JP6207394B2 - 改良された不正開封防止クロージャーおよび包装物 - Google Patents

Description

関連出願との関係
本出願は、引用により本明細書に編入する２０１０年１０月１５日に出願された特許文献１の優先権を主張する。

技術分野
本出願は一般にポリマー材料から成形されたプラスチッククロージャーに関し、そしてより詳細には不正開封防止（ｔｅｍｐｅｒ−ｅｖｉｄｅｎｔ）プラスチッククロージャーに関し、ここでクロージャーは合わせる容器と強化された協同性を持つように成形されて、改良された性能特性を持つと同時に、望ましい物質軽量化を達成する不正開封防止包装物を提供する。

発明の背景
ポリマー材料から形成されたプラスチッククロージャーは、市場で広く受け入れられるようになった。炭酸および非炭酸飲料への特定の応用、ならびに他の応用が見出されるこの類のクロージャーは、望まれる密閉性能ならびに望まれる不正開封表示（ｔａｍｐｅｒ−ｉｎｄｉｃａｔｉｎｇ）特性を提供するように形成することができる。この性質のクロージャーは、射出成形または圧縮成形作成技法により効率よく形成できる。

この類のクロージャーの経済的な用途は、各クロージャーを形成するために必要なポリマー材料を低減することにより促進され、すなわち各クロージャーはより軽量になってきている。しかしこれに関しては特定の寸法的および性能が重要になる。特にこの性質のクロージャーは、一般にキャッピングヘッドまたはチャックを含む高速自動化蓋締装置で、それぞれの内側にねじ山を持つクロージャーを回転させながら、外側にねじ山を持つ合わせる容器に嵌め込むことにより合わせる容器に適用される。不正開封を表示するために形成されたクロージャーは、一般にクロージャーのスカート部分から垂れ下がる不正開封を表示する盗み防止バンド（ｐｉｌｆｅｒ ｂａｎｄ）を含み、この盗み防止バンドは、盗み防止バンドが最初に容器からクロージャーから外される間、スカート部分の残部から一部または完全に分離されるように、合わせる容器と協同して係合するように形成される。

クロージャーの盗み防止バンドは、合わせる容器への高速適用に伴い完全なままであることが重要であるが、しかし、最初のクロージャーの適用に伴うクロージャーの盗み防止バンドと外側ねじ山形成部のような容器部分との係合の妨害は避けられないと想定される。典型的なクロージャーの適用中に、クロージャー／容器のねじ山の相互作用は、クロージャーを容器の仕上げの最上端と接触するクロージャーの密閉形状に向けて引き下げるまで、クロージャーはボトルまたは他の容器に回転により適用される。

クロージャーの不正開封を表示する盗み防止バンドの一つの種類は、一般にクロージャーの内部へ上向きおよび内側に向かって延びる実質的に連続するリングを含む。この性質のクロージャーは、高速適用に伴い幾つかの問題を現す可能性がある。特に、容器の所謂「Ａ直径」を含むリング全体の周りの締め代が多すぎると、比較的大きな環状容器のロッキングリングで、盗み防止バンドリングをクロージャーの中に折りたたまずにクロージャーを適用することは難しい。結局、締め代が不十分ならば盗み防止バンドの不正開封表示機能が、クロージャーを取り外す間に、盗み防止バンドのバンド部分と容器のＡ直径との間でくさび止めになるリングにより損なわれる恐れがある。

本発明は、合わせる容器との係合を強化する不正開封を表示するクロージャーのための盗み防止バンドの改良された形状を企図するものであるが、望ましくはクロージャーに加重をかけすぎることを回避し、そしてさらに望ましくは盗み防止バンドが、閉鎖または適用の間に容器の仕上げ上を動く時、過度の抵抗およびフープ応力が生じることを回避する。

