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JP6270148B2 - 無線通信方法、無線通信システム及び無線通信プログラム - Google Patents

無線通信方法、無線通信システム及び無線通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信ネットワークに係り、特に、セル単位で構成される無線ネットワークにおいて、複数のセルにまたがる範囲における基地局と端末局との間で無線通信を行う無線通信方法、無線通信システム及び無線通信プログラムに関する。
現在、無線LANシステムは、無線局免許を必要としないアンライセンスバンドにおいて運用されており、他の無線システムとの周波数帯域の共有を図るため、無線LANシステムは、媒体アクセス制御方式としてCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式を採用している。CSMA/CA方式とは、IEEE 802.11標準規格(例えば、非特許文献1参照)においてDCF(Distributed Coordination Function)方式として規定されている自律分散型の媒体アクセス制御方式である。CSMA/CA方式を用いることで、各端末はキャリアセンスおよびランダムバックオフによって信号の衝突を回避しつつ、自律分散的に送信権を獲得できる。
しかしながら、CSMA/CA方式を用いる場合、端末はあくまでランダムに送信権の獲得を試みるため、同一BSS(Basic Service Set)内にQoS(Quality of Service)を要求する端末が存在する場合でも、システムはQoSを保証した通信を行うことができない。また、各端末のチャネル状況は無線伝播路のフェージングの影響によって受信SNR(Signal-to-Noise power Ratio)が低下した端末が送信権を獲得した場合、無線リソースの利用効率は低下し、受信SNRが高い端末が送信権を獲得した場合と比較してスループットが低下する。
QoSを高い確率で保証し、無線リソースの利用効率を向上することにより高いスループットを達成するには、各端末のトラヒック状況およびチャネル状況に関する情報を収集し、収集したそれらの情報に基づいて無線リソースの割り当てを行う必要がある。
そのような伝送を実現する手法として、セルラシステムのように無線リソースを集中管理するオペレータが、端末の状況に応じて動的に無線リソースを割り当てる、集中制御型リソースマネジメント(例えば、非特許文献2参照)が考えられる。
しかしながら、アンライセンスバンドにおいて運用される規格の異なるすべてのシステムを、セルラシステムのようにオペレータが集中管理することは容易ではないため、セルラシステムにおける集中制御型リソースマネジメントを無線LANシステムに直接導入することは望ましくない。
そこで、異種の無線システムとの周波数共用を図りつつ、QoS保証および無線リソースの利用効率の向上を図る手法として、BSS内集中制御型OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)無線LANシステムが提案されている(例えば、非特許文献3参照)。
BSS内集中制御型OFDMA無線LANシステムでは、BSS内のAP(基地局;Access Point)に接続する端末(以下、BSS内端末と称する)がCSMA/CA方式を用いて送信権を獲得した後、RTS(Request to Send)フレームを送信し、APがこれを受信後CTS(Clear to Send)フレームを送信する。その後BSS内の各端末がCTSフレームを順に送信する。これらの制御フレームを受信した、BSSに参加していない他の端末(以下、BSS外端末と称する)に、無線リソースを占有する時間を通知することで無線媒体の予約をし、予約した無線リソースをBSS内で共有できる。
以上の手順によって、BSS内端末で構成されるシステムは周辺の他の無線システムとの周波数共用を図りつつ、APを中心とした集中制御型リソースマネジメントを行っている。また、APはRTSフレームおよびCTSフレームによって各端末のトラヒック状況を収集しつつチャネル状況の推定を行う。集約したこれらの情報を基に、QoSを要求する端末に優先的に無線リソースを割り当てることにより高確率でQoSを保証し、また、あるサブチャネルに関して最も受信SNRの高い端末にそのサブチャネルを割り当てることでデータフレームの伝送レートを向上しスループットの向上を図っている。
