JP6197709B2 - 新聞印刷用インクジェット記録用紙 - Google Patents
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Description
例えば、デジタル印刷機を用いて、特許文献1に記載されているような従来のオフセット印刷用新聞用紙に印刷すると、水性顔料インクの吸収適性がないため画像の滲み、発色性の低下が発生し現状の新聞印刷品質並みのものが得られない。また、広がりつつあるカラー印刷と写真印刷を行うと用紙に打ち込まれるインク量が増加するためさらに画像低下が発生している。
例えば、特許文献2には、インクジェット方式による可変情報を印刷するシステムを組み込んだオフセット新聞輪転機向け用紙として、その用紙に用いられる離解パルプ種や繊維長の最適化および給水時間やインクジェット印刷による形状係数を規定したものが記載されている。
特許文献4では、インクジェット記録媒体印刷用塗工紙の塗工層の顔料、接着剤および着色剤を検討した新聞用紙を含む校正用紙について記載されている。
特許文献7には、高速輪転インクジェットシステムに使用するシートとして、アルキルアミン・アンモニア・エピハロヒドリン重縮合物の利用および最適なコッブサイズ度について記載されている。
特許文献8には、顔料インクを用いた高速インクジェットシステムにおいて、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合体について記載されている。
〔2〕前記表面処理液に着色剤を含む、〔1〕に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
〔3〕前記基紙が、灰分として炭酸カルシウムを5〜20質量部含有する、〔1〕又は〔2〕に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
〔4〕前記新聞印刷用インクジェット記録用紙のJIS P8140に準拠したコッブサイズ度をAとし、前記新聞印刷用インクジェット記録用紙の米坪をBとしたとき、A/Bの値が0.60以上1.20以下である、〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
本発明で使用されるカチオン樹脂を含み実質的に顔料を含まない表面処理液に含まれるカチオン樹脂としては、重量平均分子量が5500以下のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物を用いるのが好ましい。この重合物を用いた場合、新聞印刷用インクジェット印刷において高画質な印刷が行える。また、新聞用紙が持つ特有な風合い(色相)をインクジェット印刷用紙で再現することは重要であるが、この重合物を用いると色相変化が非常に小さくなる。
ΔE(L*a*b*)={(L*1―L*2)2+(a*1−a*2)2+(b*1−b*2)2}0.5
L*1 : 塗布前の基紙の明度(L値)
L*2 : 塗布後の用紙の明度(L値)
a*1 : 塗布前の基紙の色度(a値)
a*2 : 塗布後の用紙の色度(a値)
b*1 : 塗布前の基紙の色度(b値)
b*2 : 塗布後の用紙の色度(b値)
表面処理液は実質上顔料を含まない。もしも顔料が含まれるとインクジェット印刷の吸収性が低下する。
本発明で用いる新聞印刷用インクジェット記録用紙の原紙としては、全パルプ中の50質量%以上が脱墨パルプ(DIP等)であり、この他に化学パルプ(NBKP、LBKP等)、機械パルプ(GP、CGP、RGP、PGW、TMP等)等の木材パルプを単独または任意の比率で混合して使用される。また、ホワイトカーボン、クレー、無定形シリカ、タルク、酸化チタン、炭酸カルシウムなどの製紙用填料が抄紙時に添加される。このとき、インクジェット印刷のインク吸収性を考慮すると炭酸カルシウムを用いることが望ましい。填料は原紙100質量部中5質量部以上20質量部以下含有することが望ましい。5質量部未満となるとインク吸収性が低下し、また20質量部を超えるとなると印刷に必要な十分な紙力が得られず断紙を引き起こす可能性があり好ましくない。
表面処理液を原紙へ塗布するための装置としては、特に限定されるものではないが、例えば、以下のような公知公用の装置が適宜使用される。
2ロールサイズプレス、ブレードメタリングサイズプレス、ロッドメタリングサイズプレス、ゲートロールコーターなどのロールコーター、トレーリング、フレキシブル、ロールアプリケーション、ファウンテンアプリケーション、ショートドゥエル等のベベルタイプやベントタイプのブレードコーター、ロッドブレードコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、カーテンコーター、スプレーコーター、グラビアコーターなど。なお、表面処理液を塗布後の湿潤塗被層を乾燥する方法としては、例えば、蒸気乾燥、ガスヒーター乾燥、電気ヒーター乾燥、赤外線ヒーター乾燥等の各種方式が採用できる。
<基材の調製>
脱墨古紙パルプ60部、サーモメカニカルパルプ20部、グラインドパルプ10部、針葉樹クラフトパルプ10部の割合で混合し離解して400mlC.S.F.とした。このパルプ100部に対して硫酸バンド1部、カチオン化でんぷん(王子コーンスターチ製エースK―100)1部、サイズ剤としてアルケニル無水コハク酸(荒川化学工業製サイズパイン SA-864)0.5部を添加した後、填料として炭酸カルシウムを20部混合し、さらに歩留まり剤(協和産業製キースロックRP40L、ポリアクリルアミド)を0.011部添加して調製した紙料を長網多筒型抄紙機によって抄紙し、坪量42g/m2の原紙を得た。この原紙は、L*=90、a*=−1、b*=2.5であった。
上記原紙上に、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)59部、表面サイズ剤(星光PMC社、SE2220)1部、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)40部の割合の混合物を含有する表面処理液を乾燥塗布量が両面で2.5g/m2となるように2ロールサイズプレス機で塗布後乾燥し、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=89.5、a*=−1.3、b*=2.5)を得た。この時の吸水度は40g/m2であった(A/B=0.90)。
実施例1の表面処理液中のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)を、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製TDK202、重量平均分子量5000)に変更した以外は実施例1同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=89.3、a*=−1.5、b*=2.5)。この時の吸水度は45g/m2であった(A/B=1.01)。
