[go: up one dir, main page]

JP6142951B1 - 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法 - Google Patents

食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6142951B1
JP6142951B1 JP2016204457A JP2016204457A JP6142951B1 JP 6142951 B1 JP6142951 B1 JP 6142951B1 JP 2016204457 A JP2016204457 A JP 2016204457A JP 2016204457 A JP2016204457 A JP 2016204457A JP 6142951 B1 JP6142951 B1 JP 6142951B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fruit
pick
cut
food
end side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016204457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018064714A (ja
Inventor
健太 泉
健太 泉
信治 菅原
信治 菅原
Original Assignee
プレジール株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by プレジール株式会社 filed Critical プレジール株式会社
Priority to JP2016204457A priority Critical patent/JP6142951B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6142951B1 publication Critical patent/JP6142951B1/ja
Publication of JP2018064714A publication Critical patent/JP2018064714A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Table Equipment (AREA)

Abstract

【課題】一体となった状態の食物及び食物用ピックに振動等の負荷が加わった際に、食物用ピックに対する食物の移動を抑制することのできる食物用ピックを提供する。また、この食物用ピックを用いた盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法を提供する。【解決手段】食物用ピック30において、一端側に食物が固定される棒状の本体32と、本体32の一端側に形成された雄ねじ部33と、を備え、雄ねじ部33にねじ込まれた状態で食物が固定されるようにした。【選択図】図3

