JP6268535B2 - 3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法 - Google Patents
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Description
本発明は、3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法に関し、特に光の干渉を利用して測定を行う3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法に関する。
従来より、様々な方法で測定対象物の3次元形状を測定する方法が考えられてきた。例えば、レーザ光を測定対象物に照射して測定対象物からの反射光を利用して、3次元測定を行う方法が知られている。
特許文献1には、直交する2方向に回転駆動する反射ミラーを操作してレーザ光を測定対象物に出射し、測定対象物からの反射光を利用してレーザ光を測定対象物に追従させて、測定対象物の形状等の測定を行う技術が記載されている。
特許文献2には、レーザ光の方向を回転機構により調整して測定対象物に照射し、測定対象物からの反射光を利用して、3次元測定を行う技術が記載されている。
上述した特許文献1及び2に記載された技術は、レーザ光の出射部を回転させてレーザ光の出射方向を制御して、測定対象物にレーザ光を照射する。
しかしながら、レーザ光の出射部は、設計上の回転中心を軸に安定的に回転するとは限らない。すなわち、レーザ光の出射部は、設計された回転中心からズレて回転する場合がある。レーザ光の出射部の回転が設計上の回転中心からズレて行われると、光の干渉を利用して行われる測定の精度は低下する。
レーザ光の出射部の回転が設計上の回転中心からズレることによる測定精度の低下を防ぐ方法として、精密な、レーザ光の出射部の回転機構を製造することが考えられる。しかし、トラッキング装置は大掛かりな装置であり、3次元座標測定装置にトラッキング装置を導入することは手間や費用が膨大にかかる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、レーザ光の出射部の回転中心が回転位置ごとにズレた場合であっても、精度良く測定を行うことができる3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一の態様である3次元座標測定装置は、レーザ光を出射する光源と、光源から出射されたレーザ光を参照光と測定光とに分割する光分割部と、光分割部で分割された測定光を出射し、測定光の正反射された第1及び第2正反射測定光が入射するヘッド部と、ヘッド部を回転させることにより、ヘッド部から出射される測定光の出射方向を制御する出射方向制御部と、ヘッド部の回転中心を曲率中心とする球状の反射面であって、測定光の一部を正反射させる反射面を有する光学部材と、光分割部で分割された参照光と、ヘッド部から出射され光学部材により正反射した第1正反射測定光との第1光干渉信号、及び参照光と測定対象物により正反射した第2正反射測定光との第2光干渉信号を検出する光検出部と、光検出部の検出結果に基づき、光学部材の反射面から測定対象物までの距離を算出する距離算出部と、距離算出部の算出結果及び出射方向制御部により制御された測定光の出射方向に基づき、光学部材の曲率中心を原点とした場合における測定対象物の3次元座標を算出する位置座標算出部と、を備える。
本態様によれば、光学部材の反射面から測定対象物までの距離を測定することによりヘッド部の回転中心のズレに依存しない距離を算出することができる。そして、算出した距離に光学部材の曲率半径を加算することにより、光学部材の曲率中心から測定対象物までの距離を取得し、取得した距離と測定光の出射方向とに基づいて、測定対象物の3次元座標を算出する。これにより、本態様は、ヘッド部の回転が回転中心からズレた場合であっても、ヘッド部の設計上の回転中心(光学部材の曲率中心)から測定対象物までの正確な距離を取得することができ、測定対象物の3次元座標測定を精度良く行うことができる。
望ましくは、光源が出射するレーザ光は、等しい周波数間隔で並んだ複数の周波数成分を有する光コムである。
本態様によれば、レーザ光として光コムを使用して測定を行うために、長い距離から短い距離までの測定を精度良く行うことができる。
望ましくは、エタロン光源と光分割部との間には、2以上の整数をmとすると、光コムの周波数間隔をm倍するエタロンが設けられている。
