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JP6137162B2 - 加熱調理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱調理装置関する。
特許文献1に、調理器具に設けられたICタグから情報を読み取る加熱調理装置が記載されている。特許文献1に記載された加熱調理装置は、調理器具の温度を正確に計測するための情報をICタグから取得する。
特開2006−156006号公報
油を加熱する場合は、油加熱用の調理器具を用いることが好ましい。特に、IHクッキングヒータと呼ばれる加熱調理装置では、油を加熱する際に指定の調理器具を用いることが推奨されている。例えば、IHクッキングヒータでは、調理器具の底部がトッププレートの表面に接触していないと調理器具の温度を正確に検出できない場合がある。このため、底部が反った調理器具を使用して油加熱を行うことは避けた方が良い。また、IHクッキングヒータでは、アルミの素材にステンレス板を張り合わせたような調理器具を使用して油加熱を行うことは好ましくない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされた。この発明の目的は、予め定められた調理器具以外の調理器具を使用して油の加熱を行うことを防止できる加熱調理装置提供することである。
この発明に係る加熱調理装置は、トッププレートと、トッププレートに載せられた調理器具を誘導加熱によっ加熱するための加熱コイルと、加熱コイルに流す電流を制御する制御装置と、調理器具によって油を加熱するための油加熱制御を開始する旨を入力するための入力装置と、光を照射し、その反射光を取り込むことによって調理器具が有する情報を読み取る読取装置と、を備える。トッププレートに、調理器具を載せるための範囲が表示される。読取装置から照射される光は、トッププレートを通過した後に範囲の外側から範囲の上方に向かうように、トッププレートの上面から斜め上方に向けて放たれる。制御装置は、油加熱制御を開始する旨が入力装置から入力された場合に、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置によって読み取られなければ油加熱制御を開始しない。
この発明によれば、予め定められた調理器具以外の調理器具を使用して油の加熱を行うことを防止できる。
この発明の実施の形態1における加熱調理装置と調理器具とを示す側面図である。 調理器具の一例を示す図である。 読取装置によってバーコードを読み取ることが可能な範囲を説明するための図である。 読取装置によってバーコードを読み取ることが可能な範囲を説明するための図である。 読取装置が読取可能な情報の他の形態を示す。 読取装置が読取可能な情報の他の形態を示す。 加熱調理装置の動作例を示すフローチャートである。 加熱調理装置の動作例を示すフローチャートである。
添付の図面を参照し、本発明を説明する。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における加熱調理装置1と調理器具2とを示す側面図である。図1では、調理器具2については外観を、加熱調理装置1については内部の構成を示している。
加熱調理装置1は、筐体3、トッププレート4及び操作パネル5を備える。筐体3の内部に、種々の機器が収納される。トッププレート4は、筐体3の上部に設けられる。トッププレート4は、例えば板状の強化ガラスからなる。トッププレート4の上に調理器具2が載せられる。操作パネル5は、加熱調理装置1の使用者が入力を行うための装置である。操作パネル5は、例えば複数の釦を備える。操作パネル5は、例えば筐体3の上部に設けられる。
加熱調理装置1は、筐体3の内部に、制御装置6、加熱コイル7、温度センサ8及び読取装置10を備える。加熱調理装置1は、筐体3の内部或いは外部に、報知装置9を更に備える。
制御装置6は、加熱調理装置1の各種動作を制御する。操作パネル5は、制御装置6に電気的に接続される。例えば、操作パネル5の釦が押されると、押された釦に対応する情報が制御装置6に入力される。
加熱コイル7は、トッププレート4の上に置かれた調理器具2を加熱するためのものである。加熱コイル7は、誘導加熱によって調理器具2を加熱する。即ち、加熱コイル7に電流が流れると電磁誘導の原理によってトッププレート4の上に置かれた調理器具2が発熱する。図1に示す加熱調理装置1は、所謂IHクッキングヒータと呼ばれるものである。加熱コイル7は、制御装置6に電気的に接続される。加熱コイル7に流す電流は、制御装置6によって制御される。例えば、制御装置6は、操作パネル5から入力された情報に基づいて加熱コイル7に流す電流を制御する。