Description

本発明は、食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法に関する。
一般に、食物用ピックは、一端側に食物が固定される棒状の本体を有し、本体の一端側は先端に向かって細くなるよう形成される(例えば、特許文献1参照。)特許文献1に記載の食物用ピックは、食物と一体となって、「ひも付き風船」、「一本の草木」等の特定の一形態を形成する。
登録実用新案第3127744号公報
ところで、一体となった状態の食物及び食物用ピックの運搬に際し、振動等の負荷が加わると、食物が食物用ピックの所期の固定位置からずれたり、食物用ピックから脱落するおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、一体となった状態の食物及び食物用ピックに振動等の負荷が加わった際に、食物用ピックに対する食物の移動を抑制することのできる食物用ピックを提供することを目的とする。また、この食物用ピックを用いた盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、一端側に食物が固定される棒状の本体と、前記本体の一端側に形成された雄ねじ部と、を備えた食物用ピックが提供される。
この食物用ピックによれば、食物の固定に際し、本体の一端側先端を食物に接触させ、雄ねじ部の締め付け方向に本体を回転させる。これにより、雄ねじ部を食物にねじ込ませ、本体の一端側に食物を固定することができる。このとき、食物の中身が損なわれることはない。
このように、雄ねじ部にねじ込まれた状態で食物が固定されているので、雄ねじ部により食物の本体の軸方向への移動が規制される。従って、振動等の負荷が加わった際に、食物用ピックに対する食物の移動を抑制することができる。
上記食物用ピックにおいて、前記本体における前記雄ねじ部よりも他端側に形成され、前記本体から径方向外側へ延びるフランジ部を備えてもよい。
この食物用ピックによれば、食物の固定に際し、フランジ部に食物の表面を接触させることで食物の位置決めを行うことができる。
また、フランジ部と接触した状態で食物が固定されているので、フランジ部により食物の本体の他端側への移動が規制される。従って、振動等の負荷が加わった際に、食物用ピックに対する食物の他端側への移動を抑制することができる。
上記食物用ピックにおいて、前記フランジ部は、前記雄ねじ部の他端側端部に形成されてもよい。
この食物用ピックによれば、食物の表面と接触するフランジ部まで雄ねじ部が形成されているので、食物にねじ込まれる雄ねじ部の区間をより長くすることができる。
上記食物用ピックにおいて、前記本体の他端側は、先端に向かって細くなるよう形成されていてもよい。
この食物用ピックによれば、本体の他端側を他の部材等に突き刺して固定することができる。
また、本発明では、複数の食物と、前記各食物が一端側に固定される複数の食物用ピックと、前記各食料用ピックの他端側を支持する支持部と、を備え、前記各食物用ピックの少なくとも一つを、上記食物用ピックとした盛り合わせられた食物の支持構造が提供される。
さらに、本発明では、複数の食物と、前記各食物が一端側に固定される複数の食物用ピックと、前記各食料用ピックの他端側を支持する支持部と、前記支持部が内部に配置される容器と、を備え、前記各食物用ピックの少なくとも一つを、上記食物用ピックとした食物の盛り合わせ製品が提供される。
さらにまた、本発明では、上記食物の盛り合わせ製品の製造方法であって、前記各食物用ピックの前記本体を回転させ、前記雄ねじ部を前記各食物にねじ込む工程を含む食物の盛り合わせ製品の製造方法が提供される。
さらにまた、本発明では、複数の食物と、前記各食物が一端側に固定される複数の食物用ピックと、前記各食料用ピックの他端側を支持する支持部と、前記支持部が内部に配置される容器と、を備えた食物の盛り合わせ製品の運搬方法であって、前記各食物用ピックの少なくとも一つを上記食物用ピックとし、当該食物用ピックに固定される食物を当該食物用ピックの前記雄ねじ部にねじ込ませた状態とする食物の盛り合わせ製品の運搬方法が提供される。
本発明によれば、一体となった状態の食物及び食物用ピックに振動等の負荷が加わった際に、食物用ピックに対する食物の移動を抑制することができる。
本発明の一実施形態を示すカットフルーツ盛り合わせ製品の外観図である。 カットフルーツ盛り合わせ製品の内部を示す模式図である。 第1フルーツ用ピックの正面図である。 第2フルーツ用ピックの正面図である。 第3フルーツ用ピックの正面図である。 第4フルーツ用ピックの正面図である。 第1フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。 第2フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。 第1フルーツ用ピックに固定されたカットフルーツの断面図である。 第3フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。 第4フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。 容器内の支持部に各フルーツ用ピックを固定する様子を示す説明図である。
