JP6271133B2 - 窓シャッター装置 - Google Patents
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Description
シャッターカーテンの幅方向両端部がガイドレールに案内されて降下し、シャッターカーテンの下端の座板が建物外壁に対して持ち出し状に設けられた下枠に近接ないし接触して窓開口部を閉鎖する窓シャッター装置において、
前記下枠は、窓開口部全閉状態において、室外空間に面しない部位を備えており、
前記座板は、窓開口部全閉状態において、室外空間に面しない部位を備えており、
前記下枠の前記室外空間に面しない部位と前記座板の前記室外空間に面しない部位との間に隙間が形成されており、
窓開口部全閉状態において、前記座板の前記室外側空間に面しない部位と、前記下枠の前記室外空間に面しない部位とは、互いに対向する面を備えており、前記互いに対向する面の少なくともいずれか一方の面の少なくとも一部には、火災時の熱で膨張する熱膨張耐火部材が設けてある、窓シャッター装置、である。
1つの態様では、前記熱膨張耐火部材は、前記座板の前記室外側空間に面しない部位において、窓開口部全閉状態で、前記下枠の前記室外空間に面しない部位に対向する面に設けてある。
熱膨張耐火部材は、前記下枠の前記室外空間に面しない部位に設けてもよい。例えば、前記下枠の前記室外空間に面しない部位に、窓開口部全閉状態で、前記前記座板の前記室外側空間に面しない部位に対向して凹状のポケット部を形成し、当該ポケット部に熱膨張耐火部材が設けられる。
後述する実施形態において、「互いに対向する面の少なくとも一方の面」には、座板51の室内側面部5100の下方部位の下側部と下枠6の室内側垂直辺61の一方の面、及び、室内側片513の第1片5130の下面と下枠6の上辺60の一方の面、が含まれる。
1つの態様では、前記座板の面部には座板の長さ方向の所定部位に位置して樹脂製要素が設けてあり、前記熱膨張耐火部材は、座板の長さ方向において、少なくとも、前記樹脂製要素が設けられた所定部位に対応する領域を含むように設けてある。後述する実施形態では、熱膨張耐火部材は、座板の全長に亘って設けてある。
前記座板の下方部位は、窓開口部全閉状態において、前記凹部内に位置しており、前記凹部内に位置する座板の下方部位、及び、当該座板の下方部位の室内側に位置する凹部の内側面部、が前記室外空間に面しない部位となっており、
前記熱膨張耐火部材は、窓開口部全閉状態において、前記座板の下方部位の前記凹部の室内側面部に対向する面の少なくとも一部に設けてある。
前記室内側片の部分は、前記下枠の水切り面と対向しており、
前記熱膨張耐火部材は、前記板状部の室内側面部の下方部位に設けてあり、
窓開口部全閉状態で前記熱膨張耐火部材が膨張することで、前記室内側片の下方に位置する板状部の室内側面部と前記凹部の室内側面部との間の隙間、及び、前記室内側片と前記下枠の水切り面との間の隙間を閉塞する。
室内側片の形状は、前記下枠の水切り面と対向する部分を備えていれば限定されず、例えば、水平片、先端側が下方に向かって延びる湾曲片等であってもよい。
1つの態様では、前記室内側片は、板状部の室内側面部から水平状に延びる第1片と、第1片の先端から前記下枠の水切り面に向かって垂下する第2片と、を備え、
前記互いに対向する面の間に形成された隙間の上側に隣接して、前記板状部の室内側面と前記室内側片の第1片及び第2片とで囲まれた空間が形成され、
窓開口部全閉状態で前記熱膨張耐火部材が膨張することで、前記互いに対向する面の間に形成された隙間、及び、前記板状部の室内側面と前記室内側片の第1片及び第2片とで囲まれた空間を閉塞する。
特に、前記座板の面部には座板の長さ方向の所定部位に位置して樹脂製要素が設けてあり、前記熱膨張耐火部材は、座板の長さ方向において、前記樹脂製要素が設けられた所定部位に対応する領域を含むように設けることで、座板の室外側に位置する樹脂要素が溶融して下枠上に落下して着火した場合であっても、かかる火炎の回りを規制することができる。また、座板の室内側に位置する樹脂要素が溶融した場合であっても、溶融した樹脂への火炎の回りをくい止めて当該樹脂の着火を防ぐ。
