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JP6305620B2 - 回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、産業用機械などに使用される回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法に関するものである。
従来の回転電機の固定子では、鉄心とコイルとの絶縁方法として、コイルを収納するスロット内部においては絶縁フィルムをスロットの内壁に沿うように配置し、鉄心の軸方向の両端面においては、鉄心と絶縁フィルムを包み込むように鞍型の樹脂製の絶縁端板を被せることで、絶縁フィルム及び絶縁端板の上から巻かれるコイルと鉄心との間を絶縁する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年、産業用機械の小型・高速化の要求から、それに用いられる回転電機も小型・高出力化が求められており、その手段の一つとしてコイルの巻数を増加するために、スロット領域を拡大する技術が求められている。
特開2003−61286号公報
特許文献1に示された絶縁構造では、鉄心の軸方向両端部付近において、鉄心のスロット内壁面とコイルとの絶縁が、樹脂成形品である絶縁端板と、絶縁フィルムとの周方向に二重構成になっている。これは、絶縁機能としては過剰である。また、周方向にスロット内に張り出した絶縁端板が、スロット領域を縮小してしまうことから磁極ティース部に巻装できるコイルの巻数を減少させてしまい、回転電機の小型・高出力化のためのスロット領域拡大の要請に逆行するという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、鉄心とコイルの絶縁を確実に確保し、かつ、スロット領域を拡大してコイルの巻数を増加させることができる回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る回転電機の固定子は、
ヨーク部と前記ヨーク部から内側に突出する磁極ティース部と前記磁極ティース部の内周側先端から周方向に突出するシュー部とを有する分割鉄心を円環状に複数個結合した鉄心と、
前記磁極ティース部に巻装したコイルとを有する回転電機の固定子において、
前記固定子は、前記分割鉄心の軸方向の両端面にそれぞれ配設された鉄心端部絶縁部材と、
前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿って配設され、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面と、前記コイルとの間を絶縁する絶縁フィルムとを備え、
前記鉄心端部絶縁部材は、前記磁極ティース部の軸方向の端面を覆う端面絶縁部と、
前記端面絶縁部の内周側の端部から、周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる内鍔と、前記端面絶縁部の外周側の端部から、前記ヨーク部の軸方向端面を覆うように周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる外鍔とを有し、
前記絶縁フィルムの軸方向の長さは、前記分割鉄心の軸方向の長さより長く、
前記端面絶縁部の周方向の幅は、前記磁極ティース部の周方向の幅以下であり、
前記内鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記シュー部の外周面上端に嵌合する2つの第一嵌合突起部と、
前記外鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記ヨーク部の内周面上端に嵌合する2つの第二嵌合突起部とを備え、
前記鉄心端部絶縁部材は、前記端面絶縁部と前記第一嵌合突起部の間及び、前記端面絶縁部と前記第二嵌合突起部の間に、前記絶縁フィルムを差し込める隙間を有し、
前記鉄心端部絶縁部材は、前記第二嵌合突起部の根元部の外周側に、前記第二嵌合突起部に沿って前記絶縁フィルムを差し込める周方向に延在する横溝を有するものである。
また、この発明に係る回転電機の固定子の製造方法は、
ヨーク部と前記ヨーク部から内側に突出する磁極ティース部と前記磁極ティース部の内周側先端から周方向に突出するシュー部とを有する分割鉄心を円環状に複数個結合した鉄心と、
前記磁極ティース部に巻装したコイルとを有する回転電機の固定子の製造方法であって、
前記固定子は、前記分割鉄心の軸方向の両端面にそれぞれ配設された鉄心端部絶縁部材と、