図1から図12は本発明の一実施形態を示し、図1はカットフルーツ盛り合わせ製品の外観図、図2はカットフルーツ盛り合わせ製品の内部を示す模式図である。
図1に示すように、このカットフルーツの盛り合わせ製品100は、持ち運び可能な容器10に、複数種類のカットフルーツA,G,K,O,Pが盛り合わされたものである。図2に示すように、カットフルーツの盛り合わせ製品100は、上方を開口した容器10と、容器10の内部に配置される支持部材20と、支持部材20により支持される複数のフルーツ用ピック30,40,50,60と、各フルーツ用ピック30,40,50,60の一端側にそれぞれ固定されたカットフルーツA,G,K,O,Pと、支持部材20上に配置される装飾食材80と、を有する。
図1に示すように、容器10は、例えば金属製であり、上方を開口した円筒状の本体11と、本体11の上部に接続された把持部12と、を有する。図2に示すように、本体11の内側は、全面的にプラスチック製のカバー13により覆われている。
支持部材20は、例えば発泡ウレタンからなり、各フルーツ用ピック30,40,50,60の他端側が差し込まれると、差し込まれた姿勢で各フルーツ用ピック30,40,50,60を支持する。支持部材20の上部、装飾食材80により覆われている。本実施形態においては、装飾食材80はパセリである。
図3は第1フルーツ用ピックの正面図、図4は第2フルーツ用ピックの正面図、図5は第3フルーツ用ピックの正面図、図6は第4フルーツ用ピックの正面図である。
図3から図6に示すように、各フルーツ用ピック30,40,50,60は、例えばプラスチック製であり、それぞれ棒状の本体32,42,52,62を有し、本体31の一端側にカットフルーツA,G,K,O,Pが固定される。本実施形態のカットフルーツの盛り合わせ製品100では、4種類のフルーツ用ピック30,40,50,60が使用される。
図3に示すように、第1フルーツ用ピック30は、本体32の一端側の所定区間に形成された雄ねじ部33と、本体32における雄ねじ部33よりも他端側に形成され径方向外側へ延びるフランジ部34と、を有する。本実施形態においては、フランジ部34は、雄ねじ部33の他端側端部に形成されている。本体32の断面は、フランジ部34よりも一端側が略円形に形成され、フランジ部34よりも他端側が略正方形状に形成される。本体32の一端側には、先端に向かって細くなるよう形成されたフルーツ用縮径部35が形成される。また、本体32の他端側にも、先端に向かって細くなるよう形成された支持部材用縮径部36が形成される。
図4に示すように、第2フルーツ用ピック40は、第1フルーツ用ピック30よりも短く形成され、本体42の一端側の所定区間に形成された雄ねじ部43と、本体42における雄ねじ部43よりも他端側に形成され径方向外側へ延びるフランジ部44と、を有する。本実施形態においては、フランジ部44は、雄ねじ部43の他端側端部に形成されている。本体42の断面は、フランジ部44よりも一端側が略円形に形成され、フランジ部44よりも他端側が略正方形状に形成される。本実施形態においては、第2フルーツ用ピック40におけるフランジ部44から一端までの長さは、第1フルーツ用ピック30におけるフランジ部34から一端までの長さより短く、第2フルーツ用ピック40におけるフランジ部44から他端までの長さは、第1フルーツ用ピック30におけるフランジ部34から他端までの長さとほぼ同じである。本体42の一端側には、先端に向かって細くなるよう形成されたフルーツ用縮径部45が形成される。また、本体42の他端側にも、先端に向かって細くなるよう形成された支持部材用縮径部46が形成される。
図5に示すように、第3フルーツ用ピック50は、本体52の一端側の所定区間に形成された突条部53を有する。本実施形態においては、突条部53は、螺旋状に延びる突条が交叉することにより略網状に形成されている。本体52の断面は、突条部53の形成区間が略円形に形成され、突条部53よりも他端側が略正方形状に形成される。本体52の一端側には、先端に向かって細くなるよう形成されたフルーツ用縮径部55が形成される。また、本体52の他端側にも、先端に向かって細くなるよう形成された支持部材用縮径部56が形成される。
図6に示すように、第4フルーツ用ピック60は、本体62の所定箇所に形成され径方向外側へ延びる突出部63,64を有する。突出部63,64は、第1フルーツ用ピック30及び第2フルーツ用ピック40のフランジ部34,44よりも径方向に小さい。本実施形態においては、突出部63,64は2箇所形成され、一端側の第1突出部63は径方向に比較的小さく、他端側の第2突出部64は径方向に比較的大きく形成される。本体62の断面は、第2突出部64よりも一端側が略十字状に形成され、第2突出部64よりも他端側が略正方形状に形成される。本体62の一端側には、先端に向かって細くなるよう形成されたフルーツ用縮径部65が形成される。また、本体62の他端側にも、先端に向かって細くなるよう形成された支持部材用縮径部66が形成される。
図7は第1フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図、図8は第2フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。
ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツについては、雄ねじ部33,44が形成された第1フルーツ用ピック30又は第2フルーツ用ピック40が好適に用いられる。ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツとしては、例えば、比較的厚い皮がついていないもの、果肉の密度が比較的小さいもの、果肉に含まれる水分が比較的多いもの等が挙げられる。具体的には、例えば、ぶどう、イチゴ、キンカン、キウイ等が挙げられる。これらは、皮が比較的薄いため、皮むき処理の有無にかかわらず、雄ねじ部33,44が形成された第1フルーツ用ピック又は第2フルーツ用ピックが好適に用いられる。また、ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツとして、例えば、皮むきして所定形状に整えられたパイナップル、メロン、すいか等も挙げられる。図7には比較的滑りやすいカットフルーツPとして皮むきされたパイナップルが示され、図8には比較的滑りやすいカットフルーツGとしてぶどうが示されている。図7及び図8に示すように、比較的大きなカットフルーツP,Kについては雄ねじ部33が比較的長尺の第1フルーツ用ピック30を用い、比較的小さなカットフルーツGについては雄ねじ部43が比較的短尺の第2フルーツ用ピック40が用いられる。尚、比較的小さなカットフルーツGであっても複数並べる場合等には、比較的長尺の第1フルーツ用ピック30が用いられる。
雄ねじ部33,43が形成されたフルーツ用ピック30,40へのカットフルーツG,K,Pの固定にあたっては、本体32,42の一端側先端をカットフルーツG,K,Pに接触させ、雄ねじ部33,43の締め付け方向に本体32,42を回転させる。これにより、雄ねじ部33,43をカットフルーツG,K,Pにねじ込ませ、本体32,42の一端側にカットフルーツG,K,Pを固定することができる。このとき、カットフルーツG,K,Pの果肉が損なわれることはない。本実施形態においては、本体32,42の一端側先端にはフルーツ用縮径部35,45が形成されているので、本体32,42の一端側をスムースにカットフルーツG,K,Pの内部へ導入することができる。また、本実施形態においては、フランジ部34,44にカットフルーツG,K,Pの表面を接触させることでカットフルーツG,K,Pが位置決めされる。このように、本実施形態のカットフルーツの盛り合わせ製品100は、各フルーツ用ピック30,40の本体32,42を回転させ、雄ねじ部33,43をカットフルーツG,K,Pにねじ込む工程を経て製造される。
図9は第1フルーツ用ピックに固定されたカットフルーツの断面図である。図9には比較的滑りやすいカットフルーツKとしててキウイが示されている。
図9に示すように、雄ねじ部33,43がカットフルーツG,K,Pに食い込んでいるので、フルーツ用ピック30,40とカットフルーツG,K,Pの接触面積が大きくなっている。特に本実施形態においては、カットフルーツG,K,Pの表面と接触するフランジ部34,44まで雄ねじ部33,43が形成されているので、カットフルーツG,K,Pにねじ込まれる雄ねじ部33,43の区間が比較的長く、接触面積がより大きくなっている。このように、雄ねじ部33,43にねじ込まれた状態でカットフルーツG,K,Pが固定されているので、雄ねじ部33,43によりカットフルーツG,K,Pの本体32,42の軸方向への移動が規制される。従って、振動等の負荷が加わった際に、フルーツ用ピック30,40に対するカットフルーツG,K,Pの移動を抑制することができる。
図10は第3フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図、図11は第4フルーツ用ピックにカットフルーツを固定する様子を示す説明図である。ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツについては、雄ねじ部が形成されていない第3フルーツ用ピック50又は第4フルーツ用ピック60を用いることができる。尚、ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツについても、雄ねじ部33,44が形成されたフルーツ用ピックを用いてもよいことは勿論である。ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツとしては、例えば、比較的厚い皮がついているもの、果肉の密度が比較的大きいもの、果肉に含まれる水分が比較的少ないもの等があげられる。果肉自体がピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツとして、例えば、りんご、バナナ、ブルーベリー等を挙げることができる。これらは、皮のない状態であっても、雄ねじ部が形成されていない第3フルーツ用ピック又は第4フルーツ用ピックを用いることができる。また、比較的厚い皮がついたカットフルーツとしては、例えば、皮付きのオレンジ、皮付きのグレープフルーツ、皮付きのメロン等を挙げることができる。
