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JP6170320B2 - 固定スクロール体及びスクロール式流体機械 - Google Patents

固定スクロール体及びスクロール式流体機械 Download PDF

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Description

本発明は、圧縮機、真空ポンプ、膨張機等に適用され、低コスト化を可能にした固定スクロール体及び該固定スクロール体を備えたスクロール式流体機械に関する。
スクロール式流体機械において、固定スクロール体は、旋回スクロール体のラップ部と噛合し、作動媒体が導入され、圧縮室や膨張室等の密閉室を形成するスクロール部と、冷却フィンが形成される放熱部と、ケーシングに結合固定される結合部と、作動媒体を吸入する吸込み部から構成されている。スクロール部では高いシール性が要求されるため、シール性を確保し、かつラップ部の先端に装着される固体潤滑剤からなるチップシールの摩耗を抑えるための鋳造時の巣の低減、及び圧縮工程時や加工時の変形を抑えるための強度が要求される。
また、狭いピッチで冷却フィンを形成可能にするための良好な鋳造性(成形性)、及び効率的な冷却を可能にするための放熱性(熱伝導性)が要求される。さらに、加工精度を維持しつつ加工時間を短縮するための良好な加工性、及び加工精度を維持しつつ、表面硬度を確保し、摩耗や腐食を防止するための表面処理性が要求される。このような高い要求性能を満足させるため、硬質アルマイト処理などの特殊な表面処理を行った特殊なAl合金を使用している。そのため、高コストとなっている。
特許文献1には、Al合金で構成された両スクロール体のラップ部の摺動面に発生する焼付きや摩耗を回避するため、一方のラップ部の摺動面に硬質アルマイト処理を施すと共に、他方のラップ部の摺動面に硬質で潤滑性に富んだめっき処理を施すことが開示されている。
また、特許文献2には、軽量化及び被切削性を確保しつつ、圧縮室内外の圧力差による端板の圧力変形を緩和し、気密性を確保するため、固定スクロール体又は旋回スクロール体の端板に、Al材より高剛性の鉄系サンドイッチ部材を端板のAl材間に挟むようにした構成が開示されている。
特開平02−125988号公報 特開平06−10858号公報
特許文献1に開示された手段は、ラップ部に特殊な表面処理を施すため、高コストにならざるを得ない。また、特許文献2に開示された手段は、端板に鉄系サンドイッチ部材を挟み込む加工を行う必要があるため、加工工程が複雑化し、高コストになるという問題がある。
一方、固定スクロール体と旋回スクロール体とで密閉室を形成するため、両スクロール体相互の位置決めを精度良く行う必要がある。一方、固定スクロール体はケーシングに固定され、旋回スクロール体は、ピンクランク機構などの自転防止機構を介して固定スクロール体に結合される。そのため、両スクロール体相互の位置決めを精度良く行うのに多くの時間を要している。また、両スクロール体のラップ部間で位置決めを行う場合、両スクロール体のラップ部は外側から目視できないため、この位置決めを精度良く行うのに多くの時間を要している。
本発明は、かかる課題に鑑み、固定スクロール体を低コスト化すると共に、スクロール式流体機械の組立て時に、固定スクロール体及び旋回スクロール体相互間の容易かつ精度良い位置決めを可能にすることを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の固定スクロール体は、スクロール式流体機械の一部を構成し、旋回スクロール体と噛合して作動媒体を封入する複数の密閉室を形成する固定スクロール体であって、旋回スクロール体と対面する面に渦巻き形状のラップ部が形成され、他方の面に冷却フィンが形成された端板と、前記スクロール式流体機械のケーシングに対して固定され、中心に端板が挿入される空間を有し、端板を囲繞するように配置され、前記空間に挿入された端板の外周端を遊嵌して支持する支持体とで構成されており、前記支持体は、前記端板より高剛性の部材によって構成されている。このように、端板と支持体とは、別個に製造されるので、ケーシングへの組立て時に、着脱可能に結合することができる。
