JP6270124B2 - トナー補給装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明を適用した画像形成装置の第1の実施形態(以下、実施形態1という)について説明する。まず、本実施形態1に係る画像形成装置の全体構成及び動作について説明する。
図1は、本実施形態1の複写機500の概略構成図である。複写機500は、複写装置本体(以下、プリンタ部100という)、給紙テーブル(以下、給紙部200という)及びプリンタ部100上に取り付けるスキャナ(以下、スキャナ部300という)から構成される。
図2は、プロセスカートリッジの概略構成図である。プロセスカートリッジ1は、ドラム状の感光体2、ドラムクリーニング装置3、除電装置(不図示)、帯電装置4、現像装置5等を備えている。このプロセスカートリッジ1は、プリンタ部100に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図3は、トナーボトルの内部構成を示す断面図である。トナーボトル25の内壁には螺旋状の凹凸26が設けられており、トナーボトル25が回転することで内部のトナーが矢印D方向に向かって移動し、端部のトナー排出口27から排出される。このトナーボトル25には、搬送部材等を設ける必要がなく、ボトル単品だけである。また、ボトルは、ブロー成型で製造できるものである。このため、交換消耗品であるトナーボトルを簡単な構成で安く提供できる。各色のトナーボトル25に収容されたトナーは、各色に対応するトナー補給装置20によって、各色の現像装置5に供給される。
このように、トナーボトルを2つ装着することにより、交換時のタイミングやハンドリング性が容易になる。
従来のトナー補給装置のトナー搬送部材は、搬送する接続先のスクリュウのトナー搬送力を大きくするのが一般的である。例えば、図10,11のように、パイプ状の壁面を有する搬送経路を連結したトナー搬送経路では、トナーの逃げ場がない。このため、上流側の搬送系の搬送力よりも、連結先の下流側の搬送力の方を高くしていないと、連結部でトナーが詰まってしまうおそれがある。仮に、下流側の搬送力が低いと、トナーは送り続けているがその先が送れないのでトナーに圧力がかかる。トナーに圧力がかかるとトナーは凝集し、塊となって現像機内へ搬送され、時にはその塊が微小なギャップ部分に挟まって、白スジが発生したり、塊のトナーがそのまま画像に載ったりする場合がある。さらには、押し固めたトナーによってスクリュウが回転する事ができずにモータロックや、ギヤの破損、スクリュウの破損も起きる場合がある。このように、上流側の搬送系の搬送力よりも、下流側の搬送力の方を高くした場合、実際にトナー補給量を調整するのは、上流側の搬送部材(図10,11では第1スクリュウ31)である。
図12は、トナー容器から現像装置5に直接トナーを補給する概略構成図である。トナー容器としてのトナーカートリッジ21内には、トナーを搬送する搬送部材としてのスクリュウ22と、内部のトナーを攪拌するための2本のアジテータ23とを備えている。スクリュウ22と、アジテータ23とは図示しないギヤで連結されている。スクリュウ22はトナーカートリッジ21の高さの約中央に位置しており、アジテータ23の近接する側には一定の高さを壁を設けている。トナーカートリッジ21の容器もR形状を設けたり、スクリュウ22の隣に壁を設けたりしなければならず、形状も複雑である。このため、トナーカートリッジ21の構成としては、上下の2つの部品を超音波溶着などで一体にするような工程も必要である。アジテータ23は2本とも同じ方向で回転し、トナーカートリッジ21内のトナーを壁を乗り越えてスクリュウ22側への移動させている。スクリュウ22周囲を囲む壁によって、アジテータ23によってかきあげられたトナーはスクリュウ部分を埋没させる程度になる。このため、スクリュウ部には空間無くトナーが存在し、スクリュウ部にあるトナーは回転によって移動し単位時間あたりのトナー搬送量が安定する。
本発明を適用した画像形成装置の第2の実施形態(以下、実施形態2という)について説明する。
ここで、本実施形態2に係る複写機500の基本的な構成は、実施形態1に係る複写機の構成と同様なので、その説明は省略する。
また、実施形態1と本実施形態2とでは、トナー補給装置20の第1スクリュウ31の両側からの合流部と、第2スクリュウ33との位置関係に係る点のみ異なる。したがって、実施形態1と同様な、構成・動作、及び効果については、適宜、省略して説明する。また、特に区別する必要がない限り、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、同一の符号を付して説明する。