トッププレート4に、加熱エリア11が表示される。加熱エリア11は、調理器具2をトッププレート4の上に載せた際に加熱コイル7によって調理器具2を効率的に加熱することができる範囲である。即ち、加熱エリア11は、調理器具2を載せるための範囲を示す。加熱エリア11は、例えば加熱コイル7の直上を含む範囲に設定される。
温度センサ8は、調理器具2の温度を計測する。温度センサ8は、例えば、トッププレート4の加熱エリア11に載せられた調理器具2の温度を非接触で計測する。温度センサ8による温度の計測方法は、上記方法に限定されない。温度センサ8は、制御装置6に電気的に接続される。温度センサ8によって計測された温度の情報は、制御装置6に入力される。
報知装置9は、加熱調理装置1の使用者に対して情報を報知する。報知装置9は、例えばアナウンス装置又は表示器からなる。加熱調理装置1に複数の報知装置9を備えても良い。報知装置9は、制御装置6に電気的に接続される。報知装置9から報知される内容は、制御装置6によって制御される。
読取装置10は、調理器具2が有する情報を読み取る。読取装置10の説明を行う前に、図2も参照して調理器具2について説明する。図2は、調理器具2の一例を示す図である。図2の右半分は、調理器具2の外観を示す。図2の左半分は、調理器具2の断面を示す。
調理器具2は、加熱調理装置1を使用して油を加熱するのに適している。例えば、調理器具2は、加熱調理装置1で使用される油加熱用の専用鍋として販売される。調理器具2は、例えば、底部12、湾曲部13、側壁部14及び取手15を備える。
底部12は、例えば、円形の板状を呈する部分である。湾曲部13は、底部12の縁から斜め上方に延びる環状の部分である。湾曲部13は、外側に膨らむように湾曲する。側壁部14は、湾曲部13の上縁から上方に延びる円筒状の部分である。底部12と湾曲部13と側壁部14とは、例えば一体に形成される。
底部12、湾曲部13、側壁部14或いは取手15に、読取装置10によって読取可能な情報が付される。図1及び図2は、好適な例として、読取装置10によって読取可能な情報が湾曲部13の外面に付された場合を示す。この情報は、湾曲部13とは別の部材が有しても良いし、湾曲部13が有しても良い。湾曲部13とは別の部材がこの情報を有する場合、情報を有する部材は、例えば印刷或いは貼付によって湾曲部13に固定される。この情報は、油加熱用の調理器具である旨を加熱調理装置1に認識させるための情報である。この情報は、加熱調理装置1において検出することができれば、調理器具2に如何なる形態で付与されていても構わない。
図2は、読取装置10によって読取可能な情報として、バーコード16が湾曲部13の外面に付された例を示す。以下に、バーコード16が湾曲部13の外面に付された場合を例に、読取装置10の具体的な機能について説明する。
読取装置10は、例えば光を照射し、トッププレート4の加熱エリア11に載せられた調理器具2のバーコードを読み取る。読取装置10は、例えば、図1に示すように斜め上方に向けて光を照射する。読取装置10から照射された光は、トッププレート4を通過する。読取装置10から照射された光は、トッププレート4の上面から斜め上方に向けて直線状或いは平面状に放たれる。
トッププレート4の加熱エリア11に調理器具2が適切に載せられていれば、読取装置10から照射された光は、バーコード16に照射される。読取装置10は、バーコード16で反射した光を取り込む。読取装置10は、制御装置6に電気的に接続される。読取装置10が読み取った反射光の情報は、制御装置6に入力される。図1に示すように、バーコード16が湾曲部13の外面の全周に渡って付されていれば、調理器具2をトッププレート4の加熱エリア11にどの向きに載せても読取装置10によってバーコード16を読み取ることができる。
バーコード16が湾曲部13の外面に付されている場合は、図1に示すように、読取装置10からの光が加熱エリア11の中心部に向かって斜め上方に放たれることが好ましい。この理由を図3も参照して説明する。図3は、読取装置10によってバーコード16を読み取ることが可能な範囲を説明するための図である。
読取装置10から照射された光は、例えば、加熱エリア11の外側から加熱エリア11の上方に向けてトッププレート4の上面から斜めに放たれる。上述したように、バーコード16は、外側に突出する湾曲部13の外面に付されている。このため、調理器具2をトッププレート4に載せる位置が多少ずれても、読取装置10によってバーコード16を読み取ることができる。図3に示すL1は、バーコード16の読み取りが可能な調理器具2のずれ量を示している。