固定スクロール体の外周部位を構成する支持体は、内周部位を構成する端板と比べて、強度以外の性能面で端板ほど高い性能を要求されない。本発明のように、支持体と端板とを別個に製造することで、支持体を低コストな材料で製造でき、これによって、固定スクロール体の製造を低コスト化できる。
また、固定スクロール体及び旋回スクロール体をケーシングに取り付ける場合、まず、支持体をケーシングに取り付ける。次に、旋回スクロール体を支持体に取り付けた後、固定スクロール体の端板を取り付けることができる。この手順で組立て作業を行うことで、旋回スクロール体のラップ部を目視しながら組立て作業を行うことができる。そのため、両スクロール体相互間の組付け作業が容易になると共に、両スクロール体のラップ部の位置決めを精度良く行うことができる。
密閉室のシール性を確保するために、ラップ部先端と該ラップ部と対面する端板との間に隙間ができないようにすることが重要である。本発明によれば、まず、支持体に旋回スクロール体を組み付けることで、旋回スクロール体のラップ部の先端位置と、固定スクロール体の端板との相対位置を直接計測できる。これによって、ラップ部先端と端板間の精度良い位置決めを容易に行うことができる。
本発明の一態様として、端板は円板形状に形成され、端板と支持体とは、互いに同心状に配置することができる。これによって、端板へのラップ部の形成が容易になると共に、端板と支持体間の結合及び支持体と旋回スクロール体との結合が容易になる。
本発明の一態様として、支持体は、周方向複数箇所に前記空間より径方向外側に突設するように旋回スクロール体の自転を防止する機構を収納するケーシングが一体に形成することができる。これによって、自転防止機構の取り付けが容易になると共に、自転防止機構を介した支持体への旋回スクロール体の取り付けも容易になる。
本発明の一態様として、端板を支持する支持体の支持部は、端板又は支持体の少なくともどちらか一方に径方向外側に向けて突設されたフランジを含めて端板の外周端との間でインロー構造を形成し、端板と支持体とはフランジを介して結合具(例えばボルトなど)により結合され、前記フランジは前記支持体の前記ケーシングとは異なる周方向位置に配置される。
これによって、端板と支持体との着脱を容易に行うことができると共に、固定スクロール体の軸方向の寸法を増すことなく、固定スクロール体をコンパクト化できる。
本発明の別な一態様として、端板をAl合金で構成することができる。これによって、端板は前述の要求性能を十分満足できると共に、支持体にはAl合金より高剛性の材料からなる部材を用いることで、外側部位に要求される強度を満足させることができる。
例えば、支持体をFC材(ねずみ鋳鉄)で構成することができる。これによって、外側部位を低コストで製造できる。
また、本発明のスクロール式流体機械は、前記構成の固定スクロール体を備えたスクロール式流体機械である。例えば、スクロール式圧縮機やスクロール式真空ポンプ等の場合、固定スクロール体及び旋回スクロール体で構成される複数の密閉室で作動媒体を圧縮し、スクロール式膨張機の場合、前記複数の密閉室で作動媒体を膨張させる。
本発明のスクロール式流体機械によれば、前記構成の固定スクロール体を備えたことで、固定スクロール体を低コスト化すると共に、スクロール式流体機械の組立て時に、固定スクロール体及び旋回スクロール体相互間の容易かつ精度良い位置決めが可能になる。
本発明のスクロール式流体機械の一態様として、固定スクロール体と旋回スクロール体との間に設けられ、旋回スクロール体の自転を防止する自転防止機構を備えるようにすることができる。そして、この自転防止機構は、支持体に形成されたケーシング及び前記支持体に対面する前記旋回スクロール体の端板に形成されたケーシングの内部に収納されると共に、互いに軸線が偏心した一対の軸が一体に形成されたクランク部材を有し、前記一対の軸を、夫々固定スクロール体及び旋回スクロール体のケーシングに軸受を介して回転自在に支持させることができる。
これによって、自転防止機構を支持体及び旋回スクロール体に形成したケーシングに収納できるので、自転防止機構をコンパクト化できると共に、旋回スクロール体を自転防止機構を介して支持体に結合する工程で、固定スクロール体及び旋回スクロール体間の位置決めが容易になる。