米国特許仮出願第６１／３９３，４３８号明細書

発明の要約
本発明による不正開封表示プラスチッククロージャー、および不正開封防止包装は、クロージャーキャップのスカート部分から垂れ下がる不正開封を表示する盗み防止バンドを有するクロージャーキャップを含む。この盗み防止バンドには、クロージャーキャップのスカート部分から垂れ下がり、そして少なくとも一部脱着可能に連結された環状バンド部分を含む。実質的に連続している不正開封リングは、盗み防止バンドの環状バンド部分の下端から内側かつ上向きに、不正開封リングの不正開封表示方向に延びている。この方向では、不正開封リングは、合わせる容器の環状ロッキングリングの一般に下に面する表面と係合するように形成される。

本発明に従い、不正開封リングは、盗み防止バンドがその不正開封を表示する方向にある時、一般に放射状内側に突出する複数の周囲方向に間隔を空けた放射状に延びる突起を含む。この突起は、少なくとも１つの突起と、一般に容器のロッキングリングの下での容器との係合により盗み防止バンドと容器との係合を望ましく強化するために、それぞれの容器で盗み防止バンドの横方向移動を制限するように作用することに注目されたい。

具体的に説明する態様に従い、本プラスチッククロージャーは、上部の壁部分および上部の壁部分から垂れ下がる環状ストリップ部分を有するクロージャーキャップを含む。このスカート部分は、合わせる容器の外側のねじ山形成部とねじ込み係合するように形成された内側のねじ山形成部を含む。

記載のように、このクロージャーキャップは、クロージャーキャップのスカート部分から垂れ下がる不正開封を表示する盗み防止バンドを含む。複数の脆いリブまたはブリッジの形態のような脆い連結が、少なくとも部分的に脱着可能に盗み防止バンドをクロージャーキャップのスカート部分に連結する。このクロージャーの盗み防止バンドは、盗み防止バンドの環状バンド部分の下端から、内側および上向きに延びる一般に円錐台形の実質的に連続した不正開封リングを含む。この不正開封表示方向では、不正開封リングは、合わせる容器のロッキングリングの一般に下向きに面する表面との係合から配置される。

記載のように不正開封防止は、不正開封リングがその不正を表示する方向にある時、不正開封リングに、一般に放射状内側に突出する複数の周囲方向に間隔を空けた、放射状に延びる突起を提供することにより強化される。不正開封リングの少なくとも１つの突起は、容器に対して盗み防止バンドの横移動を制限するために、一般に容器のロッキングリングの下で容器と係合可能であることに注目されたい。この突起と容器の仕上げとの協同、および付随する容器の仕上げに対する盗み防止バンドの横移動の制限により、ロッキングリングの下で容器の仕上げと係合する１もしくは複数の突起に向かい合う盗み防止バンドの部分は、ロッキングリングの一般に下向きに面する表面と望ましい協同的係合で維持され、これにより望ましい不正開封表示機能が確実に作動する。

具体的に説明する態様に従い、盗み防止バンドの不正開封リングは、クロージャーを取り外す間に不正開封リングと容器との係合を強化するため、不正開封リングの自由端から延びる複数の周囲方向に間隔を空けたタブを含む。１つの具体的に説明する態様に従えば、不正開封リング上の突起は、不正開封リング上に比較的厚い斜面状の肩部の状態で提供される。この説明する態様では、複数の間隔を空けたタブは、それぞれ複数の周囲方向に間隔を空けた肩部と直線上に並ぶ。このタブは、クロージャーが容器に完全に適用された時、一般に容器のロッキングリングとクロージャーの盗み防止バンドのバンド部分との間に配置することが可能であり、これによりクロージャーが取り外される間、クロージャーの盗み防止バンドと容器との間の不正開封を表示する協同がさらに望ましく強化される。別の態様では、不正開封リングの突起は、放射状に向けられた直立リブの状態で提供される。この態様では、不正開封リングの複数の間隔を空けたタブが、複数の放射状に向けられたリブに隣接してそれぞれ配置される。

本発明の好適な形態では、複数の間隔を空けた脆いブリッジが、クロージャーの盗み防止バンドをクロージャーキャップのスカート部分に脱着可能に連結する。特に、脆いブリッジの数は、不正開封リングの突起の数とは異なり、一般にはそれより多く、各ブリッジは突起と直線上に並ばず、そして突起から間隔が開けられていることが好ましい。これにより不正開封リングの突起が容器のロッキングリングで容器のＡ直径を通る時、クロージャーの適用中に過剰な応力が脆いブリッジにかかることを回避するように望ましく作用する。

