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JP6264634B2 - 樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにledパッケージおよびその製造方法 - Google Patents

樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにledパッケージおよびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにLEDパッケージおよびその製造方法に関する。
近年、LED(発光ダイオード)素子を光源として用いる照明装置が、各種家電、OA機器、車両機器の表示灯、一般照明、車載照明、およびディスプレイ等に用いられている。このような照明装置の中には、リードフレームにLED素子を搭載することにより作製された半導体装置を含むものがある。
また従来、LED素子用の半導体装置(LEDパッケージ)としては、放熱性等の観点から、SONタイプのもの(SONパッケージ)が開発されてきている。このようなSONパッケージにおいては、LED素子からの光を反射させるための反射樹脂が設けられている(例えば特許文献1および特許文献2参照)。
特開2006−156704号公報 特開2012−033724号公報
一般に、LED用パッケージは、リードフレーム上に反射樹脂を成形した後、LED素子をボンディングすることにより作製される。また、反射樹脂を成形した後に露出したリードフレームの金属部は、LED素子からの光を反射させるために使用される。従って、反射樹脂を成形した後も、露出したリードフレームの金属部がLED素子からの光を反射させやすい状態にしておく必要がある。
また従来、リードフレームに反射樹脂を成形する際、金型とリードフレームとが完全に密着しない場合、樹脂がリードフレームのうち金属を露出させる領域にも流れ込んでしまうという問題が生じる。リードフレームのうち金属を露出させる領域へ流れ込んだ樹脂は、樹脂バリとしてリードフレームに付着してしまう。このため、このような樹脂バリを取るための工程が別途必要になるという課題があった。
一方、上述した樹脂バリの発生を防ぐため、リードフレームに反射樹脂を成形する際、金型をリードフレームに対して強く押圧することも考えられる。しかしながら、金型がリードフレームを強く押圧すると、金型表面の凹凸がリードフレーム表面に転写されてしまう。この場合、リードフレーム表面に金型痕が発生し、リードフレームの光学特性が変化したり、ボンディング性が悪化したりする等の不具合が生じるおそれがある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、リードフレームに樹脂バリが発生することを防止することが可能な、樹脂付リードフレームおよびその製造方法、ならびにLEDパッケージおよびその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、反射樹脂を形成する際に下金型と上金型との間で挟持されるLED素子搭載用リードフレームを用いて作製された樹脂付リードフレームにおいて、第1の部分と、第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを有するリードフレームと、リードフレームに設けられた反射樹脂とを備え、リードフレームの第1の部分または第2の部分のうち、下金型および上金型のうち一方の金型と、反射樹脂と、リードフレームとの交点に対応する部分に、当該金型により押圧されるとともにリードフレームの他の部分より突出する線状突出部を設け、この線状突出部により、反射樹脂を形成する際に反射樹脂が第1の部分または第2の部分の内側へ流れ込むことを防止するようになっており、第1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち下金型又は上金型に接触する部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置することを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、第1の部分および第2の部分は、それぞれリードフレーム本体と、リードフレーム本体上に形成されためっき層とを有し、線状突出部は、めっき層の一部を盛り上げることによって形成されることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、第1の部分および第2の部分は、それぞれリードフレーム本体と、リードフレーム本体上に形成されためっき層とを有し、線状突出部は、リードフレーム本体の一部を盛り上げることによって形成されることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、第1の部分および第2の部分のうち少なくとも一方は、薄肉部を有し、線状突出部は、薄肉部に設けられていることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、第1の部分および第2の部分の周囲に、反射樹脂を形成する反射樹脂形成領域が形成され、第1の部分および第2の部分のうち、反射樹脂形成領域の内側端縁周辺に、反射樹脂が入り込む溝が形成されていることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、線状突出部のうち下金型又は上金型に接触する部分が平坦面になっていることを特徴とする樹脂付リードフレームである。
本発明は、反射樹脂を形成する際に下金型と上金型との間で挟持されるLED素子搭載用リードフレームを用いて作製されたLEDパッケージにおいて、第1の部分と第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを有するリードフレームと、リードフレームの第1の部分に載置されたLED素子と、LED素子とリードフレームの第2の部分とを電気的に接続する導電部と、LED素子を取り囲むように設けられ、凹部を有する反射樹脂と、反射樹脂の凹部内に充填された封止樹脂とを備え、第1の部分または第2の部分のうち、下金型および上金型のうち一方の金型と、反射樹脂と、リードフレームとの交点に対応する部分に、当該金型により押圧されるとともにリードフレームの他の部分より突出する線状突出部を設け、この線状突出部により、反射樹脂を形成する際に反射樹脂が第1の部分または第2の部分の内側へ流れ込むことを防止するようになっており、第1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち下金型又は上金型に接触する部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置することを特徴とするLEDパッケージである。
