JP5613959B2 - 車両のリヤバンパ取付構造 - Google Patents
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Description
このため、リヤバンパの押し込み操作に伴って、左右のバンパ側板部分の上端縁取付用フランジの夫々が左右のリヤコンビネーションランプに接触して当該リヤコンビネーションランプを傷付けるおそれがある。
従来の車両のリヤバンパ取付構造では、上端縁取付用フランジがリヤコンビネーションランプに接触しないように、リヤバンパを車両後方側からバンパ取付け部分に向けて斜め上方に押し込む操作により、リヤバンパをバンパ取付け部分に取り付けてある(例えば、特許文献1参照)。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、リヤバンパの組み付け作業の簡略化を図ることができる車両のリヤバンパ取付構造を提供することを目的とする。
このため、前端縁取付用フランジの夫々が案内部に接触してから当該案内部を通過するまでは、上端縁取付用フランジのリヤコンビネーションランプに対する接触が阻止され、前端縁取付用フランジの夫々が案内部を通過するに伴うバンパ側板部分の復帰変位により、上端縁取付用フランジ及び端縁取付用フランジを係止部に対して車両幅方向から係止させることができる。
したがって、本構成のリヤバンパ取付構造であれば、リヤバンパのバンパ取付け部分に対する押し込み方向の設定に熟練を要することなく、上端縁取付用フランジがリヤコンビネーションランプに接触しないように組み付けることができるようになり、リヤバンパの組み付け作業の簡略化を図ることができる。
さらに、前方端縁取付用フランジの接触部を形成しているフランジ面積が広いフランジ部分に前端縁係止爪を設けることで、前端縁係止爪とサポート係止爪との互いに接当する係止面の夫々を上下方向の真っ直ぐな垂直面に形成することが可能になり、前端縁係止爪とサポート係止爪との係合力を高めることができる。
図1は、車両(自動車)の後部を示す。
車両後部には、ハッチバック式の後部ドア(図示せず)で開閉自在な後部開口1と、後部開口1の左右両側に配設したリヤコンビネーションランプ2と、後部開口1の下側に沿って、かつ、左右のリヤコンビネーションランプ2の下側に亘って取り付けた樹脂製のリヤバンパ3とを左右対称に装備してある。
リヤコンビネーションランプ2の夫々は、車両後方側ほど車両幅方向内側の下方に入り込むランプ下端縁2aを有している。
左右のバンパ側板部分3bは、互いに離間する車両幅方向外方側に向けて弾性変位可能に、バンパ本体部分3aの左右両側の上部に一体成形されている。
リヤバンパ3は、左右のリヤコンビネーションランプ2におけるランプ下端縁2aの車両幅方向外方側、及び、後部開口1の下側に亘るバンパ取付け部分4に取り付けられている。
バンパ取付け部分4に臨むリヤパネル5が、後部開口1を左右両側から囲む左右のリヤフェンダーパネル6に溶接で結合されている。
図3に示すように、バンパ取付け部分4のリヤフェンダーパネル6との境界部に沿って、バンパ取付け部分4がリヤフェンダーパネル6よりも車両内方側に凹入するように段部7を形成してある。
尚、図3〜図6は、リヤバンパ3のうちの車両右側のバンパ側板部分3bの取付構造を示しており、リヤバンパ3は略左右対称に取り付けてあるので、車両左側のバンパ側板部分3bの取付構造の説明は省略する。
バンパ前端縁9bは、下端側ほど車両前方側に向けて突出するように傾斜していて、段部7に沿ってリヤフェンダーパネル6に隣り合うように組み付けられる。
前端縁取付用フランジ10bには、サポート部材8に係止される複数の前端縁係止爪12をフランジ長手方向に間隔を隔てて設けてある。
前端縁係止爪12の夫々は、車両前方側に向けて突出するように設けてある。
係止部14は、上端縁取付用フランジ10aに形成した上端縁係止孔11に係止される上端縁係止爪14aと、前端縁取付用フランジ10bに設けた前端縁係止爪12の夫々に対して互いに係止される複数のサポート係止爪14bとを設けて構成してある。
サポート係止爪14bの夫々は、案内面(案内部)13の案内方向終端側に対して、サポート部材8の長手方向に沿わせて形成してある長溝15を挟んで、車両前方側から対向するように形成した対向部材16に、長溝15の側、つまり、車両後方側に向けて突出するように設けてある。
尚、図示しないが、前端縁取付用フランジ10bから車両内方側に向けてアーム状に延設してある接触部17を設けてあってもよい。
