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JP6173975B2 - ズームレンズおよび撮像装置 - Google Patents

ズームレンズおよび撮像装置 Download PDF

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JP6173975B2 JP2014125253A JP2014125253A JP6173975B2 JP 6173975 B2 JP6173975 B2 JP 6173975B2 JP 2014125253 A JP2014125253 A JP 2014125253A JP 2014125253 A JP2014125253 A JP 2014125253A JP 6173975 B2 JP6173975 B2 JP 6173975B2
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Description

本発明はズームレンズ、特にデジタルカメラ、ビデオカメラや放送用カメラ、監視用カメラ等の電子カメラに適したズームレンズに関するものである。
また本発明は、そのようなズームレンズを備えた撮像装置に関するものである。
従来、高倍率化に適したズームレンズとして、物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、および正の屈折力を有する第5レンズ群を配置してなる5群タイプのズームレンズが知られている。
このタイプのズームレンズは、全長を比較的短く抑えながら変倍による収差を補正する上で有利となっている。特許文献1には、この種のズームレンズの例が実施例6として、また特許文献2には同じく実施例1〜3として示されている。
特開2014−29375号公報 特開2011−186454号公報
ところで、近年、いわゆる高級デジタルコンパクトカメラ等においては、高倍率でありながら広画角で、また望遠端のF値(FNo.)が小さいズームレンズが求められる傾向にある。
しかし、特許文献1に実施例6として示されているズームレンズは、全画角が77.7度で、画角が十分に広いものではない。また、特許文献2に実施例1〜3として示されているズームレンズは、全画角が76度をやや上回る程度で、望遠端のF値が5.9〜6.0であり、画角が十分広くない上に望遠端のF値も大きいものとなっている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、高倍率でありながら広画角で、望遠端のF値も小さい、良好な光学性能を有するズームレンズ、およびそのようなズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
本発明のズームレンズは、
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、および正の屈折力を有する第5レンズ群が配置されて実質的になり、
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が常に増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が常に縮小し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔並びに第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が変化するようにして、少なくとも第1〜第4レンズ群が互いに独立して移動し、
第1レンズ群は物体側から順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を有するレンズ、正の屈折力を有するレンズ、および正の屈折力を有するレンズが配置されて実質的になり、
第3レンズ群は少なくとも、最も物体側に配置された正の屈折力を有するレンズA、このレンズAの次に像側に配置された正の屈折力を有するレンズB、このレンズBの次に像側に配置された、像側に凹面を向けた負の屈折力を有するレンズC、および最も像側に配置された正の屈折力を有するレンズDの4枚のレンズを有し、
下記条件式(1)および(3)
25<νdD−νdA<70 ・・・(1)
35<νdB−νdA<70 ・・・(3)
ただし、
νdA:レンズAのd線に対するアッベ数
νdB:レンズBのd線に対するアッベ数
νdD:レンズDのd線に対するアッベ数
を満足することを特徴とするものである。
なお、上に記した「実質的になり」とは、挙げられた構成要素以外に、実質的にパワーを有さないレンズ、絞り、マスク、カバーガラス、フィルタ等のレンズ以外の光学要素、レンズフランジ、レンズバレル、撮像素子、手ぶれ補正機構等の機構部分、等を含んでもよいことを意図するものである。
また、レンズの面形状や屈折力の符号は、非球面が含まれている場合は近軸領域で考えるものとする。
上述の構成を有する本発明のズームレンズにおいては、下記条件式(2)
35<νdB−νdC<70 ・・・(2)
ただし、
νdB:レンズBのd線に対するアッベ数
νdC:レンズCのd線に対するアッベ数
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第2レンズ群の最も物体側のレンズ面が、物体側に向かって凸の面であることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第4レンズ群がフォーカシング用レンズ群とされていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいて、上に述べたように第4レンズ群がフォーカシング用レンズ群とされる場合は、下記条件式(4)
−9.0<fT/f4<−2.0 ・・・(4)
ただし、
fT:望遠端における全系の焦点距離
f4:第4レンズ群の焦点距離
が満足されていることが望ましい。
なお、上に挙げた焦点距離fTおよびf4他、本明細書で言及する焦点距離は、全てd線に対する焦点距離である。
