[go: up one dir, main page]

JP6147453B1 - 移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体 - Google Patents

移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体 Download PDF

Info

Publication number
JP6147453B1
JP6147453B1 JP2017046084A JP2017046084A JP6147453B1 JP 6147453 B1 JP6147453 B1 JP 6147453B1 JP 2017046084 A JP2017046084 A JP 2017046084A JP 2017046084 A JP2017046084 A JP 2017046084A JP 6147453 B1 JP6147453 B1 JP 6147453B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
side plate
plate portion
entrance
exit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017046084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017171282A (ja
Inventor
利聡 横張
利聡 横張
Original Assignee
株式会社Naaエレテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社Naaエレテック filed Critical 株式会社Naaエレテック
Application granted granted Critical
Publication of JP6147453B1 publication Critical patent/JP6147453B1/ja
Publication of JP2017171282A publication Critical patent/JP2017171282A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】エプロンルーフ(移動式通路構造体)を、電動牽引車を使って伸縮させる際に横方向にズレが生じ、伸縮ユニットが変形することを防止し、エプロンルーフの伸縮作業をスムーズに行うことができるようにする。
【解決手段】通路と反対側の側板部12Aの先端側から連続形成され、通路と反対側に向けて屈曲する出入り口部側の第1の側板部21と、先端側手前に所定幅の切欠き部13が設けられた通路側側板部12Bの先端側から通路側に向けて屈曲する出入り口部側の第2の側板部22)とからガイドレールの出入り口部が形成され、通路側側板部12の切欠き部13手前から通路側に向けてガイド板部22aが屈曲形成され、切欠き部13が、第2の側板部22より通路側に一方の走行キャスタが外れた場合にガイドレール内に取り込んで収納するための入口部となっている。
【選択図】図11

