JP6127009B2 - 物理量測定装置 - Google Patents
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Description
このタイプの物理量測定装置の従来例には、回路基板をホルダの底面に対して平行に配置し、ホルダに設けられた複数の係合部や爪部で、回路基板の外周縁部を等間隔で押さえつけているものがある(特許文献1〜4)。
また、物理量測定装置が船舶等に用いられる場合、船舶等の揺れによって回路基板が動くおそれがあるが、従来例では、振動対策が十分に採られているとは限らない。
つまり、特許文献1〜4で示される従来例では、回路基板が係合部や爪部で押さえられているので、装置に振動が加わると、回路基板が係合部や爪部からずれたり、外れたりするおそれがある。
特に、文献5で示される従来例では、回路基板の端部を継手形状に加工し、回路基板の端部と支持体とを接着しなければならず、この点からも装置組立の作業性が悪いものとなる。
そのため、本発明では、回路基板の両側の側面部を構成する2辺を支持部で支持するとともに、回路基板をホルダで蓋本体の底面側から支持するので、回路基板を検出部側の部材と接合することを要しない。従って、物理量測定装置の組立作業が容易である。しかも、回路基板の両側に位置する側面部を支持突起部で支持しているので、底面に対して回路基板を正確に位置決めすることができる。その上、蓋部材にホルダを直接あるいは介装部材を介して間接に設け、このホルダの係止片部で回路基板を係止するので、物理量測定装置が揺れても、回路基板が蓋部材に対して動くことがなく、回路基板が蓋部材に対して確実に保持されることになる。
また、本発明の物理量測定装置は、筒状のケースと、前記ケースの一方の開口端に取り付けられ底面が形成された蓋部材と、前記ケースの他方の開口端側に設けられ物理量を検出する検出部と、前記検出部が設けられ前記ケースの他方の開口端側に取り付けられた継手と、前記検出部で検出された信号を受信する板状の回路基板と、前記蓋部材に設けられ前記回路基板を平面が前記底面に対して交差するように保持するホルダとを備え、前記蓋部材は、前記底面が形成された蓋本体と、前記底面から前記継手に向けて突出した支持部とを有し、前記支持部は、前記回路基板の互いに反対側に位置する側面部を支持部突出方向に沿ってそれぞれ支持する一対の支持突起部を有し、前記ホルダは、前記回路基板を係止する係止片部を有することを特徴とする。
この構成では、蓋本体とケースとにホルダを挟み込むだけで、ホルダの蓋部材への取付を容易かつ確実に行える。
この構成では、回路基板を安定して蓋部材に支持することができる。しかも、組立作業が容易となる。
この構成では、ホルダとケースとが当接することにより、回路基板のアースを容易にとることができる。
この構成では、係止爪を回路基板の係止孔に係止するので、回路基板が当該基板の平面内で移動しない。
この構成では、係止片部を短くすることができ、係止片部の破損等を少なくできる。これに対して、係止孔の位置は回路基板の前記底面から離れた位置に形成することも可能であるが、それでは、係止片部の長さを長くしなければならず、回路基板の取付時等に破損するおそれもある。
この構成では、2つの第一支持面と第二支持面とから構成されるコ字状の支持溝で回路基板を確実に支持できる。
図1から図5には、本実施形態にかかる物理量測定装置の全体構成が示されている。本実施形態の物理量測定装置は、例えば、船舶等で使用されるものである。
図1及び図2には物理量測定装置の外観が示されている。図3には物理量測定装置の平面が示されている。図4には物理量測定装置の概略構成が示されている。図5には物理量測定装置の断面が示されている。
図1から図5において、物理量測定装置は、円筒状のケース1と、ケース1の一方の開口端に設けられた継手2と、ケース1の他方の開口端に設けられた蓋部材3と、ケース1の内部に配置された測定機構4と、蓋部材3に着脱自在に設けられたキャップ部材5とを備えている。
嵌合リング部12の直径は、本体部11の直径より大きい。本体部11と嵌合リング部12との間には段差部13がケース径方向に延びて形成されている。
継手2は、被測定流体を導入する導入孔2Aが形成される軸部21と、軸部21の中央部分から径方向に延びて形成されたフランジ部22とを有する金属製部材である。
軸部21の一端部は、図示しない被取付部に螺合されるねじ部23である。
検出部6は、軸部21の他端部に接合される筒体部61の一端側にダイアフラム62が一体に形成された金属製部材である。
このダイアフラム62には図示しない歪みゲージが形成されており、この歪みゲージによって、導入孔2Aから導入された被測定流体の圧力を検出するようにされている。
