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JP6173841B2 - グローブボックス - Google Patents

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JP6173841B2
JP6173841B2 JP2013182829A JP2013182829A JP6173841B2 JP 6173841 B2 JP6173841 B2 JP 6173841B2 JP 2013182829 A JP2013182829 A JP 2013182829A JP 2013182829 A JP2013182829 A JP 2013182829A JP 6173841 B2 JP6173841 B2 JP 6173841B2
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且晃 三宅
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Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに組付けられるグローブボックスに関する。
特許文献1には、上に開放された収納空間を有するグローブボックスの構造が開示されている。このグローブボックスは、インストルメントパネルに収容された状態から下部を支点として車室側に回転操作することで、収納空間が開放された状態に開くことができる。
近年、着座者の足下スペースを十分に確保するために、インストルメントパネルのスペースを縮小する傾向にある。この結果、グローブボックスの組付けスペースも縮小され、必然的にグローブボックスの収納空間も制約される。
この対策として、インストルメントパネル内におけるグローブボックスの上部側にある既存の空間を、このグローブボックスの収納空間の一部として利用することが考えられる。
特開2007−290459号公報
上述した対策案の構成においては、つぎのような問題点がある。
収納物がインストルメントパネル内の空間に入り込む大きさである場合に、グローブボックスを開けようとしても途中で収納物がインストルメントパネル上部に干渉し、収納物を取り出せる状態にまでグローブボックスを開くことができない。この点を考慮すると、結局のところ、インストルメントパネル内の空間をグローブボックスの収納空間として活用するまでには至っていない。
本発明は、このような問題点を解決しようとするものであって、その目的は、インストルメントパネルの小型化に対応した上で、収納空間を十分に確保できるグローブボックスを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
下に開放された収納空間を有する上部ボックスと、上に開放された収納空間を有する下部ボックスとによって構成された形式のグローブボックスであって、上部ボックスと下部ボックスとは、互いの収納空間が突き合わされる閉じ位置と、互いの収納空間が開放される開放位置との間を回転でき、かつ、それぞれの回転が連動機構によって連動するように構成されている。この連動機構は、上部ボックスおよび下部ボックスのいずれかを回転操作することにより、上部ボックスと下部ボックスとを共に閉じ位置あるいは共に開放位置に回転させるように設定されている。
さらに好ましくは、連動機構による上部ボックスと下部ボックスとの連動が、下部ボックスの閉じ位置から開放位置への回転の途中で解除され、その位置で上部ボックスの回転が停止されるように設定されていることである。
本発明においては、上部ボックスもしくは下部ボックスのいずれか一方を開閉操作すると、他方が連動して開閉されることから、収納物が上部ボックスの収納空間に入り込むような収納状態にある場合においても、これまでどおりの一操作によって、収納物と上部ボックスとの干渉を避けてグローブボックスを開くことができる。
すなわち本発明では、インストルメントパネルの上部側に上部ボックスを設け、その収納空間を利用した場合においても従来通りの開閉操作に不具合が生じることが無くグローブボックスが正常に作動するため、翻って、インストルメントパネルの上部側をグローブボックスの収納空間として利用することができる。これにより、本発明のグローブボックスにおいては、下部ボックスを小型にしてインストルメントパネルの小型化に対応した上で、上部ボックスと下部ボックスとにより収納空間を十分に確保することができる。
また、下部ボックスを途中まで開くと、上部ボックスの回転が停止されることから、上部ボックスが過度に開いてしまうことが無い。
第1の実施形態に係るグローブボックスが閉じた状態を表した側面図である。 第1の実施形態に係るグローブボックスが開いていく途中の状態を表した側面図である。 第1の実施形態に係るグローブボックスが開いていく途中の状態を表した側面図である。 第1の実施形態に係るグローブボックスが全開した状態を表した側面図である。 第2の実施形態に係るグローブボックスが閉じた状態を表した側面図である。 第2の実施形態に係るグローブボックスが開いた状態を表した側面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
まず、図1乃至4を用いて、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、グローブボックス1は上部ボックス10と下部ボックス20とによって構成されている。上部ボックス10は、その内部に、下に開放された収納空間12を備えている。下部ボックス20は、その内部に、上に開放された収納空間22を備えている。
グローブボックス1は、車両内における前座席の前方に設けられているインストルメントパネル(図示省略)に組付けられている。上部ボックス10は、その前方側上部の回転軸14を軸心として回転可能となるように、インストルメントパネルに対して組付けられている。下部ボックス20は、その前方側下部の回転軸24を軸心として回転可能となるように、インストルメントパネルに対して組付けられている。これにより、上部ボックス10と下部ボックス20とは、互いの収納空間12,22が付き合わされた閉じ位置(図1参照)と、互いの収納空間12,22が開放された開放位置(図4参照)との間を回転できる。
上部ボックス10のアーム部16には、該アーム部16を厚み方向に貫通したレール18が設けられている(図1参照)。レール18は、直線レール18aと、直線レール18aに連続する湾曲レール18bとによって構成されている。このレール18に対して、下部ボックス20に設けられたピン26が摺動可能に嵌め込まれている。
直線レール18aは、下部ボックス20の開閉に伴うピン26の回転軌道P1よりも下方へ傾斜している(図1参照)。そのため、ピン26が直線レール18aに位置するときに上部ボックス10を回転させると、ピン26と直線レール18aとのカム作用によって、下部ボックス20が上部ボックス10と反対方向に連動して回転する(図1乃至3参照)。同様に、ピン26が直線レール18aに位置するときに下部ボックス20を回転させると、上部ボックス10が下部ボックス20と反対方向に連動して回転する。
湾曲レール18bの円弧形状は、ピンの回転軌道P1の円弧形状と一致している(図3乃至4参照)。そのため、ピン26が湾曲レール18bに位置するときは、ピン26と湾曲レール18bとの間にカム作用が働くことが無く、上部ボックス10と下部ボックス20とが連動しない(図3乃至4参照)。
なお、上部ボックス10のレール18と下部ボックス20のピン26とが本発明の「連動機構」に相当する。
つづいて、グローブボックス1の使用方法および作動を説明する。
グローブボックス1においては、図1に示すようにして、上部ボックス10と下部ボックス20とに連続した収納空間12,22に収納物Bを収納することができる。上部ボックス10と下部ボックス20とが閉じ位置にあるとき、両ボックス10,20はロック装置(図示省略)によって該閉じ位置にロックされている。このロックを解除することにより、グローブボックス1を開くことができる。
ピン26が直線レール18aに位置する開き操作の初期段階においては(図1乃至3参照)、上部ボックス10と下部ボックス20とのいずれか一方を閉じ位置から開放位置側へ回転させることで、他方が開放位置側へ連動して回転する。ピン26が湾曲レール18bに移る図3の位置まで上部ボックス10および下部ボックス20を回転させると、上部ボックス10の回転が停止され、下部ボックス20のみが図4に示す開放位置まで収納物Bの自重によって開く。
閉じ操作においては、図4に示す開放位置から下部ボックス20を閉じ位置側へ回転させると、ピン26が湾曲レール18bに位置する間(図3乃至4参照)は、下部ボックス20のみが回転する。下部ボックス20を更に閉じ位置側に回転させ、ピン26が直線レール18aに移ると、下部ボックス20と連動して上部ボックス10が閉じ位置へと回転する(図1乃至3参照)。
このように、グローブボックス1においては、上部ボックス10もしくは下部ボックス20のいずれか一方を開閉操作すると、他方が連動して開閉されることから、収納物Bが上部ボックス10の収納空間12に入り込むような収納状態にある場合においても(図1参照)、これまでどおりの一操作によって、収納物Bと上部ボックス10との干渉を避けてグローブボックス1を開くことができる。
すなわち、グローブボックス1においては、従来通りの開閉機能に不具合を生じさせること無く上部ボックス10の収納空間12を収納域として活用することができる。これにより、下部ボックス20を小型にしてインストルメントパネルの小型化に対応した上で、上部ボックス10の収納空間12と下部ボックス20の収納空間22とにより収納空間を十分に確保できる。
また、グローブボックス1においては、下部ボックス20を途中まで開くと、上部ボックス10の回転が停止されることから、上部ボックス10が過度に開いてしまうことが無い。
つづいて、図5乃至6を主に用いて、本発明の第2の実施形態を説明する。
なお、図5乃至6において第1の実施形態と同一もしくは均等な構成・機能を有すると考えられる部分には、図1乃至4と同一の符号を付すことで、重複する説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態においては、第1の実施形態におけるレール18(図1参照)に代えて直線レール19が上部ボックス10に設けられ、この直線レール19に対して下部ボックス20のピン26が摺動可能に嵌め込まれている。直線レール19は、アーム部16の後方側に設けられ、下部ボックス20の開閉に伴う回転軌道P2よりも下方へ大きく傾斜している。
図5乃至6に示すように、上部ボックス10と下部ボックス20とは、ピン26と直線レール19とのカム作用によって常に連動して開閉される。そのため、本実施形態においては、上部ボックス10の開閉操作のみによって、グローブボックス1を開閉することができる。
なお、上述した2つの実施形態においては、上部ボックス10にレール18もしくは直線レール19が設けられ、下部ボックス20にピン26が設けられていた。しかし、上部ボックス10にピン26を設け、下部ボックス20にレール18もしくは直線レール19を設ける構成としても良い。この場合、レール18もしくは直線レール19は、上述の実施形態と同様の機能を奏する形状に構成される。
1 グローブボックス
10 上部ボックス
12 収納空間
18 レール
20 下部ボックス
22 収納空間
26 ピン

