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JP6193022B2 - 被包装品供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被包装品供給装置に関し、特に、ワークの整列不能時間に由来する取りこぼしを発生させない被包装品供給装置に関する。
従来、物品と箱とを並進させプッシャを用いて物品を箱詰めする箱詰装置が知られている。また、物品によっては、複数を一つの箱に押し入れる箱詰装置も知られている(特願2012−125697号)。この場合、移送ベルトから物品をそれぞれ整列台に移動させて一端整列させて、間欠移送されてくる箱にプッシャにより一度期に押し入れる。
このような箱詰装置では、プッシャが駆動している際には、物品を整列載置させることができないため、この間(整列不能時間)に物品がワークの作動範囲外まで移送されてしまうという問題点があった。これを回避するため、従来では、移送速度を遅くして洩れなく物品を整列載置させ、円滑な箱詰めを実現していた。
しかしながら、従来の技術では以下の問題点があった。例えば、10個の物品を整列させる場合にあっては、洩れが発生するのは、最大、ワークの10往復の後の一回であるため、頻度が少なく、これにあわせて物品の移送速度を遅くすると生産性が著しく悪くなるという問題点があった。すなわち、一般的にはワークの稼働速度と物品の供給速度(移送ベルトの搬送速度)とでは、ワークの稼働速度(往復速度)の方が遅く、これが律速となるところ、上記のような一端整列させるステップが含まれる箱詰め態様において、供給速度の方を一律に遅くすることは非効率であるという問題点があった。
特願2012−125697号
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、被包装品を一旦整列させてから包装体へ収容する包装体収容ラインにおいて、移送されてくる被包装品の取りこぼしなく、作業効率を向上する被包装品供給装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の被包装品供給装置は、被包装品供給ベルト上に載置して移送されてくる被包装品を、静止した整列台上へ一旦ワークにより所定数整列させ、間欠移送されてくる箱ないし袋である包装体へ順次詰めるべくワークが被包装品群を更に押し出し押す、包装体収容ラインに配置する被包装品供給装置であって、被包装品を順次載置して下流に一列に移送する被包装品移送ベルトと、被包装品移送ベルト下流直近に配置し、被包装品移送ベルトから被包装品を引き受け、被包装品移送ベルトより低速にて被包装品を移送する被包装品供給ベルトと、ワークによる押し出しの際に生じるワークの整列台上への整列不能時間に由来する被包装品のワーク稼働域外への流出を緩衝すべく、被包装品移送ベルト上で移送中の被包装品を多列に配置し直す振分手段と、を設けたことを特徴とする。
すなわち、請求項1にかかる発明は、被包装品を多列化して搬送速度を減速しつつワークの稼働速度を実質的に維持し、生産性の維持ないし向上を実現する。
被包装品とは、包装体に収容する対象物を意味し、例えば、錠剤などのPTPシートを複数枚束ねた中間包装品やピロー包装体といった包装品も被包装品に含まれる。包装体とは、箱や袋であって、被包装品を収容するものを意味する。包装体はプッシャにより被包装品を収容するので、一般的には、少なくともプッシャを迎える側が開口した状態で待機する。
ワークは、被包装品を被包装品供給ベルトから整列台上へ所定数整列させるのであれば、特に限定されず、例えば、多関節ロボットであって吸着によって吸い上げ、向きを整えて整列させる態様の他、アーム等により掴持して移動および整列させるようなものであってもよい。一般的には、被包装品供給ベルトの定位置から被包装品を移動させるのではなく、所定範囲の水平面内からのピックアップが可能なワークが好ましい。なお、使用の態様によっては、多段に積み上げて整列させるようにしてもよい。
多列に配置する態様は、二列であっても三列であってもよく、特に限定されない。また、被包装品移送ベルトと被包装品供給ベルトは無端ベルトが好ましい。なお、被包装品は、例えば、ホッパから供給される。このとき、ホッパの排出口を移動させ多列載置も可能であるが、通常、排出速度は高速であるので、ここを稼働させるのは排出不良や載置不良等の不具合が生じやすい。従って、本発明では、ホッパ等からの供給態様は従来と同様としつつ、簡便な構成で収容速度(箱詰め速度)を維持ないし向上する技術ともいえる。
