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JP6196458B2 - 防振装置 - Google Patents

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JP6196458B2 JP2013078664A JP2013078664A JP6196458B2 JP 6196458 B2 JP6196458 B2 JP 6196458B2 JP 2013078664 A JP2013078664 A JP 2013078664A JP 2013078664 A JP2013078664 A JP 2013078664A JP 6196458 B2 JP6196458 B2 JP 6196458B2
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Description

本発明は、例えば自動車や産業機械等に適用され、エンジン等の振動発生部の振動を吸収および減衰する防振装置に関する。
従来から、この種の防振装置として、例えば下記特許文献1に示すような構成が知られている。この防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外部材、およびいずれか他方に連結されるとともに外部材内に挿通された内部材と、外部材と内部材とを連結する弾性体と、を備えている。外部材内には、液体が封入されるとともに壁面の一部が弾性体により構成された複数の受圧液室が配設されている。これらの受圧液室には、互いの間に内部材を挟み込むように一対配置され、第1制限通路を通して互いに連通された第1受圧液室が備えられている。
前記防振装置では、一対の第1受圧液室が内部材を挟み込む挟み込み方向の振動の入力時に、外部材および内部材が、弾性体を弾性変形させながら前記挟み込み方向に相対的に変位して、一対の第1受圧液室を交互に拡縮させる。これにより、第1制限通路を液体が流通し、前記振動が吸収および減衰される。
国際公開第2013/011976号
ところで、前記従来の防振装置では、前記挟み込み方向の振動が入力され、外部材と内部材とが相対的に変位することで第1受圧液室が縮小させられるときに、弾性体のうち、この第1受圧液室の壁面の一部を構成する壁面構成部が膨出変形する。その結果、前記従来の防振装置では、第1受圧液室の容積の減少量および第1制限通路の液体の流通量が確保し難くなっていて、この防振装置の大型化を抑えつつ、前記振動に対する減衰性能を向上させることについて改善の余地がある。なお、前記壁面構成部を厚肉にすることで膨出変形を抑制することも考えられるが、この場合、第1受圧液室が縮小させられるとき以外の場合においても壁面構成部の変形の形態が変化することから、減衰性能に影響が生じるおそれがある。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、大型化を抑えつつ減衰性能を向上させることができる防振装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外部材、およびいずれか他方に連結されるとともに前記外部材内に挿通された内部材と、前記外部材と前記内部材とを連結する弾性体と、を備え、前記外部材内には、液体が封入されるとともに壁面の一部が前記弾性体により構成された複数の受圧液室が配設され、これらの受圧液室には、互いの間に前記内部材を挟み込むように一対配置され、第1制限通路を通して互いに連通された第1受圧液室が備えられ、前記外部材および前記内部材は、一対の前記第1受圧液室が前記内部材を挟み込む挟み込み方向の振動の入力時に、前記弾性体を弾性変形させながら前記挟み込み方向に相対的に変位して、一対の前記第1受圧液室を交互に拡縮させ、前記弾性体には、前記第1受圧液室の壁面の一部を構成し、前記外部材と前記内部材とが相対的に変位することで前記第1受圧液室が縮小させられるときに、前記挟み込み方向に交差する交差方向に膨出変形する壁面構成部が備えられ、前記外部材と前記内部材との間には、基端部が、前記内部材に対して前記挟み込み方向の外側に位置するとともに前記内部材に接続された状態で、前記内部材から前記挟み込み方向に突出し、前記外部材と前記内部材とが前記挟み込み方向に相対的に変位するときに、先端部が前記外部材に当接することで前記外部材と前記内部材との前記挟み込み方向への相対的な変位量を規制する規制部が設けられ、前記規制部は、前記基端部が前記壁面構成部と隣接するように前記壁面構成部に前記交差方向に対向し、前記交差方向に膨出変形する前記壁面構成部に当接することで前記壁面構成部の膨出変形量を規制し、前記弾性体は、前記壁面構成部とともに前記第1受圧液室を形成する第2仕切壁を備え、前記内部材は、前記第2仕切壁が連結された本体部と、前記本体部から前記交差方向に突出する装着部と、を備え、前記規制部は、前記装着部から前記挟み込み方向に突出し、前記装着部に嵌合されたベース部を更に備え、前記規制部の基端部は、前記ベース部を介して前記内部材に接続されていることを特徴とする。
