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JP6299111B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工装置に関し、特に、ワークを観察するための観察光学系を備えるレーザ加工装置に関する。
従来、加工対象となるワークの位置決めや、ワークの加工状態を確認するためのカメラやレンズ等を含む観察光学系を備えるレーザ加工装置が普及している。
観察光学系を備えるレーザ加工装置の中には、例えば、加工光学系の光軸(以下、加工光軸と称する)と同じ方向からワークを観察するものや(例えば、特許文献1参照)、加工光軸と異なる方向からワークを観察するものがある(例えば、特許文献2、3参照)。また、加工光軸と異なる方向からワークの観察するレーザ加工装置の中には、ワークを真上から観察するものや(例えば、特許文献2参照)、ワークを斜め上方向から観察するものがある(例えば、特許文献3参照)。
図1は、加工光軸と同じ向からワークを観察するレーザ加工装置の一種であるレーザマーカ1の光学系の構成例を模式的に示している。レーザマーカ1のレーザヘッド11は、レーザ発振器21、焦点調整機構である3D光学系22、ダイクロイックミラー23及びガルバノミラー24を含む加工光学系、並びに、観察光学系25を備えている。
レーザ発振器21から出射されたレーザ光Lpは、3D光学系22、ダイクロイックミラー23、ガルバノミラー24を介して、レーザヘッド11から出射され、加工面Sに照射される。このとき、レーザ光Lpは、ガルバノミラー24により、加工面SにおいてX軸及びY軸の2軸方向に走査される。
観察光学系25は、ミラー23及びガルバノミラー24を介して、加工面Sを撮影することができる。また、観察光学系25のミラー23より後の光軸は、加工光軸と一致する。これにより、観察光学系25の光軸は、ガルバノミラー24により、レーザ光Lpの走査が可能な加工エリアの任意の位置に向けることができる。
図2は、ワークを真上から観察するレーザ加工装置の一種であるレーザマーカ31の光学系の構成例を模式的に示している。レーザヘッド41から出射されるレーザ光Lpは、レーザヘッド41内のガルバノミラー51により、加工面SにおいてX軸及びY軸の2軸方向に走査される。
また、カメラを含む観察光学系42が、光軸が加工面Sに対して垂直方向に向くようにレーザヘッド41の横に設けられている。従って、観察光学系42は、加工面Sを真上から撮影することができる。また、観察光学系42に含まれるレンズを交換することにより、加工エリアを所望の拡大倍率で撮影することが可能である。
図3は、ワークを斜め上方向から観察するレーザ加工装置の一種であるレーザマーカ61の光学系の構成例を模式的に示している。なお、図中、図2のレーザマーカ31と対応する部分には、同じ符号を付してある。
レーザマーカ61では、観察光学系42は、光軸が加工面Sに対して斜め方向に向くように、レーザヘッド41の横に設けられている。従って、観察光学系42は、レーザ光Lpによる加工エリアを直接撮影することができる。
特開2004−148379号公報 特開平11−156566号公報 特開2012−143785号公報
しかしながら、図4に示されるように、レーザマーカ1では、観察光学系25のフォーカスが合う面Fが曲面になるため、加工エリアの中心付近でしかフォーカスを合わせることができない。また、ガルバノミラー24には高速駆動が可能な小型のミラーが用いられるが、観察光学系25は、この小型のミラーを介して加工面Sを撮影するため、一度に広いエリアを撮影することができない。従って、レーザマーカ1では、加工エリアの広い範囲を鮮明な画像で観察することが難しい。
また、レーザマーカ31では、観察光学系42により加工エリアを直接撮影することができないため、観察時と加工時でワークを移動させる必要があり、制御が煩雑になる。
さらに、レーザマーカ61では、加工面Sに対する観察光学系42の撮影角度が大きくなるため、撮影範囲内全体にフォーカスを合わせることが難しく、撮影した画像にボケや歪みが生じやすく、例えば、画像の周囲の観察が困難になる場合がある。
また、レーザマーカ31及びレーザマーカ61では、観察光学系42をレーザヘッド41の横に設けることにより、装置が大型化し、設置面積(フットプリント)が増大する。
そこで、本発明では、装置の設置面積の増大を抑制しつつ、レーザ光による加工エリアの広い範囲を観察できるようにするものである。
本発明のレーザ加工装置は、加工対象となるワークを加工するためのレーザ光を出射するとともに、前記ワークの加工面上で前記レーザ光を走査するための走査手段を含むレーザヘッドを備えるレーザ加工装置であって、カメラと、前記カメラの撮像素子に前記加工面の像を結像させるレンズと、前記加工面からの光を反射し、前記レンズに入射させるミラーとを含む観察光学系と、前記カメラにより撮影された画像である観察画像の画像処理を行う画像処理部と、前記観察画像の画像処理の結果に基づいて、前記ワークの加工を制御する加工制御部とを備え、前記観察光学系が、高さ方向において前記走査手段と前記加工面との間に設けられており、前記画像処理部は、前記レーザ光による加工エリアの中心と前記カメラの撮影範囲の中心との間のズレ量に基づいて、前記観察画像の使用する領域を、中心が前記加工エリアの中心と一致する領域に制限する。
本発明のレーザ加工装置においては、レーザ光による加工エリアの中心とカメラの撮影範囲の中心との間のズレ量に基づいて、前記観察画像の使用する領域が、中心が前記加工エリアの中心と一致する領域に制限される。
従って、装置の設置面積の増大を抑制しつつ、レーザ光による加工エリアの広い範囲を観察することができる。また、加工エリアの広い範囲を撮影した観察画像を用いてワークの加工制御を行うことができる。さらに、機械的な調整を行わずに、加工エリアと観察エリアの中心を一致させることができる。
この画像処理部、加工制御部は、例えば、CPU等のプロセッサにより実現される。
この観察光学系は、レーザヘッドの底面の下に配置するようにすることができる。
これにより、レーザヘッドとは別ユニットとして観察光学系を設けることができる。
このミラーを、レーザ光と始点が設定された画像において、レンズの間に配置することができる。
これにより、ミラーを小型化したり、撮影範囲を大きくしたりすることができる。
このレーザ光をレンズとミラーの間を通るようにすることができる。
これにより、レンズのサイズの制約を小さくすることができる。また、レーザ光を遮らないようにミラーを設置することが容易になる。さらに、より垂直に近い方向からワークを撮影することが可能になる。
加工面、レンズの主面、及び、撮像素子の撮像面が実質的に一直線に交わるように、カメラ、レンズ、及び、ミラーを設置することができる。
