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JP2004240108A - 画像表示装置 - Google Patents

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JP2004240108A JP2003028214A JP2003028214A JP2004240108A JP 2004240108 A JP2004240108 A JP 2004240108A JP 2003028214 A JP2003028214 A JP 2003028214A JP 2003028214 A JP2003028214 A JP 2003028214A JP 2004240108 A JP2004240108 A JP 2004240108A
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晃 山口
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Abstract

【課題】モノクロの静止画、モノクロの動画、および、カラー画像を表示することができる画像表示装置を提供する。
【解決手段】非発光の透過型で、かつ、サブピクセルを有さないモノクロ画素で画像を表示するディスプレイパネルと、RGBのバックライト光源と、表示モードに応じてディスプレイパネルおよびバックライト光源を制御する制御手段とを有し、モノクロ静止画モードでは静止画を表示して全色のバックライトを連続的に点灯し、モノクロ動画モードでは動画を表示してパルス的に全色のバックライトを点灯し、カラー画像モードでは、RGBの順次画像表示に同期して、RGBのバックライトを順次点灯することにより、前記課題を解決する。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶ディスプレイ等の非発光の透過型ディスプレイを用いる画像表示の技術分野に属し、詳しくは、1台で、高輝度なモノクロの静止画および動画、カラー画像を表示できる画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MRI、X線撮影装置、CT、FCR(富士コンピューテッドラジオグラフィー)などのCR、RI等の各種の医療用測定装置(診断装置)で撮影された診断画像は、通常、X線フィルムやフィルム感光材料等の光透過性の画像記録フィルムに記録され、光透過性の画像として再生される。この画像が再生されたフィルムは、シャーカステンと呼ばれる光源装置にセットされて、背面から光を照射された状態で観察され、診断が行われる。
これに対して、近年では、医療用測定装置で撮影した診断画像をCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(液晶表示装置)などのディスプレイに表示して、観察/診断することが行われている(電子シャーカステン)。
【0003】
従来は、一種の医療用測定装置で撮影された診断画像(以下、画像とする)を用いて、読影や診断を行うのが通常であった。
これに対して、近年では、より精度の高い診断を行うため、例えば、CR、CT、およびRIの3種など、異なる複数種の医療用測定装置(モダリティー)で撮影した診断画像を用いた診断を行う、いわゆるマルチモダリティー診断を行うことが増えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
医療用測定装置で撮影された画像は、医療用測定装置の種類に応じて、各種の形態で表示される。
例えば、CR、CT、MRIなどで撮影された画像などは、通常、モノクロの静止画で表示される。これに対し、X線テレビや血管造影などの画像は、通常、モノクロの動画で表示される。さらに、MRIやCTで撮影された三次元画像やRIで撮影された画像、内視鏡による画像などは、通常、カラー画像で表示される。また、モノクロ画像には、フィルムの観察に用いられるシャーカステンに対応する、高輝度な画像表示が要求される。
【0005】
そのため、現状では、例えば、CRによる画像は高輝度のモノクロLCD、RIによる画像はカラーのLCDのように、医療用測定装置の種類に応じて、モニタ(画像表示装置)を使い分けている。
そのため、多数種の医療用測定装置を有する病院などでは、多数かつ複数種の画像表示装置が必要であり、コストがかかる。また、各医療用測定装置に対応するモニタが異なる部屋に設置されている場合や、各装置に対応するモニタを集めた読影ステーションを有する場合には、マルチモダリティー診断を行うために、読影や診断を行う医師が部屋を移動する必要があり、診療に手間がかかり効率が悪いという問題もある。
