JP6252031B2 - 電気光学装置の駆動装置、電気光学装置の駆動方法、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
しかし、画像信号の書き込みに同期しない光を画素に照射する期間が長くなるほど、フィールドの画像の色の変化が大きくなり、この色の変化が画質の低下として観察者に知覚されやすくなる。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、その目的の一つは、画質の低下を観察者に知覚させにくくしつつ、カラーブレークアップを目立ちにくくすることである。
本発明によれば、カラー画像を含む第1の画像を形成する場合に、各色成分の画像信号の書き込みに同期する光を光源に射出させ、白黒画像を含む第2の画像を形成する場合に、一の色成分の画像信号が書き込まれる期間において、複数色の各色の光を光源に射出させることにより、画質の低下を観察者に知覚させにくくしつつ、カラーブレークアップを目立ちにくくすることができる。
この発明によれば、カラー画像を含む第1の画像を形成する場合よりも、白黒画像を含む第2の画像を形成する場合に、光源に射出させる色の切り替えの周波数を高くすることにより、画質の低下を観察者に知覚させにくくしつつ、カラーブレークアップを目立ちにくくすることができる。
この発明によれば、白黒画像の領域に応じたカラーブレークアップの目立ちやすさを加味した射出時間で、光源に各色の光を射出させることができる。
この発明によれば、白黒画像の領域に応じたカラーブレークアップの目立ちやすさを加味した射出時間で、光源に各色の光を射出させることにより、画質の低下を観察者に知覚させにくくすることができる。
この発明によれば、各色の光の射出時間に応じた色変換処理を施した画像データに基づいて、白黒画像を含む第2の画像を形成することにより、画像信号の書き込みに同期しない光を射出することによる画質の低下を低減させることができる。
この発明によれば、複数色の光を同時に射出することにより、高輝度の画像を形成しやすくなる。
この発明によれば、画素毎の複数色の階調差のヒストグラムに基づいて、白黒画像の領域を簡易的に判定することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係るプロジェクターの構成を示す平面図である。プロジェクター1は、単板式の液晶プロジェクター(電子機器の一例)であり、フィールドシーケンシャル駆動で電気光学パネル100に画像を形成して、反射型のスクリーンSに画像光を投射する。
図1に示すように、プロジェクター1は、第1の色である赤(R)色、第2の色である緑(G)色、及び、第3の色である青(B)色の3原色に対応した光源として、光源11R,11G及び11Bを備える。光源11Rは、R色のレーザー光を射出する発光ダイオード(LED;Light Emitting Diode)である。光源11Gは、G色のレーザー光を射出する発光ダイオードである。光源11Bは、B色のレーザー光を射出する発光ダイオードである。光源11R,11G,11Bが射出したレーザー光は、各々角度調整用光学素子12R,12G,12Bにより射出角度が調整されて、クロスプリズム13に入射する。クロスプリズム13において、R色及びB色のレーザー光は90度に屈折する一方、G色のレーザー光は直進する。クロスプリズム13は、光源11R,11G,11Bの各々から入射したレーザー光を、フライアイレンズ14へ射出する。
プロジェクター1のコントローラー20は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の論理演算回路を備え、プロジェクター1の各部を制御する。コントローラー20には、水平同期信号HS、垂直同期信号VS及びドットクロックCLKの各種制御信号、並びに、R、G及びBの各色に対応した入力画像データR−DATA,G−DATA及びB−DATAが、パラレルに入力される。コントローラー20に入力される各制御信号及び入力画像データは、例えば、プロジェクター1外の映像信号源(例えば、DVD再生装置やパーソナルコンピューター等の映像再生装置)で生成されて、コントローラー20に入力される。
