JP6269758B1 - 車両の前部車体構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】前部車体構造の生産性と前後及び左右方向の剛性とを両立することができる車両の側部車体構造を提供する。
【解決手段】サスタワー3と、フロントサイドフレーム4と、エプロンレイン6と、サスタワー3の側壁部3bの車幅方向外側に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から上方に延びる閉断面を構成する縦部材21と、縦部材21とエプロンレイン6との間に懸架され且つ縦部材21の前壁部21eから前方に離隔した第1パネル23と断面略L字状の第2パネル24とを備えた横部材22とを有し、第1パネル23がサスタワー3の上端部近傍に設けられた上端部材と側壁部3bとに接合され、第2パネル24が上端部材と第1パネル23とに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成している。
【選択図】 図3
【解決手段】サスタワー3と、フロントサイドフレーム4と、エプロンレイン6と、サスタワー3の側壁部3bの車幅方向外側に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から上方に延びる閉断面を構成する縦部材21と、縦部材21とエプロンレイン6との間に懸架され且つ縦部材21の前壁部21eから前方に離隔した第1パネル23と断面略L字状の第2パネル24とを備えた横部材22とを有し、第1パネル23がサスタワー3の上端部近傍に設けられた上端部材と側壁部3bとに接合され、第2パネル24が上端部材と第1パネル23とに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成している。
【選択図】 図3
Description
本発明は、車両の前部車体構造に関し、特にサスペンションタワーとフロントサイドフレームとエプロンレインフォースメントとを備えた車両の前部車体構造に関する。
従来より、サスペンションタワーの車幅方向内側に配設されたフロントサイドフレームと、サスペンションタワーの車幅方向外側に配設されたエプロンレインフォースメントとを補強部材によって連結した車両の前部車体構造は公知である。
この補強部材は、部分円筒状のサスペンションタワーの側壁部と協働して閉断面を構成し、サスペンションタワーの上下、前後及び左右方向の剛性を高めると共に、車両の前面衝突時において衝突荷重がフロントサイドフレームに入力された際、その一部をエプロンレインフォースメントに分散するように伝達している。
この補強部材は、部分円筒状のサスペンションタワーの側壁部と協働して閉断面を構成し、サスペンションタワーの上下、前後及び左右方向の剛性を高めると共に、車両の前面衝突時において衝突荷重がフロントサイドフレームに入力された際、その一部をエプロンレインフォースメントに分散するように伝達している。
特許文献1の車体前部構造は、サスペンションタワーとダッシュパネルとの間に後部エプロンパネルを設け、サスペンションタワーよりも後方にてフロントサイドフレームから立設し且つ後部エプロンパネルに接合されて後部エプロンパネルの上部に至る閉断面を構成する縦分岐ブレースを備え、この縦分岐ブレースとエプロンレインフォースメントとを結合する変形抑制部材を配設している。
これにより、車両の前面衝突によって前方からエプロンレインフォースメントに衝突荷重が入力されたとき、エプロンレインフォースメントが車幅方向外側に変形することを抑制している。
これにより、車両の前面衝突によって前方からエプロンレインフォースメントに衝突荷重が入力されたとき、エプロンレインフォースメントが車幅方向外側に変形することを抑制している。
特許文献1の車体前部構造は、前面衝突時の衝突荷重によるエプロンレインフォースメントの変形を制御することで、ヒンジピラーとダッシュパネルの剥離現象を抑制している。
しかし、特許文献1の技術は、サスペンションタワーの上下、前後及び左右方向の剛性向上に関して更に改善の余地が残されている。
つまり、特許文献1の車体前部構造では、フロントサイドフレームから後部エプロンパネルに至る後方上り傾斜状に湾曲した閉断面を構成する縦分岐ブレースと、この縦分岐ブレースの上端側部分とエプロンレインフォースメントとを連結する変形抑制部材とを有する構造であるため、縦分岐ブレースとエプロンレインフォースメントとを連結する車幅方向に延びる横閉断面を備えておらず、サスペンションタワーの前後剛性及び左右剛性が十分に確保できない虞がある。