近年、省エネルギー化の要請に応えるため、画像形成装置の分野でも定着温度を下げる傾向にあり、これにともなって低い融点のトナーを採用している。しかし、このようなトナーは凝集してトナー塊が生じたり、他の構成部材に付着したりし易く、トナーやトナー塊が付着したまま放置すると、トナー塊が大きくなったり、強固に固着したりしまい、様々な問題を引き起こす。
しかし、図14(a)、(b)に示すE部分は、左右のトナーが合流する合流部であり、さらに第1スクリュウ31による搬送力がない。このため、図14(a)、(b)のE部分にはトナーが堆積し易く、トナーが堆積した状態で長時間、トナー補給装置20が駆動しないと堆積したトナーが凝集して、第1スクリュウ31の中央のスクリュー螺旋のない軸部分に付着(以下、固着という)してしまう。
そして、図15に示すように、第1スクリュウ31の中央のスクリュー螺旋の無い部分で、第1スクリュウ31のスクリュー螺旋を形成するスクリュー(羽根)の半径位置よりも、第2スクリュウ33のスクリュー螺旋を形成するスクリュー(羽根)を入り込ませた。
図16(b)に示すように、第1スクリュウ31の中央のスクリュー螺旋の無い図16(b)のE部分と第2スクリュウ33を離間させた構成では、第2スクリュウ33を回転させても、E部分に固着したトナー塊を崩せないおそれがある。
そこで、図16(a)、(b)に示すように、第1スクリュウ31のスクリューの半径をR5a、第1スクリュウ31のスクリュの軸中心(中心軸)から第2スクリュウ33のスクリューの外径までの距離をR6aとすると、図16(a)に示すようにした。
つまり、第1スクリュウ31のスクリューの半径:R5aと、第2スクリュウ33のスクリューの外径までの距離:R6aとの関係が、次の式1を満たすような関係になるように構成することとした。
R5a > R6a ・・・ (式1)
一方、図16(b)に示す構成では、第1スクリュウ31と第2スクリュウ33の位置関係が、次の式2を満たす関係となっている。
R5a < R6a ・・・ (式2)
このため、上記したように、図16(b)に示すような位置関係では、第1スクリュウ31の中央のスクリュー螺旋の無いE部分でトナー塊が固着してしまった場合、崩す構成が何も無く、スクリュ軸に付着したまま塊が成長してしまうおそれがある。そして、第1スクリュウ31から第2スクリュウ33へのトナー搬送の妨害となり、現像装置5へ必要量のトナーを補給できなくなってしまう。その結果、画像濃度が薄いという画像品質問題が発生してしまう。
図16(b)の構成を採用したトナー補給装置では、トナー塊を崩せないため、第1スクリュウ31から第2スクリュウ33へのトナー搬送の妨害となり、現像装置5へ必要量のトナーを補給できなくなってしまったため、IDが低下してしまった。
しかし、図16(a)の構成を採用した本実施形態2のトナー補給装置20では、固着したトナー塊を確実に崩すことができて、確実に必要量のトナーを補給できたため、1000[KP]印刷してもIDが低下しなかったと考えられる。
以上より、本実施形態2のトナー補給装置20を用いることで、固着したトナー塊を確実に崩すことができて、高印刷時でも確実に必要量のトナーを補給できるトナー補給機構を提供することができることが確認できた。
本発明を適用した画像形成装置の第3の実施形態(以下、実施形態3という)について説明する。
ここで、本実施形態3に係る複写機500の基本的な構成は、実施形態1に係る複写機の構成と同様なので、その説明は省略する。
また、実施形態1、2と本実施形態3とでは、トナー補給装置20の第1スクリュウ31の上方に設けた攪拌部材であるアジテータの回転制御に係る点のみ異なる。したがって、実施形態1、2と同様な、構成・動作、及び効果については、適宜、省略して説明する。また、特に区別する必要がない限り、同一の構成部材、又は同様な機能を果す構成部材については、同一の符号を付して説明する。
また、大型の画像形成装置ではトナー補給装置20のトナー収容部30(トナーホッパ部)の容量も大きく、中に収容できるトナーの量も多い。このため、トナー補給装置20のトナー収容部30の中に収容されているトナーの量も多いので、長期間、トナー補給装置20が駆動されないままでの状態で放置されると、次のような問題が発生するおそれがある。トナー収容部30の中に収容されたトナーが自重で押し固められ、第1スクリュウ31の上方に配置された攪拌部材であるアジテータ42にかかるトルクが上昇してしまい、回転することができずにモータロックや、ギヤの破損が起きてしまう問題である。
上記のような場合に、図16(b)に示すように、アジテータ42の攪拌羽根42bがトナーの中に入っていない状態で停止すると、押し固められたトナーをほぐしてからアジテータ42が回転するという効果が得られない。そして、押し固められたトナーにアジテータ42の攪拌羽根42bがあたり、トナーの塊にくい込むように回転するので、アジテータ42を回転させるトルクが上昇しすぎて、モータロックや、ギヤの破損、アジテータの攪拌羽根42bの破損につながってしまう。
