JP6154300B2 - 繊維製品処理剤組成物 - Google Patents
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Description
しかしながら、汗等の水分を多量に吸収した木綿にあっては、吸収した水分を肌上に再放出するいわゆる"濡れ戻り"が生じる。濡れ戻りにより、衣類が肌に張り付き易くなり、着用者に不快感を与えるだけでなく、肌表面が濡れによってふやけ易くなり、更に肌と衣類との摩擦が大きくなることから、肌トラブルの原因に繋がることが懸念される。
このような、汗等で濡れた場合における濡れ戻りを抑制する技術として、特殊な繊維を用いる技術が提案されている。
特許文献2には芯部にセルロースのフィラメント繊維を改質して保水能を向上させた吸水性繊維を用い、鞘部に合成繊維を配した複合紡績糸を用いることで肌と繊維物の接触する面に汗を残さない性質を示す技術が開示されている。
例えば、特許文献3には主にエアゾール製品として用いる吸水速乾性付与剤組成物が開示されている。具体的には、吸水性を大きく損なうことなく速乾性を付与するためにシリコーン構造を有するポリマーを用いる技術が開示されている。
特許文献4には、炭素数7〜11の直鎖炭化水素基を有する脂肪アルコール、炭素数7〜20の分岐炭化水素基を有する脂肪族アルコール又はそれらの混合物を、肌に直接触れる木綿布に付着させて水拡散促進を付与する木綿布の処理方法が開示されている。
しかしながら、これら速乾性の技術は、基本的に繊維製品の乾燥速度を速めることを課題とするものであり、上記濡れ戻りの課題の解決を時間的に早める可能性があるが、乾燥の間、濡れ戻りに注目するものではない。
なお、特許文献5,6には、ジアルキル型四級アンモニウム塩と脂肪族アルコールとを含有する柔軟剤組成物が記載されているが、これらの特許文献では化繊に対する柔軟性や帯電防止性を改善することについての検討がなされているのみであって、濡れ戻りを改善する点については、なんら検討されていない。
したがって、一般的な木綿繊維を含む繊維製品、特に肌着等の直接肌と接するなどして、汗等で濡れる状態になり易い繊維製品に対し、予め簡易な処理を施しておくことで、繊維製品が濡れた状態になっても、濡れ戻りを抑制することができる繊維製品処理剤組成物の開発が望まれている。
本発明は、発汗等によって濡れた繊維製品の濡れ戻りを抑制することができる繊維製品処理剤組成物を提供する。
本発明は、一般式(I)で表される化合物(A)及び炭素数12以上18以下の直鎖第一級飽和アルコール(B)を含有し、(B)成分に対する(A)成分の質量比[(A)/(B)]が1以上10以下である繊維製品処理剤組成物、を要旨とするものである。
本発明の繊維製品処理剤組成物は、前記一般式(I)で表される化合物(A)及び炭素数12以上18以下の直鎖第一級飽和アルコール(B)を含有し、(B)成分に対する(A)成分の質量比[(A)/(B)]が1以上10以下のものである。
本発明における(A)成分は、下記一般式(I)で表される脂肪酸残基を有するカチオン化合物である。
また、一般式(1)において脂肪酸残基としては、炭素数16以上18以下の脂肪酸からOH基を除いた残基であることが好ましい。
具体的な脂肪酸としては、ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、パーム油脂肪酸、ひまわり油、大豆油、ナタネ油、サフラワー油、綿実油、トウモロコシ油、オリーブ油、硬化パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、及び硬化牛脂脂肪酸から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
R3は、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、又はR1が前記脂肪酸残基であるR1−O−C2H4−が好ましい。
R4は、メチル基、エチル基、又は水素原子が好ましい。
Z-はハロゲンイオン、好ましくはクロロイオン、炭素数1以上3以下のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数12以上18以下の脂肪酸イオン、炭素数1以上3以下のアルキル基が1個以上3個以下置換していてもよいベンゼンスルホン酸イオンが好ましく、炭素数1以上3以下のアルキル硫酸エステルイオンより好ましく、メチル硫酸エステルイオン、エチル硫酸エステルイオンが更に好ましい。
〔(A1)成分〕
一般式(1)において、Yが酸素原子であり、mが2であり、R1が脂肪酸残基であり、R2が水素原子であり、R3がヒドロキシエチル基であり、R4がメチル基又はエチル基である化合物(A11)と、