請求項2に記載の被包装品供給装置は、請求項1に記載の被包装品供給装置において、振分手段が、被包装品移送ベルトの横または上空に配置された可動ガイドにより被包装品を押しやって多列に配置し直すことを特徴とする。
すなわち、請求項2にかかる発明は、簡便な構成で多列化を実現する。ガイドは、上空に取り付けたフラップであって、被包装品を右左に払い分ける態様を挙げることができる。また、ベルト横に設けたプッシャにより多列化するように押しやってもよい。使用の態様によりガイドを複数設けるようにしてもよい。
請求項3に記載の被包装品供給装置は、請求項1または2に記載の被包装品供給装置において、多列に配置し直された被包装品の各列の左右に設けられ、被包装品供給ベルト上の被包装品の載置姿勢を整える姿勢規制手段を設けたことを特徴とする。
すなわち、請求項3にかかる発明は、移送方向に対する被包装品の載置傾きがなくなるため、ワークの制御負荷を低減し、かつ、高速な整列を実現することができる。
本発明によれば、整列後の収容に伴う整列不能時間に由来する被包装品の下流域への流出をなくし、作業効率を向上する被包装品供給装置を提供することができる。
箱詰ラインの概略平面図である。 整列台の外観斜視図である。 多関節ロボット(ワーク)の動きを中心としたピロー包装体の箱詰め姿勢の形成動作と押出動作の流れを示した図である。 多関節ロボット(ワーク)の動きを中心としたピロー包装体の箱詰め姿勢の形成動作と押出動作の流れを示した図である。 振分ガイドの他の構成例の作動遷移図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、被包装品がピロー包装体であって、二列で供給され、これを5つ毎に箱詰めする例を説明する。また、本発明の被包装品供給装置を箱詰ライン(包装体収容ライン)の一部として上流に配置した例について説明する。
図1は、箱詰ラインの概略平面図である。図では、箱詰め動作の概要も示している。図2は、整列台の外観斜視図である。図3および図4は、多関節ロボット(ワーク)の動きを中心としたピロー包装体の箱詰め姿勢の形成動作と押出動作の流れを示した図である。それぞれ二方向から見た動きを示している。なお、以上の図は説明の便宜上縮尺を異ならせ、構成の一部を省略して描いている。
箱詰ラインLは、大きく、包装体供給装置100と製函装置200とにより構成され、ピロー包装体300が整列・供給・箱詰めされる。本実施の形態では、ピロー包装体300は、縦(長辺)約10cm、横(短辺)約5cm、高さ約4cmのアルミ蒸着プラスチックフィルム製であり、上面中央には幅約7mmの合わせ目が長辺方向に押し倒して帯状に形成され、短辺両側には上面側に折り返された耳が形成されたものとして説明する。
包装体供給装置100について説明する。包装体供給装置100は、移送コンベア101Aと、供給コンベア101Bと、多関節ロボット102と、整列台103と、受取コンベア104とにより構成され、ピロー包装体300を製函装置200へ整列後に引き渡す。
移送コンベア101Aは、一定速度Vaでピロー包装体300を略等間隔で移送する平ベルトコンベアにより構成される。ピロー包装体300は、長手方向を移送方向に向けてホッパ(図示せず)から移送コンベア101Aに一列に載置される。
載置されたピロー包装体300は、中途で振分ガイド400により左右に振り分けられ二列化する。具体的には、振分ガイド400は、移送コンベア101Aの上空に配置され、鉛直方向に配向した軸401を中心に、板体402がピロー包装体300にタイミングを合わせ約45°の中心角を以て軸回動する。これにより、一つおきにピロー包装体300が右と左に振り分けられ、左列と右列を形成する。回動は図示しないアクチュエータによりおこなう。
振り分け後は、ピロー包装体300のそれぞれの向きは必ずしも一定しない。そこで、振分ガイド400の下流には、左列と右列のそれぞれに、左列用規制ガイド111と右列用規制ガイド112を移送コンベア101A上空に設けている。左列用規制ガイド111も右列用規制ガイド112も、受け入れ側が広がっており、最終的にはピロー包装体300の幅程度の間隔となる二枚板により構成されている。これにより、ピロー包装体300の長手方向が搬送方向となるように載置姿勢が正される。なお、図示したように、ガイドの末端(下流側)は、供給コンベア101Bの上流に差し掛かっている。これにより、移送コンベア101Aから供給コンベア101Bへピロー包装体を300を受け渡す際に生じうる配向ずれを抑止する。
