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JP6299476B2 - 運転支援装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の運転支援装置に関する。
従来、モータの動力を用いて駆動する電動車においては、モータの回生力を利用して発電を行い、航続可能距離の延長を図るように構成されている。この回生力を利用した発電時(以下、「回生発電」という)には、ガソリン車におけるエンジンブレーキに対応する減速トルク、すなわち回生ブレーキが発生し、車両を減速させることが可能となる。
例えば、下記特許文献1では、組蓄電池の残存電気量と電池温度,回生電流値を逐次計測し、満充電時の放電可能電気量から残存電気量を差引いて得た電気量に、電池温度、さらには回生電流値とから求めた充電補正係数を乗じたものを回生充電上限電気量とし、この回生充電上限電気量を所定の時間間隔で逐次更新しながら回生充電を制御している。この間、組蓄電池の電気抵抗値を計測し、電気抵抗値が上限値を超えた場合は、回生充電を停止させるか、または警報手段によって警報を発する/もしくは同時に回生充電を停止させている。
すなわち、上記特許文献1には、バッテリが満充電に近づいて回生発電を行えない場合に警報を発する技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、車両の異常運転状態を予測または検知した場合に、車両のシートベルトを締めつけるように制御する技術が開示されている。
特許第3611905号公報 特許第4252853号公報
電動車のバッテリが満充電に近い状態にある場合、過充電防止のため上述した回生発電は行われない。よって、回生ブレーキを日頃から使用しているユーザにとっては、普段と比較して減速が行われにくい状態となり、違和感を覚える可能性がある。例えば、バッテリが満充電に近い状態で降坂路を走行する場合、フットブレーキなしではシフトがニュートラルとなっている状態に近い感覚となる。
上記特許文献1では、回生発電を行えない場合に警報を発しているものの、警報の内容等に回生ブレーキの利き具合については考慮されておらず、改善の余地がある。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、回生ブレーキの利き具合を運転者に対して報知することができる運転支援装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、請求項1の発明にかかる運転支援装置は、走行中の電動車が回生ブレーキを生じる走行状態であるか否かを判定する走行状態判定手段と、前記電動車の走行用バッテリの充電量に基づいて、前記回生ブレーキの抑制度合いを算出する回生抑制度合い算出手段と、前記回生ブレーキが生じる走行状態であり、かつ前記回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定された場合、前記回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の場合よりも前記電動車のシートベルトの巻き上げ力を大きくするシートベルト制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2の発明にかかる運転支援装置は、前記走行状態判定手段は、前記電動車のシフトポジションを検知するシフトポジション検知手段と、前記電動車のアクセルペダルへの操作状態を検知するアクセルペダル操作検知手段と、前記電動車のパーキングブレーキへの操作状態を検知するパーキングブレーキ操作検知手段と、を備え、前記シフトポジションが走行ポジションであり、かつ前記アクセルペダルへの操作量が所定量以下、かつ前記パーキングブレーキへの操作量が所定量以下の場合に、前記回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する、ことを特徴とする。
請求項3の発明にかかる運転支援装置は、前記走行状態判定手段は、前記電動車のブレーキペダルへの操作状態を検知するブレーキペダル操作検知手段と、前記電動車の走行速度を検知する走行速度検知手段と、を更に備え、前記ブレーキペダルへの操作量が所定量以下、かつ前記走行速度が所定速度以上の場合に、前記回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する、ことを特徴とする。
請求項4の発明にかかる運転支援装置は、前記回生抑制度合い算出手段は、前記走行用バッテリの充電量を検知する充電量検知手段を更に備え、前記走行用バッテリの充電量が所定量以上の場合は前記回生ブレーキの抑制度合いが前記所定度合い以上と判定する、ことを特徴とする。