本発明は、反射樹脂を形成する際に下金型と上金型との間で挟持されるLED素子搭載用リードフレームを用いて樹脂付リードフレームを製造する、樹脂付リードフレームの製造方法において、第1の部分と、第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを含むリードフレーム本体を準備する工程と、リードフレーム本体上にめっき層を形成することによりリードフレームを作製する工程と、リードフレームを下金型と上金型との間で挟持した状態で、リードフレームに反射樹脂を設ける工程とを備え、第1の部分または第2の部分のうち、下金型および上金型のうち一方の金型と、反射樹脂と、リードフレームとの交点に対応する部分に、当該金型により押圧されるとともにリードフレームの他の部分より突出する線状突出部が設けられ、反射樹脂を設ける工程において、下金型および上金型のうち少なくとも一方によって線状突出部が押圧され、これにより反射樹脂が第1の部分または第2の部分の内側へ流れ込むことを防止するようになっており、反射樹脂を設ける工程において、第1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち下金型又は上金型に接触する部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置することを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法である。
本発明は、LEDパッケージの製造方法において、樹脂付リードフレームの製造方法により、樹脂付リードフレームを作製する工程と、樹脂付リードフレームにLED素子を搭載する工程と、LED素子とリードフレームとを導電部により接続する工程と、LED素子および導電部を封止樹脂によって封止する工程とを備えたことを特徴とするLEDパッケージの製造方法である。
本発明によれば、線状突出部により反射樹脂が第1の部分または第2の部分へ流れ込むことを防止している。これにより、リードフレームに樹脂バリが発生することを防止することができる。
図1は本発明の一実施の形態によるリードフレームを示す全体平面図。 図2は本発明の一実施の形態によるリードフレームを示す部分拡大平面図。 図3は本発明の一実施の形態によるリードフレームを示す部分拡大底面図。 図4は本発明の一実施の形態によるリードフレームを示す断面図(図2のIV−IV線断面図)。 図5(a)(b)は線状突出部を示す拡大断面図。 図6は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームを示す断面図。 図7は本発明の一実施の形態によるリードフレームを用いて作製されたLEDパッケージを示す断面図(図8のVII−VII線断面図)。 図8は本発明の一実施の形態によるリードフレームを用いて作製されたLEDパッケージを示す平面図。 図9(a)−(f)は本発明の一実施の形態によるリードフレームの製造方法を示す断面図。 図10(a)−(d)は本発明の一実施の形態による樹脂付リードフレームの製造方法を示す断面図。 図11(a)−(e)は本発明の一実施の形態によるLEDパッケージの製造方法を示す断面図。 図12はLEDパッケージの変形例(変形例1)を示す断面図。 図13はリードフレームの変形例(変形例1)を示す平面図。 図14はLEDパッケージの変形例(変形例2)を示す断面図。 図15はリードフレームの変形例(変形例2)を示す平面図。 図16はLEDパッケージの変形例(変形例3)を示す断面図。 図17はリードフレームの変形例(変形例3)を示す平面図。 図18はLEDパッケージの変形例(変形例4)を示す断面図。 図19はリードフレームの変形例(変形例4)を示す平面図。 図20はLEDパッケージの変形例(変形例5)を示す断面図。 図21はリードフレームの変形例(変形例5)を示す平面図。 図22は樹脂付リードフレームの変形例(変形例6)を示す平面図。 図23はLEDパッケージの変形例(変形例6)を示す断面図。 図24(a)−(d)は樹脂付リードフレームの製造方法の変形例(変形例6)を示す断面図。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図11を参照して説明する。
リードフレームの構成
まず、図1乃至図5により、LED素子搭載用リードフレームの概略について説明する。
図1に示すリードフレーム10は、LED素子21を搭載したLEDパッケージ20(図7および図8)を作製する際に用いられるものである。
このようなリードフレーム10は、矩形状の外形を有する枠体13と、枠体13内に多列および多段に(マトリックス状に)配置された、多数のパッケージ領域14とを備えている。
図2乃至図4に示すように、複数のパッケージ領域14は、各々LED素子21が搭載されるダイパッド(第1の部分)25と、ダイパッド25から離間して設けられたリード部(第2の部分)26とを備えている。
一つのパッケージ領域14内のダイパッド25とリード部26との間には、隙間16が形成されており、ダイシングされた後(図11(d))、ダイパッド25とリード部26とは互いに電気的に絶縁されるようになっている。なお、各パッケージ領域14は、それぞれ個々のLEDパッケージ20に対応する領域である。図2において、各パッケージ領域14を、長方形状の二点鎖線で示している。
また、図2に示すように、ダイパッド25とリード部26との周囲には、LED素子21(図7および図8参照)を取り囲む反射樹脂形成領域45が形成されている。この反射樹脂形成領域45は、後述するように、リードフレーム10の表面のうち、反射樹脂23を設ける領域に相当する。
また、反射樹脂形成領域45は、それぞれ各パッケージ領域14内に位置する長円状ないしはレーストラック状の内側端縁45aを有している。換言すれば、反射樹脂形成領域45は、各内側端縁45aで囲まれた領域の外側に拡がる領域からなっている。また、ダイパッド25およびリード部26の表面のうち、反射樹脂形成領域45に含まれない領域(すなわち内側端縁45aで囲まれた領域)は、後述する反射樹脂23の凹部23aの底面を構成する(図7および図8)。
なお、反射樹脂形成領域45の内側端縁45aの平面形状は、長円状ないしはレーストラック状に限られるものではなく、例えば矩形、円形、楕円形または多角形等としても良い。
また、図2に示すように、各パッケージ領域14内のリード部26は、図2の上方および下方に隣接する他のパッケージ領域14内のリード部26と、それぞれリード連結部52によって連結されている。さらに、各パッケージ領域14内のダイパッド25は、図2の上方および下方に隣接する他のパッケージ領域14内のダイパッド25と、それぞれダイパッド連結部53により連結されている。
さらに、各パッケージ領域14内のダイパッド25は、図2の右方に隣接する他のパッケージ領域14内のリード部26と、パッケージ領域連結部54により連結されている。さらにまた、各パッケージ領域14内のリード部26は、図2の左方に隣接する他のパッケージ領域14内のダイパッド25と、パッケージ領域連結部54により連結されている。
これらリード連結部52、ダイパッド連結部53およびパッケージ領域連結部54は、裏面側からハーフエッチングされることにより、リードフレーム10の他の部分より薄肉状に形成されている。なお、最も外周に位置するパッケージ領域14内のリード部26およびダイパッド25は、リード連結部52、ダイパッド連結部53、およびパッケージ領域連結部54のうちの1つまたは複数によって、枠体13に連結されている。
一方、図4の断面図に示すように、リードフレーム10は、リードフレーム本体11と、リードフレーム本体11上に形成されためっき層12とから構成されている。