これにより、歪みやボケのない鮮明な観察画像を得ることができる。
このレーザ加工装置においては、斜め上方向から加工面に照明光を当てる照明装置をさらに設け、この照明装置を、観察光学系のフォーカスが合う面における照明光の正反射光が観察光学系の光軸と一致するように設置することができる。
これにより、正反射光のみを用いたワークの観察が可能になる。
このレンズは、テレセントリックレンズとすることができる。
これにより、台形歪みのない観察画像を得ることができる。
この加工制御部には、観察画像の画像処理の結果に基づいて加工位置を設定させることができる。
これにより、簡単かつ正確に加工位置の位置決めを行うことができる。
この画像処理部には、観察画像の画像処理の結果に基づいて、加工を実施するか否かを判定させることができる。
これにより、例えば、ワークが設置されていなかったり、ワークが所望の状態でない場合に、加工を中止することができる。
この画像処理部には、加工後のワークを撮影した観察画像の画像処理の結果に基づいてワークの加工状態を検査させることができる。
これにより、ワークの加工状態を高精度で検査することができる。
この画像処理部には、観察画像の台形歪みの補正を行わせることができる。
これにより、台形歪みのない観察画像を得ることができる。
この画像処理部には、観察画像の上下方向の反転を行わせることができる。
これにより、ミラーにより上下が反転したワークの像を正しい方向で観察することができる。
このレーザ加工装置には、観察光学系のフォーカスが合う面におけるレーザ光による加工エリアの中心に向けて斜め方向から所定の測定光を出射する光源をさらに設け、この画像処理部は、測定光が照射された加工面を撮影した観察画像における測定光の照射位置を検出させ、この加工制御部には、観察画像における測定光の照射位置に基づいて、レーザ光を出射する加工光学系のフォーカスの位置を調整させることができる。
これにより、レーザ加工装置の加工高さを簡単かつ適切に調整することができる。
このレーザ加工装置には、走査手段を介して所定の測定光を加工面に照射する光源をさらに設け、この画像処理部は、測定光が照射された加工面を撮影した観察画像における測定光の照射位置を検出させ、この加工制御部には、観察画像における測定光の照射位置に基づいて、レーザ光を出射する加工光学系のフォーカスの位置を調整させることができる。
これにより、レーザ加工装置の加工高さを簡単かつ適切に調整することができる。
本発明によれば、装置の設置面積の増大を抑制しつつ、レーザ光による加工エリアの広い範囲を観察することができる。
従来のレーザマーカの光学系の第1の構成例を模式的に示す図である。 従来のレーザマーカの光学系の第2の構成例を模式的に示す図である。 従来のレーザマーカの光学系の第3の構成例を模式的に示す図である。 従来のレーザマーカの問題点を説明するための図である。 本発明を適用したレーザマーカの第1の実施の形態のレーザ遮蔽カバーを取り外した状態の外観の構成を示す斜視図である。 本発明を適用したレーザマーカの第1の実施の形態のレーザ遮蔽カバーを取り付けた状態の外観の構成を示す斜視図である。 本発明を適用したレーザマーカの第1の実施の形態の光学系の構成例を模式的に示す図である。 観察光学系の設置方法の変形例を説明するための図である。 観察光学系の設置方法の変形例を説明するための図である。 制御部の機能の構成例を示すブロック図である。 加工処理の第1の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 加工レシピの例を示す図である。 登録パターンの第1の例を示す図である。 観察画像の第1の例を示す図である。 パターンマッチングの結果の例を示す図である。 加工位置の設定例を示す図である。 ワークの加工例を示す図である。 加工処理の第2の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 加工処理の第3の実施の形態を説明するためのフローチャートである。 ワークの例を示す図である。 加工レシピの例を示す図である。 登録パターンの第2の例を示す図である。 ワークの加工状態の正常な例を示す図である。 ワークの加工状態の異常な例を示す図である。 加工エリアと観察エリアの中心のズレの補正方法の第1の例を説明するための図である。 加工エリアと観察エリアの中心のズレの補正方法の第2の例を説明するための図である。 観察画像の台形歪みに対する対策の第1の例を説明するための図である。 観察画像の台形歪みに対する対策の第2の例を説明するための図である。 観察画像の反転処理について説明するための図である。 加工高さの調整方法の第1の例を説明するための図である。 加工高さの調整方法の第1の例を説明するための図である。 加工高さの調整方法の第2の例を説明するための図である。 加工高さの調整方法の第2の例を説明するための図である。 加工高さの調整方法の第2の例において、従来との比較を説明するための図である。 本発明を適用したレーザマーカの第2の実施の形態の光学系の構成例を模式的に示す図である。 本発明を適用したレーザマーカの第3の実施の形態の光学系の構成例を模式的に示す図である。 本発明を適用したレーザマーカの第4の実施の形態の光学系の構成例を模式的に示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
2.第2の実施の形態(第1の実施の形態に落射照明を設けた例)
3.第3の実施の形態(加工レーザ光がレンズとミラーの間を通るようにした例)
4.第4の実施の形態(第3の実施の形態に落射照明を設けた例)
5.変形例
<1.第1の実施の形態>
まず、図5乃至図34を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。
{レーザマーカ101の構成例}
まず、図5乃至図7を参照して、本発明を適用したレーザ加工装置の第1の実施の形態であるレーザマーカ101の構成例について説明する。図5は、レーザ遮蔽カバー114を取り外した状態のレーザマーカ101の外観の構成例を示し、図6は、レーザ遮蔽カバー114を取り付けた状態のレーザマーカ101の外観の構成例を示している。図7は、レーザマーカ101の光学系の構成例を模式的に示している。なお、以下、図7をはじめとする光学系の各図は模式図であり、あまり正確さを要求されない部分については、光学的に正しい図になっていない部分もある。
なお、以下、図5の左側をレーザマーカ101の前方とし、右側をレーザマーカ101の後方とする。また、以下、図5で側面が見えている側をレーザマーカ101の右側とし、その逆側をレーザマーカ101の左側とする。さらに、以下、レーザマーカ101の左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。