また、本発明のズームレンズにおいては、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大であることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大であることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、下記条件式(5)
−8<f1/f2<−4 ・・・(5)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f2:第2レンズ群の焦点距離
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、下記条件式(6)
2.5<f1/f3<8 ・・・(6)
ただし、
f1:第1レンズ群の焦点距離
f3:第3レンズ群の焦点距離
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、下記条件式(7)
0.7<f3/RCr<2.5 ・・・(7)
ただし、
f3:第3レンズ群の焦点距離
RCr:レンズCの像側の面の近軸曲率半径
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、下記条件式(8)
1.0<(fD×νdD)/(fA×νdA)<3.0 ・・・(8)
ただし、
fA:レンズAの焦点距離
fD:レンズDの焦点距離
νdA:レンズAのd線に対するアッベ数
νdD:レンズDのd線に対するアッベ数
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(1)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(1−1)
27<νdD−νdA<60 ・・・(1−1)
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(2)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(2−1)
40<νdB−νdC<60 ・・・(2−1)
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(3)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(3−1)
37<νdB−νdA<60 ・・・(3−1)
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(4)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(4−1)
−7.5<fT/f4<−3.0 ・・・(4−1)
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(5)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(5−1)
−7<f1/f2<−5 ・・・(5−1)
が満足されていることが望ましい。
また、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(6)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(6−1)
3<f1/f3<6 ・・・(6−1)
が満足されていることが望ましい。
さらに、本発明のズームレンズにおいては、前述した条件式(7)が規定する数値範囲の中で特に下記条件式(7−1)
0.8<f3/RCr<2 ・・・(7−1)
が満足されていることが望ましい。
他方、本発明による撮像装置は、上に述べた本発明のズームレンズを備えたことを特徴とするものである。
本発明のズームレンズは、
物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、および正の屈折力を有する第5レンズ群が配置されて実質的になり、
広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が常に増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が常に縮小し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔並びに第4レンズ群と第5レンズ群との間隔が変化するようにして、少なくとも第1〜第4レンズ群が互いに独立して移動し、
第1レンズ群は物体側から順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を有するレンズ、正の屈折力を有するレンズ、および正の屈折力を有するレンズが配置されて実質的になり、
第3レンズ群は少なくとも、最も物体側に配置された正の屈折力を有するレンズA、このレンズAの次に像側に配置された正の屈折力を有するレンズB、このレンズBの次に像側に配置された、像側に凹面を向けた負の屈折力を有するレンズC、および最も像側に配置された正の屈折力を有するレンズDの4枚のレンズを有し、
そして、下記条件式(1)および(3)
25<νdD−νdA<70 ・・・(1)
35<νdB−νdA<70 ・・・(3)
を満足する構成としたので、高倍率でありながら広画角で、かつ望遠端のF値も小さいものとなり得る。
また本発明の撮像装置は、上に述べた通りの本発明によるズームレンズを備えたものであるので、高倍率かつ広画角の画像を取得可能で、また明るい高倍率の画像を取得可能なものとなる。
本発明の一実施形態にかかるズームレンズ(実施例1と共通)のレンズ構成を示す断面図 本発明の一実施形態にかかるズームレンズ(実施例1と共通)の光路図 本発明の実施例2のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例3のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例4のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例5のズームレンズのレンズ構成を示す断面図 本発明の実施例1のズームレンズの各収差図 本発明の実施例2のズームレンズの各収差図 本発明の実施例3のズームレンズの各収差図 本発明の実施例4のズームレンズの各収差図 本発明の実施例5のズームレンズの各収差図 本発明の実施形態にかかる撮像装置の概略構成図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態にかかるズームレンズのレンズ構成を示す断面図であり、図2は上記ズームレンズにおける軸上光束waおよび最大画角の光束wbを示す光路図である。図1および図2に示す構成例は、後述する実施例1のズームレンズの構成と共通である。