Claims (2)

  1. 下に開放された収納空間を有する上部ボックスと、上に開放された収納空間を有する下部ボックスとによって構成された形式のグローブボックスであって、
    上部ボックスと下部ボックスとは、互いの収納空間が突き合わされる閉じ位置と、互いの収納空間が開放される開放位置との間を回転でき、かつ、それぞれの回転が連動機構によって連動するように構成され、この連動機構は、上部ボックスおよび下部ボックスのいずれかを回転操作することにより、上部ボックスと下部ボックスとを共に閉じ位置あるいは共に開放位置に回転させるように設定されており、
    連動機構は、上部ボックスと下部ボックスの内の一方において厚み方向に貫通する直線レールと、上部ボックスと下部ボックスの内の他方において直線レールに対し摺動可能に嵌め込まれたピンと、による構成であり、上部ボックスと下部ボックスとが、ピンと直線レールとのカム作用によって連動して開閉するグローブボックス。
  2. 請求項1に記載のグローブボックスであって、
    更に直線レールに連続すると共にピンの回転軌跡の円弧形状と一致する湾曲レールを有しており、
    連動機構による上部ボックスと下部ボックスとの連動は、下部ボックスの閉じ位置から開放位置への回転の内、ピンが直線レールを摺動する際に上部ボックスが連動して回転し、ピンが湾曲レールを摺動する際に上部ボックスの連動が解除され、その位置で上部ボックスの回転が停止されるように設定されているグローブボックス。
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