しかし、特許文献1の技術は、サスペンションタワーの上下、前後及び左右方向の剛性向上に関して更に改善の余地が残されている。
つまり、特許文献1の車体前部構造では、フロントサイドフレームから後部エプロンパネルに至る後方上り傾斜状に湾曲した閉断面を構成する縦分岐ブレースと、この縦分岐ブレースの上端側部分とエプロンレインフォースメントとを連結する変形抑制部材とを有する構造であるため、縦分岐ブレースとエプロンレインフォースメントとを連結する車幅方向に延びる横閉断面を備えておらず、サスペンションタワーの前後剛性及び左右剛性が十分に確保できない虞がある。
また、サスペンションタワーの側壁部に沿った縦閉断面(上下方向閉断面)と、この縦閉断面の上端側部分とエプロンレインフォースメントとを連結する横閉断面(左右方向閉断面)とを備えた補強部材を設けた場合、縦閉断面は上下方向の剛性に主に寄与し、横閉断面は前後及び左右方向の剛性に主に寄与することから、寸法等の仕様が一様な閉断面構造では、生産性と前後及び左右方向の剛性とを両立することが容易ではない。
即ち、上下方向の剛性を確保可能な縦閉断面と同様な仕様の横閉断面の場合、前後及び左右方向の剛性が不足し、前後及び左右方向の剛性を確保可能な横閉断面と同様な仕様の縦閉断面の場合、上下方向の剛性は必要以上に確保できるものの、縦閉断面の構成が大型化するため、重量及びコストの増加を招く虞がある。
即ち、上下方向の剛性を確保可能な縦閉断面と同様な仕様の横閉断面の場合、前後及び左右方向の剛性が不足し、前後及び左右方向の剛性を確保可能な横閉断面と同様な仕様の縦閉断面の場合、上下方向の剛性は必要以上に確保できるものの、縦閉断面の構成が大型化するため、重量及びコストの増加を招く虞がある。
本発明の目的は、前部車体構造の生産性と前後及び左右方向の剛性とを両立可能な車両の前部車体構造を提供することである。
請求項1の車両の前部車体構造は、車両のエンジンルーム内に膨出するように形成されたサスペンションタワーと、このサスペンションタワーの車幅方向内側に配設されたフロントサイドフレームと、前記サスペンションタワーの車幅方向外側に配設されたエプロンレインフォースメントとを備えた車両の前部車体構造において、前記サスペンションタワーの側壁部の車幅方向外側に前記側壁部と協働して前記フロントサイドフレームから上方に延びる閉断面を構成する縦部材と、前記縦部材と前記エプロンレインフォースメントとの間に懸架され且つ前記縦部材の前壁部から前方に離隔した第1パネルと断面略L字状の第2パネルとを備えた横部材とを有し、前記第1パネルが前記サスペンションタワーの上端部近傍に設けられた上端部材と前記側壁部とに接合され、前記第2パネルが前記上端部材と前記第1パネルとに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したことを特徴としている。
この車両の前部車体構造では、前記サスペンションタワーの側壁部の車幅方向外側に前記側壁部と協働して前記フロントサイドフレームから上方に延びる閉断面を構成する縦部材を有するため、サスペンションタワーの上下方向の剛性を確保することができる。
前記縦部材と前記エプロンレインフォースメントとの間に懸架され且つ前記縦部材の前壁部から前方に離隔した第1パネルと断面略L字状の第2パネルとを備えた横部材を有し、前記第1パネルが前記サスペンションタワーの上端部近傍に設けられた上端部材と前記側壁部とに接合され、前記第2パネルが前記上端部材と前記第1パネルとに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したため、生産性に影響を与えることなく、前後及び左右方向の剛性に寄与する横部材による擬似横閉断面の面積を上下方向の剛性に寄与する縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
前記縦部材と前記エプロンレインフォースメントとの間に懸架され且つ前記縦部材の前壁部から前方に離隔した第1パネルと断面略L字状の第2パネルとを備えた横部材を有し、前記第1パネルが前記サスペンションタワーの上端部近傍に設けられた上端部材と前記側壁部とに接合され、前記第2パネルが前記上端部材と前記第1パネルとに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したため、生産性に影響を与えることなく、前後及び左右方向の剛性に寄与する横部材による擬似横閉断面の面積を上下方向の剛性に寄与する縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1パネルが下方に延びる第1下フランジ部を有し、前記第2パネルが下方に延びる第2下フランジ部及び第2内フランジ部を有し、前記第1下フランジ部の車幅方向外側部分が前記第2下フランジ部に接合され、前記第1下フランジ部の車幅方向内側部分が前記側壁部に接合された前記縦部材の前フランジ部に接合され、前記第2内フランジ部が前記縦部材の横壁部に接合されたことを特徴としている。