図4も図3と同様に、読取装置10によってバーコード16を読み取ることが可能な範囲を説明するための図である。図4に示す例では、バーコード16が底部12の下面に付されている。図4に示す例でも、読取装置10によるバーコード16の読み取り自体は可能である。しかし、バーコード16の読み取りが可能な調理器具2のずれ量L2が図3に示すずれ量L1より小さくなってしまう。
バーコード16は、読取装置10が読取可能な情報の一例である。図5及び図6は、読取装置10が読取可能な情報の他の形態を示す。図5は、読取装置10が読取可能な情報を簡易的なバーコード状の模様によって実現する例を示す。この例であれば、加熱調理装置1において簡単なプログラムによって情報を検出することができる。
図6は、読取装置10が読取可能な情報をバーコード或いはバーコード状の模様を一部に用いた絵によって実現する例を示す。例えば、図6に示すような茶碗から湯気が出ているデザインを採用しても良い。動物或いはキャラクターのデザインを採用しても良い。このような形態を採用すれば、調理器具2の意匠性を向上させることができる。
調理器具2が有する情報の形態はこれらに限定されない。例えば、バーコード及びバーコード状の模様を利用しない絵を調理器具2に付しても良い。かかる場合は、読取装置10として画像認識装置を採用しても良い。また、打痕加工によって湾曲部13等の外面に凹凸を設けることにより、規則的な突起或いは凹みを上記情報として採用しても良い。このような形態を採用すれば、印刷物が剥がれてしまうような不具合を防止でき、耐久性を向上させることができる。
次に、図7も参照し、上記構成を有する加熱調理装置1の動作について具体的に説明する。図7は、加熱調理装置1の動作例を示すフローチャートである。
例えば、操作パネル5に油加熱ボタンが備えられる。油加熱ボタンは、油加熱制御を開始する旨を入力するためのボタンである。油加熱制御は、調理器具2によって油を加熱するのに適した制御である。例えば、油加熱制御では、調理器具2の中の油の温度が急激に高くなることを防止するための制御が行われる。また、他の例として、調理器具2の中の油の温度を設定温度に保つための制御が行われる。
油加熱ボタンは、油加熱制御を開始する旨を入力する入力装置の一例である。入力装置として、油加熱ボタン以外の構成を採用しても良い。
油加熱ボタンが押されると、操作パネル5からその旨の情報が制御装置6に入力される。制御装置6は、油加熱ボタンが押された旨の情報を操作パネル5から取得すると(S101のYes)、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられているか否かを判定する(S102)。例えば、制御装置6は、S102において加熱コイル7に短時間だけ電流を流し、その時の電流の流れ具合を検出する。制御装置6は、検出した電流の流れ具合に基づいて、トッププレート4に電磁調理用の調理器具が載せられているか否かを判定する。S102で判定を行う方法は、これに限定されない。
制御装置6は、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられていないことをS102で判定すると、報知装置9からエラーメッセージを流す(S103)。例えば、制御装置6は、電磁調理用の調理器具の使用を促すメッセージを報知装置9から報知させる。報知装置9が液晶画面を有する場合、制御装置6は、例えば「電磁調理用の調理器具を使用してください」といった内容を液晶画面に表示させる。報知装置9による報知の方法は、これに限定されない。LEDによる表示、報知音による案内或いは音声による案内等によって報知を行っても良い。又は、複数の方法を組み合わせて報知を行っても良い。
制御装置6は、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられていないことをS102で判定すると、油加熱制御を開始しない。
制御装置6は、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられていることをS102で判定すると、調理器具に付された情報を読取装置10によって読み取るための処理を行う(S104)。例えば、制御装置6は、バーコード16を読み取るための光を読取装置10から照射させる。例えば、上記バーコード16を有する調理器具2がトッププレート4に適切に載せられていれば、読取装置10から照射された光は、調理器具2で反射し、バーコード16が読取装置10に読み取られる。読取装置10が読み取った情報は、制御装置6に入力される。制御装置6は、読取装置10が読み取った情報を取得すると、読取装置10による読み取りが成功したことを検出する(S105のYes)。
