JP6171483B2 - 照射装置 - Google Patents
照射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6171483B2 JP6171483B2 JP2013071475A JP2013071475A JP6171483B2 JP 6171483 B2 JP6171483 B2 JP 6171483B2 JP 2013071475 A JP2013071475 A JP 2013071475A JP 2013071475 A JP2013071475 A JP 2013071475A JP 6171483 B2 JP6171483 B2 JP 6171483B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- linear light
- ultraviolet lamp
- reflection surface
- irradiation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、照射領域を拡げつつも小型化が可能な照射装置を提供することを目的とする。
これにより、線状光源の両端の側の補助反射面の基端を、線状光源の中心に向けて入り込んだ位置に配置できることから、補助反射面の線状光源の長軸方向の長さが短くなり装置をコンパクトにできる。
図1は本実施形態に係る照射装置1の外観斜視図である。また図2は照射装置1の構成を示す図であり、図2(A)は平面図、図2(B)は正面図、図2(C)は側面図である。
光源ユニット12は、上記直管型の紫外線ランプ10を備え、直下のワーク2を所定の均斉度で照射する。補助反射板14は、光源ユニット12とワーク2の間に配置され、当該光源ユニット12の照射光を、光源ユニット12の照射によるワーク2内の低照度箇所を補うように反射する。これによりワーク2の照度が均一となり、良好な均斉度が得られる。
光源ユニット12は、図1〜図4に示すように、直管型の上記紫外線ランプ10の他に、主反射板16と、一対の側面反射板18とを備えている。
この光源ユニット12では、線状光源の数は1つであり、この線状光源の長軸を中心に対称に放射光が主反射板16、及び一対の側面反射板18によって配向される。この線状光源には、上記直管型の紫外線ランプ10が用いられ、この紫外線ランプ10には、高出力タイプの各種の紫外線光源ランプが用いられている。
主反射板16は、図4に示すように、主として紫外線ランプ10の光を管軸Mと直交する方向(以下、幅方向Nと言う)に拡げるように配向することで、図5(B)に示すように、領域Xaの幅方向Nの両側の領域Xbの照度を高めるものである。
具体的には、主反射板16は、図1、図2、及び図4に示すように、紫外線ランプ10の管軸Mに沿って延びる略断面樋状を成し、その内部に紫外線ランプ10が配置されている。この主反射板16では、紫外線ランプ10の真上に管軸Mに沿って通気スリット20が開口し、この通気スリット20を通じて光源ユニット12の内部の熱が放熱される。この主反射板16は通気スリット20によって2つのパーツに分割されている。
上方主反射面22、及び側方主反射面24は、紫外線ランプ10から上方に向かう光K1、及び側方に向かう光K2をワーク2に向けて反射する。これらの反射光、及び紫外線ランプ10の直接光K0によってワーク2が光源ユニット12によって直接的に照射される。
一方、下縁部主反射面26は紫外線ランプ10の光K3を補助反射板14に反射し、この補助反射板14による反射を用いてワーク2の幅方向Nの縁部2Aを照射することで、図5(B)に示すように、当該縁部2Aでの照度が確保される。
係る側面反射板18の反射により、紫外線ランプ10の端部10Aの直下のみならず、図5(B)に示すように、この直下よりも遠方の縁部2Bに亘る広い範囲が照射され、これにより、ワーク2の管軸Mの方向を紫外線ランプ10の管長Lよりも十分に長くできる。
この補助反射板14は、上述の通り、光源ユニット12とワーク2の間に配置され、当該光源ユニット12の照射光を、ワーク2内の低照度箇所の照度を補うように反射することで、ワーク2の照度を均一にして均斉度を高めるものである。
具体的には、光源ユニット12の照度分布においては、図5(B)に示すように、領域Xa、Xbの各々の間、及び、縁部2A、2Bで照度が他の箇所よりも低くなっている。これらの箇所の照度が補助反射板14の反射光によって高められることで、図5(C)に示すように、ワーク2における照度分布の高低差が小さくなり、均斉度が高められる。
また、この補助反射板14は、基端14Aの側から先端14Bの側にかけて拡開するように端板30、及び側板32が傾斜することで、図3に示すように、紫外線ランプ10の管長Lよりも十分に長いワーク2を照射するように構成されている。
第1反射板40は、紫外線ランプ10の端部10Aの各々の直下に設けられた反射板であり、また第2反射板42は紫外線ランプ10を挟んで第1反射板40の真上に設けられた反射板である。
なお、図示を省略するが、第1反射板40で反射した光の一部は、上方に位置する光源ユニット12の側面反射板18にも入射し、この側面反射板18によってワーク2の縁部2Bの照射に利用されている。
この第2反射板42は、補助反射板14による反射光とともに光源ユニット12による低照度箇所の照度を補うように反射し、これにより、ワーク2が均一な照度で照射され高い均斉度が得られようになっている。