このうちリードフレーム本体11は金属板からなっている。リードフレーム本体11を構成する金属板の材料としては、例えば銅、銅合金、42合金(Ni42%のFe合金)、鉄合金(ステンレス、FeNi)、アルミニウム等を挙げることができる。このリードフレーム本体11の厚みは、LEDパッケージの構成にもよるが、0.05mm〜0.5mmとすることが好ましい。
また、めっき層12は、リードフレーム本体11の表面および裏面を含む全面に設けられている。表面側のめっき層12は、LED素子21からの光を反射するための反射層として機能する。他方、裏面側のめっき層12は、はんだとの密着性を高める役割を果たす。このめっき層12は、銀、パラジウム、金等の単層めっきからなっていても良く、あるいは多層めっきからなっていても良い。めっき層12が多層めっきからなる場合、めっき層12は、リードフレーム本体11側の下地めっき層と、最表面側の最表面めっき層とを含んでいてもよい。なお、下地めっき層としては、銅、ニッケル、パラジウムまたはこれらを複数積層した電解めっき層を挙げることができる。また、最表面めっき層としては、銀、銀の合金、金やその合金、白金族、銅やその合金、またはアルミニウムの電解めっき層を挙げることができる。
めっき層12は、その厚みが極薄く形成されており、具体的には最も薄い部分において0.005μm〜10μmとされることが好ましい。なお、めっき層12は、必ずしもリードフレーム本体11の表面および裏面の全体に設ける必要はなく、リードフレーム本体11の表面および裏面のうち、一部のみに設けても良い。
また、ダイパッド25の裏面に、第1のアウターリード部27が形成され、リード部26の裏面に、第2のアウターリード部28が形成されている。第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28は、それぞれLEDパッケージ20と外部の配線基板(図示せず)とを接続する際に用いられる。
本実施の形態において、図2および図4に示すように、リードフレーム10の表面のうち、反射樹脂形成領域45の内側端縁45a周辺に溝18が設けられている。この溝18は、リードフレーム10の表面から裏面方向へ凹む、凹形状の断面を有しており、後述する反射樹脂23が入り込む反射樹脂流入溝を構成している。
図2に示すように、溝18の平面形状は、ダイパッド25とリード部26との間に形成された隙間16を除き、環状に延びており、略長円状ないしは略レーストラック状となっている。また、溝18は、それぞれ平面長円状ないしはレーストラック状の外周縁18aおよび内周縁18bを有しており、反射樹脂形成領域45の内側端縁45aは、外周縁18aと内周縁18bとの略中央部に位置している。なお、溝18の平面形状は、長円状ないしはレーストラック状に限られるものではなく、例えば矩形、円形、楕円形または多角形等としても良い。
さらに、図2乃至図4に示すように、ダイパッド25およびリード部26には、リードフレーム10の他の部分より突出するとともに平面から見て線状に延びる線状突出部63が設けられている。この線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、反射樹脂23を形成するための下金型35Aまたは上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10との交点に対応する部分に設けられている(図10(c)参照)。
具体的には、リードフレーム10の表面側において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、溝18の内周縁18bと隙間16とによって取り囲まれた領域の周縁に沿って形成されている(図2参照)。
また、リードフレーム10の裏面側において、線状突出部63は、第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28の周縁に沿って形成されている(図3参照)。
なお、図4において、線状突出部63は高さ方向に誇張して描かれている(図6、図7等についても同様)。
この線状突出部63は、図5(a)に示すように、めっき層12の一部を盛り上げることによって形成されても良い。
具体的には、線状突出部63は、めっき層12を構成する各層のうち、最表面めっき層(例えば銀めっき層)を盛り上げることによって形成されても良い。この場合、下金型35Aまたは上金型35Bによって線状突出部63が潰されても、めっき層12の膜厚を一定程度確保することができるため、樹脂バリが発生することを確実に防止することができる。
あるいは、線状突出部63は、めっき層12を構成する各層のうち、下地めっき層を盛り上げることによって形成されても良い。この場合、下地めっき層を構成する金属を各種金属から選択することが可能になるので、線状突出部63の硬さ等を下金型35Aおよび上金型35Bの圧力等の条件に合わせて調整することができる。なお、ニッケルめっき層は均一に電着しにくい性質があるため、下地めっき層としてニッケルめっき層を用いる場合、線状突出部63を形成しやすくすることができる。
なお、上記方法を組合せ、最表面めっき層および下地めっき層の両方を盛り上げることによって線状突出部63を形成しても良い。この場合、線状突出部63の高さを高くすることが可能になる。
図5(a)において、線状突出部63におけるめっき層12の厚みは、線状突出部63以外のめっき層12の厚みの1.2〜8倍となることが好ましく、1.5倍〜2倍となることが更に好ましい。また、線状突出部63におけるめっき層12の厚みは、線状突出部63以外のめっき層12の厚みより0.5μm〜20μm厚くなっていることが好ましい。
また、線状突出部63の幅は、5μm〜100μmとすることが好ましい。
あるいは、線状突出部63は、図5(b)に示すように、リードフレーム本体11の一部を盛り上げることによって形成されても良い。この場合、例えばリードフレーム本体11のうち線状突出部63を除く領域を、表面側から例えばハーフエッチングすることにより予め薄肉化しておき、その後、リードフレーム本体11の全面にめっき層12を設けることにより線状突出部63を形成しても良い。線状突出部63がリードフレーム本体11の一部を盛り上げることによって形成されていることにより、線状突出部63の形状を制御することが容易となり、線状突出部63におけるLED素子21からの光の反射制御が容易となる。
樹脂付リードフレームの構成
次に、図6により、図1乃至図5に示すリードフレーム10を用いて作製された樹脂付リードフレームの一実施の形態について説明する。
図6に示す樹脂付リードフレーム30は、LED素子21(図7および図8参照)を載置するために用いられるものである。このような樹脂付リードフレーム30は、上述したリードフレーム10と、リードフレーム10の反射樹脂形成領域45に設けられた反射樹脂23とを備えている。
このうちリードフレーム10の構成は、上述した図1乃至図5に示すものと同様であり、ここでは詳細な説明を省略する。
一方、反射樹脂23は、リードフレーム10と一体化されており、後述するようにLED素子21を取り囲む凹部23aを有している。また、ダイパッド25とリード部26との間の隙間16にも反射樹脂23が充填されている。
また、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置している。さらに、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の裏面23hと線状突出部63の裏面側頂部63dとが、同一平面上に位置している。なお、線状突出部63の表面側頂部63cおよび裏面側頂部63dは、後述するようにリードフレーム10に反射樹脂23を形成する際、それぞれ上金型35Bおよび下金型35Aが接触する部分である(図10(b)参照)。これにより、とりわけ反射樹脂23の表面23g側において、LED素子21から照射された光の反射方向を制御しやすくすることができる。なお、反射樹脂23の詳細は後述する。