請求項5の発明にかかる運転支援装置は、前記シートベルト制御手段は、前記電動車の走行速度が速いほど前記シートベルトの巻き上げ力を大きくする、ことを特徴とする。
請求項6の発明にかかる運転支援装置は、前記シートベルト制御手段は、前記走行用バッテリの充電量が多いほど前記シートベルトの巻き上げ力を大きくする、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、電動車に回生ブレーキが生じる走行状態であり、かつ回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定された場合、回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の場合よりも電動車のシートベルトの巻き上げ力を大きくする。よって、回生ブレーキの抑制度合いが相対的に大きいことを搭乗者に報知して、運転時の違和感を軽減させるとともに、フットブレーキの使用など回生ブレーキが利きづらい状態に対応する運転動作を促すことができる。また、シートベルトの巻き上げ力によって回生ブレーキが利きづらいことを報知するので、報知が必要な搭乗者(特に運転者)のみに報知を行うことができる。また、シートベルトの巻き上げ力を用いて報知を行うことにより、音声や文字で報知を行う場合と比較して搭乗者の行動を阻害する可能性を低減することができる。例えばナビゲーション装置の案内音声やカーステレオからの出力音声が聞き取りづらくなったり、搭乗者間の会話を阻害したり、ナビゲーション装置の案内表示が見えづらくなったりするのを防止することができる。
請求項2の発明によれば、シフトポジション、アクセルペダル操作、およびパーキングブレーキ操作の状態に基づいて、簡易に回生ブレーキが生じるか否かを判定することができ、運転支援装置の処理負荷を軽減することができる。
請求項3の発明によれば、更にブレーキペダル操作および走行速度に基づいて回生ブレーキが生じるか否かを判定するので、回生ブレーキが生じるかをより精度高く判定することができる。
請求項4の発明によれば、走行用バッテリの充電量が相対的に多い場合に回生ブレーキの抑制度合いが大きいと判定するので、走行用バッテリの過充電防止のために回生発電が抑制される制御に即して回生ブレーキの抑制度合いを算出することができる。
請求項5の発明によれば、回生ブレーキがより利きやすい高速走行時ほどシートベルトの巻き上げ力を大きくするので、回生ブレーキ抑制時に影響が大きい状態であるほど搭乗者に対する報知の度合いを大きくして注意を促すことができる。
請求項6の発明によれば、走行用バッテリが高充電状態であるほどシートベルトの巻き上げ力を大きくするので、回生ブレーキの抑制度合いに比例して搭乗者に対する報知の度合いを大きくして注意を促すことができる。
運転支援装置10が搭載された電動車20の構成を示す説明図である。 運転支援装置10の機能的構成を示すブロック図である。 シートベルト制御手段106によるシートベルト巻き上げ力の制御の一例を模式的に示す説明図である。 シートベルト制御手段106によるシートベルト巻き上げ力の制御の他の例を模式的に示す説明図である。 運転支援装置10による処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる運転支援装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、運転支援装置10が搭載された電動車20の構成を示す説明図である。
実施の形態にかかる運転支援装置10(図2参照)は、電力を用いてモータ202を駆動して走行する電動車20に搭載されている。
電動車20は、モータ202、走行用バッテリ204、モータインバータ206、タイヤ208、車両ECU210、バッテリECU212、モータインバータECU214、車輪速センサ216、アクセルペダルセンサ222、アクセルペダル223、ブレーキペダルセンサ224、ブレーキペダル225、シフトポジションセンサ226、シフト操作部227、パーキングブレーキセンサ228、パーキングブレーキ229、シートベルト230、シートベルト巻取部232を含んで構成される。
モータ202は走行用バッテリ204に蓄電された電力を用いて駆動し、タイヤ208を回転させる。
より詳細には、走行用バッテリ204に蓄電された直流電力をモータインバータ206で任意の周波数および電圧の交流電力に変換してモータ202に供給することにより、モータ202で任意のトルクを発生させ、このトルクによってタイヤ208を回転させる。モータインバータ206はモータインバータECU214により制御されている。
また、タイヤ208には車輪速センサ216が取り付けられている。車輪速センサ216によって測定したタイヤ208の回転速度を用いて、電動車20の走行速度(車速)を算出することができる。
走行用バッテリ204は高電圧直流電力を蓄電する。