Description

本発明は、移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体に関し、詳しくは、空港のターミナルビルと航空機の乗降タラップ車の出入口間に配設することができ、下方に走行用車輪を備えた先端ユニット及び互いに連結された複数の伸縮自在な伸縮ユニットを有し、内部を乗客が移動可能な床無しの伸縮自在のトンネルを構成する移動式通路いわゆるエプロンルーフの展開及び収納を補助するための補助構造体に関するものである。
従来より、乗客が空港のターミナルビルと航空機の間を移動するために利用される搭乗橋(PBB)が知られている。この搭乗橋は、乗客が移動可能な中空部を有する伸縮自在のトンネルと、空港のターミナルビルの乗降口に正逆回転自在に接続されるロタンダと、航空機の乗降口(ドア)に正逆回転自在に接続されるキャブと、トンネルの航空機よりの両側面に回動可能に設けられ下方に走行タイヤを備えた一対の支柱からなるドライブコムより構成されている。この搭乗橋は空港のエプロンより一定高さのブリッジを構成し、ボーディングブリッジとも称されている。
一方、近年、LCCターミナルや地方空港では、航空機の乗り降りの際、雨天時の利用者の快適性や保安対策、低コスト化のため、エプロン(航空機が駐機している場所)上に設置される移動式構造体である、いわゆるエプロンルーフを利用することが着目されている。
図1にエプロンルーフを航空機側に配設する様子、図2にエプロンルーフを収納した様子、図3にエプロンルーフの構造を模式的にそれぞれ示す(特許文献1等参照)。エプロンルーフの構造は、図3に示す例では、建物(空港のターミナル)側の全方位ユニット(固定)または伸縮位ユニットA、移動距離に合わせた複数の伸縮自在の伸縮ユニットB、先端屋根部分にルーフが伸び航空機乗降口及び階段部分をカバーする先端ユニットCから構成され、先端ユニットCの側部には、電動牽引車Dが取り付けられる。使用時には、先端ユニットCに取り付けられた牽引車Dが移動し、ユニットを伸ばすことによって航空機付近へ移動し、図1に示すように配設される。使用後は、電動牽引車Dを後退させ、伸縮ユニットBを縮ませ、図2に示すように収納される。
ここで、伸縮ユニットBの構成について説明する。図4(a)は、1ユニットの伸縮ユニットBの展開伸長状態を示す斜視図、図4(b)は同伸縮ユニットBの折り畳み状態を示す斜視図である。
図4(a)の左側の中空部から見て、前側には一対の支柱31a、31bが設けられ、後ろ側には一対の支柱31c、31dが設けられている。支柱31aと支柱31bの上部にはアーチ状のビーム32aが装架され、支柱31cと支柱31dの上部にはアーチ状のビーム32bが装架されている。支柱31aと支柱31cは、リンク機構である中央で交差したシザーバー33a、33bにより連結されている。支柱31bと支柱31dも、リンク機構である中央で交差したシザーバー33c、33dにより連結されている。シザーバー33a、33bの上端は支柱31a、31cに軸支され、シザーバー33c、33d(図示せず)の上端も支柱31b、31dにより軸支されている。また、シザーバー33a、33bの下端は支柱31a、31cに設けられたスライドレールに沿って上下スライド可能に支柱31a、31cに取り付けられている。シザーバー33c、33dの下端も支柱31b、31dに設けられたスライドレールに沿って上下スライド可能に支柱31b、31dに取り付けられている。支柱31a、31b、31c、31dの下端にはそれぞれ走行用車輪34a、34b、34c、34dが取り付けられている。アーチ状ビーム32a、32bの上から支柱31a、31cとの間の側面と、31b、31dとの間の側面にはシートカバー35が設けられている。そして、隣接する伸縮ユニットBはそれぞれピン結合されるようになっている。
このような構造のエプロンルーフを設置することで、乗客が空港のターミナルビルと航空機の間を移動する際、天候(雨や強い日差し)の影響を受けることなく移動することが可能となり、空港車両との衝突防止や、保安対策上の効果が期待される。
ところで、エプロンルーフの展開は、直線状あるいは航空機停止位置に合わせたカーブ等を描いた配設となり、また、収納時は展開時と同様の軌道で収納される必要がある。しかし、電動牽引車を使ってエプロンルーフを伸縮させる関係上、ハンドル操作での展開時と同様の軌道で収納することは困難であり、図5に示すように、伸縮ユニットが変形してしまうことがあった。
図6(a)は、エプロンルーフを直線状に展開する場合の状態で、正常に展開が行われている状態を示し、図6(b)は、同じくエプロンルーフを直線状に展開する場合の状態で、各伸縮ユニットの向きがバラバラとなり、歪が生じた状態を示す。この歪が生じた状態はジャックナイフ状態といい、展開時に歪が生じた状態のまま電動牽引車の運転を続けるとエプロンルーフの破損などにつながる。各伸縮ユニットの向きがバラバラになる原因として伸縮ユニットについている車輪の向きの不揃いが挙げられる。
図7(a)は、エプロンルーフを曲線状に展開する場合の状態で、正常に展開が行われている状態を示し、図7(b)は、エプロンルーフを曲線状に展開する場合の状態で、各伸縮ユニットの向きがバラバラとなり、歪が生じた状態、ジャックナイフ状態を示す。
ジャックナイフ状態は展開状態のエプロンルーフを収納する際にも起こりえる。図8(a)は、エプロンルーフが正常に収納された状態を示し、図8(b)は、ジャックナイフ状態が生じた様子を示す。
このような伸縮ユニットの変形、すなわちジャックナイフ状態が生じると、図9(a)に示すように、シザーバーがスライドレールから外れてしまう故障等を引き起こすことになる。図9(b)は、シザーバーが正常な状態でスライドレールをスライドした状態を示す。図9(a)のようにシザーバーがスライドレールから外れてしまうと、次便のエプロンルーフ使用ができなくなり、当該スポット使用に際してはバスの手配または警備員数名配置での乗客の誘導が必要となる。また、エプロンルーフの修理を行うために労力と時間を要することになる。