図6に示すように、反射樹脂23は溝18の内部にも入り込んでいる。この場合、反射樹脂23のコーナー部23fは、溝18の外周縁18aと内周縁18bとの間に位置しており、好ましくは溝18の外周縁18aと内周縁18bとの略中央部に位置している。
また、樹脂付リードフレーム30の表面側において、ダイパッド25およびリード部26のうち溝18の内周縁18bによって囲まれた部分が外方に露出しており、線状突出部63は、この露出した部分の周縁に形成されている。なお、溝18に沿って充填された反射樹脂23の表面23jと線状突出部63の表面側頂部63eとは、同一平面上に位置している。
さらに、樹脂付リードフレーム30の裏面側において、第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28が外方に露出しており、線状突出部63はこの露出した部分の周縁に形成されている。なお、各パッケージ領域14間に充填された反射樹脂23の裏面23kと線状突出部63の裏面側頂部63fとは、同一平面上に位置している。
LEDパッケージの構成
次に、図7および図8により、図1乃至図5に示すリードフレーム10を用いて作製されたLEDパッケージの一実施の形態について説明する。図7および図8は、それぞれLEDパッケージ(SONタイプ)を示す断面図および平面図である。
図7および図8に示すように、LEDパッケージ(半導体装置)20は、(個片化された)リードフレーム10と、リードフレーム10のダイパッド25に載置されたLED素子21と、LED素子21とリードフレーム10のリード部26とを電気的に接続するボンディングワイヤ(導電部)22とを備えている。
また、LED素子21を取り囲むように、凹部23aを有する反射樹脂23が設けられている。この反射樹脂23は、リードフレーム10と一体化されている。さらに、LED素子21とボンディングワイヤ22とは、透光性の封止樹脂24によって封止されている。この封止樹脂24は、反射樹脂23の凹部23a内に充填されている。
以下、このようなLEDパッケージ20を構成する各構成部材について、順次説明する。
LED素子21は、発光層として例えばGaP、GaAs、GaAlAs、GaAsP、AlInGaP、またはInGaN等の化合物半導体単結晶からなる材料を適宜選ぶことにより、紫外光から赤外光に渡る発光波長を選択することができる。このようなLED素子21としては、従来一般に用いられているものを使用することができる。
またLED素子21は、はんだまたはダイボンディングペーストにより、反射樹脂23の凹部23a内においてダイパッド25上に固定実装されている。なお、ダイボンディングペーストを用いる場合、耐光性のあるエポキシ樹脂やシリコーン樹脂からなるダイボンディングペーストを選択することが可能である。
ボンディングワイヤ22は、例えば金等の導電性の良い材料からなり、その一端がLED素子21の端子部21aに接続されるとともに、その他端がリード部26上に接続されている。
反射樹脂23は、例えばリードフレーム10上に熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂を例えばトランスファ成形または射出成形することにより形成されたものである。反射樹脂23の形状は、トランスファ成形または射出成形に使用する金型の設計により、様々に実現することが可能である。例えば、反射樹脂23の全体形状を、図7および図8に示すように直方体としても良く、あるいは円筒形または錐形等の形状とすることも可能である。また凹部23aの底面は、長円形状ないしはレーストラック形状に限らず、矩形、円形、楕円形または多角形等とすることができる。凹部23aの側壁の断面形状は、図7のように直線から構成されていても良いし、あるいは曲線から構成されていてもよい。反射樹脂23の色は、白色のほか黒色であっても良い。
反射樹脂23に使用される熱可塑性樹脂または熱硬化性樹脂については、特に耐熱性、耐候性および機械的強度の優れたものを選ぶことが望ましい。熱可塑性樹脂の種類としては、ポリアミド、ポリフタルアミド、ポリフェニレンサルファイド、液晶ポリマー、ポリエーテルサルホン、ポリブチレンテレフタレート、ポリエーテルイミド等、熱硬化性樹脂の種類としてはシリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、およびポリウレタン等、を使用することができる。さらにまた、これらの樹脂中に光反射剤として、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム、チタン酸カリウム、窒化アルミニウムおよび窒化ホウ素のうちいずれかを添加することによって、凹部23aの底面及び側壁において、発光素子からの光の反射率を増大させ、LEDパッケージ20全体の光取り出し効率を増大させることが可能となる。
封止樹脂24としては、光の取り出し効率を向上させるために、LEDパッケージ20の発光波長において光透過率が高く、また屈折率が高い材料を選択するのが望ましい。したがって耐熱性、耐候性、及び機械的強度が高い特性を満たす樹脂として、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂を選択することが可能である。特に、LED素子21として高輝度LEDを用いる場合、封止樹脂24が強い光にさらされるため、封止樹脂24は高い耐候性を有するシリコーン樹脂からなることが好ましい。
なお、リードフレーム10の構成については、図1乃至図5を用いて既に説明したので、ここでは詳細な説明を省略する。
LED素子搭載用リードフレームの製造方法
次に、図1乃至図5に示すリードフレーム10の製造方法について、図9(a)−(f)を用いて説明する。なお、図9(a)−(f)は、リードフレーム10の製造方法を示す断面図であり、それぞれ図4に示す断面に対応している。
なお、以下において、線状突出部63がめっき層12の一部を盛り上げることによって形成される場合(図5(a))を例にとって説明する。
まず図9(a)に示すように、平板状の金属基板31を準備する。この金属基板31としては、上述のように銅、銅合金、42合金(Ni42%のFe合金)、鉄合金(ステンレス、FeNi)、アルミニウム等からなる金属基板を使用することができる。なお金属基板31は、その両面に対して脱脂等を行い、洗浄処理を施したものを使用することが好ましい。
次に、金属基板31の表裏全体にそれぞれ感光性レジスト32a、33aを塗布し、これを乾燥する(図9(b))。なお感光性レジスト32a、33aとしては、従来公知のものを使用することができる。
続いて、この金属基板31に対してフォトマスクを介して露光し、現像することにより、所望の開口部32b、33bを有するエッチング用レジスト層32、33を形成する(図9(c))。
次に、エッチング用レジスト層32、33を耐腐蝕膜として金属基板31に腐蝕液でエッチングを施す(図9(d))。腐蝕液は、使用する金属基板31の材質に応じて適宜選択することができる。例えば、金属基板31として銅を用いる場合、通常、塩化第二鉄水溶液を使用し、金属基板31の両面からスプレーエッチングにて行うことができる。