基板本体70は、正面矩形状の板部材であり、その正面には図示しない配線パターンが形成されている。
本実施形態では、基板本体70は、互いに平行に配置された第一基板701と第二基板702とを備え、これらの第一基板701と第二基板702との間が連結体73で連結されている。
電子回路部71は、検出部6からの検出信号を受信するものであり、基板本体70の正面に設けられている。なお、背面側に配置された基板本体70にも図示しない電子回路部が設けられている。検出部6の歪みゲージと電子回路部71とは図示しない電線等で電気的に接続されている。
これらの電子調整部72は、それぞれ、蓋部材3に近接する位置にトリマとして機能する被操作部72Aが設けられている。被操作部72Aを図示しないドライバー等の工具で回動あるいは押圧することで、調整が可能となる。
信号伝達部材8は、円筒部材80と、円筒部材80に設けられた複数のターミナル端子81とを有する。ターミナル端子81は図示しない電線等によって回路基板7に電気的に接続されている。
蓋本体30は、ケース1の内部に向く底面3Aが形成された大径部301と、大径部301の底面3Aとは反対側の面に一体形成される小径部302とを有する。
支持部31は、大径部301の底面3Aからケース1の内部に向けて突出した長尺状部材である。なお、ホルダ9を蓋本体30に装着する際に、ターミナル端子81に接続された図示しない電線等が邪魔にならないようにするために、蓋本体30の底面3Aにガイド溝Gを形成してもよい(図6及び図7の想像線参照)。
これらの操作孔32Aのうち左側に配置された操作孔32Aは、スパン調整用の電子調整部72の被操作部72Aを図示しないドライバー等の工具で操作するために用いられる。右側に配置された操作孔32Aは、ゼロ調整用の電子調整部72の被操作部72Aを図示しないドライバー等の工具で操作するために用いられる。
ドライバー等の工具での被操作部72Aの操作を容易にするために、操作孔32Aの直下に被操作部72Aが位置する。
筒状部33は、段部32に隣接して配置されるものであり、その内周面は、円筒部材80を取り付ける取付孔33Aとされている。筒状部33の外周面には、雄ねじ部が形成されている。
図6には、回路基板7が蓋部材3に支持される全体構成が示されている。図7には、ホルダを蓋部材に装着する状態が示されている。図8には、支持部31の要部が示されている。
図4から図7において、支持部31は、大径部301の底面3Aの外周縁のうち互いに対向する2箇所に配置されている。
支持突起部35は、第一基板701と第二基板702とをそれぞれ支持するものであり、基部34の長手方向(支持部突出方向)に沿って3本設けられている。このうち、基部34の中央部に配置された支持突起部35と一方の端縁に配置された支持突起部35とが対となって第一基板701を支持し、中央部に配置された支持突起部35と他方の端縁に配置された支持突起部35とが対となって第二基板702を支持する。
同様に、基部34の中央部と他方の端縁とに配置された支持突起部35の第二基板702のうち互いに反対側の2つの平面の端縁が一対の第一支持面351とされ、これらの第一支持面351の端縁を接続する基部34の内面が第二基板702の側面部70Aと対向する第二支持面342とされる。
本実施形態では、一対の第一支持面351と第二支持面342とから第一基板701を支持する支持溝34Aが構成される。
爪部36は、基部34の先端部において突出するように形成されている。
なお、底面3Aの平面内において互いに対向する支持部31の中心部同士を結ぶ線分は、底面3Aの円中心を通る仮想線に対してオフセットしている。しかも、基部34は、その外面がケース1の内周面に沿った円弧状に形成されるとともに、底面3Aから先端にかけて先窄みとなるような勾配を有する。そのため、第二基板702を支持する他方の端縁の支持突起部35は第一基板701を支持する一方の端縁の支持突起部35より長手方向の長さが短くなり、第二基板702の端部が露出される。そのため、中央部に配置された支持突起部35と他方の端縁に配置された支持突起部35の間には、爪部36が設けられていない。ここで、基部34の外面において、底面3Aから先端に向けて先窄みの勾配をつけたのは、支持部31を合成樹脂で成形する際に必要であり、かつ、蓋本体30をケース1に挿入しやすくするためである。
これらの図において、ホルダ9は、基板平面が底面3Aに対して直交するように回路基板7を保持するための金属製部材である。
ホルダ9は、蓋部材3の底面3Aに対向する平面部91と、平面部91に設けられ第二基板702を係止する係止片部92とを有する。
平面部91は、第一板部91Aと、第一板部91Aに一体形成された第二板部91Bとを有する。