画像データ処理部21は、パラレルに入力された入力画像データR−DATA,G−DATA及びB−DATAを、図示せぬフレームメモリーに蓄え、パラレル−シリアル変換を施してパネル駆動部30へ出力する処理回路である。画像データ処理部21は、R、G及びBの各色のフィールド画像を時分割で表示するための画像データDATAwを生成して、パネル駆動部30へ出力する。
なお、光源制御部24は、解析部23が求めた階調差ΔVのヒストグラムに応じた光源制御を行う。この光源制御の詳細については後で説明する。
電気光学パネル100は、複数の画素110がマトリクス状に配列した構成である。詳細には、電気光学パネル100では、m本の走査線112が図1においてX(水平)方向に延在する一方、n本のデータ線114が走査線112と電気的な絶縁を保ちつつ、図3においてY(垂直)方向に延在している(m、nはいずれも2以上の自然数)。また、複数本の走査線112と複数本のデータ線114との各交差に対応して、画素110がそれぞれ設けられている。本実施形態において、画素110は、縦m行×横n列のマトリクス状に配列する。
図4に示すように、電気光学パネル100は、走査線112とデータ線114との交差に対応して、画素電極118とコモン電極108とで液晶105を挟持した液晶素子120が配列した構成である。電気光学パネル100における等価回路では、図4に示すように、液晶素子120に対して並列に補助容量(蓄積容量)125が設けられる。補助容量125は、一端が画素電極118に接続され、他端が容量線115に共通接続されている。容量線115は時間的に一定の電圧に保たれている。
ここで、走査線112がHレベルになると、その走査線にゲート電極が接続されたTFT116がオンとなり、画素電極118がデータ線114に接続される。このため、走査線112がHレベルであるときに、データ線114に階調に応じた電圧のデータ信号を供給すると、そのデータ信号は、オンしたTFT116を介して画素電極118に印加される。走査線112がLレベルになると、TFT116はオフするが、画素電極118に印加された電圧は、液晶素子120の容量及び補助容量125によって保持される。
液晶素子120では、画素電極118及びコモン電極108によって生じる電界に応じて液晶105の分子配向状態が変化する。このため、液晶素子120は、透過型であれば、印加・保持電圧に応じた透過率となる。電気光学パネル100では、液晶素子120毎に透過率が変化するので、液晶素子120が画素に相当する。
なお、本実施形態においては、液晶105をVA(Vertical Alignment)方式の液晶とし、液晶素子120が電圧無印加時において黒状態となるノーマリーブラックモードとする。
走査線駆動回路130は、スタートパルスDyをクロック信号Clyにしたがって順次シフトし、1,2,3,4,…,m行目の走査線112に、走査信号SC1,SC2,SC3,SC4,…,SCmとして供給する。
データ線駆動回路140は、スタートパルスDx及びクロック信号Clxに基づいて、1,2,3,…,n列目のデータ線114に、それぞれ画像信号(データ信号)d1,d2,d3,d4,d5,…,dnを供給して、画素110に画像信号を書き込む。画像信号d1,d2,d3,d4,d5,…,dnは、指定された階調値で画素110に階調表現するための電圧信号である。データ線駆動回路140が供給した画像信号d1,d2,d3,d4,d5,…,dnの各々は、走査線駆動回路130により選択された走査線112に対応する画素110に供給される。
以上説明した構成の下、パネル駆動部30は、電気光学パネル100を線順次で駆動して、画像データDATAwに基づいて、R、G及びB色の各色に対応した画像信号を画素110に書き込む。
なお、パネル駆動部30は、液晶105に直流成分が印加されるのを防止するために、液晶素子120を交流駆動することが望ましい。かかる交流駆動は周知であるから、この実施形態では説明を省略する。