一般式(1)において、Yが酸素原子であり、mが2であり、R1、R2が脂肪酸残基であり、R3がヒドロキシエチル基であり、R4がメチル基又はエチル基である化合物(A12)と、
一般式(1)において、Yが酸素原子であり、mが2であり、R1、R2が脂肪酸残基であり、R3がR1−O−C2H4−であり、R4がメチル基又はエチル基である化合物(A13)とを含有し、
(A1)成分中の、
(A11)成分の含有量は、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上であり、そして、好ましくは40質量%以下であり、より好ましくは35質量%以下であり、
(A12)成分の含有量は、好ましくは25質量%以上、より好ましくは40質量%以上であり、そして、好ましくは70質量%以下、より好ましくは65質量%以下であり、
(A13)成分の含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上であり、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下である、
4級アンモニウム塩混合物。
(A1)中の(A11)、(A12)及び(A13)の割合は、例えばLC−CAD法によって求めることができる。
一般式(1)において、YがNH基であり、R1が水素原子であり、R2が脂肪酸残基であり、R3がメチル基又はエチル基であり、R4が水素原子である化合物(A21)と、
一般式(1)において、YがNH基であり、R1、R2が脂肪酸残基であり、R3がメチル基又はエチル基であり、R4が水素原子である化合物(A22)とのアミン酸塩の混合物。
(A1)成分は脂肪酸とトリエタノールアミンとを脱水エステル化反応させる方法(以下、「脱水エステル化法」ともいう)、又は脂肪酸低級アルキルエステル(低級アルキルはメチル基、エチル基、プロピル基)とトリエタノールアミンとをエステル交換反応させる方法(以下、「エステル交換法」ともという)により得られるエステル化反応物を、アルキル化剤で4級化反応させることにより得ることができる。
なお、選択水素化反応を行った場合には不飽和結合の幾何異性体の混合物が形成されるが、本発明に用いる脂肪酸は、シス体/トランス体(モル比)が25/75〜100/0、好ましくは50/50〜95/5のものが好ましい。
反応の進行状況は、ガスクロマトグラフィー等を用いて脂肪酸低級アルキルエステルの量を直接定量することにより確認することが好ましい。未反応脂肪酸低級アルキルエステルが仕込みの脂肪酸低級アルキルエステルに対してガスクロマトグラフィーチャート上で10面積%以下、特に6面積%以下になったところで反応を終了させることが好ましい。
このような反応モル比で脱水エステル化反応又はエステル交換反応を行って得た3級アミン化合物の混合物を経ることで、最終的に好ましい(A11)成分〜(A13)成分の4級アンモニウム塩混合物(A1)成分が得られる。
また、上記の脱水エステル化法又はエステル交換法で得られるエステル化合物の鹸化価(SV)は、好ましくは110mgKOH/g以上、より好ましくは130mgKOH/g以上であり、そして、好ましくは210mgKOH/g以下、より好ましくは190mgKOH/g以下である。
以下、4級化方法について説明する。
4級化に用いられるアルキル化剤としては、塩化メチル、臭化メチル、ヨウ化メチル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等が好ましい。
アルキル化剤として、塩化メチルを用いる場合には、特に溶媒を使用する必要はないが、溶媒を使用する場合は、エタノールやイソプロパノール等の溶媒を、前記脂肪酸トリエタノールアミンエステル化合物の混合物(以下、「エステル化合物」ともいう)に対して10質量%以上50質量%以下程度混合した溶液をチタン製のオートクレーブ等の加圧反応器に仕込み、密封下30℃以上120℃以下の反応温度で塩化メチルを圧入させて反応させる。このとき塩化メチルの一部が分解し、塩酸が発生する場合があるため、アルカリ剤を少量加え、効率的に反応を進行させることが好ましい。
塩化メチルとエステル化合物とのモル比は、当該エステル化合物のアミノ基1当量に対して塩化メチルを1当量以上1.5当量以下で用いることが好ましい。
(A1)成分が4級アンモニウム化合物の混合物であるのに対し、(A2)成分は、3級アミン化合物の混合物及びそれらの酸塩である。以下に(A2)成分の製造方法について説明する。
(A2)成分は脂肪酸とN−ヒドロキシエチル−N−アミノプロピル−N−メチルアミンを脱水縮合反応させる方法により容易に得られる3級アミン化合物である。
(A2)成分の原料としては飽和脂肪酸を用いることが好ましい。例えば牛脂由来脂肪酸を用いる場合は、水素化反応することで完全硬化牛脂脂肪酸を用いることが好ましい。