レーザマーカ101は、レーザ光を用いて、加工対象となるワークの表面にマーキングを行うレーザ加工装置である。レーザマーカ101は、レーザヘッド111、アタッチメント112、アタッチメント113FR乃至113BL(ただし、アタッチメント113BLは不図示)を含むように構成される。
レーザヘッド111は、箱型の形状をしており、そのサイズは、例えば、幅140mm×奥行き415mm×高さ220mmである。また、レーザヘッド111の後方のファンを含む奥行きは、例えば、450mmである。後述するように、レーザヘッド111には、加工用のレーザ光(以下、加工レーザ光と称する)を加工対象物であるワークに照射するための加工光学系等が設けられる。
アタッチメント112は、レーザヘッド111の底面の後方に取り付けられる。後述するように、アタッチメント112には、レーザマーカ101の加工エリアを観察するための観察光学系が収納される。
アタッチメント113FR乃至113BLは、レーザヘッド111の底面の四隅付近に取り付けられ、レーザヘッド111を支えるための脚を構成する。また、アタッチメント113FR乃至113BLにより、レーザヘッド111の下方にアタッチメント112を取り付けるためのスペースが確保される。
また、図6に示されるように、レーザ遮蔽カバー114が、アタッチメント112及びアタッチメント113FR乃至113BLの周囲を囲むようにレーザヘッド111の下部に取り付けられる。このレーザ遮蔽カバー114により、レーザヘッド111から出射される加工レーザ光が周囲に漏れることが防止される。
図7に示されるように、レーザヘッド111には、レーザ発振器151、光源152、ダイクロイックミラー153、3D光学系154、ミラー155、ガルバノミラー156、及び、光源157が設けられている。そのうち、レーザ発振器151、ダイクロイックミラー153、3D光学系154、ミラー155、及び、ガルバノミラー156により、加工光学系が構成される。
また、アタッチメント112には、カメラ161、レンズ162、及び、ミラー163により構成される観察光学系が収納されている。従って、観察光学系は、レーザヘッド111の底面の下であって、高さ方向においてガルバノミラー156と加工面Sの間に配置されている。
レーザ発振器151は、ワークの加工を行うための加工レーザ光を出射する。なお、レーザ発振器151の種類は、特に限定されるものではなく、任意のものを採用することができる。
そして、加工レーザ光は、ダイクロイックミラー153、3D光学系154を透過した後、ミラー163及びガルバノミラー156により反射され、ワークの加工面Sに照射される。このとき、焦点調整機構である3D光学系154により、加工光学系のZ軸方向のフォーカス位置(加工レーザ光のZ軸方向の集光位置)を調整することができる。また、図7に示されるように、ガルバノミラー156により、加工面Sにおいて加工レーザ光をX軸及びY軸の2軸方向に走査することができる。
なお、以下、加工レーザ光を走査することにより加工できる範囲を加工エリアと称する。また、加工レーザ光をレーザヘッド111から垂直下方向に出射した場合に加工レーザ光が照射される位置を加工エリアの中心とし、以下、加工中心と称する。
光源152は、可視光のレーザ光(以下、ガイドレーザと称する)を出射する。そして、ガイドレーザ光は、ダイクロイックミラー153、3D光学系154を透過した後、ミラー163及びガルバノミラー156により反射され、ワークの加工面Sに照射される。ガイドレーザも、加工レーザ光と同様に、3D光学系154によりZ軸方向の集光位置を調整したり、ガルバノミラー156により加工面SにおいてX軸及びY軸の2軸方向に走査したりすることができる。
ガイドレーザは、加工形状の確認に用いられる。すなわち、加工レーザ光による加工前に、加工時と同様にしてガイドレーザを加工面S上で走査することにより、加工形状のイメージを視覚的に確認することができる。
また、後述するように、ガイドレーザは、加工光学系のフォーカス位置(加工レーザ光の集光位置)を測定し、Z軸方向(高さ方向)の加工位置(以下、加工高さとも称する)を調整するための測定光として用いることもできる。
光源157は、可視光のレーザ光(以下、焦点ポインタと称する)を出射する。なお、焦点ポインタは、斜め方向から観察光学系のフォーカスが合う面(以下、観察系焦点面と称する)における加工中心を通るように調整される。そして、後述するように、焦点ポインタは、ガイドレーザと同様に、加工光学系のフォーカス位置(加工レーザ光の集光位置)を測定し、加工高さを調整するための測定光として用いられる。
カメラ161、レンズ162及びミラー163は、加工面Sを観察するための画像(以下、観察画像と称する)を撮影する。ユーザは、この観察画像により、加工エリアの状態等を観察することができる。
カメラ161は、撮像素子(不図示)の撮像面が加工面Sに対して垂直になるように、水平方向に設置されている。レンズ162は、光軸がカメラ161の光軸と一致するように設置されている。ミラー163は、レンズ162の主面に対して、反射面が斜め下方向に向くように設置されている。
加工面Sからの光は、ミラー163により反射され、レンズ162に入射し、レンズ162により、カメラ161の撮像素子の撮像面において結像する。そして、カメラ161により、加工面Sの像が撮影される。また、ミラー163の角度を調整することにより、カメラ161の撮影範囲(以下、観察エリアとも称する)、及び、加工面Sを撮影する角度(以下、撮影角度と称する)が調整される。
なお、例えば、レーザヘッド111にアタッチメント112を取り付けた状態で、ミラー163の角度を手動又は電動で機械的に調整できるようにするにしてもよい。
従って、レーザマーカ101によれば、レンズ162を交換することにより、加工面Sの観察倍率を自由に設定することができる。また、図1のレーザマーカ1のように、ガルバノミラー156を介さずに加工面Sを直接撮影するので、ガルバノミラー156による光のケラレが生じることがない。従って、加工エリア全体を含む広い範囲をカメラ161により撮影し、観察することも可能である。
さらに、ミラー163を設けることにより、加工面Sを撮影するためにカメラ161を加工面Sに向ける必要がなく、カメラ161を水平方向に向くように設置することが可能である。その結果、観察光学系を収納するアタッチメント112を、レーザヘッド111の底面に取り付けることができる。これにより、装置の小型化が可能になり、図2のレーザマーカ31や図3のレーザマーカ61のような観察光学系を設けることによるフットプリントの増大を防止することができる。
さらに、ミラー163を設けることにより、図3のレーザマーカ61と比較して、撮影角度をより加工面Sに対して垂直な方向に設定することが可能である。これにより、観察系焦点面と加工面Sの間の角度を小さくすることができ、観察エリア(撮影範囲)内全体にフォーカスを合わせやすくなる。その結果、観察画像のボケや歪みの発生を抑制することができる。