本実施形態においては、図10に示すように、比較的厚い皮がついた状態のカットフルーツOについては、突条部53が形成された第3フルーツ用ピック50が用いられる。図10にはこのようなカットフルーツOとしてオレンジを示している。突条部53が形成された第3フルーツ用ピック50へのカットフルーツOの固定は、フルーツ用縮径部55を利用してカットフルーツOの一方の皮部分に本体52の一端側を差し込み、一方の皮部分を貫通させた後、他方の皮部分と接触するまで本体52をカットフルーツOの果肉部分に差し入れることで行われる。
本実施形態においては、図11に示すように果肉自体がピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツAについては、本体62の一端側が略十字状に形成された第4フルーツ用ピック60が用いられる。図11にはこのようなカットフルーツAとしてりんごを示している。本体62の一端側が略十字状に形成された第4フルーツ用ピック60へのカットフルーツAの固定は、フルーツ用縮径部65を利用してカットフルーツAに一端を差し込むことで行われる。ここで、りんごは比較的実が締まっているので、本体62を差し込むことで自然と固定される。
図12は容器内の支持部に各フルーツ用ピックを固定する様子を示す説明図である。
図12に示すように、一端にカットフルーツA,G,K,O,Pが固定された各フルーツ用ピック30,40,50,60は、容器10内に配置された支持部材20に固定される。支持部材20への各フルーツ用ピック30,40,50,60の固定は、支持部材用縮径部36,46,56,66を利用して本体32,42,52,62の他端を支持部材20に突き刺し、任意の深さまで本体32,42,52,62を支持部材20に差し入れることで行われる。これにより、カットフルーツA,G,K,O,Pを、支持部材20の上方において、任意の位置に任意の姿勢で固定することができる。
以上のように構成されたカットフルーツの盛り合わせ製品100は、工場から出荷される際に、自動車等の車両を用いて運搬される。このとき、カットフルーツの盛り合わせ製品100には車両から振動が加わるものの、第1フルーツ用ピック30,40に対するカットフルーツG,K,Pの相対的な軸方向の移動を抑制することができる。これにより、製品運搬時におけるカットフルーツG,K,Pの脱落を抑制することができる。すなわち、この作用効果は、カットフルーツの盛り合わせ製品100の運搬にあたり、カットフルーツの盛り合わせ製品100における各フルーツ用ピック30,40,50,60の少なくとも1つを雄ねじ部33,34が形成されたフルーツ用ピック30,40とし、当該フルーツ用ピック30,40に固定されるカットフルーツG,K,Pを当該フルーツ用ピック30,40の雄ねじ部33,34にねじ込ませた状態とすることにより得ることができる。
尚、前記実施形態においては、食物用ピックとしてフルーツ用ピックを例示したが、一端側に雄ねじ部が形成されたピックであれば、フルーツ以外の食物にも適用可能である
また、前記実施形態においては、フランジ部が雄ねじ部の他端側端部に形成されたフルーツ用ピックを示したが、フランジ部は雄ねじ部よりも他端側に形成されていればよい。
また、前記実施形態においては、各フルーツ用ピックの他端側が先端に向かって細くなるよう形成されているものを示したが、各フルーツ用ピックの他端側の形状は任意に変更することができる。例えば、前記実施形態においては、各フルーツ用ピックの他端側が支持部材に差し込まれるものを示したが、支持部として差し込み用の穴が予め形成されたものを用いれば、各フルーツ用ピックの他端側を先端に向かって細くなるよう形成する必要はない。
また、前記実施形態においては、カットフルーツの盛り合わせ製品における一部のフルーツ用ピックに雄ねじ部を形成したものを示したが、全てのフルーツ用ピックに雄ねじ部が形成されるようにしてもよい。すなわち、カットフルーツの盛り合わせ製品におけるフルーツ用ピックの少なくとも一つに雄ねじ部が形成されていればよい。
また、前記実施形態においては、支持部が内部に配置される容器を備えたカットフルーツの盛り合わせ製品に本発明を適用したものを示したが、支持部は容器内に配置されるものに限定されない。すなわち、複数の食物と、各食物が一端側に固定される複数の食物用ピックと、各食料用ピックの他端側を支持する支持部と、を備えた盛り合わせられた食物の支持構造であれば本発明を適用することが可能である。
以上、本発明の実施の形態を示したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
10 容器
11 本体
12 把持部
13 カバー
20 支持部材
30 第1フルーツ用ピック
32 本体
33 雄ねじ部
34 フランジ部
35 フルーツ用縮径部
36 支持部材用縮径部
40 第2フルーツ用ピック
42 本体
43 雄ねじ部
44 フランジ部
45 フルーツ用縮径部
46 支持部材用縮径部
50 第3フルーツ用ピック
52 本体
53 突条部
55 フルーツ用縮径部
56 支持部材用縮径部
60 第4フルーツ用ピック
62 本体
63 第1突出部
64 第2突出部
65 フルーツ用縮径部
66 支持部材用縮径部
100 カットフルーツの盛り合わせ製品
A カットフルーツ
G カットフルーツ
K カットフルーツ
O カットフルーツ
P カットフルーツ

