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JP6119250B2 - 車両のピラー内装構造 - Google Patents

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JP6119250B2 JP2013002361A JP2013002361A JP6119250B2 JP 6119250 B2 JP6119250 B2 JP 6119250B2 JP 2013002361 A JP2013002361 A JP 2013002361A JP 2013002361 A JP2013002361 A JP 2013002361A JP 6119250 B2 JP6119250 B2 JP 6119250B2
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Description

本発明は、
車体側部に設けられたピラーパネルがアッパートリムとロアトリムに覆われ、
前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に車室内側から重ね合わされ、
前記アッパートリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第1側壁と、前記第1側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第1前壁と、前記第1側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第1後壁とを備え、
前記ロアトリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第2側壁と、前記第2側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第2前壁と、前記第2側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第2後壁とを備えている車両のピラー内装構造に関する。
特許文献1に開示されているように、従来、上記の車両のピラー内装構造では、前記アッパートリムの第1前壁の下端部と第1後壁の下端部に車幅方向内側(車室内側)を向く連結面を設け、前記連結面に係合孔を形成してあった。そして、ロアトリムの上端部から一対の断面十字状の係合爪を車幅方向外側(車室外側)に突出させ、前記一対の係合爪を一対の前記係合孔に各別に係合させてあった。
すなわち、前記係合孔を、車幅方向内側(車室内側)を向く連結面にのみ設け、係合爪と係合孔の係合方向を車幅方向にのみ設定してあった。
実登第2606306号公報
アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部は、冒頭に記載したように横断面略C字状に形成されている。そのために、前記係合爪と係合孔の係合方向を車幅方向にのみ設定した構造では、アッパートリムの下端部に対するロアトリムの上端部の車両前後方向の固定力が不十分であり、前記下端部と前記上端部の間に隙間が発生しやすかった。
本発明の目的は、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との間に隙間が発生することを防止できて、外観品質を向上させることができる車両のピラー内装構造を提供する点にある。
本発明の特徴は、
車体側部に設けられたピラーパネルがアッパートリムとロアトリムに覆われ、
前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に車室内側から重ね合わされ、
前記アッパートリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第1側壁と、前記第1側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第1前壁と、前記第1側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第1後壁とを備え、
前記ロアトリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第2側壁と、前記第2側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第2前壁と、前記第2側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第2後壁とを備えている車両のピラー内装構造であって、
前記第2前壁の上端部から車両後方側に第1係合爪が突出し、
前記第1前壁の下端部に、前記第1前壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
前記第1前壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部に第2開口が形成され、
前記第2開口の周縁部に、前記第1係合爪が係合する第1被係合部が設けられ、
前記第2側壁の上端部に第2係合爪が設けられ、
前記第1側壁の下端部に、前記第1側壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
前記第1側壁の段差部の車幅方向を向く段差面部に第1開口が形成され、
前記第1開口の周縁部に、前記第2係合爪が係合する第2被係合部が設けられ、
前記第2後壁の上端部から車両前方側に第3係合爪が突出し、
前記第1後壁の下端部に、前記第1後壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
前記第1後壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部に第3開口が形成され、
前記第3開口の周縁部に、前記第3係合爪が係合する第3被係合部が設けられている点にある。(請求項1)
この構成によれば、前記第1係合爪と第1被係合部を係合させることで、アッパートリムの第1前壁とロアトリムの第2前壁を車両前後方向で固定することができる。
また、前記第3係合爪と第3被係合部を係合させることで、アッパートリムの第1後壁とロアトリムの第2後壁を車両前後方向で固定することができる。
さらに、前記第2係合爪と第2被係合部を係合させることで、アッパートリムの第1側壁とロアトリムの第2側壁を車幅方向で固定することができる。
つまり、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を車両前後方向及び車幅方向で係合固定することができる。その結果、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との間に隙間が発生することを防止できて、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との合わせ部の外観品質を向上させることができる。