【0006】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、1台で、高輝度なモノクロの静止画、高輝度なモノクロの動画、および、カラー画像を表示することができ、例えば、多数種の医療用測定装置を有する病院等において、低コストで、かつ、効率のよいマルチモダリティー診断を行うことを可能にする画像表示装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の画像表示装置は、非発光の透過型で、かつ、サブピクセルを有さないモノクロ画素で画像を表示するディスプレイパネルと、画像を観察するためのバックライトを前記ディスプレイパネルの非観察面側に入射する、赤、緑および青のバックライト光源と、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの各表示モードに応じて、前記ディスプレイパネルおよびバックライト光源の駆動を制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記モノクロ静止画モードの際には、前記ディスプレイパネルに静止画を表示させると共に、全色のバックライト光源を連続的に点灯させ、前記モノクロ動画モードの際には、前記ディスプレイパネルに動画を表示させると共に、動画の1フレームの表示に同期してパルス的に全色のバックライト光源を点灯させ、前記カラー画像モードの際には、前記ディスプレイパネルに、1フレームを3つに時分割したサブフレームに、順次、赤、緑および青に対応する画像を表示させると共に、前記サブフレームの表示に同期して、前記赤、緑および青のバックライト光源を、順次、点灯させることを特徴とする画像表示装置を提供する。
【0008】
このような本発明の画像表示装置において、前記バックライト光源は各色毎に輝度が可変であり、モノクロ画像を表示する際に、他の色に比して、青の輝度を高くするのが好ましく、さらに、前記モノクロ動画モードの際には、1フレームを3つに時分割したサブフレームのうちの所定の1つのサブフレームのみに対応して、前記バックライト光源を点灯するのが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の画像表示装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に、詳細に説明する。
【0010】
図1に、本発明の画像表示装置の一例の概念図を示す。
図示例の画像表示装置10(以下、表示装置10とする)は、LCD(液晶ディスプレイ)パネルを用いる画像表示装置で、基本的に、LCDパネル12と、バックライトユニット14と、LCDドライバ16と、光源ドライバ18と、階調補正部(LUT)20と、制御部22とを有して構成される。
後に詳述するが、本発明にかかる表示装置10は、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの3つの表示モードを有し、モノクロ静止画と、モノクロ動画と、カラー画像とを切り換えて表示できる。
【0011】
図示例において、LCDパネル12(以下、LCD12とする)は、いわゆる透過型の液晶表示装置に用いられる公知のLCDパネルで、本発明においては、サブピクセルの無いモノクロ画素で画像を表示するLCDパネルである。
本発明において、LCD12は、サブプクセルの無いモノクロ画素で画像を表示するものであれば、各種のLCDパネルが利用可能であり、液晶の種類、液晶セル、TFT(Tin Film Transister)などの駆動手段(スイッチング素子)、ブラックマトリクス(BM)等にも特に限定はない。また、動作モードも、TN(Twisted Nematic) モード、STN(Super Twisted Nematic) モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence) モード、IPS(In−Plane Swiching) モード、マルチドメインIPSモード、MVA(Multidomain Vertical Alignement) モード等の全ての動作モードが利用可能である。
【0012】
なお、本発明は、LCD12を利用する画像表示に限定はされず、サブピクセルの無いモノクロ画素で画像を表示する、非発光で、かつ透過型の(フラットパネル)ディスプレイパネルであれば、エレクトロクロミックディスプレイ(electrochoromic dispay :ECD) 等、公知のものが各種利用可能である。
【0013】
表示装置10において、LCD12が表示する画像の画像データD(R(赤),G(緑)およびB(青)の画像データ)は、階調補正部20に供給される。