本態様によれば、空間位置を細かく測定することができる。また、本態様によれば、光コムの周波数間隔を広げることができるので、光コムの櫛の次数を容易に見つけることができるようになり、光コムを用いた3次元座標の測定を高精度かつ短時間に行うことができる。
望ましくは、光源と光分割部との間には、mの値が異なる複数種類のエタロンが設けられており、光源及び光分割部を接続するエタロンの種類を選択するエタロン選択部を備える。
本態様によれば、大きな測定対象物の測定や空間位置の細かい測定を可能にすることができる。
望ましくは、ヘッド部は、第1の方向及び第1の方向に直交する第2の方向に回転する。
本態様によれば、ヘッド部が第1の方向及び第2の方向に回転するので、測定光を任意の方向へ出射することができる。
望ましくは、ヘッド部は、ミラー又はプリズムである。
本態様によれば、ヘッド部がミラー又はプリズムであるので、測定光を精度よく出射することができる。
望ましくは、光学部材は、ドーム形状の一定の肉厚を有する光学部材、又は凸状の球面の平凸レンズである。
本態様によれば、光学部材として、ドーム形状を有する一定の肉厚を有する光学部材、又は凸状の球面を有する平凸レンズを使用するので、光学部材において反射光が精度良くヘッド部へ反射される。
望ましくは、光学部材の材料は、ガラスである。
本態様によれば、光学部材の材料がガラスであるので精度良く光学部材の形状を保持することができ、測定を精度良く行うことができる。
本発明の他の態様である3次元座標測定方法は、レーザ光を出射するステップと、出射されたレーザ光を参照光と測定光とに分割する光分割ステップと、光分割ステップで分割された測定光を出射し、測定光の正反射された第1及び第2正反射測定光が入射するヘッド部を回転させることにより、ヘッド部から出射される測定光の出射方向を制御する出射方向制御ステップと、ヘッド部の回転中心を曲率中心とする球状の反射面であって、測定光の一部を正反射させる反射面を有する光学部材により正反射した第1正反射測定光と参照光との第1光干渉信号、及び参照光と測定対象物により正反射した第2正反射測定光との第2光干渉信号を検出する光検出ステップと、光検出ステップの検出結果に基づき、光学部材の反射面から測定対象物までの距離を算出する距離算出ステップと、距離算出ステップの算出結果及び出射方向制御ステップにより制御された測定光の出射方向に基づき、光学部材の曲率中心を原点とした場合における測定対象物の3次元座標を算出する位置座標算出ステップと、を含む。
本発明によれば、光学部材の反射面から測定対象物までの距離を測定することにより、ヘッド部の回転中心から測定対象物までの距離を取得して、測定対象物の3次元座標を算出するので、ヘッド部が設計上の回転中心からズレて回転した場合であっても、精度の良い測定を行うことができる。
以下、添付図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。
<全体構成>
図1は、3次元座標測定装置17の外観を示す概念図である。3次元座標測定装置17は、測定機本体17Aと、測定機本体17Aの駆動及び制御を行うコントローラ17Bと、を備える。
図1は、3次元座標測定装置17の外観を示す概念図である。3次元座標測定装置17は、測定機本体17Aと、測定機本体17Aの駆動及び制御を行うコントローラ17Bと、を備える。
測定機本体17Aは、大別して、測定ステージ12と、非接触式プローブ13と、駆動機構14とを備えている。測定ステージ12には、測定対象となる測定対象物9がセットされる。非接触式プローブ13は、一定の範囲内で移動可能である。測定対象物9は、特に限定されず、様々な形状や大きさの物体である。
駆動機構14は、非接触式プローブ13の基端を保持するとともに、この非接触式プローブ13を図中に示すX軸、Y軸、Z軸の各方向に駆動する。
コントローラ17Bは、駆動機構14を制御して非接触式プローブ13を移動させる。また、コントローラ17Bは、非接触式プローブ13に備えられるヘッド部15(図2参照)の回転の制御を行う。
3次元座標測定装置17は、光学部材47の曲率中心を原点とした場合における測定対象物9の3次元座標を測定する。
<3次元座標測定装置本体の構成の概略>