この発明では、前記挟み込み方向の振動が入力されると、内部材と外部材とが、弾性体を弾性変形させつつ前記挟み込み方向に相対的に変位することで、一対の第1受圧液室が交互に拡縮して第1制限通路を液体が流通し、前記振動が吸収および減衰される。ここで、第1受圧液室が縮小させられるときに、壁面構成部が前記交差方向に膨出変形すると、この壁面構成部が規制部に当接して壁面構成部の膨出変形が規制される。またこのとき、規制部の先端部が外部材に当接すると、外部材と内部材との更なる変位が規制される。
この防振装置によれば、第1受圧液室が縮小させられるときに、膨出変形させられる壁面構成部が規制部に当接して壁面構成部の膨出変形が規制されるので、第1受圧液室の容積の減少量および第1制限通路の液体の流通量を確保することが可能になり、この防振装置の大型化を抑えつつ、前記挟み込み方向の振動に対する減衰性能を向上させることができる。
また規制部の基端部が、壁面構成部に前記交差方向に隣接しているので、例えば、膨出変形させられる壁面構成部が規制部に当接する際に、壁面構成部から規制部に加えられる衝突力を抑えること等が可能になり、壁面構成部の膨出変形を確実に規制することができる。
また、前記規制部と前記壁面構成部との間の前記交差方向の隙間は、前記挟み込み方向の内側から外側に向かうに従い漸次大きくなっていてもよい。
この場合、規制部と壁面構成部との間の前記交差方向の隙間が、前記挟み込み方向の内側から外側に向かうに従い漸次大きくなっているので、この防振装置に初期荷重が加えられ、内部材が外部材に対して、前記交差方向に沿って規制部に対する壁面構成部側に向けて変位させられたときに、壁面構成部を規制部に沿うように延在させることができる。これにより、規制部において、前記挟み込み方向の広い範囲にわたる部分で壁面構成部の膨出変形を規制することが可能になり、壁面構成部の膨出変形を一層確実に規制することができる。
本発明に係る防振装置によれば、挟み込み方向の振動に対する減衰性能を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る防振装置の斜視図である。 図1に示す防振装置の分解斜視図である。 図1に示す防振装置の一方向および他方向の両方向に沿う横断面図である。 図1に示す防振装置の一方向および他方向の両方向に沿う横断面図である。 図1に示す防振装置の軸方向および一方向の両方向に沿う縦断面図である。 図1に示す防振装置に初期荷重が加えられた状態を示す拡大横断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る防振装置を説明する。
図1および図2に示すように、防振装置10は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される内部材11と、内部材11をその径方向の外側から囲繞するとともに、振動発生部および振動受部のうちのいずれか他方に連結される外部材12と、内部材11と外部材12とを連結する弾性体13と、を備えている。防振装置10は、例えばエチレングリコール、水、シリコーンオイル等が液体として封入されたいわゆる液体封入型である。
ここで、この防振装置10が振動発生部と振動受部との間に装着された装着状態では、外部材12が水平方向に延在し、外部材12の軸方向Aが、実質的に水平方向と平行になる。以下では、前記軸方向Aに直交し、装着状態で水平方向に実質的に平行になる方向を一方向(挟み込み方向)Bといい、前記軸方向Aおよび前記一方向Bの両方向に直交し、装着状態で鉛直方向に実質的に平行になる方向を他方向(交差方向)Cという。また装着状態で、前記他方向Cに沿って鉛直上側となる方向を上側といい、鉛直下側となる方向を下側という。
