の開始時において、そのまま第2ワイパーブレード17の接触部位に到達してしまう事態を低減することが可能になる。
本発明に係る液体吐出装置1及びベルト洗浄ユニットの制御方法は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
例えば、図9に示す実施形態に係る液体吐出装置1Dのように、第1ワイパーブレード15の接離方向を上下方向Zから揺動方向Rに変更し、直線的な動きから曲線的な動きに変更することが可能である。因みに、第1ワイパーブレード15を揺動方向Rに揺動できる構成にした場合には、搬送ベルト9の表面に第1ワイパーブレード15が接触している時の接触角度θを調整したり、搬送ベルト9のベルト移動方向Dを逆方向にした時に第1ワイパーブレード15の傾斜方向を逆にして対応することが可能になる。
ここで「ラインヘッド」とは、媒体Mの搬送方向Aと交差する幅方向Bに形成されているノズルの領域が、媒体Mの被記録面における幅方向Bの全範囲をカバーできるように構成された液体吐出ヘッド19である。
9 搬送ベルト、11 記録領域、13 洗浄領域、15 第1ワイパーブレード、
17 第2ワイパーブレード、19 液体吐出ヘッド、21 キャリッジガイド軸、
23 キャリッジ、25 巻取部、27 案内ローラー、29 センサー、
31 駆動ローラー、33 従動ローラー、35 洗浄液タンク、37 洗浄ブラシ、
39 制御部、41 タオルローラー、
M 媒体、A 搬送方向、D ベルト移動方向、B 幅方向、W 洗浄液、
C 回転方向、O 接触位置、P 離間位置、Z 上下方向、θ 接触角度、
G 液滴、g 液滴、R 揺動方向
Claims (9)
- 媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを洗浄するベルト洗浄ユニットと、を備え、
前記ベルト洗浄ユニットは、
前記搬送ベルトの洗浄領域において、ベルト移動方向上流側に位置する第1ワイパーブレードと、
ベルト移動方向下流側に位置する第2ワイパーブレードとを有し、
少なくとも前記第1ワイパーブレードは、前記搬送ベルトに対して接離可能であり、
前記第1ワイパーブレードの前記搬送ベルト表面に対する接触角度は、前記第2ワイパーブレードの前記搬送ベルト表面に対する接触角度よりも大きいことを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを洗浄するベルト洗浄ユニットと、を備え、
前記ベルト洗浄ユニットは、
前記搬送ベルトの洗浄領域において、ベルト移動方向上流側に位置する第1ワイパーブレードと、
ベルト移動方向下流側に位置する第2ワイパーブレードとを有し、
少なくとも前記第1ワイパーブレードは、前記搬送ベルトに対して接離可能であり、
前記ベルト洗浄ユニットは、前記搬送ベルトに対する前記第1ワイパーブレードの接離動作を制御する制御部を備えており、
前記制御部は、前記搬送ベルトが停止後、該搬送ベルトに接していた前記第1ワイパーブレードが該搬送ベルトから離間を開始する時間を制御可能であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記制御部は、停止していた搬送ベルトが移動を開始する際に、離間していた前記第1ワイパーブレードを前記搬送ベルトの移動に先立って当該搬送ベルトに接触させるように制御可能であることを特徴とする液体吐出装置。 - 媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記搬送ベルトを洗浄するベルト洗浄ユニットと、を備え、
前記ベルト洗浄ユニットは、
前記搬送ベルトの洗浄領域において、ベルト移動方向上流側に位置する第1ワイパーブレードと、
ベルト移動方向下流側に位置する第2ワイパーブレードとを有し、
少なくとも前記第1ワイパーブレードは、前記搬送ベルトに対して接離可能であり、
前記搬送ベルトの洗浄領域には、前記第1ワイパーブレードのベルト移動方向上流側の位置に洗浄ブラシが設けられており、
前記洗浄ブラシは、前記搬送ベルトに対して接離可能であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記ベルト洗浄ユニットは、前記搬送ベルトに対する前記洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部を備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記第2ワイパーブレードは、前記搬送ベルトに対して接離可能であることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項6に記載の液体吐出装置において、
前記ベルト洗浄ユニットは、前記搬送ベルトに対する前記第2ワイパーブレードの接離動作を制御する制御部を備えていることを特徴とする液体吐出装置。 - 記録領域と洗浄領域との間を循環して搬送される搬送ベルトに対して、前記洗浄領域においてベルト移動方向上流側に位置する第1ワイパーブレードとベルト移動方向下流側に位置する第2ワイパーブレードを順次作用させて搬送ベルト表面を洗浄するベルト洗浄ユニットであって、前記第1ワイパーブレードの前記搬送ベルト表面に対する接触角度は、前記第2ワイパーブレードの前記搬送ベルト表面に対する接触角度よりも大きい前記ベルト洗浄ユニットを制御するに際して、
前記搬送ベルトの移動中において該搬送ベルトの表面に接していた第1ワイパーブレードを、前記搬送ベルトの停止中において該搬送ベルトの表面から離間させることを特徴とするベルト洗浄ユニットの制御方法。 - 記録領域と洗浄領域との間を循環して搬送される搬送ベルトに対して、前記洗浄領域においてベルト移動方向上流側に位置する第1ワイパーブレードとベルト移動方向下流側に位置する第2ワイパーブレードを順次作用させて搬送ベルト表面を洗浄するベルト洗浄ユニットを制御するに際して、
前記搬送ベルトの移動中において該搬送ベルトの表面に接していた第1ワイパーブレードを、前記搬送ベルトの停止中において該搬送ベルトの表面から離間させ、
前記搬送ベルトが停止後、該搬送ベルトに接していた前記第1ワイパーブレードが該搬送ベルトから離間を開始する時間を制御することを特徴とするベルト洗浄ユニットの制御方法。
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