供給コンベア101Bは平ベルトコンベアにより構成され、移送コンベア101Aから、二列となり配向姿勢の整えられたピロー包装体300をそのまま引き受け下流へと移送する。ここで、供給コンベア101Bの搬送速度Vbは、移送コンベア101Aの速度Vaより遅くしている。
一列載置のままピロー包装体300が搬送速度の遅いコンベアに引き渡されると、コンベアとコンベアの間で速度差に基づく停留が発生し、ピロー包装体300が玉突きとなってしまう。これを回避すべく、包装体供給装置100では、二列化して各列のピロー包装体300を離間し、玉突きが生じないようにしている。換言すれば、速度差を設けることにより供給コンベア101Bのピロー包装体300の移送速度は遅くしつつ(取りこぼしが発生しない速度とし)、二列化して間を縮め単位面積当たりの載置数を増やし、処理効率を向上させている。
次に説明するように、多関節ロボット102は、平面的に移動してピロー包装体300をピックアップできるので、多列化にも対応できる。すなわち、多関節ロボット102の整列時に求められる能力をピックアップ時にも利用して、単位面積当たりの載置数の増加に対応させている。
なお、供給コンベア101Bにはセンサ113を設け、多関節ロボット102によるピロー包装体300の吸着位置を検出するようにしている。なお、図ではセンサ113は一つであるが、左列と右列も区別できるように検出するものとする。
多関節ロボット102は、センサ113からの情報に基づき、供給コンベア101B上を順次下流へ移送されるピロー包装体300を、取りこぼしないように、いずれを吸着するかを決定して吸着し、これを一旦整列させて箱詰め姿勢を形成し、受取コンベア104へ供給する。多関節ロボット102は、2つの吸着カップ121と、関節部122と、移動部123とにより構成される。
吸着カップ121は、供給コンベア101B上のピロー包装体300を陰圧により吸着する。このとき、図示しない制御部によりセンサ113からの位置情報を取得し、どちらの列のピロー包装体300をピックアップするかを決定し、ピロー包装体300の合わせ目を避け、上面から吸着する。なお、二つの吸着カップ121を用いることにより、ピロー包装体300の長手方向の二箇所で吸着して保持性を高め、その後の姿勢変化の安定化を実現している。
関節部122は、xyz3軸の回動軸を有し、これにより関節部122に取り付けられた吸着カップ121、また、吸着したピロー包装体300を任意の姿勢に配向する。本実施の形態では、ピロー包装体300を90°旋回させ、更に、耳のない側面を整列台103側に向けて90°起こし上げる姿勢とする。
詳細には、X軸を供給コンベア101Bの移送方向、Y軸をX軸に垂直であってX軸との間で水平面を形成する方向(押出方向)、Z軸を鉛直下向き方向とし、x軸、y軸、z軸を関節部122上に固定された軸であって待機時(吸着直前姿勢)において両者が一致しているとすると、配向は、ピロー包装体300を吸着後、z軸を90°回動させ、次にx軸を90°回動させて(首振りさせて)、ピロー包装体300の下面をX軸側に、耳のない側面を整列台103に向けるようにしておこなう(図3参照)。
移動部123は、供給コンベア101Bおよび整列台103の上空で関節部122を水平および垂直移動させる。図1にはあわせて、多関節ロボット102のピロー包装体300のピックアップ可能範囲をエリアPとして示した。駆動方式は特に限定されず、エアシリンダなどを用いることができる。駆動に際しては、図示しない制御部により、ピロー包装体300が例えば、左列用規制ガイド111と右列用規制ガイド112等と干渉しないように昇降・移動させる。また、ピロー包装体300の整列台103上への載置に際しても、すでに載置されているピロー包装体300の姿勢を崩すことなく、順次Z軸方向への下降とX軸方向への押し当てをおこなうように駆動する。このとき、ピロー包装体300の載置位置は毎回異なるが、これについては、図示しない制御部が移動部123や関節部122を制御しておこなう。必要に応じて、整列台103付近にもセンサを設け位置検出させるようにしてもよい。