図2は、3次元座標測定装置17の構成を示す概略図である。3次元座標測定装置17の測定機本体17Aは、大別して光周波数コム光源20、光アンプ21、スプリッタ(光分割部)22、第1光路23、第1コリメータ38、プリズムリフレクタ39、コーナリフレクタ40、走査ステージ41、第2コリメータ42、第2光路24、非接触式プローブ13、サーキュレータ44、ミキサ25、光検出部26、及びこれら各部を接続する光ファイバケーブル28(図中の二重線で表示)並びに光ファイバケーブル28を接続するコネクタ29を備えている。また、3次元座標測定装置17のコントローラ17Bは、出射方向制御部30及び位置座標検出部27を備えている。なお、測定機本体17A及びコントローラ17Bに設置される各部は特に限定されず、図2に示す構成は一例に過ぎない。
図2は、3次元座標測定装置17の構成を示す概略図である。3次元座標測定装置17の測定機本体17Aは、大別して光周波数コム光源20、光アンプ21、スプリッタ(光分割部)22、第1光路23、第1コリメータ38、プリズムリフレクタ39、コーナリフレクタ40、走査ステージ41、第2コリメータ42、第2光路24、非接触式プローブ13、サーキュレータ44、ミキサ25、光検出部26、及びこれら各部を接続する光ファイバケーブル28(図中の二重線で表示)並びに光ファイバケーブル28を接続するコネクタ29を備えている。また、3次元座標測定装置17のコントローラ17Bは、出射方向制御部30及び位置座標検出部27を備えている。なお、測定機本体17A及びコントローラ17Bに設置される各部は特に限定されず、図2に示す構成は一例に過ぎない。
光周波数コム光源(光源)20は、3次元座標の測定に使用する光コム(光周波数コムともいう)31を出射する。光コム31は、周波数領域において周波数が等間隔になるような周波数成分を有する光である。この光周波数コム光源20としては、例えばフェムト秒モード同期ファイバレーザでは、エリビウム添加光ファイバ(EDF)で形成されたリング共振器をレーザダイオードで駆動する構成のレーザ発振器などを用いることができる。なお、光周波数コム光源20は、少なくとも3次元座標測定時には光コム31を常時出射する。光周波数コム光源20から出射された光コム31は、光ファイバケーブル28を介して光アンプ21に入力される。なお、本例では光源として光周波数コム光源を使用しているが、これに限定されるものではない。例えば、光源として、波長帯域がブロードな光源を使用することが可能である。光源として波長帯域がブロードな光源を使用した場合には、ファブリー・ペロー・エタロン60(以下、エタロンと記載する)を使用して、波長帯域がブロードな光の光周波数間隔を等間隔にする。
レーザ光として光コム31を使用することにより、3次元座標測定装置17は、測定距離の長短にかかわらず正確な測定を行うことができる。なお、レーザ光は、光コム31に限定されるものではなく、レーザ光であれば様々なものを採用することができる。例えば、波長帯域がブロードな光(ブロードスペクトル)が使用される。
光アンプ21は、光周波数コム光源20から入力された光コム31を増幅した後、この光コム31をスプリッタ22に向けて出力する。なお、光アンプ21は回路の設計等により省略することが可能である。
スプリッタ22は、光アンプ21と、第1光路23及び第2光路24とに接続している。スプリッタ22は、光アンプ21から入力された光コム31を参照光35と測定光36とに分割して、参照光35を第1光路23に出力するとともに、測定光36を第2光路24に出力する。なお、スプリッタ22は、例えば参照光35と測定光36との割合が5:95となるように光コム31を分割する。
第1光路23には、第1コリメータ38、プリズムリフレクタ39、コーナリフレクタ40、走査ステージ(移動ステージともいう)41、及び第2コリメータ42が設けられている。
第1コリメータ38は、スプリッタ22から入力される参照光35を平行光線としてプリズムリフレクタ39に向けて出射する。
プリズムリフレクタ39は、第1コリメータ38から入力された参照光35をコーナリフレクタ40に向けて反射するとともに、このコーナリフレクタ40から入射する参照光35を第2コリメータ42に向けて反射する。
コーナリフレクタ40は、プリズムリフレクタ39により反射された参照光35の光路上に配置されている。このコーナリフレクタ40は、プリズムリフレクタ39から入射した参照光35を再びプリズムリフレクタ39に向けて反射する。
走査ステージ41は、コーナリフレクタ40に取り付けられている。この走査ステージ41は、プリズムリフレクタ39により反射された参照光35の光路に平行な方向に沿ってコーナリフレクタ40を往復動させる。例えば、走査ステージ41は、コーナリフレクタ40を数mm〜数cmのストロークで往復動させる。これにより、後述する参照光35と測定光36との光干渉信号50の振幅を時間的に変動させることができる。時間的に変動する光干渉信号50の測定データを積算することで、測定データの精度を高めることができる。