階調補正部20は、階調補正LUT(ルックアップテーブル)によって、画像データDを補正して、例えば、DICOM(Digital Imaging and Communicationin Medicine「医療用画像データや波形データ等の伝送規格」)のGSDF(Grayscale Standard Display Function「グレースケール標準表示関数」)に対応する階調特性等、表示画像の階調が所定の(輝度)階調特性の画像となるようにする部位である。このような階調補正LUTは、公知の(輝度階調)キャリブレーションによって作成(更新)される。また、階調補正LUTは、R,GおよびBの画像データで共通でもよいが、R,GおよびBの各画像データ毎に、独立に持つのが好ましい。
【0014】
階調補正部20で補正された画像データは、次いで、LCDドライバ16に供給される。
LCDドライバ16は、階調補正部20から供給された画像データを、LCD12に対応する駆動信号に変換して、LCD12を駆動する、駆動回路である。図示例においては、LCDドライバ16によるLCD12の駆動は、制御部22からの指示に応じて、1フレームを時分割した3つのサブフレームに対応して制御され、かつ、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの各表示モードで、シーケンスが異なる。
【0015】
バックライトユニット14は、LCD12による表示画像を観察するためのR、GおよびBの各色のバックライトを、LCD12の非観察面側に入射するもので、基本的に、筐体24と、光源部26と、拡散シート28と、プリズムシート30とを有して構成される。
【0016】
筐体24は、一面が開放し、内壁面が鏡面もしくは拡散反射層となっている筐体で、底面(開放面と対向する面)に光源部26を有する。また、好ましい態様として、開放面を閉塞するようにして、光源部26からの光進行方向に順に、拡散シート28およびプリズムシート30が配置される。
拡散シート28は、後述する光源部26が出射した光を拡散して、光量をLCD12の表示面方向にムラなく均一にすると共に、白色のバックライトをLCD12に入射する際に、各色の光を十分に混合して、適正な白色とするためのものである。また、プリズムシート30は、LCD12に入射するバックライトを正面方向に集光して、輝度を向上させるためのものである。拡散シート28およびプリズムシート30、共に、公知のものを用いればよい。
【0017】
光源部26は、R(赤)、G(緑)およびB(青)の各色の光源を有し、各色のバックライトを出射する。
図示例においては、一例として、光源部26は、R、GおよびB各色のLEDを1つのチップに有し、各色の点灯を独立に制御できるLED光源を、多数、LCD12の表示面方向に配列してなるもので、後述するドライバ18からの駆動信号に応じて、各色のバックライトを順次出射し、また、全色のLEDを点灯して白色のバックライトを出射する。
【0018】
なお、本発明において、光源部26は、これに限定はされず、R、GおよびBの各色のバックライト光源を有し、かつ、各色の点灯を独立的に制御可能なものであれば、各種のバックライト光源が利用可能である。一例として、R、GおよびBの各光を出射する蛍光灯を順次配列してなる光源部、R、GおよびBの各光を出射するLEDを二次元的に配列してなる光源部、R、GおよびBの各光を出射するストライプ状の有機EL(Eletro Luminecence)を順次配列してなる光源部等が好適に例示される。なお、応答性の点で、光源としてはLEDを用いるのが好ましい。
【0019】
また、図示例において、バックライトユニット14は、バックライトの光源とLCD12の画像表示面とが対面して配置される、いわゆる直下型のバックライトユニットである。しかしながら、本発明は、これに限定はされず、LCD12の画像表示面と対面する導光板を有し、導光板のエッジ部に光源を配置してなる、いわゆるサイド型のバックライトユニットであってもよい。
【0020】
図示例のバックライトユニット14は、筐体24の開放面(すなわちプリズムシート30)をLCD12に対面するように配置され、光源部26からのバックライトをLCD12に入射する。
光源部26の各色の光源は、駆動回路である光源ドライバ18によって点灯/消灯される。また、光源ドライバ18による各色の光源の点灯は、制御部22からの指示に応じて、前記サブフレームに同期して制御され、かつ、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの各表示モードで、シーケンスが異なる。
【0021】
制御部22は、CPU等を有して構成されるものであり、LCDドライバ16、光源ドライバ18等を含め、表示装置10の各部位の動作の制御を行う。
【0022】
前述のように、ここで、図示例の表示装置10は、画像表示モードとして、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの3つの表示モードを有する。