反応の進行状況は、JISK0070−1992に記載の方法で酸価(AV)を測定することにより確認することができ、好ましくはAVが10mgKOH/g以下、より好ましくは6mgKOH/g以下となった時に、縮合反応を終了する。
反応時の脂肪酸とN−ヒドロキシエチル−N−アミノプロピル−N−メチルアミンとの反応モル比(脂肪酸/アミン)は、好ましくは1.5/1〜2.0/1、より好ましくは1.6/1〜1.95/1である。
このような反応モル比で脱水縮合反応を行うことで、好ましい(A21)成分〜(A22)成分のアミン化合物の混合物及びその酸塩(A2)成分が得られる。
(B)成分としては、濡れ戻り抑制効果の観点から、炭素数12以上18以下の直鎖第一級飽和アルコールを用いる。更に、濡れ戻り抑制効果を向上させる観点から、14以上18以下である直鎖第一級飽和アルコールがより好ましい。
具体的なアルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、及びステアリルアルコールから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコールが好ましく、更にはミリスチルアルコールがより好ましい。
また、(A1)を使用する場合の(B)成分の含有量は、2.0質量%以上8.0質量%以下が好ましく、(A2)を使用する場合の(B)成分の含有量は、1.0質量%以上5.0質量%以下が好ましい。
また、(B)成分がミリスチルアルコールの場合の質量比[(A)成分/(B)成分]は、1.5以上6.0以下が最も効果的であり、ステアリルアルコールの場合の質量比[(A)成分/(B)成分]は、1.2以上5.0以下が最も効果的である。
本発明においては、(A)及び(B)成分の分散安定性を向上させる観点から、(C)成分として非イオン性界面活性剤を使用することが好ましい。
非イオン性界面活性剤としては、(i)炭素数10以上18以下のアルキル基又はアルケニル基を有し、オキシエチレン基の平均付加モル数5以上100以下であって、オキシエチレン基の平均付加モル数のそのうち0モル以上5モル以下はオキシプロピレン基又はオキシブチレン基に変えてもよい(但し、オキシエチレン基の平均付加モル数は他のオキシアルキレン基の平均付加モル数の合計よりも多く、好ましくは5以上多い)ポリオキシアルキレンアルキル(アルケニル)エーテル、(ii)炭素数10以上18以下の脂肪酸基と上記と同じようにオキシアルキレン基を有するポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、炭素数8以上18以下のアルキル基を有し、糖平均縮合度が1以上5以下であるアルキルポリグリコシド、炭素数8以上18以下の脂肪酸基を有するショ糖脂肪酸エステル、及び(iii)炭素数8以上18以下のアルキル基を有し、グリセリンの平均縮合度が1以上10以下であるアルキルポリグリセリルエーテルから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では、(A)及び(B)成分の分散安定性を向上させる観点から、(i)炭素数10以上14以下のアルキル基を有しエチレンオキサイド平均付加モル数が10以上40以下であるポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましい。
十分な濡れ戻り防止効果を得る上で、(C)成分の非イオン性界面活性剤は、繊維製品処理剤組成物中に好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは1.5質量%以上であり、そして、好ましくは8.0質量%以下、より好ましくは6.0質量%以下である。
本発明においては、繊維製品処理剤組成物の使用に適した粘度に調整する観点から、(D)成分として水溶性無機塩を使用することが好ましい。
水溶性無機塩としては、貯蔵安定性の観点から、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、及び硫酸マグネシウムから選ばれる1種又は2種以上を用いることが好ましく、塩化カルシウム及び塩化マグネシウムから選ばれる1種以上を用いることがより好ましく、更に塩化カルシウムがより好ましい。
(D)成分の水溶性無機塩の含有量は、繊維製品処理剤組成物中に好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上であり、そして、好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.6質量%以下である。
本発明においては、貯蔵安定性を向上させる観点から、(E)成分としてpH調整剤を使用することが好ましい。