図1および図2においては、左側が物体側、右側が像側として、最上位置に広角端(最短焦点距離状態)での光学系配置を、最下位置に望遠端(最長焦点距離状態)での光学系配置を、そしてそれらの間に中間位置(中間的焦点距離状態)での光学系配置を示している。なお上記3通りの状態は、全て無限遠合焦状態下のものである。また図1では、上記3通りの状態の間における第1レンズ群G1〜第4レンズ群G4の移動軌跡を、各光学系配置の間に付した実線で模式的に示している。なお第5レンズ群G5は、変倍に際して固定とされる。
また図3〜図6は、本発明の実施形態にかかる別の構成例を示す断面図であり、それぞれ後述する実施例2〜5のズームレンズに対応している。図1〜図6に示す例の基本的な構成は、後に特記する一部を除いて互いに同様であり、図示方法も同様であるので、ここでは主に図1を参照しながら、本発明の実施形態にかかるズームレンズについて説明する。
図1および図2に示すように、このズームレンズは、光軸Zに沿って物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、絞りSt、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、負の屈折力を有する第4レンズ群G4、および正の屈折力を有する第5レンズ群G5を配置して構成されている。なお、これらの図中の絞りStは必ずしも大きさや形状を表すものではなく、光軸Z上の位置を示すものである。
このズームレンズを撮像装置に適用する際には、レンズを装着するカメラ側の構成に応じて、光学系と像面Simの間にカバーガラス、プリズム、赤外線カットフィルタやローパスフィルタなどの各種フィルタを配置することが好ましい。そこで図1および図2では、これらを想定した平行平面板状の光学部材PPをレンズ系と像面Simとの間に配置した例を示している。
本実施形態のズームレンズは、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が常に増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が常に縮小し、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間隔並びに第4レンズ群G4と第5レンズ群G5との間隔が変化するようにして、第1レンズ群G1〜第4レンズ群G4が移動する構成とされている。
それにより本実施形態のズームレンズは、高倍率化しても、全長を比較的短く抑えながら変倍による収差を補正しやすいものとなっている。特に本実施形態のズームレンズは、変倍時に第1レンズ群G1が移動するものであるが、第1レンズ群G1〜第3レンズ群G3のパワー配置を正、負、正としていることにより、第1レンズ群G1の屈折力を比較的小さく抑えても高倍率化できる。そこで、望遠端で第1レンズ群G1を著しく移動させなくても球面収差および色収差を良好に補正可能で、そして第1レンズ群G1における広角端での光線高を抑えることができるので、第1レンズ群G1を小径化することも容易となる。
また本実施形態のズームレンズにおいては、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に絞りStが配置されている。それにより、ズームレンズのF値を小さくすることが容易になり、また、ズームレンズを小径化することも容易となる。すなわち、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間よりも物体側に絞りStを配置した場合は、絞りStの開口径が大きくなることにより第3レンズ群G3が大径化する。その場合は、第3レンズ群G3の各レンズ面に十分な曲率を与えられなくなるので、球面収差の補正が難しくなり、ズームレンズのF値を小さくすることが困難になる。その反対に、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間よりも像側に絞りStを配置した場合は、広画角化しようとすると、最も物体側のレンズの径が増大してしまう。
第1レンズ群G1は、物体側から順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を有する第11レンズL11、正の屈折力を有する第12レンズL12、および正の屈折力を有する第13レンズL13を配置して構成されている。第11レンズL11と第12レンズL12とは互いに接合されている。なお、以下では適宜、「負の屈折力を有する」ことを単に「負の」あるいは「負」といい、「正の屈折力を有する」ことを単に「正の」あるいは「正」ということとする。
上述のように2枚の正レンズ、つまり第12レンズL12および第13レンズL13を配置することにより、望遠端での球面収差を抑制しつつ、正レンズ全体での屈折力を上げることができる。そこで、負レンズである第11レンズL11との組合せで軸上色収差を適正に補正可能となる。なお、第1レンズ群G1を4枚以上のレンズで構成すれば、収差補正の点では有利になるが、レンズ群の光軸方向の厚さと有効径が増大してしまう。また、この第1レンズ群G1の最も物体側の第11レンズL11を、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズとしたことにより、広角側でレンズ周辺部の倍率色収差が補正過剰になることを防止可能となる。
第2レンズ群G2は、物体側から順に、負の第21レンズL21、負の第22レンズL22、および正の第23レンズL23を配置して構成されている。なお第21レンズL21の物体側のレンズ面は、物体側に向かって凸の面とされている。
上述のように、第2レンズ群G2の最も物体側のレンズ面を、物体側に向かって凸の面とすることにより、非点収差および歪曲収差の発生を抑え、また広画角化する上で有利となる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、正の第31レンズL31、正の第32レンズL32、像側に凹面を向けた負の第33レンズL33、および正の第34レンズL34を配置して構成されている。第32レンズL32と第33レンズL33は互いに接合されている。以上の第31レンズL31、第32レンズL32、第33レンズL33はそれぞれ、本発明におけるレンズA、レンズB、レンズCを構成しており、また最も像側に配置された第34レンズL34は、本発明におけるレンズDを構成している。
なお、上記のレンズCとレンズDとの間には、他のレンズが配置されても構わない。後述する実施例2、3および5においては、そのようなレンズが1枚配置されて、第3レンズ群G3は5枚のレンズからなるものとされている。また後述する実施例4では、そのようなレンズは配置されず、第3レンズ群G3は実施例1と同様に4枚のレンズからなるものとされている。
以上述べたように2枚の正レンズ、つまり第31レンズL31および第32レンズL32を連続して配置することにより、球面収差の発生を抑制し、またズームレンズのF値を小さくする上で有利となる。
また、それら2枚の正レンズの次に像側に配置した負の第33レンズL33により、軸上色収差、倍率色収差、球面収差を補正することができる。そして、この負の第33レンズL33を特に像側に凹面を向けたものとしたことにより、軸上色収差を補正しつつ、波長による球面収差の差を抑えることができ、またズームレンズのF値を小さくする上で有利となる。
さらに、最も像側に正の第34レンズL34を配置したことにより、第3レンズ群G3に十分な屈折力を与えることができると共に、ズームレンズのF値を小さくする上で有利となる。
また本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(1)
25<νdD−νdA<70 ・・・(1)
ただし、
νdA:レンズA(第31レンズL31)のd線に対するアッベ数
νdD:レンズD(第34レンズL34)のd線に対するアッベ数
が満足されている。
先に述べた通り、実施例1においてレンズAは第31レンズL31であり、レンズDは第34レンズL34である。後述する表1に示す通り、第31レンズL31のアッベ数νdA=31.08、第34レンズL34のアッベ数νdD=81.56である。よって実施例1においてはνdD−νdA=50.48であり、条件式(1)が満足されている。なお表16に、条件式(1)およびその他の条件式(2)〜(8)が数値範囲を規定している各条件、つまり文字式の部分の値をまとめて示してある。
上述の条件式(1)が満足されていることにより、広角端において発生しやすい倍率色収差を良好に補正できると共に、軸上色収差も適正に補正可能となる。以下、その点について詳しく説明する。
条件式(1)がνdD−νdAの値について下限を規定しているのは、第3レンズ群の中で最も物体側に配置されるレンズAのアッベ数νdAを、第3レンズ群の中で最も像側に配置されるレンズDのアッベ数νdDに対して十分小さく(つまり、レンズAの分散をレンズDの分散に対して十分大きく)設定する、という考えに基づいている。
すなわち、上に述べたような第1レンズ群G1〜第5レンズ群G5からなるタイプのズームレンズにおいて高倍率化、広画角化した場合は、広角端において倍率色収差が補正不足になりやすい。この倍率色収差を主に第3レンズ群G3内の負レンズCで補正しようとすると、軸上色収差が補正過剰になりやすい。そこで、絞りの直後に有る正レンズAには分散が比較的大きい材料からなるレンズを適用して、軸上色収差の補正が不足する傾向にしておけば、この正レンズAよりも像側の負レンズCの屈折力を大きくして倍率色収差を十分に補正しても、軸上色収差が補正過剰になることを防止できる。そして、正レンズAの分散が比較的大きい分、最も像側の正レンズDとして分散が比較的小さいレンズを適用可能となるので、この正レンズDの分散が大きいために倍率色収差の補正が難しくなることも防止できる。
以上のことに基づいて、νdD−νdAの値が25よりも大きくなる程度に、レンズAの分散をレンズDの分散より大きく設定しておけば、広角端において発生しやすい倍率色収差を良好に補正できると共に、軸上色収差も適正に補正可能となる。
その一方、νdD−νdAの値を70未満にしておけば、軸上色収差が補正不足になることを防止して、軸上色収差を良好に補正可能となる。
上記の効果は、条件式(1)が規定する範囲の中で特に条件式(1−1)
27<νdD−νdA<60 ・・・(1−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(2)
35<νdB−νdC<70 ・・・(2)
ただし、
νdB:レンズB(第32レンズL32)のd線に対するアッベ数
νdC:レンズC(第33レンズL33)のd線に対するアッベ数
が満足されている。具体的に実施例1では、νdB−νdC=54.03である(表16参照)。なお本実施形態において、レンズBは第32レンズL32、レンズCは第33レンズL33である。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(2)が満足されていることにより、軸上色収差および広角端での倍率色収差を適正に補正可能となる。すなわち、νdB−νdCの値が35より大きければ、軸上色収差、広角端での倍率色収差が補正不足となることを防止して、それらを良好に補正できる。また、νdB−νdCの値が70未満であれば、軸上色収差が補正過剰になることを防止して、軸上色収差を適正に補正可能となる。
上記の効果は、条件式(2)が規定する範囲の中で特に条件式(2−1)
40<νdB−νdC<60 ・・・(2−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(3)
35<νdB−νdA<70 ・・・(3)
ただし、
νdA:レンズA(第31レンズL31)のd線に対するアッベ数
