JP6234057B2 - 印刷装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1ではジョブ単位でどのように印刷がなされるのかを確認するようなプレビューを提供する技術が開示されている。
まず、図1を用いて参考例の説明を行う。
画像を印刷する印刷装置702においては、PC等の外部装置701からPDL等のジョブデータを受信し、処理して、ロールシート等に印刷を行う。
印刷装置702におけるコントロール部703は、外部装置701からのジョブを解析し、解析結果やユーザーインターフェース部705からの指示に基づきレンダリング部704に送信するためのコマンドやデータを作成する。そして、コントロール部703は、レンダリング後のデータをレンダリング部704から受け取り、プリンタエンジン部706へ送信する。
ユーザーインターフェース部705は、ユーザーの指示を受け付けると共に、印刷データの処理状況や印刷結果を事前確認するためのプレビュー表示を行う。
印刷装置702におけるレンダリング部704は、1つ又は複数で構成され、コントロール部703から送信されたコマンドやデータに基づきレンダリング処理を行い、レンダリング後のビットマップデータをコントロール部703へ送信する。
外部装置701からのジョブデータは、まずコントロール部703内の受信部707に格納される。
その後、分割部708が、レンダリング部704に指示する単位ごとにジョブを分割し、その印刷順序を決定する。
レンダリング管理部709は、ジョブがどのようなレイアウトなのか等をジョブデータ内容とユーザーインターフェース部705からの指示とにより解析し、レンダリング部704の動作状況を鑑みてどのレンダリング部704に送信するかを決定する。
通信部710は、レンダリング管理部709の指示に基づき、レンダリング部704に対する画像処理のモードを指示するためのコマンド及び分割ジョブデータを作成し、送信する。ここでいうモードとは、例えば画像補正処理の有無や、片面、両面といった印刷面の別や、平綴じ、中綴じといった後工程の別である。図2にこれらモードを設定するユーザーインターフェースの一例を示す。
変換処理部713は、画像補正処理、PDLラスタライズ処理、色処理、面つけ処理等を行う。
画像補正処理は、分割ジョブデータ中の画像データに対してコマンドで指定された補正処理である。
PDLラスタライズ処理は、PDLを解釈して論理描画等を行い、ビットマップデータを作成する処理である。
面付け処理は、コントロール部703からのコマンドで指定された平綴じ、中綴じ等の綴じ方や片面、両面といった印刷の別に応じて、例えば中綴じの場合は2つのページを1ページ分のメディアに面付けする処理である。
面付け処理が終わったビットマップデータは、通信部712からコントロール部703内の通信部710へ送付される。
通信部710で受信されたビットマップデータは、スプール部711に格納される。
ロール紙等の連続シートの両面に画像を印刷させる場合、表面と裏面との切り替えの時間を少なくし、効率的に印刷が行えるよう以下の制御が行われていた。即ち、複数のジョブを結合して表面を纏めてプリンタエンジン部706に出力し、表面と裏面との切り替えを行ってから裏面の印刷を行う制御が行われていた。
プリンタエンジン部706は、受信したビットマップデータに対して、前記ビットマップデータのヘッダー情報の内容に基づき色変換処理を行う。ヘッダー情報では、データがモノクロモードかカラーモードか等の情報を保持する。ここで色変換処理においては、例えばカラーモードの場合は色変換テーブル1が使用され、モノクロモードの場合は色変換テーブル2が使用される。ここでいう色変換とは、カラーモードではカラーマネージメント等の色変換が行われ、モノクロモードではレンダリング部704で処理された結果に応じて、例えば温黒、冷黒、純黒といったモノクロ処理が行われるものである。かかる処理後、例えばプリンタエンジン部706の扱う色空間であるCMYK等に変換され、更に必要に応じて2値化処理が行われる。色変換処理後のデータはメディアに印刷される。
<実施形態1>
図3は、ロールシート(搬送方向において印刷単位の長さよりも長い連続した連続シート)を用いた印刷装置の全体構成断面図である。ここで「印刷装置」とは、印刷機能に特化した専用機に限らず、印刷機能とその他の機能とを複合した複合機や、記録紙上に画像やパターンを形成する製造装置等も含むものとする。