多関節ロボット102には、また、関節部122の側面に、2つの吸着カップ121に平行に押出板124を設けてあり、整列台103上に箱詰め姿勢の形成された5個のピロー包装体300をまとめて受取コンベア104へ押し出す。押し出しに際しては、まず、最後のピロー包装体300を整列台103上に載置したあと、移動部123により関節部122を上昇させつつx軸を回動させて吸着カップ121を鉛直方向に折り戻す。次いで、z軸を90°回動させつつ関節部122を供給コンベア101B側に回り込ませ、関節部122を所定位置まで下降させる。最後に、押出板124をピロー包装体300の各耳にあてがうようにして関節部122をY軸方向に移動させて受取コンベア104へピロー包装体300をまとめて押し出す。このとき、吸着カップ121が整列台103に干渉するようであれば、x軸を回動してこれを耳と逆側に配向させるようにしても良い。
この押出板124による押し出し操作時には、当然ながら、多関節ロボット102は、供給コンベア101B上のピロー包装体300を取りにいけず、ピロー包装体300はその間下流側に移動してしまう。包装体供給装置100では、ピロー包装体300がピックアップ可能範囲であるエリアP外へ流出してしまわないように、二列化し、かつ、供給コンベア101Bの搬送速度VbをVaより小さくしている。換言すれば、包装体供給装置100は、この整列不能時間(押出操作時間)と、エリアPと、VaとVbとを考慮してピロー包装体300を二列化している。なお、列数を固定して、VbやエリアPの面積等を調整するようにしてもよい。
次に、整列台103について説明する。整列台103は、二つの傾斜面から形成された載置台131と、二枚の規制板132とにより構成される。図2は、整列台103の外観斜視図である。
載置台131の二面は、5°の傾斜をつけた載置用の主面131mと、ピロー包装体300群の受取コンベア104への供給段差を解消する副面131sからなり、両者は平板を山折りに折り曲げた形として形成される。規制板132の一方は、主面131mの下り端部に立設され、受取コンベア104の移送方向に垂直な方向(Y軸方向)に延伸し、1個目のピロー包装体300を寄りかからせるように底面を当接させる受けガイド132mとして形成され、他方は受けガイド132mと平行に主面131mから副面131sにわたって立設され、ピロー包装体300の箱詰め姿勢を押出に際して保持する保持ガイド132sとして形成される。また、保持ガイド132sの押出元側端部は、ピロー包装体300群の円滑な受け入れを実現すべく、入り口として広げた構成としている。
ピロー包装体300は、主面131mの傾きにより受けガイド132m側に傾いた姿勢にて順次整列されるので、柔軟素材であっても安定的な箱詰め姿勢が形成される。換言すれば、長辺の丸みや耳の長さ等によりどちらの向きにも倒れやすいピロー包装体300の特性を逆に利用して安定的な整列姿勢を形成することができる。
次に、受取コンベア104について概説する。受取コンベア104は、箱詰め姿勢の形成されたピロー包装体300群を整列台103から受け取り、間欠駆動して順次製函装置200へ箱詰め姿勢のまま供給する。受取コンベア104は、平ベルトコンベア141と、箱詰め姿勢を保持する二枚の保持ガイド142と、プッシャ143とにより構成される。
動作は、二枚の保持ガイド142を、受けガイド132mと保持ガイド132sに位置あわせをして停止し、押出板124により押し出されたピロー包装体300を受け取ったあと、次の位置へ移送して停止する(このとき、次の保持ガイド142が受けガイド132mと保持ガイド132sに位置あわせされる)。搬送されたピロー包装体300はプッシャ143により押し出され、製函装置200へ供給される。
次に製函装置200について概説する。製函装置は、扁平に折りたたまれてスタックされている梱包箱201を所定の機構により中を広げて筒状とし、片側のフラップを折り曲げてのり付けし、他方の開口させたまま順次これを移送する。
所定位置でプッシャ143の駆動により箱詰め姿勢のピロー包装体300群を開口部から挿入し、下流で開口側のフラップを折りたたみ、のり付けされて箱詰めが完了する。