第2前壁の上端部から車両後方側に突出する第1係合爪が、前記第2開口に車両前方側から挿入されて第2開口の周縁部に係合する。また、第2後壁の上端部から車両前方側に突出する第3係合爪が、前記第3開口に車両後方側から挿入されて第3開口の周縁部に係合する。これにより、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を車両前後方向で確実に位置固定することができる。(請求項1)
本発明において、
前記ロアトリムの上端部から裏側に上側フランジが張り出し、
前記アッパートリムの下端部を車両前後方向で受け止めて、前記アッパートリムの下端部の車両前後方向の移動を阻止する第1受け止め部が前記上側フランジの周縁部に形成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
ロアトリムの上側フランジの周縁部に形成された第1受け止め部が、アッパートリムの下端部を車両前後方向で受け止めて、アッパートリムの下端部の車両前後方向の移動を阻止する。これにより、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を車両前後方向でより確実に位置固定することができ、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との合わせ部の外観品質をより向上させることができる。(請求項2)
本発明において、
前記第2係合爪は、前記第2側壁の上側フランジの上面に上側に向かって突設されるとともに、前記第1開口に車幅方向内側から挿入されて、前記第1開口の周縁部に係合すると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
ロアトリムの上端部をアッパートリムの下端部に対して車幅方向内側(車室内側)から重ね合わせるだけで、前記第2係合爪を第1開口の周縁部に簡単に係合させることができる。これにより、ロアトリムの上端部のアッパートリムの下端部に対する組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項3)
本発明において、
前記第2側壁の上側フランジは、前記第1側壁の第1開口に挿入される挿入部を備え、
前記第1開口の上側周縁部と協働して前記挿入部を上下方向で挟持する挟持部が前記第1側壁の段差部に設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記第1側壁の段差部に設けられた挟持部が前記第1開口の上側周縁部と協働して前記挿入部を上下方向で挟持する。従って、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を上下方向(車両上下方向)で位置固定することができ、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との合わせ部の外観品質をより向上させることができる。(請求項4)
本発明において、
前記第1側壁の第1開口は、前記第1側壁の段差部の車幅方向を向く段差面部に、前記第1側壁の下端部の車両前後方向中央部を挟んで前後一対形成され、
前記挿入部は、前記第2側壁の上側フランジに、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部を挟んで前後一対設けられ、
車両前後方向で前記挿入部の中央部に前記第2係合爪が設けられ、
前後一対の前記第2係合爪が前記前後一対の第1開口に各別に挿入され、
前記挟持部は前記第1側壁の段差部に、前記第1開口ごとに前後一対ずつ設けられ、
前記前後一対の挟持部が、前記第1開口の上側周縁部と協働して前記第2係合爪の両側の挿入部を挟持すると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
ロアトリムの第2側壁の上端部に設けられた前後一対の第2係合爪が、アッパートリムの下端部の第1側壁の下端部に形成された前後一対の第1開口に各別に挿入されて、第1開口の周縁部に係合する。これにより、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を車幅方向でより確実に位置固定することができる。
また、前記前後一対の挟持部が、前記第1開口の上側周縁部と協働して前記第2係合爪の両側の挿入部を上下方向で挟持する。従って、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を上下方向(車両上下方向)でより確実に位置固定することができる。その結果、アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との合わせ部の外観品質をより向上させることができる。(請求項5)
本発明において、
前記挟持部は、前記第1開口の下側周縁部から前記第1開口内に突出し、
前記挟持部の上端部に、前記挿入部を前記第1開口内に案内する第1ガイド面が設けられ、
前記第1ガイド面は上側ほど前記第1側壁の裏側に位置するように傾斜していると、次の作用を奏することができる。(請求項6)
上側ほど前記第1側壁の裏側に位置するように傾斜した挟持部の上端部の第1ガイド面が前記挿入部を前記第1開口内に案内する。これにより、前記挿入部を第1開口に挿入しやすくすることができ、アッパートリムの下端部に対するロアトリムの上端部の組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項6)
本発明において、
前記前後一対の挿入部は、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部よりも長く前記第2側壁の裏側に張り出して、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部が、前記第2側壁の意匠面側に凹む凹部状に形成され、
前記第2前壁の上側フランジの車両後方側の先端部と、車両前方側の前記挿入部の車両後方側の端部と、車両後方側の前記挿入部の車両前方側の端部とが前記第1受け止め部に構成されていると、次の作用を奏することができる。(請求項7)
前記第2前壁の上側フランジの車両後方側の先端部が、前記第1前壁の下端部を車両前方側から受け止めて車両前方側への移動を阻止する。また、車両前方側の前記挿入部の車両後方側の端部が、第1側壁の車両前後方向中央部を車両前方側から受け止めて車両前方側への移動を阻止する。そして、車両後方側の前記挿入部の車両前方側の端部が、第1側壁の車両前後方向中央部を車両後方側から受け止めて車両後方側への移動を阻止する。
上記の構成によれば、前記挿入部が前記第1受け止め部に兼用構成されているから、構造を簡素化することができるとともに、第1受け止め部を形成するためのコストを低廉化することができる。(請求項7)
本発明において、
前記前後一対の第1開口の下方の段差面部に、前記第2側壁の上端部の裏面を受け止める第2受け止め部が連設されていると、次の作用を奏することができる。(請求項8)
前記第2側壁の上端部の裏面を前記第2受け止め部で受け止めて、前記第2側壁の車幅方向外側への移動を阻止することができる。これにより、アッパートリムの下端部に対してロアトリムの上端部を車幅方向で確実に位置固定することができる。(請求項8)
本発明において、
前記第1前壁の下端部と前記第1側壁の下端部の間の前側コーナー部と、前記第1後壁の下端部と前記第1側壁の下端部の間の後側コーナー部とが断面円弧状に形成され、
