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JP6113415B2 - 免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造 - Google Patents

免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造 Download PDF

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JP6113415B2 JP2012076632A JP2012076632A JP6113415B2 JP 6113415 B2 JP6113415 B2 JP 6113415B2 JP 2012076632 A JP2012076632 A JP 2012076632A JP 2012076632 A JP2012076632 A JP 2012076632A JP 6113415 B2 JP6113415 B2 JP 6113415B2
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Description

本発明は免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造に関し、より詳しくは、上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造に関する。
積層ゴムから成る免震装置はその上下両端に鋼板製のフランジプレートを備えており、固定用ボルトでそれら上下のフランジプレートを夫々上方の構造物と下方の構造物とに接合することにより免震装置が設置される。従来、丸型積層ゴムから成る免震装置のフランジプレートとしては、円形のフランジプレートが用いられていた。その円形のフランジプレートの周縁部に固定用ボルトを挿通するための複数の固定用ボルト挿通孔が形成され、それら固定用ボルト挿通孔は、丸型積層ゴムに対して同心的な1つの円上に等角度間隔で設けられていた。このような丸型積層ゴムから成る免震装置のフランジプレートを接合する構造物が、例えばフーチングや梁などの鉄筋コンクリート造構造物である場合には、その構造物に、固定用ボルトが螺合する雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する雌ねじ付きアンカーボルトなどの埋設金具を埋設する。その場合に、埋設金具の平面配列は、フランジプレートの固定用ボルト挿通孔の平面配列に対応した配列であるため、複数本の埋設金具が1つの円上に等角度間隔で配設される。かかる構成を有する免震装置の接合構造の具体例としては、例えば下記の特許文献1に開示されているものなどがある。
特開2011−214259
かかる従来構成の接合構造を用いて丸型積層ゴムから成る免震装置をフーチングや梁などの鉄筋コンクリート造構造物に接合するためには、埋設金物が構造物の鉄筋と、また特に主筋と干渉しないように配慮する必要がある。多くの場合、免震装置のフランジプレートが接合される鉄筋コンクリート造構造物の表面の近傍領域には、多数の主筋が配筋されており、それら主筋は互いに平行に且つ水平方向に(即ちフーチングや梁の長手方向に)延在しており、また、水平方向に(即ちフーチングや梁の幅方向に)間隔を置いて配筋されているが、その間隔はかなり狭いことがしばしばある。しかるに、上述したように鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が1つの円上に等角度間隔で配列されていると、フーチングないし梁の側縁部の近くに位置する埋設金具では、そのフーチングないし梁の幅方向における埋設金具どうしの間の離隔距離が小さいため(図2のBに示した距離Lを参照されたい)、埋設金具をよけて主筋を配筋するために、その配筋の設計並びに施工が面倒なものとなる。
本発明はかかる事情に鑑み成されたものであり、本発明の目的は、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、十分な耐力を有しつつ、免震装置を接合するフーチングや梁などの鉄筋コンクリート造構造物の配筋の設計及び施工を容易化することのできる接合構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、前記鉄筋コンクリート造構造物の上面に、少なくとも上端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の上面に露出するようにして埋設されており、前記免震装置の前記下側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、前記下側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記下側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、前記鉄筋コンクリート造構造物の上面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、前記下側フランジプレートは円形を呈し、平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記円形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は前記円形の内側に位置し、平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記円形の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記下側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一であることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、前記鉄筋コンクリート造構造物の上面に、少なくとも上端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