前述のBSS内集中制御型無線LANシステムにおいて、面的に展開した場合無線セル間の重複がなければ高い確率でQoSを保証しながら、高効率データ伝送が可能になるが、今後ますます増加する無線LANセルの増加に伴うセル間重複通信環境には十分対応できない。
図11は、重複セル環境における従来技術の適用例を示す図である。図11においては、重複セル環境の例として、BSS#1とBSS#2とBSS#3とは互いに重複し合う配置になっている。その通信環境において、非特許文献1、非特許文献2を適用すると次の(1)〜(4)に示す問題がある。
(1)CSMA/CA方式に基いて無線媒体の獲得競合をするため、同時に1つのBSSしか伝送できず、他のBSS内端末のQoS(遅延)保証が困難である。
(2)他のBSS内端末が無線リソースの繰り返し利用が可能なほどに空間的に離れていても、NAVにより同時通信が不可能である。
(3)ビーコンフレームやプローブ要求/応答フレームなど、マネージメントフレームの伝送に使用されるリソース量が膨大となる。
(4)端末は他のAPとの間のチャネル状況の方が良い場合でも現在アソシエイトしているAP宛にしかデータを伝送できないため、リソースに無駄が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、高い通信品質を確保するとともに、スループットの低下を抑えることができる無線通信方法、無線通信システム及び無線通信プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、無線通信ネットワークに属する任意の無線セルにおいて、基地局および複数の端末局が前記無線セルに存在する通信構成における無線通信方法であって、複数のBSSによる協調BSS群を構築し、該協調BSS群に属する全基地局を集中制御する基地局をマスタ基地局、残りの基地局をスレーブ基地局とする選定を行う際に、全てのスレーブ基地局と直接通信できることを選定条件として前記マスタ基地局を選定するステップと、前記協調BSS群を構築した後、CSMA/CAおよびRTS/CTSフレーム交換の前処理を通じて、無線媒体の予約を前記協調BSS群単位で一度に行い、同時に、前記協調BSS群内端末のトラヒック情報およびチャネル情報を前記マスタ基地局が収集するステップと、前記マスタ基地局が収集した各端末のトラヒック情報およびチャネル情報を基に、前記協調BSS群単位で通信品質指標が向上するように無線リソースを割り当て、前記スレーブ基地局および前記端末局に対して割り当て結果を通知するステップと、前記割り当て結果が通知された前記スレーブ基地局および前記端末局が、割り当て結果に則って情報伝送を行い、前記マスタ基地局または前記スレーブ基地局に対して成否応答を行うステップとを有し、前記前処理は、前記マスタ基地局が、前記協調BSS群に属するいずれかの前記端末局からRTSフレームを受信し、他の前記端末局にCTSフレームの送信を要求するステップと、前記RTSフレームの送信元以外の前記端末局が、前記要求に応じてCTSフレームを送信するステップと、前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信するステップと、前記マスタ基地局が、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得するステップとを含む、又は、前記マスタ基地局が、RTSフレームを送信するステップと、前記端末局が、前記RTSフレームの受信に応じてCTSフレームを送信するステップと、前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信するステップと、前記マスタ基地局が、前記CTSフレームに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得するステップとを含むことを特徴とする。