走行用バッテリ204への充電は、図示しない充電用回路を介して外部電源から電力供給することによって行う。また、走行用バッテリ204への充電は、モータ202を逆回転させて発電機として機能させる回生発電によっても行うことができる。
バッテリECU212は、走行用バッテリ204の状態が適切に保てるように制御する制御部である。
バッテリECU212は、走行用バッテリ204に取り付けられた電流計や電圧計、温度計(図示なし)の値に基づいて、SOC(State Of Charge:充電率)を推定する。バッテリECU212で推定されたSOCは、後述する運転支援装置10の処理に用いられる。
また、バッテリECU212で推定されたSOCは、電動車のダッシュボード等に設けられた表示部(図示なし)に表示されたり、航続可能距離の推定等に用いられる。
車両ECU210は、電動車全体の制御を行う。
なお、車両ECU210および上述したバッテリECU212、モータインバータECU214は、CPU、制御プログラム等を格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
アクセルペダルセンサ222は、アクセルペダル223への操作量(踏み込み量)を検知する。
アクセルペダル223は、運転者からのアクセル操作が入力される操作部である。
ブレーキペダルセンサ224は、ブレーキペダル225への操作量(踏み込み量)を検知する。
ブレーキペダル225は、運転者からのブレーキ操作(フットブレーキ操作)が入力される操作部である。
シフトポジションセンサ226は、シフト操作部227への操作状況を検知する。
シフト操作部227は、シフトレバーやシフトスイッチ等であり、運転者からのシフト操作が入力される。
パーキングブレーキセンサ228は、パーキングブレーキ229への操作状況を検知する。
パーキングブレーキ229は、運転者からのパーキングブレーキ操作が入力される操作部である。
シートベルト230は、電動車20の座席近傍に設けられ、急激な加速度が掛かった場合に乗員の体が座席から離れないように拘束する。
より詳細には、シートベルト230はストラップ、ストラップ側固定具、および車体側固定具によって構成される。シートベルト230の非使用時には、ストラップが車体内に格納されている。シートベルト230の装着時には、搭乗者がストラップを車体から引き出し、自身の体に沿わせた上でストラップ側固定具と車体側固定具とを結合させる。シートベルト230の使用中、ストラップは搭乗者の体から緩むことのないように所定強度の張力がかけられている。
シートベルト巻取部232は、シートベルト230の巻き上げ力を任意に変更し、ストラップから搭乗者の体に与える張力を変化できるようにしている。
なお、シートベルト230とシートベルト巻取部232とは、後述する運転支援装置10のシートベルト制御手段106による巻き上げ力の制御が行われる場合以外は、物理的に接続しないようにしてもよい。
また、シートベルト巻取部232は、運転者席のシートベルト230のみに接続されていてもよい。
つぎに、運転支援装置10について説明する。
図2は、運転支援装置10の機能的構成を示すブロック図である。
実施の形態にかかる運転支援装置10は、電動車20の走行中に回生ブレーキがかかりにくい状態にある場合、その旨を搭乗者(特に運転者)に報知するために設けられている。
より詳細には、回生ブレーキは、モータ202の回生発電時に生じる減速トルクによって車両を減速する。一方で、電動車20の走行用バッテリ204が満充電に近い状態にある場合には、走行用バッテリ204の過充電を防止する必要があるために回生発電量が抑制されるため、その結果、回生ブレーキの利きが悪くなる。
よって、回生ブレーキを日頃から使用しているユーザにとっては、普段と比較して減速が行われにくい状態となり、違和感を覚える可能性がある。
運転支援装置10は、このような運転中の違和感を軽減し、回生ブレーキに対応する運転動作を促すため、回生ブレーキがかかりにくい状態にある場合には、シートベルト230の巻き上げ力を高めて搭乗者に注意を促す。この結果、搭乗者に対して回生ブレーキがかかりにくいことを認識させ、必要な場合にはフットブレーキ等を使用した減速をおこなうよう促すことができる。
図2に示すように、運転支援装置10は、走行状態判定手段102、回生抑制度合い算出手段104、シートベルト制御手段106によって構成される。
なお、運転支援装置10は、車両ECU210およびバッテリECU212が上記CPUによって上記制御プログラムを実行することによって実現する。
走行状態判定手段102は、走行中の電動車20が回生ブレーキを生じる走行状態であるか否かを判定する。
ここで、走行状態判定手段102は、例えば電動車20のシフトポジションを検知するシフトポジション検知手段1022と、電動車20のアクセルペダル223への操作状態を検知するアクセルペダル操作検知手段1024と、電動車20のパーキングブレーキ229への操作状態を検知するパーキングブレーキ操作検知手段1026と、を備える。