国際公開WO 01/24601号公報
本発明は、以上のような従来技術の実情に鑑みてなされたものであり、エプロンルーフ(移動式通路構造体)を、電動牽引車を使って伸縮させる際に伸縮ユニットに横方向にズレが生じ、伸縮ユニットが変形することを防止し、エプロンルーフの故障を極力防止しエプロンルーフの伸縮作業をスムーズに行うことができる技術的手段を提供することを課題とする。
本発明によれば、上記課題を解決するため、空港のターミナルビルと航空機の乗降タラップ車の出入口間に配設され、下方に走行キャスタを備えた少なくとも先端ユニットと互いに連結された複数の伸縮自在な伸縮ユニットを有し、内部を乗客が歩行可能な床無しの伸縮自在のトンネルを構成する移動式通路を収納する、一定幅で長尺の底面部と該底面部の両側から所定の高さだけ立設された側板部からなり、前記複数の伸縮ユニットを収納可能な長さを有するガイドレールの出入り口部に設けられ、移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体であって、通路と反対側の側板部の先端側から連続形成され、通路と反対側に向けて屈曲する出入り口部側の第1の側板部と、先端側手前に所定幅の切欠き部が設けられた通路側側板部の先端側から通路側に向けて屈曲する出入り口部側の第2の側板部とから前記ガイドレールの出入り口部が形成され、
通路側側板部の前記切欠き部手前から通路側に向けてガイド板部が屈曲形成され、前記切欠き部が、第2の側板部より通路側に一方の走行キャスタが外れた場合に該走行キャスタをガイドレール内に取り込んで収納するための入口部となっていることを特徴とする補助構造体が提供される。
また、本発明によれば、上記発明において、前記出入り口部側の第2の側板部の通路側側板部に対する角度が、通路と反対側の前記出入り口部側の第1の側板部の通路と反対側の側板部に対する角度に対して小さくなるように設定されていることを特徴とする補助構造体が提供される。
さらに、本発明によれば、上記発明において、前記出入り口部の第2の側板部の一部が前方に向けて切り落とされた切り落とし部を有することを特徴とする補助構造体が提供される。
本発明によれば、上記技術的手段を採用したので、エプロンルーフ(移動式通路構造体)を、牽引車を使って伸縮させる際に伸縮ユニットの横ズレを防ぎ、横ズレが起きないことによって伸縮ユニットが変形することを防止し、エプロンルーフの故障を極力防止しエプロンルーフの伸縮作業をスムーズに行うことが可能となる。
また、第2の側板部より通路側に一方の走行キャスタが外れた場合であっても、該走行キャスタを切欠き部からなる入口部からガイドレール内に取り込んで収納できるため、よりスムーズな収納作用が行える。
エプロンルーフを航空機側に配設する様子を示す写真である。 エプロンルーフを収納した様子を示す写真である。 エプロンルーフの構造を模式的に示す図である。 (a)は伸縮ユニットの展開伸長状態を示す斜視図、(b)は伸縮ユニットの折り畳み状態を示す斜視図である。 伸縮方向に対しての横ズレにより、伸縮ユニットが変形した状態を示す写真である。 (a)はエプロンルーフを直線状に展開する場合の状態で、正常に展開が行われている状態を示し、(b)は同じくエプロンルーフを直線状に展開する場合の状態で、各伸縮ユニットの向きがバラバラとなり、歪が生じた状態を示す模式図である。 (a)はエプロンルーフを曲線状に展開する場合の状態で、正常に展開が行われている状態を示し、(b)はエプロンルーフを曲線状に展開する場合の状態で、各伸縮ユニットの向きがバラバラとなり、歪が生じた状態、ジャックナイフ状態を示す。 (a)はエプロンルーフが正常に収納された状態を示し、(b)はジャックナイフ状態が生じた様子を示す。 (a)はシザーバーがスライドレールから外れた故障状態を示す写真、(b)はシザーバーがスライドレールを正常な状態でスライドした状態を示す写真である。 本発明の実施形態の補助構造体が設けられたエプロンルーフ用ガイドレールを示す斜視図である。 本発明の実施形態の補助構造体を拡大して示す斜視図である。 本発明の別の実施形態の補助構造体が設けられたエプロンルーフ用ガイドレールを示す斜視図である。 本発明の別の実施形態の補助構造体を拡大して示す斜視図である。 本発明によるエプロンルーフ用ガイドレールにエプロンルーフが収納された状態を示す写真である。
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
本発明の移動式通路(以下、エプロンルーフとも称する)の展開及び収納を補助するための補助構造体は、空港のターミナルビルと航空機の乗降タラップ車の出入口間に配設され、下方に走行キャスタを備えた少なくとも先端ユニットと互いに連結された複数の伸縮自在な伸縮ユニットを有し、内部を乗客が歩行可能な床無しの伸縮自在のトンネルを構成するエプロンルーフの伸縮のために空港のターミナルビルの出入り口側に設置されるガイドレールの出入り口側に設けられるものである。
エプロンルーフの長さは使用形態により適切な長さに設定されるが、例えば伸縮ユニットが18台の場合、展開時には約21mで、収納時には約4mであり、幅は約160cmである。エプロンルーフの先端ユニットには、電動牽引車が取り付けられ、使用時には、先端ユニットに取り付けられた電動牽引車が前進し、伸縮ユニットを伸ばすことによってエプロンルーフを収納場所であるガイドレールから航空機付近へ移動し、航空機の乗降口側に配設される。使用後は、牽引車を後退させ、伸縮ユニットを縮ませ、エプロンルーフを元の収納場所であるガイドレールに収納させる。
