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JP6170535B2 - 自動車用ドア構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車用ドア構造に関する。
従来の自動車用ドア構造として、車体とドアとの隙間を隠すウエザストリップがブラケットを介してドアに装着されているものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。
このようなものでは、ウエザストリップを固定するため、ドアにブラケットが形成されている。
特開2006−116997号公報
しかしながら、このような従来の自動車用ドア構造では、ドアにブラケットを形成すると、ブラケットの寸法分、車幅方向の大きさが大きくなり、車体全体が大型化してしまう。
また、ブラケット分の重量が増大して、軽量化を図りにくいといった問題もあった。さらにウエザストリップのドアへの取付けをクリップにより行うことにより、軽量化を図ることが考えられるが、クリップの頭部から尾部までの長さ寸法の確保を考慮すると、やはり小型化が図りにくいといった問題があった。
本発明は、ブラケットを車体のパネルに設ける場合に比して、車幅方向への突出寸法を減少させることができる自動車用ドア構造を提供することを課題とする。
本発明に係る自動車用ドア構造は、車体に設けられたドアは、爪部が設けられた第1ウエザストリップと、爪部が係止する孔部が設けられたパネルと、爪部よりも車外側に位置して、パネルに締結点を有して締結される第2ウエザストリップと、第1ウエザストリップに設けられて、前記ドアと前記車体との隙間を覆う長尺状の第1リップと、第2ウエザストリップに設けられて、ドアと車体との隙間を覆う長尺状の第2リップとを備えることを特徴としている。
このような構成によれば、爪部がパネルの孔部に係止することによって、第1ウエザストリップがパネルに装着される。第2ウエザストリップは、パネルの締結点に締結されている。爪部による係止に比して強固にパネルに装着された第2ウエザストリップの第2リップは、第1ウエザストリップの第1リップとともに、車体とドアとの隙間を隠す。
また、長手方向において連続するように第1リップと第2リップとが設けられている。
このように、別々の第1ウエザストリップおよび、第2ウエザストリップに設けられた2つの第1リップおよび、第2リップを長手方向で連続して設けることにより、第1リップおよび、第2リップが別々の部材であることが認識されにくくなる。このため、一体感を持たせることが可能となり、外観品質を向上させることができる。
さらに、車両前後方向で前側ドアの窓開口部前端縁の位置では、第2リップの前端が第1リップの前端よりも前方に位置している。
このため、第2リップが設けられた第2ウエザストリップを、より強固に固定すれば、第2リップを車体と前側ドアとの間の隙間の目隠しとして配置することが可能となり、隙間が露出するおそれを確実に低減することができる。
また、外観で直接、目視されにくい第1リップを第2リップよりも短く設定することにより、第1リップ自体を小型化して軽量化可能となるとともに、製造コストを低減することができる。
そして、パネルは、第2ウエザストリップに車両前後方向で当接するストッパを形成している。
このため、ストッパに第2ウエザストリップが当接した状態では、第1リップの前端よりも第2リップの前端の方が車両前方に位置するように構成可能となる。したがって、第2ウエザストリップを装着する際の位置決めが容易に行え、さらに重量を増加させることなく、製造コストの増大を抑制できる。
本発明によれば、ブラケットを車体のパネルに設ける場合に比して、車幅方向への突出寸法を減少させることができる自動車用ドア構造を提供することができる。
