JP6193770B2 - 車両内装部材 - Google Patents
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Description
前記支持台部は、
前記裏壁面から前記頂壁部に連なるように立ち上がる縦壁部と、
前記縦壁部に開設され、前記第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きで、クリップの軸方向に並ぶ前記第1係合部、脚部および第2係合部の当該支持台部内への挿入を許容する挿入部とを備え、
前記挿入部に挿入した軸周りの向きのままで前記クリップの該挿入部から前記装着部への移動を許容すると共に、前記挿入部から装着部に移動したクリップの第1係合部が装着部に係合するよう、挿入部および装着部が前記支持台部に形成されたことを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きで、該クリップの第1係合部、脚部および第2係合部を、縦壁部に形成された挿入部に挿入することができる。そして、第1係合部、脚部および第2係合部を支持台部内に挿入したクリップを、挿入部に挿入した軸周りの向きのままで該挿入部から装着部へ移動させることで、該第1係合部を装着部に係合することができる。従って、クリップを支持台部に装着する際に該クリップを軸周りに回転させないので、クリップを支持台部に簡単に装着することができ、クリップの装着作業に係る作業者の負担を軽減することができる。
従って、請求項2に係る発明によれば、挿入部に挿入したクリップを案内部に沿って移動させる際に、該クリップの軸周りの回転が該案内部で規制されるので、挿入部に挿入したクリップの軸周りの向きを変えないように案内して、該クリップを装着部に装着することができる。
従って、請求項3に係る発明によれば、クリップの第1係合部、脚部および第2係合部を挿入部から支持台部の内側へ挿入する際に、該第2係合部に当接部が当接することで脚部を曲げることができる。すなわち、車両内装部材の裏壁面に第2係合部が接触する前に脚部を予め曲げることができる。
従って、請求項4に係る発明によれば、装着部に装着したクリップが挿入部側へ移動することが規制され、該クリップを支持台部に安定して保持することができる。
前記夫々の係止開口縁に連なる一対の縁部で画成される前記案内部は、前記挿入部側よりも前記装着部側が幅狭となるよう形成され、前記装着部側において前記第1係合部よりも幅狭となるよう設定されることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、第1係合部、脚部および第2係合部を挿入部から挿入したクリップを案内部に沿って移動させるだけで、該第1係合部を装着部に位置決めさせて係合させることができ、支持台部に対してクリップを簡単に装着することができる。また、案内部に沿ってクリップを移動させる際に、該クリップが支持台部から抜け出ることも防止し得る。
実施例のピラーガーニッシュ40は、基本的には図10〜図13に例示した従来のピラーガーニッシュ20と同じく、車体のフロントピラー10を被覆し得る所要形状に形成されて車室内へ露出するガーニッシュ本体41と、このガーニッシュ本体41の裏面所要位置に形成され、該ガーニッシュ本体41をフロントピラー10に取り付ける前記クリップ30が装着される支持台部42とを備えている。ピラーガーニッシュ40は、例えばポリプロピレン(PP)やポリエチレン(PE)等の樹脂材料からインジェクション成形されたもので、支持台部42がガーニッシュ本体41に一体に形成されている。ガーニッシュ本体41は、フロントピラー10の全体を被覆し得る長さおよび幅に形成されると共に、長手方向と直交する短手方向において湾曲した形状となっている(図5参照)。また、支持台部42は、ガーニッシュ本体41の大きさに応じて複数設けられている。
ピラーガーニッシュ40の支持台部42について説明する前に、該ピラーガーニッシュ40をフロントピラー10へ取り付けるためのクリップ30について、図4を引用して説明する。クリップ30は、図11〜図14に示す従来のクリップ30と同じものである。すなわち、クリップ30は、フランジ部33を境として、このフランジ部33の一方の側に車体係止部31が設けられると共に、該フランジ部33の他方の側に部材係合部32が設けられ、車体係止部31と部材係合部32とが直列に並んで設けられている。そして、クリップ30は、ポリアセタール(POM)やナイロン(PA)等の樹脂材料から全体が一体に形成された単一の部材であり、車体係止部31の係止片34aおよび部材係合部32の脚部37が、後述するように弾性変形が可能となっている。なお、以降の説明において、クリップ30における車体係止部31および部材係合部32の並び方向をクリップ30の「軸方向」、この軸方向と直交する方向において、第1係合部36の突出方向(図4(b)における左右方向)を「第1幅方向」、第1係合部36の突出方向と直交する方向(図4(a)おける左右方向)を「第2幅方向」と指称する場合がある。