pH調整剤としては、塩酸や硫酸等の無機酸や、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、フマル酸、酒石酸、マロン酸、マレイン酸等の有機酸等の酸剤や、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリ剤から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
これらの中では塩酸や硫酸、クエン酸が好ましい。なお(E)成分の一部はキレート剤として使用することができる。
本発明においては、繊維製品処理剤組成物の分散安定性を向上させる観点から、(F)成分として水溶性有機溶剤を使用することが好ましい。
具体的な水溶性有機溶剤としては、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の揮発性低級アルコール、エチレングリコール、及びプロピレングリコールから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
水溶性有機溶剤としては、取り扱いやすさの観点から、エタノール、プロパノール、エチレングリコール、プロピレングリコールが好ましい。
本発明には以下に示す、香料、酸化防止剤、脂肪酸、キレート剤、染料、防腐剤等を配合することが好ましい。
本発明の繊維製品処理剤組成物は、香料を含有してもよい。香料組成物としては、「香料と調香の実際知識」(中島基貴著、産業図書(株)、1995年6月21日発行)に記載の香料成分を適宜、香調、用途にしたがって組み合わせることができる。また、仕上げ剤として知られている、柔軟剤、糊剤、スタイリング剤又はその他仕上げ剤の特許文献に記載された香料成分や香料組成物を、本発明の効果を損なわない限り、その配合量も含めて検討した上で用いることができる。
テルペン系香料成分としては、リモネン、p−サイメン、α−ピネン、β−ピネン、β−カリオフィレン等が挙げられ、アルコール系香料成分として、シス−3−ヘキセノール、トランス−2−ヘキセノール、メチルトリメチルシクロペンテニルブテノール、ジヒドロミルセノール、l−メントール、フェニルエチルアルコール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロール、ターピネオール、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロゲラニオール、ジメチルベンジルカルビノール、β−フェニルエチルアルコール、ベンジルアルコール、シンナミックアルコール、アニスアルコール、ファルネソール、ネロリドール、ジメチルフェニルエチルカルビノール、o−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロヘキサノール、サンダルマイソールコア(2−メチル−4−(2,2,3−トリメチル−3−シクロペンテン−1−イル)−2−ブテン−1−オール)(花王(株)製)、バグダノール(IFF社製)、ジャバノール(ジボダン社製)等が挙げられる。
エステル系香料成分としては、酢酸ベンジル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸リナリル、酢酸ネリル、酢酸o−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸p−t−ブチルシクロヘキシル、酢酸シトロネリル、酢酸ゲラニル、酢酸テトラヒドロゲラニル、酢酸テルペニル、酢酸イソボルニル、酢酸l−メンチル、酢酸トリシクロデセニル、酢酸2−フェニルエチル、酢酸3−フェニルプロピル、酢酸スチラリル、酢酸シス−3−ヘキセニル、酢酸トランス−2−ヘキセニル、酢酸ヘキシル、酢酸シンナミル、プロピオン酸イソブチル、プロピオン酸2−フェニルエチル、プロピオン酸シトロネリル、プロピオン酸ベンジル、プロピオン酸トリシクロデセニル、プロピオン酸ゲラニル、プロピオン酸アリル、酪酸ゲラニル、酪酸シトロネリル、酪酸イソアミル、酪酸アミル、酪酸アリル、イソ酪酸フェノキシエチル、イソ酪酸ゲラニル、イソ吉草酸ゲラニル、カプロン酸エチル、カプロン酸アリル、エナント酸エチル、エナント酸アリル、オクタン酸エチル、アンスラニル酸メチル、安息香酸シス−3−ヘキセニル、安息香酸ベンジル、サリチル酸アミル、サリチル酸イソアミル、サリチル酸ベンジル、サリチル酸シス−3−ヘキセニル、サリチル酸ヘキシル、サリチル酸2−フェニルエチル、メチルジヒドロジャスモネート、クマリン、γ−オクタラクトン、γ−ウンデカラクトン、γ−デカラクトン、γ−ノナラクトン、δ−ノナラクトン、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトン、シクロペンタデカノリド、シクロペンタデセノリド(ハバノライド、フィルメニッヒ社製)、シクロヘキサデカノリド、アンブレッリド、11−オキサ−16−ヘキサデカノリド(ムスクR−1、ジボダン社製)、10−オキサ−16−ヘキサデカノリド(オキサリド、高砂香料工業(株)製)、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート(ムスクC−14)等が挙げられる。