実施形態の車両の車体を側方から見た側面図である。 実施形態に係る自動車用ドア構造を示し、図1中A部を拡大した側面図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、第1ウエザストリップの側面図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、図3中B部を拡大した側面図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、インサート成型される連結部材の斜視図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、連結部材の側面図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、ドアパネルに第1ウエザストリップおよび第2ウエザストリップを装着する様子を説明する分解斜視図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、ドアパネルに第1ウエザストリップが装着された様子を説明する要部の拡大斜視図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、図8中D−D線に沿った位置での断面図である。 実施形態の自動車用ドア構造で、図8中E−E線に沿った位置での断面図である。
本発明の実施形態について、図1乃至図10を参照して詳細に説明する。説明において、同一の要素には同一の番号を付し、重複する説明は省略する。また、方向を説明する場合は、車両の運転者からみた前後左右上下に基づいて説明する。なお、車幅方向と左右方向は同義である。
図1に示すように、この実施形態の車両100の車体1には、ドア開口部2,3が形成されている。このドア開口部2,3には、前,後側ドア10,11が図示しないヒンジを介して、それぞれ装着されている。
図2は、図1中A部を拡大した側面図である。この実施形態の前側ドア10は、窓開口部4の前端縁に爪部9を位置させる第1ウエザストリップ5と、爪部9が係止する被係止孔15が設けられたパネルとしてのドアパネル12と、爪部9よりも車外側に位置して、ドアパネル12に締結点を有して締結される第2ウエザストリップ7と、第1ウエザストリップ5に設けられて、前側ドア10と車体1との隙間を覆う長尺状の第1リップ6と、第2ウエザストリップ7に設けられて、前側ドア10と車体1との隙間を覆う長尺状の第2リップ8とを備えている。
そして、ドアパネル12の前縁部では、車両上下方向に長尺方向を沿わせて、第1リップ6と第2リップ8とが長手方向に連続するように装着される。
図3は、実施形態の自動車用ドア構造で、第1ウエザストリップ5の側面図である。
第1ウエザストリップ5は、前側ドア10の外周に沿ってほぼ環状に形成されている。また、第1ウエザストリップ5は、ゴム製にて構成されている。そして、第1ウエザストリップ5は、前側ドア10を閉塞すると、車体1側のドア開口部2の周縁に当接することにより、水密状態となるように構成されている。
図4は、実施形態の自動車用ドア構造で、図3中B部を拡大した側面図である。この第1ウエザストリップ5のうち、窓開口部4の前端縁に配置される上縁コーナ部5k部分には、連結部材20がインサート成型により、埋設されている。
図5は、実施形態の自動車用ドア構造で、第1ウエザストリップ5にインサート成型される連結部材20の斜視図である。
この実施形態の連結部材20は、平板状の縦装着面20aと、この縦装着面20aに略直交して立設されるとともに、ドアパネル12の前縁部近傍に位置する上縁コーナ部5kの屈曲形状に合わせて湾曲形成されたコーナフランジ部20bと、ドアパネル12の前縁部と一致するように延在する前端フランジ部20cとを有している。
そして、縦装着面20aの車外側側面には、このドアパネル12の被係止孔15に係止される爪部9と、ドアパネル12に係合されるクリップ部19とがそれぞれ一体に突設形成されている。
このうち、爪部9は、基部として突設された水平面から略直角に下方に向けて先端を屈曲させた側面視略L字状を呈している。
また、クリップ部19は柱状の基部から左右一対、弾性変形可能な係止片が一体に設けられた側面視傘状を呈している。
これらの爪部9およびクリップ部19は、第1ウエザストリップ5に連結部材20が埋設された状態にて、図4に示すようにドアパネル12側に露出して突設される。
また、爪部9と、クリップ部19との間には、ドアパネル12と第2ウエザストリップ7とを接続するボルト用に開口されたボルト挿通孔29が形成されている。このボルト挿通孔29は、後述するボルト部材22の頭部が挿抜自在となるように、内径寸法がボルト部材22の頭部の外径寸法よりも大きく設定されている。