本発明は、無線通信ネットワークに属する任意の無線セルにおいて、基地局および複数の端末局が前記無線セルに存在する通信構成における無線通信システムであって、複数のBSSによる協調BSS群を構築し、該協調BSS群に属する全基地局を集中制御する基地局をマスタ基地局、残りの基地局をスレーブ基地局とする選定を行う際に、全てのスレーブ基地局と直接通信できることを選定条件として前記マスタ基地局を選定する手段と、前記協調BSS群を構築した後、CSMA/CAおよびRTS/CTSフレーム交換の前処理を通じて、無線媒体の予約を前記協調BSS群単位で一度に行い、同時に、前記協調BSS群内端末のトラヒック情報およびチャネル情報を前記マスタ基地局が収集する手段と、前記マスタ基地局が収集した各端末のトラヒック情報およびチャネル情報を基に、前記協調BSS群単位で通信品質指標が向上するように無線リソースを割り当て、前記スレーブ基地局および前記端末局に対して割り当て結果を通知する手段と、前記割り当て結果が通知された前記スレーブ基地局および前記端末局が、割り当て結果に則って情報伝送を行い、前記マスタ基地局または前記スレーブ基地局に対して成否応答を行う手段とを有し、前記前処理は、前記マスタ基地局が、前記協調BSS群に属するいずれかの前記端末局からRTSフレームを受信し、他の前記端末局にCTSフレームの送信を要求する処理と、前記RTSフレームの送信元以外の前記端末局が、前記要求に応じてCTSフレームを送信する処理と、前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信する処理と、前記マスタ基地局が、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得する処理とを含む、又は、前記マスタ基地局が、RTSフレームを送信する処理と、前記端末局が、前記RTSフレームの受信に応じてCTSフレームを送信する処理と、前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信する処理と、前記マスタ基地局が、前記CTSフレームに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得する処理とを含むことを特徴とする。
本発明は、コンピュータに、前記無線通信方法を実行させるための無線通信プログラムである。
本発明によれば、協調BBSのエリア内において、高い通信品質を確保するとともに、スループットの低下を抑えることができるという効果が得られる。
本発明の実施形態による無線通信システムの構成を示す図である。 協調BSS群内のマスタAPとスレーブAPの決定の一例を示す図である。 協調BSS群内の端末がマスタAP若しくはスレーブAPとアソシエイトする例を示す図である。 従来技術によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。 本発明の実施形態によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。 従来技術によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。 本発明の実施形態によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。 上りリンク通信のシミュレーションの設定例を示す図である。 NRT端末のオファードロードとQoS満足率の関係を示す図である。 NRT端末のオファードロードとスループットの関係を示す図である。 重複セル環境における従来技術の適用例を示す図である。
以下、本発明の実施形態による無線通信システムを説明する。始めに、図1を参照して本発明の実施形態による無線通信システムの概略を説明する。図1は、本発明の実施形態による無線通信システムの構成を示す図である。
本実施形態では、複数BSSによる協調BSS群を構築し、協調BSS群の中で属する全APを集中制御するAPをマスタAP、残りのAPをスレーブAPとする。そして、協調BSS群のマスタAPの選定条件として、全てのスレーブAPと直接通信できること若しくは全てのスレーブAPにアソシエイトしている端末と直接通信できることとする。協調BSS群を構築した後、CSMA/CAおよびRTS/CTSフレーム交換などの前処理を通じて、無線媒体の予約を協調BSS群単位で一度に行い、同時に、協調BSS群内端末のトラヒック情報およびチャネル情報をマスタAPへ収集する。
次に、協調BSS群のマスタAPは収集した各端末のトラヒック情報およびチャネル情報を基に、協調BSS群単位でシステムスループットやQoSなどの通信品質指標が向上するように無線リソースを割り当てること、及びその割り当て結果を各スレーブAPおよび各協調BSS群内端末へ周知する。そして、割り当ての結果が周知された各スレーブAPおよび各協調BSS群内端末は、その割り当て結果に則って基地局APと情報伝送を行うこと、及びAPに対して成否応答を行う。
<第1実施形態>