νdB:レンズB(第32レンズL32)のd線に対するアッベ数
が満足されている。具体的に実施例1では、νdB−νdA=50.46である(表16参照)。なお本実施形態において、レンズAは第31レンズL31、レンズBは第32レンズL32である。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(3)が満足されていることにより、軸上色収差および広角端での倍率色収差を適正に補正可能となる。すなわち、νdB−νdAの値が35より大きければ、短波長の光に対する倍率が小さくなることに起因して広角端での倍率色収差が補正不足になったり、あるいは軸上色収差が補正過剰となったりすることを防止して、広角端での倍率色収差および軸上色収差を適正に補正可能となる。また、νdB−νdAの値が70より小さければ、軸上色収差が補正不足になることを防止して、軸上色収差を良好に補正可能となる。
上記の効果は、条件式(3)が規定する範囲の中で特に条件式(3−1)
37<νdB−νdA<60 ・・・(3−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また第4レンズ群G4は、物体側から順に、正の第41レンズL41、および負の第42レンズL42を配置して構成されている。この第4レンズ群G4は、フォーカシング(合焦操作)時に光軸Zに沿って移動するフォーカシング用レンズ群とされている。
このように第4レンズ群G4をフォーカシング用レンズ群とすることにより、フォーカシング用レンズを小径にして軽量化できるため、フォーカシングを高速化する上で有利となる。
本実施形態のズームレンズでは、上述の通り第4レンズ群G4がフォーカシング用レンズ群とされた上で、下記条件式(4)
−9.0<fT/f4<−2.0 ・・・(4)
ただし、
fT:望遠端における全系の焦点距離
f4:第4レンズ群G4の焦点距離
が満足されている。具体的に実施例1では、fT/f4=−4.299である(表16参照)。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(4)が満足されていることにより、フォーカシング時の収差変動を小さく抑え、またフォーカシング時のレンズ移動量を小さくすることができる。すなわち、fT/f4の値が−9.0より大きければ、フォーカシング時の収差変動が大きくなることを防止できる。また、fT/f4の値が−2.0より小さければ、フォーカシング時のレンズ移動量が大きくなることを防止できる。
上記の効果は、条件式(4)が規定する範囲の中で特に条件式(4−1)
−7.5<fT/f4<−3.0 ・・・(4−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また第5レンズ群G5は、正の第51レンズL51のみからなるものとされている。この第5レンズ群G5は、変倍に際して固定とされる。
ここで、第3レンズ群G3および第4レンズ群G4は変倍に際して、それらの間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大となるように移動する。このような構成とすることにより、第4レンズ群G4を通る周辺光線の位置が合焦状態に応じて大きく変動することがなくなり、変倍の際の収差変動を小さくすることができる。そして、特に第4レンズ群G4を前述したようにフォーカシング用レンズ群とする場合は、フォーカシングに伴う収差変動を全ズーム位置に亘って小さくすることが可能となる。
また本実施形態のズームレンズにおいて、第4レンズ群G4は変倍に際して、固定の第5レンズ群G5との間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大となるように移動する。このような構成とすることにより、第1レンズ群G1の移動量を小さくすることができるので、ズームレンズの全長を短くする上で有利となる。
また、本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(5)
−8<f1/f2<−4 ・・・(5)
ただし、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離
f2:第2レンズ群G2の焦点距離
が満足されている。具体的に実施例1では、f1/f2=−5.979である(表16参照)。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(5)が満足されていることにより、全長を短く抑え、そして大きな変倍比を確保できるものとなる。すなわち、f1/f2の値が−8より大きければ、ズームレンズの全長が長くなることを防止できる。また、f1/f2の値が−4より小さければ、大きな変倍比を確保することが容易になる。
上記の効果は、条件式(5)が規定する範囲の中で特に条件式(5−1)
−7<f1/f2<−5 ・・・(5−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また、本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(6)
2.5<f1/f3<8 ・・・(6)
ただし、
f1:第1レンズ群G1の焦点距離
f3:第3レンズ群G3の焦点距離
が満足されている。具体的に実施例1では、f1/f3=4.062である(表16参照)。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(6)が満足されていることにより、全長を短く抑え、そして大きな変倍比を確保できるものとなる。すなわち、f1/f3の値が2.5より大きければ、大きな変倍比を確保しやすくなる。また、f1/f3の値が8より小さければ、ズームレンズの全長が長くなることを防止できる。
上記の効果は、条件式(6)が規定する範囲の中で特に条件式(6−1)
3<f1/f3<6 ・・・(6−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また、本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(7)