このボルト挿通孔29は、図4に示すボルト凹部5aの位置に対応して形成されている。ボルト凹部5aは、後述する組付けられた状態で第2ウエザストリップ7の装着に用いるボルト部材22の頭部を回避する空間として機能するように凹設形成されている。
図6は、実施形態の自動車用ドア構造で、連結部材20の側面図である。
この実施形態の連結部材20には、複数の肉抜き孔21…が開口形成されていて、軽量化が図られている。また、この実施形態の連結部材20は、インサート成型が行われる際に、第1ウエザストリップ5を構成するゴム材料が各肉抜き孔21の内部に充填されて、表裏面のゴム材料同士が接続される。これにより、第1ウエザストリップ5内における連結部材20の結合は、さらに強固なものとなっている。
図7は、実施形態の自動車用ドア構造で、ドアパネル12に第1ウエザストリップ5および第2ウエザストリップ7を装着する様子を説明する分解斜視図である。
この実施形態の第2ウエザストリップ7は、ゴム製で構成されている。また、第2ウエザストリップ7は、側面視略台形状のガラスパネル部材7dの周囲を嵌め込むように設けられている。さらに、第2ウエザストリップ7の下縁には、凹状(段差形状)の段部7aが設けられている。
そして、第2ウエザストリップ7は、窓開口部4の前端縁に位置するゴム製の第2リップ8と一体に形成されている。
また、第2ウエザストリップ7には、取付台部7eが一体に設けられている。取付台部7eは、ガラスパネル部材7dの車室内側で窓開口部4の前端縁近傍に位置するように形成されている。
そして、この取付台部7eには、ガラスパネル部材7dをドアパネル12に装着する際に前記ボルト部材22と螺合される雌ネジ部材23が埋設されている(図9参照)。
一方、ドアパネル12は、前側ドア10(図1参照)のアウタパネルおよびインナパネル(図示せず)と、窓開口を囲むサッシュ部12bとを有して主に構成されている。
このうち、サッシュ部12bは、ドアパネル12の上部の一部に位置して窓開口部4の外枠を形成している。このサッシュ部12bは、車体1のドア開口部2の内側周縁形状に沿って形成されている。そして、サッシュ部12bの車室内側面には、第1ウエザストリップ5が貼着されている。
図8は、実施形態の自動車用ドア構造で、パネルとしてのドアパネル12に第1ウエザストリップ5が装着された様子を説明する要部の拡大斜視図である。
この第1ウエザストリップ5の前縁には、第1リップ6が一体となるように設けられている。この第1リップ6は、サッシュ部12bから車両前方に向けて一定寸法突設されることにより、車体1とサッシュ部12bとの間を覆うように構成されている。
この第1リップ6には、他の部分より一段車両後方へ凹設された前端6aが上,下側のサッシュ部12b,12cの両先端間に位置するように形成されている。そして、第1リップ6の突端位置は、後述する第2リップ8の前端6aと車両前後方向で揃うように構成されている。
この実施形態では、ドアパネル12に第2ウエザストリップ7を装着する際、まず、第2ウエザストリップ7が図7中矢印Jに示すように車幅方向外側から、内側へ向けてあてがわれた状態で、車両前方へ向けて、二点鎖線で示す窓開口部4の前縁部の装着位置までスライド移動される。
この際、図2に示すようにドアパネル12に一体に形成されたストッパ25に第2ウエザストリップ7の段部7aが当接して、第2リップ8の車両前後方向の位置を所望の位置に停止させることができる。
そして、車幅方向で車室内側からドアパネル12に形成されたボルト締結孔12aを介して、ボルト部材22が挿通される。ボルト部材22は、図9に示す雌ネジ部材23に螺合されて、第2ウエザストリップ7がドアパネル12に締結固定される。
次に、ドアパネル12の窓開口部4の前縁部に第1ウエザストリップ5を装着する。
まず、ドアパネル12に開口形成されている被係止孔15に第1ウエザストリップ5の爪部9を係止する。次に、ドアパネル12に開口形成されているクリップ孔16に、第1ウエザストリップ5のクリップ部19を係合する。
これにより、第1ウエザストリップ5の連結部材20が埋設されている前縁部は、ドアパネル12の窓開口部4の前縁部に固定される。したがって、ドアパネル12の両側に、第1ウエザストリップ5および第2ウエザストリップ7が一体に装着される。