図7は、リヤバンパ3を車両後方側からバンパ取付け部分4に向けて略水平に移動させて、左右のバンパ側板部分3bの接触部17が案内面13に対して同時に接触を開始した状態を示す。
この接触部17の案内面13に対する接触開始時には、左右の上端縁取付用フランジ10aの端部はリヤコンビネーションランプ2のレンズ部分に対して近接しているが接触していない。
このバンパ側板部分3bの弾性変位により、左右の上端縁取付用フランジ10aも車両幅方向外方側に向けて弾性変位して、前端縁取付用フランジ10bの夫々が案内面13に接触してから当該案内面13を通過するまでの、上端縁取付用フランジ10aのリヤコンビネーションランプ2のレンズ部分に対する接触が阻止される。
この状態で、図3に示したように、各前端縁係止爪12と各サポート係止爪14bとが互いに係止し、かつ、上端縁取付用フランジ10aの上端縁係止孔11が上端縁係止爪14aに係止して、リヤバンパ3がバンパ取付け部分4に取付られる。
以上のように、前端縁取付用フランジ10bを車幅方向に延設するだけで、リヤコンビネーションランプ2に干渉したり、リヤコンビネーションランプ2を傷付けることなく、リヤバンパ3を車両後方側から略水平方向に沿って真っ直ぐに移動させて組付けることができる。
このため、前後方向抜き型では前端縁係止爪12の係止面18をフランジ面に対して垂直に設けることができず、係止面18がフランジ面に対して斜めに傾き、かつ奥行き傾斜のある面となっていたので、前端縁係止爪12とサポート係止爪14bとの係合力が低下するおそれがあった。
1.本発明による車両のリヤバンパ取付構造は、左右のサポート部材の案内部における案内面を車両幅方向外方側に大きく突出するように設けることにより、前端縁取付用フランジの夫々に、案内部に対する接触による左右のバンパ側板部分の車両幅方向外方側に向けての弾性変位により、前端縁取付用フランジの夫々が案内部に接触してから当該案内部を通過するまでの上端縁取付用フランジのリヤコンビネーションランプに対する接触が阻止されるように、案内部に対して接触する接触部が設けられていてもよい。
2.本発明による車両のリヤバンパ取付構造は、案内部と係止部とが各別に設けられていてもよい。
2a ランプ下端縁
3 リヤバンパ
3b バンパ側板部分
4 バンパ取付け部分
9a バンパ上端縁
9b バンパ前端縁
10a 上端縁取付用フランジ
10b 前端縁取付用フランジ
13 案内部
14 係止部
17 接触部
Claims (1)
- 左右のリヤコンビネーションランプの夫々が車両後方側ほど車両幅方向内側の下方に入り込むランプ下端縁を有し、
前記左右のリヤコンビネーションランプにおける前記ランプ下端縁の車両幅方向外方側に亘るバンパ取付け部分にリヤバンパが取り付けられ、
前記リヤバンパが前記ランプ下端縁の夫々に沿って車両幅方向外側に組み付けられる左右のバンパ側板部分を車両幅方向外方側に向けて弾性変位可能に備え、
前記バンパ側板部分の夫々が、前記ランプ下端縁に隣り合うように組み付けられるバンパ上端縁と、前記バンパ上端縁に対して車両前方側で交差するバンパ前端縁と、前記バンパ上端縁に沿って車両幅方向内側に向けて設けた上端縁取付用フランジと、前記バンパ前端縁に沿って車両幅方向内側に向けて設けた前方端縁取付用フランジとを有し、
車両後方側から前記バンパ取付け部分に向けての前記リヤバンパの略水平に押し込む押し込み操作に伴う前記前方端縁取付用フランジとの接触により、前記バンパ側板部分が車両幅方向外側に向けて弾性変位するように案内可能な案内部と、前記前方端縁取付用フランジが前記案内部を通過するに伴う前記バンパ側板部分の復帰変位により、前記上端縁取付用フランジ及び前記前方端縁取付用フランジが車両幅方向から係止可能な係止部とが、前記バンパ側板部分の夫々に対応させて前記バンパ取付け部分に設けられている車両のリヤバンパ取付構造であって、
前記前方端縁取付用フランジの夫々に、前記案内部に対する接触による前記左右のバンパ側板部分の車両幅方向外方側に向けての弾性変位により、前記前方端縁取付用フランジの夫々が前記案内部に接触してから当該案内部を通過するまでの前記上端縁取付用フランジの前記リヤコンビネーションランプに対する接触が阻止されるように、前記案内部に対して接触する接触部が設けられ、
前記係止部は、前記前方端縁取付用フランジに設けた前端縁係止爪に対して互いに係止されるサポート係止爪とを備えて構成され、
前記前端縁係止爪と前記サポート係止爪との互いに接当する係止面の夫々が車両後方側から見て上下方向の真っ直ぐな垂直面に形成されている車両のリヤバンパ取付構造。
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