したがって、モータロックや、ギヤの破損を起こさずに、トナー補給機構や画像形成装置を動かすことが可能である。
すなわち、トナー収容部30内にトナーがある状態で長期間放置されてトナーが締まっても、再駆動時に回転する攪拌羽根42bにかかる負荷が小さくなるので、アジテータ42を駆動するモータロック等を起こすこと無く撹拌部材が駆動する。
そして、図16(a)、(b)に示した状態からアジテータ42を回転させるためにかかったトルクを、トルク計をアジテータ42の回転軸42aに接続して測定する検証実験を行った。
計測結果は、図16(a)の状態からでは、0.5[N・m]、図16(b)の状態からでは、2.0[N・m]の値を得た。すなわち、図16(a)の状態からアジテータ42の攪拌羽根42bを回転させるトルクの方が小さいという結果を得た。
なお、上記した本実施形態3では、アジテータ42を駆動する駆動源として、ステッピングモータを用い、与える電気信号数でアジテータ42の移動角度(回転角度)を制御する例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではない。例えば、DCモータ等を用い、そのモータ軸やアジテータ42の回転軸42aに、ロータリエンコーダー等の被検知板を設け、その検知結果に基づいて、アジテータ42の移動角度を制御するように構成しても良い。
(態様A)
トナーボトル25a,25bなどの複数のトナー容器と、複数のトナー容器の下方に配置され複数のトナー容器から排出されたトナーを一時的に収容するトナー収容部30と、複数のトナー容器から排出されたトナーをトナー収容部に受け入れる複数のトナー受入口34a,34bと、トナー収容部内のトナーを下方の現像装置5に供給するトナー供給口36に向けて搬送するトナー搬送部材とを備えたトナー補給装置20において、トナー収容部の複数のトナー受入口の並び方向両端部に配置されるトナー受入口よりも並び方向内側から、並び方向と直交する方向に略水平に延伸し、現像装置へのトナー供給口を有するトナー補給搬送路38を設け、トナー搬送部材として、トナー収容部内のトナーを両端部に配置されるトナー受入口の下方から内側に向けて互いに向かい合う方向に搬送する第1スクリュウ31などの第1のトナー搬送部材と、第1のトナー搬送部材により搬送されたトナーをトナー補給搬送路のトナー供給口に向けて搬送する、第1のトナー搬送部材と直交する第2スクリュウ33などの第2のトナー搬送部材とを備える。
よって、複数のトナー容器からトナーを現像装置に補給するトナー補給装置において、必要量のトナーを安定して過不足なく補給できる、トナー容器の並び方向に小型のトナー補給装置を提供することができる。
(態様A)において、トナー補給搬送路をトナー収容部の並び方向の中央部に設け、複数のトナー受入口がトナー補給搬送路に対して略均等に配置され、かつ、該第1のトナー搬送部材が該トナー補給搬送路に対して略対称な形状である。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、トナー補給搬送路に対して、並び方向両側の複数のトナー容器からの搬送経路を同等にすることができる。このため、並び方向両側の複数のトナー容器からのトナー搬送状態が同一となり、並び方向両側で差のない安定したトナー補給をすることができる。
(態様A)または(態様B)において、第1のトナー搬送部材と第2のトナー搬送部材とは回転によりトナーを搬送する回転部材であり、それぞれの回転軸が垂直方向に異なる位置に配置される。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、第1のトナー搬送部材と第2のトナー搬送部材との間でトナーの受け渡しをスムーズにできる。
(態様C)において、第1のトナー搬送部材によるトナー搬送量が、第2のトナー搬送部材によるトナー搬送量よりも多い。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、次のような効果を奏することができる。第1のトナー搬送部材と第2のトナー搬送部材によるトナーの搬送量のバランスを調整することによって、第2のトナー搬送部材に十分な量のトナーを供給して安定したトナー搬送量を得られる。このため、現像装置に安定して必要量のトナーを過不足なく補給できる。