{カメラ161及びレンズ162の設置方向の変形例}
なお、カメラ161及びレンズ162の設置方向は、必ずしも図7の例に限定されるものではない。例えば、カメラ161を斜め上方向に向くように設置することにより、ミラー163の角度をより水平に近づけることができる。これにより、撮影角度をより垂直に近づけることができ、観察エリア(撮影範囲)内全体によりフォーカスを合わせやすくなる。
また、例えば、図8に示されるように、カメラ161の撮像素子161aの撮像面、レンズ162の主面162a、及び、加工面Sが実質的に一直線上に交わり、シャインプルーフの条件を満たすように、カメラ161、レンズ162、及び、ミラー163を設置するようにしてもよい。すなわち、加工面Sからカメラ161までの光路をミラー163により折り曲げずに模擬的に伸ばした場合に、カメラ161の撮像素子161aの撮像面、レンズ162の主面162a、及び、加工面Sが一直線上に交わるように、カメラ161、レンズ162、及び、ミラー163を設置するようにしてもよい。これは、例えば、図9に示されるように、レンズ162の主面が上斜め方向に向くように傾け、その角度を調整することにより実現することができる。
これにより、観察エリア内の全ての領域において観察光学系のフォーカスを良好に合わせることができ、歪みやボケのない鮮明な観察画像を得ることができる。
{レーザマーカ101の処理}
次に、図10乃至図34を参照して、レーザマーカ101の処理について説明する。
(制御部201の構成例)
図10は、レーザマーカ101に設けられている制御部201の機能の構成例を示すブロック図である。制御部201は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサにより構成される。なお、制御部201は、レーザヘッド111又はアタッチメント112のいずれに設けてもよいし、或いは、レーザヘッド111及びアタッチメント112に分散して設けるようにしてもよい。
制御部201は、撮影制御部211、画像処理部212、及び、加工制御部213を含むように構成される。
撮影制御部211は、カメラ161による観察画像の撮影を制御する。
画像処理部212は、後述するように、カメラ161により撮影された観察画像に対して、各種の画像処理を行う。また、画像処理部212は、必要に応じて、画像処理の結果を、外部に出力する。
加工制御部213は、レーザ発振器151、3D光学系154、及び、ガルバノミラー156等を制御して、レーザヘッド111によるワークの加工を制御する。
(加工処理の第1の実施の形態)
次に、図11のフローチャートを参照して、レーザマーカ101により実行される加工処理の第1の実施の形態について説明する。
ステップS1において、制御部201は、外部から入力される加工レシピを取得する。
ここで、加工レシピとは、レーザマーカ101によりマーキングするマーク(例えば、文字や図形等)の大きさ及び形状、並びに、加工対象となるワークにおける加工位置等を示す情報である。図12には、円形のマーク301が登録された加工レシピの例が示されている。
ステップS2において、制御部201は、外部から入力される登録パターンを取得する。ここで、登録パターンとは、観察エリア内においてパターンマッチングによりワークを検出するために用いられるパターンである。例えば、加工前のワークの画像や、加工前のワークの特徴を表す画像(例えば、輪郭図)等が、登録パターンとして与えられる。
図13は、登録パターン312を含むパターン画像311の例を示している。このパターン画像311には、正方形の登録パターン312が示されている。
ステップS3において、カメラ161は、撮影制御部211の制御の下に、加工エリアを撮影する。そして、制御部201は、撮影の結果得られる観察画像を取得する。このとき、上述したように、加工エリア全体又は加工エリア内の広い範囲を含み、歪みやボケの少ない高画質の観察画像を得ることができる。
図14は、観察画像の例を示している。この観察画像321には、ワーク322a及びワーク322bの2つのワークが写っている。
ステップS4において、画像処理部212は、パターンマッチングを行う。例えば、画像処理部212は、図14の観察画像321において、図13の登録パターン312と一致するパターンを探索する。そして、例えば、図15に示されるように、観察画像321の中からワーク322a及びワーク322bが検出される。
なお、画像処理部212が行うパターンマッチングには、任意の手法を採用することができる。
ステップS5において、加工制御部213は、加工位置を設定する。例えば、加工制御部213は、加工レシピに基づいて、観察画像321において検出されたワーク322a及びワーク322b内の加工位置の座標(加工座標)を計算する。例えば、ワーク322a及びワーク322bの中央にマーキングする場合、図16に示されるように、観察画像321におけるパターン322aの中心331a及びパターン322bの中心331bの座標が、加工座標として計算される。そして、加工制御部213は、観察画像321における加工座標を、レーザマーカ101の加工エリア内の座標に変換し、求めた座標を加工位置に設定する。
ここで、観察画像321には、加工エリア全体又は加工エリア内の広い範囲が写っている。従って、例えば、1枚の観察画像321のみを用いて、加工エリア内のワークを全て検出し、全ての加工位置を一度に設定することが可能になる。
ステップS6において、レーザヘッド111は、加工制御部213の制御の下に、加工する。すなわち、レーザヘッド111は、加工制御部213の制御の下に、ステップS5の処理で設定された加工位置に、加工レシピに示されるマークの加工を行う。例えば、図17に示されるように、ワーク322a及びワーク322bの中央に、図12のマーク301と同じ形状のマークMa及びマークMbの加工が行われる。
その後、加工処理は終了する。
このように、レーザマーカ101では、加工エリア全体又は加工エリア内の広い範囲を含む高画質の観察画像を用いて、パターンマッチングにより加工位置を迅速に検出し、マーキングすることができる。また、ワークの設置位置や設置方向に関わらず、ワークの所望の位置に精度よくマーキングすることができる。
(加工処理の第2の実施の形態)
次に、図18のフローチャートを参照して、レーザマーカ101により実行される加工処理の第2の実施の形態について説明する。
ステップS31乃至S34において、上述した図11のステップS1乃至S4と同様の処理が実行される。