第2コリメータ42は、プリズムリフレクタ39から入射する参照光35を集光して光ファイバケーブル28に出力する。この第2コリメータ42は、図示しない移動機構により、プリズムリフレクタ39から入射する参照光35の光路に平行な方向に移動可能になっている。これにより、第1光路23における参照光35の光路長を可変することができる。そして、第2コリメータ42から出力された参照光35はミキサ25に入力される。
第2光路24には、サーキュレータ44及び非接触式プローブ13が設けられている。サーキュレータ44は、スプリッタ22から入力される測定光36を非接触式プローブ13に向けて出力するとともに、この非接触式プローブ13からの戻り光(後述の第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36b)をミキサ25に向けて出力する。
非接触式プローブ13は、ヘッド部15及び光学部材47を備える。ヘッド部15は、出射方向制御部30で制御されることにより、光学部材47及び測定対象物9に測定光36を照射し、光学部材47で反射する第1正反射測定光36aと測定対象物9で反射する第2正反射測定光36bとを受光する。なお、非接触式プローブ13の詳しい説明は後述する。
出射方向制御部30は、ヘッド部15の回転を制御することにより、測定光36の出射方向を制御する。測定光36は、ヘッド部15の回転により出射方向が制御され、測定対象物9の任意の箇所に照射される。
光検出部26は、ミキサ25から入力された光干渉信号50を受光して、第1正反射測定光36aと参照光35との第1光干渉縞パターン(第1光干渉信号)、及び第2正反射測定光36bと参照光35との第2光干渉縞パターン(第2光干渉信号)を検出する。そして、光検出部26は、検出した光干渉信号50を位置座標検出部27に送る。
位置座標検出部27は、光検出部26から入力された光干渉信号50に基づいて、光干渉信号50に含まれる第1光干渉信号と第2光干渉信号との位相差に基づいて光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離を算出し、算出した距離及び測定光36の出射方向に基づいて、測定対象物9の測定光36の反射位置における3次元座標を算出する。なお、光検出部26及び位置座標検出部27に関しての詳しい説明は後述する。
<非接触式プローブ>
次に、上述した非接触式プローブ13に関して説明する。
次に、上述した非接触式プローブ13に関して説明する。
図3は、図2に示した非接触式プローブ13の拡大図である。非接触式プローブ13は、ヘッド部15としてのミラーと光学部材47とを備える。ヘッド部15は、出射方向制御部30(図2を参照)により制御されて、XYZ直交3軸のX軸及びY軸をそれぞれ中心にしてX軸回り方向(第1の方向)及びY軸回り方向(第2の方向)の回転が可能である。
ヘッド部15の回転は、X軸、Y軸及びZ軸のうち少なくとも一つを回転中心とする理想的な回転中心10で行われるように設計されている。しかし、実際にヘッド部15を駆動する際には、ヘッド部15の回転は、理想的な(設計上の)回転中心10で行われない場合がある。すなわち、ヘッド部15の回転軸の設計精度の問題や、回転の駆動系の設計制度の問題により、ヘッド部15の回転が回転中心10から外れて行われる場合がある。ヘッド部15の回転が回転中心10で行われないと、測定光36のヘッド部15での反射点が回転の度に変化し、測定対象物9の3次元形状の測定精度が低下する。
しかしながら、本発明は、光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離に基づいて、光学部材47の曲率中心を原点とする測定対象物9の3次元座標を取得するので、ヘッド部15の回転が回転中心10からズレて行われた場合であっても、精度良く測定を行うことができる。
光学部材47は、回転中心10を曲率中心とする球状の反射面を有し、測定光36の一部を第1正反射測定光36aとして反射する。一方、光学部材47を透過した測定光36は、測定対象物9に照射される。測定対象物9は、照射された測定光36を第2正反射測定光36bとして反射する。第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36bは、ヘッド部15により受光され、サーキュレータ44へ進む。なお、光学部材47の材料はガラスであることが好ましい。光学部材47の材料がガラスであると、光学部材47の形状は精度良く形成される。また、光学部材47の材料がガラスであると、測定光36の一部が第1正反射測定光36aとして反射され、光検出部26が精度よく第1光干渉信号及び第2光干渉信号を検出することができる。光学部材47の具体例として、ガラスドームが挙げられる。