エーテル系香料成分としては、アネトール、オイゲノール、メチルオイゲノール、メチルイソオイゲノール、ジフェニルオキサイド、1,8−シネオール、セドリルメチルエーテル、アンブロキサン(3α,6,6,9α−テトラメチルドデカヒドロナフト[2,1−b]フラン)、エトキシメチルシクロドデシルエーテル(ボアサンブレンフォルテ、花王(株)製)等が挙げられ、含窒素化合物系香料成分としては、ゲラニルニトリル、シトロネリルニトリル、インドール、アセチルセドレン、アントラニル酸メチル、N−メチルアントラニル酸メチル、オーランチオール、ペオニル(ジボダン社製)等が挙げられる。
香料成分及びそれらの組み合わせは、ジプロピレングリコール等の保留剤と呼ばれる成分と混合した組成物として本発明の繊維製品処理剤組成物に添加してもよい。
具体的な脂肪酸としては、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、エルカ酸、ベヘニン酸等の炭素数12以上22以下の飽和又は不飽和脂肪酸から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。これらの中では、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、及びリノール酸から選ばれる1種又は2種以上がより好ましい。
ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノール及びブチルヒドロキシアニソールから選ばれる1種又は2種以上が好ましい。変色抑制の点から、2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール及び2,6−ジ−tert−ブチル−4−エチルフェノールから選ばれる1種又は2種の酸化防止剤がより好ましい。
カラーインデックス酸性黄色染料の具体例としては、C.I.Acid Yellow 1 、C.I.Acid Yellow 7、C.I.Acid Yellow 23、C.I.Acid Yellow 141等が挙げられる。
カラーインデックス酸性青色染料の具体例としては、C.I.Acid Blue 5、C.I.Acid Blue 9、C.I.Acid Blue 74等が挙げられる。
ポリマー染料として入手可能な染料も使用することができる。
繊維製品処理剤組成物の粘度は、分散安定性及び使用時の計量性の観点から、好ましくは5mPa・s以上、より好ましくは10mPa・s以上、更に好ましくは20mPa・s以上であり、そして、好ましくは1000mPa・s以下、より好ましくは500mPa・s以下、更に好ましくは300mPa・s以下である。
粘度の測定は、東機産業(株)製のB型粘度計を用いて行うことができる。測定条件は、ロータNo.2、測定温度30℃、測定時間1分、回転数60rpmで行う。
繊維製品処理剤組成物のpHは、貯蔵安定性及び濡れ戻り抑制効果の観点から、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.5以上、更に好ましくは2.0以上であり、そして、好ましくは5.0以下、より好ましくは4.0以下、更に好ましくは3.5以下である。
pHは、JIS K 3362;2008の項目8.3にしたがって30℃において測定した値である。
本発明の対象となる繊維製品としては、木綿100%の繊維製品、及び木綿繊維と他の繊維との混繊、混紡、交織、交撚等で混用して得られる紡績糸、織物、編物、不織布を挙げることができる。
具体的な他の繊維としては、苧麻、亜麻、パルプ、バクテリアセルロース繊維等の天然セルロース繊維、絹、羊毛等の天然タンパク繊維、ビスコース法レーヨン、銅アンモニア法レーヨン、溶剤紡糸法レーヨン等の再生セルロース繊維、アセテート、トリアセテート等の半合成繊維、ポリエステル、ポリアミド、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
なお、繊維製品は、反応性染料、バット染料等による先染め、反染、プリント品であっても差し支えない。
他の繊維と混用する場合、濡れ戻りを効率的に抑制する観点から、木綿繊維の含有率は、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、さらに好ましくは50質量%以上である。