Claims (8)

  1. 複数のカットフルーツと、前記各カットフルーツが一端側に固定される複数のフルーツ用ピックと、前記各フルーツ用ピックの他端側を支持する支持部と、前記支持部が内部に配置される容器と、を備え、前記フルーツ用ピックが一端側を上向き、他端側を下向きとして配置されるカットフルーツの盛り合わせ製品の運搬方法であって、
    前記各フルーツ用ピックの少なくとも一つを、棒状の本体と、前記本体の一端側に形成された雄ねじ部と、前記本体における前記雄ねじ部よりも他端側に形成され前記本体から径方向外側へ延びるフランジ部と、を備えたねじ有りフルーツ用ピックとし、
    前記ねじ有りフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツを、前記雄ねじ部にねじ込ませるとともに、前記フランジ部と接触させ、
    車両による運搬時に振動が加わった際に、前記雄ねじ部により前記カットフルーツの上下方向の移動を抑制するとともに、前記フランジ部により前記カットフルーツの下方への移動を規制するカットフルーツの盛り合わせ製品の運搬方法。
  2. 前記フランジ部は、前記雄ねじ部の他端側端部に形成される請求項1に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品の運搬方法。
  3. 前記各フルーツ用ピックの少なくとも一つを、一端側に雄ねじ部が形成されていない棒状の本体を備えたねじ無しフルーツ用ピックとし、
    前記ねじ有りフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツを、ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツとし、
    前記ねじ無しフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツを、ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツとした請求項1または2に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品の運搬方法。
  4. 前記ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツは、比較的厚い皮がついていないもの、果肉の密度が比較的小さいもの、または、果肉に含まれる水分が比較的多いものであり、
    前記ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツは、比較的厚い皮がついているもの、果肉の密度が比較的大きいもの、または、果肉に含まれる水分が比較的少ないものである請求項3に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品の運搬方法。
  5. 複数のカットフルーツと、前記各カットフルーツが一端側に固定される複数のフルーツ用ピックと、前記各フルーツ用ピックの他端側を支持する支持部と、前記支持部が内部に配置される容器と、を備え、前記フルーツ用ピックが一端側を上向き、他端側を下向きとして配置されるカットフルーツの盛り合わせ製品であって、
    前記各フルーツ用ピックの少なくとも一つは、棒状の本体と、前記本体の一端側に形成された雄ねじ部と、前記本体における前記雄ねじ部よりも他端側に形成され前記本体から径方向外側へ延びるフランジ部と、を備えたねじ有りフルーツ用ピックであり、
    前記ねじ有りフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツは、前記雄ねじ部にねじ込まれるとともに、前記フランジ部と接触するカットフルーツの盛り合わせ製品。
  6. 前記フランジ部は、前記雄ねじ部の他端側端部に形成される請求項5に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品。
  7. 前記各フルーツ用ピックの少なくとも一つは、一端側に雄ねじ部が形成されていない棒状の本体を備えたねじ無しフルーツ用ピックであり、
    前記ねじ有りフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツは、ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツであり、
    前記ねじ無しフルーツ用ピックに固定されるカットフルーツは、ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツである請求項5または6に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品。
  8. 前記ピックに対して比較的滑りやすいカットフルーツは、比較的厚い皮がついていないもの、果肉の密度が比較的小さいもの、または、果肉に含まれる水分が比較的多いものであり、
    前記ピックに対して比較的滑りにくいカットフルーツは、比較的厚い皮がついているもの、果肉の密度が比較的大きいもの、または、果肉に含まれる水分が比較的少ないものである請求項7に記載のカットフルーツの盛り合わせ製品。
JP2016204457A 2016-10-18 2016-10-18 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法 Active JP6142951B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204457A JP6142951B1 (ja) 2016-10-18 2016-10-18 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016204457A JP6142951B1 (ja) 2016-10-18 2016-10-18 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6142951B1 true JP6142951B1 (ja) 2017-06-07
JP2018064714A JP2018064714A (ja) 2018-04-26