印刷装置は、ロールシートユニット101、搬送ユニット102、搬送用エンコーダ103、回転ローラ104、ヘッドユニット105、印刷ヘッド106、スキャナユニット107、制御ユニット108、インクタンク109、カッタユニット110を備える。また、印刷装置は、更に、裏面印字ユニット111、乾燥ユニット112、シート巻取りユニット113、仕分けユニット114、操作部ユニット115を備える。これらが装置筐体内に配置されている。
制御ユニット108は、コントローラやユーザーインターフェース、各種I/Oインターフェースを備えた制御部を内蔵し、装置全体の各種制御を司る。
ロールシートユニット101は、上段シートカセット101aと下段シートカセット101bとの2基を備える。使用者はロールシート(以下、シート)をマガジンに装着して、印刷装置本体に正面から挿入して装着する。上段シートカセット101aから引き出されたシートは図中a方向に、下段シートカセット101bから引き出されたシートは図中b方向に搬送される。何れのカセットユニットからのシートも図中c方向に進行して搬送ユニット102に到達する。
搬送ユニット102の上方にはヘッドユニット105が対向して配置されている。ヘッドユニット105では複数色(実施形態では7色)分の独立した印刷ヘッド106がシートの搬送方向に沿って保持されている。搬送ユニット102によるシートの搬送に同期して、印刷ヘッド106からインクが吐出され、シート上に画像が形成される。これら搬送ユニット102、ヘッドユニット105、印刷ヘッド106で印刷ユニットが構成されている。
インクタンク109は、各色のインクを独立して貯蔵する。インクタンク109からはチューブによって各色に対応して設けられたサブタンクまでインクが供給され、サブタンクから各印刷ヘッド106までチューブでインクが供給される。印刷ヘッド106は、印刷時の搬送方向d方向に沿って各色(実施形態では7色)のラインヘッドが並んでいる。各色のラインヘッドは、継ぎ目無く単一のノズルチップで形成されたものであってもよいし、分割されたノズルチップが一列又は千鳥配列のように規則的に並べられたものであってもよい。本実施形態では、使用する最大シートの印刷幅をカバーする範囲にノズルが並んでいる所謂フルマルチヘッドが採用されているものとする。ノズルからインクを吐出するインクジェット方式は、発熱素子を用いた方式、ピエゾ素子を用いた方式、静電素子を用いた方式、MEMS素子を用いた方式等を採用することができる。印刷データに基づいて各ヘッドのノズルからインクが吐出され、吐出のタイミングは搬送用エンコーダ103の出力信号によって決定される。なお、本実施形態ではインクジェット方式のプリンタに限定されず、サーマルプリンタ(昇華型、熱転写型等)、ドットインパクトプリンタ、LEDプリンタ、レーザープリンタ等、様々な印刷方式を適用することができる。
スキャナユニット107から搬送されたシートはe方向に搬送され、カッタユニット110に導入される。カッタユニット110ではシートを所定の印刷単位の長さ毎に切断する。印刷する画像サイズに応じて所定の印刷単位の長さは異なる。例えばL版写真では搬送方向の長さは135mm、A4サイズでは搬送方向の長さは297mmとなる。
カッタユニット110から搬送されたシートは、ユニット内を図中f方向に搬送され、裏面印字ユニット111に搬送される。裏面印字ユニット111は、印刷画像毎の情報(例えば、オーダー管理用番号等)を印刷させるためのユニットである。
シート巻取りユニット113は、両面印刷の際にまず表面画像形成から行い、カッタユニット110で切断せず、ユニット内を図中j方向に通過シートの巻取りを行う。シート巻取りユニット113は、全ての表面画像形成終了後、再度、巻き取ったシートを、ユニット図中k方向に搬送して裏面画像の印刷を行わせるためのユニットである。
操作部ユニット115は、指定のオーダー画像はどこのトレーに積載されているか、或いは印刷中か印刷終了か等オーダー毎の印刷状況の確認や、インク残量や、紙の残量等装置状態の確認を行うために操作者が操作/確認するためのユニットである。