前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に車幅方向内側から重ね合わされるに伴って、前記第1係合爪が前記前側コーナー部に、前記第3係合爪が前記後側コーナー部にそれぞれ押圧され、前記第2前壁の上端部と前記第2後壁の上端部が、互いに離間する方向に開き変形した後に弾性復帰して、前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に重なるよう構成され、
前記第1係合爪の車幅方向外側の端部に、前記前側コーナー部にガイドされる第2ガイド面が形成され、
前記第2ガイド面は、車両後方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜し、
前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に、前記後側コーナー部にガイドされる第3ガイド面が形成され、
前記第3ガイド面は、車両前方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜していると、次の作用を奏することができる。(請求項
ロアトリムの上端部がアッパートリムの下端部に車幅方向内側から重ね合わされるに伴って、第1係合爪が前記前側コーナー部に、前記第3係合爪が前記後側コーナー部にそれぞれ押圧される。そして、第2前壁の上端部と第2後壁の上端部が、互いに離間する方向に開き変形した後に弾性復帰して、ロアトリムの上端部がアッパートリムの下端部に重なる。
この場合、第1係合爪の車幅方向外側の端部に形成された第2ガイド面が前側コーナー部にガイドされる。また、前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に形成された第3ガイド面が後側コーナー部にガイドされる。
前記第2ガイド面は、車両後方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜し、前記第3ガイド面は、車両前方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜しているから、第2ガイド面を前側コーナー部で円滑にガイドすることができ、第3ガイド面を後側コーナー部で円滑にガイドすることができる。
これにより、ロアトリムの上端部のアッパートリムの下端部に対する組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項
本発明において、
前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に、前記第1後壁の段差部の上下方向を向く段差面部にガイドされる第4ガイド面が形成され、
前記第4ガイド面は、上側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜していると、次の作用を奏することができる。(請求項10
前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に形成された第4ガイド面が、第1後壁の段差部の上下方向を向く段差面部の下面にガイドされる。第4ガイド面は、上側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜しているから、第4ガイド面を前記段差面部の下面で円滑にガイドすることができる。これにより、ロアトリムの上端部のアッパートリムの下端部に対する組み付け作業の作業性を向上させることができる。(請求項10
本発明において、
前記第3係合爪の爪部は前記第3係合爪の爪基部から上方に突出して、前記第3開口の上側周縁部に係合し、
前記第3開口の下側周縁部に当接する当接部が前記第2後壁の上端部に設けられていると、次の作用を奏することができる。(請求項11
前記第2後壁の上端部に設けられた当接部が前記第3開口の下側周縁部に当接することで、第3係合爪を第3被係合部に係合させる際に、第3係合爪が第3被係合部から下方に逃げるのを回避することができる。(請求項11
本発明において、
前記当接部は、前記第3係合爪の下方の前記第2後壁から車両前方側に突出する第1横リブと、前記第1横リブの車幅方向内側の端部から下方に延びる第1縦リブとを備え、
前記第3開口の下側周縁部から車両後方側にリブ受けが突出し、
前記第1縦リブの下端部が前記リブ受けに上方から当接すると、次の作用を奏することができる。(請求項12
前記第3開口の下側周縁部から車両後方側に突出したリブ受けに前記第1縦リブの下端部が上方から当接する。当接部はシート前後方向から見て断面L字状に形成されているから、当接部の強度を向上させることができる。(請求項12
本発明において、
前記第1係合爪の爪基部は、前記第2前壁から車両後方側に突出する第2横リブと、前記第2横リブの車幅方向内側の端部から下方に延びる第2縦リブとを備え、
前記第1係合爪の爪部は前記第2縦リブの車両後方側の端部から車幅方向内側に突出して、前記第2開口の車幅方向内側の周縁部に係合し、
前記第2縦リブの下端部が前記第2開口の下側周縁部に当接すると、次の作用を奏することができる。(請求項13
第1係合爪の爪基部はシート前後方向から見て断面L字状に形成されているから、第1係合爪の強度を向上させることができる。そして、前記第2縦リブの下端部が前記第2開口の下側周縁部に当接することで、第1係合爪を第1被係合部に係合させる際に、第1係合爪が第1被係合部から下方に逃げるのを回避することができる。
また、例えば、第1係合爪の爪部の爪基部からの突出方向と、第3係合爪の爪部の爪基部からの突出方向とが同一の構造(両爪部の突出方向がいずれも上方である構造、又は、いずれも車幅方向内側の構造)に比べると、ロアトリムの上端部のアッパートリムの下端部からの離間を防止する方向を増加させることができる。(請求項13
本発明によれば、
アッパートリムの下端部とロアトリムの上端部との間に隙間が発生することを防止できて、外観品質を向上させることができる車両のピラー内装構造を提供することができた。
センターピラーを車室内側から見た図 図1のA−A断面図 (a)はロアトリムの上端部の斜視図、(b)は図3(a)のZ矢視図(c)は図3(a)のY矢視図 図3(a)のX矢視図であり、第1係合爪の斜視図 図3(a)のW矢視図であり、第3係合爪の斜視図 アッパートリムの下端部の斜視図 (a)は図6のV矢視図、(b)は図6のU矢視図 (a)は図7(a)のT矢視図、(b)は図7(b)のS矢視図 (a)は車両のピラー内装構造を裏側(車室外側)から見た斜視図(b)は図9(a)のR矢視図、(c)は図9(a)ののQ矢視図 (a)は図2のB−B断面図、(b)は図2のC−C断面図、(c)は図2のA2−A2断面図、(d)は図2のD−D断面図 (a)は図7(a)のE−E断面図、(b)は図7(b)のF−F断面図 ロアトリムをアッパートリムに組み付ける方法を示す断面図(図1のA−A断面に対応する図) (a)は第3係合爪の成形方法を示す斜視図、(b)は第1係合爪の成形方法を示す斜視図、(c)は第3係合爪の成形方法を示す平面図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1,図2に示すように、自動車のフロントドアの開口K1とリアドアの開口K2との間の車体側部にセンターピラー1が設けられている。このセンターピラー1は、金属製のセンターピラーパネル4(ピラーパネルに相当)と、センターピラーパネル4を車室内側から覆う内装部材としてのセンターピラートリム1とを備えている。