この際、第1ウエザストリップ5の第1リップ6の一段下がった前端6a位置に、第2ウエザストリップ7の第2リップ8を配置することにより、第1リップ6の長手方向と、第2リップ8の長手方向とが窓開口部4の前縁部で車両上下方向に一直線状に並んで配置されて、長手方向において連続する。
このため、第1ウエザストリップ5だけでは、車体1とドアパネル12との隙間をカバーしきれずに、露出してしまう可能性のある窓開口部4の前縁部であっても、第2リップ8に隙間を覆われて外部から隙間が見えないようにすることができる。
図9は、実施形態の自動車用ドア構造で、図8中D−D線に沿った位置での断面図である。この実施形態では、第1ウエザストリップ5に一体に設けられた爪部9がドアパネル12の被係止孔15に係止するとともに、クリップ部19がドアパネル12に開口形成されているクリップ孔16に係合されている。
このため、爪部9とクリップ部19だけでは、寸法誤差や振動により、車体1との間に隙間が生じるおそれがあるが、第2ウエザストリップ7は、クリップあるいは係止爪よりも比較的強固に締結可能なボルト部材22によって締結される。
さらに、この実施形態では、図2に示すように、予め第2ウエザストリップ7の車両上下方向で、クリップ部19と爪部9を結ぶ一直線上でかつ、挟まれた位置にボルト挿通孔29が形成されている。このため、ボルト挿通孔29内でボルト部材22が中央位置となるように第1ウエザストリップ5を装着することにより、所望の直線状に並んだ位置に第1リップ6,第2リップ8を配置しやすい。
また、この実施形態では、図7に示すように、ボルト部材22の締結方向と、第1ウエザストリップ5のクリップ部19および爪部9の係合方向,係止方向が、車幅方向内側から外側に向けて一方方向に揃っている。このため、ドアパネルを組立てる際の取付作業性が良好である。
図10は、実施形態の自動車用ドア構造で、図8中E−E線に沿った位置での断面図である。
ドアパネル12のストッパ25に、第2ウエザストリップ7の段部7aを当接させた状態(図2参照)では、図10に示すように、車両前後方向FRにて第1リップ6の前端6aよりも第2リップ8の前端8aの方が一定寸法f1だけ、車両前後方向FRにて前方に位置するように設定されている。
(作用効果の総括)
次に、実施形態の自動車用ドアの作用効果について説明する。
このように構成された実施形態の自動車用ドアでは、爪部9がドアパネル12の被係止孔15に係止されるとともに、クリップ孔16にクリップ部19を係合させて、第1ウエザストリップ5がドアパネル12に装着される。
クリップ部19および爪部9は、車幅方向に必要とされる寸法を、ボルト、ナットによる締結構造と比較して小さく設定できる。
このため、車幅方向への車体1からの突出寸法を減少させることができる。したがって、車体1全体の大型化を抑制して軽量化を図ることができる。
また、爪部9が係止している第1ウエザストリップ5の第1リップ6によって、車体1と前側ドア10との隙間が覆われる。これに加えて、図10に示すように、爪部9よりも車外側に位置する第2ウエザストリップ7の第2リップの前端8aが第1リップ6の前端6aよりも一定寸法f1だけ、車両前後方向FRにて前方に位置して、第1リップ6では覆えない隙間を覆うことができる。
この際、第2ウエザストリップ7は、爪部9による係止に比して、ボルト部材22により強固にドアパネル12に装着されているため、第1リップ6では覆えない車体1とドアパネル12との隙間が確実に隠される。
すなわち、第1ウエザストリップ5が爪部9によって被係止孔15に対して係止されていることから、不安定な状態となるおそれがあっても、第1リップ6と車体1との隙間が露出してしまう状況とならないようにすることができ、外観品質を向上させることができる。
さらに図9に示すように、ボルト部材22の頭部が、連結部材20に開口形成されたボルト挿通孔29およびボルト凹部5a内に位置して、第1ウエザストリップ5に干渉することがない。
また、第2ウエザストリップ7に凹設されたクリップ凹部7bおよび、爪凹部7c内に、第1ウエザストリップ5のクリップ部19および、爪部9が位置して、第2ウエザストリップ7と干渉しない。
しかも、クリップ部19、ボルト部材22の先端および、爪部9は、第2ウエザストリップ7によって覆われて、第2ウエザストリップ7の側面から突出することがないため、車外方向から見えず、さらに外観品質を良好なものとすることができる。