コントローラー20は、入力された垂直同期信号VSに従って、1フレームの画像を形成するための動作を開始する。また、コントローラー20は、1フレームを構成する各フィールドの駆動を開始するタイミングで、スタートパルスDyをパネル駆動部30へ出力する。図5の「DATAw」と記した欄には、コントローラー20が供給する画像データDATAwの時間的変化が示されている。図5の「フィールド画像」と記した欄には、電気光学パネル100が表示するフィールド画像の時間的変化が示されている。コントローラー20は、1フレームを16個のフィールドに分割する。そして、コントローラー20は、先頭から1番目〜4番目のフィールドをR色に対応させ、5番目〜8番目のフィールドをG色に対応させ、9番目〜12番目のフィールドをB色に対応させ、13番目〜16番目のフィールドをG色に対応させて、画像データDATAwを出力する。以下の説明では、これらの16個のフィールドを、先頭から順に「R1」、「R2」、「R3」、「R4」、「G1」、「G2」、「G3」、「G4」、「B1」、「B2」、「B4」、「B4」、「G1」、「G2」、「G3」、「G4」という名称とする。
まず、コントローラー20は、1番目のフィールドであるR1フィールドを開始させると、Rフィールド画像を表示するための画像信号dr1を電気光学パネル100に書き込むように、パネル駆動部30を制御する。パネル駆動部30は、コントローラー20の制御に応じて、電気光学パネル100の画面最上部から下方向(Y方向)に向かって、線順次で各画素110に画像信号を書き込む。よって、R1フィールドでは、電気光学パネル100の少なくとも一部に、前フレーム(前フィールド)の画像が残っている。このため、R1フィールドでは、電気光学パネル100に表示した画像を観察者に視認させないように、コントローラー20は、R1フィールドの全体にわたって、光源11R,11G,11Bを消灯させておく。
コントローラー20は、R2フィールドに続く3,4番目のフィールドであるR3,R4フィールドにおいて、Rフィールド画像を表示するための画像信号dr3,dr4を順次画素に書き込むように、パネル駆動部30を制御する。コントローラー20は、R3フィールド及びR4フィールドにおいても、R2フィールドと同じフィールド画像を表示させるように、電気光学パネル100を制御する。コントローラー20は、R3フィールド及びR4フィールドの全体にわたって、光源11RにR色の光を射出させ、光源11G,11Bを消灯させる。
すなわち、コントローラー20は、Gフィールド画像を表示するために、G1〜G4フィールドにおいて、画像信号dg1,dg2,dg3,dg4を順次電気光学パネル100に書き込む。また、コントローラー20は、G1フィールドでは光源11R,11G,11Bを消灯させ、G2〜G4フィールドの全体にわたって、光源11GにG色の光を射出させ、光源11R,11Bを消灯させる。
すなわち、コントローラー20は、Bフィールド画像を表示するために、B1〜B4フィールドにおいて、画像信号db1,db2,db3,db4を順次電気光学パネル100に書き込む。また、コントローラー20は、B1フィールドでは光源11R,11G,11Bを消灯させ、B2〜B4フィールドの全体にわたって、光源11BにB色の光を射出させ、光源11R,11Gを消灯させる。
コントローラー20は、13番目〜16番目のフィールドのG1〜G4フィールドでは、5番目〜8番目のフィールドのG1〜G4フィールドと同じ制御を行う。
射出パターンBを選択した場合にも、コントローラー20は、射出パターンAを選択した場合と同じ方法で、パネル駆動部30を制御する。射出パターンBに従う光源制御について説明すると、図5に示すように、コントローラー20は、同一色に対応した連続する4フィールドのうち、2フィールド分の期間において、画像信号の書き込みに同期した色の光を射出させ、1フィールド分の期間においては、画像信号の書き込みに同期しない光を射出させる。
ただし、射出パターンBに従う光源制御が行われた場合、フィールド画像の色(色相)の変化が、画質の低下として観察者に知覚される可能性がある。このため、コントローラー20の画像データ処理部21は、後述する色変換処理を施した画像データDATAwに基づいて、電気光学パネル100に画像を形成する。色変換処理の詳細には、後で説明する。