制御ユニット108の制御部が、制御ユニット108のメモリ等に記憶されたプログラムに基づいて処理を実行することによって、後述する印刷装置のコントロール部203やレンダリング部204に含まれるソフトウェア構成が実現される。また、制御ユニット108の制御部が、制御ユニット108のメモリ等に記憶されたプログラムに基づいて処理を実行することによって、後述するフローチャートに係る処理が実現される。
画像を印刷する印刷装置202においては、PC等の外部装置201からのPDL等のジョブデータを処理し、ロールシート等に印刷を行う。
コントロール部203は、外部装置201からのジョブを解析し、解析結果やユーザーインターフェース部205からの指示に基づきレンダリング部204に送信するためのコマンドやデータ及びプレビュー方式選択情報を作成する。また、コントロール部203は、レンダリング部204からレンダリング後のデータを受け取り、ユーザーインターフェース部205に送信することでプレビュー画像の表示を行い、プリンタエンジン部206へ送信して印刷を行う。
レンダリング部204は、1つ又は複数で構成され、コントロール部203から送信されたコマンドやデータ、プレビュー方式選択情報に基づき、レンダリング処理を行い印刷用ビットマップデータの生成やプレビューデータの生成を行う。その後、レンダリング部204は、通信部212を介してレンダリング後のビットマップデータをコントロール部203へ送信する。
ユーザーインターフェース部205は、操作指示の受付やプレビューデータの表示を行う。ユーザーインターフェース部205は、操作部ユニット115の一例である。
外部装置201からのジョブデータは、まずコントロール部203内の受信部207に格納される。
プレビュー方式選択取得部214は、受信されたジョブデータやユーザーインターフェース部205からジョブデータに対するプレビュー方式選択情報を取得し、ジョブ管理部208に通知する。
その後、ジョブ管理部208は、レンダリング部204に指示する単位ごとにジョブを分割し、その印刷順序を決定する。
図5は、ユーザーインターフェース制御部215の制御によりユーザーインターフェース部205にプレビュー方式を選択するための画面を表示した際の一例を示す図である。画面では、様々なプレビュー方式とプレビューの生成にかかる時間(時間情報)とが表示され、ユーザーが選択できるようになっている。図5に示す例では、ユーザーは、図5に示される画面において、少なくとも1以上のプレビュー方式を選択することができ、標準で表示するものと、生成した段階で選択可能になるものと、を指定することができる。また、印刷装置202は、選択項目の内容及び印刷装置202を操作するユーザー(ユーザーの権限、又はユーザーのセキュリティレベル)に応じて、選択可能な項目(プレビュー方式)に制限をかけるようにしてもよい。
取得したプレビュー方式の選択情報や印刷順序等、プレビューに使用される情報は、ユーザーインターフェース制御部215に通知される。
通信部210は、レンダリング管理部209の指示に基づき、レンダリング部204に対する画像処理のモードやプレビュー方式選択情報のコマンド及び分割ジョブデータを作成し、送信する。ここでいうモードとは、例えば画像補正処理の有無や、片面、両面といった印刷面の別や、平綴じ、中綴じといった後工程の別である。
コントロール部203は、後述するジョブステータスやプレビューデータを表示するためのユーザーインターフェース部205の制御を、ユーザーインターフェース制御部215を通じて行う。
変換処理部213は、画像補正処理部216、PDLラスタライズ処理部217、色処理部218、面つけ処理部219等を有する。
画像補正処理部216は、分割ジョブデータ中の画像データに対してコマンドで指定された画像補正を行う。
PDLラスタライズ処理部217は、PDLを解釈して論理描画等を行い、ビットマップデータを作成する処理を行う。