本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明、添付図面（図１−３は参考例）および添付する特許請求の範囲から容易に明白になるだろう

本発明の原理を具現する不正開封防止クロージャーの透視図であり、盗み防止バンドの不正開封リングがその不正開封表示方向に反転する前の一般に「成形された時」の方向で、クロージャーの盗み防止バンドを具体的に説明する。 図１に示すクロージャーの盗み防止バンドの比較的拡大された、断片的透視図であり、盗み防止バンドがその「成形された時」の方向である時、盗み防止バンドの外面を示す。 図１の盗み防止バンドの拡大された、断片的透視図であり、図１のその「成形された時」の方向である盗み防止バンドの内面を示す。 本発明の原理を具現する不正開封防止包装物を具体的に説明する概略図であり、クロージャーの不正開封表示特性を強化するために、本不正開封防止クロージャーと合わせる容器の協同を示す。 図２と同様の図であり、本発明の別の態様を具体的に説明する。

詳細な説明
本発明は様々な形態の態様が可能であり、現在好適な態様を図面で示し、そしてこれから記載するが、本開示は本発明の例示と考えられ、本明細書に開示する特定の態様に本発明を限定しないことを意図する。

図面を参照にして、本発明の原理を具現する不正開封表示プラスチッククロージャー１０を具体的に説明する。クロージャー１０は、当該技術分野で知られている射出または圧縮成形法により、ポリペルペルレン（ｐｏｌｙｐｅｒｐｅｒｌｅｎｅ）、ポリエチレン等のような適切なポリマー材料から効率的に形成することができる。

クロージャー１０は、上壁部分１４、および内側ねじ山形成部１８を有する環状の垂れ下がったスカート部分１６を有する一体のクロージャーキャップ１２を含む。内側ねじ山形成部１８は、合わせる容器Ｃのネック部分に提供される外側ねじ山形成部２０とねじ込み係合するように形成されている。図４で概略して示す説明する容器Ｃは、比較的大きい環状のロッキングリング２２を含み、これと不正開封防止クロージャー１０が協同して本発明の原理を具現する不正開封防止包装を提供する。

具体的に説明する態様では、クロージャー１０が所謂ライナーレスクロージャーとして示され、このクロージャーでは、クロージャーキャップ１２の上壁部分１４の内側に配置される別の封止ライナーを含んでいない。むしろ具体的に説明する態様では、クロージャーキャップ１２は、合わせる容器Ｃの口の中に一般に配置可能な環状のプラグシール要素２４、および容器のネック部分の一般に外側に面する表面と係合可能な環状の外側シール２６を含む。このクロージャー１０の封止特性の特別な形態は、クロージャーおよび容器包装物の不正開封表示性能の強化に関連して、本明細書に開示する原理を維持しながら変更できると考えられる。

クロージャー／容器包装物の不正開封の表示は、クロージャーキャップ１２のスカート部分１６に少なくとも部分的に脱着可能に連結された環状の盗み防止バンド３０により提供される。盗み防止バンド３０のスカート部分１６への脱着可能な連結は、盗み防止バンドとスカート部分との間に延びる複数の周囲方向に間隔を空けた脆いブリッジまたはリブ３１を提供することにより達成できる。脆い連結は、クロージャーキャップ１２を盗み防止バンド３０と一体で成形し、その後、盗み防止バンドとスカート部分との間に所望する脆い連結を提供するために、脆いブリッジ３１が残るようにクロージャーを切断または刻み目を入れることにより効率的に形成される。このクロージャー１０は一般に３２で周囲方向に切断または刻み目が入れられ、これにより盗み防止バンド３０はスカート部分１６と区別され、この脆いブリッジ３１が盗み防止バンドとスカート部分との間に望ましい脆い連結を提供する。