[センターピラーパネル4の構造]
前記センターピラーパネル4は、センターピラーアウターパネル5とセンターピラーリンフォース6とセンターピラーインナーパネル7とから成る。センターピラーインナーパネル7は、車幅方向外側W2(車室外側)が開放した断面ハット形状に形成され、センターピラーアウターパネル5とセンターピラーリンフォース6は車幅方向内側W1(車室内側)が開放した断面ハット形状に形成されている。
そして、センターピラーアウターパネル5とセンターピラーリンフォース6とセンターピラーインナーパネル7との前側フランジ5F,6F,7F同士、及び、後側フランジ5R,6R,7R同士が溶接接合されている。互いに溶接接合された前側フランジ5F,6F,7Fと後側フランジ5R,6R,7Rには、オープニングトリム8の取り付け基部8Kがそれぞれ外嵌装着されている。オープニングトリム8は、前記取り付け基部8Kと、取り付け基部8Kから膨出し、ドアに圧縮される中空シール部8Sとを備え、ゴム状弾性体で成形されている。
[センターピラートリム1の構造]
前記センターピラートリム1は、いずれも樹脂製のアッパートリム2とロアトリム3とに上下に2分割されて、前記センターピラーパネル4がアッパートリム2とロアトリム3に覆われている。ロアトリム3の上端部はアッパートリム2の下端部に車室内側から重ね合わされている。これにより、センターピラーパネル4が車室内に露出することを防止することができる。
図1,図2,図6に示すように、前記アッパートリム2は、意匠面が車幅方向内側W1を向く第1側壁12と、第1側壁12の車両前方側Frの側部から車幅方向外側W2に延びる第1前壁11と、第1側壁12の車両後方側Rrの側部から車幅方向外側W2に延びる第1後壁13とを備えている。
第1側壁12の下端部の車両前後方向中央部12L(第1側壁12の下端部の幅方向中央部)は裏側(車幅方向外側W2)に凹んでいる。そして、前記車両前後方向中央部12Lとロアトリム3の上端部との間に、シートベルト装置のウェビングJ(図2参照)を挿通させるウェビング挿通孔が形成されている。
図1〜図3に示すように、前記ロアトリム3は、意匠面が車幅方向内側を向く第2側壁22と、第2側壁22の車両前方側Frの側部から車幅方向外側W2に延びる第2前壁21と、第2側壁22の車両後方側Rrの側部から車幅方向外側W2に延びる第2後壁23とを備えている。
そして、第2前壁21の上端部に第1係合爪41が設けられ、第1前壁11の下端部に、第1係合爪41が係合する第1被係合部(後述の第2開口33Hの車幅方向内側W1の周縁部33H1)が設けられている。
また、第2側壁22の上端部に第2係合爪42が設けられ、第1側壁12の下端部に、第2係合爪42が係合する第2被係合部(後述の第1開口35Hの上側周縁部35H1)が設けられている。
さらに、第2後壁23の上端部に第3係合爪43が設けられ、第1後壁13の下端部に、第3係合爪43が係合する第3被係合部(後述の第3開口38Hの上側周縁部38H1)が設けられている。
[アッパートリム2の構造]
図8(a),図8(b)に示すように、第1側壁12の下端部に、第1側壁12の裏側(車幅方向外側W2)に入り込む段差部34が、前記車両前後方向中央部12L(図6参照)を挟んで前後一対形成されている。
そして、前記第1側壁12の段差部34の車幅方向を向く段差面部35と、上下方向を向く段差面部36の車幅方向外側W2の部分とにわたって、第1側壁12の幅方向(車両前後方向)に長い長方形状の第1開口35Hが形成されている。
また、図6,図7,図10(b)に示すように、前記第1開口35Hの下方の段差面部35Aに、第2側壁22の上端部の裏面22Uを受け止める第2受け止め部89が連設されている。すなわち、前記段差面部35Aの下方に位置する第1側壁12の下端部が、車幅方向内側W1に膨出する膨出部16に形成され、膨出部16の車両前後方向の両端部に凸部状の第2受け止め部89がそれぞれ突設されている。
前記第1側壁12の段差部34には、後述のロアトリム3の挿入部25を第1開口35Hの上側周縁部35H1と協働して上下方向で挟持する挟持部37が設けられている。前記挟持部37は第1側壁12の段差部34に、第1開口35Hごとに前後一対ずつ縦リブ状に設けられている。前後一対の挟持部37は、後述のフランジ14から上方に立ち上がり、第1開口35Hの下側周縁部35H1の長手方向両端部側から第1開口35H内に各別に突出している。
前記挟持部37の上端部に、前記挿入部25を第1開口35H内に案内する第1ガイド面37Gが設けられている。この第1ガイド面37Gは上側ほど第1側壁12の裏側に位置するように傾斜している。
図8(a)に示すように、前記第1前壁11の下端部に、第1前壁11の裏側に入り込む段差部32が、第1側壁12の段差部34に連続して形成されている。そして、第1前壁11の段差部32の車両前後方向を向く段差面部33に第2開口33Hが形成されている。第2開口33Hは車幅方向外側W2が開放した切り欠き状に形成されている。符号31は第1前壁11の段差部32の車両上下方向を向く段差面部である。
また、図8(b)に示すように、前記第1後壁13の下端部に、第1後壁13の裏側に入り込む段差部67が、第1側壁12の段差部34に連続して形成されている。そして、第1後壁13の段差部67の車両前後方向を向く段差面部38に第3開口38Hが形成されている。第3開口38Hは車幅方向外側W2が開放した切り欠き状に形成されている。さらに、第3開口38Hの下側周縁部38H2から車両後方側Rrにリブ受け15が突出している。
図8(a),図8(b)に示すように、前記膨出部16の下端部と、第1前壁11の段差部32の車両前後方向を向く段差面部33の下端部と、第1後壁13の段差部67の車両前後方向を向く段差面部38の下端部とから裏側にフランジ14が連続して張り出している。
そして、図2,図7(a),図7(b),図8(a),図8(b)に示すように、第1前壁11の下端部と第1側壁12の下端部の間の前側コーナー部C1、すなわち、第1前壁11の車両前後方向を向く段差面部33と、第1側壁12の車幅方向を向く段差面部35との間の前側コーナー部C1は断面円弧状に形成されている。
また、第1後壁13の下端部と第1側壁12の下端部の間の後側コーナー部C2、すなわち、第1後壁13の車両前後方向を向く段差面部38と、第1側壁12の車幅方向を向く段差面部35との間の後側コーナー部C2は断面円弧状に形成されている。
ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に組み付けられる際には、図1,図12に示すように、ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に車幅方向内側W1から重ね合わされる。図12の符号Kは、アッパートリム2の下端部に対するロアトリム3の上端部の組み付け方向を示し、図10(c),図10(d),図11(a),図11(b)の符号Kもアッパートリム2の下端部に対するロアトリム3の組み付け方向を示している。