内部材11は、外部材12の軸方向Aに延在する棒状に形成され、外部材12内に挿通され外部材12の軸線Oと同軸に配置されている。内部材11は、例えば金属材料などの硬質材料により形成されている。内部材11には、前記軸方向Aに貫通する取付け孔が形成されている。この取付け孔内には、前記軸方向Aに延在する図示しない挿通部材が挿通され、内部材11は、挿通部材を介して、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される。
図3に示すように、内部材11は、外部材12の前記軸方向Aの全長にわたって延在する本体部11aと、本体部11aから上方に向けて突出する装着部11bと、を備えている。本体部11aは、この防振装置10を前記軸方向Aから見た正面視において、前記一方向Bに延在する一対の対辺を有する台形状に形成されている。図示の例では、本体部11aは、前記正面視において、前記他方向Cに沿って延在し前記軸線O上を通過する仮想線Lを基準として線対称となっており、いわゆる等脚台形状に形成されている。装着部11bは、前記正面視において、前記一方向Bおよび前記他方向Cの両方向に延在する矩形状に形成されている。
外部材12は、前記正面視において、前記一方向Bに延在する一対の第1辺部12aと、前記他方向Cに延在する一対の第2辺部12bを有する矩形状に形成されている。外部材12は、図示しないブラケット部材内に嵌合され、ブラケット部材を介して振動発生部および振動受部のうちのいずれか他方に連結される。
図2に示すように、外部材12は、例えば金属材料などの硬質材料により形成された外装部15および内装部16を備え、外装部15内に内装部16が嵌合されてなる二重筒構造とされている。外装部15および内装部16の前記軸方向Aに沿った大きさは互いに同等とされ、内装部16の前記軸方向Aの両端縁には、外径が外装部15の外径と同等とされた一対の環状フランジ部17の内周縁が、各別に連結されている。環状フランジ部17は、外装部15と内装部16との前記軸方向Aに沿った相対的な移動を規制する。
内装部16のうち、前記一方向Bを向く各部分には、この防振装置10を前記一方向Bから見た側面視において、前記軸方向Aおよび前記他方向Cの両方向に延在する矩形状をなす第1開口部18が各別に形成されている。
また図3に示すように、内装部16のうち、内部材11にその下方から対向する部分には、第2開口部19が形成されている。第2開口部19には、外装部15の内周面に形成され、内部にメンブラン部材20が収容された収容凹部21が連通している。図2に示すように、メンブラン部材20は、例えばゴム材料などにより形成されるとともに、この防振装置10を前記他方向Cから見た上面視において、前記軸方向Aおよび前記一方向Bの両方向に延在する矩形状に形成されており、前記第2開口部19内に嵌合された押さえプレート22により収容凹部21内からの離脱が規制されている。
また図3に示すように、外装部15の外周面には、底面に形成された複数の連通孔23を通して収容凹部21に連通する液室用凹部24が形成されている。液室用凹部24は、収容凹部21に前記他方向Cに並設され、図示の例では、収容凹部21の下方に位置している。また液室用凹部24は、下側に位置し外装部15の外周面に開口する大径部25、上側に位置し内径が収容凹部21の内径よりも大きい小径部26により段状に形成されている。
そして、この液室用凹部24がダイヤフラム部材27で閉塞されることにより、液体が封入された拡縮可能な副液室28が形成されている。図2に示すように、ダイヤフラム部材27は、前記上面視において、前記軸方向Aおよび前記一方向Bの両方向に延在する矩形状に形成されており、図3に示すように、液室用凹部24の大径部25内に嵌合している。また、ダイヤフラム部材27において外周縁部よりも内側に位置する中央部は、上方に向けて膨出し液室用凹部24の小径部26内に配置されている。
なお図示の例では、外装部15は、前記軸方向Aおよび前記一方向Bの両方向に沿って延在する図示しない分割面に沿って一対の分割体29に分割可能に形成されている。
弾性体13は、例えばゴム材料などにより形成され、外部材12の内周面および内部材11の外周面それぞれに加硫接着されている。なお、外部材12の内周面のうち、弾性体13が加硫接着されていない部分は、弾性体13と同一材料で一体に形成された被覆膜30により被覆されている。
弾性体13は、同一材料で一体に形成された一対の第1仕切壁(壁面構成部)31、第1連結膜34a、一対の第2仕切壁32、第2連結膜34b、一対の第1閉塞壁39および一対の第2閉塞壁43を備えている。