車体係止部31は、図4(a)および図4(b)に示すように、フロントピラー10の係止孔部12へ挿入して、容易な離脱が困難に係止される係止突部34と、フロントピラー10に当接する当接板部35とからなる。係止突部34は、クリップ30の軸方向と交差する幅方向での断面形状が略長方形をなすブロック状をなし、第1幅方向において互いに近接・離間するよう弾性変形が可能な一対の係止片34a,34aを備えている。係止突部34は、両係止片34a,34aが近接するよう弾性変形することで、係止孔部12への挿入が許容されるようになっている。そして、各係止片34a,34aは、係止突部34が係止孔部12からフロントピラー10の裏側へ挿入されると共に、当接板部35がフロントピラー10の表側に当接した状態で、元の状態に弾性復帰するようになっている。当接板部35は、吸盤状をなして適宜弾性変形が可能となっており、フロントピラー10に面接触するようになっている。従って、クリップ30は、当接板部35と係止突部34の各係止片34a,34aとがフロントピラー10を表裏方向から挟むことで、エアバッグ装置15の作動時においても係止孔部12へ挿入した状態でフロントピラー10から脱抜不能に係止固定される。
部材係合部32は、図4(a)および図4(b)に示すように、フランジ部33に連設された基部39と、該基部39のフランジ部33と反対側に形成された第1係合部36と、該第1係合部36から車体係止部31と反対方向へ延びた脚部37と、該脚部37の端に形成された第2係合部38とからなっている。部材係合部32は、脚部37の非変形時における基部39のフランジ部33側の端から第2係合部38の先端までの軸方向の全長Lが、支持台部42の突出高さH(ガーニッシュ本体41の裏壁面41aから支持台部42における頂壁部48の上面までの高さ(図3参照))より長く形成されている。
次に、前述したクリップ30を装着する支持台部42の構成について説明する。ここで、図5に示すように、支持台部42において、ガーニッシュ本体41の裏壁面41aと離間して対向配置される頂壁部48と該裏壁面41aとの離間方向を「上下方向」、頂壁部48の面方向において図1の左右方向を「第1面方向」、図2における左右方向を第1面方向と直交する「第2面方向」と指称する。すなわち、装着部49にクリップ30を取り付けた際に、軸方向にピラーガーニッシュ40とフロントピラー10とが対向し、面方向にガーニッシュ本体41の裏壁面41aが延在している。なお、実施例では、支持台部42の第1面方向が、ピラーガーニッシュ40の短手方向と一致しており、該支持台部42の第2面方向が、ピラーガーニッシュ40の長手方向と一致する関係となっている。
装着部49は、図1〜3および図5に示すように、支持台部42の第2面方向に長手となる長方形の開口領域である。そして、装着部49において、第2面方向に延在して第1面方向で対向する開口縁が、一対の係止開口縁49a,49aとして、クリップ30の第1係合部36と係合するようになっている。ここで、装着部49における係止開口縁49a,49aの第1面方向での係止幅Gは、クリップ30における基部39の幅Wa(図4(b)参照)と同じか僅かに大きく設定されると共に、該第1係合部36の幅Wb(図4(b)参照)よりも小さく設定されている。また、装着部49の係止開口縁49aにおける第2面方向の長さは、クリップ30における基部39の第2面方向の幅と同じか僅かに大きく設定されている。従って、案内部54から移動させたクリップ30を後方へ移動させることで、基部39が、装着部19の係止開口端間に挿入されると共に、第1係合部36が、収容部43内に位置して該装着部49の係止開口縁49aに上下方向で係合するようになり、該第1係合部36が取付台部42から容易に抜け出ることが規制される。すなわち、クリップ30は、装着部49に第1係合部36を係合させることで、該クリップ30の第1幅方向が支持台部42の第1面方向に揃うと共に第2幅方向が該支持台部42の第2面方向に揃う向きで支持台部42に装着される。
第3縦壁部46に開設された挿入部50は、第1係合部36、脚部37および第2係合部38よりも大きく開設され、図1および図5に示すように、該第1係合部36、脚部37および第2係合部38を、第2面方向において挿入可能な開口形状に形成されている。そして、挿入部50は、装着部49に係合する第1係合部36の軸周りの装着向きと同じクリップ30の軸周りの向きで、クリップ30の軸方向に並ぶ第1係合部36、脚部37および第2係合部38の当該支持台部42内への挿入を許容するようになっている。