これに伴って、第1係合爪41が前側コーナー部C1に、また、第3係合爪43が後側コーナー部C2にそれぞれ押圧される。そして、第2前壁21の上端部と第2後壁23の上端部が互いに離間する方向に開き変形した後に弾性復帰して、ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に重なる。
図1,図6に示すように、前記第1側壁12の下端部から下方に台形状の連結片12Kが延出され、連結片12Kの中央部に車体への連結用の係合爪12Tが設けられている。この連結用の係合爪12Tはセンターピラーインナーパネル7の被係合部に係合する。これにより、アッパートリム2の下端部がセンターピラーインナーパネル7に連結される。
[ロアトリム3の構造]
図3(a)に示すように、前記ロアトリム3の上端部から裏側に上側フランジ3Fが張り出している。この上側フランジ3Fは、第2前壁21の上端部から車両後方側Rrに張り出す第2前壁21の上側フランジ21Fと、第2側壁22の上端部から車幅方向外側W2に張り出す第2側壁22の上側フランジ22Fと、第2後壁23の上端部から車両前方側Frに張り出す第2後壁23の上側フランジ23Fとから成る。第2前壁21の上側フランジ21Fと第2側壁22の上側フランジ22Fと第2後壁23の上側フランジ23Fは連続している。
図3(a)〜図3(c)に示すように、前記第2側壁22の上側フランジ22Fは、第1側壁12の第1開口35Hに挿入される挿入部25を備えている。前記挿入部25は、第2側壁22の上側フランジ22Fに、この上側フランジ22Fの車両前後方向中央部22F1を挟んで前後一対設けられている。
前記前後一対の挿入部25は、第2側壁22の上側フランジ22Fの車両前後方向中央部22F1よりも長く第2側壁22の裏側に張り出して、第2側壁22の上側フランジ22Fの車両前後方向中央部22F1が、第2側壁22の意匠面側に凹む凹部状に形成されている。
そして、前記アッパートリム2の下端部を車両前後方向で受け止めて、アッパートリム2の下端部の車両前後方向の移動を阻止する第1受け止め部24がロアトリム3の上側フランジ3Fの周縁部に形成されている。図3(b),図3(c)に示すように、第1受け止め部24は、第2前壁21の上側フランジ21Fの車両後方側Rrの先端部24Aと、車両前方側Frの挿入部25の車両後方側Rrの端部24Bと、車両後方側Rrの挿入部25の車両前方側Frの端部24Cとから成る。
[第2係合爪42の構造]
図3(a)〜図3(c),図9(a)〜図9(c),図10(a)に示すように、前記第2係合爪42は、第2側壁22の上側フランジ22Fの上面に上側に向かって縦断面三角形状に突設されている。詳述すると、第2係合爪42は、車両前後方向で挿入部25の中央部に設けられ、第2側壁22の幅方向(車両前後方向)に長く形成されている。そして、前後一対の第2係合爪42が前後一対の第1開口35Hに車幅方向内側W1から各別に挿入されて、第1開口35Hの上側周縁部35H1に係合する。
アッパートリム2の下端部に設けられた前記前後一対の挟持部37は、第1開口35Hの上側周縁部35H1と協働して第2係合爪42の両側の挿入部25を挟持する。
[第1係合爪41の構造]
図3,図4,図10(c)に示すように、前記第1係合爪41は第2前壁21の車幅方向外側W2の端部の上端部に設けられている。第1係合爪41の爪基部77は、第2前壁21の上端部から車両後方側Rrに突出する第2横リブ63と、第2横リブ63の車幅方向内側W1の端部から下方に延びる第2縦リブ61とを備えている。第2縦リブ61の車両前方側Frの側部は第2前壁21の裏面に連なっている。
図4,図8(a),図9(a),図9(c)に示すように、第1係合爪41の爪部62は第2縦リブ61の車両後方側Rrの端部から車幅方向内側W1に突出して、第2開口33Hの車幅方向内側W1の周縁部33H1に係合する。そして、第2縦リブ61の下端部61Kが第2開口33Hの下側周縁部33H2に当接する。
また、ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に組み付けられる際に、アッパートリム2の下端部の前側コーナー部C1にガイドされる第2ガイド面63G(図4参照)が、第1係合爪41の第2横リブ63の車幅方向外側W2の端部に形成されている。前記第2ガイド面63Gは、車両後方側Rrほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜している。
さらに、図4,図9(c)に示すように、前記第2開口33Hの下側周縁部33H2にガイドされるガイド面61G(以下、「第8ガイド面61G」と称する)が、前記第2縦リブ61の車両後方側Rrの端部に形成されている。第8ガイド面61Gは、下側ほど車両前方側Frに位置するように傾斜している。
[第3係合爪43の構造]
図3(a),図3(c),図5,図10(d)に示すように、前記第3係合爪43は第2後壁23の車幅方向外側W2の端部の上端部に設けられている。第3係合爪43の爪基部45は台形の横リブ状に形成され、第2後壁23の上端部から車両前方側Frに突出している。図8(b),図9(a),図9(b)に示すように、第3係合爪43の爪部46は爪基部45の先端部から上方に突出している。この爪部46は第3開口38Hの上側周縁部38H1に係合する。
前記ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に組み付けられる際に、アッパートリム2の下端部の後側コーナー部C2にガイドされる第3ガイド面45G(図5参照)が、第3係合爪43の爪基部45の車幅方向外側W2の端部に形成されている。第3ガイド面45Gは、車両前方側Frほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜している。
さらに、第3係合爪43の爪部46の車幅方向外側W2の端部に、第1後壁13の上下方向を向く段差面部39(図8(b),図11(b)参照)の下面にガイドされる第4ガイド面46G1が形成されている。第4ガイド面46G1は上側ほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜している。
また、第3係合爪43の爪部46の車両前方側Frの端部に、第1後壁13の上下方向を向く段差面部39(図8(b)参照)の下面にガイドされる第5ガイド面46G2が形成されている。第5ガイド面46G2は、上側ほど車両後方側Rrに位置するように傾斜している。これにより、前記第3係合爪43の爪部46が角錐台状に形成されている。
[当接部47の構造]
図5,図8(b),図9(b)に示すように、前記第3開口38Hの下側周縁部38H2に当接する当接部47が、第3係合爪43の下方の第2後壁23の上端部に設けられている。前記当接部47は、第3係合爪43の下方の第2後壁23から車両前方側Frに突出する台形状の第1横リブ48と、第1横リブ48の車幅方向内側W1の端部から下方に延びる第1縦リブ49とを備えている。第1縦リブ49の車両後方側Rrの端部は第2後壁23の裏面に連なっている。
前記第1横リブ48は、第3係合爪43の爪基部45に下側から平行に対向する。第1縦リブ49の下端部49Kはアッパートリム2の前記リブ受け15に上方から当接する(図9(b),図10(d)参照)。