一対の第1仕切壁31は、内部材11を前記一方向Bに挟んで配置されており、各第1仕切壁31は、前記装着部11bから前記一方向Bの外側に向けて突設されている。第1仕切壁31の先端部は、外部材12の内周面において前記第1開口部18よりも上側に位置する部分に連結されている。第1仕切壁31は、前記他方向Cを向く板状に形成されていて、第1仕切壁31の前記他方向Cの厚さは、内部材11に接続される基端部から先端部に至るまでの前記一方向Bの全長にわたって同等になっている。両第1仕切壁31同士は、前記第1連結膜34aを介して一体に連結されている。第1連結膜34aは、前記装着部11b上に形成されている。
一対の第2仕切壁32は、前記一方向Bに間隔をあけて設けられており、各第2仕切壁32は、前記正面視において、外部材12の角部から、前記一方向Bおよび前記他方向Cの両方向に傾斜する方向に延設されて内部材11に連結されている。第2仕切壁32は、外部材12の4つの角部のうち、下側に位置する2つの角部に各別に連結されている。第2仕切壁32は、下方から上方に向かうに従い漸次、前記一方向Bの内側に向けて延在し、前記正面視において内部材11の前記一対の対辺を接続する傾斜辺に連結されている。両第2仕切壁32同士は、前記第2連結膜34bを介して一体に連結されている。第2連結膜34bは、前記本体部11a上に形成されている。
ここで外部材12内には、液体が封入されるとともに壁面の一部が弾性体13により構成された複数の受圧液室35、36が配設されている。図3および図4に示すように、これらの受圧液室35、36は、第1制限通路37を通して互いに連通された一対の第1受圧液室35と、前記副液室28に第2制限通路38を通して連通された第2受圧液室36と、を備えている。また本実施形態では、これらの第1受圧液室35と第2受圧液室36とは、弾性体13の第2仕切壁32により、前記内部材11の周方向に仕切られている。
図3および図5に示すように、一対の第1受圧液室35は、前記軸方向Aに延設されるとともに、内部材11を前記一方向Bに挟み込むように配置されている。第1受圧液室35は、第1仕切壁31の先端部と、第2仕切壁32と、の間に設けられた空間における前記軸方向Aの両端部が、前記一対の第1閉塞壁39で各別に閉塞されることにより形成され、前記第1開口部18に連通している。
図3に示すように、第1制限通路37は、各第1受圧液室35と副液室28とを各別に連通するように一対設けられ、図示の例では、一対の第1受圧液室35は、第1制限通路37および副液室28を通して互いに連通されている。
第1制限通路37の流路長および流路断面積は、その第1制限通路37の共振周波数が予め決められた周波数となるように設定(チューニング)されている。この予め決められた周波数としては、例えばアイドル振動(例えば、周波数が18Hz〜30Hz、振幅が±0.5mm以下)の周波数や、アイドル振動よりも周波数が低いシェイク振動(例えば、周波数が14Hz以下、振幅が±0.5mmより大きい)の周波数などが挙げられる。
第1制限通路37は、外部材12の外周面に形成された第1周溝40と、第1周溝40における一方の周端部と第1受圧液室35とを連通する第1受圧連通部41と、第1周溝40における他方の周端部と副液室28とを連通する第1副連通部42と、を備えている。そして第1制限通路37は、これらのうちの第1周溝40の開口部が、前記ブラケット部材により外側から閉塞されることにより構成されている。
第1周溝40における前記一方の周端部、および前記他方の周端部はそれぞれ、第1受圧液室35および副液室28それぞれに対する前記一方向Bの外側に位置しており、第1受圧連通部41および第1副連通部42はそれぞれ、前記一方向Bに沿って延設されている。
図4および図5に示すように、第2受圧液室36は、前記軸方向Aに延設されるとともに、前記他方向Cに内部材11に並設されている。第2受圧液室36は、一対の第2仕切壁32と、内部材11と、前記押さえプレート22と、の間に設けられた空間における前記軸方向Aの両端部が、前記一対の第2閉塞壁43で各別に閉塞されることにより形成されている。図4に示すように、第2受圧液室36は、内部材11の下方に配設されており、第2受圧液室36と副液室28とは、前記収容凹部21を間に挟んで前記他方向Cに並設されている。
第2制限通路38の流路長および流路断面積は、その第2制限通路38の共振周波数が予め決められた周波数となるように設定(チューニング)されている。