案内部54は、挿入部50に挿入したクリップ30の軸周りの向きのままで該挿入部50から装着部49への移動を許容する。また、案内部54は、挿入部50から装着部49に移動したクリップ30の第1係合部36が装着部49に係合するように形成されている。案内部54は、図1および図6に示すように、挿入部50と装着部49との間に亘り、第3縦壁部46および頂壁部48に開設したスリット状の開口である。案内部54における左右に離間した一対の縁部の挿入部50側は、第2挿入開口52の前後に離間する開口縁に連なり、一対の縁部の装着部49側は、装着部49の各係止開口縁49a,49aに連なるようになっている。案内部54の縁部の開口幅は、クリップ30の基部39の幅Waより大きく、かつ第1係合部36の幅Wbより小さく設定されている。また、案内部54は、挿入部50側より装着部49側が幅狭となるように形成されている。実施例の案内部54は、挿入部50側の開口幅が最大で装着部49側の開口幅が最小となっており、挿入部50側から装着部49側にいくにつれて徐々に開口幅が小さくなるテーパ状に形成されている。従って、挿入部50に部材係合部32を挿入したクリップ30は、該挿入部50から装着部49に向けて移動させる際に、基部39が案内部54の縁部間を移動すると共に、該第1係合部36が案内部54の縁部に係合した状態となる。これにより案内部54は、クリップ30を該案内部54に沿って移動させる際に、該クリップ30が支持台部42から抜け出て外れるのを防止し得る。また、案内部54は、基部39が該案内部54の縁部に接触することで、挿入部50に挿入したクリップ30が軸周りに回転することも規制する。
装着部49における案内部54(挿入部50)側の境界部には、該装着部49が画成する開口内側に向け突出する規制部56,56が設けられている。規制部56,56の第1面方向での間隔は、基部39の幅Waより僅かに小さく設定されている。従って、装着部49に装着したクリップ30は、基部39に規制部56,56が当接することで、案内部54側へ移動することが規制され、装着姿勢において頂壁部48に安定的に保持される。なお、規制部56,56の間隔が、基部39の幅Waより僅かに小さく設定されているので、案内部54から装着部49へクリップ30を移動させる際には、該クリップ30を装着部49に向けて押すだけで基部39が規制部56,56間を通過可能である。
支持台部42には、図6および図7に示すように、第3縦壁部46と離間して対向する位置に、裏壁面41aから立ち上がる当接部58が設けられている。当接部58は、挿入部50から第2係合部38の挿入方向に斜めに交差するように形成されると共に、該第2係合部38に当接する位置に設けられており、第2係合部38に当接して脚部37を曲げるように該第2係合部38を案内するようになっている。すなわち当接部58は、ガーニッシュ本体41の裏壁面41aに沿う方向において、第2係合部38の挿入方向と斜めに交差するよう形成されている。実施例では、当接部58が、裏壁面41aから鉛直に立ち上がると共に、ガーニッシュ本体41の裏壁面41aに沿う方向において、第2縦壁部45の内面から台部開口42aに向けて延在するよう形成されて、第2係合部38の挿入方向に斜めに交差している。すなわち、実施例の当接部58は、第2縦壁部45側から台部開口42a側に向かうにつれて挿入部50から遠ざかるように配置されており、第4縦壁部47と平行となる向きに延在している。従って、図6(b)に示すように、挿入部50から挿入された第2係合部38は、フランジ部33が第3縦壁部46に当接する前に当接部58に当接し、更にクリップ30が挿入方向へ移動することで、第2縦壁部45から遠ざかって台部開口42aの方向へ移動するようになる。これにより脚部37が、第2縦壁部45から遠ざかる方向へ曲がるようになる(図6(c))。
本発明は、前述した実施例に限定されず、以下のように変更することも可能である。
(1)支持台部42の形状は、実施例で例示したものに限るものではなく、縦壁部の配置数、配置位置および配置向きや、頂壁部の形状等は、様々に変更可能である。
(2)装着部と挿入部とを隣接した位置に並べて形成すると共に、該装着部と挿入部とを直接連通した構造として、案内部を省略するようにしてもよい。
(3)挿入部は、第3縦壁部以外の縦壁部に設けるようにしてもよい。
(4)支持台部は、その突出高さが、クリップの部材係合部の全長より大きいものであってもよい。
(5)挿入部は、クリップの第1係合部、脚部および第2係合部よりも大きく開設する場合に、第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きで該第1係合部、脚部および第2係合部の挿入を許容し、かつフランジ部の挿入を規制する開口形状であればよく、例えば円形、楕円形または多角形等であってもよい。
(6)挿入部における第1係合部が挿入される部分は、装着部における第1係合部が引っ掛かる一対の係止開口縁に連なる縁部間の幅を、第1係合部における該係止開口縁に引っ掛かる部分の突出方向の幅より大きく、かつ該第1係合部における該係止開口縁に引っ掛かる部分の突出方向と直交する方向の幅より小さく設定する。これにより、挿入部における第1係合部が挿入される部分は、第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きで、該第1係合部の挿入を許容するものの、当該装着向きから軸周りにずれた姿勢での第1係合部の挿入を規制する。