図4は、非接触式プローブ13の変形例を示す拡大図である。図4では、ヘッド部15がプリズムで構成されている。ヘッド部15は、図3及び図4に示すように、測定光36を照射可能であり、第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36bが入射可能であれば特に限定されない。
また、図4では、光学部材47は、回転中心10を曲率中心としドーム形状の一定の肉厚を有する。光学部材47は、図3及び図4に示すように、測定光36の一部を第1正反射測定光36aとしてヘッド部15へ正反射することが可能であれば、形状及び材料はとくに限定されない。図4に示すように、測定光36の照射方向が限定的である場合には、測定光36の照射方向にのみ光学部材47を設置してもよい。また、光学部材47は、凸状の球面を有する平凸レンズであってもよい。
<3次元座標の算出>
次に、第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36bを使用して行われる測定対象物9の3次元座標の算出に関して説明する。
次に、第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36bを使用して行われる測定対象物9の3次元座標の算出に関して説明する。
図5は、光検出部26及び位置座標検出部27の機能ブロック図である。位置座標検出部27は、干渉縞パターン検出部52、距離算出部53、及び位置座標算出部54を有している。
光検出部26は、ミキサ25(図2を参照)から入力された光干渉信号50を受光して、位置座標検出部27へ出力する。そして、位置座標検出部27は、第1光干渉信号及び第2光干渉信号を検出する。ここで、第1光干渉信号とは、測定光36が光学部材47にて反射された第1正反射測定光36aと参照光35との光干渉信号のことである。また、第2光干渉信号とは、測定光36が測定対象物9にて反射された第2正反射測定光36bの光干渉信号のことである。
位置座標検出部27に入力された光干渉信号50は、干渉縞パターン検出部52に入力される。干渉縞パターン検出部52としては、例えばロックインアンプが用いられる。
図6は、干渉縞パターン検出部52が検出する干渉縞パターンを説明する概念図である。図6には、干渉縞パターン検出部52が光検出部26から取得した光干渉信号50の一部が示されている。光干渉信号50は、第1光干渉信号49aと第2光干渉信号49bとを有している。また、図6に示す場合では、第1光干渉信号49aは、第2光干渉信号49bよりも振幅が小さくなる。これは、第1光干渉信号を構成する第1正反射測定光は、測定光36の一部が光学部材47で反射された光であるからである。また、第1光干渉信号49aは、第2光干渉信号49bよりも時系列で先に検出される。これは、第1光干渉信号を構成する第1正反射測定光は測定対象物9とヘッド部15との間に設置される光学部材47で反射され、第2光干渉信号を構成する第2正反射測定光は測定対象物9で反射されるからである。
干渉縞パターン検出部52は、第1干渉信号の振幅がピークになる時間(t1)及び第2干渉信号の振幅がピークになる時間(t2)を取得する。そして、干渉縞パターン検出部52は、取得したt1及びt2(干渉縞パターン)を距離算出部53へ送る。なお、干渉縞パターン検出部52は、公知の方法を利用して時間(t1)及び(t2)を求めることができる。
図5に戻って、距離算出部53は、干渉縞パターン検出部52から取得した第1干渉信号の振幅がピークになる時間(t1)及び第2干渉信号の振幅がピークになる時間(t2)から、光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離を取得する。なお、距離算出部53は、公知の方法により、t1及びt2から光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離を算出する。
さらに、距離算出部53は、算出した光学部材47から測定対象物9までの距離と光学部材47の曲率半径Rとを加算することにより、設計上の回転中心10から測定対象物9までの距離を精度良く算出する。このように求められた回転中心10から測定対象物9までの距離は、光学部材47の反射面から測定対象物9までの実測距離に光学部材47の固定値である曲率半径Rを加算して算出するために、ヘッド部15が設計上の回転中心10からズレて回転した場合であっても、設計上の回転中心10から測定対象物9までの距離を正確に求めることができる。距離算出部53は、設計上の回転中心10から測定対象物9までの距離に関する情報を位置座標算出部54に送る。