第2制限通路38は、外部材12の外周面に形成された第2周溝44と、第2周溝44における一方の周端部と第2受圧液室36とを連通する第2受圧連通部45と、第2周溝44における他方の周端部と副液室28とを連通する第2副連通部46と、を備えている。そして第2制限通路38は、これらのうちの第2周溝44の開口部が、前記ブラケット部材により外側から閉塞されることにより構成されている。
第2周溝44は、外部材12の外周面に、前記液室用凹部24を回避するように前記周方向に沿って延設され、第2周溝44の両周端部は、液室用凹部24を前記一方向Bに間に挟むように位置している。第2受圧連通部45は、第2周溝44における前記一方の周端部から前記一方向Bに沿って内側に向けて延設された後、上方に向けて屈曲されて前記押さえプレート22に向けて開口し、押さえプレート22に前記他方向Cに貫設された貫通孔47を通して第2受圧液室36内に連通している。また第2副連通部46は、前記一方向Bに沿って延設されている。なお図示の例では、前記貫通孔47は、押さえプレート22に複数設けられ、これらの貫通孔47のうちの一部は、第2受圧液室36と収容凹部21とを連通しており、これら一部の貫通孔47を通して、メンブラン部材20に第2受圧液室36の液圧変動が及ぼされる。
なお図5に示すように、内部材11は、一対の第1受圧液室35および第2受圧液室36それぞれの前記軸方向Aの全長にわたって延設されている。図示の例では、内部材11における前記軸方向Aの両端縁は、外部材12から前記軸方向Aの外側に向けて突出するとともに、前記第1閉塞壁39および前記第2閉塞壁43は、内部材11における前記軸方向Aの両端縁、および外部材12における前記軸方向Aの両端縁よりも、前記軸方向Aの内側に位置している。
また本実施形態では、図3に示すように、内部材11には、内部材11と外部材12との前記一方向Bおよび前記他方向Cへの一定量以上の相対的な変位を規制するストッパ部材33が設けられている。ストッパ部材33は、内部材11に着脱可能に装着されている。ストッパ部材33は、前記装着部11bに嵌合されたベース部33aと、ベース部33aに突設された突出部33b、33cと、を備えている。
ベース部33aは、下方に向けて開口する逆U字状に形成され、装着部11bを上方および前記一方向Bの両側から覆っている。ベース部33aは、例えば金属材料などの硬質材料により形成されている。
突出部33b、33cは、例えばゴム材料などにより形成されている。突出部33b、33cには、外部材12と内部材11との前記一方向Bへの相対的な変位量を規制する第1突出部(規制部)33bと、外部材12と内部材11との前記他方向Cへの相対的な変位量を規制する第2突出部33cと、が備えられている。これらの突出部33b、33cは、同一材料で一体に形成されている。
第2突出部33cは、ベース部33aの上面に配設されている。第2突出部33cは、外部材12と内部材11とが相対的に変位したときに、外部材12に当接することで、外部材12と内部材11との更なる変位を規制する。
第1突出部33bは、ベース部33aを前記一方向Bに間に挟んで一対設けられ、ベース部33a(内部材11)から前記一方向Bに突出している。第1突出部33bは、外部材12と内部材11とが前記一方向Bに相対的に変位するときに、この第1突出部33bの先端部が外部材12に当接することで、外部材12と内部材11との前記一方向Bへの相対的な変位量を規制する。第1突出部33bの前記他方向Cの大きさは、この第1突出部33bのうち、ベース部33aを介して内部材11に接続される基端部から、先端部に向かうに従い漸次小さくなっている。第1突出部33bの先端部は、前記一方向Bの外側に向けて凸となる凸曲面状に形成されている。
そして本実施形態では、第1突出部33bは、この第1突出部33bの基端部が第1仕切壁31と隣接するように第1仕切壁31に前記他方向Cに対向している。第1突出部33bは、第1仕切壁31を間に挟んで第1受圧液室35の反対側に位置していて、第1仕切壁31に上側から対向している。第1突出部33bと第1仕切壁31との間には、第1突出部33bの基端部から先端部に至るまでの前記一方向Bの全長にわたって、前記他方向Cの隙間Gが設けられていて、第1突出部33bの下面は、前記隙間Gを介して第1仕切壁31に対向している。前記隙間Gは、前記一方向Bの内側から外側に向かうに従い漸次大きくなっている。
