JP6191483B2 - エアバッグ - Google Patents
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上記問題を解決するために、請求項2に記載の発明は、インフレータからの噴射ガスが内部に流入されて展開膨張するエアバッグであって、袋織により形成されたエアバッグ本体と、前記エアバッグ本体の厚さ方向への膨張を規制するテザーと、を備え、前記エアバッグ本体の端部には、前記テザーを形成するためのテザー形成部が設けられており、前記テザーは、前記テザー形成部を前記エアバッグ本体の内部に折り込んで前記エアバッグ本体に接合することで構成されており、前記エアバッグ本体の端部は、前記テザーが構成された状態で接合されており、前記テザー形成部は、袋織により形成され、前記エアバッグ本体の端部から延長されており、前記エアバッグ本体は、表布及び裏布を有し、前記テザー形成部は、前記表布の端部に一端側が連なって形成される第1布と、前記裏布の端部に一端側が連なって形成される第2布と、を有し、前記第1布の他端側と前記第2布の他端側とが接合されており、前記テザーは、前記エアバッグ本体の内部に折り込まれた前記テザー形成部の前記第1布を前記表布に接合し且つ前記第2布を前記裏布に接合することで構成されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載において、歩行者保護用エアバッグであることを要旨とする。
また、前記テザー形成部が、袋織により形成され、前記エアバッグ本体の端部から延長されているので、袋織によりエアバッグ本体及びテザー形成部が一体的に形成されるため、接合部分を更に低減できる。
また、前記エアバッグ本体が、表布及び裏布を有し、前記テザー形成部が、第1布と、第2布と、を有し、前記表布と前記第1布との連絡部又は前記裏布と前記第2布との連絡部が裁断されており、前記テザーが、前記エアバッグ本体の内部に折り込まれた前記テザー形成部を、前記第1布及び前記第2布が重ね合わされた状態で前記表布及び前記裏布のそれぞれに接合することで構成されている場合は、重ね合わされた第1布及び第2布によりテザーが構成されるため、テザーの強度を高めることができる。
また、前記エアバッグ本体が、表布及び裏布を有し、前記テザー形成部が、第1布と、第2布と、を有し、前記第1布の他端側と前記第2布の他端側とが接合されており、前記テザーが、前記エアバッグ本体の内部に折り込まれた前記テザー形成部の前記第1布を前記表布に接合し且つ前記第2布を前記裏布に接合することで構成されている場合は、エアバッグ本体に対して比較的薄い第1布及び第2布のそれぞれを接合することとなるため、更に容易に製作することができる。
さらに、歩行者保護用エアバッグである場合は、非常に大きなエアバッグ本体であるが、テザーを適切な位置に配することで容量コントロールを効果的に図ることができる。
本実施形態に係るエアバッグは、インフレータからの噴射ガスが内部に流入されて展開膨張するエアバッグ(1、21)であって、袋織により形成されたエアバッグ本体(2、22)と、エアバッグ本体の厚さ方向への膨張を規制するテザー(3、23)と、を備える(例えば、図1〜図3及び図10〜図12参照)。そして、上記エアバッグ本体(2、22)の端部には、テザー(3、23)を形成するためのテザー形成部(15、35)が設けられており、テザー(3、23)は、テザー形成部(15、35)をエアバッグ本体(2、22)の内部に折り込んでエアバッグ本体に接合することで構成されており、エアバッグ本体(2、22)の端部は、テザー(3、23)が構成された状態で接合されている。
本実施形態に係るエアバッグの製造方法は、上述の実施形態に係るエアバッグ(1、21)の製造方法であって、袋織によりエアバッグ本体(2、22)を形成する工程と、テザー形成部(15、35)をエアバッグ本体(2、22)の内部に折り込んでエアバッグ本体に接合することでテザー(3、23)を構成する工程と、エアバッグ本体(2、22)の端部を、テザー(3、23)が構成された状態で接合する工程と、を備える(例えば、図7、図8及び図16等参照)。これにより、得られるエアバッグでは、テザーを備えることでエアバッグ本体の容量コントロールを図ることができる。また、テザー形成部を袋織により形成されたエアバッグ本体の内部に折り込んで接合することでテザーが構成されるので、接合部分を低減して容易に製作することができる。
(1)歩行者保護用エアバッグの構成
本実施例1に係る歩行者保護用エアバッグ1は、図1〜図3に示すように、袋織により形成されたエアバッグ本体2と、このエアバッグ本体2の厚さ方向への膨張を規制する帯状のテザー3と、を備えている。
図3(b)参照)。その結果、エアバッグ1の歩行者が当たる側(すなわち、表布5a側)において車両幅方向Fの外側に対して内側が大きく膨らむようになっている。
次に、上記構成の歩行者保護用エアバッグ1の製造方法について説明する。先ず、図7(a)に示すように、袋織によりエアバッグ本体2及びテザー形成部15を一体的に形成する。なお、上記エアバッグ本体2では、第2膨張部6bの外周端部は閉じられておらず、テザー形成部15の折込み口として利用される(図4参照)。