位置座標算出部54は、距離算出部53から取得した設計上の回転中心10から測定対象物9までの距離に関する情報とヘッド部15の回転角度に基づいて、測定対象物9において測定光36を正反射した点(第2正反射測定光の反射点)の空間座標を取得する。なお、この空間座標は、光学部材47の曲率中心を原点とする。
図7は、位置座標検出部27の3次元座標の算出を説明する概念図である。図7では、ヘッド部15(図7中では省略)がX軸の回りをθ°及びZ軸の回りをδ°回転し、回転中心10から測定対象物9までの距離がrである場合を示す。位置座標算出部54は、公知の方法により、光学部材47の曲率中心を原点として第2正反射測定光の反射点の座標を算出する。
例えば、位置座標検出部27は、以下に示す式1を使用して、第2反射測定光の反射点Cを算出してもよい。
(式1) x=rsinθcosδ、y=rsinθsinδ、z=rcosθ
(式1) x=rsinθcosδ、y=rsinθsinδ、z=rcosθ
図8は、3次元座標測定装置17の動作フロー図である。先ず、光周波数コム光源20は、光コム31を光アンプ21へ向けて出射する(ステップS10)(レーザ光を出射するステップ)。その後、スプリッタ22は、光コム31を参照光35と測定光36とに分割する(ステップS12)(光分割ステップ)。そして、非接触式プローブ13のヘッド部15は、測定光36を光学部材47及び測定対象物9の全体に照射されるように制御され(出射方向制御ステップ)、第1正反射測定光36aと第2正反射測定光36bがヘッド部15に入射される(ステップS14)。
次に、干渉縞パターン検出部52は、参照光35と第1正反射測定光36aとの第1光干渉信号、及び参照光35と第2正反射測定光36bとの第2光干渉信号を検出する(ステップS16)(光検出ステップ)。その後、距離算出部53は、干渉縞パターン検出部52の検出結果に基づき、光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離を算出する(ステップS18)(距離算出ステップ)。そして、位置座標算出部54は、距離算出部53の検出結果に基づいて、測定対象物9の3次元座標を算出する(ステップS20)(位置座標算出ステップ)。
以上で説明したように、本態様によれば、光学部材47の反射面から測定対象物9までの距離を測定することにより、ヘッド部15の回転中心10から測定対象物9までの距離を取得して、測定対象物9の3次元座標を算出する。これにより、本態様は、ヘッド部15の回転が回転中心10からズレて行われた場合であっても、ヘッド部15の設計上の回転中心10から測定対象物9までの正確な距離を取得することができ、測定対象物9の3次元座標測定を精度良く行うことができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の3次元座標測定装置17の第2実施形態に関して説明する。図9は、第2実施形態の3次元座標測定装置17の構成を示す概略図である。なお、図2と同様の箇所は、同じ符号を付し説明は省略する。
次に、本発明の3次元座標測定装置17の第2実施形態に関して説明する。図9は、第2実施形態の3次元座標測定装置17の構成を示す概略図である。なお、図2と同様の箇所は、同じ符号を付し説明は省略する。
3次元座標測定装置17の第2実施形態では、光周波数コム光源20は、サーキュレータ44へ光コム31を出射する。サーキュレータ44は、光コム31を取得して、光コム31をスプリッタ22に出射する。
スプリッタ22は、光コム31を参照光35と測定光36とに分割する。図9に示した場合では、スプリッタ22は、参照光35と測定光36との割合が1:99となるように光コム31を分割する。その後、参照光35は、第1コリメータ38を介して、移動ステージ70に入射する。移動ステージ70は、参照光35の反射面を移動させる(図中の矢印を参照)ことにより、参照光35の光路を調整することができる。一方、測定光36は、ヘッド部15から測定対象物9に対して出射される。
光学部材47で反射する第1正反射測定光36a及び測定対象物9で反射する第2正反射測定光36bは、ヘッド部15に入射して、サーキュレータ44に送られる。サーキュレータ44は、第1正反射測定光36a及び第2正反射測定光36bを取得し、光検出部26へ出力する。