0.7<f3/RCr<2.5 ・・・(7)
ただし、
f3:第3レンズ群G3の焦点距離
RCr:レンズC(第33レンズL33)の像側の面の近軸曲率半径
が満足されている。具体的に実施例1では、f3/RCr=1.348である(表16参照)。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(7)が満足されていることにより、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正可能で、また高次の球面収差の発生を抑制することができる。すなわち、f3/RCrの値が0.7より大きければ、軸上色収差および倍率色収差が補正不足になることを防止して、軸上色収差および倍率色収差を良好に補正可能となる。また、f3/RCrの値が2.5より小さければ、高次の球面収差の発生を抑制することができる。
上記の効果は、条件式(7)が規定する範囲の中で特に条件式(7−1)
0.8<f3/RCr<2 ・・・(7−1)
が満足されている場合は、より顕著なものとなる。
また、本実施形態のズームレンズにおいては、下記条件式(8)
1.0<(fD×νdD)/(fA×νdA)<3.0 ・・・(8)
ただし、
fA:レンズA(第31レンズL31)の焦点距離
fD:レンズD(第34レンズL34)の焦点距離
νdA:レンズA(第31レンズL31)のd線に対するアッベ数
νdD:レンズD(第34レンズL34)のd線に対するアッベ数
が満足されている。具体的に実施例1では、(fD×νdD)/(fA×νdA)=1.338である(表16参照)。
本実施形態のズームレンズは、この条件式(8)が満足されていることにより、広角端での倍率色収差を良好に補正可能で、また軸上色収差を適正に補正可能となる。すなわち、(fD×νdD)/(fA×νdA)の値が1.0より大きければ、広角端での倍率色収差が補正不足になることを防止して、広角端での倍率色収差を良好に補正可能となる。また、(fD×νdD)/(fA×νdA)の値が3.0より小さければ、軸上色収差が補正過剰になることを防止して、軸上色収差を適正に補正可能となる。
また図1には、レンズ系と像面Simとの間に光学部材PPを配置した例を示したが、ローパスフィルタや特定の波長域をカットするような各種フィルタ等をレンズ系と像面Simとの間に配置する代わりに、各レンズの間にこれらの各種フィルタを配置してもよく、あるいは、いずれかのレンズのレンズ面に、各種フィルタと同様の作用を有するコートを施してもよい。
次に、本発明のズームレンズの数値実施例について説明する。
まず、実施例1のズームレンズについて説明する。実施例1のズームレンズのレンズ構成を図1に示す。先に述べた通り、この実施例1のズームレンズは、第3レンズ群G3が4枚のレンズから構成されたものである。
実施例1のズームレンズの基本レンズデータを表1に、諸元に関するデータ(移動面の間隔も含む)を表2に、非球面係数に関するデータを表3に示す。以下では、表中の記号の意味について、実施例1のものを例にとって説明するが、実施例2〜5についても基本的に同様である。
表1のレンズデータにおいて、Siの欄には最も物体側の構成要素の面を1番目として像側に向かうに従い順次増加するi番目(i=1、2、3、…)の面番号を示し、Riの欄にはi番目の面の曲率半径を示し、Diの欄にはi番目の面とi+1番目の面との光軸Z上の面間隔を示す。また、Ndjの欄には最も物体側の光学要素を1番目として像側に向かうに従い順次増加するj番目(j=1、2、3、…)の光学要素のd線(波長587.6nm)に対する屈折率を示し、νdjの欄には同じくj番目の光学要素のd線(波長587.6nm)に対するアッベ数を示す。
なお、曲率半径の符号は、面形状が物体側に凸の場合を正、像側に凸の場合を負としている。基本レンズデータには、絞りSt、光学部材PPも含めて示している。絞りStに相当する面の面番号の欄には、面番号とともに(開口絞り)という表示を付している。また、表1のレンズデータにおいて、変倍時に間隔が変化する面間隔の欄にはそれぞれDD[i]と記載している。また、Diの最下欄の値は、光学部材PPの像側の面と像面Simとの間隔である。
表2の諸元に関するデータとして、広角端・中間位置・望遠端の各々における、ズーム倍率、焦点距離f′、バックフォーカスBf′、F値FNo.および全画角2ωの値を示す。またそれらに続けて、表1に示した面間隔DD[i]の値を示す。
基本レンズデータ、諸元に関するデータにおいて、角度の単位としては度(゜)を用い、長さの単位としてはmmを用いているが、光学系は比例拡大又は比例縮小しても使用可能であるので、その他の適当な単位を用いることもできる。
表1のレンズデータでは、非球面の面番号に*印を付しており、非球面の曲率半径として近軸の曲率半径の数値を示している。表3の非球面係数に関するデータには、非球面の面番号Siと、これら非球面に関する非球面係数を示す。非球面係数は、以下の式(B)で表される非球面式における各係数KA、Am(m=3、4、5、…15)の値である。
Zd=C・h2/{1+(1−KA・C2・h21/2}+ΣAm・hm …(B)
ただし、
Zd:非球面深さ(高さhの非球面上の点から、非球面頂点が接する光軸に垂直な平面に
下ろした垂線の長さ)
h:高さ(光軸からの距離)
C:近軸曲率半径の逆数
KA、Am:非球面係数(m=3、4、5、…15)
実施例1のズームレンズの各収差図を図7に示す。なお、図7中の上段左側から順に広角端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図7中の中段左側から順に中間位置での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示し、図7中の下段左側から順に望遠端での球面収差、非点収差、歪曲収差、倍率色収差を示す。球面収差、非点収差、歪曲収差を表す各収差図には、d線(波長587.6nm)を基準波長とした収差を示す。球面収差図にはd線(波長587.6nm)、C線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ実線、破線、点線で示す。非点収差図にはサジタル方向、タンジェンシャル方向の収差をそれぞれ実線と点線で示す。倍率色収差図にはC線(波長656.3nm)、F線(波長486.1nm)についての収差をそれぞれ破線、点線で示す。なお、球面収差図に記したFNo.はF値を、その他の収差図に記したωは半画角を意味する。