包装体供給装置100は以上の構成であって、ピロー包装体を一旦整列させて押し出す際に生じる整列不能時間に由来する取りこぼしの可能性を、多列化低速化により解決し、生産効率(箱詰め効率)を高めている。特に、多関節ロボットの稼働の多様性を、整列時のみでなく、ピックアップ時にも利用し、多関節ロボットのポテンシャルを最大限に発揮させている。
なお、以上はピロー包装体を横にして重ねる、いわば一層積みであるが、吸着カップ121を、整列台103上のピロー包装体300と干渉せずに駆動させることが可能であるので、多層積み、更には、3次元的、すなわち、XYZ方向に複数載置ないし積み重ねた箱詰め姿勢も構築できる。これにより、従来は、梱包箱にあわせた倒立バケット等を供給装置中途に複数設ける必要があり装置の大型化を招来していたところ、本発明の包装体供給装置では、このような機構を設ける必要がなく、かつ、一台の多関節ロボットで多様な箱詰め姿勢を形成することができるというメリットを有する。すなわち、本発明の包装体供給装置は、1個詰めでも、一列一段詰めでも、一列多段詰めでも、複数列複数段詰めでも対応でき、大箱の大きさに柔軟に対応することができる。
なお、3次元的な箱詰め姿勢を形成するときなどには押出板124の面積を広くする必要がある。このとき、ピロー包装体300の積み込みの際に干渉が生じるようであれば、例えば、関節部122にエアシリンダを取り付けて吸着カップ121部分だけを伸長・引き戻しして干渉を回避するようにする。
包装体供給装置100は以上の構成に限定されない。図5は、振分ガイドの他の構成例を示した作動遷移図である。振分ガイド500は、移送コンベア101Aの両脇に配置され、それぞれピロー包装体300を三つおきに、反対側へ押し出す。図示したように、振分ガイド500によってピロー包装体300が3列化される。なお、下流に規制ガイドを設け、配向姿勢を整えるのは前述と同様である。
本発明は、ピロー包装体でなくとも適用できることはいうまでもない。PTPシートその他のバンド体、シュリンクフィルム包装体についても利用可能である。また、当然に直方体形の物品であってもよい。Va,Vb,列の数は、適宜ワーク(多関節ロボット)の稼働範囲や稼働速度等にしたがって設計することができる。
100 包装体供給装置
101A 移送コンベア
101B 供給コンベア
102 多関節ロボット
103 整列台
104 受取コンベア
111 左列用規制ガイド
112 右列用規制ガイド
113 センサ
121 吸着カップ
122 関節部
123 移動部
124 押出板
131 載置台
131m 主面
131s 副面
132 規制板
132m ガイド
132s 保持ガイド
141 平ベルトコンベア
142 保持ガイド
143 プッシャ
200 製函装置
201 梱包箱
300 ピロー包装体
400 振分ガイド
401 軸
402 板体
500 振分ガイド
L 箱詰ライン
P 多関節ロボットのピックアップ可能エリア

Claims (3)

  1. 被包装品供給ベルト上に載置して移送されてくる被包装品を、静止した整列台上へ一旦ワークにより所定数整列させ、間欠移送されてくる箱ないし袋である包装体へ順次詰めるべくワークが被包装品群を更に押し出し押す、包装体収容ラインに配置する被包装品供給装置であって、
    被包装品を順次載置して下流に一列に移送する被包装品移送ベルトと、
    被包装品移送ベルト下流直近に配置し、被包装品移送ベルトから被包装品を引き受け、被包装品移送ベルトより低速にて被包装品を移送する被包装品供給ベルトと、
    ワークによる押し出しの際に生じるワークの整列台上への整列不能時間に由来する被包装品のワーク稼働域外への流出を緩衝すべく、被包装品移送ベルト上で移送中の被包装品を多列に配置し直す振分手段と、
    を設けたことを特徴とする被包装品供給装置。
  2. 振分手段は、被包装品移送ベルトの横または上空に配置された可動ガイドにより被包装品を押しやって多列に配置し直すことを特徴とする請求項1に記載の被包装品供給装置。
  3. 多列に配置し直された被包装品の各列の左右に設けられ、被包装品供給ベルト上の被包装品の載置姿勢を整える姿勢規制手段を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の被包装品供給装置。
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