前記ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に組み付けられる際に、アッパートリム2の下端部の後側コーナー部C2にガイドされる第6ガイド面48Gが、前記当接部47の第1横リブ48の車幅方向外側W2の端部に形成されている。第6ガイド面48Gは、車両前方側Frほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜している。第6ガイド面48Gと第3ガイド面45Gは上下方向から見て重なっている。
また、前記リブ受け15の上面にガイドされる第7ガイド面49Gが、前記当接部47の第1縦リブ49の車両前方側Frの端部に形成されている。第7ガイド面49Gは、下側ほど車両後方側Rrに位置するように傾斜している。
[第3係合爪43と第1係合爪41の成形方法]
図13(a),図13(c)に示すように、前記第3係合爪43を成形する場合、第2側壁22と第2後壁23と第3係合爪43との間に配置しておいた第1スライド型100を車両前方側Frに型抜きして第3係合爪43を成形する。符号Z1は第1スライド型100の型抜き方向(車両前方側Fr)である。コア型の型抜き方向Z2は車幅方向外側W2である。
前記第2後壁23の意匠面23Mは車両後方側Rrに凸に少し屈曲している。そのために、意匠面23Mの屈曲点Pにパーティングラインが位置する。前記屈曲点Pよりも車幅方向外側W2のロアトリム部分を成形するコア型102は車幅方向外側W2に型抜きされる。
図13(b)に示すように、前記第1係合爪41を成形する場合、第2側壁22と第2前壁21と第1係合爪41との間に配置しておいた第2スライド型101を下方(車両下側)に型抜きして第1係合爪41を成形する。
以上の構成により、
(1) 前記第1係合爪41と第1被係合部(第2開口33Hの車幅方向内側W1の周縁部33H1)を係合させることで、アッパートリム2の第1前壁11とロアトリム3の第2前壁21を車両前後方向で固定することができる。
また、前記第3係合爪43と第3被係合部(第3開口38Hの上側周縁部38H1)を係合させることで、アッパートリム2の第1後壁13とロアトリム3の第2後壁23を車両前後方向で固定することができる。
さらに、前記第2係合爪42と第2被係合部(第1開口35Hの上側周縁部35H1)を係合させることで、アッパートリム2の第1側壁12とロアトリム3の第2側壁22を車幅方向で固定することができる。
つまり、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車両前後方向及び車幅方向で係合固定することができる。その結果、アッパートリム2の下端部とロアトリム3の上端部との間に隙間が発生することを防止できて、アッパートリム2の下端部とロアトリム3の上端部との合わせ部の外観品質を向上させることができる。
(2) ロアトリム3の上側フランジ3Fの周縁部に形成された第1受け止め部24が、アッパートリム2の下端部を車両前後方向で受け止めて、アッパートリム2の下端部の車両前後方向の移動を阻止する。これにより、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車両前後方向でより確実に位置固定することができ、アッパートリム2の下端部とロアトリム3の上端部との合わせ部の外観品質をより向上させることができる。
(3) ロアトリム3の上端部をアッパートリム2の下端部に対して車幅方向内側W1(車室内側)から重ね合わせるだけで、前記第2係合爪42を第1開口35Hの上側周縁部35H1に簡単に係合させることができる。これにより、ロアトリム3の上端部のアッパートリム2の下端部に対する組み付け作業の作業性を向上させることができる。
(4) 前記挟持部37が第1開口35Hの上側周縁部35H1と協働して前記挿入部25を上下方向で挟持するから、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車両上下方向で位置固定することができる。
(5) ロアトリム3の第2側壁22の上端部に設けられた前後一対の第2係合爪42が、アッパートリム2の下端部の第1側壁12の下端部に形成された前後一対の第1開口35Hに各別に挿入されて、第1開口35Hの上側周縁部35H1に係合する。これにより、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車幅方向でより確実に位置固定することができる。
また、前記前後一対の挟持部37が、前記第1開口35Hの上側周縁部35H1と協働して前記第2係合爪42の両側の挿入部25を上下方向で挟持する。従って、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を上下方向(車両上下方向)でより確実に位置固定することができる。
(6) 上側ほど前記第1側壁12の裏側に位置するように傾斜した挟持部37の上端部の第1ガイド面37Gが前記挿入部25を前記第1開口35H内に案内する。これにより、前記挿入部25を第1開口35Hに挿入しやすくすることができ、アッパートリム2の下端部に対するロアトリム3の上端部の組み付け作業の作業性を向上させることができる。
(7) 前記第2前壁21の上側フランジ21Fの車両後方側Rrの先端部24Aが、第1前壁11の下端部を車両前方側Frから受け止めて車両前方側Frへの移動を阻止する。また、車両前方側Frの前記挿入部25の車両後方側Rrの端部24Bが、第1側壁12の車両前後方向中央部を車両前方側Frから受け止めて車両前方側Frへの移動を阻止する。そして、車両後方側Rrの前記挿入部25の車両前方側Frの端部24Cが、第1側壁12の車両前後方向中央部12Lを車両後方側Rrから受け止めて車両後方側Rrへの移動を阻止する。
上記の構成によれば、前記挿入部25が前記第1受け止め部24に兼用構成されているから、構造を簡素化することができるとともに、第1受け止め部24を形成するためのコストを低廉化することができる。
(8) 前記第2側壁22の上端部の裏面22Uを前記第2受け止め部89で受け止めて、第2側壁22の車幅方向外側W2への移動を阻止することができる(図10(b)参照)。これにより、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車幅方向で確実に位置固定することができる。
(9) 第2前壁21の上端部から車両後方側Rrに突出する第1係合爪41が、前記第2開口33Hに車両前方側Frから挿入されて第2開口33Hの車幅方向内側W1の周縁部33H1に係合する。また、第2後壁23の上端部から車両前方側Frに突出する第3係合爪43が、前記第3開口38Hに車両後方側Rrから挿入されて第3開口38Hの上側周縁部38H1に係合する。これにより、アッパートリム2の下端部に対してロアトリム3の上端部を車両前後方向で確実に位置固定することができる。
(10) ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に車幅方向内側W1から重ね合わされるに伴って、第1係合爪41が前記前側コーナー部C1に、第3係合爪43が後側コーナー部C2にそれぞれ押圧される。そして、第2前壁21の上端部と第2後壁23の上端部が、互いに離間する方向に開き変形した後に弾性復帰して、ロアトリム3の上端部がアッパートリム2の下端部に重なる。