(態様D)において、第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部を有するスクリュウであり、第2のトナー搬送部材は連続する螺旋部を有するスクリュウであり、第1のトナー搬送部材のスクリュウの外径をR1a、スクリュウの軸軸径をR2a、スクリュウのピッチをR3a、回転数をR4aとし、第2のトナー搬送部材のスクリュウの外径をR1b、スクリュウの軸軸径をR2b、スクリュウのピッチをR3b、回転数をR4bとしたとき、((R1a/2)2×π−(R2a/2)2×π)×R3a×R4a×2 > ((R1b/2)2×π−(R2b/2)2×π)×R3b×R4bを満たす。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、第1のトナー搬送部材によるトナー搬送量が、第2のトナー搬送部材によるトナー搬送量よりも多くすることができる。
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)または(態様E)において、第1のトナー搬送部材の第2のトナー搬送部材と直交する位置の近傍は、トナーを軸方向に搬送する機能を有しないよう構成する。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、第1のトナー搬送部材の第2のトナー搬送部材と直交する位置の近傍は、第1のトナー搬送部材により両側から搬送されたトナーが合流する合流部である。この合流部において、第1のトナー搬送部材によりトナーに過剰な負荷がかかること防止できる。
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、トナー収容部は、第1のトナー搬送部材の上方の略全域、及び、第2のトナー搬送部材と直交する位置の下方にトナー貯留領域を形成する。これによれば、上記実施形態1(乃至3)に説明したように、トナー受入口から受け入れられたトナーが第1のトナー搬送部材に容易に取り込まれ、第1のトナー搬送部材によりトナーが圧縮されることなく搬送される。また、第1のトナー搬送部材の第2のトナー搬送部材と直交する位置の下方のトナー貯留領域を介して、第2のトナー搬送部材にトナーの受け渡しをおこなうことで、トナーの搬送をスムーズにできる。
(態様F)において、第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部を有するスクリュウであり、第2のトナー搬送部材は連続する螺旋部を有するスクリュウであり、第1のトナー搬送部材のスクリュウの半径をR5a、第1のトナー搬送部材のスクリュウの軸中心から、第2のトナー搬送部材のスクリュウの外径までの距離をR6bとしたとき、R5a > R6bを満たし、第2のトナー搬送部材のスクリュウが、第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部の間に入り込んでいる。これによれば、上記実施形態2(又は3)に説明したように、第1のトナー搬送部材の中央の螺旋部の無い部分にトナーが凝集したトナー塊が付着しても、第2のトナー搬送部材を駆動すると、付着したトナー塊を確実に崩すことができる。したがって、高印刷時でも確実に必要量のトナーを補給できるトナー補給機構を提供することが可能である。
(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)において、第1のトナー搬送部材の上方に、該第1のトナー搬送部材の回転軸と平行な回転軸を有し、トナーを撹拌するアジテータ32などの撹拌部材を設ける。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、攪拌部材により第1のトナー搬送部材近傍のトナーの流動性を向上させて、第1のトナー搬送部材による搬送能力を安定させる。このため、現像装置に安定したトナー補給を行うことができる。
(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)、(態様G)または(態様H)において、第1のトナー搬送部材の下方に、第2のトナー搬送部材の回転軸と平行な回転軸を有し、トナーを撹拌するアジテータ40などの撹拌部材を設ける。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、攪拌部材により第2のトナー搬送部材近傍のトナーの流動性を向上させて、第2のトナー搬送部材による搬送能力を安定させる。このため、現像装置に安定したトナー補給を行うことができる。
(態様I)において、アジテータ42などの撹拌部材は、その回転軸42aなどの回転軸に攪拌羽根42bなどの板状部材を設けており、回転軸を駆動するステッピングモータなどの駆動源は、トナー補給装置の停止時に、平板状部材がトナー収容部内に収容されたトナーに浸った状態で停止するように制御される。これによれば、上記実施形態2(乃至3)に説明したようにトナー収容部内にトナーがある状態で長期間放置されてトナーが締まっても、再駆動時に回転する撹拌部材にかかる負荷が小さくなる。したがって、アジテータ42を駆動するモータロック等を起こすこと無く撹拌部材が駆動する。