本発明によれば、固定スクロール体を端板と支持体とに分割形成したので、固定スクロール体を低コスト化できると共に、固定スクロール体及び旋回スクロール体間の位置決めを容易かつ精度良く行うことができる。
本発明の一実施形態に係るスクロール式圧縮機の全体斜視図である。 前記スクロール式圧縮機の縦断面図である。 前記スクロール式圧縮機を構成する固定スクロール体の斜視図である。 前記固定スクロール体を分解して示す斜視図である。 前記スクロール式圧縮機のスクロール体の斜視図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではない。
本発明をスクロール式圧縮機に適用した一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1は、本実施形態に係るスクロール式圧縮機10の全体斜視図である。図1において、スクロール式圧縮機10のケーシングは、駆動軸側を覆う円筒形状のケーシング12aと、旋回スクロール体及び固定スクロール体を覆い、楕円形に似た筒状のケーシング12bとで構成されている。ケーシング12aの軸方向一端面には、駆動軸18を挿入すると共に、駆動軸18を回転駆動するための電動モータ(図示省略)を取り付けるための円形の開口部14が形成されている。
ケーシング12bの軸方向一端面中央には、冷却風を取り入れる入口開口部を形成する中空円筒形の入口ダクト16がケーシング12bの中央に一体に設けられている。ケーシング12aの外周面には、冷却風を排出する出口開口部を形成する四角形断面の出口ダクト20がケーシング12aと一体に設けられている。また、ケーシング12bの外周面には、周方向に分散配置され、冷却風を取り入れる入口開口部を形成する四角形断面の5個の入口ダクト(22a、22b及び22cのみ図示)が設けられている。
図2において、駆動軸18の先端面には、駆動軸18の軸線に平行でかつ偏心した位置に軸線を有する偏心軸24が一体形成されている。従って、駆動軸18が回転すると、偏心軸24は旋回(公転)する。
旋回スクロール体26は、円形の端板26aと、端板26aと一体に形成された渦巻き形状のラップ部26bとで構成されている。旋回スクロール体26の背面27の中心部に円筒形の軸受28が嵌合され、偏心軸24は軸受28にころ軸受30を介して回転自在に支持されている。これによって、旋回スクロール体26も偏心軸24と共に旋回運動を行う。
次に、図3及び図4により、固定スクロール体32の構成を説明する。固定スクロール体32は、夫々別体に製造された端板32A及び支持体32Bで構成されている。
端板32Aは、円形板状の内側端板32Aaと、内側端板32Aaの一方の面に一体に形成された渦巻き形状のラップ部32Abとで構成されている。図4に示すように、内側端板32Aaの背面33には、第1の冷却フィン群52が形成されている。第1の冷却フィン群52は、内側端板32Aaの中心に設けられた吐出口36(図2参照)の周囲から外周端に向けて、放射方向へ延出した多数の直線形状の冷却フィン52aで構成されている。
内側端板32Aaの周方向に分散して6箇所に、内側端板32Aaの背面33から半径方向外側へ向けて直方体形状のフランジ34が突設されている。フランジ34にはボルト孔34aが設けられている。端板32Aは、例えば、AC4A又はAC4C等のAl合金で構成されている。こうして、内側端板32Aaの外周端面と該外周端面から突出したフランジ34の一面とで、支持体32Bが嵌合されるインロー構造が形成される。
支持体32Bは、中央部に内側端板32Aaの外周端と遊嵌する円形孔32Baを有した円形板状をなしている。端板32Aと支持体32Bとは同心状に配置されている。支持体32BはFC材で構成されている。支持体32Bには、周方向等間隔で3箇所に、後述するピンクランク機構40を収納するケーシング39が一体に設けられている。ケーシング39は、旋回スクロール体26の外周端において、支持体32Bに設けられたケーシング39に対面する位置にも設けられている。また、ボルト孔34aに対応する支持体32Bの周方向位置に複数のメネジ孔35が設けられている。