第一板部91Aの円弧を構成する外面とは反対側の直線部は、支持部31の側面に当接する。第一板部91Aが支持部31の側面に当接することで、ホルダ9が蓋部材3に対して位置決めされる(図6,7参照)。
第二板部91Bは、一対の支持部31の間であって、蓋部材3の底面3Aと第一基板701及び第二基板702との間に挿通される(図7参照)。
第二板部91Bは、2つの窓部91C,91Dを有し、第一板部91Aとは反対側の端部91Eは円弧状とされる。
窓部91Cは、ターミナル端子81と回路基板7とを電気的に接続するための電線等を挿通するためのスペースである。窓部91Dは、操作孔32Aから被操作部72Aをドライバー等の工具で操作する際に、当該工具との干渉を避けるためのスペースである。
また、ケース1の嵌合リング部12の先端は、かしめられており、蓋本体30とホルダ9の平面部91とが固定される。ここで、本実施形態でのかしめは、全周に渡って連続して行われる全周かしめで行われるが、所定の数カ所で行われる数点かしめで行ってもよい。なお、第一板部91Aと第二板部91Bの端部91Eとは、ケース1の段差部13と蓋部材3の底面3Aとの間に挟持される部分があれば、その外形形状が円弧状に限定されるものではなく、例えば、台形の上辺のような形状であってもよい。
図4から図7において、係止片部92は、第一板部91Aに一体に形成された立上片部92Aと、立上片部92Aに一体に形成され第二基板702に形成された係止孔702Aに係止される係止爪92Bとを有する。係止孔702Aと係止爪92Bとは図示しない半田で固定されている。
本実施形態では、係止孔702Aは、第二基板702のうち蓋部材3の底面3Aに近接した位置(図5及び図6の上端部)に左右2つ並んで形成されている。係止孔702Aの数に応じて、立上片部92Aも2つ係止片部92に形成されている。
これらの図において、キャップ部材5は、段部32に形成された2つの操作孔32Aに着脱自在に取り付けられる2つのキャップ本体部51と、これらのキャップ本体部51を連結する連結部52とを備えている。連結部52には、弾性を有する合成樹脂製の線状紛失防止部材53の一端が接続され、線状紛失防止部材53の他端が蓋本体30に係合されている。
キャップ部材5には、筒状部33と対向する外壁面において、筒状部33の外周形状に沿った凹部5Aが形成されている。
本実施形態では、キャップ部材5を構成する2つのキャップ本体部51と連結部52とがゴムや合成樹脂から一体に形成されている。
段部32の外周には、周方向に沿って複数の凸部320が形成されている。外壁面部511の内周面には凸部320の先端が当接している。凸部320の先端が外壁面部511の内周面に当接することで、防水性が向上する。なお、本実施形態では、外壁面部511の内周面には凸部320と係合する溝部51Aが周方向に沿って形成されている構成であってもよい(図11及び図12の想像線参照)。
内壁面部512は、所定長さに渡って操作孔32Aを圧接する。
連結板部521には線状紛失防止部材53の一端が接続されている。
線状紛失防止部材53は、弾性を有する合成樹脂製の紐状体であり、その他端は、段部32において2つの操作孔32Aの間に形成された孔部32Bに挿通されている。
孔部32Bは、蓋本体30に形成され底面3Aに開口する大径部32B1と、段部32に形成され段部32の平面に開口する小径部32B2とを有し、大径部32B1と小径部との間は段差部32B3とされている。線状紛失防止部材53は、孔部32Bの段差部32B3に係合可能とされている。
線状紛失防止部材53の長さは、キャップ部材5を外して抜止部530が孔部32Bの段差部32B3に係合された状態において、操作孔32Aにドライバー等の工具を挿通してもキャップ部材5が邪魔にならない長さに設定される。そのため、キャップ部材5が段部32に装着された状態では、抜止部530は孔部32Bから離れた位置にある。
抜止部530は、線状紛失防止部材53の他端に形成された先割部531と、先割部531の間に設けられた接着剤532とを有する。接着剤532は瞬間接着剤やモールド剤、その他を用いることができる。
なお、本実施形態では、先割部531の形状は、適宜変更できるものであり、図11及び図12に示される通り、V字状に形成されるものの他、U字状に形成されるものや、矩形状に形成されるものでもよい。さらに、図11及び図12に示される通り、線状紛失防止部材53の他端部に1つのスリットを形成して2つに分割するものの他、3つのスリットを形成して3つに分割するものや、2つのスリットを交差するように形成して4つに分割するものでもよい。
[検出部設置工程]
継手2の軸部21に検出部6を溶接等で取り付け、継手2にケース1の一方の開口端を溶接等で接合する。
[蓋部材組付工程]
蓋部材3の筒状部33に信号伝達部材8の円筒部材80を取り付けるとともに、蓋部材3にキャップ部材5を装着する。
蓋部材3にキャップ部材5を装着するため、まず、線状紛失防止部材53を他端が蓋部材3の孔部32Bの底面側の開口端を超えるまで挿通する。ここで、キャップ部材5の連結部52と線状紛失防止部材53とは予め一体に形成されている。なお、本実施形態では、キャップ部材5の連結部52と線状紛失防止部材53の一端とを接着剤等で接続したものでもよい。
その後、他端に抜止部530を形成する。
蓋部材組付工程では、キャップ部材5のキャップ本体部51を段部32に形成された2つの操作孔32Aに装着しておく。この状態では、抜止部530は孔部32Bから離れた位置にある(図11参照)。
次に、電子回路部71と電子調整部72とが設けられた基板本体70を蓋部材3に取り付ける。そのため、基板本体70の第一基板701と第二基板702を蓋部材3の支持突起部35に形成された支持溝34Aに沿って蓋本体30に向けて押し込む。ここで、第一基板701を押し込む際に、互いに対向する爪部36を押し広げる。第一基板701が蓋本体30に最も押し込まれた状態では、爪部36がそれぞれ設けられた支持部31の弾性力によって互いに近接し、これらの爪部36で第一基板701の端部が支持された状態となる。
回路基板7が蓋部材3に支持された状態で、回路基板7をケース1の内部に配置する。本実施形態では、蓋部材3、回路基板7及びホルダ9の形状を同じにしてユニット化しておく。
なお、検出部6と回路基板7との間、並びに、回路基板7と信号伝達部材8との間の電線を用いた接続作業は、適宜なタイミング、例えば、検出部設置工程の前で実施する。
蓋部材3の蓋本体30をケース1の他方の開口端に接合する。そのため、回路基板7が支持された蓋部材3をケース1の嵌合リング部12に嵌合する。すると、ホルダ9がケース1の段差部13と蓋本体30とで挟持されるので、ホルダ9に係止された回路基板7がケース1の内部で動くことがない。さらに、ホルダ9がケース1に電気的に接続されることになる。
その後、嵌合リング部12の先端をかしめることで、蓋本体30とホルダ9の平面部91とが固定される。
電子調整部72の調整のため、キャップ部材5を持って引っ張る。これにより、キャップ本体部51が操作孔32Aから外れて開口される。キャップ部材5を引っ張る力が大きくても、線状紛失防止部材53の他端に抜止部530が形成されているため、この抜止部530が蓋本体30の孔部32Bの段差部32B3に係合するため、線状紛失防止部材53が抜けることがない。なお、線状紛失防止部材53が所定の長さを有するので、キャップ本体部51が電子調整部72の操作に邪魔になることがない。
操作対象になる電子調整部72は、キャップ本体部51に設けられた区別標識51S,51Zを見て確認する。
取り外した一方のキャップ本体部51は連結部52で他方のキャップ本体部51と連結されているため、双方のキャップ本体部51が互いに離れることがない。
電子調整部72での調整作業が終了したら、開放した操作孔32Aをキャップ本体部51で塞ぐ。
(1)検出部6で検出された信号を受信する板状の回路基板7をケース1の内部に収納し、回路基板7を基板平面が蓋部材3の底面3Aに対して交差するようにホルダ9で保持し、ホルダ9を蓋部材3に設け、蓋部材3を、蓋本体30と、蓋本体30の底面3Aからケース1の内部に向けて突出した長尺状の支持部31とを備えて構成した。支持部31を、回路基板7の互いに反対側に位置する側面部70Aを長手方向に沿ってそれぞれ支持する一対の支持突起部35を有し、ホルダ9を、回路基板7の第二基板702を係止する係止片部92を有する構成とした。そのため、回路基板7を検出部側の部材と接合することを要しないから、物理量測定装置の組立を容易に行うことができる。しかも、回路基板7の側面部70Aを長手方向に沿って支持突起部35で支持しているので、底面3Aに対して回路基板7を正確に位置決めすることができる。その上、蓋部材3にホルダ9を設け、ホルダ9で回路基板7を係止するので、回路基板7が蓋部材3に対して動くことがなく、回路基板7が蓋部材3に対して確実に保持されることになる。
例えば、前記実施形態では、基板本体70を第一基板701と第二基板702とを備えて構成したが、本発明では、基板本体70を3枚以上の基板から構成してもよく、あるいは、図13から図15に示される通り、1枚から構成するものでもよい。
図13から図15に示される通り、1枚の基板本体70を支持するために、支持突起部35は、基部34の長手方向に沿って2本設けられている。
また、本発明では、立上片部を長くし、立上片部の互いに対向する内面の間の寸法を基板本体70の幅寸法に対応した寸法とし、これらの立上片部の互いに対向する内面に基板本体70の側面部70Aを案内する案内溝34Aを形成してもよい。この場合、一対の支持突起部35の互いに対向する方向と直交する方向の寸法(基板本体70の板厚方向に沿った寸法)を短くし、一対の支持突起部35が基板本体70の背面と対向し、当該支持突起部35と、長くした立上片部92Aとで基板本体70の周縁部を支持する構成としてもよい。支持突起部35の先端には基板本体70の下端縁を支持する爪を形成してもよい。
また、前記実施形態では、ケース1をかしめて蓋本体30にホルダ9を直接設けたが、本発明では、蓋本体30とホルダ9との間に接着剤等の介装部材を間に挟んでホルダ9を蓋部材3に間接的に設ける構成としてもよい。蓋本体30にホルダ9を直接設けるにあたり、本発明では、他の手段、例えば、ケース1に蓋本体30を嵌合させてホルダ9を蓋本体30に固定したり、蓋本体30にホルダ9をボルト等の締結具を用いて固定する構成であってもよい。
また、被操作部72Aを操作するための操作孔32Aを蓋本体30に形成したが、本発明では、操作孔をケース1の周面に形成してもよい。
さらに、本発明では、支持部31から爪部36を省略した構成としてもよく、ホルダ9から平面部91を省略した構成としてもよい。
また、前記実施形態では、物理量測定装置として圧力を測定する装置を例示して説明したが、本発明では、これに限定されることはなく、例えば、差圧センサや温度センサにも適用可能である。
Claims (8)
- 筒状のケースと、前記ケースの一方の開口端に取り付けられ底面が形成された蓋部材と、前記ケースの他方の開口端側に設けられ物理量を検出する検出部と、前記検出部で検出された信号を受信する板状の回路基板と、前記蓋部材に設けられ前記回路基板を平面が前記底面に対して交差するように保持するホルダとを備え、
前記蓋部材は、前記底面が形成された蓋本体と、前記底面から前記ケースの内部に向けて突出した支持部とを有し、
前記支持部は、前記回路基板の互いに反対側に位置する側面部を支持部突出方向に沿ってそれぞれ支持する一対の支持突起部を有し、
前記ホルダは、前記回路基板を係止する係止片部を有し、
前記支持部は、前記支持突起部にそれぞれ設けられ前記回路基板の前記底面からの離反を阻止する爪部を有し、
前記ホルダは、前記底面に対向し前記係止片部が設けられる平面部を有する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 筒状のケースと、前記ケースの一方の開口端に取り付けられ底面が形成された蓋部材と、前記ケースの他方の開口端側に設けられ物理量を検出する検出部と、前記検出部が設けられ前記ケースの他方の開口端側に取り付けられた継手と、前記検出部で検出された信号を受信する板状の回路基板と、前記蓋部材に設けられ前記回路基板を平面が前記底面に対して交差するように保持するホルダとを備え、
前記蓋部材は、前記底面が形成された蓋本体と、前記底面から前記継手に向けて突出した支持部とを有し、
前記支持部は、前記回路基板の互いに反対側に位置する側面部を支持部突出方向に沿ってそれぞれ支持する一対の支持突起部を有し、
前記ホルダは、前記回路基板を係止する係止片部を有する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の物理量測定装置において、
前記ホルダは、前記蓋本体と前記ケースとに挟持される
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項3に記載の物理量測定装置において、
前記ケースをかしめて前記蓋本体と前記ホルダを固定する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項4に記載の物理量測定装置において、
前記ケースと前記ホルダとがそれぞれ金属製であり、前記蓋部材が合成樹脂製である
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の物理量測定装置において、
前記係止片部は、前記回路基板の平面に形成された係止孔に係止する係止爪を有する
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項6に記載の物理量測定装置において、
前記係止孔は、前記回路基板の前記底面に近接した位置に形成されている
ことを特徴とする物理量測定装置。 - 請求項1から請求項7のいずれかに記載された物理量測定装置において、
前記一対の支持突起部の互いに対向する面は、前記回路基板の側面部と交差する2つの平面の側縁と対向する一対の第一支持面とされ、前記第一支持面の端縁を接続する面は、前記回路基板の側面部と対向する第二支持面とされ、前記一対の第一支持面と第二支持面とから前記回路基板を支持する支持溝が構成される
ことを特徴とする物理量測定装置。
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