次に、本発明の第1実施形態による無線通信システムを説明する。ここでは、重複セル環境における上りリンク通信について説明する。始めに、本実施形態による協調BSS群の構築について説明する。図2は、協調BSS群内のマスタAPとスレーブAPの決定の一例を示す図である。図3は、協調BSS群内の端末がマスタAP若しくはスレーブAPとアソシエイトする例を示す図である。
まず、協調BSS群を構築するには、マスタAP及びスレーブAPを決定する必要がある。AP#Xは起動時にチャネルを一定期間スキャンし、M−APの有無を調べる。具体的には、マスタAPからのマネージメントフレームを1つ若しくは複数を受信した場合、その中から最も自分との間の通信信頼性の高い(例えば、最大RSSI若しくは最少受信誤り率などの通信品質を表す指標を用いる)マスタAPに協調参加フレームを送信し、自身はスレーブAPとなる。
マスタAPを決定する方針としてはいろいろなものが適用できる。例えば、スループットがある基準値よりも低いBSSセルのAPをマスタAPに設定する、或いはスループットがある基準値よりも高いBSSセルのAPをマスタAPに設定する。また、判断の基準もスループット値だけではなく、フレーム誤り率やリソース占有率など、無線ネットワークの通信品質の向上に有効と思われるあらゆる指標の利用できる。また、数値指標の基準は絶対的なものと相対的なものの両方が適用できる。すなわち、絶対的な値を設けて数値指標の基準とすることと、複数の無線セルの値をお互いに比較し合い高いほうあるいは低い方を数値指標の基準とするようにしてもよい。
次に、マスタAPからのマネージメントフレームを受信できなかった場合、AP#X自身がマスタAPとなる。ただし、マスタAPが送信するマネージメントフレーム(ビーコン・プローブ応答等)に、自身がマスタAPであることを示す情報を記載する。
次に、決定した協調BSS群内のマスタAPとスレーブAPが端末とアソシエイトする必要がある。まず、端末がマスタAPにアソシエイトする場合、通常無線LANのアソシエイション処理をマスタAPと行えばよい(図3(1))。
次に、端末がスレーブAPを含む複数のAPにアソシエイトする場合、端末はアソシエイトしたいスレーブAPを含む複数のAPに対してアソシエイション要求フレームを送信し、複数のAPの中から応答フレームを受信できたAPとアソシエイションする(図3(2))。ただし、スレーブAPが現在どのマスタAPと協調しているかは、マネージメントフレームに記載されているものとする。
次に、協調BSS群の構築ができた後の重複セル環境における上りリンク通信について説明する。図4は、従来技術によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。図5は、本発明の実施形態によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。
従来技術(図4)では、あるBSS#1が通信権を獲得した場合の通信プロトコル(通信動作)を説明する。まず、BSS#1内の端末は、ランダムバックオフ後RTSフレームを送信する。これを受信したBSS#1のAPは、CTSフレームを送信し、RTSフレームを送信した端末以外の全BSS#1内端末にCTSフレームの送信を要求する。
次に、RTSを送信した端末以外のBSS#1の端末は、順にCTSフレームを送信し、干渉源になり得るBSS#1外端末に対して無線媒体の予約を行う。BSS#1内端末が送信したRTS/CTSフレームの中には各自のトラヒック情報が記載されているため、APはこれらのRTS/CTSフレームを受信することで各BSS#1内端末のトラヒック情報を収集できる。
また、BSS#1内端末が送信したRTS/CTSフレームの中にはチャネル情報の推定に用いるプリアンブル部分が含まれているため、APはこれらのRTS/CTSフレームを受信することで各BSS#1内端末のチャネル情報を推定する形で全BSS#1内端末のチャネル情報を間接的に収集できる。
APはこれらのフレームによって収集した情報を基に、BSS#1内通信リソースの割り当てを実施し、更にリソース割り当ての結果をRBI(Resouce Block Information)フレームで割り当て結果を通知する。RBIフレームを受信した各BSS#1内端末は割り当て結果に沿ってデータフレームの伝送を行い、そしてAPからの成否応答を受け取った後通信権を解放する。
次に、図5を参照して、本実施形態による無線通信システムの通信動作を説明する。まず、協調BSS群内のある端末は、ランダムバックオフ後RTSフレームを送信する(図5(1))。