支持体32Bはケーシング12bの内部でケーシング12bに固定される。端板32Aは、支持体32Bの円形孔32Baに挿入された状態で、ボルト37がボルト孔34aに挿入され、かつメネジ孔35に螺合することで、支持体32Bに取り付けられる。端板32Aの外周端面と支持体32Bの円形孔32Baとは、両者を構成する材質の違いにより発生する熱伸び差を吸収すると共に、ラップ部32Abと旋回スクロール体26のラップ部26bとの間の位置合わせに必要な微小隙間を有している。
図2において、固定スクロール体32は、旋回スクロール体26と複数の圧縮室cを形成する。旋回スクロール体26の旋回運動によって、空気が吸入口(図示省略)から吸入され、複数の圧縮室cで圧縮された後、固定スクロール体32の中心に形成された吐出口36から吐出される。吐出口36から吐出された圧縮空気は、吐出口36に接続された吐出管38から需要先に供給される。固定スクロール体32の背面33の中心部は入口ダクト16の開口部に対面するように配置されている。
旋回スクロール体26及び固定スクロール体32の外周端には、周方向3箇所に120°間隔で、自転防止機構としてのピンクランク機構40が設けられている。ピンクランク機構40は、固定スクロール体32及び旋回スクロール体26に設けられたケーシング39の内部に収納されている。ピンクランク機構40は、軸線が平行でかつ互いに偏心した位置にある一対のピン軸44a及び44bからなるクランク部材42を有している。一方のピン軸44aは、ころ軸受46を介して端板26aに一体形成されたケーシング39に回転自在に支持され、他方のピン軸44bは、ころ軸受48を介して支持体32Bに一体形成されたケーシング39に回転自在に支持されている。かかる構成のピンクランク機構40によって、旋回スクロール体26の自転が防止される。
駆動軸18には遠心ファン50が取り付けられている。遠心ファン50は、駆動軸18に取り付けられた円形の端板50aと、端板50aの周方向に取り付けられた複数の羽根50bとで構成されている。遠心ファン50は、駆動軸18と共に回転することで、駆動軸18に沿って流入してきた冷却風を半径方向外側へ送り出す。
端板26aの背面27に、第2の冷却フィン群54が形成されている。第2の冷却フィン群54は、軸受28を中心として、軸受28の周囲から外側へ放射方向へ延出した多数の直線状の冷却フィン54aで構成されている。
また、スクロール式圧縮機10には、主として固定スクロール体32を冷却するための第1の冷却風通路と、主として旋回スクロール体26を冷却するための第2の冷却風通路が形成されている。遠心ファン50が回転することで、これら冷却風通路に冷却風が導入される。旋回スクロール体26の背面27及び駆動軸18の先端部位に対して間隔を有してダクト56が設けられている。ダクト56は、背面27及び駆動軸18の先端部位を覆う形状を有している。ダクト56の内側空間は入口ダクト22a〜22eと連通した第2の冷却風通路を形成している。
また、ダクト56の外側に、ダクト56と間隔を有してダクト56を囲むようにダクト58が設けられている。固定スクロール体32及び旋回スクロール体26の外周端で、入口ダクト22a〜22eの間に、入口ダクト16と連通した第1の冷却風通路が形成されている。ダクト58の内側空間は、これら入口ダクト16と連通した冷却風通路を形成している。また、ダクト56とダクト58とは、駆動軸18に対して同心状に配置されている。
まず、第1の冷却風通路の構成を説明する。遠心ファン50が回転することで、入口ダクト16から冷却風a1が吸入される。冷却風a1は、固定スクロール体32の背面33の中心部に接し、該中心部から外周端へ向けて冷却フィン52aの間を流れ、固定スクロール体32を冷却する。固定スクロール体32の外周端に達した冷却風a1は、入口ダクト22a〜22eの間に形成された通路からダクト56とダクト58との間に形成された通路に流入し、ここで旋回スクロール体26及び駆動軸18を冷却する。その後、冷却風a1は、遠心ファン50に達し、遠心ファン50によって、遠心ファン50の半径方向外側へ送られ、出口ダクト20から排出される。