色処理部218は、プリンタエンジン部206内の色変換部における色変換処理に先立つ色変換を行う。色処理部218は、例えばプリンタエンジン部206内の色変換部において、モノクロ処理における温黒、冷黒、純黒といった微妙な再現の違いを出すための前段処理を行う。例えば温黒とはモノクロ処理において、暖かな印象を得るために少し赤みの入ったグレーを再現するものであり、冷黒とは冷たい印象を得るために少し青みの入ったグレーを再現するものであり、純黒とはニュートラルな黒を再現するものである。色処理部218は、モノクロ処理ではそれらのモノクロモードに応じたプレモノクロテーブルを用いて変換を行い、プリンタエンジン部206内の色変換部ではプレモノクロテーブルの変換結果に応じてグレー再現を行うように予め設計しておくものとする。面付け処理部219は、コントロール部203からのコマンドで指定された平綴じ、中綴じ等の綴じ方や片面、両面といった印刷の別に応じて、例えば中綴じの場合は2つのページを1ページ分のメディアに面付け処理を行う。これらのページレイアウトを考慮した面付けを考慮するのはコントロール部203内のレンダリング管理部209においてである。
コントロール部203のユーザーインターフェース制御部215は、各ジョブのステータス及びプレビュー方式選択情報に基づいて生成されたプレビュー画像をユーザーインターフェース部205に表示するための表示制御を行う。
通信部210で受信したビットマップデータは、スプール部211に格納される。
コントロール部203は、スプール部211内のビットマップデータ及びビットマップデータのヘッダー情報を、印刷されるべき順序でプリンタエンジン部206へ送付する。
かかる処理後、例えばプリンタエンジン部206の扱う色空間であるCMYK等に変換され、更に必要に応じて2値化処理が行われる。色変換処理後のデータはメディアに印刷される。
なお、図4の矢印はデータの受け渡しや指示コマンド(指示)等の送付の一例であり、これに限定されるものではない。
図6の処理はレンダリング部204へデータを渡す処理である。
ステップS801で、ジョブ管理部208は、ジョブ解析及びレンダリング部204が処理しやすい単位へのジョブ分割処理を行う。ジョブ管理部208は、ジョブ解析処理において、ジョブがカラージョブなのかモノクロジョブなのか、更にジョブがどのようなレイアウトや画像補正設定なのか、どのようなプレビューをすべきかを解析し、ジョブの印刷順序を決定する。ジョブのこれらの設定は、ジョブデータとして外部装置201から送信されるか、ユーザーインターフェース部205を介した、メニューの選択等によりなされる。
ステップS803で、通信部210は、ジョブデータ及び対応するコマンドのレンダリング部204への送信を行う。通信部210は、ステップS803の後はステップS801に処理を戻す。ステップS801において、ジョブ管理部208は、次のジョブの解析を行う。
ステップS901で、通信部210は、レンダリング部204からのビットマップデータ及び対応するジョブステータス情報を受信する。
ステップS902で、ジョブ管理部208は、ジョブのステータスをレンダリングが終了した旨を表すものに更新する。
ステップS903で、レンダリング管理部209は、レンダリング結果がエラーか否かを判断する。レンダリング管理部209は、ステップS901で受信したジョブステータス情報に基づきレンダリング結果がエラーか否かを判断する。レンダリング部204でジョブがエラーであった場合、ジョブステータス情報にその旨が記載されているため、ステップS903でエラーと判断される。
ステップS904で、ジョブ管理部208は、ジョブIDに相当するジョブのステータスをエラーステータスに更新する。
ステップS905で、通信部210は、ビットマップデータをスプール部211へ格納する。
印刷用データであると判断された場合、ステップS906で、ジョブ管理部208は、ジョブのステータスを出力待ち状態に更新する。
ステップS907において、コントロール部203は、スプール部211内のビットマップデータ及びビットマップデータのヘッダー情報を、印刷されるべき順序でプリンタエンジン部206へ送付する。
送付後、ステップS908において、ジョブ管理部208は、ジョブステータスを出力中状態に更新する。
その後、ジョブ管理部208は、ステップS901に処理を遷移させる。ステップS901で、通信部210は、次のビットマップデータの受信を行う。
ステップS909でプレビュー用のデータがスプールされたと判断された場合、ステップS910で、ユーザーインターフェース制御部215は、プレビューステータスを更新し、ユーザーインターフェース制御部215に通知する。その後、ユーザーインターフェース制御部215は、ステップS901に処理を遷移させる。ステップS901で、通信部210は、次のビットマップデータの受信を行う。