次いで、エッチング用レジスト層32、33を剥離して除去することにより、枠体13と、複数のダイパッド25と、複数のリード部26とを含むリードフレーム本体11が得られる(図9(e))。
次に、リードフレーム本体11の表面および裏面に電解めっきを施すことにより、リードフレーム本体11上に金属(例えば銀)を析出させて、リードフレーム本体11の表面および裏面を含む全面にめっき層12を形成する(図9(f))。
この間、具体的には、例えば電解脱脂工程、酸洗工程、化学研磨工程、銅ストライク工程、水洗工程、中性脱脂工程、シアン洗工程、および銀めっき工程を順次経ることにより、リードフレーム本体11にめっき層12を形成する。この場合、銀めっき工程で用いられる電解めっき用のめっき液としては、例えばシアン化銀を主成分とした銀めっき液を挙げることができる。実際の工程では、各工程間で必要に応じ適宜水洗工程を加える。また、上記工程の途中でパターニング工程を介在させることにより、リードフレーム本体11の一部のみにめっき層12を形成しても良い。
このように、めっき層12が形成される際、ダイパッド25およびリード部26には、リードフレーム10の他の部分より突出する線状突出部63が形成される。この線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、反射樹脂23を形成するための下金型35Aまたは上金型35B(図10(b))と、反射樹脂23と、リードフレーム10との交点に対応する部分に形成される。
具体的には、めっき層12を電解めっきにより形成する工程において、例えばめっき液の液流、電解めっき用の電極(陽極)の位置、めっき液の温度、めっき液中の添加剤、および/または電極間の電流値等を制御することにより、リードフレーム本体11のうち、線状突出部63を形成しようとする部分(とりわけリードフレーム本体11の角部)に電場を集中させることが可能である。これにより、電場が集中した部分のめっき層12が選択的に厚くされ、線状突出部63が形成される。
このようにして、図1乃至図5に示すリードフレーム10が得られる。
樹脂付リードフレームの製造方法
次に、図6に示す樹脂付リードフレーム30の製造方法について、図10(a)−(d)を用いて説明する。
まず上述した工程により(図9(a)−(f))、リードフレーム10を作製する(図10(a))。
続いて、このリードフレーム10を、射出成形機またはトランスファ成形機(図示せず)の下金型35Aと上金型35Bとの間に挟持させる(図10(b))。上金型35B内には、反射樹脂23の形状に対応する空間35aが形成されている。また、上金型35Bは反射樹脂23の凹部23aに対応する凸部35cを有している。この凸部35cは、ダイパッド25およびリード部26の表面に形成された線状突出部63の表面側頂部63c、63eに当接し、かつ線状突出部63を上方から押圧する。一方、下金型35Aは、ダイパッド25の裏面およびリード部26の裏面に形成された線状突出部63の裏面側頂部63d、63fに当接して、線状突出部63を下方から押圧する。
このとき、図10(b)に示すように、ダイパッド25およびリード部26の表面のうち、線状突出部63によって囲まれた面(機能面)25a、26aは、上金型35Bには直接接触しない。また、第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28のうち、線状突出部63によって囲まれた面(機能面)27a、28aは、下金型35Aには直接接触しない。したがって、下金型35Aおよび上金型35Bからの圧力は、線状突出部63に対して集中的に印加される。この結果、線状突出部63は下金型35Aおよび上金型35Bによって潰され、線状突出部63が下金型35Aおよび上金型35Bに対して密着する。
次に、射出成形機またはトランスファ成形機の樹脂供給部(図示せず)から下金型35Aと上金型35Bとの間に熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を流し込み、その後硬化又は固化させる。これにより、リードフレーム10の反射樹脂形成領域45に反射樹脂23が形成される(図10(c))。このとき、ダイパッド25とリード部26との間の隙間16にも反射樹脂23が充填される。また、反射樹脂23は、リードフレーム10表面の溝18内にも流入する。
この場合、ダイパッド25およびリード部26の線状突出部63が、下金型35Aおよび上金型35Bによって押圧されて、下金型35Aおよび上金型35Bに対して密着しているので、反射樹脂23がダイパッド25およびリード部26の水平方向内側へ流れ込むことがない。
すなわち、リードフレーム10の表面側において、反射樹脂23は線状突出部63によって遮られ、ダイパッド25の面25aおよびリード部26の面26a側へは流れ込まない。また、反射樹脂23の表面23g、23jと、線状突出部63の表面側頂部63c、63eとがそれぞれ同一平面上に位置する。一方、リードフレーム10の裏面側において、反射樹脂23は線状突出部63によって遮られ、第1のアウターリード部27の面27aおよび第2のアウターリード部28の面28a側へは流れ込まない。また、反射樹脂23の裏面23h、23kと、線状突出部63の裏面側頂部63d、63fとがそれぞれ同一平面上に位置する。
次いで、反射樹脂23が形成されたリードフレーム10を下金型35Aおよび上金型35B内から取り出す。このようにして、反射樹脂23とリードフレーム10とが一体に形成された樹脂付リードフレーム30が得られる(図10(d))。
LEDパッケージの製造方法
次に、図7および図8に示すLEDパッケージ20の製造方法について、図11(a)−(e)を用いて説明する。
まず、上述した工程(図10(a)−(d))により樹脂付リードフレーム30を作製し、この樹脂付リードフレーム30の各反射樹脂23内であって、リードフレーム10のダイパッド25上にLED素子21を搭載する。この場合、はんだまたはダイボンディングペーストを用いて、LED素子21をダイパッド25上に載置して固定する(ダイアタッチ工程)(図11(a))。
次に、LED素子21の端子部21aと、リード部26表面とを、ボンディングワイヤ22によって互いに電気的に接続する(ワイヤボンディング工程)(図11(b))。
その後、反射樹脂23の凹部23a内に封止樹脂24を充填し、封止樹脂24によりLED素子21とボンディングワイヤ22とを封止する(図11(c))。
次に、反射樹脂23およびリードフレーム10のうち各パッケージ領域14間に位置する部分を切断することにより、反射樹脂23およびリードフレーム10をLED素子21毎に分離する(ダイシング工程)(図11(d))。この際、まずリードフレーム10をダイシングテープ37上に載置して固定し、その後、例えばダイヤモンド砥石等からなるブレード38によって、各LED素子21間の反射樹脂23、ならびにリードフレーム10のリード連結部52、ダイパッド連結部53およびパッケージ領域連結部54を切断する。
このようにして、図7および図8に示すLEDパッケージ20を得ることができる(図11(e))。