次に、これを受信した協調BSS群のマスタAPは、CTSフレームを送信し、RTSフレームを送信した端末以外の協調BSS群内の各端末がCTSフレームの送信を要求する(図5(2))。
次に、RTSを送信した端末以外の協調BSS群内の各端末は、順にCTSフレームを送信し、無線媒体の予約を行う(図5(3))。
次に、協調BSS群内の各端末からのCTSフレームを受信した各スレーブAPは、まずそのCTSフレームに含まれるプリアンブル部分を基にチャネル情報を推定する。続いて、その推定で得られたチャネル情報CSI(Channel State Information)をCSIフレームのペイロードに記載して、マスタAPへ送信する(図5(4))。
この時点で、協調BSS群内の端末が送信したRTS/CTSフレームの中には各自のトラヒック情報が記載されているため、APはこれらのRTS/CTSフレームを受信することで各協調BSS群内の端末のトラヒック情報を収集できる。また、協調BSS群内の端末が送信したRTS/CTSフレームの中にはチャネル情報の推定に用いるプリアンブル部分が含まれているため、マスタAPはこれらのRTS/CTSフレームを受信することで各協調BSS群内の端末のチャネル情報を収集できる。
さらに、マスタAPは、端末とスレーブAP間のチャネル情報をスレーブAPが送信したCSIフレームを受信することでチャネル情報を収集できる。APはこれらのフレームによって収集したトラヒック情報およびチャネル情報を基に、協調BSS群単位で通信リソースの割り当てを実施し、更にリソース割り当ての結果をRBI(Resource Block Information)フレームで割り当て結果を通知する(図5(5))。
次に、RBIフレームを受信した協調BSS群内の各端末は割り当て結果に沿ってデータフレームの伝送を行う(図5(6))。
次に、協調BSS群内の各端末はマスタAP、スレーブAPからの成否応答を受け取った後に通信権を解放する(図5(7))。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態による無線通信システムを説明する。ここでは、重複セル環境における下りリンク通信について説明する。協調BSS群の構築方法は前述した方法と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。図6は、従来技術によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。図7は、本発明の実施形態によるBSS内集中制御型無線LAN技術を示す図である。
従来技術(図6)では、あるBSS#1が通信権を獲得した場合の通信プロトコル(通信動作)を説明する。まず、BSS#1内のAPは、ランダムバックオフ後RTSフレームを送信し、全BSS#1内端末にCTSフレームの送信を要求する。
次に、APからのRTSを受信したBSS#1内の各端末は、順にCTSフレームを送信し、無線媒体の予約を行う。BSS#1内端末が送信したCTSフレームの中には各自のトラヒック情報が記載されているため、APはこれらのRTS/CTSフレームを受信することで各BSS#1内端末のトラヒック情報を収集できる。
また、BSS#1内端末が送信したCTSフレームの中にはチャネル情報の推定に用いるプリアンブル部分が含まれているため、APはこれらのCTSフレームを受信することで各BSS#1内端末のチャネル情報を推定する形で全BSS#1内端末のチャネル情報を間接的に収集できる。
次に、APはこれらのフレームによって収集した情報を基に、BSS#1内通信リソースの割り当てを実施し、更にリソース割り当ての結果をRBI(Resouce Block Information)フレームで割り当て結果を通知する。RBIフレームを受信した各BSS#1内端末は割り当て結果に沿ってデータフレームの伝送を行い、そして端末からの成否応答を受け取った後通信権を解放する。
次に、図7を参照して、本実施形態による無線通信システムの通信動作を説明する。まず、協調BSS群内のマスタAPは、ランダムバックオフ後RTSフレームを送信し、全協調BSS群内の端末にCTSフレームの送信を要求する(図7(1))。
次に、マスタAPからのRTSを受信した協調BSS群内の各端末は、順にCTSフレームを送信し、無線媒体の予約を行う(図7(2))。
次に、協調BSS群内の各端末からのCTSフレームを受信した各スレーブAPは、まずそのCTSフレームに含まれるプリアンブル部分を基にチャネル情報を推定する。続いて、その推定で得られたチャネル情報CSI(Channel State Information)をCSIフレームのペイロードに記載して、マスタAPへ送信する(図7(3))。