次に、実施例2のズームレンズについて説明する。実施例2のズームレンズのレンズ構成を図3に示す。この実施例2のズームレンズにおいて第3レンズ群G3は、物体側から順に、正の第31レンズL31、正の第32レンズL32、像側に凹面を向けた負の第33レンズL33、負の第34レンズL34、および正の第35レンズL35を配置して構成されている。
この構成において、本発明におけるレンズA、レンズB、レンズCおよびレンズDは、それぞれ第31レンズL31、第32レンズL32、第33レンズL33および第35レンズL35となる。
以上説明した第3レンズ群G3の基本的な構成は、後述する実施例3および実施例5においても共通である。
実施例2のズームレンズの基本レンズデータを表4に、諸元に関するデータを表5に、非球面係数に関するデータを表6に示す。また、実施例2のズームレンズの各収差図を図8に示す。
次に、実施例3のズームレンズについて説明する。実施例3のズームレンズのレンズ構成を図4に示す。
実施例3のズームレンズの基本レンズデータを表7に、諸元に関するデータを表8に、非球面係数に関するデータを表9に示す。また、実施例3のズームレンズの各収差図を図9に示す。
次に、実施例4のズームレンズについて説明する。実施例4のズームレンズのレンズ構成を図5に示す。本実施例のズームレンズは、実施例1のズームレンズと同様に、第3レンズ群G3が4枚のレンズから構成されたものである。また本実施例のズームレンズでは他の4つの実施例と異なって、第4レンズ群G4が、負レンズである1枚の第41レンズL41のみから構成されている。
実施例4のズームレンズの基本レンズデータを表10に、諸元に関するデータを表11に、非球面係数に関するデータを表12に示す。また、実施例4のズームレンズの各収差図を図10に示す。
次に、実施例5のズームレンズについて説明する。実施例5のズームレンズのレンズ構成を図6に示す。
実施例5のズームレンズの基本レンズデータを表13に、諸元に関するデータを表14に、非球面係数に関するデータを表15に示す。また、実施例5のズームレンズの各収差図を図11に示す。
また、実施例1〜5の各々について、条件式(1)〜(8)が数値範囲を規定している条件、つまり文字式の部分の値を表16に示す。またこの表16には、条件式(1)〜(8)に関連する各レンズ群の焦点距離等も併せて示してある。なお、全実施例ともd線を基準波長としており、表16に示す値はこの基準波長におけるものである。
以上説明した本発明のズームレンズにおいては、高倍率でありながら広角端での全画角が80度以上と広画角で、かつ望遠端のF値も3.0以下と小さい設計を実現している。
なお実施例1〜5のズームレンズは、広角端での全画角が82.4度〜86.0度、望遠端のF値が2.88〜2.89の設計データを例示している。
次に、本発明の実施形態にかかる撮像装置について説明する。図12に、本発明の実施形態の撮像装置の一例として、本発明の実施形態のズームレンズを用いたミラーレス一眼カメラの一構成例を示す外観図を示している。
特に図12(A)は、このカメラを前側から見た外観を示し、図12(B)は、このカメラを背面側から見た外観を示している。このカメラは、カメラ本体10を備え、そのカメラ本体10の上面側には、レリーズボタン32と電源ボタン33とが設けられている。カメラ本体10の背面側には、表示部36と操作部34,35とが設けられている。表示部36は、撮像された画像を表示するためのものである。
カメラ本体10の前面側中央部には、撮影対象からの光が入射する撮影開口が設けられ、その撮影開口に対応する位置にマウント37が設けられ、マウント37により交換レンズ20がカメラ本体10に装着されるようになっている。交換レンズ20は、鏡筒内にレンズ部材を収納したものである。カメラ本体10内には、交換レンズ20によって形成された被写体像に応じた撮像信号を出力するCCD等の撮像素子、その撮像素子から出力された撮像信号を処理して画像を生成する信号処理回路、およびその生成された画像を記録するための記録媒体等が設けられている。このカメラでは、レリーズボタン32を押圧操作することにより、1フレーム分の静止画の撮影が行われ、この撮影で得られる画像データがカメラ本体10内の記録媒体(図示せず)に記録される。
このカメラは、本発明によるズームレンズを交換レンズ20として用いているので、高倍率で広画角の画像を取得可能で、また明るい高倍率の画像を取得可能なものとなる。
以上、実施形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施形態および実施例に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、各レンズ成分の曲率半径、面間隔、屈折率、アッベ数等の値は、上記各数値実施例で示した値に限定されず、他の値をとり得るものである。
10 カメラ本体
20 交換レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
L11〜L51 レンズ
PP 光学部材
Sim 像面
St 開口絞り
Z 光軸

Claims (19)

  1. 物体側から順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、絞り、正の屈折力を有する第3レンズ群、負の屈折力を有する第4レンズ群、および正の屈折力を有する第5レンズ群が配置されて実質的になり、
    広角端から望遠端への変倍に際して、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が常に増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間隔が常に縮小し、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔並びに前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が変化するようにして、少なくとも前記第1〜第4レンズ群が移動し、