本発明において繊維製品とは、前記の木綿繊維や混用繊維を用いた織物、編物、不織布等の布帛及びそれを用いて得られたアンダーシャツ、Tシャツ、Yシャツ、ブラウス、スラックス、帽子、ハンカチ、タオル、ニット、靴下、下着、タイツ等の製品を意味する。
本発明の繊維製品処理剤組成物は、木綿又は木綿を含む繊維製品の濡れ戻り防止性を付与するために用いられる。
処理方法としては、水を媒体として繊維製品に接触させる本発明の繊維製品処理方法が好ましく、具体的には、乾燥時の繊維製品1.0kgに対して、本発明の繊維製品処理剤組成物を5ml以上40ml以下溶解させた水溶液を接触させることで、濡れ戻り防止効果を得ることができる。この場合、繊維製品は水道水で十分に漬かるだけの量が必要であり、例えば浴比〔繊維製品(kg)/処理液(L)〕として5以上40以下として使用される。水で希釈された本発明の繊維製品処理剤組成物のpHは6.0以上8.0以下であることが好ましい。
乾燥した衣料に本発明の繊維製品処理剤組成物を希釈した水溶液に浸けてもよく、洗濯工程の濯ぎ時の仕上工程で添加してもよい。その場合は脱水して乾燥することで、本発明の濡れ戻り防止効果が付与された繊維製品を得ることができる。
したがって、本発明の繊維製品処理剤組成物は、更に詳細に用途限定する場合、本発明の目的から繊維製品用濡れ戻り防止剤組成物である。
<1> 一般式(I)で表される化合物(A)及び炭素数12以上18以下の直鎖第一級飽和アルコール(B)を含有し、(B)成分に対する(A)成分の質量比[(A)/(B)]が1以上10以下である繊維製品処理剤組成物。
<2> 前記一般式(I)においてR1、R2の少なくとも一方が、好ましくは炭素数16以上22以下の脂肪酸からOH基を除いた残基である、前記<1>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<4> 前記脂肪酸が、好ましくはステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、リノレン酸、パーム油脂肪酸、ひまわり油、大豆油、ナタネ油、サフラワー油、綿実油、トウモロコシ油、オリーブ油、硬化パーム油脂肪酸、牛脂脂肪酸、及び硬化牛脂脂肪酸から選ばれる1種又は2種以上である、前記<1>〜<3>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
<6> 前記Z-が、好ましくはハロゲンイオン、より好ましくはクロロイオン、炭素数1以上3以下のアルキル硫酸エステルイオン、炭素数12以上18以下の脂肪酸イオン、炭素数1以上3以下のアルキル基が1個以上3個以下置換していてもよいベンゼンスルホン酸イオンである、前記<1>〜<5>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
(A1)成分中の、(A11)成分の含有量が、好ましくは10質量%以上、より好ましくは15質量%以上であり、そして、好ましくは40質量%以下であり、より好ましくは35質量%以下であり、(A12)成分の含有量は、好ましくは25質量%以上、より好ましくは40質量%以上であり、そして、好ましくは70質量%以下、より好ましくは65質量%以下であり、(A13)成分の含有量は、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上であり、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは30質量%以下である、4級アンモニウム塩混合物で構成される、前記<1>〜<6>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
<9> 前記(A)成分の含有量が、好ましくは2質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましくは8質量%以上であり、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは18質量%以下、更に好ましくは15質量%以下である、前記<1>〜<8>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
理剤組成物。