前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿って配設され、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面と、前記コイルとの間を絶縁する絶縁フィルムとを備え、
前記鉄心端部絶縁部材は、前記磁極ティース部の軸方向の端面を覆う端面絶縁部と、
前記端面絶縁部の内周側の端部から、周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる内鍔と、前記端面絶縁部の外周側の端部から、前記ヨーク部の軸方向端面を覆うように周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる外鍔とを有し、
前記絶縁フィルムの軸方向の長さは、前記分割鉄心の軸方向の長さより長く、
前記端面絶縁部の周方向の幅は、前記磁極ティース部の周方向の幅以下であり、
前記外鍔の根元部であって前記磁極ティース部と前記ヨーク部の接続部の延長線上に、軸方向にワイヤ導入溝が形成され、
前記鉄心端部絶縁部材は、前記内鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記シュー部の外周面上端に嵌合する2つの第一嵌合突起部と、
前記外鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記ヨーク部の内周面上端に嵌合する2つの第二嵌合突起部とを備え、
前記絶縁フィルムを、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿うように挿入する絶縁フィルム挿入工程と、
前記分割鉄心の軸方向両側から前記鉄心端部絶縁部材を前記分割鉄心に嵌合する鉄心端部絶縁部材取り付け工程と、
絶縁済の前記分割鉄心に前記コイルを巻装するコイル巻装工程とを有し、
前記鉄心端部絶縁部材取り付け工程において、
前記第一嵌合突起部と前記第二嵌合突起部の内、長い方の嵌合突起部を前記分割鉄心に差し込んだ後に、前記長い方の嵌合突起部の先端を支点にして、前記鉄心端部絶縁部材を回転させながら短い方の嵌合突起部を前記分割鉄心に嵌合させるものである。
この発明に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法によれば、分割鉄心の磁極ティース部の軸方向端部における周方向の側面の絶縁は、絶縁フィルムのみとすることができるのでスロット領域を拡大できると同時に鉄心とコイルの絶縁を確実に確保できる。これにより、コイルの巻数を増加させることができ、固定子を使用する回転電機の小型・高出力化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子を構成する分割鉄心の平面図である。 この発明の実施の形態1に係る、分割鉄心、鉄心端部絶縁部材、絶縁フィルムの組み立て工程を示す図と、絶縁済分割鉄心の斜視図等である。 この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子の鉄心端部絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係るコイル巻装工程を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る分割固定子の断面図である。 この発明の実施の形態2に係る固定子を構成する分割鉄心の平面図である。 この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子の鉄心端部絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る分割固定子の断面図である。 この発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子の鉄心端部絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子の鉄心端部絶縁部材の斜視図である。 この発明の実施の形態4に係る鉄心端部絶縁部材を固定子の内側から見た図と周方向から見た図である。 この発明の実施の形態4に係る絶縁フィルムを装着した分割鉄心に、鉄心端部絶縁部材を装着する工程を示す斜視図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法を、図を用いて説明する。