以上説明したように、本実施の形態によれば、ダイパッド25およびリード部26のうち、下金型35Aおよび上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10との交点に対応する部分に、下金型35Aおよび上金型35Bにより押圧されるとともにリードフレーム10の他の部分より突出する線状突出部63を設けている。また、この線状突出部63により、反射樹脂23を形成する際(図10(c))、反射樹脂23がダイパッド25およびリード部26の内側(面25a、26a、27a、28a)へ流れ込むことを防止している。このことにより、ダイパッド25およびリード部26に樹脂バリが発生することを抑えることができ、樹脂バリを除去するバリ取り工程を不要とすることができる。
また、ダイパッド25およびリード部26に樹脂バリが発生することを抑えることができるので、下金型35Aおよび上金型35Bがリードフレーム10を挟持する圧力を下げることが可能となる。
さらに、反射樹脂23を形成する際(図10(c))、下金型35Aおよび上金型35Bによる圧力は、線状突出部63のみに集中的に加わり、ダイパッド25の面25a、27aおよびリード部26の面26a、28aには加わらない。したがって、これらの面25a、26a、27a、28aに金型痕が生じないので、ダイパッド25およびリード部26の品質(例えば外観、光沢度、可視光反射率、めっき厚、表面粗さ、ボンディング性等)を安定させることができる。これにより、ダイパッド25およびリード部26の光学特性が変化したり、ボンディング性が悪化したりすることが防止される。
変形例
次に、リードフレームおよびLEDパッケージの各種変形例(変形例1〜変形例6)について、図12乃至図24を参照して説明する。図12乃至図24において、図1乃至図11に示す実施の形態と同一部分には同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
変形例1
図12および図13は、本実施の形態の一変形例(変形例1)を示す図である。このうち図12は、リードフレーム10Aを用いて作製されたLEDパッケージ20Aを示す断面図(図7に対応する図)であり、図13は、リードフレーム10Aを示す平面図(図2に対応する図)である。
図12および図13において、図1乃至図11に示す実施の形態と異なり、反射樹脂23は、リードフレーム10Aの表面側に突出することなく、ダイパッド25とリード部26との間の隙間16、およびダイパッド25とリード部26の周囲に充填されている。
この場合、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、下金型35Aまたは上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10Aとの交点に対応する部分に設けられている。
すなわち、リードフレーム10Aの表面側において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26の周縁に沿って形成されている。また、リードフレーム10Aの裏面側において、線状突出部63は、第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28の周縁に沿って形成されている。さらに、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置し、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の裏面23hと線状突出部63の裏面側頂部63dとが、同一平面上に位置している。
この場合、リードフレーム10Aの表面側と裏面側とで、線状突出部63が略同一位置に設けられているので、反射樹脂23を形成する際、下金型35Aおよび上金型35Bによってリードフレーム10が略均等に押圧される。このため、ダイパッド25およびリード部26の線状突出部63が、下金型35Aおよび上金型35Bに対して確実に密着し、ダイパッド25およびリード部26に樹脂バリが発生することを確実に防止することができる。これにより、ダイパッド25にLED素子21が載置しやすくなり、リード部26にワイヤボンディングを行いやすくすることができる。
変形例2
図14および図15は、本実施の形態の一変形例(変形例2)を示す図である。このうち図14は、リードフレーム10Bを用いて作製されたLEDパッケージ20Bを示す断面図(図7に対応する図)であり、図15は、リードフレーム10Bを示す平面図(図2に対応する図)である。
図14および図15において、図1乃至図11に示す実施の形態と異なり、線状突出部63は、上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10Bとの交点に対応する部分のうち一部のみに設けられている。
すなわち、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、薄肉部25b、26b上であって、隙間16に面する端縁のみに設けられている。なお、薄肉部25b、26bは、リードフレーム10Bの裏面側からハーフエッチングされることにより形成されたものである。また、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置している。
一般に、薄肉部25b、26bは、上金型35Bの凸部35c(図10(b))によって押圧された際に撓みが生じやすく、このため、薄肉部25b、26b上に反射樹脂23が流れ込み、樹脂バリが発生しやすい傾向がある。したがって、薄肉部25b、26bに線状突出部63を形成することにより、仮に薄肉部25b、26bに撓みが生じた場合であっても、反射樹脂23がダイパッド25およびリード部26の内側へ流れ込むことを防止することができる。
また、リード部26の薄肉部26bは、隙間16側へ突出する突起を有する形状からなっている。このため、リード部26の隙間16に面する端縁に力が加わった際、この力が隙間16側と隙間16の反対側とに分散し、薄肉部26bにひずみが発生しやすい。このため、リード部26の隙間16に面する端縁に線状突出部63を形成することにより、薄肉部26bにひずみが生じた場合であっても、反射樹脂23がリード部26の内側へ流れ込むことを防止することができる。
変形例3
図16および図17は、本実施の形態の一変形例(変形例3)を示す図である。このうち図16は、リードフレーム10Cを用いて作製されたLEDパッケージ20Cを示す断面図(図7に対応する図)であり、図17は、リードフレーム10Cを示す平面図(図2に対応する図)である。
図16および図17において、図1乃至図11に示す実施の形態と異なり、めっき層12は、ダイパッド25表面およびリード部26表面のうち、溝18の内周縁18bの内側にのみ設けられている。
図16および図17において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10Cとの交点に対応する部分に設けられている。
すなわち、リードフレーム10Cの表面側において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、溝18の内周縁18bと隙間16とによって取り囲まれた領域の周縁に沿って形成されている。一方、リードフレーム10Cの裏面側には線状突出部63は設けられていない。また、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置している。