この防振装置10が振動発生部と振動受部との間に介装されたときには、この防振装置10に、内部材11を外部材12に対して下側に向けて変位させるような初期荷重が加えられる。すると図6に示すように、第1仕切壁31のうち、前記一方向Bの内側(内部材11側)が外側(外部材12側)に比べて下側に向けて大きく変位するように、第1仕切壁31が変形させられる。これにより、第1仕切壁31が、第1突出部33bに沿うように延在させられて第1突出部33bの下面と実質的に平行に延在し、第1仕切壁31と第1突出部33bとの間の前記隙間Gの前記他方向Cに沿う大きさが、前記一方向Bの全長にわたって同等となる。
この防振装置10が例えば自動車に取り付けられる場合、外部材12は、前記ブラケット部材を介して、振動発生部としてのエンジンに連結される一方、内部材11は、前記挿通部材を介して、振動受部としての車体に連結される。なお自動車では、エンジンから車体に、鉛直方向に沿う主振動、および車体の前後方向または左右方向に沿う副振動が入力され易い。そこでこの防振装置10は、例えば前記一方向Bが、前記前後方向または前記左右方向に一致するように取り付けられ、前記他方向Cに主振動が入力されるとともに、前記一方向Bに副振動が入力される。
はじめに、振動発生部から主振動が入力されたときには、内部材11と外部材12とが、弾性体13を弾性変形させつつ前記他方向Cに相対的に変位する。
するとこのとき、例えば内部材11と外部材12との相対的な変位や、第2仕切壁32の弾性変形などにより、第2受圧液室36が拡縮されて、図4に示すような第2受圧液室36と副液室28との間で第2制限通路38内を通して液体が流通して第2制限通路38内で液柱共振が生じることで、第2制限通路38の共振周波数の周波数と同等の周波数の振動が吸収および減衰される。ここで内部材11が、第2受圧液室36の前記軸方向Aの全長にわたって延設されているので、第2受圧液室36は、前記軸方向Aの全長にわたって大きく変形して拡縮することとなる。
さらにこのとき、例えば第1仕切壁31および第2仕切壁32の弾性変形などにより各第1受圧液室35が拡縮されて、図3に示すような第1受圧液室35と副液室28との間で第1制限通路37内を通して各別に液体が流通して第1制限通路37内で液柱共振が生じることで、第1制限通路37の共振周波数の周波数と同等の周波数の振動が吸収および減衰される。ここで内部材11が、第1受圧液室35の前記軸方向Aの全長にわたって延設されているので、第1受圧液室35は、前記軸方向Aの全長にわたって大きく変形して拡縮することとなる。
なお、このように内部材11と外部材12とが前記他方向Cに相対的に変位したときに、第2突出部33cが、外部材12の内周面に当接すると、内部材11と外部材12との更なる相対的な変位が規制される。
また、振動発生部から副振動が入力されたときには、内部材11と外部材12とが、弾性体13を弾性変形させつつ前記一方向Bに相対的に変位することで、一対の第1受圧液室35が各別に拡縮し、第1受圧液室35と副液室28との間で第1制限通路37内を液体が流通して第1制限通路37内で液柱共振が生じることとなり、第1制限通路37の共振周波数の周波数と同等の周波数の振動が吸収および減衰される。ここで内部材11が、第1受圧液室35の前記軸方向Aの全長にわたって延設されているので、第1受圧液室35は、前記軸方向Aの全長にわたって大きく変形して拡縮することとなる。
なお、第1受圧液室35が縮小させられるときに、第1仕切壁31が前記他方向Cに膨出変形すると、この第1仕切壁31が第1突出部33bに当接して第1仕切壁31の更なる膨出変形が規制され、第1突出部33bにより第1仕切壁31の膨出変形量が規制される。またこのとき、第1突出部33bが、外部材12の内周面に当接すると、内部材11と外部材12との更なる相対的な変位が規制される。
以上説明したように、本実施形態に係る防振装置10によれば、第1受圧液室35が縮小させられるときに、膨出変形させられた第1仕切壁31が第1突出部33bに当接して第1仕切壁31の膨出変形が規制されるので、第1受圧液室35の容積の減少量および第1制限通路37の液体の流通量を確保することが可能になり、この防振装置10の大型化を抑えつつ、前記一方向Bの振動に対する減衰性能を向上させることができる。
また第1突出部33bの基端部が、第1仕切壁31に前記他方向Cに隣接しているので、例えば、膨出変形させられた第1仕切壁31が第1突出部33bに当接する際に、第1仕切壁31から第1突出部33bに加えられる衝突力を抑えること等が可能になり、第1仕切壁31の膨出変形を確実に規制することができる。