図1は、回転電機の固定子100の斜視図である。
固定子100は、鉄心10と鉄心10のスロットに収納されたコイル3とからなる。
図2は、鉄心10を構成する分割鉄心12の平面図である。
この明細書中で、特に断り無く「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」、と言うときは、それぞれ、固定子100の「軸方向」、「周方向」、「径方向」、「内周側」、「外周側」、「内周面」、「外周面」を言うものとする。また、この明細書で、特に断り無く「上」、「下」と言うときは、基準となる場所において、軸方向に垂直な面を想定し、その面を境界として固定子の中心点が含まれる側を「下」、その反対を「上」とする。また、高さの高低を比較する場合は、固定子の中心からの距離が長い方を「高い」とする。
分割鉄心12は、外周が円弧状のヨーク部12aと、ヨーク部12aの中央から内側に突出した磁極ティース部12bと、磁極ティース部12bの先端から周方向に突出したシュー部12cとからなる。また、ヨーク部12aの外周面の中央には、軸方向に伸びる係止溝12dを備える。係止溝12dは、後述するコイル巻装工程において、分割鉄心12を把持するために使用する。鉄心10は、複数の分割鉄心12を円環状に組み合わせたものである。鉄心10において、隣接する磁極ティース部12bの間には、図2の斜線部にて示すスロットSがそれぞれ形成される。
図3(a)は、分割鉄心12、鉄心端部絶縁部材4a、4b、絶縁フィルム5の組み立て工程を示す図である。
図3(b)は、分割鉄心12、鉄心端部絶縁部材4a、4b、絶縁フィルム5を組み立てた絶縁済分割鉄心13の斜視図である。
図3(c)は、図3(b)の状態から絶縁フィルム5を開いた状態の斜視図である。
鉄心端部絶縁部材4a、4bは、同形状の樹脂成形品である。この明細書中で、鉄心端部絶縁部材の一方についてのみ言及している場合であっても、特に言及しない限り、2つの鉄心端部絶縁部材は同じである。鉄心端部絶縁部材4a、4bは、分割鉄心12の磁極ティース部12bの軸方向の端面12b1とコイル3との間を絶縁する絶縁機能と、コイル3の整列に寄与する巻枠機能と、絶縁フィルム5を固定する、絶縁フィルム固定機能とを有する。
絶縁フィルム5は、ヨーク部12aの内周面12a2と、磁極ティース部12bの周方向の側面12b2と、シュー部12cの外周面12c2に沿うように配設される。そして、絶縁フィルム5は、ヨーク部12aの内周面12a2と、磁極ティース部12bの周方向の側面12b2と、シュー部12cの外周面12c2と、コイル3との間を絶縁する樹脂フィルムである。絶縁フィルム5は、図3(c)に示すように、周方向に開閉できる。また、絶縁フィルム5の軸方向の長さは、分割鉄心12の軸方向の長さよりも長く形成されている。
図4(a)は、鉄心端部絶縁部材4aを斜め上方から見た斜視図である。
図4(b)は、鉄心端部絶縁部材4aを斜め下方から見た斜視図である。
次に、鉄心端部絶縁部材4aについて、上述の絶縁機能と、巻枠機能と、絶縁フィルム固定機能とを提供する部分をそれぞれ説明する。
端面絶縁部4a1は、磁極ティース部12bの軸方向の端面12b1を覆って、磁極ティース部12bとコイル3との絶縁を確保する上述の絶縁機能を発揮する。特許文献1に記載の絶縁部材は、分割鉄心の軸方向の端面のみならず、上記端面に続く、磁極ティース部12bの周方向側面の一部をも覆っていた。一方、本実施の形態に係る端面絶縁部4a1は、磁極ティース部12bの軸方向の端面12b1のみを覆うように形成されている。すなわち、端面絶縁部4a1の周方向の幅と、磁極ティース部12bの周方向の幅とは同じである。
端面絶縁部4a1の内周側の端部には、周方向に両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる内鍔4auを備える。また、端面絶縁部4a1の外周側の端部には、ヨーク部12aの軸方向端面を覆うように周方向の両側に張り出し、軸方向上方に伸びる外鍔4asを備える。内鍔4auと、外鍔4asと、端面絶縁部4a1とでコイル3を巻装する巻枠の一端を構成し、上述の巻枠機能を発揮する。