ステップS35において、画像処理部212は、パターンマッチングの結果に基づいて、一致度が閾値以上であるか否かを判定する。すなわち、画像処理部212は、ステップS34の処理で観察画像内において検出したパターンと登録パターンとの一致度を計算し、その一致度が所定の閾値以上であるか否かを判定する。一致度が閾値以上であると判定された場合、処理はステップS36に進む。
そして、ステップS36及びS37において、図11のステップS5及びS6と同様の処理が実行され、ワークの加工が行われる。
その後、加工処理は終了する。
一方、ステップS35において、一致度が閾値未満であると判定された場合、処理はステップS38に進む。これは、例えば、観察エリア内にワークが存在しない場合や、ワークが所望の状態でない場合等である。
ステップS38において、画像処理部212は、異常信号を出力する。すなわち、画像処理部212は、ワークの加工が正常に行われなかったことを示す異常信号を生成し、出力する。そして、例えば、この異常信号に基づいてレーザマーカ101の外部に設けられている警告灯を点灯させる等の方法により、ワークの加工に異常が発生したことが通知される。
その後、加工処理は終了する。
このように、パターンマッチングの一致度に基づいて、加工を実施するか否かが判定される。これにより、例えば、ワークの有無を判別し、ワークが存在する場合にのみ加工を実行したり、ワークが所望の状態であるかどうかを判定し、所望の状態である場合のみ加工を実行したりすることができる。
(加工処理の第3の実施の形態)
次に、図19のフローチャートを参照して、レーザマーカ101により実行される加工処理の第3の実施の形態について説明する。なお、以下、図20に示される正方形のワーク351の加工を行う場合について説明する。
ステップS61において、図11のステップS1の処理と同様に、加工レシピが取得される。なお、以下、図21に示される加工レシピが与えられた場合について説明する。図21の加工レシピには、円形のマーク361が登録されている。
ステップS62において、制御部201は、外部から入力される登録パターンを取得する。ここで取得される登録パターンは、加工処理の第1及び第2の実施の形態で用いられる登録パターンと異なり、ワークの加工状態の検査に用いられるパターンである。例えば、加工後(マーキング後)のワークの画像や、加工後のワークの特徴を表す画像(例えば、輪郭図)等が、登録パターンとして与えられる。
図22は、登録パターン372を含むパターン画像371の例を示している。このパターン画像371には、図20のワーク351の中央に図21のマーク361を配置した登録パターン372が示されている。
ステップS63において、レーザヘッド111は、加工制御部213の制御の下に、加工する。すなわち、レーザヘッド111は、加工制御部213の制御の下に、ワークの所定の位置に、加工レシピに示されるマークの加工を行う。
ステップS64において、図11のステップS3の処理と同様に、加工エリアが撮影される。これにより、加工後のワークを含む観察画像が得られる。
ステップS65において、図11のステップS4の処理と同様に、パターンマッチングが行われる。すなわち、パターンマッチングを用いてワークの加工状態の検査が行われる。より具体的には、ワークの加工状態が、登録パターンに示される状態になっているか否かの検査が行われる。
ステップS66において、図18のステップS35の処理と同様に、一致度が閾値以上であるか否かが判定される。例えば、ステップS63において、図23に示されるように、ワーク351の略中央に、図21のマーク361と同じ形状のマークMcがマーキングされた場合、ワーク351とマークMcからなるパターンは、図22の登録パターン372に非常に近い。従って、この場合、一致度が閾値以上であると判定され、すなわち、加工状態が正常であると判定され、加工処理は終了する。
一方、例えば、図24に示されるように、マークMdの加工位置がワーク351の中央からずれている場合、ワーク351とマークMdからなるパターンは、図22の登録パターン372との差が大きい。従って、この場合、ステップS66において、一致度が閾値未満であると判定され、すなわち、加工状態が異常であると判定され、処理はステップS67に進む。
ステップS67において、画像処理部212は、異常信号を出力する。すなわち、画像処理部212は、ワークの加工状態が異常であることを示す異常信号を生成し、出力する。そして、例えば、この異常信号に基づいてレーザマーカ101の外部に設けられている警告灯を点灯させる等の方法により、ワークの加工に異常が発生したことが通知される。
このように、レーザマーカ101では、加工エリア全体又は加工エリア内の広い範囲を含む高画質の観察画像を用いて、パターンマッチングにより加工状態の検査を高精度で行うことができる。
(加工エリアと観察エリアの中心のズレの補正方法)
次に、図25及び図26を参照して、レーザマーカ101の加工エリアと観察エリアの中心のズレの補正方法について説明する。
レーザヘッド111にアタッチメント112を取り付けるときに、図25の上に示されるように、加工エリア401の中心C1と観察エリア402の中心C2にズレが生じる場合がある。このズレの大きさ(ズレ量)は、例えば、以下の方法で検出することが可能である。
例えば、まず、レーザヘッド111が、加工制御部213の制御の下に、加工エリア401の中心C1に対して加工を行う。これにより、図25の中央に示されるように、加工エリア401の中心C1に加工点Meが形成される。
次に、カメラ161は、撮影制御部211の制御の下に、加工点Meが形成された加工エリアを撮影する。そして、画像処理部212は、エッジ抽出やパターンマッチング等の任意の手法により、観察画像内の加工点Meを検出する。さらに、画像処理部212は、検出した加工点Meと観察画像の中心C2との間のズレ量ΔXとΔYを、加工エリア401の中心C1と観察エリア402の中心C2との間のズレ量として検出する。
このズレの補正は、例えば、カメラ161やレンズ162の位置や、ミラー163の角度を調整し、観察エリアの位置を調整することにより、機械的に補正することができる。このとき、例えば、検出したズレ量に基づいて、自動的にミラー163の角度を調整し、ズレを補正するようにしてもよい。
また、図26に示すように、画像処理によりズレの補正を行うことも可能である。例えば、画像処理部212が、観察エリア402内の画像(すなわち、観察画像)において使用する領域を、中心C3が加工エリア401の中心C1と一致する領域403に制限する。具体的には、例えば、画像処理部212は、観察画像から領域403内の画像を切り出して、後段に出力する。そして、例えば、画像処理部212から出力される画像を表示した場合、表示される画像(すなわち、観察エリア)の中心が、見かけ上加工エリア401の中心C1と一致するようになる。
これにより、カメラ161、レンズ162、又は、ミラー163の位置や角度の調整を行わずに、加工エリアの中心と観察エリアの中心のズレを補正することができる。