実施例1の表面処理液の塗工量を2.5g/m2から0.5g/m2に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量42.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=89.8、a*=−1.1、b*=2.5)。この時の吸水度は50g/m2であった(A/B=1.18)。
実施例1の表面処理液の塗工量を2.5g/m2から4.5g/m2に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量46.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=90、a*=−1.3、b*=2.6)。この時の吸水度は35g/m2であった(A/B=0.75)。
実施例1の表面処理液中の酸化でんぷん59部とポリアミンエピクロルヒドリン共重合物40部を、酸化でんぷん79部、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合物20部とする以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=89.6、a*=−1.2、b*=2.5)。この時の吸水度は30g/m2であった(A/B=0.67)。
実施例1の表面処理液中の酸化でんぷん59部とポリアミンエピクロルヒドリン共重合物40部を、酸化でんぷん19部とポリアミンエピクロルヒドリン共重合物80部とする以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=90、a*=−1.6、b*=2.7)。この時の吸水度は50g/m2であった(A/B=1.12)。
実施例1の原紙における填料としての炭酸カルシウム10部を3部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=89.8、a*=−1.3、b*=2.6)を得た。上記の原紙は、L*=89.8、a*=−1.1、b*=2.4のものであった。この時の吸水度は50g/m2であった(A/B=1.12)。
実施例1の原紙における填料としての炭酸カルシウム10部を25部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=89、a*=−1.5、b*=2.0)を得た。上記の原紙は、L*=89.5、a*=−1.3、b*=2.2のものであった。この時の吸水度は30g/m2であった(A/B=0.67)。
実施例1の原紙におけるサイズ剤量を0.5部から1.0部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙を得た(L*=89.5、a*=−1.3、b*=2.5)。上記の原紙は、L*=89.8、a*=−1.1、b*=2.6のものであった。この時の吸水度は30g/m2であった(A/B=0.67)。
実施例1の原紙におけるサイズ剤を、アルケニル無水コハク酸(荒川化学工業製サイズパイン SA-864)0.5部からアルキルケテンダイマー(荒川化学工業製サイズパイン K-287)0.5部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=89.5、a*=−1.3、b*=2.5)を得た。上記の原紙は、L*=90、a*=−1、b*=2.5のものであった。この時の吸水度は38g/m2であった(A/B=0.86)。
実施例1の表面処理液に対してアゾ系直接染料(ダイレクトペーパーブラックRAL 日本化学工業所製)を0.01部添加した以外は実施例1と同様にして、新聞印刷用インクジェット用紙(L*=89.8、a*=−1、b*=2.5)を得た。この時の吸水度は40g/m2であった(A/B=0.90)。
実施例1の表面処理液中のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)を、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製、DK6802 重量平均分子量1000)に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=89.5、a*=−1.1、b*=2.5)を得た。この時の吸水度は45g/m2であった(A/B=1.01)。
実施例1の坪量42g/m2の原紙を、坪量15g/m2の原紙に変更した以外は実施例1と同様にして、17.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=93.2、a*=−2.2、b*=3.5)を得た。原紙の色相は(L*=93、a*=−2、b*=3.5)であった。この時の吸水度は10g/m2であった(A/B=0.57)。
実施例1の坪量42g/m2の原紙を、坪量68g/m2の原紙とした以外は実施例1と同様にして、70.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=87.5、a*=1.3、b*=1.5)を得た。原紙の色相は(L*=87、a*=1、b*=1.5)であった。この時の吸水度は90g/m2であった(A/B=1.28)。
実施例1の表面処理液中のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)を、ポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6857、重量平均分子量 10000)に変更した以外は実施例1同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=87.8、a*=0.5、b*=2)を得た。この時の吸水量は45g/m2であった(A/B=1.01)。
実施例1の表面処理液の塗工量を、2.5g/m2から6.0g/m2に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量48g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=87.5、a*=1.3、b*=1.5)を得た。この時の吸水度は20g/m2であった(A/B=41.7)。