シフトポジション検知手段1022は、具体的には図1に示すアクセルペダルセンサ222である。また、シフトポジション検知手段1022は、図1に示すシフトポジションセンサ226である。また、パーキングブレーキ操作検知手段1026は、図1に示すパーキングブレーキセンサ228である。
走行状態判定手段102は、シフトポジションが走行ポジションであり、かつアクセルペダル223への操作量が所定量以下、かつパーキングブレーキ229への操作量が所定量以下の場合に、回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する。
なお、「走行ポジション」とは、例えばパーキング(P)およびニュートラル(N)以外のシフトポジションであり、車両への走行要求指示に応じて走行可能とするシフトポジションを意味する。
また、上記アクセルペダル223への操作量の「所定量」とは、例えばアクセルペダルセンサ222においてアクセルペダル223への操作があったと検知できる検出限界値、上記パーキングブレーキ229への操作量の「所定量」とは、例えばパーキングブレーキセンサ228においてパーキングブレーキ229への操作があったと検知できる検出限界値とすることができる。
このように、回生ブレーキが生じるか否かは、少なくともシフトポジション、アクセルペダル223、およびパーキングブレーキ229の状態がわかれば判定することができる。
また、走行状態判定手段102は、更に電動車20のブレーキペダル225への操作状態を検知するブレーキペダル操作検知手段1028と、電動車20の走行速度を検知する走行速度検知手段1030と、を更に備えていてもよい。
ブレーキペダル操作検知手段1028は、具体的には図1に示すブレーキペダルセンサ224である。また、走行速度検知手段1030は、図1に示す車輪速センサ216の検出値を用いて車速を算出する。
この場合、走行状態判定手段102は、上記の条件(シフトポジション、アクセルペダル223、およびパーキングブレーキ229の状態)に加えて、更にブレーキペダル225への操作量が所定量以下、かつ走行速度が所定速度以上の場合に、回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する。
上記ブレーキペダル225への操作量の「所定量」とは、例えばブレーキペダルセンサ224においてブレーキペダル225への操作があったと検知できる検出限界値、上記走行速度の「所定速度」とは例えば走行中に回生ブレーキが利き始める速度とすることができる。
このように、シフトポジション、アクセルペダル223、およびパーキングブレーキ229の状態に加えて、更にブレーキペダル225への操作量および走行速度に基づいて回生ブレーキが生じるか否かを判定することにより、より精度高く回生ブレーキの発生の有無を判定することができる。
なお、例えばブレーキペダル225がある程度踏まれているときも、走行速度がある程度高い場合には回生ブレーキが生じる可能性がある。このような事象が考えられる場合には、ブレーキペダル225への操作量の閾値(上記所定量)および走行速度の閾値(上記所定速度)を適切に設定する、またはシフトポジション、アクセルペダル223、およびパーキングブレーキ229の状態のみにより判定を行うことにより、回生ブレーキの有無をより正確に判定することができる。
回生抑制度合い算出手段104は、電動車20の走行用バッテリ204の充電量に基づいて、回生ブレーキの抑制度合いを算出する。
より詳細には、回生抑制度合い算出手段104は、走行用バッテリ204の充電量を検知する充電量検知手段1042を更に備え、走行用バッテリ204の充電量が所定量以上の場合は回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定する。
上述のように、走行用バッテリ204が満充電に近い状態にある場合には、回生発電が抑制されるため、結果として回生ブレーキが抑制される。すなわち、走行用バッテリ204の充電量と回生ブレーキの抑制度合いには相関関係がある。
回生抑制度合い算出手段104は、このような関係を利用して回生ブレーキの抑制度合いを算出する。
上記充電量の「所定量」とは、走行用バッテリ204が満充電に近い状態、例えば充電量90%以上などとすることができる。
充電量検知手段1042は、具体的には図1に示すバッテリECU212である。
充電量検知手段1042であるバッテリECU212は、走行用バッテリ204に取り付けられた電流計や電圧計、温度計の計測値に基づいて、バッテリ電圧(総電圧および各バッテリセル電圧)、バッテリセル温度、バッテリ電流等の情報を取得する。そして、走行用バッテリ204の無負荷時電圧値や電流積算等を用いてSOCを推定する。