この場合、ダイパッド25およびリード部26のうち隙間16側を向く側面にはめっき層12が設けられていない。このため、めっき層12を設けたことによりダイパッド25とリード部26との隙間16が狭まってしまうおそれがなく、ダイパッド25とリード部26との距離を近づけることが可能になる。とりわけ、めっき層12が銀めっき層からなる場合、ダイパッド25の側面の銀めっき層とリード部26の側面の銀めっき層との間でエレクトロケミカルマイグレーションが生じることを防止することができる。
変形例4
図18および図19は、本実施の形態の一変形例(変形例4)を示す図である。このうち図18は、リードフレーム10Dを用いて作製されたLEDパッケージ20Dを示す断面図(図7に対応する図)であり、図19は、リードフレーム10Dを示す平面図(図2に対応する図)である。
図18および図19において、図1乃至図11に示す実施の形態と異なり、リード連結部52、ダイパッド連結部53およびパッケージ領域連結部54は、表側からハーフエッチングされることにより、リードフレーム10Dの他の部分より薄肉状に形成されている。また、反射樹脂23は、リードフレーム10Dの表面側に突出することなく、ダイパッド25とリード部26との間の隙間16、およびダイパッド25とリード部26の周囲に充填されている。
図18および図19において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうち、下金型35Aまたは上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10Dとの交点に対応する部分に設けられている。
すなわち、リードフレーム10Dの表面側において、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26の周縁に沿って形成されている。また、リードフレーム10Dの裏面側において、線状突出部63は、第1のアウターリード部27および第2のアウターリード部28の周縁に沿って形成されている。また、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置し、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の裏面23hと線状突出部63の裏面側頂部63dとが、同一平面上に位置している。
この場合、線状突出部63は、ダイパッド25およびリード部26のうちパッケージ領域連結部54側にも設けられているので、反射樹脂23がパッケージ領域連結部54側からダイパッド25およびリード部26の内側へ進入することを防止することができる。
変形例5
図20および図21は、本実施の形態の一変形例(変形例5)を示す図である。このうち図20は、リードフレーム10Eを用いて作製されたLEDパッケージ20Eを示す断面図(図7に対応する図)であり、図21は、リードフレーム10Eを示す平面図(図2に対応する図)である。
図20および図21において、図1乃至図11に示す実施の形態と異なり、リードフレーム10Eは、第1の部分65と、第1の部分65から離間して設けられた第2の部分66とを有している。第1の部分65および第2の部分66はそれぞれ、表面側に設けられるとともにボンディングワイヤ22が接続されるインナーリード部65a、66aと、裏面側に設けられたアウターリード部67、68とを有している。
また、第1の部分65および第2の部分66のうちインナーリード部65a、66a以外の領域は、表面側からハーフエッチングされることにより薄肉化されている。したがって、図20に示すように、第1の部分65および第2の部分66のうち、インナーリード部65a、66a以外の領域は、反射樹脂23によってその表面側を覆われている。
この場合、LED素子21は、第1の部分65と第2の部分66との間に形成された反射樹脂23上に搭載されている。
図20および図21において、線状突出部63は、第1の部分65および第2の部分66のうち、下金型35Aまたは上金型35Bと、反射樹脂23と、リードフレーム10との交点に対応する部分に設けられている。
具体的には、リードフレーム10Eの表面側において、線状突出部63は、インナーリード部65a、66aの周縁に沿って形成されている。また、リードフレーム10Eの裏面側において、線状突出部63は、アウターリード部67、68の周縁に沿って形成されている。また、第1の部分65と第2の部分66との間に充填された反射樹脂23の表面23gと線状突出部63の表面側頂部63cとが同一平面上に位置し、第1の部分65と第2の部分66との間に充填された反射樹脂23の裏面23hと線状突出部63の裏面側頂部63dとが、同一平面上に位置している。
この場合、金属からなるインナーリード部65a、66aは反射樹脂23からの露出面積を小さくしているので、空気中の湿気や硫黄成分によりインナーリード部65a、66aが変色した場合であっても、LEDパッケージ20の反射率や色味の変化等を抑えることができる。また、ワイヤボンディングに必要な領域のみを反射樹脂23から露出させることで、ボンディングワイヤ22がこの露出面を覆うこととなり、インナーリード部65a、66aが変色した場合であっても、LEDパッケージ20の反射率や色味の変化等を考慮しなくてもよくなる。さらに、インナーリード部65a、66aの周縁に沿って線状突出部63を形成したことにより、面積の狭いインナーリード部65a、66aの内側へ反射樹脂23が進入することを防止することができる。また、線状突出部63を設けたことにより、インナーリード部65a、66aの面積を更に小さくすることができる。
変形例6
図22乃至図24は、本実施の形態の一変形例(変形例6)を示す図である。このうち図22は、樹脂付リードフレーム30Fを示す断面図(図6に対応する図)であり、図23は、樹脂付リードフレーム30Fを用いて作製されたLEDパッケージ20Fを示す断面図(図7に対応する図)であり、図24(a)−(d)は、図22に示す樹脂付リードフレーム30Fの製造方法を示す断面図(図10に対応する図)である。
図22および図23において、線状突出部63のうち下金型35Aに接触する部分63aと、線状突出部63のうち上金型35Bに接触する部分63bとが、いずれも平坦面になっている。また、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の表面23gと上記部分63bとが同一平面上に位置している。さらに、ダイパッド25とリード部26との間に充填された反射樹脂23の裏面23hと上記部分63aとが、同一平面上に位置している。これにより、とりわけ反射樹脂23の表面23g側において、LED素子21から照射された光の反射方向を制御しやすくすることができる。
次に、図22に示す樹脂付リードフレーム30Fの製造方法について、図24(a)−(d)を用いて説明する。
まず上述した工程により(図9(a)−(f))、リードフレーム10を作製する(図24(a))。
続いて、このリードフレーム10を、射出成形機またはトランスファ成形機(図示せず)の下金型35Aと上金型35Bとの間に挟持させる(図24(b))。このとき、下金型35Aと上金型35Bが、ダイパッド25およびリード部26に形成された線状突出部63に当接し、押圧する。これにより、線状突出部63が潰され、平坦面からなる部分63a、63bが形成される。なお、めっき層12が軟らかい銀めっき層からなる場合、線状突出部63が潰れ易いため、部分63a、63bを平坦化させ易い。
