JP6230494B2 - エレベータのかご内手摺り - Google Patents
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Description
この場合、既存のエレベータの中には、昇降路とかごとの空間が狭く、かご室の側壁の裏側での増設作業が困難である場合がある。
そこで、かご室の内側から増設作業ができるように、かご室の外側に配置される座板に紐状の吊り具を取付け、この吊り具を利用して手摺りを側壁に取り付ける方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、座板を折り畳み式にし、この座板を側壁の穴を通した後拡大して手摺りを側壁に取り付ける方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、取付け作業中に座板を昇降路内に落下させてしまう可能性があるという問題点もあった。
前記ブラケットユニットは、前記側壁の外側に配置され、前記側壁の壁穴を通過可能であるとともに複数に分割された座部からなる座板と
前記側壁の内側に前記座板と対向して配置されるとともに案内穴を有するブラケットと、
先端部が前記座部に固定され、前記案内穴を通って基端部が前記かご室内に臨んだ移動力伝達部材と、を備え、
前記かご室内から前記移動力伝達部材を前記案内穴に沿って移動させることで、前記側壁は、前記移動力伝達部材の移動に連動した前記座部と前記ブラケットとで挟まれるようになっている。
図1はこの発明の実施の形態1のエレベータのかご内手摺りが組み込まれた、エレベータのかご室1内を示す平面図である。
このかご室1は、三方の側壁2と戸3とで四方を囲っている。
各側壁2には、この実施の形態1のかご内手摺り7が取付けられている。
かご内手摺り7は、利用者によって把持される円管状のハンドル6と、このハンドル6の両端部に取り付けられたL字形状の保持部材5と、この保持部材5の端部が嵌着されるブラケットユニット4と、を備えている。
このブラケットユニット4は、側壁2の外側に配置され、側壁2の壁穴2bを通過可能であるとともに分割された、第1の座部12及び第2の座部13からなる座板8と、側壁2の内側に側壁2を介して座板8と対向して配置されたブラケット10と、先端部が第1の座部12及び第2の座部13まで延び、基端部がかご室1内に臨んだ移動力伝達部材14と、壁穴2bに配置され側壁2の板厚と同じ厚さの円板状のスペーサ11と、を備えている。
第1の座部12及び第2の座部13は、点対称の形状であり、それぞれの外径側にはネジ穴12a,13aがそれぞれ一対形成されている。また、それぞれの内径側にはネジ穴12b,13bが一つ形成されている。
円板形状のブラケット10は、周縁部に等分間隔で通し穴10aが4箇所形成されている。ブラケット10の中央部には、案内穴である長穴10bが一対形成されている。
スペーサ11には、長穴10bと同形で長穴10bと重なった長穴11aが形成されている。
一対の移動力伝達部材14は、ブラケット10の長穴10b、スペーサ11の長穴11aを通り、それぞれ先端部が第1の座部12のネジ穴12b、第2の座部13のネジ穴13bに螺着している。
なお、図示されていないが、固定ネジが、ブラケット10の各通し穴10a、側壁2の通し穴2aを通り、その先端部が第1の座部12及び第2の座部13のネジ穴12a,13aに螺着する。
先ず、図4に示すように、ブラケットユニット4を側壁2の内側から矢印イに示すように側壁2の壁穴2bに挿入する。このときスペーサ11は、壁穴2bに嵌着され、円板状の座板8は、図5(a)に示す状態で側壁2から外側に突出している。
次に、一方の移動力伝達部材14をブラケット10の長穴10b、スペーサ11の長穴11aに沿って移動させ、第1の座部12を図5(b)の矢印ロの方向に移動させる。
引き続き、他方の移動力伝達部材14をブラケット10の長穴10b、スペーサ11の長穴11aに沿って移動させ、第1の座部13を図5(c)の矢印ハの方向に移動させる。
この結果、第1の座部12及び第2の座部13は、側壁2の壁穴2bよりも外側に拡がり、側壁2が第1の座部12及び第2の座部13とブラケット10とで挟まれた状態で、ブラケットユニット4は、側壁2に仮止めされる。
この後、図示されていない固定ネジをブラケット10の各通し穴10a、側壁2の通し穴2aに通し、固定ネジの先端部を第1の座部12及び第2の座部13のネジ穴12a,13aに螺着してブラケットユニット4を側壁2に固定する。
最後に、ブラケットユニット4に保持部材5を嵌着し、この保持部材5にハンドル6の端部を嵌入する。
また、一連の取付け作業では、座板8、スペーサ11及びブラケット10は分離されることなく一体であり、取付け作業中に座板8、スペーサ11が昇降路内に落下するようなことはない。
また、側壁2の壁穴2bには、側壁2の板厚と同じ厚さのスペーサ11が配置されるので、取付け作業中に、座板8が壁穴2b内に入って座部12,13の移動が阻害されるといった事態の発生は防止される。
なお、側壁2の板厚が異なるエレベータのかご室1にかご内手摺り7を取付ける際には、異なる板厚のスペーサ11を変えるだけで対応することができる。
図6(a)はこの発明の実施の形態2のエレベータのかご内手摺り7の座部20を示す正面図、図6(b)は図6(a)の断面図である。
この実施の形態では、座部20のブラケット10側の面に側壁2の板厚と同じ高さの突起部21が形成されている。この突起部21には移動力伝達部材14が通る通し穴21aが形成されている。座部20には、通し穴21aと重なったネジ穴20aが形成されている。
なお、図6(a)、図6(b)では示されていないが、この実施の形態2の座板も、上記座部20と点対称の形状の座部を有している。
この実施の形態2のかご内手摺り7では、突起部21が実施の形態1のスペーサ11の機能を有しており、実施の形態1のものと比較して部品点数を削減できるという効果がある。
Claims (3)
- エレベータのかご室の側壁に取り付けられるブラケットユニットを有するエレベータのかご内手摺りであって、
前記ブラケットユニットは、前記側壁の外側に配置され、前記側壁の壁穴を通過可能であるとともに複数に分割された座部からなる座板と
前記側壁の内側に前記座板と対向して配置されるとともに案内穴を有するブラケットと、
先端部が前記座部に固定され、前記案内穴を通って基端部が前記かご室内に臨んだ移動力伝達部材と、を備え、
前記かご室内から前記移動力伝達部材を前記案内穴に沿って移動させることで、前記側壁は、前記移動力伝達部材の移動に連動した前記座部と前記ブラケットとで挟まれるエレベータのかご内手摺り。 - 前記壁穴には、前記案内穴と対向した、前記移動力伝達部材が通る通し穴を有すると共に板厚が前記側壁の板厚と同じであるスペーサが配置される請求項1に記載のエレベータのかご内手摺り。
- 前記座部は、前記ブラケット側の面に前記側壁の板厚と同じ高さの突起部が形成されている請求項1に記載のエレベータのかご内手摺り。
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