ここでは、電動牽引車がエプロンルーフの右側に配置される場合を例に説明する。図10は本発明の実施形態の補助構造体が設けられたエプロンルーフ用ガイドレールを示す斜視図、図11は本発明の実施形態の補助構造体を拡大して示す斜視図である。
このエプロンルーフ用ガイドレール1は、図10に示すように、複数の伸縮ユニットを収納可能な長さを有するガイドレール本体10の駐機中の航空機側、すなわち出入り口部に設けられた、移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体20を備えている。
エプロンルーフ用ガイドレール1は、例えば鋼鉄等の金属から製造することができ、ガイドレール本体10は、一定幅で長尺の底面部11と該底面部11の両側から所定の高さだけ立設された側板部12A、12Bからなる。
ガイドレール本体10の寸法を例示すると、ガイドレール本体10の長さは、例えば伸縮ユニットが18台の場合、約2.5m、幅は約10cm、厚みは約5mmである。ガイドレール本体10の側板部12A、12Bの高さは約5cm、厚みは約5mmである。
補助構造体20は、通路と反対側の側板部12Aの先端側から連続形成され、通路と反対側に向けて屈曲する出入り口部側の第1の側板部21を有する。第1の側板部21は、側板部12Aから若干通路と反対側に向けて屈曲した側板部21aと、側板部21aから湾曲した側板部21bと、側板部21bからさらに通路と反対側に向けて屈曲した側板部21cから構成され、側板部21cの前方端には円柱状に形成され側板部21cの損傷を防止する保護柱21dが設けられている。
一方、通路側の側板部12Bの先端側手前には、所定幅の切欠き部13が設けられている。側板部12Bの切欠き部13の手前側には通路側に向けて屈曲するガイド板部22aが設けられている。切欠き部13の前方の側板部12B(22b)の先端側には、これと連続して形成され、通路側に屈曲した側板部22cが設けられ、その前方側は、緩やかに切り落とされた切り落とし部23となっており、エプロンルーフを歩行する人の安全のために望ましい。24は底部である。なお、底部24は、エプロンルーフのキャスタを取り込みやすいように出口側にかけて緩やかなスロープとなっている。
出入り口側の通路側の側板部22cの側板部12Bに対する角度(上面から見た傾斜角)は、出入り口側の通路とは反対側の側板部21cの側板部12Aに対する角度(上面から見た傾斜角)より小さくなるように設定されていることが、エプロンルーフを歩行する人の安全のために望ましい。
補助構造体20の寸法を例示すると、側板部21a、21b、21cの厚みは約5mm、高さは約5cmであり、側板部21aから側板部21cのレール長手方向の長さは約50cmである。側板部(ガイド板部)22a、側板部22b、22cの厚みは約5mm、高さは約5cm、側板部22aの長さは約13cm、切欠き部13の長さは約16cm、側板部22b、22cのレール長手方向の長さは約30cmである。
上記では、エプロンルーフ用ガイドレール1がエプロンルーフの右側走行用キャスタ側に設置される場合につき説明したが、ケースにより左側走行用キャスタ側に設置してもよい。この場合、図10、図11に示したガイドレール、補助構造体は、図12、図13のようになる。また、左右両側配置としてもよい。
図14に、ガイドレール1にエプロンルーフが収納された状態を示す。
ガイドレール1は、アンカーポストへワイヤーにより、空港のターミナルビル側に固定設置することが望ましい。
次に、補助構造体を設けたガイドレール1を用いたエプロンルーフの展開・収納動作について述べる。収納状態では、駐機中の航空機に対しエプロンルーフの右側の車輪に対応してガイドレール1が設置されているものとする。
エプロンルーフを展開する場合、操作者は電動牽引車に搭乗し、電源キーを回し、電源をオンとする。その後、エプロンルーフの先端ユニットの右側に取り付けられた接続板に設けられた接続ピンと、電動牽引車の左側に取り付けられた接続板に設けられたフックとを係合させることにより、展開可能状態とし、ゆっくりと電動牽引車を前進させる。これにより、エプロンルーフの先端ユニットがゆっくりと前進するとともに、該先端ユニットに連結された複数の伸縮ユニットが徐々に展開し、ガイドレール1から離脱し、駐機中の航空機の乗降口に向けて移動し、目的の乗降口の近傍に到達し、先端ユニットの乗降口及び階段部への配設が行われる。そして電動牽引車の電源キーをオフとする。
乗客等がターミナルビルからエプロンルーフを通り、航空機への搭乗完了後、電動牽引車の電源キーをオンとし、収納位置までエプロンルーフを後退させる。その際、本実施形態のガイドレール1の出入り口の航空機側の幅が広くなっているため、また、エプロンルーフのキャスタがスムーズにガイドレール本体10に取り込まれ、たとえキャスタが補助構造体20の通路側に外れても切欠き部13の入口部からガイドレール内に取り込まれて収納されるので、シザーバーが損傷することなく、スムーズに収納が行われ、図14の状態にエプロンルーフの収納が完了する。その後、電動牽引車をエプロンルーフの先端ユニットから離脱させて作業を終了させる。
1 エプロンルーフ用ガイドレール
10 ガイドレール本体
11 底面部
12A、12B 側板部
13 切欠き部
20 補助構造体
21(21a、21b、21c) 通路と反対側の側板部
22(22a) ガイド板部
22(22b、22c) 通路側の側板部
23 切り落とし部
24 底部
31a、31b、31c、31d 支柱
32a、32b アーチ状のビーム
33a、33b、33c、33d シザーバー
34a、34b、34c、34d 走行用車輪
35 シートカバー
A 全方位ユニット(固定)または伸縮ユニット(固定)
B 伸縮ユニット
C 先端ユニット
D 電動牽引車