本実施の形態では、回生抑制度合い算出手段104は、走行用バッテリ204の充電量(SOC)に基づいて回生ブレーキの抑制度合いを推定するものとして説明するが、充電量を推定するために用いる電圧情報、電流情報、温度情報に基づいて回生ブレーキの抑制度合いを推定してもよい。具体的には、例えばバッテリ電圧が所定電圧以上の場合は回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定したり、バッテリ電流が所定電流値以上の場合は回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定してもよい。
シートベルト制御手段106は、回生ブレーキが生じる走行状態であり、かつ回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定された場合、回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の場合よりも電動車20のシートベルトの巻き上げ力を大きくする。
すなわち、シートベルト制御手段106は、通常走行時(回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の時)よりも回生ブレーキの抑制度合いが大きい状態の時に、回生ブレーキが生じる走行状態となった場合には、シートベルトの巻き上げ力を大きくして、搭乗者に回生ブレーキが利きにくい状態であることを報知する。
シートベルト制御手段106は、図1に示すシートベルト巻取部232を制御して、任意の巻き上げ力を実現する。
なお、シートベルト制御手段106によるシートベルト巻き上げ力の変更は、例えば運転者席のシートベルト230のみを対象としてもよい。これは、運転者以外の搭乗者には、回生ブレーキ抑制の有無による違和感等はほとんど感じられず、また報知の結果を運転動作に反映させることもできないと考えられるためである。
図3は、シートベルト制御手段106によるシートベルト巻き上げ力の制御の一例を模式的に示す説明図である。
図3のグラフにおいて、縦軸はシートベルト巻取部232によるシートベルト230の巻き上げ力、横軸は電動車20の走行速度である。
縦軸の符号Y0は通常(シートベルト制御手段106による制御が行われていない状態)のシートベルト巻き上げ力を示す。また、横軸の符号V0は回生ブレーキが利き始める走行速度(例えば上記の「所定速度))を示す。
図3に示すように、シートベルト制御手段106は、例えば電動車20の走行速度が速いほどシートベルト230の巻き上げ力を大きくする。
回生ブレーキの利きは走行速度が速いほど大きく、よって回生ブレーキが抑制される場合には、走行速度が速いほど車両の挙動や運転感覚に与える影響が大きい。このため、シートベルト制御手段106は、電動車20の走行速度が回生ブレーキが利き始める走行速度以上である場合には、走行速度に比例してシートベルト230の巻き上げ力を強くして、搭乗者に対してより強く注意を促すようにしている。
なお、図3ではシートベルト230の巻き上げ力が走行速度に比例して線形に変化するよう図示しているが、これに限らず非線形に変化するようにしてもよい。
また、縦軸の符号Y1は、シートベルト230の巻き上げ力の上限値であり、シートベルト230からのテンションが搭乗者に不快感を与えない程度に設定されている。
図4は、シートベルト制御手段106によるシートベルト巻き上げ力の制御の他の例を模式的に示す説明図である。
図4のグラフにおいて、縦軸はシートベルト巻取部232によるシートベルト230の巻き上げ力、横軸は電動車20の走行速度である。
図4でも図3と同様に、縦軸の符号Y0は通常(シートベルト制御手段106による制御が行われていない状態)のシートベルト巻き上げ力、縦軸の符号Y1は、シートベルト230の巻き上げ力の上限値を示す。また、横軸の符号V0は回生ブレーキが利き始める走行速度(例えば上記の「所定速度))を示す。
図4に示すように、シートベルト制御手段106は、走行用バッテリ204の充電量が多いほどシートベルト230の巻き上げ力を大きくするようにしてもよい。
図4には走行用バッテリ204の充電量(SOC)が100%の場合、95%の場合、90%の場合をそれぞれ図示している。各SOC状態において、符号Y0,Y1,V0の位置は同じだが、巻き上げ力がY0からY1に至るまでの傾きが異なっている。すなわち、走行速度が同じ場合には充電量が多いほど巻き上げ力を強くして、搭乗者に対してより強く注意を促すようにしている。これは、充電量が多いほど回生発電量が少なくなるよう制御され、回生ブレーキの抑制度合いが大きくなるためである。
なお、図4においてもシートベルト230の巻き上げ力が走行速度に比例して線形に変化するよう図示しているが、これに限らず非線形に変化するようにしてもよい。
図5は、運転支援装置10による処理の手順を示すフローチャートである。