ステップS101で、ユーザーインターフェース制御部215は、現在のモードがジョブステータス表示モードか否かを判断する。
ユーザーインターフェース制御部215は、設計に応じて様々な表示処理を行うことができる。
例えば、ユーザーインターフェース制御部215は、S101でジョブステータス表示モードか否かを判断し、ジョブステータス表示モードであれば、ユーザーインターフェース部205に、図9に示すようなジョブステータス表示を行う。一方、そうでない場合は、ステップS106で、ユーザーインターフェース制御部215は、プレビュー表示モードであるか否かを判断する。
ユーザーインターフェース制御部215は、プレビュー表示モードであれば、図10に示すようなプレビュー表示をユーザーインターフェース部205で行い、そうでない場合は、ステップS110でメニューモードであるか否かを判断する。
ユーザーインターフェース制御部215は、メニューモードであれば、ステップS111で前述した図2や図5のようなメニュー表示をユーザーインターフェース部205で行い、メニューモードでない場合は、モード判断の処理を終了する。
本モードにおいては、ユーザーインターフェース制御部215は、ジョブステータスをユーザーインターフェース部205に表示する。ユーザーインターフェース制御部215は、ジョブ毎のステータスをユーザーインターフェース部205に表示するための制御を行う。ジョブステータスは、順次、最新情報に更新されるよう構成される。
ステップS102において、ユーザーインターフェース制御部215は、表示するべきジョブの更新を行う。ユーザーインターフェース制御部215は、新規に追加されたジョブを表示リスト等に追加し、出力が完了して不要となったジョブを表示リスト等から削除する等の処理を行う。ユーザーインターフェース制御部215は、これらジョブの追加、削除等のジョブステータスの情報を全てジョブIDと対応付けておく。
ステップS103において、ユーザーインターフェース制御部215は、上記のジョブIDに対応したジョブステータスの最新情報を取得し、表示用のテーブルを更新する。
ステップS104において、ユーザーインターフェース制御部215は、表示用テーブルをユーザーインターフェース部205等に表示する。
ステップS105において、ユーザーインターフェース制御部215は、必要に応じて例えば数msの待ち時間の後、処理をステップS101に戻す。
本モードにおいては、ユーザーインターフェース制御部215は、ジョブデータやユーザーインターフェース部205から設定されたプレビュー表示をユーザーインターフェース部205で行う。ユーザーインターフェース制御部215は、プレビュー表示に関する情報を基に、ユーザーインターフェース部205に表示するための制御を行う。プレビュー表示は順次、最新情報に更新されるよう構成される。
ステップS107において、ユーザーインターフェース制御部215は、表示されるべきプレビューステータスの更新を行う。ユーザーインターフェース制御部215は、新規に追加されたジョブを表示リスト等に追加し、出力が完了して不要となったジョブを表示リスト等から削除する等の処理を行う。ユーザーインターフェース制御部215は、これらジョブの追加、削除等のジョブステータスの情報を全てジョブIDと対応付けておく。ユーザーインターフェース制御部215は、ジョブIDに対応したジョブステータスの最新情報を取得し、表示用のテーブルを更新する。
ステップS108において、ユーザーインターフェース制御部215は、これらの表示用テーブルとプレビューデータとをプレビュー選択情報に従ってユーザーインターフェース部205で表示する。このとき、ユーザーインターフェース制御部215は、プレビュー選択情報で選択候補に指定されている表示方式以外の他のプレビュー表示方式が利用可能な場合、その画面に遷移できることも表示する。
その後、ステップS109において、ユーザーインターフェース制御部215は、必要に応じて例えば数msの待ち時間の後、処理をステップS101に戻す。
ステップS1101において、レンダリング部204は、コントロール部203から送信されたコマンド及び分割ジョブデータを通信部212で受信する。