(観察画像の台形歪みに対する対策)
次に、図27及び図28を参照して、観察画像の台形歪みに対する対策について説明する。
レーザマーカ101では、ミラー163を介して、ワークを斜め上方向から撮影するため、レンズ162がノンテレセントリックレンズである場合、図27の上の図に示されるように、観察画像において台形歪みが発生する。すなわち、例えば、矩形のワークを撮影した場合、観察画像におけるワークの像451の幅が上に行くほど狭くなる。
これに対して、まず、レンズ162にテレセントリックレンズを用いることが考えられる。これにより、図27の下の図に示されるように、観察画像において、ワークの像452に台形歪みが現れなくなり、像452の形状が矩形になる。
なお、図3のレーザマーカ61においても、テレセントリックレンズを採用することが可能である。ただし、レーザマーカ101の方が、レーザマーカ61と比較して、加工面Sに対する撮影角度が小さく、台形歪みが少ないため、テレセントリックレンズによる効果が大きくなる。
また、例えば、画像処理部212が、観察画像に対して台形歪みを除去するための画像処理を行うようにしてもよい。例えば、画像処理部212は、次式(1)及び(2)により定義されるアフィン変換を用いて、観察画像内の各画素の座標(x,y)を座標(x',y')に変換する。
x'=a*x+b*y+c ・・・(1)
y'=d*x+e*y+f ・・・(2)
なお、式(1)及び(2)のa乃至fは、所定の係数である。
そして、画像処理部212は、変化後の座標(x',y')における画素値を、元の観察画像において座標(x',y')の周囲にある4画素の画素値を用いたバイリニア補間等により求め、変換後の画像を生成する。
これにより、高価なテレセントリックレンズを用いずに、図28に示されるように、台形歪みを除去することにより矩形に変形したワークの像461を得ることができる。
(観察画像の反転処理)
また、レーザマーカ101では、ミラー163により反射された像がカメラ161により撮影される。そのため、図29の上の図に示されるように、観察画像におけるワークの像471は、撮影方向から目視した場合と比べて上下方向が反転する。そこで、例えば、画像処理部212が、図29の下の図に示されるように、観察画像におけるワークの像471が撮影方向から目視した場合と上下方向が一致するように、観察画像に対して反転処理を行うようにしてもよい。
(加工高さの調整方法)
次に、図30乃至図33を参照して、レーザマーカ101の加工高さの調整方法について説明する。
まず、図30及び図31を参照して、光源157から出射される焦点ポインタLfを用いて加工高さを調整する場合について説明する。なお、以下、加工面S2が観察系焦点面と一致し、加工面S1は加工面S2より高い位置にあり、加工面S3は加工面S2より低い位置にあるものとする。また、加工面S1、S2、S3における焦点ポインタLfの照射点を、それぞれ照射点Pf1、Pf2、Pf3とする。
図31は、焦点ポインタLfが照射された加工面S1乃至S3をカメラ161により撮影した観察画像の例を模式的に示している。左端は加工面S1を撮影した観察画像であり、中央は加工面S2を撮影した観察画像であり、右端は加工面S3を撮影した観察画像である。
観察系焦点面と一致する(ジャストフォーカスの)加工面S2の観察画像においては、照射点Pf2の位置は上下方向の略中央になる。一方、加工面S2より高い位置にある加工面S1の観察画像においては、照射点Pf1の位置は上下方向の中央より下になる。そして、加工面S1の観察系焦点面からの距離に比例して、観察画像内の照射点Pf1の位置が下がる。また、加工面S2より低い位置にある加工面S3の観察画像においては、照射点Pf3の位置は上下方向の中央より上になる。そして、加工面S3の観察系焦点面からの距離に比例して、観察画像内の照射点Pf3の位置が上がる。
従って、例えば、画像処理部212が、観察画像内の焦点ポインタLfの照射点の上下方向の位置を検出することにより、観察系焦点面を基準とする加工面の高さを検出することができる。そして、例えば、加工制御部213が、3D光学系22を制御して、加工レーザ光のZ軸方向の集光位置(加工光学系のフォーカス位置)を、検出した加工面の高さに合わせることにより、加工高さを適切に調整することができる。
次に、図32及び図33を参照して、光源152から出射されるガイドレーザLgを用いて加工高さを調整する場合について説明する。なお、以下、図32に示されるように、加工面S1、S2、S3におけるガイドレーザLgの照射点を、それぞれ照射点Pg1、Pg2、Pg3とする。なお、加工面S1、S2、S3の位置は図30と同様である。
また、図33は、ガイドレーザLgが照射された加工面S1乃至S3をカメラ161により撮影した観察画像の例を模式的に示している。左端は加工面S1を撮影した観察画像であり、中央は加工面S2を撮影した観察画像であり、右端は加工面S3を撮影した観察画像である。
加工面の高さに対する観察画像におけるガイドレーザLgの照射点の位置は、焦点ポインタLfと同様の傾向を示す。すなわち、観察系焦点面と一致する(ジャストフォーカスの)加工面S2の観察画像においては、照射点Pg2の位置は上下方向の略中央になる。一方、加工面S1の観察画像においては、加工面S1の観察系焦点面からの距離に比例して、照射点Pg1の位置が下がる。また、加工面S3の観察画像においては、加工面S3の観察系焦点面からの距離に比例して、照射点Pg3の位置が上がる。
従って、焦点ポインタLfを用いる場合と同様に、画像処理部212が、観察画像内のガイドレーザLgの照射点の上下方向の位置を検出することにより、観察系焦点面を基準とする加工面の高さを検出することができる。そして、例えば、加工制御部213が、3D光学系22を制御して、加工レーザ光のZ軸方向の集光位置(加工光学系のフォーカス位置)を、検出した加工面の高さに合わせることにより、加工高さを適切に調整することができる。
なお、例えば、図1のレーザマーカ1において、ガイドレーザを用いて加工面の高さを検出しようとした場合、ガルバノミラー24を介して、ガイドレーザの像を観察することになる。そのため、図34に示されるように、加工面の高さが変わっても、観察画像におけるガイドレーザの照射点の上下方向の位置はほとんど変化しない。従って、レーザマーカ1では、ガイドレーザのみを用いて、加工高さの調整を行うことができない。なお、レーザマーカ1では、例えば、ガイドレーザと焦点ポインタの照射位置が一致するか否かに基づいて、加工高さの調整が行われる。
<2.第2の実施の形態>
次に、図35を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
{レーザマーカ501の構成例}