なお、第2反射板42は、紫外線ランプ10から上方に向かう直接光K7もワーク2に反射しており、これにより光源の利用効率の向上も図られている。
このように、第2反射板42を主反射板16の上方主反射面22とは別に構成したため、上方主反射面22の通気スリット20に十分な大きさを確保して高い放熱性を維持しながらも装置をコンパクトにできる。
この構成によれば、補助反射板14にあっては、紫外線ランプ10の両方の端部10Aの側の基端14Aを、第1反射板40の下端40Bの位置、すなわち、紫外線ランプ10の端部10Aの直下から中心Oに向けて入り込んだ位置に配置できる。これにより、補助反射板14の紫外線ランプ10の管軸Mの方向の長さを短くでき装置をコンパクトにできる。
これにより、1本の紫外線ランプ10を光源としながらも、この紫外線ランプ10の管長Lよりも長いワーク2を均一な照度で照射し所定の均斉度を得ることができる。
この構成によれば、第1反射板40の光を反射するために、主反射板16に設けた通気スリット20を制限する必要がなく、紫外線ランプ10等の放熱が阻害されることがない。また、第2反射板42が主反射板16とは別体に設けられることから、主反射板16の製造が複雑化することも無い。
例えば、照射装置1の線状光源には、2本以上の直管型の紫外線ランプ10を、各々の管軸Mを同軸に直列に並べて実質的に1つの線状光源に構成したものを用いることもできる。また紫外線ランプ10に代えて、紫外線LED等の発光素子を直線状に複数配列した線状光源を用いることもできる。発光素子を用いて線状光源を構成する場合、線状光源の長軸の周囲に光を放射可能にすべく、長軸の周りに背中合わせに設けた少なくとも2つ以上の発光素子の組を、当該長軸に沿って並べて線状光源を構成することが好ましい。
2 ワーク(照射領域)
10 紫外線ランプ(線状光源)
10A 端部
12 光源ユニット
14 補助反射板(補助反射面)
14A 基端
14B 先端
16 主反射板(主反射面)
18 側面反射板(側面反射面)
20 通気スリット
22 上方主反射面
24 側方主反射面
26 下縁部主反射面
30 端板
32 側板
40 第1反射板(第1反射面)
42 第2反射板(第2反射面)
L 管長(光源長)
M 管軸(線状光源の長軸)
O 中心(線状光源の中心)
Claims (2)
- 線状光源と、前記線状光源の上側を覆う主反射面と、前記線状光源の端部に対面配置された一対の側面反射面と、前記線状光源と照射領域の間に設けられた四角筒状の補助反射面とを有した照射装置において、
前記補助反射面と前記線状光源の間であり前記線状光源の両端の側のそれぞれに、上端よりも下端が前記線状光源の中心に向けて入り込み、前記線状光源の光を前記主反射面、及び前記側面反射面に反射する第1反射面を設け、
前記線状光源の両端の側の前記補助反射面の基端を、前記第1反射面の下端の位置に配置可能にし、
前記主反射面に、前記線状光源に沿って、前記第1反射面の反射光を通す位置まで少なくとも延びる通気スリットを設け、
前記通気スリットを通った前記第1反射面の反射光を、前記通気スリットを通って前記照射領域に向かうように反射する第2反射面を備える
ことを特徴とする照射装置。 - 前記線状光源よりも長い前記照射領域を、前記線状光源の直接光と、前記主反射面、一対の前記側面反射面、及び前記補助反射面の反射光とで所定の均斉度で照射することを特徴とする請求項1に記載の照射装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013071475A JP6171483B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 照射装置 |
KR1020140034661A KR20140118834A (ko) | 2013-03-28 | 2014-03-25 | 조사 장치 |
CN201410116828.3A CN104075253A (zh) | 2013-03-28 | 2014-03-26 | 照射装置 |
TW103111693A TW201447171A (zh) | 2013-03-28 | 2014-03-28 | 照射裝置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013071475A JP6171483B2 (ja) | 2013-03-29 | 2013-03-29 | 照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014194913A JP2014194913A (ja) | 2014-10-09 |
JP6171483B2 true JP6171483B2 (ja) | 2017-08-02 |
Family
ID=51840007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013071475A Expired - Fee Related JP6171483B2 (ja) | 2013-03-28 | 2013-03-29 | 照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6171483B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10076005B2 (en) * | 2014-10-20 | 2018-09-11 | Phoseon Technology, Inc. | Lighting device with faceted reflector |