運転支援装置10は、まず判定カウンタを0にリセットするとともに、シートベルト230の巻き上げ力を通常の強度とする(ステップS500)。
つぎに、運転支援装置10は、回生抑制度合い算出手段104によって、走行用バッテリ204の充電量(SOC)が所定量X以上か否かを判断する(ステップS502)。充電量が所定量X以上の場合は(ステップS502:Yes)、回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定し、ステップS504以降で回生ブレーキが生じる走行状態であるか否かを判定する。
一方、充電量が所定量X未満の場合は(ステップS502:No)、回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満と判定し、ステップS500に戻り以降の処理をくり返す。
続いて、運転支援装置10は、走行状態判定手段102によって、電動車20のシフトポジションが走行ポジションであるか、すなわちパーキング(P)またはニュートラル(N)以外であるか否かを判断する(ステップS504)。
電動車20のシフトポジションが走行ポジションである場合(ステップS504:Yes)、走行状態判定手段102は、さらにアクセルペダル223への操作量が所定量X以下であるか否かを判断する(ステップS506)。
アクセルペダル223への操作量が所定量X以下である場合(ステップS506:Yes)、走行状態判定手段102は、さらにブレーキペダル225への操作量が所定量X以下であるか否かを判断する(ステップS508)。
ブレーキペダル225への操作量が所定量X以下である場合(ステップS508:Yes)、走行状態判定手段102は、さらにパーキングブレーキ229がオフであるか、すなわちパーキングブレーキ229への操作量がパーキングブレーキセンサ228の検出限界値未満であるか否かを判断する(ステップS510)。
パーキングブレーキ229がオフである場合(ステップS510:Yes)、走行状態判定手段102は、さらに電動車20の走行速度が所定速度X以上であるか否かを判断する(ステップS512)。
電動車20の走行速度が所定速度X以上である場合(ステップS512:Yes)、シートベルト制御手段106が判定カウンタを+1する(ステップS514)。
一方、ステップS504でシフトポジションが走行ポジションでない場合(ステップS504:No)、ステップS506でアクセルペダル223への操作量が所定量Xを超える場合(ステップS506:No)、ステップS508でブレーキペダル225への操作量が所定量Xを超える場合(ステップS508:No)、ステップS510でパーキングブレーキ229がオンの場合(ステップS510:No)、ステップS512で電動車20の走行速度が所定速度X未満である場合(ステップS512:No)のいずれかに該当する場合は、回生ブレーキが生じる走行状態ではないものとしてステップS500に戻り、以降の処理をくり返す。
ステップS514で判定カウンタを+1した場合、シートベルト制御手段106は判定カウンタの値が所定の閾値X以上であるか否か、すなわち上記の走行状態が所定時間継続しているか否かを判断する(ステップS516)。
判定カウンタの値が所定の閾値X未満の場合は(ステップS516:No)、ステップS502に戻り、以降の処理をくり返す。
そして、判定カウンタの値が所定の閾値X以上になると(ステップS516:Yes)、シートベルト制御手段106はシートベルト230の巻き上げ力を大きく(強化)する(ステップS518)。
この時、図3または図4に示すように、電動車20の走行速度や充電量によって巻き上げ力の大きさを決定する。
ステップS518でシートベルト230の巻き上げ力を大きくした後は、ステップS502に戻り以降の処理をくり返す。
以上説明したように、実施の形態にかかる運転支援装置10は、電動車20に回生ブレーキが生じる走行状態であり、かつ回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定された場合、回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の場合よりも電動車のシートベルト230の巻き上げ力を大きくする。
よって、回生ブレーキの抑制度合いが相対的に大きいことを搭乗者に報知して、運転時の違和感を軽減させるとともに、フットブレーキの使用など回生ブレーキが利きづらい状態に対応する運転動作を促すことができる。
また、運転支援装置10において、シフトポジション、アクセルペダル操作、およびパーキングブレーキ操作の状態に基づいて回生ブレーキが生じるか否かを判定するようにすれば、簡易に回生ブレーキの発生の有無を判定することができ、運転支援装置10の処理負荷を軽減することができる。