また、第1突出部33bと第1仕切壁31との間の前記他方向Cの隙間Gが、前記一方向Bの内側から外側に向かうに従い漸次大きくなっているので、この防振装置10に、内部材11を外部材12に対して下側に向けて変位させるような初期荷重が加えられたときに、第1仕切壁31を第1突出部33bに沿うように延在させることができる。これにより、第1突出部33bにおいて、前記一方向Bの広い範囲にわたる部分で第1仕切壁31の膨出変形を規制することが可能になり、第1仕切壁31の膨出変形を一層確実に規制することができる。
また内部材11が、一対の第1受圧液室35および第2受圧液室36それぞれの前記軸方向Aの全長にわたって延設されているので、この防振装置10に前記一方向B、前記他方向Cの振動が入力されたときに、内部材11と外部材12とが前記一方向B、前記他方向Cに相対的に変位することにより、これらの受圧液室35、36を前記軸方向Aの全長にわたって大きく変形させて拡縮させることができる。これにより、弾性体13の弾性変形量を抑えつつ、これらの受圧液室35、36を大きく拡縮させ易くすることが可能になり、弾性体13にかかる負荷を抑えて弾性体13の性能を長期にわたって維持し易くすることができる。
また、外部材12が、前記正面視において、前記第1辺部12aおよび前記第2辺部12bを有する矩形状に形成されているので、前記一方向Bおよび前記他方向Cを判別し易くすることが可能になり、この防振装置10の取り扱い性を向上させることができる。
また、第2仕切壁32が、前記正面視において、外部材12の角部から、前記傾斜する方向に延設されて内部材11に連結されているので、第2仕切壁32が、前記一方向Bや前記他方向Cに沿って延設されている場合に比べて、第2仕切壁32を長く形成することができる。これにより、第2仕切壁32が弾性変形するときに第2仕切壁32にかかる負荷を第2仕切壁32の全体に分散させ、第2仕切壁32に局所的に負荷が集中するのを抑制することが可能になり、第2仕切壁32の性能を長期にわたって維持し易くすることができる。
また、ストッパ部材33が、内部材11と外部材12とが前記一方向Bに相対的に変位したとき、および内部材11と外部材12とが前記他方向Cに相対的に変位したときに、外部材12の内周面に当接して更なる変位を規制するので、弾性体13が大きく変形しすぎるのを抑制することが可能になり、弾性体13の性能を長期にわたって確実に維持し易くすることができる。
またストッパ部材33が、外部材12内に配設されているので、ストッパ部材33を設けることによりこの防振装置10が大型になるのを抑えることができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、環状フランジ部17、メンブラン部材20、収容凹部21、押さえプレート22、連通孔23、被覆膜30、第1連結膜34a、第2連結膜34bはなくてもよい。
また前記実施形態では、外部材12が、外装部15内に内装部16が嵌合されてなるものとしたが、これに限られるものではなく、例えば外部材12が1つの筒状部材により構成されていてもよい。
また前記実施形態では、ストッパ部材33が、内部材11に着脱可能に装着されているものとしたが、これに限られず、着脱不能に装着されていてもよい。
さらに前記実施形態では、ストッパ部材33が、ベース部33aを備えているものとしたが、これに限られるものではなく、ベース部が備えられておらず、例えば第1突出部が内部材に直結されていてもよい。
また前記実施形態では、第2仕切壁32が、前記正面視において、外部材12の角部から、前記一方向Bおよび前記他方向Cの両方向に傾斜する方向に延設されて内部材11に連結されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば、第2仕切壁32が、前記一方向Bや前記他方向Cに沿って延設されていてもよい。
また前記実施形態では、外部材12は、前記正面視において矩形状に形成されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば楕円形状や真円形状に形成されていてもよい。
さらに前記実施形態では、内部材11は、本体部11aおよび装着部11bを備えているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば本体部のみにより構成されていてもよい。