制御装置6は、S105で読み取りの成功を検出すると、読取装置10が読み取った情報を有する調理器具が油加熱用の調理器具であるか否かを判定する(S106)。例えば、制御装置6に、油加熱用の調理器具に付された情報の一覧が予め登録される。制御装置6は、読取装置10が読み取った情報が予め登録されている情報の何れかと一致すれば、S106で油加熱用の調理器具であることを判定する(S106のYes)。制御装置6は、油加熱用の調理器具であることをS106で判定すると、油加熱制御を開始する(S107)。
制御装置6は、読取装置10が読み取った情報が予め登録されている情報の何れとも一致しなければ、S106で油加熱用の調理器具であることを判定しない(S106のNo)。かかる場合、制御装置6は、報知装置9からエラーメッセージを流す(S108)。例えば、制御装置6は、油加熱用の調理器具の使用を促すメッセージを報知装置9から報知させる。報知装置9が液晶画面を有する場合、制御装置6は、例えば「油加熱用の調理器具を使用してください」といった内容を液晶画面に表示させる。報知装置9による報知の方法は、これに限定されない。
制御装置6は、油加熱用の調理器具ではないことをS106で判定すると、油加熱制御を開始しない。
一方、制御装置6は、S105で読み取りの成功を検出できない場合、報知装置9からエラーメッセージを流す(S109)。例えば、読取装置10が読み取り可能な情報が付されていない調理器具がトッププレート4に載せられている場合は、S105で読み取りの成功が検出されない。また、上記構成の調理器具2がトッププレート4に載せられている場合でも、調理器具2の位置が加熱エリア11から大きくずれているとS105で読み取りの成功が検出されない。このため、制御装置6は「油加熱用の調理器具を使用してください。又は、調理器具を加熱エリアに合わせて置いて下さい。」といった内容のメッセージを報知装置9から報知させる。
制御装置6は、S105で読み取りの成功を検出できない場合、油加熱制御を開始しない。
なお、制御装置6は、ハードウェア資源として、例えば入出力インターフェースとCPUとメモリとを含む回路を備える。制御装置6は、メモリに記憶されたプログラムをCPUによって実行することにより、上述した各種機能を実現する。制御装置6が有する各機能の一部又は全部をハードウェアによって実現しても良い。
上記構成を有する加熱調理装置1では、油加熱ボタンが押されても、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置10によって読み取られなければ油加熱制御が開始されない。即ち、加熱調理装置1では、油加熱ボタンが押された場合は、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置10によって読み取られた場合のみ油加熱制御が開始される。このため、予め定められた調理器具以外の調理器具を使用して油の加熱を行うことを防止できる。
また、加熱調理装置1では、油加熱ボタンが押された場合に、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置10によって読み取られなければ油加熱用の調理器具を使用させるための情報が報知装置9から報知される。このため、加熱調理装置1の使用者は、油加熱制御がなぜ開始されないのかを容易に知ることができる。加熱調理装置1の使い勝手を向上させることが可能である。
実施の形態2.
実施の形態1では、油を加熱する際に使用者が油加熱ボタンを押すことを前提に説明を行った。これは、加熱調理装置1の正しい使い方である。しかし、油加熱ボタンを押さなくても、調理器具によって油を加熱すること自体は可能である。例えば、操作パネル5は、油加熱ボタンの他にも通常の加熱ボタンを備える。本実施の形態では、使用者が通常の加熱ボタンを押して油の加熱を行う場合を想定して説明を行う。
加熱調理装置1は、実施の形態1で開示した各構成及び各機能に加え、調理器具によって油を加熱していることを検出する検出機能を備える。この検出機能は、例えば、温度センサ8と制御装置6の一機能とによって実現される。以下に、図8も参照し、本実施の形態における加熱調理装置1の動作について具体的に説明する。図8は、加熱調理装置1の動作例を示すフローチャートである。
操作パネル5の通常の加熱ボタンが押されると、操作パネル5からその旨の情報が制御装置6に入力される。制御装置6は、通常の加熱ボタンが押された旨の情報を操作パネル5から取得すると(S201のYes)、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられているか否かを判定する(S202)。S202及びS203に示す処理は、図7のS102及びS103に示す処理と同様である。
制御装置6は、電磁調理用の調理器具がトッププレート4に載せられていることをS202で判定すると、加熱コイル7への通電を開始する(S204)。制御装置6は、S204で加熱コイル7への通電を開始すると、調理器具によって油が加熱されているか否かを判定する(S205)。