本発明に従い、クロージャー１０の盗み防止バンド３０は、クロージャーキャップのスカート部分１６と一般に直線上に並んだ環状部分３４を含む。盗み防止バンド３０は、盗み防止バンド３０の環状バント部分３４から延び、そして一体で形成された実質的に連続している一般に円錐台形の不正開封リング３６をさらに含む。図１では不正開封リング３６は一般に、その「成形された時」の方向で説明され、ここで不正開封リング３６は一般に盗み防止バンド３０の環状バンド部分３４から下向きに角張って延びている。クロージャー１０を合わせる容器Ｃに適用する前に、適切な道具を使用して不正開封リング３４を不正開封表示方向である内側に向け、ここで不正開封リング３６は、合わせる容器Ｃのロッキングリング２２との協同的な不正開封を表示する係合のために、一般に環状バンド部分３４の下部の縁の内側上向きに延びる。不正開封リング３６は図４でこの不正開封表示方向で概略的に説明する。

想定されるように、不正開封リング３６と容器のロッキングリング２２との不正開封を表示する協同で、１もしくは複数の脆いブリッジ３１の破壊により、合わせる容器Ｃからクロージャー１０の最初の取り外し中に、スカート部分１６から盗み防止バンド３０を一部または完全に分離することにより、所望の不正開封防止機能を提供する。特に内側の、不正開封リング３６の自由端は、クロージャーの取り外し伴い容器のロッキングリング２２の一般に下方に面する表面と協同的に係合するように形成され、これにより容器に対してクロージャーを外す動きは、それらの間に提供される脆い連結の割れおよび破壊により、少なくとも部分的に盗み防止バンドをスカート部分から脱着可能に連結するように作用
する。

当業者には想定されるように、不正開封リング３６は、容器のロッキングリング２２の一般に下方に面する表面との予測可能な、しかも信頼性のある係合のために形成されることが望ましい。結局、上方向の内側に延びる不正開封表示方向に配置される不正開封リング３６は、盗み防止バンドとクロージャーキャップのスカート部分１６との間の脆い連結の不十分な割れ、または破損なしに、クロージャーを容器に高速適用している間、外側ねじ山形成部２０およびロッキングリング２２を含む容器の仕上げの形状を通過しなければならないと考える。これらの幾分矛盾する設計基準を、クロージャーおよび容器の標準製造公差と一緒に考慮する場合、盗み防止バンド３０がクロージャーの仕上げに対して限定された横移動を現すように促されるか、または強制されるように、クロージャーの盗み防止バンド３０と容器のネックの仕上げとの間に十分な隙間を設けることができる場合がある。そのような横移動は、不正開封リング３６の部分が一般に容器から離れた位置に移動し、その結果、不正開封リングの自由端がクロージャーのロッキングリング２２と正しく係合しないような望ましくない結果をもたらす可能性がある。

そのような横移動を制限すると同時に、望ましくは不正開封リング３６の実質的な肥厚化またはそうではなく強化（これには材料の増加が必要となり、そしてクロージャーの適用を阻害する）を避けるために、不正開封リング３６には複数の周囲方向に間隔を空けた、比較的厚い肩部のような突起３８が提供され、これは図４に示すようにその不正開封表示の方向にある時、一般に不正開封リング３６の内側に延びている。特に、突起３８は不正開封リング３６の表面に滑らかに融合するように斜面のような形状を有することができ、不正開封リングが不正開封を表示する方向にある時、一般に放射状内側に延びる。この配置により、少なくとも１つの突起３８が、一般にロッキングリング２２の下で容器Ｃと係合するように配置され、これにより容器の仕上げに対する盗み防止バンド３０の横移動を制限する。この作用を図４で具体的に説明し、ここでは一般にクロージャー１０の右手方向への移動で、説明する突起３８が一般にロッキングリング２２の下で容器Ｃと係合するように促され、これによりロッキングリング２２の下で容器との係合が促される１もしくは複数の突起に向かい合う盗み防止バンドの部分で、ロッキングリング２２からの不正開封リング３６の係合の脱れるのを実質的に防ぐ。