<11> 前記(B)成分が、好ましくはミリスチルアルコール、セチルアルコール、及びステアリルアルコールから選ばれる1種又は2種以上である、前記<10>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<13> 前記(A1)成分を使用する場合の(B)成分の含有量が、好ましくは2.0質量%以上8.0質量%以下である、前記<7>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<14> 前記(A2)成分を使用する場合の(B)成分の含有量が、好ましくは1.0質量%以上5.0質量%以下である、前記<8>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<16> 前記(B)成分がミリスチルアルコールの場合の質量比[(A)成分/(B)成分]が、好ましくは1.5以上6.0以下であり、ステアリルアルコールの場合の質量比[(A)成分/(B)成分]が、好ましくは1.2以上5.0以下である、前記<11>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<18> 前記(C)成分の含有量が、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは1.5質量%以上であり、そして、好ましくは8.0質量%以下、より好ましくは6.0質量%以下である、前記<17>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<20> 前記(D)成分の水溶性無機塩の含有量が、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.03質量%以上であり、そして、好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.6質量%以下である、前記<19>に記載の繊維製品処理剤組成物。
<22> 更に、水溶性有機溶剤((F)成分)として、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール等の揮発性低級アルコール、エチレングリコール、及びプロピレングリコールから選ばれる1種又は2種以上を用いる、前記<1>〜<21>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
<24> pHが、好ましくは1.0以上、より好ましくは1.5以上、更に好ましくは2.0以上であり、そして、好ましくは5.0以下、より好ましくは4.0以下、更に好ましくは3.5以下である、前記<1>〜<23>のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
<26> 乾燥時の繊維製品1.0kgに対して、前記繊維製品処理剤組成物を5ml以上40ml以下溶解させた水溶液を接触させる、前記<25>に記載の繊維製品処理方法。
以下の手順にしたがって(A)成分を調製した。
<(a−1)成分:合成例1>
1L4つ口フラスコにパーム油を原料とした、酸価206.9mgKOH/gの脂肪酸と、N−ヒドロキシエチル−N−アミノプロピル−N−メチルアミンとを反応モル比が1.8/1(脂肪酸/アミン)で混合した溶液500gを仕込み、攪拌下窒素を導入し、生成する水を脱水管で系外に除去しながら3時間かけて180℃まで加熱した。180〜230℃の温度でさらに10時間保持し、反応物の一部を採取し、AVを測定し、AV=2.0以下であることを確認した後、室温まで冷却し、N−アルカノイルアミノプロピル−N−アルカノイルオキシエチル−N−メチルアミン(アシル基はパーム油脂肪酸組成)を主成分とする縮合物を得た。
このアミンに対して当量の塩酸で中和し、N−アルカノイルアミノプロピル−N−ヒドロキシエチル−N−メチルアミンの塩酸塩(A21);15質量%と、N−アルカノイルアミノプロピル−N−アルカノイルオキシエチル−N−メチルアミンの塩酸塩(A22);85質量%との混合物を得た。
1L4つ口フラスコにパーム油を原料とした、酸価206.9mgKOH/gの脂肪酸と、トリエタノールアミンを反応モル比が1.65/1(脂肪酸/トリエタノールアミン)で混合した溶液500gを仕込み、攪拌下窒素を導入し、生成する水を脱水管で系外に除去しながら3時間かけて180℃まで加熱した。180〜230℃の温度でさらに5時間保持し、反応物の一部を採取し、AVとSVを測定し、AV=2.5mgKOH/g、SV=163.2mgKOH/gであることを確認した後、室温まで冷却し、N,N−ジアシルオキシエチル−N−ヒドロキシエチルアミン(アシル基はパーム油脂肪酸組成)を主成分とする縮合物を得た。
得られたエステル化合物の全アミノ基窒素含有量(JIS K7245-2000の全アミノ基窒素含有量の測定方法に準拠するものとする。)を求め、計算から得られるアミノ基の当量数に対して0.98当量倍のジメチル硫酸で4級化反応を行った。具体的にはエステル化反応終了物300gを攪拌機、窒素導入管、滴下ロート、温度計、及び冷却管を具備する1L5つ口フラスコに仕込み、窒素を導入しながら攪拌下50℃まで加熱昇温した。滴下ロートより全アミノ基窒素含有量から求めたアミノ基の当量数に対して0.98当量倍のジメチル硫酸を1時間かけて滴下し、50℃でさらに2時間攪拌した。反応終了後、エタノールで90%に希釈し、N,N−ジオレオイルオキシエチル−N−ヒドロキシエチル−N−メチルアンモニウムメチルサルフェートを主成分とし、エタノールを10質量%含有する第4級アンモニウム塩混合物を得た。