また、鉄心端部絶縁部材4aは、内鍔4auから磁極ティース部12bを挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、シュー部12cの外周面12c2の上端に嵌合する嵌合突起部4a2、4a3(第一嵌合突起部)を備える。同様に、鉄心端部絶縁部材4aは、外鍔4asから磁極ティース部12bを挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、ヨーク部12aの内周面12a2の上端に嵌合する嵌合突起部4a4、4a5(第二嵌合突起部)を備える。なお、図4(b)に示すように、鉄心端部絶縁部材4aの端面絶縁部4a1と嵌合突起部4a2〜4a5との間には、絶縁フィルム5を差し込めるだけの隙間s2〜s5が形成されている。また、嵌合突起部4a5、4a4の根元部の外周側に、嵌合突起部4a5、4a4に沿って絶縁フィルム5を差し込めるだけの横溝y5が周方向に設けられている。
嵌合突起部4a2、4a3とシュー部12cとの間及び、嵌合突起部4a4、4a5とヨーク部12aとの間に絶縁フィルム5の軸方向の両端部が挟み込まれて保持される。これにより、鉄心端部絶縁部材4aは、分割鉄心12の軸方向端部に固定されると同時に、絶縁フィルム5をスロットS内に保持する上述の絶縁フィルム固定機能を発揮する。
先行技術の絶縁端板は、絶縁端板と分割鉄心との嵌合部がヨーク部内周側側面からシュー部の外周側側面まで繋がった形状であり、絶縁端板と分割鉄心とは磁極ティース部側面端部において重なっていた。一方、本実施の形態に係る鉄心端部絶縁部材4aの端面絶縁部4a1は、磁極ティース部12bの周方向の側面12b2において重ならず、鉄心端部絶縁部材4aの側面4a11は、磁極ティース部12bの側面12b2と面一となり段差が存在しない。そして、絶縁フィルム5の軸方向端部は、先述の隙間s2〜s5、横溝y5等に挿入される。したがって、絶縁フィルム5は、分割鉄心12の磁極ティース部12bの周方向の側面12b2を完全に絶縁できる。
続いて、固定子100の製造方法を説明する。
まず、図3(a)に示すように、周方向に開放可能な絶縁フィルム5を、ヨーク部12aの内周面12a2と磁極ティース部12bの周方向の側面12b2とシュー部12cの外周面12c2とに沿うように挿入する。
絶縁フィルム5は、スロットSの内面形状(実際にはその半分)に沿うように予め折り目Pを付けたものを用いる。折り目Pは、ヨーク部12aの内周側、周方向端部に沿う部分と、磁極ティース部12bの根元部に沿う部分と、シュー部12cの外周側の根元部及び周方向端部に沿う部分とに、軸方向に延在するように設けられている。
絶縁フィルム5を分割鉄心12に取り付ける際は、全ての折り目Pを折った状態で組立てる。これにより、絶縁フィルム5が分割鉄心12の形状に沿うことから、後の鉄心端部絶縁部材4a、4bの取り付け工程が容易となる。
次に、図3(b)に示すように、分割鉄心12の軸方向両側から鉄心端部絶縁部材4a、4bを分割鉄心12に嵌合して絶縁済分割鉄心13を得る。このとき絶縁フィルム5は、軸方向の両端部が、鉄心端部絶縁部材4a、4bの嵌合突起部4a2〜4a5、4b2〜4b5と分割鉄心12との間に挟まれて固定される。また、嵌合突起部4a2〜4a5、4b2〜4b5は、丁度それぞれの折れ目の間に収まる。
これにより、コイル3の巻装前に絶縁フィルム5の一部を再展開する際に、絶縁フィルム5がスロットS内で変形し、これに起因してコイル巻装時にワイヤの配置が乱れることを防止できる。
図5は、図3(c)の状態にある絶縁済分割鉄心13にコイル3を巻装するコイル巻装工程を示す斜視図である。
まず、図示しない巻線装置によって分割鉄心12の外周面に軸方向に設けた係止溝12dを把持する。そして、絶縁フィルム5の開閉部51a、52a、51b、52bを周方向に、折り目Pに沿って開く。
次に、絶縁済分割鉄心13を図5の矢印方向に回転させ、ノズル9からワイヤ8を繰り出しながら絶縁済分割鉄心13にコイル3を巻装する。絶縁済分割鉄心13側を固定して、ノズル9を回転させてもよい。コイル3の巻装を終えたら、絶縁フィルム5の開閉部51a、52a、51b、52bを径方向に、折り目Pに沿って閉じ分割固定子14を得る。次に、複数個の分割固定子14を環状に組み合わせ、隣接する分割固定子14同士を溶接や樹脂成形、あるいはアルミフレームに焼嵌めすることにより固定して固定子100を得る。
図6(a)は、分割固定子14の断面図である。
図6(b)は、図6(a)のA−A線における断面図であり、磁極ティース部12bと、鉄心端部絶縁部材4aの端面絶縁部4a1と、絶縁フィルム5の内、磁極ティース部12bに沿う部分とを示している。
図6(c)は、先行技術の絶縁端板4X1を仮に本実施の形態にかかる分割固定子に用いると想定した場合の分割固定子14bの断面図である。
図6(d)は、図6(c)のB−B線における断面図である。なお、図6(d)は、図6(b)と同様の表示対象物を示している。