の上面に露出するようにして埋設されており、前記免震装置の前記下側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、前記下側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記下側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、前記鉄筋コンクリート造構造物の上面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、前記下側フランジプレートは正八角形を呈し、平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記正八角形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は、前記正八角形を構成する辺のうち一つの辺をおいた辺毎にそれらの辺の内側に位置してそれらの辺にそれぞれ平行し、平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記正八角形を構成する辺の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記下側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一であることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、前記鉄筋コンクリート造構造物の下面に、少なくとも下端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の下面に露出するようにして埋設されており、前記免震装置の前記上側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、前記上側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記上側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、前記鉄筋コンクリート造構造物の下面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、前記上側フランジプレートは円形を呈し、平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記円形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は前記円形の内側に位置し、平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記円形の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記上側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一であることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、前記鉄筋コンクリート造構造物の下面に、少なくとも下端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の下面に露出するようにして埋設されており、前記免震装置の前記上側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、前記上側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記上側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、前記鉄筋コンクリート造構造物の下面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、前記上側フランジプレートは正八角形を呈し、平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記正八角形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は、前記正八角形を構成する辺のうち一つの辺をおいた辺毎にそれらの辺の内側に位置してそれらの辺にそれぞれ平行し、平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記正八角形を構成する辺の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記上側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一であることを特徴とする。
本発明によれば、十分な耐力を有しつつ、免震装置を接合するフーチングや梁などの鉄筋コンクリート造構造物の配筋の設計及び施工を容易化することのできる、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造が得られる。
A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第1の実施の形態に係る接合構造の平面図及び側面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための従来例に係る接合構造の平面図及び側面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第2の実施の形態に係る接合構造の平面図及び側面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第3の実施の形態に係る接合構造の平面図及び側面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第4の実施の形態に係る接合構造の平面図及び鉛直断面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第5の実施の形態に係る接合構造の平面図及び側面図である。 A及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第6の実施の形態に係る接合構造の平面図及び鉛直断面図である。