この構成によれば、簡単な構成で横部材による横閉断面の面積を縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
この構成によれば、簡単な構成で横部材による横閉断面の面積を縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記上端部材が前記サスペンションタワーのトップ部と前記トップ部に連結されたエプロンガセットとを有し、前記第1パネルが上方に延びる第1上フランジ部を有し、前記第2パネルが上端部から後方に延びる第2上フランジ部を有し、前記第1上フランジ部が前記トップ部に接合され、前記第2上フランジ部が前記エプロンガセットに接合されたことを特徴としている。
この構成によれば、縦部材が、第1,第2パネルを介して上端部材に接合することができ、生産性を向上することができる。
この構成によれば、縦部材が、第1,第2パネルを介して上端部材に接合することができ、生産性を向上することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項において、前記第1パネルに前後方向に突出すると共に車幅方向に延びるビード部が形成されたことを特徴としている。
この構成によれば、横部材の前後及び左右方向の剛性を一層増加することができる。
この構成によれば、横部材の前後及び左右方向の剛性を一層増加することができる。
本発明の車両の前部車体構造によれば、前部車体構造の生産性と前後及び左右方向の剛性とを両立することができる。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
以下の説明は、本発明を車両の前部車体構造に適用したものを例示したものであり、本発明、その適用物、或いは、その用途を制限するものではない。
尚、図において、矢印F方向を前方とし、矢印L方向を左方とし、矢印U方向を上方として説明する。
以下の説明は、本発明を車両の前部車体構造に適用したものを例示したものであり、本発明、その適用物、或いは、その用途を制限するものではない。
尚、図において、矢印F方向を前方とし、矢印L方向を左方とし、矢印U方向を上方として説明する。
以下、本発明の実施例1について図1〜図9に基づいて説明する。
まず、車両Vの前提構造について説明する。
図1,図2に示すように、車両Vは、左右1対のヒンジピラー1を備えている。
これら1対のヒンジピラー1は、ピラーインナとピラーアウタとを接合し、上下に延びる閉断面を夫々構成している。
1対のヒンジピラー1の間には、ダッシュパネル2が設けられ、エンジンルームEと車室Rとを前後に仕切っている。
まず、車両Vの前提構造について説明する。
図1,図2に示すように、車両Vは、左右1対のヒンジピラー1を備えている。
これら1対のヒンジピラー1は、ピラーインナとピラーアウタとを接合し、上下に延びる閉断面を夫々構成している。
1対のヒンジピラー1の間には、ダッシュパネル2が設けられ、エンジンルームEと車室Rとを前後に仕切っている。
ダッシュパネル2から前方に離隔した位置に左右1対のサスペンションタワー(以下、サスタワーと略す)3が配設されている。これら1対のサスタワー3は、円環状のトップ部3aと、部分円筒状の側壁部3b等を夫々備えている。
1対のサスタワー3には、フロントサスペンション(図示略)が夫々装着されている。
フロントサスペンションは、前輪を回転自在に支持するホイールサポートと、上下に離隔配置されたアッパアーム及びロアアームと、緩衝装置等を備えている(何れも図示略)。
車両Vは、左右対称構造であるため、以下、主に右側構造について説明する。
1対のサスタワー3には、フロントサスペンション(図示略)が夫々装着されている。
フロントサスペンションは、前輪を回転自在に支持するホイールサポートと、上下に離隔配置されたアッパアーム及びロアアームと、緩衝装置等を備えている(何れも図示略)。
車両Vは、左右対称構造であるため、以下、主に右側構造について説明する。
図1〜図3,図6,図7に示すように、サスタワー3の左側(車幅方向内側)にフロントサイドフレーム4が配設されている。