また、図2および図8に示すように、長手方向において連続するように第1リップ6と第2リップ8とが設けられている。
すなわち、別々の第1ウエザストリップ5および、第2ウエザストリップ7に設けられた2つの第1リップ6および、第2リップ8を長手方向で連続して設けることにより、第1リップ6および、第2リップ8が別々の部材であることが認識されにくくなる。このため、一体感を持たせることが可能となり、外観品質を向上させることができる。
さらに、車両前後方向FRで前側ドア10の窓開口部4前端縁の位置では、図10に示すように、第2リップ8の前端8aが第1リップ6の前端6aよりも前方に位置している。
このため、第2リップ8が設けられた第2ウエザストリップ7を、より強固に固定すれば、第2リップ8を車体1と前側ドア10との間の隙間の目隠しとして配置することが可能となり、隙間が露出するおそれを確実に低減することができる。
また、外観で直接、目視されにくい第1リップ6を第2リップ8よりも短く設定することにより、第1リップ6自体を小型化して軽量化可能となるとともに、製造コストを低減することができる。
そして、ドアパネル12に車両前後方向で第2ウエザストリップ7と前後方向にて当接するストッパ25を形成して、ストッパ25に第2ウエザストリップ7が当接した状態では、第1リップ6の前端6aよりも一定寸法f1だけ、第2リップ8の前端8aの方が車両前方に位置している。
このため、段部7aがストッパ25に当接したことにより、第2リップ8の前端8aの位置が適正であることを確認できるため、第2ウエザストリップ7を装着する際の位置決めが容易に行え、組付性が良好である。
以上、本実施形態に係る自動車用ドア構造について、図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、車両前後方向FRで前側ドア10の窓開口部4前端縁の位置を例示して説明してきたが、特にこれに限らず、例えば、後側ドア11の後端縁の位置であってもよく、ドアパネル12に第1ウエザストリップ5および第2ウエザストリップ7が装着されるものであれば、形状、数量およびウエザストリップの材質が特に限定されるものではない。
1 車体
2 ドア開口部
4 窓開口部
5 第1ウエザストリップ
5a ボルト凹部
6 第1リップ
6a 前端
7 第2ウエザストリップ
7a 段部
7b クリップ凹部
7c 爪凹部
7d ガラスパネル部材
7e 取付台部
8 第2リップ
8a 前端
9 爪部
10 前側ドア
11 後側ドア
12 ドアパネル(パネル)
12a ボルト締結孔
12b,12c サッシュ部
15 被係止孔
16 クリップ孔
19 クリップ部
20 連結部材
21 孔
22 ボルト部材
23 雌ネジ部材
25 ストッパ
29 ボルト挿通孔
100 車両

Claims (4)

  1. 車体に設けられたドアは、
    爪部が設けられた第1ウエザストリップと、
    前記爪部が係止する孔部が設けられたパネルと、
    前記爪部よりも車外側に位置して、前記パネルに締結点を有して締結される第2ウエザストリップと、
    前記第1ウエザストリップに設けられて、前記ドアと前記車体との隙間を覆う長尺状の第1リップと、
    前記第2ウエザストリップに設けられて、前記ドアと前記車体との隙間を覆う長尺状の第2リップとを備える自動車用ドア構造。
  2. 前記第1リップと前記第2リップとは、長手方向において連続するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の自動車用ドア構造。
  3. 車両前後方向で前記ドアの前側に位置する前記第2リップの前端を前記第1リップの前端よりも前方に位置させることを特徴とする請求項1または2記載の自動車用ドア構造。
  4. 前記パネルは、前記第2ウエザストリップに車両前後方向で当接するストッパを形成して、
    前記ストッパに前記第2ウエザストリップが当接した状態では、前記第1リップの前端よりも前記第2リップの前端の方が突出していることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか一項に記載の自動車用ドア構造。
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