この混合物の各成分の含有量は、(A11)が24質量%、(A12)が49質量%、(A13)が27質量%であった。
N−メチルジエタノールアミン1モルと脂肪酸[パルミチン酸/ステアリン酸/オレイン酸の質量比が15/65/20であるもの]1.9モルとを合成例2と同様の方法にしたがって脱水縮合を行い、N,N−ステアロイルオキシエチル−N−メチルアミンを主成分とする縮合物を得た。
得られたエステル化合物の全アミノ基窒素含有量(JIS K7245-2000の全アミノ基窒素含有量の測定方法に従うものとする。)を求め、計算から得られるアミノ基の当量数に対して1.2当量倍の塩化メチルで4級化反応を行った。具体的にはオートクレーブにエステル化反応終了物300g、塩化メチルに対して0.4当量の炭酸ナトリウム、及び4級化反応終了物の固形分濃度が80質量%になる量のイソプロパノールを仕込み、窒素置換後攪拌下110℃まで加熱昇温する。反応温度110〜130℃で圧入ポンプから塩化メチルを1時間かけてオートクレーブに圧入する。120℃で3時間熟成後冷却し、ろ過により炭酸ナトリウムを除去してN,N−ジステアロイルオキシエチル−N,N−ジメチルクロリドを主成分とし、イソプロパノールを含有する第4級アンモニウム塩を得た。混合物中の(a−3)成分は75質量%であり、未反応脂肪酸が5質量%、イソプロパノールが20質量%含まれていた。
花王(株)製、「ジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロリド」
表1、2の配合にしたがって繊維製品処理剤組成物を調製し、得られた繊維製品処理剤組成物について下記方法により繊維処理を行い濡れ戻り量を評価した。
なお、得られた繊維製品処理剤組成物は、必要に応じてクエン酸によりpHを2.5〜3.5の範囲に調整した。
市販の木綿肌着(グンゼ(株)、YG/半袖U首)を市販粉末洗剤「アタック高活性バイオEX」(花王(株)製、登録商標、2012年製造)にて5回繰り返し洗濯、さらに洗剤なしで3回洗濯をし、布についている油剤、洗剤を除去した後、上記で調製した繊維製品処理剤組成物を1質量%投入し、20℃、浴比1/30、5分間攪拌することにより処理した後、室内で乾燥後、20℃、65%RHの恒温、恒湿室にて24時間放置し、処理布を作成した。
調製した処理布を11cm角に切り取り、自重の80質量%分の水をスプレーで均一に噴きかけ、10分間密閉状態で馴化させた後、キムタオル(日本製紙クレシア(株)製)の上に載せ、20g/cm2の荷重を10秒間かけた。その後、キムタオルの重量を測定し、重量増加分を濡れ戻り水として計測した。未処理布の濡れ戻り水を100とした場合の各処理布の濡れ戻り量を算出した。結果を表1,2に示す。
調製した処理布を11cm角に切り取り、自重の80質量%分の水をスプレーで均一に噴きかけ、10分間密閉状態で馴化させた後、訓練した研究員が処理した布を手で触り、下記の評価基準で判定した。評価2以上、好ましくは3以上であれば良好と判断する。
評価基準
4:湿り気が非常に少なく、非常にサラサラした手触りである。
3:湿り気が少なく、サラサラした手触りである。
2:やや湿り気があり、ややサラサラした手触りである。
1:湿り気が強く、ベタベタした手触りである。
したがって、肌に接触する部分が多い衣料、例えば肌着に対して予め本発明の処理を施すことにより、発汗後、繊維製品と肌との間に生じる不快感を低減させることができる。
Claims (5)
- 一般式(I)で表される化合物(A)及び炭素数12以上18以下の直鎖第一級飽和アルコール(B)を含有し、(B)成分に対する(A)成分の質量比[(A)/(B)]が1以上10以下である繊維製品処理剤組成物。
- (A)成分の含有量が2質量%以上20質量%以下である、請求項1に記載の繊維製品処理剤組成物。
- (B)成分が、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、及びステアリルアルコールから選ばれる1種以上である、請求項1又は2に記載の繊維製品処理剤組成物。
- 一般式(I)においてR1、R2の少なくとも一方が、炭素数16以上22以下の脂肪酸からOH基を除いた残基である、請求項1〜3のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の繊維製品処理剤組成物を、水を媒体として繊維製品に接触させる繊維製品処理方法。
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