この時点で、協調BSS群内の端末が送信したCTSフレームの中には各自のトラヒック情報が記載されているため、APはこれらのCTSフレームを受信することで各協調BSS群内の端末のトラヒック情報を収集できる。また、協調BSS群内の端末が送信したCTSフレームの中にはチャネル情報の推定に用いるプリアンブル部分が含まれているため、マスタAPはこれらのCTSフレームを受信することで各協調BSS群内の端末のチャネル情報を収集できる。更に、マスタAPは、端末とスレーブAP間のチャネル情報をスレーブAPが送信したCSIフレームを受信することでチャネル情報を収集できる。
APはこれらのフレームによって収集したトラヒック情報およびチャネル情報を基に、協調BSS群単位で通信リソースの割り当てを実施し、更にリソース割り当ての結果をRBI(Resource Block Information)フレームで割り当て結果を通知する(図7(4))。
次に、RBIフレームを受信した協調BSS群内の各端末は割り当て結果に沿ってデータフレームの伝送を行う(図7(5))。
次に、協調BSS群内のマスタAP、スレーブAPは各端末からの成否応答を受け取った後通信権を解放する(図7(6))。
次に、前述した無線通信システムの数値実験について説明する。前述した無線通信システムの伝送特性を評価するため、上りリンク通信について計算機シミュレーションを行った。図8は、上りリンク通信のシミュレーションの設定例を示す図である。シミュレーション諸元と想定する端末配置はここに示す通りである。
伝送空間内に2台のAP(AP#1、AP#2)が存在する。AP間の距離は30(m)とする。AP#1には2端末(STA#1−1、STA#1−2)が属し、BSS#1を形成する。AP#2には2端末(STA#2−1、STA#2−2)が属し、BSS#2を形成する。各APおよび各端末は、図8に示す地点に存在するものとする。全端末(4端末)のうち、STA#1−1のみRT端末、それ以外の3端末はNRT端末であるものとする。
比較対象として、各BSSでIEEE802.11で規定されているDCF方式を用いた上りリンク伝送するシステムおよびBSS内集中制御型OFDMA方式を用いた上りリンク伝送するシステム(非特許文献3)を用いる。
従来技術(その1)DCF方式(802.11 DCF)では、AP(AP#1、#2)および各端末(STA#1−1〜#2−2)は、各々、自律的にDCFに従って媒体アクセスを行う。BSS#1の端末(STA#1−1、 #1−2)はAP#1宛に、BSS#2の端末(STA#2−1、 #2−2)はAP#2宛に伝送する。
従来技術(その2)BSS内集中制御型OFDMA方方式(非特許文献3)(OFDMA w/o Inter−BSS Coop.)では、APは自身が属するBSS内の端末のトラヒック状況およびチャネル状況を基に、各端末の媒体アクセスを制御する。例えば、AP#1は、BSS#1に属する端末STA#1−1およびSTA#1−2のトラヒック状況およびチャネル状況を基に、これら2つ端末へのリソース割り当てを決定することで、これら2端末の媒体アクセスを制御する。
本実施形態によるBSS間集中制御型OFDMA方式(OFDMA w/ Inter−BSS Coop.)では、AP#1がマスタ AP、AP#2がスレーブAPとなり、2つのAPと4端末から構成される1つの協調BSSを形成する。
エリアスループットとは、2つのBSSが利用するエリア内で達成されるスループットである。本特性評価では、BSSの位置は変わらないので、エリアスループットはシステムスループットになる。すなわち、2つのBSSを含むネットワーク全体で得られるスループットである。ここで、QoS満足率とは、RT端末が送信するすべてのパケットのうち、要求遅延時間内に送信されたパケットの割合を指す。
Figure 0006270148
図9は、NRT端末のオファードロードとQoS満足率の関係を示す図である。図9に示すように、NRT端末のオファードロードが増加するに従い、従来方式(従来DCF方式および従来BSS内集中制御型OFDMA方式)のQoS満足率は低下する。
図9の横軸に示す▲は、それぞれ、従来DCF方式および従来BSS内集中制御型OFDMA方式において、所要QoS満足率を達成可能な最大オファードロードを示している。これ以上、過負荷になるとQoS満足率≧99%を達成できない。