図6(a)と図6(c)とを比較すると分かるように、本実施の形態では、磁極ティース部12bの周方向の側面12b2における絶縁部材が絶縁フィルム5のみとなるためスロット領域を拡大することができ、先行技術を適用した場合に比べてコイル3のターン数を増加させることができる。
この発明の実施の形態1に係る回転電機の固定子100および、回転電機の固定子100の製造方法によれば、分割鉄心12の磁極ティース部12bの軸方向端部における周方向の側面12b2の絶縁は、絶縁フィルム5のみとすることができるのでスロット領域を拡大できると同時に鉄心とコイルの絶縁を確実に確保できる。これにより、コイルの巻数を増加させることができ、固定子100を使用する回転電機の小型・高出力化を図ることができる。
また、絶縁フィルム5の軸方向の長さは、分割鉄心12の軸方向の長さよりも長い。したがって、絶縁済分割鉄心13においては、磁極ティース部12bの周方向の側面12b2に沿わせた絶縁フィルム5が、鉄心端部絶縁部材4a、4bの端面絶縁部4a1、4b1の周方向の側面4a11上に重なるように配置される。これにより、分割鉄心12とコイル3の絶縁を完全に確保できる。
なお、上述の説明では端面絶縁部4a1の周方向の幅と磁極ティース部の周方向の幅を同じ長さに形成する例を説明したが、絶縁フィルム5の長さの余裕に合わせて、端面絶縁部4a1の周方向の幅を磁極ティース部12bの周方向の幅より小さく形成しても良い。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図7は、この発明の実施の形態2に係る鉄心を構成する分割鉄心212の平面図である。
図8(a)は、鉄心端部絶縁部材204aを斜め上方から見た斜視図である。
図8(b)は、鉄心端部絶縁部材204aを斜め下方から見た斜視図である。
図9(a)は、分割固定子214の断面図である。
図9(b)は、図9(a)のC−C線における断面図であり、磁極ティース部12bと、鉄心端部絶縁部材204aの端面絶縁部204a1と、絶縁フィルム5の内、磁極ティース部212bに沿う部分とを示している。
実施の形態1と異なり、分割鉄心212のヨーク部212aの内周面212a2は、軸方向に垂直な断面が外周面と同等の曲率の円弧形状としている。そして、スロット20Sの拡大した空間に合わせて、鉄心端部絶縁部材204aの嵌合突起部204a4、204a5の径方向の厚さXを、実施の形態1の嵌合突起部4a4、4a5(図4参照)の径方向の厚さよりも厚く、それぞれの外周面がヨーク部12aの内周面に沿うように形成して剛性を増している。
これにより、嵌合突起部204a4、204a5が絶縁フィルム5を押圧する力が増し、コイル3の巻装時に絶縁フィルム5を過剰に展開しても嵌合突起部204a4、204a5は変形しない。また、鉄心端部絶縁部材204aの剛性が増すことにより、絶縁済分割鉄心の組立性を向上できる。さらに、コイル3の巻線前後の絶縁済分割鉄心、分割固定子の取り扱いが容易となる。
また、鉄心端部絶縁部材204aを製造する際に樹脂の流動性を向上でき、鉄心端部絶縁部材204aの成形性を向上できる。なお、固定子の製造方法は実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法を、図を用いて実施の形態2と異なる部分を中心に説明する。
図10は、鉄心端部絶縁部材304aを斜め上方から見た斜視図である。
本実施の形態に係る固定子の鉄心端部絶縁部材304a以外の構成は、実施の形態2と同様である。
図10に示すように鉄心端部絶縁部材304aの外鍔304asの根元部の磁極ティース部212bとヨーク部212aの接続部の延長線上の一方側に、軸方向にワイヤ導入溝Mが形成されている点が異なる。
このワイヤ導入溝Mは、コイル巻装工程におけるコイル3の巻き始めの導入ワイヤが配置される箇所であり、ヨーク部212aと磁極ティース部212bの接続部付近(磁極ティース部212bの根元部)に巻回されるワイヤと、導入ワイヤの干渉を避けるためのものである。ワイヤ導入溝Mを設けることによりコイル3の整列性を向上させてコイル3のターン数を増すことができる。
実施の形態1に係る鉄心端部絶縁部材4a、4bに同様のワイヤ導入溝Mを形成すると、ヨーク部12aの内周面12a2が周方向に平面状であるために、分割鉄心12と導入ワイヤとが干渉する。しかし、本実施の形態3に係る分割鉄心212のヨーク部212aの形状および鉄心端部絶縁部材304aの組み合わせであれば、前記干渉を回避することができる。なお、ワイヤ導入溝Mは、コイル3用のワイヤの巻始め端部の導入用なので、分割鉄心12の反対側に装着する鉄心端部絶縁部材に形成する必要はない。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図11は、鉄心端部絶縁部材404aを斜め上方から見た斜視図である。