JP6765612B2 (ja) * | 2015-03-02 | 2020-10-07 | 株式会社飯田照明 | 紫外線照射装置 |
JP6460850B2 (ja) * | 2015-03-11 | 2019-01-30 | マークテック株式会社 | 紫外線探傷灯ユニット、および紫外線探傷装置 |
JP7611694B2 (ja) | 2020-12-24 | 2025-01-10 | マークテック株式会社 | 紫外線照射装置、紫外線照射システム |
JP2024143104A (ja) * | 2023-03-30 | 2024-10-11 | ウシオ電機株式会社 | 紫外線照射装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6356512U (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-15 | ||
JPH0547201A (ja) * | 1991-08-20 | 1993-02-26 | Fujitsu General Ltd | 投写照明装置 |
JP4170451B2 (ja) * | 1998-07-15 | 2008-10-22 | 岩崎電気株式会社 | 線状照明装置 |
JP2009022853A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Harison Toshiba Lighting Corp | 照射装置 |
US7964858B2 (en) * | 2008-10-21 | 2011-06-21 | Applied Materials, Inc. | Ultraviolet reflector with coolant gas holes and method |
JP5493428B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2014-05-14 | 岩崎電気株式会社 | 耐候性試験装置 |
-
2013
- 2013-03-29 JP JP2013071475A patent/JP6171483B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014194913A (ja) | 2014-10-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6171483B2 (ja) | 照射装置 | |
JP2007247068A5 (ja) | ||
JP5507190B2 (ja) | 照明用レンズおよび照明装置 | |
JP5042173B2 (ja) | 均一な光分布を有する省エネ型ランプシェード | |
JP6765238B2 (ja) | 光学装置及び照明装置 | |
JP2017016955A (ja) | Led照明器具 | |
JP4973479B2 (ja) | 擬似太陽光照射装置 | |
JP2009022853A (ja) | 照射装置 | |
KR101728532B1 (ko) | Led 광원을 이용한 스캔 방식의 노광장치 | |
JP6244715B2 (ja) | 車両用灯具 | |
JP2014236416A (ja) | 線状光源装置および画像読取装置 | |
JP2009252749A (ja) | リフレクタ、ランプユニットおよびランプパネル | |
JP6186799B2 (ja) | 照射器 | |
JP2014099306A (ja) | Led照明装置 | |
CN104075253A (zh) | 照射装置 | |
JP5459654B2 (ja) | ホリゾントライト | |
JP5831575B2 (ja) | 偏光光照射装置 | |
JP2015122207A (ja) | 照射器 | |
JP2007222790A (ja) | 光収束照射装置および紫外線照射装置 | |
CN205350974U (zh) | Led格栅灯 | |
JP6171414B2 (ja) | 光源ユニット、及び照明器具 | |
JP6269159B2 (ja) | 照射器 | |
JP6895219B2 (ja) | 投光器 | |
JP6263768B2 (ja) | 発光素子ユニット、及び照明器具 | |
JP5605403B2 (ja) | 擬似太陽光照射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160923 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20161004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161124 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170619 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6171483 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |