JP6136100B2 - インクカートリッジ - Google Patents
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Description
しかし、製造段階、流通段階では、製品管理には非接触通信による管理の方が効率的であり、非接触通信と接触式通信が可能な媒体が求められている。
従来のICラベルは、非接触通信式で、高級酒などの比較的高価な商品や電化製品の消耗品などに貼り付けることで、偽造されては困る物品の真贋を判定するため用いられる(特許文献1、2、3参照)。
具体的には、ラベル基材の粘着面の一部に、高いセキュリティ機能を有するICインレット(非接触IC媒体)が貼り付けられた構成からなる。このICラベルによれば、ICインレットに埋め込まれたICチップに固有の識別情報が記憶させることで、個々の判別が可能となる。
図1、2は本発明のインクカートリッジの一例を示す概略図であり、図3,4は本発明のインクカートリッジの断面の一例を示す模式断面図である。
インクカートリッジ100は、少なくとも複数の面を有する立体形状からなる。
図1では、(a)、(b)共に、前面、背面を有し、前面と背面は底面、上面、左側面、右側面によりつながった立方体を形成してなる。右側面上部にはインク吐出部を有し、インクは立方体内部に充填されている。そして、上面と前面にまたがるようにICラベルが貼り付けられている。
図2、(a)、(b)共に、前面、背面を有し、前面と背面は底面、上面、左側面、右側面によりつながった立方体を形成してなり、上面は右側において傾斜した形状になっている。右側面下部にはインク吐出部を有し、インクは立方体内部に充填されている。そして、上面の傾斜部と前面にまたがるようにICラベルが貼り付けられている。
図1(a)、図2(a)のように略四角形状のラベルを用いてカートリッジに貼り付けても良いし、図1(b)、図2(b)のように、アンテナ部の面積を広く取れるように異形状のラベルを用いてカートリッジに貼り付けても良い。
図5はインクカートリッジに貼り付ける前のICラベル1の概略図であり、図6は図5のA−A’における断面の一例を示す断面図である。
図7〜12はICラベルの他の例を示す断面図である。
図5、図6に示すように、ICラベル1は、基材2の一方の面に設けられたICチップ(ICモジュール)と配線4を有する。配線4は、ICチップ((接続部図示せず)を有(図示せず)を有し、IC接続部を介してICチップと接続されている。基板の他方の面には粘着層8を備える。
また、配線4は、外部機器との非接触通信が可能なアンテナ部5と外部機器と接触通信を可能にするための外部端子部6とを有する。そして、アンテナ部と外部端子部の間に切取線を有する。この切取線はラベルを切り取る目安、ガイドとなるもので、切取線を有するため、切り取る前は非接触通信が可能で、切り取った後は配線が分断され非接触通信ができなくなり接触通信が可能なICラベルとすることができる。
また、図8に示すように、基材の一方の面に配線4を設け、さらにその上に粘着層8を備えた構成をとることもできる。この場合、基材の外部端子部6に相当する部分に開口を設け、外部機器と接触通信を可能にすることができる。このようにすると、基材が保護層としての機能も有することができる。
また、図11、12に示すようにこの保護フィルムの開口に外部端子保護シール10を設けても良い。外部端子保護シールを有することにより外部端子を使用する前又は使用しない時、外部端子を保護することができる。
さらに、粘着層8上に剥離層を設けても良い。
脆弱性基材としては、脆性プラスチック材料や紙材料が挙げられる。脆性プラスチック材料としては、例えば、カオリン、炭酸カルシウムなどの可塑剤を適量混合して脆質化した脆性塩化ビニル、脆性ポリエステルなどの合成樹脂フィルムや、又は、セルロースアセテート、低密度ポリエチレン、ポリスチレン、ポリフェニレンサルファイドなどの高結晶性プラスチック素材を溶液成膜により形成したフィルムなどがあげられる。紙材料としては、例えば上質紙や中質紙、微塗工紙、コート紙、アート紙、キャスト塗被紙、ガラス質の含浸紙、クラフト紙、合成紙などの紙類を使用することができる。脆弱性基材であれば、一度貼り付けた後にきれいに剥離することが困難であるため、不正な張替えを防ぐことができる。また、剥離時にアンテナを破壊して再利用を防ぐことも可能である。
複数層積層したものとしては、例えば支持体とICチップ、配線を設けたインレット基材とを貼り合わせたものを用いても良い。基材は単層のものを用いる場合、おおよそ厚み50〜200μm程度であり、複数積層するものを用いる場合、各層が50〜100μm程度で総厚100〜200μm程度である。
支持体は、基材2と同様のものを用いることができる。
インレット基材も基材2と同様のものを用いることができる。
インレット基材と支持体は接着剤により貼り合わせることができるが、材料によっては熱融着により貼り合わせても良い。
なお、ICチップ3は、基材上に設けても良いし、基材にICチップを収容するための凹部又は開口部を設けてそこに収容しても良い。
ICチップとしては、ICに接続用のバンプ(接続端子)を有するICチップ(いわゆるベアチップ)を用いることができる。また、接続板に実装したICチップ樹脂封止をしたいわゆるICモジュールを用いても良い。
ICチップ3のバンプは、電気的接合部を介して配線4に電気的に接続されている。
電気的接合部としては、異方性導電ペースト(ACP)や異方性導電フィルム(ACF)等の金属粒子と接着剤バインダーから構成され、熱・圧力条件下における接着剤バインダーの硬化により電気的接続が実現されるものが好ましい。なお、配線のICチップ接続部とICチップ3の電気的接続は、上記したACPやACFを用いた接触接合方式に限定されず、例えば非導電性ペースト(NCP)や非導電性フィルム(NCF)を用いた接触接合方式であってもよく、さらには、超音波(USB)による金属接合方式であってもよい。
配線4は、導電性材料により回路形成できるものであれば特に限定するものではなく様々なものを用いることができる。例えば、金属薄膜をエッチングによりパターン状に形成する方法や、導電性ワイヤーを配置する方法、導電性粒子を含むインキを印刷によりパターン状に形成したものなどが挙げられる。少なくともICチップ接続部、アンテナ部5は配線4と同様に形成することができ、外部端子部6は配線と同様に形成してよいが別に形成して接続してもよい。切り取り性を考慮すると、金属薄膜をエッチングによりパターン状に形成する方法、導電性粒子を含むインキを印刷によりパターン状に形成する方法を好ましく用いることができる。
配線の太さは特に限定するものではないが、0.05〜2mm程度のものを用いることができる。
放射状アンテナを用いる場合、後述する切取線により切取る前は、アンテナ部を介した外部端末との通信と外部端子部を介した外部端末との通信が可能である。切取線により切取った後は、アンテナ部がなくなるため非接触通信の場合は通信距離が著しく短くなる又は通信が不能となるが、外部端子部を介した外部端末との通信は可能となる。
この方法を用いる場合、基材2上に直接配線を設けるのであれば、基材2はエッチング耐性のあるプラスチックフィルムを好適に用いることができる。また、インレット基材上に設けるのであれば、インレット基材はエッチング耐性のあるプラスチックフィルムを好適に用いることができ、支持体としては、プラスチック基材や脆弱性基材を用いることができる。
なお、この方法によりコイル状のアンテナ部を形成する場合、コイル最内周から外部端子部への接続用のジャンパー線を引き出しても良い。ジャンパー線は線状の金属薄膜の両端以外を絶縁層を設け、両端部を配線に接触させる方法や、基材又はインレット基材の配線を設けた面とは反対の面に金属薄膜パターンを設け、基材又はインレット基材を貫通するスルーホールに導電材料を設けて接続させる方法がある。
導電性の線材としては、銅、アルミ、銀、金、鉄、錫などの金属材料からなる線材を用いることができる。また、絶縁材料で被覆したものを用いても良い。絶縁材料で被覆することによりコイル最内周から外部端子部へコイルを跨いで配置することができ、ジャンパー線を用いなくてもよいものとなる。
印刷法としては、スクリーン印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、インクジェット法などの印刷方式で印刷して形成することができる。この方法で形成した配線は、基材から剥がれ易くなり破壊され易いため、ICラベルの使い廻しを防ぐことができる。
なお、この方法によりコイル状のアンテナ部を形成する場合、コイル最内周から外部端子部への接続用のジャンパー線を引き出しても良い。ジャンパー線は線状の金属薄膜の両端以外を絶縁層を設け、両端部を配線に接触させる方法や、基材又はインレット基材の配線を設けた面とは反対の面に導電パターンを設け、基材又はインレット基材を貫通するスルーホールに導電材料を設けて接続させる方法がある。
外部端末機器側の端子部の大きさ・形状によっては、配線の線上を外部端子部と兼用しても良い。また、外部端子部はメッキなどを施すことができる。メッキを施すことで、接触不良の低減や耐久性向上を図ることができ、接続信頼性を向上させることができる。メッキを施す材料としては、金、銀、ニッケルまたはこれらの合金等を用いることができる。
また、配線の形成と同時に形成せず、導電部材を外部端子部として配線上に配置してもよい。
また、図8に示すように、基材に開口を設け、開口から外部端子6を露出させる場合は、基材裏面の開口近くまで配線を設け、支持体に導電材料を設けた導電部材を開口に設けて配線と接続することにより、外部端子6を設けることができる。
導電部材としては金属薄膜を転写形成する方法や、印刷法により導電性材料を形成するしてもよい。外部端子部6は接触用の外部端末の端子が来る位置に対し、端子の大きさに合わせて形成することができる。例えば外部端末機器側の端子部と接触しやすくなるように、配線に対し外部端子部6を幅広に形成することができる。また、外部端子部にはメッキなどを施すことができる。メッキを施すことで、接触不良の低減や耐久性向上を図ることができる。メッキを施す材料としては、金、銀、ニッケル等を用いることができる。
また、外部端末機器の端子部の大きさ・形状によっては、導電性ワイヤーからなる配線の線上を外部端子部と兼用しても良い。
また、図8に示すように、基材に開口を設け、開口から外部端子6を露出させる場合は、基材裏面の開口近くまで配線を設け、導電部材を開口に設けて配線と接続することにより、外部端子6を設けることができる。
粘着層はラベルの全面に設けても良いし、折線を挟んでICチップ側のみに設けても良い。
また、図9に示すように折線を挟んで一方と他方で異なる粘着層を用いても良い。例えば折線を挟んでICチップ側のみには、粘着力の強い粘着層を設け、アンテナ部が設けられている側には弱粘着層を設けることができる。アンテナ部が設けられている側に弱粘着層を用いることで、容易にICラベルの折線8を挟んでアンテナ部側を剥離して、折線8に沿って切り取ることができる。
保護層9は、外部端子部を露出するように形成する。シート材料を貼り合わせ、転写形成する場合は、外部端子部に相当する部分に開口を設け、位置合わせを行い貼り合わせ、転写することで形成できる。樹脂材料を塗布する場合は、印刷法などにより外部端子部を避けて印刷することにより形成できる。保護層9の開口部は外部端子部のうち、少なくとも外部端末と接触する部分が露出されていれば良く、おおよそ外部端子部の面積に対し、80〜200%程度露出していればよい。
また、保護層9の厚みとしては、0.1〜1000μm程度の範囲内で適宜設定できるがこれに限られるものではない。
また、保護層は、透明のものを用いても良いが、配線を隠蔽することができる有色のものを用いても良い。隠蔽性を有することで回路パターンの流出を防ぐことができる。
また、保護層は、ラベル基材として機能してもよい。
外部端子保護シールとしては、PET等のポリエステル系材料、アクリル系材料、紙材料などからなる保護シール基材と、アクリル系材料、ウレタン系材料、エポキシ系材料、エチレン−酢酸ビニル樹脂などの粘着剤を有するものを用いることができる。
また剥がしやすいように必要に応じてラベル側に易剥離層を形成してもよい。
切取線7はICラベルに用いる基材、保護層の材質に応じて設けることができ、例えば切取の目安となる線、切取やすくするための片側又は両側から形成した線状の凹部、片側又は両側からの線状のハーフカット、ミシン目などを用いることができる。
目安となる線は、印刷、印字などにより基材とは異なる色相の線を設けるものである。基材が紙材などからなる場合はこの方法を用いることができる。特に繊維の方向が揃っている場合等は繊維の方向に沿って目安となる線を設けておくことで線に沿ってきれいに切り取ることができる。
凹部は線材などにより押圧することで設けることができる。線状の凹部を設ける場合は、ラベルの総厚に対し、5〜50%程度の厚みになるような凹部をラベルの片側または両側から押圧により形成することができる。保護層を有する場合、基材と保護層の各々に凹部を設け位置合わせをして貼り合わせてもよいし、最上層となる保護層のみに凹部を設けても良い。また、粘着層を設ける前に形成してもよいし粘着層を形成した後に粘着層上から押圧してもよい。
ハーフカットは刃材を用いて基材断面方向において途中まで切り込みを入れることで設けることができる。線状のハーフカットを設ける場合は、ラベルの総厚に対し、5〜50%程度の厚みになるような切込みをラベルの片側または両側から形成することができる。保護層を有する場合、保護層側は保護層から基材へ切れ込みを入れてもよいし、保護層のみに切れ込みを設けても良い。この場合、基材の保護層とは反対側に切れ込みを入れても良い。また、粘着層を設ける前に形成してもよいし粘着層を形成した後に粘着層上から切り込みを入れてもよい。
ミシン目は一定の間隔で孔を形成する。ミシン目を設ける場合は、貫通孔、非貫通孔のいずれを用いてもかまわない。保護層を有する場合、保護層と基材の双方にミシン目を入れても良いし保護層のみにミシン目を設けてもよい。また、粘着層を設ける前に形成してもよいし粘着層を形成した後に粘着層上から切り込みを入れてもよい。
また、保護層を有する場合、基材のみに凹部、ハーフカット、ミシン目を設けてもよい。この場合保護層上には必要に応じて目安となる線を設けてもよい。保護層が比較的薄い紙材である場合はこのような構成をとることができる。
また、上述したような剥離溶剤で剥がす行為以外に、ドライヤなどの熱で粘着層の粘着材を軟化させてICラベルを剥がすことが想定される。この場合、上記した染料だけでは溶融する温度まで至らず効果が不十分である。そこで、溶剤発色層の材料に、熱刺激により発色するサーマル発色材料を使用することが好ましい。例えば、ロイコ染料と合わせて、熱刺激によってロイコ染料と結合する顕色剤を分散させる。この場合、ロイコ染料は通常無色か淡色の材料が使用され、サーマルで反応した際に色調として顕在化するものが適している。これにより、溶剤発色層がサーマル発色機能を有し、熱で接着層を軟化させて剥がそうとすると、溶剤発色層が発色して痕跡が残る。なお、溶剤発色層は、上記した溶剤発色機能又はサーマル発色機能の少なくとも一方の機能を有していればよい。
また、上記した溶剤発色層に代えて、剥離溶剤に溶解する溶剤溶解層(溶剤検出部)を設けてもよい。これにより、剥離溶剤を用いてICラベルの剥離を試みると、剥離溶剤によって溶剤溶解層が溶解し、基材に痕跡が残る。なお、上記した溶剤発色層及び溶剤溶解層をそれぞれ設けてもよい。これにより、より確実に剥離の痕跡が残る。
さらに配線を隠蔽する隠蔽層を設けても良い。隠蔽層としては、有色の顔料、染料を含むインキを塗布することにより形成できる。
ICラベルの貼り付け位置は特に制限するものではないが、例えば図1〜4に示すようにインクカートリッジの任意の面と他の面を跨ぐように貼り付けることが出来る。また、インクカートリッジの面と面の境界部にICラベルの切り取り部を合わせることで、アンテナ部を切り離す際に切り取りやすくなる。
また、図4に示すようにインクカートリッジに外部端子を収容するための凹部が形成されている場合、ICラベルには図10に示すように凹部の形状に合うよう厚み調整層13を設けることが出来る。厚み調整層13はPET等のプラスチック材料、紙材料など特に限定するものではない。
具体的にはスペーサを設けるまたは粘着層の厚みを調整するなどで上記範囲に設定することが出来る。
次に、配線のICチップ接続部に接触通信と非接触通信が可能なデュアルICチップを接続した。
次に、保護層として外部端子部に合わせて1.5×4mmの開口部を2つ形成した紙基材を用意し、開口部と基材に形成された外部端子の位置を合わせてアクリル系接着剤で貼り合わせた。