図12(a)は、鉄心端部絶縁部材404aを固定子の内側から見た図である。
図12(b)は、鉄心端部絶縁部材404aを固定子の周方向から見た図である。
図13は、絶縁フィルム5を装着した分割鉄心12に、鉄心端部絶縁部材404aを装着する工程を示す斜視図である。
本実施の形態に係る鉄心端部絶縁部材404aの嵌合突起部404a2、404a3、404a4、404a5は、それぞれの先端形状に特徴がある。
図11、図12(a)、(b)に示すようにヨーク部12a側の嵌合突起部404a4、404a5の軸方向の長さは、シュー部12c側の嵌合突起部404a2、404a3の軸方向の長さよりも長い。
実施の形態1では、図3に示すように、鉄心端部絶縁部材4aと、絶縁フィルム5を挿入した分割鉄心12と、鉄心端部絶縁部材4bとを真っ直ぐに一直線上に並べて、それぞれを分割鉄心の軸方向と平行に移動させて、絶縁済分割鉄心13を組み立てていた。その場合、柔軟物である絶縁フィルム5と、樹脂成形品である鉄心端部絶縁部材4a、4bの嵌合突起部4a2〜4a5、4b2〜4b5とが干渉して、組み立てが困難な場合がある。
そこで、内側の嵌合突起部404a2、404a3と外側の嵌合突起部404a4、404a5との軸方向の長さを変更し、図13に示すように、予め長い方の嵌合突起部404a4、404a5をヨーク部12aの内周側に差し込んだ後に、嵌合突起部404a4、404a5の先端を支点にして、鉄心端部絶縁部材404aを回転させながらシュー部12c側の嵌合突起部404a2、404a3を嵌合させることで、絶縁済分割鉄心413の組み立てが容易となる。
さらに、図12(a)、(b)に示すように、嵌合突起部404a2〜404a5の先端の絶縁フィルム5と接する側にテーパ加工部T2〜T5を設けることで、より組み立ての容易化を図ることができる。なお、本実施の形態では、外側の嵌合突起部404a4、404a5を長くしたが、逆でも良い。また、テーパ加工は、内側の嵌合突起部404a2、404a3だけに施しても良いし、実施の形態1〜3においては内側の嵌合突起部又は外側の嵌合突起部だけに施しても良い。
この発明の実施の形態4に係る回転電機の固定子および、回転電機の固定子の製造方法によれば、鉄心端部絶縁部材404aと絶縁フィルム5と分割鉄心12とを組み立てる際に、絶縁フィルム5を損傷することなく鉄心端部絶縁部材404aを装着できる。また、固定子の製造には汎用的な設備や治工具を用いることができるので、回転電機の固定子の製造コストを抑制できる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。

Claims (7)

  1. ヨーク部と前記ヨーク部から内側に突出する磁極ティース部と前記磁極ティース部の内周側先端から周方向に突出するシュー部とを有する分割鉄心を円環状に複数個結合した鉄心と、
    前記磁極ティース部に巻装したコイルとを有する回転電機の固定子において、
    前記固定子は、前記分割鉄心の軸方向の両端面にそれぞれ配設された鉄心端部絶縁部材と、
    前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿って配設され、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面と、前記コイルとの間を絶縁する絶縁フィルムとを備え、
    前記鉄心端部絶縁部材は、前記磁極ティース部の軸方向の端面を覆う端面絶縁部と、
    前記端面絶縁部の内周側の端部から、周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる内鍔と、前記端面絶縁部の外周側の端部から、前記ヨーク部の軸方向端面を覆うように周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる外鍔とを有し、
    前記絶縁フィルムの軸方向の長さは、前記分割鉄心の軸方向の長さより長く、
    前記端面絶縁部の周方向の幅は、前記磁極ティース部の周方向の幅以下であり、
    前記内鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記シュー部の外周面上端に嵌合する2つの第一嵌合突起部と、