図35は、本発明を適用したレーザ加工装置の第2の実施の形態であるレーザマーカ501の光学系の構成例を模式的に示している。なお、図中、図7のレーザマーカ101と対応する部分には同じ符号を付している。
レーザマーカ501は、レーザマーカ101に設置治具511及び照明装置512を追加したものである。照明装置512は、設置治具511を介して、レーザヘッド111の底面の前方に取り付けられる。すなわち、照明装置512は、加工レーザ光のレーザヘッド111からの出射位置を基準にして、ミラー622と反対側に取り付けられる。なお、設置治具511及び照明装置512を、カメラ161、レンズ162及びミラー163と同じアタッチメント、或いは、別のアタッチメントに収納するようにしてもよい。
照明装置512は、加工面Sに斜め方向から照明光Le1を当てる落射照明として用いられる。また、加工面Sが観察系焦点面と一致する場合、照明装置512からの照明光Le1の加工面Sにおける正反射光の中心軸が、観察光学系の光軸と一致するように、照明装置512の位置及び傾き(照明光Le1の出射方向)が調整される。
これにより、正反射光のみを用いてワークを観察することができ、例えば、ワークの加工面Sからの正反射光の観察を行うことで、ワークの表面が鏡面か粗面かの判定を行うことが可能になる。
なお、図1のレーザマーカ1の場合、加工面Sで反射された照明光は、ガルバノミラー24を介して、観察光学系25に入射する。従って、レーザマーカ1では、加工面Sからの正反射光が必ずしも観察光学系25に入射するとは限らず、また、正反射光以外の反射光が観察光学系25に入射する。従って、例えば、上述した方法によるワークの表面の判定を行うことができない。
また、照明装置512がレーザヘッド111の底面に設置されるため、フットプリントの増大を防止することができる。
<3.第3の実施の形態>
次に、図36を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。
{レーザマーカ601の構成例}
図36は、本発明を適用したレーザ加工装置の第3の実施の形態であるレーザマーカ601の光学系の構成例を模式的に示している。なお、図中、図7のレーザマーカ101と対応する部分には同じ符号を付している。また、レーザヘッド111内の光源157の図示は省略している。
レーザマーカ601は、レーザマーカ101と比較して、アタッチメント112の代わりにアタッチメント611がレーザヘッド111の底面に取り付けられている点が異なる。
アタッチメント611は、カメラ161、レンズ621、及び、ミラー622を含むように構成される。なお、この例では、ミラー622を、カメラ161及びレンズ621と同じアタッチメント611内に収納する例を示しているが、例えば、別のアタッチメントに収納したり、アタッチメントに収納せずに、直接レーザヘッド111の底面に取り付けたりすることも可能である。
レーザマーカ601では、加工レーザ光がレンズ621とミラー622の間を通るように、レンズ621とミラー622が設置されている。これにより、カメラ161とミラー622の間の空間が広がり、レンズのサイズの制約が少なくなる。従って、例えば、図36に示されるように、レーザマーカ101のレンズ162より大型のレンズ621を設置することが可能である。
これにより、観察画像をより鮮明にする等の画質の向上が実現できる。また、観察画像の画質の向上に伴い、より高精度な画像処理を行うことができ、例えば、加工位置の位置決めの精度を向上させることができる。
また、ミラー622は、レーザマーカ101のミラー163と比較して、より垂直に近い方向に設置することが可能である。そのため、加工レーザ光を遮らないようにミラー622を設置することが容易になる。
一方、レーザマーカ101のミラー163の方が、レーザマーカ601のミラー622より小型化することができる。或いは、ミラー163とミラー622のサイズを同じにした場合、レーザマーカ101の方が、観察エリアが広くなり、より広い範囲を撮影することが可能になる。
<4.第4の実施の形態>
次に、図37を参照して、本発明の第4の実施の形態について説明する。
{レーザマーカ701の構成例}
図37は、本発明を適用したレーザ加工装置の第4の実施の形態であるレーザマーカ701の光学系の構成例を模式的に示している。なお、図中、図36のレーザマーカ601と対応する部分には同じ符号を付している。
レーザマーカ701は、図35のレーザマーカ501と同様に、正反射光によりワークを観察できるようにするものである。具体的には、レーザマーカ701は、レーザマーカ601と比較して、アタッチメント611の代わりにアタッチメント711がレーザヘッド111の底面に取り付けられている点が異なる。アタッチメント711は、アタッチメント611と比較して、レンズ621の代わりに、レンズ721が設けられ、設置治具722、及び、照明装置723が追加されている点が異なる。
照明装置723は、加工レーザ光のレーザヘッド111からの出射位置を基準にして、ミラー622と反対側に、設置治具722を介してレーザヘッド111の底面に取り付けられる。なお、レンズ721の代わりに図36のレンズ621を用いることも可能であるが、図を分かりやすくするために、レンズ621より小型のレンズ721を設けた例を示している。また、この例では、ミラー622、設置治具722及び照明装置723を、カメラ161及びレンズ721と同じアタッチメント711内に収納する例を示しているが、例えば、別のアタッチメントに収納したり、アタッチメントに収納せずに、直接レーザヘッド111の底面に取り付けるようにしてもよい。
照明装置723は、図35のレーザマーカ501の照明装置512と同様に、加工面Sに斜め方向から照明光Le2を当てる落射照明として用いられる。また、加工面Sが観察系焦点面と一致する場合、照明装置723からの照明光Le2の加工面Sにおける正反射光の中心軸が、観察光学系の光軸と一致するように、照明装置723の位置及び傾き(照明光Le2の出射方向)が調整される。
これにより、図35のレーザマーカ501と同様に、正反射光によるワーク観察を行うことができ、例えば、ワークの加工面Sからの正反射光の観察を行うことで、ワークの表面が鏡面か粗面かの判定を行うことが可能になる。
また、照明装置723がレーザヘッド111の底面に設置されるため、フットプリントの増大を防止することができる。
<5.変形例>
以下、上述した本発明の実施の形態の変形例について説明する。
以上の説明では、本発明をレーザマーカに適用する例を示したが、本発明は、観察光学系を備えるレーザマーカ以外の各種のレーザ加工装置(例えば、穴あけ加工、切断加工、二次元加工、三次元加工、レーザリペア等を行う装置)に適用することが可能である。