また、運転支援装置10において、更にブレーキペダル操作および走行速度に基づいて回生ブレーキが生じるか否かを判定するようにすれば、回生ブレーキが生じるかをより精度高く判定することができる。
また、運転支援装置10において、走行用バッテリ204の充電量が相対的に多い場合に回生ブレーキの抑制度合いが大きいと判定するようにすれば、走行用バッテリ204の過充電防止のために回生発電が抑制される制御に即して回生ブレーキの抑制度合いを算出することができる。
また、運転支援装置10において、回生ブレーキがより利きやすい高速走行時ほどシートベルト230の巻き上げ力を大きくするようにすれば、回生ブレーキ抑制時に影響が大きい状態であるほど搭乗者に対する報知の度合いを大きくして注意を促すことができる。
また、運転支援装置10において、走行用バッテリ204が高充電状態であるほどシートベルト230の巻き上げ力を大きくするようにすれば、回生ブレーキの抑制度合いに比例して搭乗者に対する報知の度合いを大きくして注意を促すことができる。
10……運転支援装置、102……走行状態判定手段、1022……シフトポジション検知手段、1024……アクセルペダル操作検知手段、1026……パーキングブレーキ操作検知手段、1028……ブレーキペダル操作検知手段、1030……走行速度検知手段、104……回生抑制度合い算出手段、1042……充電量検知手段、106……シートベルト制御手段、20……電動車、202……モータ、204……走行用バッテリ、206……モータインバータ、208……タイヤ、210……車両ECU、212……バッテリECU、214……モータインバータECU、216……車輪速センサ、222……アクセルペダルセンサ、223……アクセルペダル、224……ブレーキペダルセンサ、225……ブレーキペダル、226……シフトポジションセンサ、227……シフト操作部、228……パーキングブレーキセンサ、229……パーキングブレーキ、230……シートベルト、232……シートベルト巻取部。

Claims (6)

  1. 走行中の電動車が回生ブレーキを生じる走行状態であるか否かを判定する走行状態判定手段と、
    前記電動車の走行用バッテリの充電量に基づいて、前記回生ブレーキの抑制度合いを算出する回生抑制度合い算出手段と、
    前記回生ブレーキが生じる走行状態であり、かつ前記回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い以上と判定された場合、前記回生ブレーキの抑制度合いが所定度合い未満の場合よりも前記電動車のシートベルトの巻き上げ力を大きくするシートベルト制御手段と、
    を備えることを特徴とする運転支援装置。
  2. 前記走行状態判定手段は、
    前記電動車のシフトポジションを検知するシフトポジション検知手段と、
    前記電動車のアクセルペダルへの操作状態を検知するアクセルペダル操作検知手段と、
    前記電動車のパーキングブレーキへの操作状態を検知するパーキングブレーキ操作検知手段と、を備え、
    前記シフトポジションが走行ポジションであり、かつ前記アクセルペダルへの操作量が所定量以下、かつ前記パーキングブレーキへの操作量が所定量以下の場合に、前記回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の運転支援装置。
  3. 前記走行状態判定手段は、
    前記電動車のブレーキペダルへの操作状態を検知するブレーキペダル操作検知手段と、
    前記電動車の走行速度を検知する走行速度検知手段と、を更に備え、
    前記ブレーキペダルへの操作量が所定量以下、かつ前記走行速度が所定速度以上の場合に、前記回生ブレーキが生じる走行状態であると判定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の運転支援装置。
  4. 前記回生抑制度合い算出手段は、
    前記走行用バッテリの充電量を検知する充電量検知手段を更に備え、
    前記走行用バッテリの充電量が所定量以上の場合は前記回生ブレーキの抑制度合いが前記所定度合い以上と判定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の運転支援装置。
  5. 前記シートベルト制御手段は、前記電動車の走行速度が速いほど前記シートベルトの巻き上げ力を大きくする、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の運転支援装置。
  6. 前記シートベルト制御手段は、前記走行用バッテリの充電量が多いほど前記シートベルトの巻き上げ力を大きくする、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の運転支援装置。
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