感光体2などの像担持体上に潜像を形成する手段と、潜像にトナーを供給して現像する現像装置5とを備えた画像形成装置において、現像装置にトナーを補給するトナー補給手段として、(態様A)乃至(態様K)のトナー補給装置を採用する。これによれば、上記実施形態1(乃至3)について説明したように、トナーに過剰なストレスをかけることなく必要量のトナーを安定して過不足なく補給できる。また、トナー補給装置の実装スペースを小さくできる。
2 感光体
5 現像装置
20 トナー補給装置
25a,25b トナーボトル
30 トナー収容部
31 第1スクリュウ
32 アジテータ
33 第2スクリュウ
34a、34b トナー受入口
36 トナー供給口
37 トナーセンサ
38 トナー補給搬送路
39 トナー補給搬送路(比較例)
Claims (13)
- 複数のトナー容器の下方に配置され該複数のトナー容器から排出されたトナーを一時的に収容するトナー収容部と、該複数のトナー容器から排出されたトナーを該トナー収容部に受け入れる複数のトナー受入口と、該トナー収容部内のトナーを下方の現像装置に供給するトナー供給口に向けて搬送するトナー搬送部材とを備えたトナー補給装置において、
上記トナー収容部の上記複数のトナー受入口の並び方向の両端部に配置されるトナー受入口よりも並び方向内側から該並び方向と直交する方向に略平行に延伸し、上記現像装置へのトナー供給口を有するトナー補給搬送路を設け、
上記トナー搬送部材として、該トナー収容部内のトナーを該両端部に配置されるトナー受入口の下方から該内側に向けて互いに向かい合う方向に搬送する第1のトナー搬送部材と、該第1のトナー搬送部材により搬送されたトナーを該トナー補給搬送路のトナー供給口に向けて搬送する、該第1のトナー搬送部材と直交する第2のトナー搬送部材とを備え、
上記第1のトナー搬送部材と上記第2のトナー搬送部材とは回転によりトナーを搬送する回転部材であり、それぞれの回転軸が垂直方向に異なる位置に配置されており、
上記第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部を有するスクリュウであり、上記第2のトナー搬送部材は連続する螺旋部を有するスクリュウであり、該第1のトナー搬送部材のスクリュウの外径をR1a、スクリュウの軸径をR2a、スクリュウのピッチをR3a、回転数をR4aとし、該第2のトナー搬送部材のスクリュウの外径をR1b、スクリュウの軸径をR2b、スクリュウのピッチをR3b、回転数をR4bとしたとき、((R1a/2) 2 ×π−(R2a/2) 2 ×π)×R3a×R4a×2 > ((R1b/2) 2 ×π−(R2b/2) 2 ×π)×R3b×R4bを満たすことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材の上記第2のトナー搬送部材と直交する位置の近傍は、上記スクリュウが設けられていないよう構成したことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1または2のトナー補給装置において、
上記トナー収容部は、上記第1のトナー搬送部材の上方の略全域、及び、上記第1のトナー搬送部材における上記第2のトナー搬送部材と直交する位置の下方にトナー貯留領域を形成することを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項2のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部を有するスクリュウであり、上記第2のトナー搬送部材は連続する螺旋部を有するスクリュウであり、該第1のトナー搬送部材のスクリュウの半径をR5a、該第1のトナー搬送部材のスクリュウの軸中心から、該第2のトナー搬送部材のスクリュウの外径までの距離をR6bとしたとき、R5a > R6bを満たし、該第2のトナー搬送部材のスクリュウが、該第1のトナー搬送部材の巻き方向が異なる二つの螺旋部の間に入り込んでいることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材の上方に、該第1のトナー搬送部材の回転軸と平行な回転軸を有し、トナーを撹拌する撹拌部材を設けたことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材の下方に、上記第2のトナー搬送部材の回転軸と平行な回転軸を有し、トナーを撹拌する撹拌部材を設けたことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項5のトナー補給装置において、