図1のA及びBは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第1の実施の形態に係る接合構造の平面図及び側面図である。図中には丸型積層ゴム12から成る免震装置10が示されており、丸型積層ゴム12はその上端に鋼板製の上側フランジプレート14を備え、その下端に鋼板製の下側フランジプレート16を備えている。丸型積層ゴム12は複数層のゴム層と複数層の鋼板層とを交互に積層して構成されている。それらゴム層及び鋼板層の平面形状は円形であり、それゆえ丸型積層ゴム12の形状は円筒形である。
図中には更に鉄筋コンクリート造構造物20が示されており、図示例の鉄筋コンクリート造構造物20はフーチング22と、このフーチング22に連なった地中梁24とを含んでいる。地中梁24の主筋26がフーチング22の中を貫通して延在しており、免震装置10の下側フランジプレート16がこのフーチング22の上面に接合されている。一方、免震装置10の上側フランジプレート14は、不図示の鉄筋コンクリート造の建物躯体の下面に接合されており、その接合構造は以下に詳細に説明する下側フランジプレート16とフーチング22との間の接合構造の上下を反転させたものである。
地中梁24の複数本の主筋26は、地中梁24の上面の近傍領域からフーチング22の上面の近傍領域に亘って配筋されており、それら主筋26は互いに平行に且つ水平方向に(フーチング22及び地中梁24の長手方向に)延在しており、また、水平方向に(フーチング22及び地中梁24の幅方向に)間隔を置いて配筋されている。図中、28は補強筋である。
フーチング22の上面には、少なくとも上端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具30が埋設されており、それら埋設金具30は、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口がフーチング22の上面に露出するようにして埋設されている。図示例の埋設金具30は、その上端部分を構成している長ナットと、この長ナットの下端に接合されて下方へ延出しているアンカーボルトとで構成されている。ただし、図示例のものとは異なる埋設金具を使用することも可能であり、例えば、長ナットを十分に長尺のものとして、その長ナット自体がアンカーボルトの機能を果たすようにすれば、アンカーボルトを省略することも可能である。また、長ナットに替えて袋ナットを使用するようにしてもよく、その場合に、その袋ナットにアンカーボルトを接合してもよく、その袋ナットを十分に長尺のものとして、その袋ナット自体がアンカーボルトの機能を果たすようにしてもよい。
複数本の埋設金具30を正確に所与の平面配列とするために、図示例ではそれら埋設金具30を鋼板製のベースプレート32に溶接して接合することで、ベースプレートアセンブリを構成している。フーチング22及び地中梁24の配筋並びに型枠の建込みを行い、このベースプレートアセンブリを目標位置に配置して、コンクリートを打設することによって、複数本の埋設金具30が所与の平面配列で埋設された鉄筋コンクリート造構造物20が構築される。
上側フランジプレート14と下側フランジプレート16とは上下が反転しているだけで互いに同一構成である。それらフランジプレート14、16の形状は円形であり、それらフランジプレート14、16の周縁部に、埋設金具30の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されている。それら固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルト34が複数本の埋設金具30の長ナットの夫々の雌ねじ部に螺結されることによって、下側フランジプレート16がフーチング22に固定接合され、また、上側フランジプレート14が不図示の建物躯体に固定結合される。
以下に、本発明における、埋設金具30の平面配列(従って固定用ボルト挿通孔の平面配列)について説明する。図2のA及びBに比較例として、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための従来例に係る接合構造の平面図及び側面図を示した。図1のA及び図2のAにおいて、参照番号「14(16)」を付した円は上側フランジプレート14及び下側フランジプレート16の外周形状を表しており、また、参照番号「30(34)」を付した複数個の小さな丸は埋設金具30の位置(従って固定用ボルト34が挿通される固定用ボルト挿通孔の位置)を表している。図2に示した従来の接合構造では、複数本の埋設金具30が1つの円上に等角度間隔で配列されているのに対して、本発明では図1に示したように、複数本の埋設金具30が四辺形の辺上に配列されており、即ち、主筋26の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と、主筋26の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し、積層ゴム10を囲繞する四辺形の各辺上に、夫々複数本の埋設金具30が位置するような平面配列としている。図1に示した実施の形態では、かかる四辺形の各辺上に、夫々3本ずつの埋設金具30が位置しており、四辺形の各辺上に位置する埋設金具30の本数は3本以上とすることが好ましい。
図1と図2とを見比べれば明らかなように、本発明に係る接合構造と従来例の接合構造とで、使用する丸型積層ゴム12の構成及び寸法が同じであるならば、また、上下のフランジプレート14、16の形状が円形である場合には、本発明に係る接合構造におけるフランジプレートの方が、従来例の接合構造におけるフランジプレートよりも直径の大きなものとなる。