加熱コイル7への通電が開始されると、温度センサ8によって計測された温度の情報が一定の周期で制御装置6に入力される。制御装置6は、例えば、温度センサ8によって計測された温度の情報に基づいて、調理器具によって油が加熱されているか否かを判定する。例えば、制御装置6は、加熱コイル7への通電が開始されてからの経過時間を基準時間と比較する。そして、制御装置6は、温度センサ8によって計測された温度が100度より高い設定温度に達するまでの経過時間が基準時間より長い場合に、調理器具によって油を加熱していることを判定する。上記設定温度を100度より高い温度に設定するのは、調理器具によってお湯を沸かしているような場合と区別するためである。また、上記経過時間が基準時間より長い場合に油の加熱を判定するのは、例えば、調理前にフライパンを加熱するような場合と区別するためである。
油が加熱されていることを検出する方法はこれに限定されない。例えば、上記基準時間が経過するまでに温度センサ8による計測温度が上記設定温度に達しない場合に、油が加熱されていないことを検出しても良い。また、温度センサ8を利用せず、油の存在を検出するセンサ等を利用しても良い。
制御装置6は、油が加熱されていることをS205で判定すると、S206の処理に進む。S206〜S209に示す処理は、図7のS104〜S107に示す処理と同じである。
制御装置6は、S208で油加熱用の調理器具ではないことを判定すると、加熱コイル7への通電を停止させる(S210)。また、制御装置6は、報知装置9からエラーメッセージを流す(S210)。例えば、制御装置6は、油加熱用の調理器具の使用を促すメッセージを報知装置9から報知させる。
一方、制御装置6は、S207で読み取りの成功を検出できない場合、加熱コイル7への通電を停止させる(S211)。また、制御装置6は、報知装置9からエラーメッセージを流す(S211)。例えば、制御装置6は、「油加熱用の調理器具を使用してください。又は、調理器具を加熱エリアに合わせて置いて下さい。」といった内容のメッセージを報知装置9から報知させる。
上記構成を有する加熱調理装置1では、油を加熱していることが検出されると、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置10によって読み取られなければ加熱コイル7への通電が停止される。このため、使用者が調理を開始した後であっても、予め定められた調理器具以外の調理器具を使用して油を加熱することを防止できる。
また、加熱調理装置1では、油を加熱していることが検出された場合に、油加熱用の調理器具である旨の情報が読取装置10によって読み取られなければ油加熱用の調理器具を使用させるための情報が報知装置9から報知される。このため、加熱調理装置1の使用者は、加熱コイル7への通電がなぜ停止されたのかを容易に知ることができる。加熱調理装置1の使い勝手を向上させることが可能である。
1 加熱調理装置
2 調理器具
3 筐体
4 トッププレート
5 操作パネル
6 制御装置
7 加熱コイル
8 温度センサ
9 報知装置
10 読取装置
11 加熱エリア
12 底部
13 湾曲部
14 側壁部
15 取手
16 バーコード

Claims (2)

  1. トッププレートと、
    前記トッププレートに載せられた調理器具を誘導加熱によっ加熱するための加熱コイルと、
    前記加熱コイルに流す電流を制御する制御装置と、
    調理器具によって油を加熱するための油加熱制御を開始する旨を入力するための入力装置と、
    光を照射し、その反射光を取り込むことによって調理器具が有する情報を読み取る読取装置と、
    を備え、
    前記トッププレートに、調理器具を載せるための範囲が表示され、
    前記読取装置から照射される光は、前記トッププレートを通過した後に前記範囲の外側から前記範囲の上方に向かうように、前記トッププレートの上面から斜め上方に向けて放たれ、
    前記制御装置は、油加熱制御を開始する旨が前記入力装置から入力された場合に、油加熱用の調理器具である旨の情報が前記読取装置によって読み取られなければ油加熱制御を開始しない加熱調理装置。
  2. 情報を報知する報知装置更に備え、
    前記制御装置は、油加熱制御を開始する旨が前記入力装置から入力された場合に、油加熱用の調理器具である旨の情報が前記読取装置によって読み取られなければ油加熱用の調理器具を使用させるための情報を前記報知装置から報知させる請求項1に記載の加熱調理装置。
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