上記撹拌部材は、その回転軸に板状部材を設けており、該回転軸を駆動する駆動源は、当該トナー補給装置の停止時に、該板状部材が上記トナー収容部内に収容されたトナーに浸った状態で停止するように制御されることを特徴とするトナー補給装置。 - 複数のトナー容器の下方に配置され該複数のトナー容器から排出されたトナーを一時的に収容するトナー収容部と、該複数のトナー容器から排出されたトナーを該トナー収容部に受け入れる複数のトナー受入口と、該トナー収容部内のトナーを下方の現像装置に供給するトナー供給口に向けて搬送するトナー搬送部材とを備えたトナー補給装置において、
上記トナー収容部の上記複数のトナー受入口の並び方向の両端部に配置されるトナー受入口よりも並び方向内側から該並び方向と直交する方向に略平行に延伸し、上記現像装置へのトナー供給口を有するトナー補給搬送路を設け、
上記トナー搬送部材として、該トナー収容部内のトナーを該両端部に配置されるトナー受入口の下方から該内側に向けて互いに向かい合う方向に搬送する第1のトナー搬送部材と、該第1のトナー搬送部材により搬送されたトナーを該トナー補給搬送路のトナー供給口に向けて搬送する、該第1のトナー搬送部材と直交する第2のトナー搬送部材とを備え、
上記第1のトナー搬送部材は巻き方向が異なる二つの螺旋部を有するスクリュウであり、上記第2のトナー搬送部材は連続する螺旋部を有するスクリュウであり、上記第1のトナー搬送部材の上記第2のトナー搬送部材と直交する位置の近傍は、上記スクリュウが設けられていないよう構成し、
該第1のトナー搬送部材のスクリュウの半径をR5a、該第1のトナー搬送部材のスクリュウの軸中心から、該第2のトナー搬送部材のスクリュウの外径までの距離をR6bとしたとき、R5a > R6bを満たし、該第2のトナー搬送部材のスクリュウが、該第1のトナー搬送部材の巻き方向が異なる二つの螺旋部の間に入り込んでいることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項1、2、3、4、5、6、7または8のトナー補給装置において、
上記トナー補給搬送路を上記トナー収容部の上記並び方向の中央部に設け、上記複数のトナー受入口が該トナー補給搬送路に対して略均等に配置され、かつ、上記該第1のトナー搬送部材が該トナー補給搬送路に対して略対称な形状であることを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項8または9のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材と上記第2のトナー搬送部材とは回転によりトナーを搬送する回転部材であり、それぞれの回転軸が垂直方向に異なる位置に配置されたことを特徴とするトナー補給装置。 - 複数のトナー容器の下方に配置され該複数のトナー容器から排出されたトナーを一時的に収容するトナー収容部と、該複数のトナー容器から排出されたトナーを該トナー収容部に受け入れる複数のトナー受入口と、該トナー収容部内のトナーを下方の現像装置に供給するトナー供給口に向けて搬送するトナー搬送部材とを備えたトナー補給装置において、
上記トナー収容部の上記複数のトナー受入口の並び方向の両端部に配置されるトナー受入口よりも並び方向内側から該並び方向と直交する方向に略平行に延伸し、上記現像装置へのトナー供給口を有するトナー補給搬送路を設け、
上記トナー搬送部材として、該トナー収容部内のトナーを該両端部に配置されるトナー受入口の下方から該内側に向けて互いに向かい合う方向に搬送する第1のトナー搬送部材と、該第1のトナー搬送部材により搬送されたトナーを該トナー補給搬送路のトナー供給口に向けて搬送する、該第1のトナー搬送部材と直交する第2のトナー搬送部材とを備え、
上記第1のトナー搬送部材と上記第2のトナー搬送部材とは回転によりトナーを搬送する回転部材であり、それぞれの回転軸が垂直方向に異なる位置に配置されており、
上記第1のトナー搬送部材の上方に、該第1のトナー搬送部材の回転軸と平行な回転軸を有し、トナーを撹拌する撹拌部材を設け、
上記撹拌部材は、その回転軸に板状部材を設けており、該回転軸を駆動する駆動源は、当該トナー補給装置の停止時に、該板状部材が上記トナー収容部内に収容されたトナーに浸った状態で停止するように制御されるたことを特徴とするトナー補給装置。 - 請求項8、9、10または11のトナー補給装置において、
上記第1のトナー搬送部材によるトナー搬送量が、上記第2のトナー搬送部材によるトナー搬送量よりも多いことを特徴とするトナー補給装置。 - 像担持体上に潜像を形成する手段と、該潜像にトナーを供給して現像する現像装置とを備えた画像形成装置において、
上記現像装置にトナーを補給するトナー補給手段として、請求項1乃至12のトナー補給装置を採用したことを特徴とする画像形成装置。
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