実施例1の表面処理液中のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)40部を、ポリジアリルジメチルアンモニウムクロライド(センカ製ユニセンスCP−91、重量平均分子量 20000)40部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=86.5、a*=1.3、b*=1.5)を得た。この時の吸水度は40g/m2であった(A/B=0.90)。
実施例1の表面処理液中のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物(星光PMC製DK6810、重量平均分子量 2000)40部を、ジメチルアミン・エピクロルヒドリン重縮合物(里田化工社製ジェットフィックス36N、重量平均分子量 3100)40部に変更した以外は実施例1と同様にして、坪量44.5g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=85.5、a*=2.3、b*=2.1)を得た。この時の吸水度は30g/m2であった(A/B=0.67)。
比較例5の表面処理液に対してアゾ系直接染料(ダイレクトペーパーブラックRAL 日本化学工業所製)0.01部を添加した以外は実施例1と同様にして、新聞印刷用インクジェット用紙(L*=88.5、a*=−2.1、b*=3.5)を得た。この時の吸水度は40g/m2であった(A/B=0.90)。
<オフセット印刷用新聞用紙として>
<基材の調製>
脱墨古紙パルプ60部、サーモメカニカルパルプ20部、グラインドパルプ10部、針葉樹クラフトパルプ10部の割合で混合し離解して400mlC.S.F.とした。このパルプ100部に対して、サイズ剤としてアルキルケテンダイマーを0.01部、カチオン化でんぷん(王子コーンスターチ製エースK―100)を0.5部、填料としての炭酸カルシウムを40部混合した後、歩留まり剤(協和産業製キースロックRP40L、ポリアクリルアミド)を0.01部添加して調製した紙料を長網多筒型抄紙機によって抄紙し、坪量42g/m2の原紙(L*=88、a*=0、b*=1.5)を得た。
上記原紙上に、酸化デンプン(王子コーンスターチ製、エースA)のみを含有する塗布液を両面で1g/m2となるように2ロールサイズプレス機で塗布後乾燥し、坪量43g/m2の新聞印刷用インクジェット記録用紙(L*=88、a*=0、b*=1.5)を得た。この時の吸水度は46g/m2であった(A/B=1.03)。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で「UCC/EAN128コード」を印刷した。その後、インクジェット印刷されたEAN128バーコードについて、バーコード検証機「Inspector D4000」(RJS社製)を用いてバーコードを10回走査させて評価した。
(評価基準)
5:バーコードリーダーの10回の走査の内、10回読み取れる。
4:バーコードリーダーの10回の走査の内、9回読み取れる。
3:バーコードリーダーの10回の走査の内、6以上9回未満読み取れる。
2:バーコードに対して複数の走査線を通過させると読み取れるレベル。
1:読み取ることが出来ないレベル。
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で「UCC/EAN128コード」を印刷した。その後、インクジェット印刷を行った部位について、インクの転写汚れについて目視判定を行った。(評価基準)
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で「UCC/EAN128コード」を印刷した。その後、インクジェット印刷を行った部位を用紙の裏側から、インク裏移りについて目視判定を行った。
(評価基準)
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で、日本規格協会発行の「カラーディジタル標準画像データ/N3」を印刷した。インクジェット印刷後のシートを水道水中に30秒間浸積した後、自然乾燥した。その後、印刷画像の滲みの程度を目視で評価した。
(評価基準)
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で、日本規格協会発行の「カラーディジタル標準画像データ/N3」を印刷した。その後、インクジェット印刷部をウエスで10回擦り、印刷部コスレ汚れの程度を目視で評価した。
(評価基準)
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
各実施例及び比較例で得たインクジェット用紙をミヤコシ製高速インクジェット プリンティングシステムMJP600で、日本規格協会発行の「カラーディジタル標準画像データ/N3」を印刷した。その後、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローベタ印刷部全ての印刷ムラの程度を目視で評価した。
(評価基準)
5(優)−1(劣)
なお、評価が2以下のものは、実用上問題がある。
Claims (4)
- 基紙の少なくとも片面に、カチオン樹脂を含み実質的に顔料を含まない表面処理液を塗布・乾燥してなるインクジェット方式により印刷する新聞用紙であって、前記基紙は、坪量が17〜63g/m2で、基紙を構成する全パルプ中の50質量%以上が脱墨パルプであり、前記カチオン樹脂は、重量平均分子量が900〜5500のポリアミンエピクロルヒドリン共重合物であり、前記表面処理液におけるポリアミンエピクロルヒドリン共重合物の含有量が総固形分100質量部のうち30〜60質量部であり、前記表面処理液の塗布量が片面あたり固形分換算で0.1〜5.0g/m2であり、前記表面処理液を塗布する前の基紙の表面の明度(L1)、色度(a1)、色度(b1)と、塗布した後の塗布面の明度(L2)、色度(a2)、色度(b2)の差ΔE(L*a*b*)が1以下であることを特徴とする、新聞印刷用インクジェット記録用紙。
- 前記表面処理液に着色剤を含む、請求項1に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
- 前記基紙が、灰分として炭酸カルシウムを5〜20質量部含有する、請求項1又は2に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
- 前記新聞印刷用インクジェット記録用紙のJIS P8140に準拠したコッブサイズ度をAとし、前記新聞印刷用インクジェット記録用紙の米坪をBとしたとき、A/Bの値が0.60以上1.20以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の新聞印刷用インクジェット記録用紙。
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