    前記外鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記ヨーク部の内周面上端に嵌合する2つの第二嵌合突起部とを備え、
    前記鉄心端部絶縁部材は、前記端面絶縁部と前記第一嵌合突起部の間及び、前記端面絶縁部と前記第二嵌合突起部の間に、前記絶縁フィルムを差し込める隙間を有し、
    前記鉄心端部絶縁部材は、前記第二嵌合突起部の根元部の外周側に、前記第二嵌合突起部に沿って前記絶縁フィルムを差し込める周方向に延在する横溝を有する回転電機の固定子。
  2. 前記横溝は、前記ヨーク部の前記内周面に沿って前記鉄心端部絶縁部材の全幅に渡って形成されている請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記第二嵌合突起部の軸方向の長さと、前記第一嵌合突起部の軸方向の長さとは異なる請求項1又は請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記第一嵌合突起部又は前記第二嵌合突起部の少なくとも一方は、先端の前記絶縁フィルムと接する側にテーパ加工部を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記ヨーク部の内周面は、軸方向に垂直な断面が円弧形状であり、
    前記第二嵌合突起部の外周面は、前記ヨーク部の内周面に沿うように形成されている請求項から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記外鍔の根元部であって前記磁極ティース部と前記ヨーク部の接続部の延長線上に、軸方向にワイヤ導入溝が形成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の回転電機の固定子。
  7. ヨーク部と前記ヨーク部から内側に突出する磁極ティース部と前記磁極ティース部の内周側先端から周方向に突出するシュー部とを有する分割鉄心を円環状に複数個結合した鉄心と、
    前記磁極ティース部に巻装したコイルとを有する回転電機の固定子の製造方法であって、
    前記固定子は、前記分割鉄心の軸方向の両端面にそれぞれ配設された鉄心端部絶縁部材と、
    前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿って配設され、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面と、前記コイルとの間を絶縁する絶縁フィルムとを備え、
    前記鉄心端部絶縁部材は、前記磁極ティース部の軸方向の端面を覆う端面絶縁部と、
    前記端面絶縁部の内周側の端部から、周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる内鍔と、前記端面絶縁部の外周側の端部から、前記ヨーク部の軸方向端面を覆うように周方向両側に張り出し、かつ軸方向上方に伸びる外鍔とを有し、
    前記絶縁フィルムの軸方向の長さは、前記分割鉄心の軸方向の長さより長く、
    前記端面絶縁部の周方向の幅は、前記磁極ティース部の周方向の幅以下であり、
    前記外鍔の根元部であって前記磁極ティース部と前記ヨーク部の接続部の延長線上に、軸方向にワイヤ導入溝が形成され、
    前記鉄心端部絶縁部材は、前記内鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記シュー部の外周面上端に嵌合する2つの第一嵌合突起部と、
    前記外鍔から前記磁極ティース部を挟んで軸方向下方にそれぞれ突出し、前記ヨーク部の内周面上端に嵌合する2つの第二嵌合突起部とを備え、
    前記絶縁フィルムを、前記ヨーク部の内周面と前記磁極ティース部の周方向の側面と前記シュー部の外周面とに沿うように挿入する絶縁フィルム挿入工程と、
    前記分割鉄心の軸方向両側から前記鉄心端部絶縁部材を前記分割鉄心に嵌合する鉄心端部絶縁部材取り付け工程と、
    絶縁済の前記分割鉄心に前記コイルを巻装するコイル巻装工程とを有し、
    前記鉄心端部絶縁部材取り付け工程において、
    前記第一嵌合突起部と前記第二嵌合突起部の内、長い方の嵌合突起部を前記分割鉄心に差し込んだ後に、前記長い方の嵌合突起部の先端を支点にして、前記鉄心端部絶縁部材を回転させながら短い方の嵌合突起部を前記分割鉄心に嵌合させる回転電機の固定子の製造方法。
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