    前記第1レンズ群は物体側から順に、像側に凹面を向けたメニスカス形状の負の屈折力を有するレンズ、正の屈折力を有するレンズ、および正の屈折力を有するレンズが配置されて実質的になり、
    前記第3レンズ群は少なくとも、最も物体側に配置された正の屈折力を有するレンズA、このレンズAの次に像側に配置された正の屈折力を有するレンズB、このレンズBの次に像側に配置された、像側に凹面を向けた負の屈折力を有するレンズC、および最も像側に配置された正の屈折力を有するレンズDの4枚のレンズを有し、
    下記条件式(1)および(3)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    25<νdD−νdA<70 ・・・(1)
    35<νdB−νdA<70 ・・・(3)
    ただし、
    νdA:前記レンズAのd線に対するアッベ数
    νdB:前記レンズBのd線に対するアッベ数
    νdD:前記レンズDのd線に対するアッベ数
  2. 下記条件式(2)を満足する請求項1記載のズームレンズ。
    35<νdB−νdC<70 ・・・(2)
    ただし、
    νdB:前記レンズBのd線に対するアッベ数
    νdC:前記レンズCのd線に対するアッベ数
  3. 前記第2レンズ群の最も物体側のレンズ面が、物体側に向かって凸の面である請求項1または2記載のズームレンズ。
  4. 前記第4レンズ群がフォーカシング用レンズ群とされている請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
  5. 下記条件式(4)を満足する請求項記載のズームレンズ。
    −9.0<fT/f4<−2.0 ・・・(4)
    ただし、
    fT:望遠端における全系の焦点距離
    f4:前記第4レンズ群の焦点距離
  6. 前記第3レンズ群と前記第4レンズ群との間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大である請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
  7. 前記第4レンズ群と前記第5レンズ群との間隔が、広角端と比べて望遠端においてより大である請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
  8. 下記条件式(5)を満足する請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
    −8<f1/f2<−4 ・・・(5)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  9. 下記条件式(6)を満足する請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
    2.5<f1/f3<8 ・・・(6)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  10. 下記条件式(7)を満足する請求項1からのいずれか1項記載のズームレンズ。
    0.7<f3/RCr<2.5 ・・・(7)
    ただし、
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
    RCr:前記レンズCの像側の面の近軸曲率半径
  11. 下記条件式(8)を満足する請求項1から10のいずれか1項記載のズームレンズ。
    1.0<(fD×νdD)/(fA×νdA)<3.0 ・・・(8)
    ただし、
    fA:前記レンズAの焦点距離
    fD:前記レンズDの焦点距離
    νdA:前記レンズAのd線に対するアッベ数
    νdD:前記レンズDのd線に対するアッベ数
  12. 下記条件式(1−1)を満足する請求項1から11のいずれか1項記載のズームレンズ。
    27<νdD−νdA<60 ・・・(1−1)
    ただし、
    νdA:前記レンズAのd線に対するアッベ数
    νdD:前記レンズDのd線に対するアッベ数
  13. 下記条件式(2−1)を満足する請求項2記載のズームレンズ。
    40<νdB−νdC<60 ・・・(2−1)
    ただし、
    νdB:前記レンズBのd線に対するアッベ数
    νdC:前記レンズCのd線に対するアッベ数
  14. 下記条件式(3−1)を満足する請求項記載のズームレンズ。
    37<νdB−νdA<60 ・・・(3−1)
    ただし、
    νdA:前記レンズAのd線に対するアッベ数
    νdB:前記レンズBのd線に対するアッベ数
  15. 下記条件式(4−1)を満足する請求項記載のズームレンズ。
    −7.5<fT/f4<−3.0 ・・・(4−1)
    ただし、
    fT:望遠端における全系の焦点距離
    f4:前記第4レンズ群の焦点距離
  16. 下記条件式(5−1)を満足する請求項記載のズームレンズ。
    −7<f1/f2<−5 ・・・(5−1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f2:前記第2レンズ群の焦点距離
  17. 下記条件式(6−1)を満足する請求項記載のズームレンズ。
    3<f1/f3<6 ・・・(6−1)
    ただし、
    f1:前記第1レンズ群の焦点距離
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
  18. 下記条件式(7−1)を満足する請求項10記載のズームレンズ。
    0.8<f3/RCr<2 ・・・(7−1)
    ただし、
    f3:前記第3レンズ群の焦点距離
    RCr:前記レンズCの像側の面の近軸曲率半径
  19. 請求項1から18のいずれか1項記載のズームレンズを備えた撮像装置。
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