この場合、第1係合爪41の車幅方向外側W2の端部に形成された第2ガイド面63Gが前側コーナー部C1にガイドされる。また、前記第3係合爪43の車幅方向外側W2の端部に形成された第3ガイド面45Gが後側コーナー部C2にガイドされる。
前記第2ガイド面63Gは、車両後方側Rrほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜し、前記第3ガイド面45Gは、車両前方側Frほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜しているから、第2ガイド面63Gを前側コーナー部C1で円滑にガイドすることができ、第3ガイド面45Gを後側コーナー部C2で円滑にガイドすることができる。
(11) 図11(b)に示すように、前記第3係合爪43の車幅方向外側W2の端部に形成された第4ガイド面46G1が、第1後壁13の段差部67の上下方向を向く段差面部39の下面にガイドされる。第4ガイド面46G1は、上側ほど車幅方向内側W1に位置するように傾斜しているから、第4ガイド面46G1を前記段差面部39の下面で円滑にガイドすることができる。
(11−2)
また、前記第5ガイド面46G2が第1後壁13の上下方向を向く段差面部39(図8(b)参照)の下面にガイドされ、前記第6ガイド面48Gがアッパートリム2の下端部の後側コーナー部C2にガイドされ、前記第7ガイド面49Gが前記リブ受け15の上面にガイドされ、前記第8ガイド面61Gが前記第2開口33Hの下側周縁部33H2にガイドされるから、アッパートリム2の下端部に対するロアトリム3の上端部の組み付け作業の作業性を向上させることができる。
(12) 前記第2後壁13の上端部に設けられた当接部47が前記第3開口38Hの下側周縁部38H2に当接することで、第3係合爪43を第3被係合部(第3開口38Hの上側周縁部38H1)に係合させる際に、第3係合爪43が第3被係合部から下方に逃げるのを回避することができる。
(13) 前記第3開口38Hの下側周縁部38H1から車両後方側Rrに突出したリブ受け15に前記第1縦リブ49の下端部49Kが上方から当接する。前記当接部47はシート前後方向から見て断面L字状に形成されているから、当接部47の強度を向上させることができる。
(14) 第1係合爪41の爪基部77はシート前後方向から見て断面L字状に形成されているから、第1係合爪41の強度を向上させることができる。そして、前記第2縦リブ61の下端部61Kが前記第2開口33Hの下側周縁部33H2に当接することで、第1係合爪41を第1被係合部に係合させる際に、第1係合爪41が第1被係合部から下方に逃げるのを回避することができる。
また、例えば、第1係合爪41の爪部62の爪基部77からの突出方向と、第3係合爪43の爪部46の爪基部45からの突出方向とが同一の構造(両爪部62,46の突出方向がいずれも上方である構造、又は、いずれも車幅方向内側W1の構造)に比べると、ロアトリム3の上端部のアッパートリム2の下端部からの離間を防止する方向を増加させることができる。
(15) 図2に示すように、シートベルト装置のウェビングJが乗員により引き出された時、ロアトリム3の上端部には車幅方向内側W1(車室内側)に力Eが加わる。そして、ロアトリム3の下端部の左右両側部がロアトリム3の左右中央側に引っ張られる。本発明の上記構成によれば、アッパートリム2の下端部に設けられた連結用の係合爪12T(図6参照)がセンターピラーインナーパネル7の被係合部に係合しているので、アッパートリム2の下端部がセンターピラーインナーパネル7から外れないようにすることができる。
[別実施形態]
(1) 前記第1係合爪41がアッパートリム2の下端部に、第1被係合部がロアトリム3の上端部に設けられていてもよい。
(2) 前記第2係合爪42がアッパートリム2の下端部に、第2被係合部がロアトリム3の上端部に設けられていてもよい。前記第2合爪42の数は上記の実施形態で説明した数に限られない。例えば、ロアトリム3の上端部又はアッパートリム2の下端部に前記第2合爪42が1個だけ設けられている構造であってもよい。
(3) 前記第3係合爪42がアッパートリム2の下端部に、第3被係合部がロアトリム3の上端部に設けられていてもよい。
2 アッパートリム
3 ロアトリム
3F 上側フランジ
4 ピラーパネル
11 第1前壁
12 第1側壁
12L 第1側壁の下端部の車両前後方向中央部
13 第1後壁
15 リブ受け
21 第2前壁
21F 第2前壁の上側フランジ
22 第2側壁
22F 第2側壁の上側フランジ
22F1 第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部
22U 第2側壁の上端部の裏面
23 第2後壁
24 第1受け止め部
24A 第2前壁の上側フランジの車両後方側の先端部(第1受け止め部)
24B 車両前方側の挿入部の車両後方側の端部(第1受け止め部)
24C 車両後方側の挿入部の車両前方側の端部(第1受け止め部)
25 挿入部
32 第1前壁の裏側に入り込む段差部
33 第1前壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部
33H 第2開口
33H1 第2開口の車幅方向内側の周縁部(第1被係合部)
33H2 第2開口の下側周縁部
34 第1側壁の裏側に入り込む段差部
35 第1側壁の段差部の車幅方向を向く段差面部
35A 第1開口の下方の段差面部
35H 第1開口
35H1 第1開口の上側周縁部(第2被係合部)
35H2 第1開口の下側周縁部
37 挟持部
37G 第1ガイド面
38 第1後壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部
38H 第3開口
38H1 第3開口の上側周縁部(第3被係合部)
38H2 第3開口の下側周縁部
39 第1後壁の段差部の上下方向を向く段差面部
41 第1係合爪
42 第2係合爪
43 第3係合爪
45 第3係合爪の爪基部
45G 第3ガイド面
46 第3係合爪の爪部
46G1 第4ガイド面
47 当接部
48 第1横リブ
49 第1縦リブ
49K 第1縦リブの下端部
61 第2縦リブ
61K 第2縦リブの下端部
62 第1係合爪の爪部
63 第2横リブ
63G 第2ガイド面
67 第1後壁の裏側に入り込む段差部
77 第1係合爪の爪基部
89 第2受け止め部
C1 前側コーナー部
C2 後側コーナー部
Fr 車両前方側
Rr 車両後方側
W1 車幅方向内側
W2 車幅方向外側

Claims (13)

  1. 車体側部に設けられたピラーパネルがアッパートリムとロアトリムに覆われ、
    前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に車室内側から重ね合わされ、
    前記アッパートリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第1側壁と、前記第1側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第1前壁と、前記第1側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第1後壁とを備え、