射出パターンCを選択した場合にも、コントローラー20は、射出パターンA,Bを選択した場合と同じ方法で、パネル駆動部30を制御する。射出パターンCに従う光源制御について説明すると、図5に示すように、コントローラー20は、同一色に対応した4フィールドのうちの1フィールド分の期間において、画像信号の書き込みに同期した色の光を射出させる一方で、2フィールド分の期間においては、画像信号の書き込みに同期しない光を射出させる。すなわち、射出パターンCを選択した場合には、コントローラー20は、画像信号の書き込みに同期しない光を射出させる時間を、射出パターンBの場合よりも長くする。
以上のとおり、コントローラー20は、白黒画像を含むカラー+白黒パターン又は白黒パターンの画像を形成する場合、一の色成分の画像信号を書き込む期間において、R、G及びBの各色の各色の光を光源に射出させる。また、コントローラー20は、白黒画像の領域が大きいほど、フィールド毎に同期する光の射出時間を相対的に短くして、各色の光の射出時間の比を、R:G:B=1:1:1に近づける。この光源制御により、フィールドシーケンシャル駆動で形成する画像の画質の低下を抑えつつ、カラーブレークアップが目立ちにくくなる。
図6(a)には、射出パターンAの場合に表現可能な色域と、射出パターンBの場合に表現可能な色域とを色度図(CIE1931)上に表したグラフである。このグラフにおいて、横軸はx値を表し、縦軸はy値を表す。
射出パターンAの選択時においては、図6に実線で示した色域内でRGBの階調を表現可能であるのに対し、射出パターンBの選択時においては、図6に破線で示した色域内でRGBの階調を表現することになる。ただし、LEDの色域はsRGBの色域よりも広いので、色域の範囲が縮小すること自体は、階調表現においてさほど問題とならない。しかし、或る階調を表現しようとする場合に、射出パターンAの選択時と射出パターンBの選択時とで同一の画像信号を画素に書き込むと、射出パターン毎に当該階調の色域内での位置が異なり、これが画質の低下として観察者に知覚される可能性がある。そこで、画像データ処理部21は、射出パターンAから射出パターンBへの光源制御の変化によって、例えば図6(a)の点Pから点Pcに色相の変化が生じる場合であっても、点Pに対応する色相で階調表現できるように色変換処理を行う。すなわち、画像データ処理部21は、色変換処理を行うことにより、射出パターンAの選択時と、射出パターンBの選択時とのカラー画像の色相の差異を小さくする色変換処理を行う。
まず、コントローラー20は、入力画像データR−DATA,G−DATA及びB−DATAを解析して、画素毎の階調差ΔVのヒストグラムを求める(ステップS1)。ここにおいて、コントローラー20は、入力画像データR−DATA,G−DATA及びB−DATAで指定されたR,G及びB色の階調値同士の差分に基づいて、階調差ΔVを算出し、階調差ΔVの分布を示すヒストグラムを求める。
カラーパターンが形成される場合、階調差ΔVが相対的に大きい画素の出現頻度が突出して高くなり、例えば、図8(a)に示すヒストグラムが得られる。この場合、階調差ΔVの最大頻度が高階調範囲a内に存在する。カラー+白黒パターンが形成される場合、階調差ΔVが相対的に小さい画素の出現頻度が増加し、例えば、図8(b)に示すヒストグラムが得られる。この場合、高階調範囲a及び低階調範囲b内の各々で、階調差ΔVの出現頻度が高くなっている。白黒パターンが形成される場合、ΔVが相対的に小さい画素の出現頻度が突出して高くなり、例えば、図8(c)に示すヒストグラムが得られる。この場合、階調差ΔVの最大頻度が低階調範囲b内に存在する。
このため、コントローラー20は、ヒストグラムに基づいてΔVの出現分布を参照することにより、電気光学パネル100に形成する画像に、カラー画像及び白黒画像がどの程度含まれるかを簡易的に判定することができる。
コントローラー20は、図7で説明した処理を実行して射出パターンA,B又はCのどちらかを選択すると、選択した射出パターンに従って、図5で説明した制御を行う。
なお、コントローラー20は、全てのフレームの画像について画像パターンを判定してもよいし、複数フレームにつき1度だけ画像パターンを判定してもよい。