(7)挿入部における第1係合部が挿入される部分は、装着部における第1係合部が引っ掛かる一対の係止開口縁に連なる縁部間の幅を、第1係合部における該係止開口縁に引っ掛かる部分の突出方向の幅と同じに設定する。これにより、挿入部における第1係合部が挿入される部分は、第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きでのみ、該第1係合部の挿入を許容するものの、当該装着向きから軸周りに僅かにずれた姿勢となると第1係合部の挿入を規制する。
(8)第2係合部は、第1係合部における装着部の対向する係止開口縁に引っ掛かる部位の突出方向において、該第1係合部よりも長辺を幅広に形成する。また、挿入部における第2係合部が挿入される部分は、長手を、第2係合部の長辺に合わせて幅広に形成すると共に、短手を、第2係合部の短辺の挿入を許容すると共に、第1係合部における装着部の対向する係止開口縁に引っ掛かる部位の厚みよりも小さく設定する。これにより、挿入部における第2係合部が挿入される部分は、第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きでの第2係合部の挿入を許容するものの、当該装着向きから軸周りにずれた姿勢での第1係合部の挿入を規制し得る。
(9)当接部は、支持台部の縦壁部により構成するようにしてもよい。
(10)当接部は、実施例で例示した平坦な板状に限らず、クリップの挿入方向と交差する方向において湾曲する形態のものや、挿入方向と交差する方向へ階段状に延在する形態等であってもよい。
(11)当接部は、ガーニッシュ本体の裏壁面に沿う方向において第2係合部の挿入方向に斜めの交差するものに限らず、裏壁面からの立ち上がり方向が第2係合部の挿入方向に斜めの交差するものであってもよい。
(12)案内部は、挿入部と装着部との間の中途部分に、該挿入部側より装着部側が幅狭となるテーパ部を設けてもよい。
(13)実施例では、車両内装部材として、車体のフロントピラーに対してクリップを利用して取り付けられるピラーガーニッシュを例示したが、本願が対象とする車両内装部材はこれに限定されるものではなく、前述したルーフサイドに取り付けられるルーフサイドガーニッシュや、リアピラーに取り付けられるピラーガーニッシュ等、エアバッグ装置の作動時に移動させる車両内装部材が対象とされる。
38 第2係合部,41a 裏壁面,42 支持台部,46 第3縦壁部(縦壁部)
48 頂壁部,49 装着部,49a 係止開口縁,50 挿入部,54 案内部
56 規制部,58 当接部
Claims (5)
- 車体に臨む裏壁面に形成され、該裏壁面から離間する頂壁部を有する支持台部と、前記頂壁部に開設された装着部に第1係合部を係合して前記支持台部に装着されるクリップとを備え、前記支持台部に装着した前記クリップによって前記車体に取り付けられると共に、前記第1係合部が前記装着部から外れた際に該第1係合部から延びて前記支持台部の内側に配置される脚部の端に形成された第2係合部が前記頂壁部に引っ掛かって、前記車体に対する変位が所定範囲で規制される車両内装部材において、
前記支持台部は、
前記裏壁面から前記頂壁部に連なるように立ち上がる縦壁部と、
前記縦壁部に開設され、前記第1係合部が装着部に係合するクリップの軸周りの装着向きと同じ向きで、クリップの軸方向に並ぶ前記第1係合部、脚部および第2係合部の当該支持台部内への挿入を許容する挿入部とを備え、
前記挿入部に挿入した軸周りの向きのままで前記クリップの該挿入部から前記装着部への移動を許容すると共に、前記挿入部から装着部に移動したクリップの第1係合部が装着部に係合するよう、挿入部および装着部が前記支持台部に形成された
ことを特徴とする車両内装部材。 - 前記支持台部は、前記装着部および挿入部の間に亘って開設され、前記クリップの軸周りの回転を規制すると共に挿入部から装着部への該クリップの移動を許容する案内部を備えた請求項1記載の車両内装部材。
- 前記縦壁部と離間して対向する位置に前記裏壁面から立ち上がると共に前記挿入部からの第2係合部の挿入方向に斜めに交差するように形成され、前記挿入部から挿入された該第2係合部に当接して前記脚部を曲げるように案内する当接部を備えた請求項1または2記載の車両内装部材。
- 前記装着部における前記挿入部側の境界部には、装着部が画成する開口内側に向け突出して、該装着部に装着されたクリップを保持する規制部が形成された請求項1〜3の何れか一項に記載の車両内装部材。
- 前記装着部は、開口状に形成されて、前記第1係合部および第2係合部が引っ掛かる対向した一対の係止開口縁を備え、
前記夫々の係止開口縁に連なる一対の縁部で画成される前記案内部は、前記挿入部側よりも前記装着部側が幅狭となるよう形成され、前記装着部側において前記第1係合部よりも幅狭となるよう設定される請求項2記載の車両内装部材。
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