このフロントサイドフレーム4は、断面ハット状のインナパネルとアウタパネルから形成され、両パネルによってエンジンルームEの右端側部分に前後に延びる断面略矩形状の閉断面を構成している。
フロントサイドフレーム4の途中部は、サスタワー3の側壁部3bの下部に接合されている。フロントサイドフレーム4の後端部は、ダッシュパネル2の前部に溶接にて接合され、フロアフレームの前端側部分に連なるように形成されている。
このフロントサイドフレーム4の先端には、セットプレート5を介してクラッシュカン(図示略)が装着されている。このクラッシュカンは、衝突時、軸圧縮変形して衝撃荷重を吸収可能に構成されている。
このフロントサイドフレーム4は、断面ハット状のインナパネルとアウタパネルから形成され、両パネルによってエンジンルームEの右端側部分に前後に延びる断面略矩形状の閉断面を構成している。
フロントサイドフレーム4の途中部は、サスタワー3の側壁部3bの下部に接合されている。フロントサイドフレーム4の後端部は、ダッシュパネル2の前部に溶接にて接合され、フロアフレームの前端側部分に連なるように形成されている。
このフロントサイドフレーム4の先端には、セットプレート5を介してクラッシュカン(図示略)が装着されている。このクラッシュカンは、衝突時、軸圧縮変形して衝撃荷重を吸収可能に構成されている。
図1〜図3,図5に示すように、サスタワー3の右側(車幅方向外側)にエプロンレインフォースメント(以下、エプロンレインと略す)6が配設されている。
このエプロンレイン6は、インナパネルとアウタパネルから形成され、両パネルによってフロントサイドフレーム4の右側上方に前後に延びる略矩形状の閉断面を構成している。
エプロンレイン6の途中部は、サスタワー3の側壁部3bの上端部分に連結され、その後端部は、ヒンジピラー1の上部に溶接にて接合されている。このエプロンレイン6の先端は、セットプレート5に連結されている。
エプロンレイン6の下部とフロントサイドフレーム4の上部とは、板状のホイールエプロン7で連結されている。
このエプロンレイン6は、インナパネルとアウタパネルから形成され、両パネルによってフロントサイドフレーム4の右側上方に前後に延びる略矩形状の閉断面を構成している。
エプロンレイン6の途中部は、サスタワー3の側壁部3bの上端部分に連結され、その後端部は、ヒンジピラー1の上部に溶接にて接合されている。このエプロンレイン6の先端は、セットプレート5に連結されている。
エプロンレイン6の下部とフロントサイドフレーム4の上部とは、板状のホイールエプロン7で連結されている。
図1,図2,図4,図7に示すように、サスタワー3の後部には、カウルフロントパネル(以下、カウルフロントと略す)8と、カウルレインフォースメント(以下、カウルレインと略す)9と、エプロンガセット10等が配設されている。
カウルフロント8及びカウルレイン9は、断面略Z字状に夫々形成されている。
カウルフロント8及びカウルレイン9は、それらの前端部分がボルトを介してトップ部3aに夫々締結固定されている。これらカウルフロント8及びカウルレイン9は、カウルパネル及びダッシュパネル2と協働して車幅方向に延びるオープンボックスタイプのカウルボックスを形成すると共にフロントウインドガラス(図示略)の支持部を形成している。
カウルフロント8及びカウルレイン9は、断面略Z字状に夫々形成されている。
カウルフロント8及びカウルレイン9は、それらの前端部分がボルトを介してトップ部3aに夫々締結固定されている。これらカウルフロント8及びカウルレイン9は、カウルパネル及びダッシュパネル2と協働して車幅方向に延びるオープンボックスタイプのカウルボックスを形成すると共にフロントウインドガラス(図示略)の支持部を形成している。
エプロンガセット10は、略水平板状に構成されている。
このエプロンガセット10は、前端部分がトップ部3aにボルトを介して締結固定され、後端部分がダッシュパネル2に固着され、左端部分がカウルフロント8及びカウルレイン9の右端部分にボルトを介して締結固定され、右端部分がエプロンレイン6に固着されている。それ故、図4に示すように、カウルフロント8、カウルレイン9及びエプロンガセット10は、トップ部3aと協働して左右に延びる断面略三角状の閉断面を構成している。
ここで、トップ部3aとエプロンガセット10が、サスタワー3の上端部近傍部に設けられた上端部材に相当している。
このエプロンガセット10は、前端部分がトップ部3aにボルトを介して締結固定され、後端部分がダッシュパネル2に固着され、左端部分がカウルフロント8及びカウルレイン9の右端部分にボルトを介して締結固定され、右端部分がエプロンレイン6に固着されている。それ故、図4に示すように、カウルフロント8、カウルレイン9及びエプロンガセット10は、トップ部3aと協働して左右に延びる断面略三角状の閉断面を構成している。