図10は、NRT端末のオファードロードとスループットの関係を示す図である。図10の横軸に示す▲は、それぞれ、従来DCF方式および従来BSS内集中制御型OFDMA方式において、所要QoS(QoS満足率≧99%)を達成可能な最大オファードロードを示している。また、図10の縦軸に示す▲は、所要QoS満足率を維持可能なエリアスループットの最大値を示している。
従来方式(従来DCF方式および従来BSS内集中制御型OFDMA方式)において、NRT端末から横軸の▲を超えるトラヒックが生起すると、より高いエリアスループットが得られるが、RT端末は所要QoSを維持できなくなる。所要QoS満足率の確保を第一の目的とする場合、横軸の▲を超えるトラヒックが生起すると、ネットワークとして破綻することとなる。
一方、本実施形態による無線通信システムの方式の場合、今回の評価環境では、伝送空間内に1つの協調BSSしか存在しない(全端末が協調BSSに属する)ため、NRT端末のオファードロードに関わらず、RT端末は所要QoSを維持できることが分かる。
以上説明したように、異種の無線システムとの周波数共用を図りつつ、QoS保証および無線リソースの利用効率の向上を図ることが可能なBSS(Basic Service Set)内集中制御型無線LANシステムにおいて、無線セルが重複した場合、各BBS内のAPが個別にリソースマネジメントを行うため、QoSの未保証、NAVによる通信保留、制御フレームの増大、最適なリソース割り当て不可により、通信品質およびシステムスループットが低下するという問題がある。
本実施形態では、複数BSSによる協調BSS群を構築し、協調BSS群に属する全APを集中制御するマスタAPにより、周辺の他の無線システムとの周波数共用を図りつつ、集中制御型リソースマネジメントを行うようにした。
この構成により、複数のBSSを包含する協調BSSは、CSMA/CA方式に基づいても内包する複数の重複BSSが同時伝送できるため、複数のBSS内端末のQoS(遅延)保証が可能になる。また、協調BSS内端末が空間的に離れていれば、無線リソースの繰り返し利用による同時通信が可能になる。
また、ビーコンフレームやプローブ要求/応答フレームなど、マネージメントフレームの伝送は複数のBSSのAPから1つの協調BSSのマスタAPへ集約でき、使用される無線リソースの量は軽減できる。また、協調BSS内端末は複数のAPとのアソシエイトが可能となり、無線リソースの利用自由度が向上する。
以上の効果によって、最終的に本発明技術を実施した無線ネットワークでは、従来技術を適用した無線ネットワークに比べ、同様なQoSを確保しながら、より高いエリアスループット、短い伝送遅延などを向上した通信品質を実現することができる。
前述した実施形態におけるAP、端末をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、PLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されるものであってもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明してきたが、上記実施の形態は本発明の例示に過ぎず、本発明が上記実施の形態に限定されるものではないことは明らかである。したがって、本発明の技術思想及び範囲を逸脱しない範囲で構成要素の追加、省略、置換、その他の変更を行ってもよい。
協調BBSのエリア内において、高い通信品質を確保するとともに、スループットの低下を抑えることが不可欠な用途に適用できる。
AP・・・アクセスポイント(基地局)、STA・・・端末、M−AP・・・マスタAP、S−AP・・・スレーブ端末

Claims (3)

  1. 無線通信ネットワークに属する任意の無線セルにおいて、基地局および複数の端末局が前記無線セルに存在する通信構成における無線通信方法であって、
    複数のBSSによる協調BSS群を構築し、該協調BSS群に属する全基地局を集中制御する基地局をマスタ基地局、残りの基地局をスレーブ基地局とする選定を行う際に、全てのスレーブ基地局と直接通信できることを選定条件として前記マスタ基地局を選定するステップと、
    前記協調BSS群を構築した後、CSMA/CAおよびRTS/CTSフレーム交換の前処理を通じて、無線媒体の予約を前記協調BSS群単位で一度に行い、同時に、前記協調BSS群内端末のトラヒック情報およびチャネル情報を前記マスタ基地局が収集するステップと、
    前記マスタ基地局が収集した各端末のトラヒック情報およびチャネル情報を基に、前記協調BSS群単位で通信品質指標が向上するように無線リソースを割り当て、前記スレーブ基地局および前記端末局に対して割り当て結果を通知するステップと、