以上で説明したように、3次元座標測定装置17は、図9に示すような構成を採用することもできる。
<3次元座標測定装置の他の実施形態>
次に、図10〜図12を用いて3次元座標測定装置17の他の実施形態について説明を行う。
次に、図10〜図12を用いて3次元座標測定装置17の他の実施形態について説明を行う。
図10に示した3次元座標測定装置17では、光周波数コム光源20とスプリッタ22との間、より具体的には光周波数コム光源20と光アンプ21との間にエタロン60が設けられている。なお、図10に示した3次元座標測定装置17は、エタロン60を備える点を除けば、図2に示した3次元座標測定装置17と基本的に同じ構成であり、3次元座標測定装置17と機能及び構成上同一のものについては同一符号を付してその説明は省略する。
エタロン60は、例えばファブリー・ペロー・エタロンが用いられる。エタロン60は、光コム31の周波数間隔をm(mは2以上の整数)倍する。これにより、光コム31の周波数間隔を適宜広げることができる。光周波数コム光源20から出射される光コム31の周波数間隔は一般的には100MHz、250MHzであるが、エタロン60を用いることにより光コム31の周波数間隔を例えば15GHz程度に広げることができる。このように光コム31の周波数間隔を広げることにより空間位置を細かく測定することができる。ここで、光コム31は参照標準であるので主間隔(例えば1m、1.5m、・・・)だけを測定し、空間位置の詳細は例えば3次元測定機に内蔵のデジタルスケールにより測定してもよい。また、エタロン60により光コム31の櫛(コム)の本数を間引くことで、光コム31の櫛の次数を容易に見つけられるようになり、光コム31を用いた測定をより高精度かつ短時間に行うことができる。
なお、周波数間隔1GHzのエタロンのフィネスの制作は容易であるが周波数間隔15GHzに対応するエタロンのフィネスの制作は困難である。このため、例えば、エタロン60としてエタロン1とエタロン2とが直列接続(3個以上でも可)されたものを用いて、光周波数コム光源20から出射される周波数間隔100MHzの光コム31の周波数間隔を、エタロン1にて1GHzに広げた後にエタロン2にて15GHzに広げてもよい。ここで「フィネス」とはエタロンの特性を示す値であり、Δf/frで表される[Δf:フリースペクトラルレンジ(FSR)、fr:光コムの繰り返し周波数]。
また、図11に示す3次元座標測定装置17のように、前述のmの値が異なる複数種類のエタロン60A,60B,60C(4種類以上でも可)を並列に設けて、光スイッチ(エタロン選択部)62により光周波数コム光源20及び光アンプ21と接続するエタロン60A,60B,60Cの種類を選択可能にしてもよい。なお、光スイッチ62の切り替えはスイッチ制御部63により制御される。スイッチ制御部63は、ユーザからの切り替え指示の入力に応じて光スイッチ62を切り替える。このように複数種類のエタロン60A,60B,60Cを選択可能にすることで、大きな測定対象物9の測定や空間位置の細かい測定を可能にすることができる。
さらに、図12に示すように、3次元座標測定装置17を全て同一箇所に配置する必要はなく、例えば、3次元座標測定装置17(非接触式プローブ13を除く)は所定の標準供給機関や指定校正機関、又はメーカの校正部門などの測定室R1に設置し、この3次元座標測定装置17と別の場所(例えば数km離れた位置)にある工場R2などに配置された非接触式プローブ13とを光通信接続してもよい。この場合、測定光路の光ファイバをL=数kmにわたって延長することにより、異なる場所・建物に存在する物体を、測定室から測定することができる。なお、参照光路にもLと同じ長さの光ファイバを設けることにより、時間的コヒーレンス干渉(パルス干渉)が実現できる。
以上、本発明の3次元座標測定装置17に関して説明を行ってきたが、本発明は上述した実施形態に限らない。例えば、本発明は上述した発明を達成する3次元座標測定方法も含む。
9…測定対象物、10…回転中心、12…測定ステージ、13…非接触式プローブ、14…駆動機構、15…ヘッド部、17…3次元座標測定装置、17A…測定機本体、17B…コントローラ、20…光周波数コム光源、21…光アンプ、22…スプリッタ、23…第1光路、24…第2光路、25…ミキサ、26…光検出部、27…位置座標検出部、28…光ファイバケーブル、29…コネクタ、30…出射方向制御部、31…光コム、35…参照光、36…測定光、36a…第1正反射測定光、36b…第2正反射測定光、38…第1コリメータ、39…プリズムリフレクタ、40…コーナリフレクタ、41…走査ステージ、42…第2コリメータ、44…サーキュレータ、47…光学部材、50…光干渉信号、52…干渉縞パターン検出部、53…距離算出部、54…位置座標算出部