Claims (3)

  1. 空港のターミナルビルと航空機の乗降タラップ車の出入口間に配設され、下方に走行キャスタを備えた少なくとも先端ユニットと互いに連結された複数の伸縮自在な伸縮ユニットを有し、内部を乗客が歩行可能な床無しの伸縮自在のトンネルを構成する移動式通路を収納する、一定幅で長尺の底面部と該底面部の両側から所定の高さだけ立設された側板部からなり、前記複数の伸縮ユニットを収納可能な長さを有するガイドレールの出入り口部に設けられ、移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体であって、
    通路と反対側の側板部の先端側から連続形成され、通路と反対側に向けて屈曲する出入り口部側の第1の側板部と、先端側手前に所定幅の切欠き部が設けられた通路側側板部の先端側から通路側に向けて屈曲する出入り口部側の第2の側板部とから前記ガイドレールの出入り口部が形成され、
    通路側側板部の前記切欠き部手前から通路側に向けてガイド板部が屈曲形成され、前記切欠き部が、第2の側板部より通路側に一方の走行キャスタが外れた場合に該走行キャスタをガイドレール内に取り込んで収納するための入口部となっていることを特徴とする補助構造体。
  2. 前記出入り口部側の第2の側板部の通路側側板部に対する角度が、通路と反対側の前記出入り口部側の第1の側板部の通路と反対側の側板部に対する角度に対して小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の補助構造体。
  3. 前記出入り口部の第2の側板部の一部が前方に向けて切り落とされた切り落とし部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の補助構造体。
JP2017046084A 2016-03-17 2017-03-10 移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体 Active JP6147453B1 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054003 2016-03-17
JP2016054003 2016-03-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6147453B1 true JP6147453B1 (ja) 2017-06-14
JP2017171282A JP2017171282A (ja) 2017-09-28