制御部22は、供給された画像データDの解析、画像データDを出力した医療用測定装置からの識別信号、オペレータによる入力指示等に応じて、表示する画像がモノクロ静止画か、モノクロ動画か、カラー画像かを判別して、表示モードを決定し、表示モードに応じて、LCDドライバ16および光源ドライバ18に指示を出して、LCD12および光源部26を駆動させる。
【0023】
以下、図2を参照して、各表示モードにおけるシーケンスを説明することにより、本発明の表示装置10について、より詳細に説明する。
【0024】
前述のように、本発明の表示装置10は、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの3つの表示モードを有する。
LCD12による画像表示は、図2(A)に示すように、基本的に、1フレームを3つに時分割した3つのサブフレームに対応して制御され、一例として、1番目のサブフレームはR画像の画像データに、2番目のサブフレームはG画像の画像データに、3番目のサブフレームはB画像の画像データに、それぞれ対応する。また、光源部26における光源の点灯/消灯も、基本的に、このサブフレームに同期して制御される。
【0025】
モノクロ静止画モードは、モノクロの静止画を表示する表示モードで、例えば、CR(DR(デジタルラジオグラフィー)を含む)、CT、MRI等で撮影された診断画像の表示に利用される。
モノクロ静止画モードでは、制御部22は、図2(B)に示すように、光源部26は全ての色の光源を常時点灯して、白色のバックライトをLCD12に入射させると共に、LCD12に、1番目のサブフレーム(Rの画像データによる画像表示)に対応して駆動信号を供給して、全てのサブフレームで同じ画像を表示させ、モノクロの静止画を表示する。この表示モードでは、後述するようなカラー画像の表示に対応するR、G、およびBの全色の光源を点灯して画像を表示するので、非常に高輝度なバックライトでの画像表示が可能であり、従って、CR等の診断画像で要求される高輝度なモノクロ画像表示に好適に対応できる。
【0026】
モノクロ動画モードは、モノクロの動画を表示するモードで、例えば、DSA(デジタルサブトラクション血管造影)、DF(デジタルフルオログラフィ)、IIDR(イメージ像倍管を用いるDR)で撮影された診断画像の表示や、X線テレビに用いられる。
モノクロ動画モードでは、制御部22は、LCD12には、1番目のサブフレームに対応して各フレーム毎に画像(動画)の駆動信号を供給して、動画を表示させると共に、図2(C)に示すように、例えば、Rの画像データに対応する1番目のサブフレームのみに対応して、光源部26の全色の光源に点灯させて、白色のバックライトをパルス的にLCD12に入射させる。これにより、モノクロの動画を表示することができる。また、先のモノクロ静止画モードと同様、このモードでも全色の光源を点灯して画像を表示するので、高輝度なモノクロ画像が表示可能である。さらに、このように、サブフレームの1つのみでインパルス的に光源を点灯して画像を表示することにより、残像やカラーブレーク等の発生も防止できる。
【0027】
なお、モノクロ動画モードでは、各サブフレームにおけるLCD12による動画の表示と、光源のパルス点灯との同期が取れていれば、各種のシーケンスが可能である。
従って、LCD12による画像表示は、全サブフレームで行っても1つのサブフレームのみで行ってもよく、また、光源のパルス点灯は、LCD12によって画像が表示されていれば、1番目のサブフレームに限定されない。すなわち、モノクロ動画の画像データDは、R=G=Bであるので、画像の表示や光源を点灯させるサブフレームは、Gに対応する2番目のサブフレームでも、Bに対応する3番目のサブフレームでも構わない。
【0028】
カラー画像モードは、カラー画像を表示するモードで、RI(ラジオアイソトープ)や内視鏡の画像、MRIやCTの三次元画像の表示等に用いられる。
このカラー画像モードでは、いわゆるフィールドシーケンシャルタイプの液晶表示装置と同様に、各サブフレームでR、GおよびB画像の表示を順次行い、これに同期して、R、GおよびBの光源を順次点灯して、カラー画像を表示する。すなわち、図2(D)に示すように、制御部22は、各フレーム毎に、最初のサブフレームでR画像、次のサブフレームでG画像、および最後のサブフレームでB画像を、順次、LCD16に表示させ、さらに、各サブフレームにおける各色の画像表示に対応して、すなわち各サブフレームに同期して、光源部26のR光源、G光源、およびB光源を、順次、点灯させて、カラー画像を表示する。
なお、カラー画像モードで表示する画像は、動画でも静止画でもよい。
【0029】
以上の説明より明らかなように、本発明の画像表示装置によれば、モノクロ静止画、モノクロ動画、およびカラー画像を切り換えて表示可能であるので、例えば、異なる複数種の医療用測定装置から診断画像(その画像データ)を受け取って、診断画像に対応する好適な画像を表示することができる。しかも、高輝度なモノクロ画像を表示できる。従って、本発明によれば、1台の画像表示装置で、場所の移動等を不要にして、マルチモダリティー診断を行うことができる。