次に、射出成形機またはトランスファ成形機の樹脂供給部(図示せず)から下金型35Aと上金型35Bとの間に熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂を流し込み、その後硬化又は固化させる。これにより、リードフレーム10の反射樹脂形成領域45に反射樹脂23が形成される(図24(c))。
この場合、ダイパッド25およびリード部26の線状突出部63が、下金型35Aおよび上金型35Bによって押圧されて、下金型35Aおよび上金型35Bに対して密着する。また、線状突出部63のうち下金型35Aに接触する部分63aと、線状突出部63のうち上金型35Bに接触する部分63bとが、いずれも潰されて平坦面になっている。これにより、線状突出部63と下金型35A又は上金型35Bとが広い範囲で密着し、反射樹脂23がダイパッド25およびリード部26の水平方向内側へ流れ込むことが確実に防止される。
次いで、反射樹脂23が形成されたリードフレーム10を下金型35Aおよび上金型35B内から取り出す。このようにして、反射樹脂23とリードフレーム10とが一体に形成された樹脂付リードフレーム30Fが得られる(図24(d))。
なお、図12乃至図21に示す各変形例1〜6において、線状突出部63のうち下金型35A又は上金型35Bに接触する部分を平坦面としても良い。
このように、図12乃至図24に示す各変形例においても、反射樹脂23を形成する際、反射樹脂23がダイパッド25およびリード部26の内側へ流れ込むことを防止することができ、ダイパッド25およびリード部26に樹脂バリが発生することを抑えることができる。このほか、上述した図1乃至図10に示す実施の形態の効果と略同様の効果を得ることができる。
10、10A〜10E リードフレーム
11 リードフレーム本体
12 めっき層
20、20A〜20F LEDパッケージ
21 LED素子
22 ボンディングワイヤ(導電部)
23 反射樹脂
24 封止樹脂
25 ダイパッド(第1の部分)
26 リード部(第2の部分)
27 第1のアウターリード部
28 第2のアウターリード部
30、30F 樹脂付リードフレーム
35A 下金型
35B 上金型
45 反射樹脂形成領域
52 リード連結部
53 ダイパッド連結部
54 パッケージ領域連結部
63 線状突出部

Claims (9)

  1. 脂付リードフレームにおいて、
    第1の部分と、第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを有するリードフレームと、
    リードフレームに設けられた反射樹脂とを備え、
    リードフレームの第1の部分または第2の部分に、それぞれリードフレームの他の部分よりもリードフレームの厚み方向に突出する線状突出部を設け
    1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち最大厚みとなる部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置し、
    線状突出部は、第1の部分および第2の部分の表面のうち、反射樹脂に覆われていない領域の外周に沿ってそれぞれ平面視で環状に形成されていることを特徴とする樹脂付リードフレーム。
  2. 第1の部分および第2の部分は、それぞれリードフレーム本体と、リードフレーム本体上に形成されためっき層とを有し、線状突出部は、めっき層の一部を盛り上げることによって形成されることを特徴とする請求項1記載の樹脂付リードフレーム。
  3. 第1の部分および第2の部分は、それぞれリードフレーム本体と、リードフレーム本体上に形成されためっき層とを有し、線状突出部は、リードフレーム本体の一部を盛り上げることによって形成されることを特徴とする請求項1記載の樹脂付リードフレーム。
  4. 第1の部分および第2の部分のうち少なくとも一方は、薄肉部を有し、線状突出部は、薄肉部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の樹脂付リードフレーム。
  5. 第1の部分および第2の部分の周囲に、反射樹脂を形成する反射樹脂形成領域が形成され、
    第1の部分および第2の部分のうち、反射樹脂形成領域の内側端縁周辺に、反射樹脂が入り込む溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の樹脂付リードフレーム。
  6. 線状突出部のうち最大厚みとなる部分が平坦面になっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の樹脂付リードフレーム。
  7. EDパッケージにおいて、
    第1の部分と第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを有するリードフレームと、
    リードフレームの第1の部分に載置されたLED素子と、
    LED素子とリードフレームの第2の部分とを電気的に接続する導電部と、
    LED素子を取り囲むように設けられ、凹部を有する反射樹脂と、
    反射樹脂の凹部内に充填された封止樹脂とを備え、
    第1の部分または第2の部分に、それぞれリードフレームの他の部分よりもリードフレームの厚み方向に突出する線状突出部を設け
    1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち最大厚みとなる部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置し、
    線状突出部は、第1の部分および第2の部分の表面のうち、反射樹脂に覆われていない領域の外周に沿ってそれぞれ平面視で環状に形成されていることを特徴とするLEDパッケージ。
  8. 脂付リードフレームの製造方法において、
    第1の部分と、第1の部分から離間して設けられた第2の部分とを含むリードフレーム本体を準備する工程と、
    リードフレーム本体上にめっき層を形成することによりリードフレームを作製する工程と、
    リードフレームを下金型と上金型との間で挟持した状態で、リードフレームに反射樹脂を設ける工程とを備え、
    第1の部分または第2の部分に、それぞれリードフレームの他の部分よりもリードフレームの厚み方向に突出する線状突出部が設けられ
    射樹脂を設ける工程において、第1の部分と第2の部分との間に反射樹脂が充填され、線状突出部のうち最大厚みとなる部分と、第1の部分と第2の部分との間に充填された反射樹脂の表面又は裏面とが、同一平面上に位置し、
    線状突出部は、第1の部分および第2の部分の表面のうち、反射樹脂に覆われていない領域の外周に沿ってそれぞれ平面視で環状に形成されていることを特徴とする樹脂付リードフレームの製造方法。
  9. LEDパッケージの製造方法において、
    請求項8記載の樹脂付リードフレームの製造方法により、樹脂付リードフレームを作製する工程と、
    樹脂付リードフレームにLED素子を搭載する工程と、
    LED素子とリードフレームとを導電部により接続する工程と、
    LED素子および導電部を封止樹脂によって封止する工程とを備えたことを特徴とするLEDパッケージの製造方法。
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