次に、第2の冷却風通路の構成を説明する。遠心ファン50が回転することで、入口ダクト22a〜22eから冷却風a2がケーシング12bの内部に吸入される。冷却風a2は、ダクト56の内側に形成された第2の冷却風通路を流れ、このとき冷却フィン54aの間を流れることで、旋回スクロール体26を冷却する。さらに、向きを変えて、駆動軸18の周囲を流れ、駆動軸18を冷却した後、遠心ファン50に達する。そして、遠心ファン50によって遠心ファン50の半径方向外側へ送られ、出口ダクト20から排出される。
図5は、端板32Aを取り付ける前で、固定スクロール体32の支持体32Bと旋回スクロール体26とを結合した状態を示す。
本実施形態において、固定スクロール体32及び旋回スクロール体26をケーシング12bに取り付ける場合、まず、固定スクロール体32の支持体32Bのみをケーシング12bに取り付けると共に、旋回スクロール体26をピンクランク機構40を介して支持体32Bに取り付ける。次に、旋回スクロール体26の端板26aを基準とした支持体32Bの高さtを計測することで、両スクロール体の端板とラップ部先端との隙間をなくすように組付け位置を調整する。そして、最後に端板32Aをボルト37を用いて支持体32Bに取り付ける。
本実施形態によれば、固定スクロール体32を端板32Aと支持体32Bとに分けて構成し、支持体32Bを高剛性を有し、低コストな材料であるFC材で製造したので、必要な強度を保持しつつ、固定スクロール体32の製造費を低コスト化できる。
また、固定スクロール体32及び旋回スクロール体26をケーシング12bに取り付ける場合、まず、支持体32Bのみを旋回スクロール体26と組付けることで、スクロール体の内部を目視しながら組み立てできるので、固定スクロール体32と旋回スクロール体26との間の精度良い位置決めを容易に行うことができる。
また、端板32Aは円板形状に形成され、端板32Aと支持体32Bとは、互いに同心状に配置されているので、端板32Aへのラップ部32Abの形成が容易になると共に、端板32Aと支持体32B間の結合及び支持体32Bと旋回スクロール体26との結合が容易になる。
また、支持体32B及び端板26aは、ケーシング39が一体に形成されているので、ピンクランク機構40が容易になると共に、ピンクランク機構40を介した支持体32Bへの旋回スクロール体26の取り付けも容易になる。
また、固定スクロール体32の端板32Aと支持体32Bとの嵌合部位をインロー構造としたことで、端板32Aと支持体32Bとの着脱が容易になり、かつ固定スクロール体32の軸方向寸法が分割構造としない場合と比べて増大せず、固定スクロール体32の構造をコンパクトに抑えることができる。
また、自転防止機構をピンクランク機構40としたので、自転防止機構を支持体32Bに一体形成したケーシング39に収納でき、これによって、固定スクロール体32と旋回スクロール体26との位置決めが容易になる。
また、第1の冷却風通路においては、入口ダクト16から流入したばかりの低温の冷却風a1によって、特に高温となる固定スクロール体32の中心部を冷却できるため、冷却効果を向上できる。また、第1の冷却風通路を流れる冷却風a1は、冷却フィン52aの間を流れることで、固定スクロール体32の冷却効果を向上できる。
第2の冷却風通路においては、入口ダクト22a〜22eから吸入された冷却風a2は、冷却フィン54aの間を流れることで、旋回スクロール体26の冷却効果を向上できる。また、ダクト56及び58を流れる冷却風a1及びa2は、中心部に集まるように指向されるので、中心部における冷却風の流量を増加でき、中心部の冷却効果を向上できる。
また、冷却風通路を第1の冷却風通路と第2の冷却風通路とに分け、かつ冷却フィン52a及び冷却フィン54aを冷却風の流れ方向に向けて配置したので、冷却風の圧力損失を低減できる。そのため、スクロール式圧縮機10の消費電力を削減できる。
また、入口ダクト22a〜22eをケーシング12bの周方向に分散配置し、第1の冷却風通路を入口ダクト22a〜22eの間に分散配置したので、ケーシング12bの大型化を回避できる。さらに、ダクト56及び58は駆動軸18に対して同心状に配置されているので、ケーシング12aをコンパクト化でき、これによって、ケーシング12aを小型化できる。
