JP6256008B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
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最初に縦型の構造のダイオードについて、図1に基づき説明する。この構造のダイオードは、導電性を有するn+型SiC基板910の表面の上に、n型SiC層921、n型Si層922が積層して形成されており、n型Si層922及びn型SiC層921の一部を除去することにより、複数の溝部923が形成されている。この溝部923は、n型Si層922の両側に形成されており、これにより、n型Si層922は凸状に形成され、n型Si層922の両側に形成されている溝部923においては、底面において、n型SiC層921が露出している。
次に、第1の実施の形態における半導体装置について、図2に基づき説明する。本実施の形態における半導体装置は縦型のダイオードであり、導電性を有するn+型GaN基板10の表面の上に、第1の半導体層となるn型GaN層21、第2の半導体層となるn型Si層22が積層して形成されている。n型Si層22及びn型GaN層21の一部は除去されており、複数の溝部23が形成されている。この溝部23は、n型Si層22の両側に形成されており、これにより、n型Si層22は凸状に形成され、n型Si層22の両側に形成されている溝部23においては、底面において、n型GaN層21が露出している。
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図3及び図4に基づき説明する。
次に、第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態とは異なる製造方法により、第1の実施の形態における半導体装置を製造する半導体装置の製造方法である。尚、本実施の形態における半導体装置は、図5に示されるように、第3の半導体層は、NiO層30に代えて、p型AlN層130により形成されている。
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図6から図8に基づき説明する。
(半導体装置)
次に、第3の実施の形態における半導体装置について、図9に基づき説明する。本実施の形態における半導体装置は縦型のダイオードであり、導電性を有するn+型GaN基板10の表面の上に、第1の半導体層となるn型GaN層21、第2の半導体層となるn型Si層22が積層して形成されている。n型Si層22及びn型GaN層21の一部は除去されており、複数の溝部23が形成されている。この溝部23は、n型Si層22の両側に形成されており、これにより、n型Si層22は凸状に形成され、n型Si層22の両側に形成されている溝部23においては、底面において、n型GaN層21が露出している。
次に、本実施の形態における半導体装置の製造方法について、図10及び図11に基づき説明する。
(付記1)
導電性を有する基板の上に形成された第1の導電型の第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上に形成された第1の導電型の第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の両側において、前記第1の半導体層が露出するように形成されている複数の溝部と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層の上に形成された第2の導電型の第3の半導体層と、
前記第3の半導体層及び前記第2の半導体層の上に形成された一方の電極と、
前記基板の裏面に形成された他方の電極と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記第3の半導体層は、NiO、または、AlN或はGaNを含む材料により形成されていることを特徴とする付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記第1の導電型はn型であって、
前記第2の導電型はp型であることを特徴とする付記1または2に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1の半導体層と前記第3の半導体層との界面には、pn接合が形成されていることを特徴とする付記1から3のいずれかに記載の半導体装置。
(付記5)
前記溝部における前記第2の半導体層の側面には、前記第3の半導体層が形成されていることを特徴とする付記1から4のいずれかに記載の半導体装置。
(付記6)
導電性を有する基板の上に形成された第1の導電型の第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上に形成された第1の導電型の第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の両側において、前記第1の半導体層が露出するように形成されている複数の溝部と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層の上に形成された絶縁層と、
前記絶縁層及び前記第2の半導体層の上に形成された一方の電極と、
前記基板の裏面に形成された他方の電極と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置。
(付記7)
前記絶縁層は、Al2O3、Si3N4、Ga2O3、HfO2、SiO2、AlNのうちから選ばれる1または2以上の材料を含むものにより形成されていることを特徴とする付記6に記載の半導体装置。
(付記8)
前記第1の導電型はn型であることを特徴とする付記6または7に記載の半導体装置。
(付記9)
前記溝部における前記第2の半導体層の側面には、前記絶縁層が形成されていることを特徴とする付記6から8のいずれかに記載の半導体装置。
(付記10)
前記第2の半導体層と前記一方の電極とが接している領域は、オーミックコンタクトしていることを特徴とする付記1から9のいずれかに記載の半導体装置。
(付記11)
前記第1の半導体層は、窒化物半導体により形成されていることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の半導体装置。
(付記12)
前記第1の半導体層は、AlaInbGa1−a−bN(0≦a<1、0≦b<1、0≦a+b<1)を含むもにより形成されていることを特徴とする付記1から10のいずれかに記載の半導体装置。
(付記13)
前記第2の半導体層は、Siを含むものにより形成されていることを特徴とする付記1から12のいずれかに記載の半導体装置。
(付記14)