ここで、トップ部3aとエプロンガセット10が、サスタワー3の上端部近傍部に設けられた上端部材に相当している。
次に、サスタワー3に設けられた補強部材20について説明する。
補強部材20は、サスタワー3の内部(車幅方向外側)に配設され、サスタワー3の上下、前後及び左右方向の剛性を増加するように形成されている。
図2〜図9に示すように、補強部材20は、上下に延びる断面略ハット状の縦部材21と、左右に延びる断面略U字状の横部材22とを備えている。
補強部材20は、サスタワー3の内部(車幅方向外側)に配設され、サスタワー3の上下、前後及び左右方向の剛性を増加するように形成されている。
図2〜図9に示すように、補強部材20は、上下に延びる断面略ハット状の縦部材21と、左右に延びる断面略U字状の横部材22とを備えている。
縦部材21について説明する。
図2,図3,図5〜図9に示すように、縦部材21は、側壁部3bの右側後部に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から略鉛直上方に延びる縦閉断面を構成している。この縦部材21は、断面略U字状の本体部21aと、この本体部21aの前端から前側に張り出した前フランジ部21bと、本体部21aの後端から後側に張り出した後フランジ部21cとを備えている。
図2,図3,図5〜図9に示すように、縦部材21は、側壁部3bの右側後部に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から略鉛直上方に延びる縦閉断面を構成している。この縦部材21は、断面略U字状の本体部21aと、この本体部21aの前端から前側に張り出した前フランジ部21bと、本体部21aの後端から後側に張り出した後フランジ部21cとを備えている。
本体部21aは、下端部がフロントサイドフレーム4の上端部に溶接にて接合され、上端部がトップ部3aから僅かに下方に離隔した近傍位置まで延設されている。
本体部21aは、前後方向に略直交する前壁部21e及び後壁部と、これら前壁部21e及び後壁部の右端部(車幅方向外側端部)を連結し且つ左右方向に略直交する横壁部21dとを備えている。同じ高さ位置において前壁部21eは後壁部よりも左右寸法が大きくなるように設定され、前壁部21eは上方程左右寸法が大きくなるように設定されている。これにより、タイヤやサスペンション機構との干渉を避けながら略鉛直上方に延びる所謂断面係数の縦閉断面が構成されている。
前フランジ部21bはフロントサイドフレーム4の上端部と側壁部3bとに溶接にて接合され、後フランジ部21cはフロントサイドフレーム4の上端部とホイールエプロン7に溶接にて接合されている。
本体部21aは、前後方向に略直交する前壁部21e及び後壁部と、これら前壁部21e及び後壁部の右端部(車幅方向外側端部)を連結し且つ左右方向に略直交する横壁部21dとを備えている。同じ高さ位置において前壁部21eは後壁部よりも左右寸法が大きくなるように設定され、前壁部21eは上方程左右寸法が大きくなるように設定されている。これにより、タイヤやサスペンション機構との干渉を避けながら略鉛直上方に延びる所謂断面係数の縦閉断面が構成されている。
前フランジ部21bはフロントサイドフレーム4の上端部と側壁部3bとに溶接にて接合され、後フランジ部21cはフロントサイドフレーム4の上端部とホイールエプロン7に溶接にて接合されている。
次に、横部材22について説明する。
図3,図4,図6〜図9に示すように、横部材22は、側壁部3bの右側後部にエプロンガセット10と協働して縦部材21から左右に延びる横閉断面を構成している。
この横部材22は、平板状の第1パネル23と、断面略L字状の第2パネル24とを備えている。
図3,図4,図6〜図9に示すように、横部材22は、側壁部3bの右側後部にエプロンガセット10と協働して縦部材21から左右に延びる横閉断面を構成している。
この横部材22は、平板状の第1パネル23と、断面略L字状の第2パネル24とを備えている。
図9に示すように、第1パネル23は、その上端部が本体部21aの上端部よりも高い高さ位置で且つ本体部21aの前壁部21eから前方に微小距離離隔した位置に配設されている。この第1パネル23は、上端部から上側に張り出した第1上フランジ部23aと、下端部から下側に張り出した第1下フランジ部23bと、右端部から右側(車幅方向外側)に張り出した第1外フランジ部23cと、左端部から左側(車幅方向内側)に張り出した第1内フランジ部23d等を備えている。