5 シャッターカーテン
51 座板
510 板状部
5100 室内側面部
512 当接部
513 室内側片
6 下枠
60 上辺
61 室内側垂直辺
62 底辺
63 室外側垂直辺
600 凹部
9 熱膨張耐火部材
Claims (5)
- シャッターカーテンの幅方向両端部がガイドレールに案内されて降下し、シャッターカーテンの下端の座板が建物外壁に対して持ち出し状に設けられた下枠に近接ないし接触して窓開口部を閉鎖する窓シャッター装置において、
前記下枠は、上側が開放状であり、室外側面部と、室内側面部と、底面とからなる凹部と、当該凹部の室内側の水切り面とを備えており、
前記座板は、窓開口部全閉状態で前記凹部内に位置する下方部位と、前記下方部位の上方に位置して当該座板の室内側面部に形成された室内側片とを備え、前記室内側片は、前記座板の室内側面部から水平状に延び、先端側部位が前記下枠の水切り面と対向する第1片と、第1片の先端から前記下枠の水切り面に向かって垂下する第2片とからなり、
窓開口部全閉状態において、前記下枠の前記凹部内に位置する前記下方部位及び前記室内側片が座板の室外空間に面しない部位となっており、前記座板の前記下方部位の室内側に位置する凹部の室内側面部及び水切り面が下枠の室外空間に面しない部位となっており、前記下枠の前記室外空間に面しない部位と前記座板の前記室外空間に面しない部位との間に隙間が形成されており、
窓開口部全閉状態において、前記座板の前記室外空間に面しない部位と、前記下枠の前記室外空間に面しない部位とは、互いに対向する面を備えており、前記互いに対向する面の少なくともいずれか一方の面の少なくとも一部には、火災時の熱で膨張する熱膨張耐火部材が設けてあり、
窓開口部全閉状態で前記熱膨張耐火部材が膨張することで、前記下方部位と前記凹部の室内側面部との間の下側空間、及び、前記下側空間の上側に隣接して、前記座板の室内側面部と前記室内側片の第1片及び第2片とで囲まれた上側空間を閉塞する、窓シャッター装置。 - 前記熱膨張耐火部材は、前記座板の前記下方部位の室内側面部に設けてある、請求項1に記載の窓シャッター装置。
- 窓開口部全閉状態では、前記下方部位の下端が前記凹部の底面に当接ないし近接しており、前記室内側片の前記第2片の先端は下枠の前記水切り面から離間している、請求項1、2いずれか1項に記載の窓シャッター装置。
- 窓開口部全閉状態で前記熱膨張耐火部材が膨張することで、前記第2片の先端と前記水切り面との隙間が閉塞される、請求項3に記載の窓シャッター装置。
- シャッターカーテンの幅方向両端部がガイドレールに案内されて降下し、シャッターカーテンの下端のアルミ製の座板が建物外壁に対して持ち出し状に設けられたアルミ製の下枠に近接ないし接触して窓開口部を閉鎖する窓シャッター装置において、
窓開口部全閉状態において、前記下枠は室外空間に面しない部位を備えており、前記座板は室外空間に面しない部位を備えており、前記下枠の前記室外空間に面しない部位と前記座板の前記室外空間に面しない部位との間に隙間が形成されており、
窓開口部全閉状態において、前記座板の前記室外空間に面しない部位と、前記下枠の前記室外空間に面しない部位とは、互いに対向する面を備えており、前記互いに対向する面の少なくともいずれか一方の面の少なくとも一部には、火災時の熱で膨張する熱膨張耐火部材が設けてあり、
前記熱膨張耐火部材は、前記互いに対向する面の少なくともいずれか一方の面の少なくとも一部に一体形成されたポケット部に収容されており、前記ポケット部は、当該熱膨張耐火部材の面部の幅よりも小さい開口を備え、当該熱膨張耐火部材の端縁を受け入れるように構成されている、窓シャッター装置。
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Family Applications (1)
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