Claims (9)
- レーザ光を出射する光源と、
前記光源から出射された前記レーザ光を参照光と測定光とに分割する光分割部と、
前記光分割部で分割された前記測定光を出射し、前記測定光の正反射された第1及び第2正反射測定光が入射するヘッド部と、
前記ヘッド部を回転させることにより、前記ヘッド部から出射される前記測定光の出射方向を制御する出射方向制御部と、
前記ヘッド部の回転中心を曲率中心とする球状の反射面であって、前記測定光の一部を正反射させる反射面を有する光学部材と、
前記光分割部で分割された前記参照光と、前記ヘッド部から出射され前記光学部材により正反射した前記第1正反射測定光との第1光干渉信号、及び前記参照光と測定対象物により正反射した前記第2正反射測定光との第2光干渉信号を検出する光検出部と、
前記光検出部の検出結果に基づき、前記光学部材の反射面から前記測定対象物までの距離を算出する距離算出部と、
前記距離算出部の算出結果及び前記出射方向制御部により制御された前記測定光の出射方向に基づき、前記光学部材の曲率中心を原点とした場合における前記測定対象物の3次元座標を算出する位置座標算出部と、
を備える3次元座標測定装置。 - 前記光源が出射する前記レーザ光は、等しい周波数間隔で並んだ複数の周波数成分を有する光コムである請求項1に記載の3次元座標測定装置。
- 前記光源と前記光分割部との間には、2以上の整数をmとすると、前記光コムの周波数間隔をm倍するエタロンが設けられている請求項2に記載の3次元座標測定装置。
- 前記光源と前記光分割部との間には、前記mの値が異なる複数種類の前記エタロンが設けられており、
前記光源及び前記光分割部を接続する前記エタロンの種類を選択するエタロン選択部を備える請求項3に記載の3次元座標測定装置。 - 前記ヘッド部は、第1の方向及び前記第1の方向に直交する第2の方向に回転する請求項1から4のいずれか1項に記載の3次元座標測定装置。
- 前記ヘッド部は、ミラー又はプリズムである請求項1から5のいずれか1項に記載の3次元座標測定装置。
- 前記光学部材は、ドーム形状の一定の肉厚を有する光学部材、又は凸状の球面の平凸レンズである請求項1から6のいずれか1項に記載の3次元座標測定装置。
- 前記光学部材の材料は、ガラスである請求項1から7のいずれか1項に記載の3次元座標測定装置。
- レーザ光を出射するステップと、
出射された前記レーザ光を参照光と測定光とに分割する光分割ステップと、
前記光分割ステップで分割された前記測定光を出射し、前記測定光の正反射された第1及び第2正反射測定光が入射するヘッド部を回転させることにより、前記ヘッド部から出射される前記測定光の出射方向を制御する出射方向制御ステップと、
前記ヘッド部の回転中心を曲率中心とする球状の反射面であって、前記測定光の一部を正反射させる反射面を有する光学部材により正反射した前記第1正反射測定光と前記参照光との第1光干渉信号、及び前記参照光と測定対象物により正反射した前記第2正反射測定光との第2光干渉信号を検出する光検出ステップと、
前記光検出ステップの検出結果に基づき、前記光学部材の反射面から前記測定対象物までの距離を算出する距離算出ステップと、
前記距離算出ステップの算出結果及び前記出射方向制御ステップにより制御された前記測定光の出射方向に基づき、前記光学部材の曲率中心を原点とした場合における前記測定対象物の3次元座標を算出する位置座標算出ステップと、
を含む3次元座標測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014145263A JP6268535B2 (ja) | 2014-07-15 | 3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014145263A JP6268535B2 (ja) | 2014-07-15 | 3次元座標測定装置及び3次元座標測定方法 |
Publications (2)
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JP2016020872A JP2016020872A (ja) | 2016-02-04 |
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