図3,図4に示すように、第1上フランジ部23aには、左端側部分から順に後側へ凹入した3つの部分の接合部23pが形成され、これら接合部23pがトップ部3aの後側縦壁部に溶接にて接合されている。第1下フランジ部23bには、右端側部分から順に後側へ凹入した3つの部分の接合部23qが形成され、これら接合部23qが後述する第2フランジ部24bに溶接にて接合されている。
また、第1下フランジ部23bは、少なくとも縦部材21の前壁部21eと対面する部位において、後側へ凹入した凹部23eが車幅方向に延びている。
このように、後側に凹入した部分に接合部23p及び接合部23qを各々複数形成することで、第1パネル23を縦部材21の前壁部21eから前方に離間させている。
また、縦部材21の前壁部21eと対面する部位に凹部23eが車幅方向に延設されていることにより、第1パネル23の中段部に左右に延びる凸部が形成され、ビード効果を確保している。
尚、第1上フランジ部23aにも、凹部23eと同様に縦部材21の前壁部21eと対面する部位に凹部を設けると剛性向上の観点で更に好ましい。
第1外フランジ部23cはエプロンレイン6の左側壁部に接合され、第1内フランジ部23dは前フランジ部21bを介して側壁部3bに溶接にて接合されている。
また、第1下フランジ部23bは、少なくとも縦部材21の前壁部21eと対面する部位において、後側へ凹入した凹部23eが車幅方向に延びている。
このように、後側に凹入した部分に接合部23p及び接合部23qを各々複数形成することで、第1パネル23を縦部材21の前壁部21eから前方に離間させている。
また、縦部材21の前壁部21eと対面する部位に凹部23eが車幅方向に延設されていることにより、第1パネル23の中段部に左右に延びる凸部が形成され、ビード効果を確保している。
尚、第1上フランジ部23aにも、凹部23eと同様に縦部材21の前壁部21eと対面する部位に凹部を設けると剛性向上の観点で更に好ましい。
第1外フランジ部23cはエプロンレイン6の左側壁部に接合され、第1内フランジ部23dは前フランジ部21bを介して側壁部3bに溶接にて接合されている。
図8,図9に示すように、第2パネル24は、鉛直壁部の上端から後側に張り出す第2上フランジ部24aと、水平壁部の前端から下側に張り出す第2下フランジ部24bと、水平壁部の右端から下側に張り出す第2外フランジ部24cと、水平壁部の左端から下側に張り出す第2内フランジ部24dと、鉛直壁部の右端から後側に張り出す第2上側外フランジ部24eと、鉛直壁部の左端から後側に張り出す第2上側内フランジ部24f等を備えている。
図4に示すように、第2上フランジ部24aは、エプロンガセット10の後端側部分に溶接にて接合され、第2下フランジ部24bは、第1下フランジ部23bの3つの接合部23qに溶接にて接合されている。第2外フランジ部24cと第2上側外フランジ部24eは、エプロンレイン6の左側壁部に接合されている。
図6,図7に示すように、第2内フランジ部24dは、縦部材21の横壁部21dに溶接にて接合されている。第2上側内フランジ部24fは、後フランジ部21cを介してホイールエプロン7に接合されている。
図6,図7に示すように、第2内フランジ部24dは、縦部材21の横壁部21dに溶接にて接合されている。第2上側内フランジ部24fは、後フランジ部21cを介してホイールエプロン7に接合されている。
以上により、図4に示すように、第1パネル23と第2パネル24とエプロンガセット10とが協働してトップ部3aの後側に左右に延びる断面矩形状の横閉断面を構成している。それ故、この横閉断面は、カウルフロント8、カウルレイン9及びエプロンガセット10が構成する三角状閉断面の後側下方に連なるように形成され、両閉断面が夫々の剛性を補完している。
また、図5に示すように、第1パネル23が本体部21aの前壁部21eから前方に微小距離離隔しているため、第1パネル23と縦部材21とが正面視にて重畳する部分では、横部材22が、その領域の縦部材21が構成する縦閉断面よりも前後寸法が大きく車幅方向に延びてサスタワー3に接続される略閉断面を構成することができる。
また、図5に示すように、第1パネル23が本体部21aの前壁部21eから前方に微小距離離隔しているため、第1パネル23と縦部材21とが正面視にて重畳する部分では、横部材22が、その領域の縦部材21が構成する縦閉断面よりも前後寸法が大きく車幅方向に延びてサスタワー3に接続される略閉断面を構成することができる。
次に、本実施例の車両Vの前部車体構造における作用、効果を説明する。