導電性を有する基板の上に、第1の導電型の第1の半導体層を形成し、前記第1の半導体層の上に、第1の導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の一部を除去して前記第1の半導体層を露出させることにより、複数の溝部を形成する工程と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層の上に、第2の導電型の第3の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に形成されている前記第3の半導体層を除去し、前記第2の半導体層を露出させる工程と、
露出した前記第2の半導体層及び前記第3の半導体層の上に、一方の電極を形成する工程と、
前記基板の裏面に、他方の電極を形成する工程と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記15)
導電性を有する基板の上に、第1の導電型の第1の半導体層を形成し、前記第1の半導体層の上に、第1の導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、マスクを形成する工程と、
前記マスクの形成されていない領域における前記第2の半導体層を除去し、前記第1の半導体層を露出させることにより、複数の溝部を形成する工程と、
前記マスクの形成されていない領域における前記第1の半導体層の上に、第2の導電型の第3の半導体層を形成する工程と、
前記マスクを除去し、前記第2の半導体層を露出させる工程と、
露出した前記第2の半導体層及び前記第3の半導体層の上に、一方の電極を形成する工程と、
前記基板の裏面に、他方の電極を形成する工程と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記16)
前記第1の半導体層は、化学気相成長によるエピタキシャル成長により形成されており、
前記第3の半導体層は、化学気相成長によるエピタキシャル成長により形成されていることを特徴とする付記15に記載の半導体装置の製造方法。
(付記17)
導電性を有する基板の上に、第1の導電型の第1の半導体層を形成し、前記第1の半導体層の上に、第1の導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の一部を除去して前記第1の半導体層を露出させることにより、複数の溝部を形成する工程と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層の上に、絶縁層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に形成されている前記絶縁層を除去し、前記第2の半導体層を露出させる工程と、
露出した前記第2の半導体層及び前記絶縁層の上に、一方の電極を形成する工程と、
前記基板の裏面に、他方の電極を形成する工程と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
21 n型GaN層(第1の半導体層)
22 n型Si層(第2の半導体層)
23 溝部
30 NiO層(第3の半導体層)
30a 開口部
40 アノード電極
40a 第1の領域
40b 第2の領域
41 カソード電極
130 p型AlN層(第3の半導体層)
230 絶縁層
Claims (6)
- 導電性を有する基板の上に形成された第1の導電型の第1の半導体層と、
前記第1の半導体層の上に形成された第1の導電型の第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の両側において、前記第1の半導体層が露出するように形成されている複数の溝部と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層の上に形成された第2の導電型の第3の半導体層と、
前記第3の半導体層及び前記第2の半導体層の上に形成された一方の電極と、
前記基板の裏面に形成された他方の電極と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置。 - 前記第3の半導体層は、NiO、または、AlN或はGaNを含む材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2の半導体層と前記一方の電極とが接している領域は、オーミックコンタクトしていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第1の半導体層は、窒化物半導体により形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
- 導電性を有する基板の上に、第1の導電型の第1の半導体層を形成し、前記第1の半導体層の上に、第1の導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の一部を除去して前記第1の半導体層を露出させることにより、複数の溝部を形成する工程と、
前記溝部において露出している前記第1の半導体層及び前記第2の半導体層の上に、第2の導電型の第3の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に形成されている前記第3の半導体層を除去し、前記第2の半導体層を露出させる工程と、
露出した前記第2の半導体層及び前記第3の半導体層の上に、一方の電極を形成する工程と、
前記基板の裏面に、他方の電極を形成する工程と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 導電性を有する基板の上に、第1の導電型の第1の半導体層を形成し、前記第1の半導体層の上に、第1の導電型の第2の半導体層を形成する工程と、
前記第2の半導体層の上に、マスクを形成する工程と、
前記マスクの形成されていない領域における前記第2の半導体層を除去し、前記第1の半導体層を露出させることにより、複数の溝部を形成する工程と、
前記マスクの形成されていない領域における前記第1の半導体層の上に、第2の導電型の第3の半導体層を形成する工程と、
前記マスクを除去し、前記第2の半導体層を露出させる工程と、
露出した前記第2の半導体層及び前記第3の半導体層の上に、一方の電極を形成する工程と、
前記基板の裏面に、他方の電極を形成する工程と、
を有し、
前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第2の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広く、
前記第3の半導体層を形成している材料のバンドギャップは、前記第1の半導体層を形成している材料のバンドギャップよりも広いことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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