次に、上記構成の歩行者保護用エアバッグ1の作用について説明する。なお、本実施例では、上記エアバッグ1は、車両のボンネットBの後端側に折り畳まれた状態で収納され、そのガス供給口13にはインフレータ(図示省略)が接続されているものとする。
以上より、本実施例のエアバッグ1によると、袋織により形成されたエアバッグ本体2と、エアバッグ本体2の厚さ方向への膨張を規制するテザー3と、を備える。そして、エアバッグ本体2の端部には、テザー3を形成するためのテザー形成部15が設けられており、テザー3は、テザー形成部15をエアバッグ本体2の内部に折り込んでエアバッグ本体2に縫合することで構成されており、エアバッグ本体2の端部は、テザー3が構成された状態で縫合されている。このように、テザー3を備えることでエアバッグ本体2の容量コントロールを図ることができる。また、テザー形成部15を袋織により形成されたエアバッグ本体2の内部に折り込んで縫合することでテザー3が構成されるので、縫製部分を低減して容易に製作することができる。
(1)歩行者保護用エアバッグの構成
本実施例2に係る歩行者保護用エアバッグ21は、図10〜図12に示すように、袋織により形成されたエアバッグ本体22と、このエアバッグ本体22の厚さ方向への膨張を規制する帯状のテザー23と、を備えている。
次に、上記構成の歩行者保護用エアバッグ21の製造方法について説明する。先ず、図16(a)に示すように、袋織によりエアバッグ本体22及びテザー形成部35を一体的に形成する。なお、上記エアバッグ本体22では、第2膨張部26bの外周端部は閉じられておらず、テザー形成部35の折込み口として利用される(図13参照)。
次に、上記構成の歩行者保護用エアバッグ21の作用について説明する。なお、本実施例では、上記エアバッグ21は、車両のボンネットBの後端側に折り畳まれた状態で収納され、そのガス供給口33にはインフレータ(図示省略)が接続されているものとする。
以上より、本実施例のエアバッグ21によると、袋織により形成されたエアバッグ本体22と、エアバッグ本体22の厚さ方向への膨張を規制するテザー23と、を備える。そして、エアバッグ本体22の端部には、テザー23を形成するためのテザー形成部35が設けられており、テザー23は、テザー形成部35をエアバッグ本体22の内部に折り込んでエアバッグ本体22に縫合することで構成されており、エアバッグ本体22の端部は、テザー23が構成された状態で縫合されている。このように、テザー23を備えることでエアバッグ本体22の容量コントロールを図ることができる。また、テザー形成部35を袋織により形成されたエアバッグ本体22の内部に折り込んで縫合することでテザー23が構成されるので、縫製部分を低減して容易に製作することができる。
Claims (3)
- インフレータからの噴射ガスが内部に流入されて展開膨張するエアバッグであって、
袋織により形成されたエアバッグ本体と、
前記エアバッグ本体の厚さ方向への膨張を規制するテザーと、を備え、
前記エアバッグ本体の端部には、前記テザーを形成するためのテザー形成部が設けられており、
前記テザーは、前記テザー形成部を前記エアバッグ本体の内部に折り込んで前記エアバッグ本体に接合することで構成されており、
前記エアバッグ本体の端部は、前記テザーが構成された状態で接合されており、
前記テザー形成部は、袋織により形成され、前記エアバッグ本体の端部から延長されており、
前記エアバッグ本体は、表布及び裏布を有し、
前記テザー形成部は、前記表布の端部に一端側が連なって形成される第1布と、前記裏布の端部に一端側が連なって形成される第2布と、を有し、前記表布と前記第1布との連絡部又は前記裏布と前記第2布との連絡部が裁断されており、
前記テザーは、前記エアバッグ本体の内部に折り込まれた前記テザー形成部を、前記第1布及び前記第2布が重ね合わされた状態で前記表布及び前記裏布のそれぞれに接合することで構成されていることを特徴とするエアバッグ。 - インフレータからの噴射ガスが内部に流入されて展開膨張するエアバッグであって、
袋織により形成されたエアバッグ本体と、
前記エアバッグ本体の厚さ方向への膨張を規制するテザーと、を備え、
前記エアバッグ本体の端部には、前記テザーを形成するためのテザー形成部が設けられており、
前記テザーは、前記テザー形成部を前記エアバッグ本体の内部に折り込んで前記エアバッグ本体に接合することで構成されており、
前記エアバッグ本体の端部は、前記テザーが構成された状態で接合されており、
前記テザー形成部は、袋織により形成され、前記エアバッグ本体の端部から延長されており、
前記エアバッグ本体は、表布及び裏布を有し、
前記テザー形成部は、前記表布の端部に一端側が連なって形成される第1布と、前記裏布の端部に一端側が連なって形成される第2布と、を有し、前記第1布の他端側と前記第2布の他端側とが接合されており、
前記テザーは、前記エアバッグ本体の内部に折り込まれた前記テザー形成部の前記第1布を前記表布に接合し且つ前記第2布を前記裏布に接合することで構成されていることを特徴とするエアバッグ。 - 歩行者保護用エアバッグである請求項1又は2に記載のエアバッグ。
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