この車両Vの前部車体構造では、サスタワー3の側壁部3bの車幅方向外側に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から上方に延びる縦閉断面を構成する縦部材21を有するため、サスタワー3の上下方向の剛性を確保することができる。
縦部材21とエプロンレイン6との間に懸架され且つ縦部材21の前壁部21eから前方に離隔した第1パネル23と断面略L字状の第2パネル24とを備えた横部材22を有し、第1パネル23がサスタワー3の上端部近傍に設けられた上端部材と側壁部3bとに接合され、第2パネル24が上端部材と第1パネル23とに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したため、生産性に影響を与えることなく、前後及び左右方向の剛性に寄与する横部材22による擬似横閉断面の面積を上下方向の剛性に寄与する縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
この車両Vの前部車体構造では、サスタワー3の側壁部3bの車幅方向外側に側壁部3bと協働してフロントサイドフレーム4から上方に延びる縦閉断面を構成する縦部材21を有するため、サスタワー3の上下方向の剛性を確保することができる。
縦部材21とエプロンレイン6との間に懸架され且つ縦部材21の前壁部21eから前方に離隔した第1パネル23と断面略L字状の第2パネル24とを備えた横部材22を有し、第1パネル23がサスタワー3の上端部近傍に設けられた上端部材と側壁部3bとに接合され、第2パネル24が上端部材と第1パネル23とに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したため、生産性に影響を与えることなく、前後及び左右方向の剛性に寄与する横部材22による擬似横閉断面の面積を上下方向の剛性に寄与する縦部材による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
第1パネル23が下方に延びる第1下フランジ部23bを有し、第2パネル24が下方に延びる第2下フランジ部24b及び第2内フランジ部24dを有し、第1下フランジ部23bの車幅方向外側部分が第2下フランジ部24bに接合され、第1下フランジ部23bの車幅方向内側部分に相当する第1内フランジ部23dが側壁部3bに接合された縦部材21の前フランジ部21bに接合され、第2内フランジ部24dが縦部材21の横壁部21dに接合されている。これにより、簡単な構成で横部材22による横閉断面の面積を縦部材21による縦閉断面の面積よりも大きくすることができる。
上端部材がサスタワー3のトップ部3aとトップ部3aに連結されたエプロンガセット10とを有し、第1パネル23が上方に延びる第1上フランジ部23aを有し、第2パネル24が上端部から後方に延びる第2上フランジ部24aを有し、第1上フランジ部23aがトップ部3aに接合され、第2上フランジ部24aがエプロンガセット10に接合されている。これにより、縦部材21が、第1,第2パネル23,24を介して上端部材に接合することができ、生産性を向上することができる。
次に、前記実施例を部分的に変更した変形例について説明する。
1〕前記実施例においては、横部材22の第1パネル23に接合部23p及び接合部23qを各々複数形成することによりビード効果を確保した例を説明したが、別途左右に延びるビード部23sを形成しても良い。
図10に示すように、第1パネル23Aは、上端部から上側に張り出した第1上フランジ部23aと、下端部から下側に張り出した第1下フランジ部23bと、右端部から右側に張り出した第1外フランジ部23cと、左端部から左側に張り出した第1内フランジ部23dと、中段部において前側へ突出すると共に左右に延びるビード部23s等を備えている。そして、3つの接合部23pはビード部23sよりも上側、3つの接合部23qはビード部23sよりも下側に形成されている。尚、ビード部23sは後側へ凹入したビードであっても良い。
これにより、横部材22の前後及び左右方向の剛性を一層増加することができる。
1〕前記実施例においては、横部材22の第1パネル23に接合部23p及び接合部23qを各々複数形成することによりビード効果を確保した例を説明したが、別途左右に延びるビード部23sを形成しても良い。
図10に示すように、第1パネル23Aは、上端部から上側に張り出した第1上フランジ部23aと、下端部から下側に張り出した第1下フランジ部23bと、右端部から右側に張り出した第1外フランジ部23cと、左端部から左側に張り出した第1内フランジ部23dと、中段部において前側へ突出すると共に左右に延びるビード部23s等を備えている。そして、3つの接合部23pはビード部23sよりも上側、3つの接合部23qはビード部23sよりも下側に形成されている。尚、ビード部23sは後側へ凹入したビードであっても良い。