ステップS1102において、レンダリング部204は、コマンドに従って画像補正処理を行うか否かの判断を行う。画像補正処理が必要ない場合、レンダリング部204は、ステップS1105に遷移する。画像補正処理が必要な場合、レンダリング部204は、ステップS1103に遷移し、コマンドに従って画像補正処理を行う。
ステップS1104において、レンダリング部204は、以上の処理をジョブデータに含まれる全てのオブジェクトに対して行ったか否かの判定を行う。
ジョブデータに対する全てのオブジェクトがなくなるまで、ステップS1102からS1104までの処理を繰り返しPDLのラスタライズに必要なデータがそろった後、ステップS1105において、レンダリング部204は、PDLラスタライズ処理を行う。
レンダリング部204は、生成されたビットマップ画像に対して、ステップS1106で色処理、ステップS1107で面つけ処理をそれぞれコマンドに応じて行い、出力ビットマップを作成する。
ステップS1108において、レンダリング部204は、作成したビットマップを、通信部212を介してコントロール部203へ送信する。
ステップS1105からS1107までの各処理では、レンダリング部204は、ステップS1110からS1112までにおいて、各々の処理の終了後、プレビュー用データを生成する処理を行う。
例えば、ステップS1105のPDLラスタライズ処理終了後、レンダリング部204は、ステップS1110に遷移し、ステップS1113において、プレビュー用データ生成を開始する。
ステップS1114において、レンダリング部204は、コマンドで指定されたプレビュー方式選択情報に基づき、該当する処理で生成されたデータがプレビューに必要であるかどうかを判定する。
生成不要の場合は、レンダリング部204は、ステップS1117に遷移しプレビュー用データ生成処理を終了する。
生成必要の場合は、レンダリング部204は、ステップS1115において、生成した中間データを、通信部212を介してコントロール部203へ送信する。
そして、ステップS1116において、レンダリング部204は、レンダリング部204におけるプレビュー用データの生成をコントロール部203へ通知する。
ステップS121において、プリンタエンジン部206は、コントロール部203からビットマップデータを受信する。
ステップS122において、プリンタエンジン部206は、受信したビットマップデータに対して、データのヘッダー情報の内容に基づき色変換を行う。ヘッダー情報では、データがモノクロモードかカラーモードか等の情報を保持する。プリンタエンジン部206は、例えばカラーモードの場合とモノクロモードの場合とで異なる色変換テーブルを使用する。かかる処理後、プリンタエンジン部206の扱う色空間である例えばCMYK等に変換し、更に必要に応じて2値化処理を行う。
ステップS123において、プリンタエンジン部206は、色変換処理後のデータをプリント部等に送付する。送付されたデータは、プリント部等でメディアに印刷される。
印刷装置は、ロール紙を巻き取って両面印刷を実現する。巻き取りには時間がかかるため、両面印刷を行うジョブごとに切り替えを行うと効率がよくない。そのため同じロール紙上に印刷可能な複数のジョブをグループ化し、第一面を纏めて印刷した後、巻き取り動作を行い、第二面を印刷することで生産性を向上することができる。
上述した図10は、プレビュー表示方式の一形態を示しており、各ジョブの代表画面を表示してジョブの印刷順を示している。点線で囲われた部分がジョブグループを示しており、点線の境界上には、ジョブグループが形成できない理由が表示されている。
・ジョブ設定が異なる
・本体印刷設定が異なる
・グループ形成をしない設定である
・グループ形成するジョブが存在しない
・用紙がない
・グループ化結果が巻き取り長を超える
等がある。また、機器の情報から予測可能な情報も表示できる。
・メンテナンス予定がある
・ゴミ箱フルに近い
・インクなしに近い
・データ遅延がある
これらの情報をプレビュー表示し、ユーザーはジョブの順序や設定を見直し、よりジョブグループを形成できるようにジョブ実行を行う事で生産性の向上が見込まれる。例えば、ジョブの設定が異なるためにジョブグループが形成されない場合、同じ設定のジョブを纏めて投入するようにジョブの順序を変更することが望ましい。又は、より大きな用紙に対して代替印刷を行い、後程裁断するといった工程が可能であれば、代替印刷設定を付加することで、出力用紙サイズの異なるジョブをグループ化して印刷することが可能となる。