    前記ロアトリムは、意匠面が車幅方向内側を向く第2側壁と、前記第2側壁の車両前方側の側部から車幅方向外側に延びる第2前壁と、前記第2側壁の車両後方側の側部から車幅方向外側に延びる第2後壁とを備えている車両のピラー内装構造であって、
    前記第2前壁の上端部から車両後方側に第1係合爪が突出し、
    前記第1前壁の下端部に、前記第1前壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
    前記第1前壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部に第2開口が形成され、
    前記第2開口の周縁部に、前記第1係合爪が係合する第1被係合部が設けられ、
    前記第2側壁の上端部に第2係合爪が設けられ、
    前記第1側壁の下端部に、前記第1側壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
    前記第1側壁の段差部の車幅方向を向く段差面部に第1開口が形成され、
    前記第1開口の周縁部に、前記第2係合爪が係合する第2被係合部が設けられ、
    前記第2後壁の上端部から車両前方側に第3係合爪が突出し、
    前記第1後壁の下端部に、前記第1後壁の裏側に入り込む段差部が形成され、
    前記第1後壁の段差部の車両前後方向を向く段差面部に第3開口が形成され、
    前記第3開口の周縁部に、前記第3係合爪が係合する第3被係合部が設けられている車両のピラー内装構造。
  2. 前記ロアトリムの上端部から裏側に上側フランジが張り出し、
    前記アッパートリムの下端部を車両前後方向で受け止めて、前記アッパートリムの下端部の車両前後方向の移動を阻止する第1受け止め部が前記上側フランジの周縁部に形成されている請求項1記載の車両のピラー内装構造。
  3. 前記第2係合爪は、前記第2側壁の上側フランジの上面に上側に向かって突設されるとともに、前記第1開口に車幅方向内側から挿入されて、前記第1開口の周縁部に係合する請求項2記載の車両のピラー内装構造。
  4. 前記第2側壁の上側フランジは、前記第1側壁の第1開口に挿入される挿入部を備え、
    前記第1開口の上側周縁部と協働して前記挿入部を上下方向で挟持する挟持部が前記第1側壁の段差部に設けられている請求項3記載の車両のピラー内装構造。
  5. 前記第1側壁の第1開口は、前記第1側壁の段差部の車幅方向を向く段差面部に、前記第1側壁の下端部の車両前後方向中央部を挟んで前後一対形成され、
    前記挿入部は、前記第2側壁の上側フランジに、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部を挟んで前後一対設けられ、
    車両前後方向で前記挿入部の中央部に前記第2係合爪が設けられ、
    前後一対の前記第2係合爪が前記前後一対の第1開口に各別に挿入され、
    前記挟持部は前記第1側壁の段差部に、前記第1開口ごとに前後一対ずつ設けられ、
    前記前後一対の挟持部が、前記第1開口の上側周縁部と協働して前記第2係合爪の両側の挿入部を挟持する請求項4記載の車両のピラー内装構造。
  6. 前記挟持部は、前記第1開口の下側周縁部から前記第1開口内に突出し、
    前記挟持部の上端部に、前記挿入部を前記第1開口内に案内する第1ガイド面が設けられ、
    前記第1ガイド面は上側ほど前記第1側壁の裏側に位置するように傾斜している請求項5記載の車両のピラー内装構造。
  7. 前記前後一対の挿入部は、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部よりも長く前記第2側壁の裏側に張り出して、前記第2側壁の上側フランジの車両前後方向中央部が、前記第2側壁の意匠面側に凹む凹部状に形成され、
    前記第2前壁の上側フランジの車両後方側の先端部と、車両前方側の前記挿入部の車両後方側の端部と、車両後方側の前記挿入部の車両前方側の端部とが前記第1受け止め部に構成されている請求項5又は6記載の車両のピラー内装構造。
  8. 前記前後一対の第1開口の下方の段差面部に、前記第2側壁の上端部の裏面を受け止める第2受け止め部が連設されている請求項5〜7のいずれか一つに記載の車両のピラー内装構造。
  9. 前記第1前壁の下端部と前記第1側壁の下端部の間の前側コーナー部と、前記第1後壁の下端部と前記第1側壁の下端部の間の後側コーナー部とが断面円弧状に形成され、
    前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に車幅方向内側から重ね合わされるに伴って、前記第1係合爪が前記前側コーナー部に、前記第3係合爪が前記後側コーナー部にそれぞれ押圧され、前記第2前壁の上端部と前記第2後壁の上端部が、互いに離間する方向に開き変形した後に弾性復帰して、前記ロアトリムの上端部が前記アッパートリムの下端部に重なるよう構成され、
    前記第1係合爪の車幅方向外側の端部に、前記前側コーナー部にガイドされる第2ガイド面が形成され、
    前記第2ガイド面は、車両後方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜し、
    前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に、前記後側コーナー部にガイドされる第3ガイド面が形成され、
    前記第3ガイド面は、車両前方側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜している請求項記載の車両のピラー内装構造。
  10. 前記第3係合爪の車幅方向外側の端部に、前記第1後壁の段差部の上下方向を向く段差面部にガイドされる第4ガイド面が形成され、
    前記第4ガイド面は、上側ほど車幅方向内側に位置するように傾斜している請求項記載の車両のピラー内装構造。
  11. 前記第3係合爪の爪部は前記第3係合爪の爪基部から上方に突出して、前記第3開口の上側周縁部に係合し、
    前記第3開口の下側周縁部に当接する当接部が前記第2後壁の上端部に設けられている請求項9又は10に記載の車両のピラー内装構造。
  12. 前記当接部は、前記第3係合爪の下方の前記第2後壁から車両前方側に突出する第1横リブと、前記第1横リブの車幅方向内側の端部から下方に延びる第1縦リブとを備え、 前記第3開口の下側周縁部から車両後方側にリブ受けが突出し、
    前記第1縦リブの下端部が前記リブ受けに上方から当接する請求項11記載の車両のピラー内装構造。
  13. 前記第1係合爪の爪基部は、前記第2前壁から車両後方側に突出する第2横リブと、前記第2横リブの車幅方向内側の端部から下方に延びる第2縦リブとを備え、
    前記第1係合爪の爪部は前記第2縦リブの車両後方側の端部から車幅方向内側に突出して、前記第2開口の車幅方向内側の周縁部に係合し、
    前記第2縦リブの下端部が前記第2開口の下側周縁部に当接する請求項10〜12のいずれか一つに記載の車両のピラー内装構造。
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