また、サブピクセルを有さないモノクロ画素のディスプレイパネルを用いるので、TFT(Thin Film Transistor)やバスラインが少なく開口率を挙げることができ、より高輝度化を計ることができる。さらに、画素数が少ないので、ディスプレイパネルの歩留りが高く、コスト的にも有利である。
以上の点を考慮すると、本発明の画像表示装置は、医療用の診断画像を表示するモニタとして最適である。
【0030】
本発明においては、バックライトユニット14の光源部26は、R、GおよびBの各色のバックライトの輝度を調整可能であるのが好ましい。
これにより、例えば、モノクロ画像(静止画および動画)を表示する際に、Bの輝度を他の色に比して高くして、ブルーベースライクなモノクロ画像を表示することができ、従来より医療用測定装置で撮影された診断画像の再生に利用されている、フィルムに近い診断画像を表示することができる。
【0031】
また、モノクロ静止画モードでは、R、GおよびBの表示に対応する各サブフレームに画像データを分散することにより、画像の高階調化を計ってもよい。
【0032】
例えば、LCD12の駆動を8ビットで行う場合に、1フレームで(1フレーム目の画像データ,2フレーム目の画像データ,3フレーム目の画像データ)として、(0,0,0)=0、(1,0,0)=1、(1,1,0)=2、………(126,126,125)=377、(126,126,126)=378、(127,126,126)=329、………(255,255,254)=754、(255,255,255)=755のように画像を表示する。
すなわち、本例では、サブフレームに画像データを分散することで、8ビットをLCD12駆動して、9.5ビット(756階調)の階調を表現できる。
【0033】
以上、本発明の画像表示装置について詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
【0034】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、一台の画像表示装置で、モノクロ静止画、モノクロ動画、カラー画像を表示することができるので、例えば、複数種の医療用診断装置を有する病院等において、低コストかつ高効率でマルチモダリティー診断を行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の一例の概念図である。
【図2】(A)〜(D)は、本発明の画像表示装置による画像表示を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
10 (画像)表示装置
12 LCD(液晶ディスプレイパネル)
14 バックライトユニット
16 LCDドライバ
18 光源ドライバ
20 階調補正部
22 制御部

Claims (3)

  1. 非発光の透過型で、かつ、サブピクセルを有さないモノクロ画素で画像を表示するディスプレイパネルと、画像を観察するためのバックライトを前記ディスプレイパネルの非観察面側に入射する、赤、緑および青のバックライト光源と、モノクロ静止画モード、モノクロ動画モード、およびカラー画像モードの各表示モードに応じて、前記ディスプレイパネルおよびバックライト光源の駆動を制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記モノクロ静止画モードの際には、前記ディスプレイパネルに静止画を表示させると共に、全色のバックライト光源を連続的に点灯させ、前記モノクロ動画モードの際には、前記ディスプレイパネルに動画を表示させると共に、動画の1フレームの表示に同期してパルス的に全色のバックライト光源を点灯させ、前記カラー画像モードの際には、前記ディスプレイパネルに、1フレームを3つに時分割したサブフレームに、順次、赤、緑および青に対応する画像を表示させると共に、前記サブフレームの表示に同期して、前記赤、緑および青のバックライト光源を、順次、点灯させることを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記バックライト光源は各色毎に輝度が可変であり、モノクロ画像を表示する際に、他の色に比して、青の輝度を高くする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記モノクロ動画モードの際には、1フレームを3つに時分割したサブフレームのうちの所定の1つのサブフレームのみに対応して、前記バックライト光源を点灯する請求項1または2に記載の画像表示装置。
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