プレビュー画像データが生成されたら、コントロール部203は、コントロール部203のジョブ管理部208で決定した印刷順序の情報とプレビュー画像データとからプレビュー画面を作成して表示する。
前述のように全てのレンダリングを行う必要がないため、ジョブの状態を即座にプレビューするため、例えば、コントロール部203は、投入されたジョブの例えば1ページ目のみをレンダリング部204に依頼する。このように、コントロール部203は、プレビュー方式選択情報によってレンダリング部204への依頼順序を制御してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、プレビュー方式選択時にはプレビューが表示されるまでにかかる時間を相対的に表示する。このことにより、ユーザーは、内容と生成時間とを考慮してプレビュー表示を選択することができる。
また、プレビュー方式の1つとして、ジョブの順序を表示し、ジョブ間で印刷装置が連続印刷できるかどうかの情報を表示し、連続印刷できない場合には原因を表示する。このことで、ユーザーは、印刷順序や印刷設定の変更を検討し、印刷装置を停止することなく連続印刷を行うことができる。
よって、ユーザーが見たいプレビューの方式を選択することができ、ユーザーの要求に即したプレビュー表示を提供することができる。
Claims (6)
- 印刷画像に関する複数のプレビュー画像の表示方式をプレビュー画像が表示されるまでにかかる相対的な時間情報と共に表示し、前記複数のプレビュー画像の表示方式のうち少なくとも一のプレビュー画像の表示方式をユーザーが選択可能に表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された印刷画像に関する複数のプレビュー画像の表示方式のうち、ユーザーの操作に応じて少なくとも一のプレビュー画像の表示方式を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された表示方式に応じて前記プレビュー画像を生成する生成手段と、
前記生成手段により生成されたプレビュー画像を表示する表示制御手段と、
を有する印刷装置。 - 前記生成手段は、前記選択手段により選択された表示方式に応じて、印刷に係るジョブの順序及びジョブ間で連続印刷できるか否かの情報を含むプレビュー画像を生成し、
前記表示制御手段は、前記プレビュー画像を表示する請求項1記載の印刷装置。 - 前記生成手段は、連続印刷できない場合は、連続印刷できない情報を更に含むプレビュー画像を生成し、
前記表示制御手段は、前記プレビュー画像を表示する請求項2記載の印刷装置。 - 前記表示手段は、前記生成手段が前記選択手段で選択されたプレビュー画像の表示方式以外の表示方式のプレビューが画像を生成できるようになったときに、前記表示方式をユーザーが選択可能に表示する請求項1乃至3何れか1項記載の印刷装置。
- 印刷装置が実行する表示制御方法であって、
印刷画像に関する複数のプレビュー画像の表示方式をプレビュー画像が表示されるまでにかかる相対的な時間情報と共に表示し、前記複数のプレビュー画像の表示方式のうち少なくとも一のプレビュー画像の表示方式をユーザーが選択可能に表示する表示ステップと、
前記表示ステップにより表示された印刷画像に関する複数のプレビュー画像の表示方式のうち、ユーザーの操作に応じて少なくとも一のプレビュー画像の表示方式を選択する選択ステップと、
前記選択ステップにより選択された表示方式に応じて前記プレビュー画像を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにより生成されたプレビュー画像を表示する表示制御ステップと、
を含む表示制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至4何れか1項記載の印刷装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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