２８ｍｍ直径のクロージャーの本態様では、不正開封リング３６には、突起３８が５個の等しく間隔を空けたものとして提供され、ここで各突起３８は約０．０２２インチであり、すなわち不正開封リング３６の総量は各突起３８で厚くなる。好適な面取りをした滑らかな形状の各突起３８は、クロージャーの適用中にこの突起の容器の仕上げ形状に対するどのような望ましくない妨害も回避する。現在好適な態様では、脆いブリッジ３１の数は、不正開封を表示する突起３８の数とは異なり、一般にはそれより多く、各ブリッジは直線上に並ばず、そして突起３８とは間隔が空いている。これはクロージャーの適用中にいかなる脆いブリッジにも過剰な応力がかかることを回避するように望ましく作用する。上記の態様は５個の突起３８を有し、クロージャーは３２で刻み目が入れられて、７個の脆いブリッジ３１が突起３８と直線上に並ばずに間隔を空けて提供される。

説明する態様に従い、不正開封リング３６は複数の周囲方向に間隔を空けたタブ４０を含み、これはクロージャーが完全に容器に提供された時、一般に環状バンド部分３４と容器のロッキングリング３２との間に配置可能である（図４参照）。タブ４０は不正開封リング３６とロッキングリング２２との協同的係合を強化することが望ましい。説明の態様では、周囲方向に間隔を空けたタブ４０は不正開封リング３６の自由端から延び、そして好ましくは複数の周囲方向に間隔を空けた肩部のような突起３８とそれぞれ直線上に並ぶ。

本発明の別の態様を図５で説明し、ここで不正開封リング３６上で放射状に延びる突起が周囲方向に間隔を空けたリブ状の突起１３８の形態で提供される。突起１３８は、前述した突起３８のように機能するように形成されて、容器のロッキングリング２２に対する盗み防止バンド３０の横移動を制限するように形成される。説明のように突起１３８はタブ４０に隣接してそれぞれ配置することができる。

これまでの記載から、多くの修飾および変更が本発明の新規概念の真の精神および範囲から逸脱せずに行うことができると考察される。本明細書で具体的に説明した特別な態様に関しては、限定されないことを意図し、あるいはそのように考えるべきである。本開示は添付する請求の範囲により網羅されることを意図するものであり、すべてのそのような修飾は請求の範囲に含まれる。

Claims (10)