    前記割り当て結果が通知された前記スレーブ基地局および前記端末局が、割り当て結果に則って情報伝送を行い、前記マスタ基地局または前記スレーブ基地局に対して成否応答を行うステップと
    を有し、
    前記前処理は、
    前記マスタ基地局が、前記協調BSS群に属するいずれかの前記端末局からRTSフレームを受信し、他の前記端末局にCTSフレームの送信を要求するステップと、
    前記RTSフレームの送信元以外の前記端末局が、前記要求に応じてCTSフレームを送信するステップと、
    前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信するステップと、
    前記マスタ基地局が、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得するステップとを含む、
    又は、
    前記マスタ基地局が、RTSフレームを送信するステップと、
    前記端末局が、前記RTSフレームの受信に応じてCTSフレームを送信するステップと、
    前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信するステップと、
    前記マスタ基地局が、前記CTSフレームに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得するステップとを含む
    ことを特徴とする無線通信方法。
  2. 無線通信ネットワークに属する任意の無線セルにおいて、基地局および複数の端末局が前記無線セルに存在する通信構成における無線通信システムであって、
    複数のBSSによる協調BSS群を構築し、該協調BSS群に属する全基地局を集中制御する基地局をマスタ基地局、残りの基地局をスレーブ基地局とする選定を行う際に、全てのスレーブ基地局と直接通信できることを選定条件として前記マスタ基地局を選定する手段と、
    前記協調BSS群を構築した後、CSMA/CAおよびRTS/CTSフレーム交換の前処理を通じて、無線媒体の予約を前記協調BSS群単位で一度に行い、同時に、前記協調BSS群内端末のトラヒック情報およびチャネル情報を前記マスタ基地局が収集する手段と、
    前記マスタ基地局が収集した各端末のトラヒック情報およびチャネル情報を基に、前記協調BSS群単位で通信品質指標が向上するように無線リソースを割り当て、前記スレーブ基地局および前記端末局に対して割り当て結果を通知する手段と、
    前記割り当て結果が通知された前記スレーブ基地局および前記端末局が、割り当て結果に則って情報伝送を行い、前記マスタ基地局または前記スレーブ基地局に対して成否応答を行う手段と
    を有し、
    前記前処理は、
    前記マスタ基地局が、前記協調BSS群に属するいずれかの前記端末局からRTSフレームを受信し、他の前記端末局にCTSフレームの送信を要求する処理と、
    前記RTSフレームの送信元以外の前記端末局が、前記要求に応じてCTSフレームを送信する処理と、
    前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信する処理と、
    前記マスタ基地局が、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記RTSフレーム及び前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得する処理とを含む、
    又は、
    前記マスタ基地局が、RTSフレームを送信する処理と、
    前記端末局が、前記RTSフレームの受信に応じてCTSフレームを送信する処理と、
    前記スレーブ基地局が、前記CTSフレームに基づき推定した前記端末局との間のチャネル情報を前記マスタ基地局に送信する処理と、
    前記マスタ基地局が、前記CTSフレームに基づき前記端末局との間のチャネル情報を推定し、さらに、前記CTSフレームそれぞれから前記端末局のトラヒック情報を取得する処理とを含む
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. コンピュータに、請求項1に記載の無線通信方法を実行させるための無線通信プログラム。
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