これにより、横部材22の前後及び左右方向の剛性を一層増加することができる。
2〕前記実施例においては、上端部材がトップ部及びエプロンガセットの例を説明したが、サスタワー回りの構造において水平部分及び鉛直部分を有する部材であれば良く、トップ部とカウル構成部材であっても良く、トップ部のみであっても良い。
3〕前記実施例においては、縦部材の上端部がサスタワーのトップ部から僅かに下方に離隔した近傍位置まで延設されている例を説明したが、縦部材の上端部を上方に延長してトップ部に接合しても良い。
4〕前記実施例においては、第1パネルが縦部材の前壁部から完全に離隔した例を説明したが、第1パネルと縦部材とが重畳する部分にその領域以外の縦部材が構成する縦閉断面よりも前後寸法が大きい擬似閉断面を形成できれば良く、第1パネルに一部縦部材側に突出した接合部を形成して第1パネルと縦部材の前壁部とを部分的に接合しても良い。
5〕その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態も包含するものである。
V 車両
E エンジンルーム
3 サスタワー
3a トップ部
3b 側壁部
4 フロントサイドフレーム
6 エプロンレイン
10 エプロンガセット
20 補強部材
21 縦部材
21b 前フランジ部
21d 横壁部
21e 前壁部
22 横部材
23 第1パネル
23a 第1上フランジ部
23b 第1下フランジ部
23s ビード部
24 第2パネル
24a 第2上フランジ部
24b 第2下フランジ部
24d 第2内フランジ部
E エンジンルーム
3 サスタワー
3a トップ部
3b 側壁部
4 フロントサイドフレーム
6 エプロンレイン
10 エプロンガセット
20 補強部材
21 縦部材
21b 前フランジ部
21d 横壁部
21e 前壁部
22 横部材
23 第1パネル
23a 第1上フランジ部
23b 第1下フランジ部
23s ビード部
24 第2パネル
24a 第2上フランジ部
24b 第2下フランジ部
24d 第2内フランジ部
Claims (4)
- 車両のエンジンルーム内に膨出するように形成されたサスペンションタワーと、このサスペンションタワーの車幅方向内側に配設されたフロントサイドフレームと、前記サスペンションタワーの車幅方向外側に配設されたエプロンレインフォースメントとを備えた車両の前部車体構造において、
前記サスペンションタワーの側壁部の車幅方向外側に前記側壁部と協働して前記フロントサイドフレームから上方に延びる閉断面を構成する縦部材と、
前記縦部材と前記エプロンレインフォースメントとの間に懸架され且つ前記縦部材の前壁部から前方に離隔した第1パネルと断面略L字状の第2パネルとを備えた横部材とを有し、
前記第1パネルが前記サスペンションタワーの上端部近傍に設けられた上端部材と前記側壁部とに接合され、
前記第2パネルが前記上端部材と前記第1パネルとに接合されて車幅方向に延びる略直方体状空間部を形成したことを特徴とする車両の前部車体構造。 - 前記第1パネルが下方に延びる第1下フランジ部を有し、
前記第2パネルが下方に延びる第2下フランジ部及び第2内フランジ部を有し、
前記第1下フランジ部の車幅方向外側部分が前記第2下フランジ部に接合され、
前記第1下フランジ部の車幅方向内側部分が前記側壁部に接合された前記縦部材の前フランジ部に接合され、
前記第2内フランジ部が前記縦部材の横壁部に接合されたことを特徴とする請求項1に記載の車両の前部車体構造。 - 前記上端部材が前記サスペンションタワーのトップ部と前記トップ部に連結されたエプロンガセットとを有し、
前記第1パネルが上方に延びる第1上フランジ部を有し、
前記第2パネルが上端部から後方に延びる第2上フランジ部を有し、
前記第1上フランジ部が前記トップ部に接合され、
前記第2上フランジ部が前記エプロンガセットに接合されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の前部車体構造。 - 前記第1パネルに前後方向に突出すると共に車幅方向に延びるビード部が形成されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の前部車体構造。
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