Family

ID=59012009

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016204457A Active JP6142951B1 (ja) 2016-10-18 2016-10-18 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6142951B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002125830A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Toshiko Fujisaki 食品製止め具
JP2003061805A (ja) * 2001-08-21 2003-03-04 Natural Foods & Life:Kk 鍔付き串
JP3127744U (ja) * 2006-09-05 2006-12-14 株式会社まるき ピック
JP3203738U (ja) * 2016-02-02 2016-04-14 勉 金谷 ツリー状フードピック

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002125830A (ja) * 2000-10-25 2002-05-08 Toshiko Fujisaki 食品製止め具
JP2003061805A (ja) * 2001-08-21 2003-03-04 Natural Foods & Life:Kk 鍔付き串
JP3127744U (ja) * 2006-09-05 2006-12-14 株式会社まるき ピック
JP3203738U (ja) * 2016-02-02 2016-04-14 勉 金谷 ツリー状フードピック

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018064714A (ja) 2018-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Belay et al. Modelling approaches for designing and evaluating the performance of modified atmosphere packaging (MAP) systems for fresh produce: A review
Woodroof Commercial fruit processing
US9320376B2 (en) Reusable food covers
US20160137397A1 (en) Method and apparatus for delivery of fresh produce
JP6142951B1 (ja) 食物用ピック、盛り合わせられた食物の支持構造、食物の盛り合わせ製品、食物の盛り合わせ製品の製造方法及び食物の盛り合わせ製品の運搬方法
JP2009007014A (ja) 苺の搬送用保持具および苺の搬送・陳列用容器
JP2010047307A (ja) 植物の保持部材
US20140338507A1 (en) Food peeler and method of using same
US20150114239A2 (en) Caps For Fruits and Vegetables
US20110167720A1 (en) Fruit and vegetable shaping device and method of use
KR101121629B1 (ko) 포도박스
CN205707850U (zh) 蟹味菇自动包装用盒托
US20200022523A1 (en) Processing device for use with fruits and/or vegetables
US20020159828A1 (en) Fastener system
US20200178570A1 (en) Method for boring into a coconut with a threaded stopper incorporated into same
AU2006101010A5 (en) A Food Tray
JP6901757B2 (ja) 果物収納容器用シート、果物収納容器及び果物収納構造
US20240125347A1 (en) Ice Screw Assembly
JP5884255B2 (ja) 収納容器の生産方法及びこの収納容器の固定具
WO2021059464A1 (ja) 果梗付植物の保持具
CN206540349U (zh) 一种分段挂杆的液氮提桶
KR200166078Y1 (ko) 전자김치통의 내통 꺼냄 구조
KR20250000231U (ko) 수박 포장 용기
RU146678U1 (ru) Резьбовое крепёжное устройство с потайной шестигранной головкой и с внутренним шлицем
AU2014101323A4 (en) Device and Method for Shaping Fruits

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170424

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6142951

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150