Family

ID=59061247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017046084A Active JP6147453B1 (ja) 2016-03-17 2017-03-10 移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6147453B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110001996A (zh) * 2019-04-23 2019-07-12 江苏上骐重工科技有限公司 一种机场用移动式廊道
CN110001995A (zh) * 2019-04-23 2019-07-12 江苏上骐重工科技有限公司 自伸展廊道
CN112124616A (zh) * 2020-09-11 2020-12-25 威海广泰空港设备股份有限公司 一种登机桥

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6368821B1 (ja) * 2017-05-10 2018-08-01 株式会社ジャバラ 誘導通路

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2486170A (en) * 1947-02-19 1949-10-25 Eugene M Quinn Extensible canopy
WO2001024601A2 (en) * 1999-10-06 2001-04-12 Infra-Structures, Inc. Improved cover system for aircraft loading passageway
JP3111843U (ja) * 2005-04-05 2005-07-28 株式会社大陽産業 密閉式ゴミ箱

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110001996A (zh) * 2019-04-23 2019-07-12 江苏上骐重工科技有限公司 一种机场用移动式廊道
CN110001995A (zh) * 2019-04-23 2019-07-12 江苏上骐重工科技有限公司 自伸展廊道
CN110001995B (zh) * 2019-04-23 2024-03-22 江苏上骐重工科技有限公司 自伸展廊道
CN110001996B (zh) * 2019-04-23 2024-04-30 江苏上骐重工科技有限公司 一种机场用移动式廊道
CN112124616A (zh) * 2020-09-11 2020-12-25 威海广泰空港设备股份有限公司 一种登机桥

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017171282A (ja) 2017-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6147453B1 (ja) 移動式通路の展開及び収納を補助するための補助構造体
US9145091B2 (en) Access device
RU2554915C2 (ru) Убирающаяся боковая надставка, примыкающая по меньшей мере к одной грузонесущей поверхности грузового транспортного средства
US7900307B2 (en) Boarding bridge
EP0752969B1 (en) Passageway for loading and unloading aircraft
SE444292B (sv) Trappanordning for persontransportanordning
CN204726295U (zh) 具体呈自卸卡车或卡车形式的作业机器
CN105658496A (zh) 用于保护人员免受移动的轨道车辆伤害的保护壁
WO2001088274A1 (en) Boarding ramp for commuter aircraft
JP2520780B2 (ja) 建設現場用のランディングプラットフォ―ムおよび高架保護体
US7596826B2 (en) Device for passenger bridges for aircraft
US20150191258A1 (en) Access tunnel to an aircraft
JP4828064B2 (ja) 連結された同一車両の連続する二つの客車間の車両間通路用保護手段
US8544586B2 (en) Multifunction utility cart
JP6199046B2 (ja) ロタンダ及びボーディングブリッジ構造
JP4324605B2 (ja) ボーディングブリッジ
US6745423B1 (en) Passenger boarding bridge with laterally adjustable cab portion
JP7353781B2 (ja) ボーディングブリッジ
JP6783069B2 (ja) 橋梁用吊足場装置の設置方法
CN209921154U (zh) 车辆运输车
JPH10102426A (ja) ヘリポート
KR101836105B1 (ko) 화물트럭의 덮개 장치
JP7578159B2 (ja) 高所作業を実施する方法
JP2010105511A (ja) ボーディングブリッジ
JP5538962B2 (ja) ボーディングブリッジ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170316

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170329

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170516

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6147453

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250