次にアンテナ部と外部端子部の間に、切取線としてカット部2mm、ピッチ1mmからなるミシン目を形成した。アンテナ部を含む領域の大きさは縦15mm×横20mmとし、ICチップ、外部端子部を含む領域の大きさは縦15mm×横15×15mmとした。
最後に、基材の配線を形成した側とは反対側に粘着層、剥離紙を設け、ICラベルを得た。なお、粘着層は強度の異なるアクリル系接着剤を用い、切取線を挟んでICチップ側には接着強度の強い粘着層を設け、切取線を挟んでアンテナ部側には接着強度の弱い弱粘着層を設けた。
このインクカートリッジに得られたICラベルを貼り付けた。
なお、切取線を挟んでICチップ側が、インクカートリッジの上面に配置され、切取線を挟んでアンテナ部側が前面に配置し、切取線がインクカートリッジの上面と前面の境界に合うように貼り付けた。
非接触式のR/Wと接触式のR/Wを用いて、実施例1のICラベルとの通信状態を確認した。
結果、ICラベルをミシン目に沿って切り取る前は、非接触式R/Wとは良好に通信できたが、接触式R/Wとの通信はできなかった。ICラベルをミシン目に沿って切り取った後は、非接触式R/Wとの通信はできず、接触式R/Wとの通信は良好にできた。
また、切取る際、インクカートリッジの角部(上面と前面の境界)に沿うように切取することで、きれいにICラベルを分離できた。
101・・外部端子収容部
1・・・・ICラベル
2・・・・基材
3・・・・ICチップ
4・・・・配線
5・・・・アンテナ部
6・・・・外部端子部
61・・・支持体
7・・・・切取線
8・・・・粘着層
81・・・弱粘着層
9・・・・保護層
10・・・外部端子保護シール
11・・・粘着層
12・・・保護シール基材
13・・・厚み調整部材
Claims (9)
- インクカートリッジにICラベルが貼付されたインクカートリッジであって、
該ICラベルが、基材と、ICチップとICチップに接続された配線と、粘着層を備え、
該配線が、ICチップと接続するためのICチップ接続部とアンテナ部を有し、さらにICチップ接続部とアンテナ部の間に外部端子部を有し、
アンテナ部と外部端子部の間に切取線を有し、
該インクカートリッジが複数の面を有する立体形状からなり、かつ前面、背面、底面、上面、側面を有し、かつ前面及び背面の面積が底面、上面より大きく、
アンテナ部が前面に位置し、ICチップが前面以外の面に位置することを特徴とするインクカートリッジ。 - 前記ICラベルのICチップ及び配線上に保護層を有し、
該保護層が外部端子を露出する開口部を有することを特徴とする請求項1記載のインクカートリッジ。 - 前記ICラベルの外部端子部が配線の幅より広いことを特徴とする請求項1または2に記載のインクカートリッジ。
- 前記ICラベルの外部端子部がメッキ層を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクカートリッジ。
- 前記ICラベルの切取線がミシン目、ハーフカットであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のインクカートリッジ。
- 前記ICラベルの保護層の開口部上に外部端子保護シールを有することを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載のインクカートリッジ。
- 前記ICラベルの切取線が、配線が形成されてない部分に設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインクカートリッジ。
- 前記インクカートリッジが少なくとも複数の面を有し、前記ICラベルは面を跨ぐように貼付されてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のインクカートリッジ。
- 前記インクカートリッジの面と面の境界にICラベルの切取部が位置するように貼付されていることを特徴とする請求項8に記載のインクカートリッジ。
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