さらにまた、前記実施形態では、前記本体部11aは、前記正面視において台形状に形成されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば楕円形状や真円形状に形成されていてもよい。
また前記実施形態では、内部材11は、一対の第1受圧液室35および第2受圧液室36それぞれの前記軸方向Aの全長にわたって延設されているものとしたが、これに限られるものではなく、それぞれの全長にわたって延設されていなくてもよい。
さらに前記実施形態では、外部材12は、内部材11と同軸に配設されるものとしたが、これに限られるものではなく、例えば外部材12の軸線と内部材11の軸線とが、互いにずらされていてもよい。
また前記実施形態では、一対の第1受圧液室35は、第1制限通路37および副液室28を通して互いに連通されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば副液室28を通さずに第1制限通路37のみを通して互いに連結されていてもよい。
また前記実施形態では、防振装置10として圧縮式を示したが、第2受圧液室36が鉛直方向下側に位置しかつ副液室28が鉛直方向上側に位置するように取り付けられる吊り下げ式であってもよい。
また、本発明に係る防振装置10は、車両のエンジンマウントに限定されるものではなく、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントにも適用することも可能であり、或いは、工場等に設置される機械のマウントにも適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
10 防振装置、11 内部材、12 外部材、13 弾性体、31 第1仕切壁(壁面構成部)、33b 第1突出部(規制部)、35 第1受圧液室、37 第1制限通路、A 軸方向、B 一方向(挟み込み方向)、C 他方向(交差方向)、G 隙間、L 仮想線

Claims (2)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の外部材、およびいずれか他方に連結されるとともに前記外部材内に挿通された内部材と、
    前記外部材と前記内部材とを連結する弾性体と、を備え、
    前記外部材内には、液体が封入されるとともに壁面の一部が前記弾性体により構成された複数の受圧液室が配設され、
    これらの受圧液室には、互いの間に前記内部材を挟み込むように一対配置され、第1制限通路を通して互いに連通された第1受圧液室が備えられ、
    前記外部材および前記内部材は、一対の前記第1受圧液室が前記内部材を挟み込む挟み込み方向の振動の入力時に、前記弾性体を弾性変形させながら前記挟み込み方向に相対的に変位して、一対の前記第1受圧液室を交互に拡縮させ、
    前記弾性体には、前記第1受圧液室の壁面の一部を構成し、前記外部材と前記内部材とが相対的に変位することで前記第1受圧液室が縮小させられるときに、前記挟み込み方向に交差する交差方向に膨出変形する壁面構成部が備えられ、
    前記外部材と前記内部材との間には、基端部が、前記内部材に対して前記挟み込み方向の外側に位置するとともに前記内部材に接続された状態で、前記内部材から前記挟み込み方向に突出し、前記外部材と前記内部材とが前記挟み込み方向に相対的に変位するときに、先端部が前記外部材に当接することで前記外部材と前記内部材との前記挟み込み方向への相対的な変位量を規制する規制部が設けられ、
    前記規制部は、前記基端部が前記壁面構成部と隣接するように前記壁面構成部に前記交差方向に対向し、前記交差方向に膨出変形する前記壁面構成部に当接することで前記壁面構成部の膨出変形量を規制し、
    前記弾性体は、前記壁面構成部とともに前記第1受圧液室を形成する第2仕切壁を備え、
    前記内部材は、前記第2仕切壁が連結された本体部と、前記本体部から前記交差方向に突出する装着部と、を備え、
    前記規制部は、前記装着部から前記挟み込み方向に突出し、
    前記装着部に嵌合されたベース部を更に備え、
    前記規制部の基端部は、前記ベース部を介して前記内部材に接続されていることを特徴とする防振装置。
  2. 請求項1記載の防振装置であって、
    前記規制部と前記壁面構成部との間の前記交差方向の隙間は、前記挟み込み方向の内側から外側に向かうに従い漸次大きくなっていることを特徴とする防振装置。
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