上述した実施形態では、コントローラー20は、白黒パターンを形成する場合において、一の色成分の画像信号が書き込まれる期間において、R、G及びBの各色の光を時分割で、光源に射出させていた。これに代えて、コントローラー20は、一の色成分の画像信号が書き込まれる期間において、R、G及びBの各色の光を同時に射出させてもよい。
コントローラー20は、射出パターンA及びBに従う光源制御については、上述した実施形態と同じ方法で行う。また、コントローラー20は、射出パターンCに代えて射出パターンDで光源制御を行う。図9に示されるように、射出パターンDの選択時には、コントローラー20は、1フレームの全期間にわたってR、G及びBの各色の光を同時に射出させる。このような光の射出をした場合であっても、形成する画像は白黒画像が主であるから、色の変化は観察者に知覚されにくい。
また、コントローラー20は、射出パターンC及びDを併用した光源制御を行ってもよい。例えば、コントローラー20は、階調差ΔVのヒストグラムの最大頻度の値が、階調範囲C内の閾値未満の場合には射出パターンCを選択し、当該閾値以上の場合には射出パターンDを選択する。すなわち、コントローラー20は、予め決められた条件を満たす白黒画像を含む画像を形成する場合に、射出パターンDを選択する。
この場合においても、コントローラー20は、白黒画像を含む画像を形成する場合には、一の色成分の画像信号を書き込む期間において、R、G及びBの各色の光を射出させるとよい。
また、プロジェクター1では、R,G及びBの3色に限られず、イエロー、シアン及びマゼンタの各色に対応した画像信号を画素110に書き込んでもよい。この場合であっても、プロジェクター1は、R,G及びB色の光の混色によって画像信号の書き込みに同期する光を用いて、フィールド画像を生成し表示することができる。
また、画素110を構成する液晶素子120は、透過型に限られず反射型であってもよい。
本発明は、電圧変調方式に従って液晶素子に電圧を印加する装置に限られず、サブフィールド駆動方式で液晶素子に電圧を印加する装置に適用することもできる。
プロジェクター1は、反射型の液晶パネル、又は、有機EL(Electro-Luminescence)パネル等の液晶以外の電気光学素子、若しくはデジタルミラーデバイス等を用いたものであってもよい。また、光源は、LEDに限られず、半導体レーザー等の固体光源であってもよい。
Claims (3)
- 複数色の各色の光を独立に射出する光源と、
前記光源が射出した光を画像信号に基づいて変調する画素、を含む光変調器と
を備える電気光学装置の駆動方法であって、
前記画素の駆動の単位フレームを複数フィールドに分割し、前記フィールド毎に、前記複数色のいずれかの色成分の画像信号を前記画素に書き込むステップと、
前記単位フレームでカラー画像である第1の画像を形成する場合、
前記フィールド毎の前記画像信号の書き込みに同期して、前記複数色の光のいずかの色の光を、前記光源に射出させ、
前記単位フレームで白黒画像である第2の画像を形成する場合、
一の色成分の画像信号が前記画素に書き込まれる期間において、前記複数色の各色の光を、時分割で前記光源に射出させるステップと
を有する電気光学装置の駆動方法。 - 複数色の各色の光を独立に射出する光源と、
前記光源が射出した光を画像信号に基づいて変調する画素を含む光変調器と、
前記画素の駆動の単位フレームを複数フィールドに分割し、前記フィールド毎に、前記複数色のいずれかの色成分の画像信号を前記画素に書き込む駆動部と、
前記光源に光を射出させる制御を行う光源制御部とを有し、
前記光源制御部は、前記単位フレームでカラー画像及び白黒画像を含む画像を形成するときに、前記画素に一の色成分の画像信号が書き込まれる期間において、
前記光源に前記複数色の光を時分割で射出させており、
前記一の色成分の光の射出時間は他の色成分の射出時間より長い
ことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項2に記載の電気光学装置を備える電子機器。
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