1. プラスチッククロージャーキャップであって
   閉塞した頂壁部と、
   一連の脆いブリッジを規定する不連続の環状スコアと、
   該閉塞した頂壁部から該不連続の環状スコアに垂れ下がる環状スカート部分であって、該スカート部分が、合わせる容器の外側ねじ山形成部にねじ込み係合するための内側ねじ山形成部を有する、該環状スカート部分と、
   不正開封を表示する盗み防止バンド３０であって、該盗み防止バンド３０が、
   該脆いブリッジによって該スカート部分から取り外し可能に垂れ下がる環状バンド部分３４であって、該環状バンド部分３４が連続する内面１を有する、該環状バンド部分３４と、
   軸方向下方向きから軸方向上方向きに可動の不正開封リング３６であって、該環状バンド部分３４から半径方向内方に延びる環状末端エッジ４を有する連続端と、該環状バンド部分３４の該内面１に対して近位の内面２と、該環状バンド部分３４の該内面１に対して遠位の外面３と、複数の周囲方向に間隔を空けた肩３８であって該肩３８のそれぞれが該外面３と該環状末端エッジ４から突出する隆起した自由端５を有する該肩３８と、不正開封リングの環状末端エッジ４から延びる複数の周囲方向に間隔を空けたタブ４０と、を有する該不正開封リング３６と、
   を有する該盗み防止バンド３０と、
   を有する、該プラスチッククロージャーキャップ。
2. 前記タブが前記肩とそれぞれ周囲方向に平行して並んでいる請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
3. 前記肩のそれぞれが前記タブに隣接するリブを備える請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
4. 前記脆いブリッジが前記肩からそれぞれ間隔を置かれ、該脆いブリッジが該肩より数が多い、請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
5. 前記不正開封リングが軸方向上方に向いている時、前記不正開封リングの内面が、前記環状バンド部分の内面に面しており、前記不正開封リングが最初に軸方向下方向きに成形
   され、その後前記クロージャーキャップを前記あわせる容器に適用する前に工具によって該軸方向下方向きから軸方向上方向きに反転させられる、請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
6. 前記肩が第１半径方向に突出し、前記タブが該第１半径方向と向い合った第２半径方向に突出し、該肩と該タブが両方とも同じ軸方向に突出する、請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
7. 前記タブのそれぞれよりも更に半径方向にそれぞれ延びている前記肩のそれぞれを有し、該肩と該タブが周囲方向に長い、請求項１に記載のプラスチッククロージャーキャップ。
8. 不正開封防止包装物であって,
   本体部と該本体部から上方に延びる首部とを有する容器であって、該首部が
   外側ねじ山形成部と該外側ねじ山形成部の下に間隔を空けた環状ロッキングリングを有する、該容器と、
   閉鎖した頂部と該閉鎖した頂部から下方に延びる円周側壁を有するクロージャーであって、該円周側壁が
   下端と前記容器の前記外側ねじ山形成部に着脱可能に固定される内側ねじ山形成部を有する上部環状部分と、
   前記容器に固定される前記クロージャーから取り外し可能な不正開封を表示する盗み防止バンドであって、
   外側環状壁であって、前記上部環状部分と取り外し可能につながっている上部末端と、及び、下部末端とを備えた外側環状壁と、
   連続する内側リングであって、
   軸方向上方に及び前記容器の環状ロッキングリングに向かって半径方向内側に延びる環状縁部４を有する自由端と、該自由端の環状縁部４に突出する複数の周囲方向に間隔を空けて隆起した肩３８を有する第１環状面３、該第１環状面３は容器の首部に面している、と、該第１環状面３に対向し及び該自由端の環状縁部４から延びる複数の周囲方向に間隔を空けたタブ４０を有する第２環状面２、該第２環状面２は該外側環状壁の内面１に面している、と、を有する該内側リングと、
   前記連続する内側リングを有する前記外側環状壁の下部末端と連続的に接合する最下部の反転終端と、を有する前記盗み防止バンドと、
   前記盗み防止バンドの外側環状壁の上部末端に対して前記上部環状部分の下部末端を接合する一連の脆いブリッジを規定する不連続の環状スコアと
   を有する該クロージャーと、
   を備えた不正開封防止包装物。
9. 前記第１環状面が前記容器の首部に面し及び前記第２環状面が前記外側環状壁に面し、並びに、前記肩がそれぞれ前記タブと周囲方向に平行して並んでいる、請求項８に記載の不正開封防止包装物。
10. 閉塞した頂部と閉塞した頂部から下方に延びる円周側壁とを有する不正開封防止プラスチッククロージャーキャップであって、該円周側壁が、
    下部末端と内側ねじ山形成部とを有する上部環状部分と
    前記クロージャーから取り外し可能な不正開封を表示する盗み防止バンドであって、
    外側環状壁であって、前記上部環状部分と取り外し可能につながっている上部末端と、及び、下部末端とを備えた外側環状壁と
    連続する内側リングであって、軸方向上方に及び前記外側環状壁の半径方向内側に延びる環状縁部４を有する自由端と、該自由端の環状縁部４に突出する複数の周囲方向に間隔を空けて隆起した肩３８を有する第１環状面３と、該第１環状面３に対向し及び該自由端の環状縁部４から延びる複数の周囲方向に間隔を空けたタブ４０を有する第２環状面２、該第２環状面２は該外側環状壁の内面１に面している、と、を有する該内側リングと、
    前記連続する内側リングを有する前記外側環状壁の下部末端と連続的に接合する最下部の反転終端と、を有する前記盗み防止バンドと、
    前記盗み防止バンドの外側環状壁の上部末端に対して前記上部環状部分の下部末端を接合する一連の脆いブリッジを規定する不連続の環状スコアと、
    を有する前記不正開封防止プラスチッククロージャーキャップ。

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