また、自転防止機構としてピンクランク機構40を設けたことで、自転防止機構を簡素化かつ低コスト化でき、これによって、ケーシングの大型化を防止できる。
また、冷却ファンとして、静圧を大きくできる遠心ファン50を設けたことで、冷却風a1及びa2の風量を増加でき、これによっても、冷却効果を向上できる。
なお、他の形式の遠心ファン、例えばシロッコファンを用いても同様の冷却効果を得ることができる。
本発明によれば、固定スクロール体を低コスト化できると共に、固定スクロール体と旋回スクロール体との間の位置決めを容易にかつ精度良く行うことができる。
10 スクロール式圧縮機
12a、12b ケーシング
14 開口部
16、22a〜22e 入口ダクト
18 駆動軸
20 出口ダクト
24 偏心軸
26 旋回スクロール体
26a 端板
26b ラップ部
27 背面
28 軸受
30、46、48 ころ軸受
32 固定スクロール体
32A 端板
32Aa 内側端板
32Ab ラップ部
32B 支持体
32Ba 円形孔
33 背面
34 フランジ
34a ボルト孔
35 メネジ孔
36 吐出口
37 ボルト
38 吐出管
39 ケーシング
40 ピンクランク機構
42 クランク部材
44a、44b ピン軸
50 遠心ファン
50a 端板
50b 羽根
52 第1の冷却フィン群
52a 冷却フィン
54 第2の冷却フィン群
54a 冷却フィン
56,58 ダクト
a1、a2 冷却風
c 圧縮室

Claims (8)

  1. スクロール式流体機械の一部を構成し、旋回スクロール体と噛合して作動媒体を封入する複数の密閉室を形成する固定スクロール体であって、
    前記旋回スクロール体と対面する面に渦巻き形状のラップ部が形成され、他方の面に冷却フィンが形成された端板と、
    前記スクロール式流体機械のケーシングに対して固定され、中心に前記端板が挿入される空間を有し、前記端板を囲繞するように配置され、前記空間に挿入された前記端板の外周端を遊嵌して支持する支持体とで構成されており、
    前記支持体は、前記端板より高剛性の部材によって構成されていることを特徴とする固定スクロール体。
  2. 前記端板は円板形状に形成され、前記端板と前記支持体とは、互いに同心状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の固定スクロール体。
  3. 前記支持体は、周方向複数箇所に前記空間より径方向外側に突設するように前記旋回スクロール体の自転を防止する機構を収納するケーシングが一体に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定スクロール体。
  4. 前記端板を支持する前記支持体の支持部は、前記端板又は前記支持体の少なくともどちらか一方に径方向外側に向けて突設されたフランジを含めて前記端板の外周端との間でインロー構造を形成し、前記端板と前記支持体とは前記フランジを介して結合具により結合され
    前記フランジは前記支持体の前記ケーシングとは異なる周方向位置に配置されることを特徴とする請求項に記載の固定スクロール体。
  5. 前記端板がAl合金で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定スクロール体。
  6. 前記支持体がFC材で構成されていることを特徴とする請求項5に記載の固定スクロール体。
  7. 請求項1〜6のいずれかの項に記載された固定スクロール体を備えていることを特徴とするスクロール式流体機械。
  8. 前記固定スクロール体と前記旋回スクロール体との間に設けられ、前記旋回スクロール体の自転を防止する自転防止機構を備え、
    前記自転防止機構は、前記支持体に形成されたケーシング及び前記支持体に対面する前記旋回スクロール体の端板に形成されたケーシングの内部に収納されると共に、互いに軸線が偏心した一対の軸が一体に形成されたクランク部材を有し、
    前記一対の軸は、夫々前記固定スクロール体及び前記旋回スクロール体のケーシングに軸受を介して回転自在に支持されていることを特徴とする請求項7に記載のスクロール式流体機械。
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