また、以上の説明では、パターンマッチングを用いて、観察エリア内のワークを検出する例を示したが、ワーク内の所定のパターンを検出し、検出したパターンを基準にして加工位置を設定することも可能である。さらに、例えば、エッジ抽出や特徴点抽出等のパターンマッチング以外の画像処理の手法を用いて、ワークやワーク内のパターンの検出を行うことも可能である。
また、例えば、観察光学系の一部又は全部をレーザヘッド111に設けるようにしてもよい。ただし、この場合も、高さ方向でガルバノミラー156と加工面Sとの間に観察光学系を配置することが望ましい。
さらに、例えば、レーザ発振器151をレーザヘッド111の外部に設けるようにしてもよい。
また、例えば、レーザヘッド111の光源152及び光源157は、いずれか一方又は両方を省略することも可能である。
さらに、例えば、制御部201の一部又は全部の機能を、レーザマーカの外部に設けられたコンピュータ等により実現するようにしてもよい。
また、上述した制御部201の一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
また、コンピュータが実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディアに記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
101 レーザマーカ
111 レーザヘッド
112 アタッチメント
151 レーザ発振器
152 光源
154 3D光学系
156 ガルバノミラー
157 光源
161 カメラ
161a 撮像素子
162 レンズ
162a 主面
163 ミラー
201 制御部
211 撮影制御部
212 画像処理部
213 加工制御部
501 レーザマーカ
512 照明装置
601 レーザマーカ
611 アタッチメント
621 レンズ
622 ミラー
701 レーザマーカ
711 アタッチメント
721 レンズ
723 照明装置

Claims (14)

  1. 加工対象となるワークを加工するためのレーザ光を出射するとともに、前記ワークの加工面上で前記レーザ光を走査するための走査手段を含むレーザヘッドを備えるレーザ加工装置において、
    カメラと、
    前記カメラの撮像素子に前記加工面の像を結像させるレンズと、
    前記加工面からの光を反射し、前記レンズに入射させるミラーと
    を含む観察光学系と、
    前記カメラにより撮影された画像である観察画像の画像処理を行う画像処理部と、
    前記観察画像の画像処理の結果に基づいて、前記ワークの加工を制御する加工制御部と
    を備え、
    前記観察光学系が、高さ方向において前記走査手段と前記加工面との間に設けられており、
    前記画像処理部は、前記レーザ光による加工エリアの中心と前記カメラの撮影範囲の中心との間のズレ量に基づいて、前記観察画像の使用する領域を、中心が前記加工エリアの中心と一致する領域に制限する
    レーザ加工装置。
  2. 前記観察光学系が、前記レーザヘッドの底面の下に配置されている
    請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記ミラーが、前記レーザ光と前記レンズの間に配置される
    請求項1又は2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記レーザ光が前記レンズと前記ミラーの間を通る
    請求項1又は2に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記加工面、前記レンズの主面、及び、前記撮像素子の撮像面が実質的に一直線に交わるように、前記カメラ、前記レンズ、及び、前記ミラーが設置されている
    請求項1乃至4のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  6. 斜め上方向から前記加工面に照明光を当てる照明装置を
    さらに備え、
    前記照明装置が、前記観察光学系のフォーカスが合う面における前記照明光の正反射光が前記観察光学系の光軸と一致するように設置されている
    請求項1乃至5のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  7. 前記レンズは、テレセントリックレンズである
    請求項1乃至6のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  8. 前記加工制御部は、前記観察画像の画像処理の結果に基づいて加工位置を設定する
    請求項1乃至7のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  9. 前記画像処理部は、前記観察画像の画像処理の結果に基づいて、加工を実施するか否かを判定する
    請求項1乃至8のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  10. 前記画像処理部は、加工後の前記ワークを撮影した前記観察画像の画像処理の結果に基づいて前記ワークの加工状態を検査する
    請求項乃至のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  11. 前記画像処理部は、前記観察画像の台形歪みの補正を行う
    請求項乃至10のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  12. 前記画像処理部は、前記観察画像の上下方向の反転を行う
    請求項乃至11のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  13. 前記観察光学系のフォーカスが合う面における前記レーザ光による加工エリアの中心に向けて斜め方向から所定の測定光を出射する光源を
    さらに備え、
    前記画像処理部は、前記測定光が照射された前記加工面を撮影した前記観察画像における前記測定光の照射位置を検出し、
    前記加工制御部は、前記観察画像における前記測定光の照射位置に基づいて、前記レーザ光を出射する加工光学系のフォーカスの位置を調整する
    請求項乃至12のいずれかに記載のレーザ加工装置。
  14. 前記走査手段を介して所定の測定光を前記加工面に照射する光源を
    さらに備え、
    前記画像処理部は、前記測定光が照射された前記加工面を撮影した前記観察画像における前記測定光の照射位置を検出し、
    前記加工制御部は、前記観察画像における前記測定光の照射位置に基づいて、前記レーザ光を出射する加工光学系のフォーカスの位置を調整する
    請求項乃至13のいずれかに記載のレーザ加工装置。
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