また特に、図2の従来例の接合構造においては、フーチング22及び地中梁24の側縁部の近くに位置する埋設金具30どうしは、フーチング22及び地中梁24の幅方向におけるそれら埋設金具30の間の離隔距離Lが小さくなる。主筋26はフーチング22及び地中梁24の上面の近傍領域に配筋されているため、鉛直方向に延在する埋設金具30はフーチング22及び地中梁24の側方から見たとき主筋26と交差する位置関係にある。そのため主筋26を配筋する上では、埋設家具30をよけて配筋しなければならず、その配筋の設計並びに施工が面倒なものとなっている。これに対して、図1の本発明に係る接合構造では、フーチング22及び地中梁24の幅方向における埋設金具30の間の離隔距離Lの大きさを均一にすることが可能であり、また、この離隔距離Lを十分に余裕のある大きさとすることが可能であるため、主筋26の配筋に関する設計及び施工が格段に容易化される。
以下に、本発明の第2の実施の形態〜第7の実施の形態に係る接合構造について説明する。それら接合構造はいずれも、その構造の殆どの部分が上で説明した図1の接合構造と同一構成であり、対応する構成要素には同一の参照符号を付してあり、図1の接合構造との相違点についてのみ詳細に説明する。
図3のA及びBに平面図及び側面図で示したのは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第2の実施の形態に係る接合構造である。この図3の接合構造は、上下のフランジプレート14、16の平面形状を正八角形とし、また、それらフランジプレート14、16の曲げ剛性を高めるために鋼板製の補強プレート36を周縁部に付加したものであり、その他の点では図1の接合構造と同一構成である。補強プレート36は、上下のフランジプレート14、16の各々に4枚ずつ付加され、固定用ボルト34によって、それらフランジプレート14、16と共に緊結される。
図4のA及びBに平面図及び側面図で示したのは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第3の実施の形態に係る接合構造である。この図4の接合構造は図3の接合構造と殆ど同一構成であり、唯一相違する点は、上下のフランジプレート14、16の曲げ剛性を高めるために、固定用ボルト34で緊結する補強プレート36に替えて、溶接によってフランジプレート14、16の周縁部に接合された鋼材製の補強材38が用いられていることである。
図5のA及びBに平面図及び鉛直断面図で示したのは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第4の実施の形態に係る接合構造である。この図5の接合構造でも、図3及び図4の接合構造と同様に上下のフランジプレート14、16の平面形状は正八角形であるが、ただし、それらフランジプレート14、16の曲げ剛性を高めるために、周縁部に厚肉部40を形成したものである。更に、この図5の接合構造では、丸型積層ゴム12として、いわゆる連結鋼板型の積層ゴムが用いられている。即ち、図1、図3、及び図4の接合構造における丸型積層ゴムは、鋼板層とゴム層とを交互に積層して一体化した積層体を形成する際に、上部フランジプレート14及び下部フランジプレート16をその積層体に一体化したものであるのに対して、連結鋼板型の積層ゴムである図5の丸型積層ゴム12では、上下のフランジプレート14、16が積層体とは別体の鋼板製部材として製作され、ボルト48によって積層体に連結されている。そのため、図5のBの鉛直断面図に示したように、鋼板層とゴム層とを交互に積層して一体化した積層体は、その最上層の鋼板層44及び最下層の鋼板層46をその他の鋼板層より厚くして、それら鋼板層44、46に夫々上下のフランジプレート14、16をボルト48で連結できるようにしてある。このように、積層体の最上層及び最下層の鋼板層44、46を厚くして、それら鋼板層44、46に上下のフランジプレート14、16を連結した連結鋼板型の丸型積層ゴム12では、地震が発生して丸型積層ゴム12が作動したときに、積層体の上端部分及び下端部分の水平方向剪断変形量が(鋼板層44、46が存在するために)上下方向中間部分の水平方向剪断変形量より小さく抑えられる。そのため、肉厚部40ないし固定用ボルト34が丸型積層ゴム12の積層体の上端部分及び下端部分の周壁にかなり近接して位置していても、その肉厚部40ないし固定用ボルト34が積層体の周壁に当接して損傷させるおそれがないという利点が得られる。
図6のA及びBに平面図及び側面図で示したのは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第5の実施の形態に係る接合構造である。この図7の接合構造では、上下のフランジプレート14、16をコンパクトなものとするために、その平面形状を正方形としたものである。埋設金具30の平面配列(従って固定用ボルト挿通孔の平面配列)は、主筋26の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と、主筋26の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し、積層ゴム10を囲繞する四辺形の各辺上に、夫々4本ずつの埋設金具30が位置するような平面配列としており、また、当該四辺形の各隅に夫々3本ずつの埋設金具30が位置するような平面配列としたものである。尚、それら複数本の埋設金具30のうちでも特に、当該四辺形の4つの頂角に位置する4本の埋設金具30は、丸型積層ゴム12からの離隔距離が大きいことから、上下のフランジプレート14、16の曲げ剛性を高めるために、それらフランジプレート14、16の厚さを大きなものとしてある。
図7のA及びBに平面図及び側面図で示したのは、丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための本発明の第5の実施の形態に係る接合構造である。この図7の接合構造は図6の接合構造における上下のフランジプレート14、16を更に小型にしたものであり、固定用ボルト34が丸型積層ゴム12の積層体に更に近接しているため、図5の接合構造と同様に連結鋼板型の丸型積層ゴム12を用いており、それによって、固定用ボルト34が丸型積層ゴム12の積層体の周壁に当接して損傷させるおそれをなくしている。この図7の接合構造では、上下のフランジプレート14、16が極めて小型であるため曲げに対して強く、それゆえ、曲げ剛性を高めるための手段は不要である。
以上の説明は、丸型積層ゴム12の下側フランジプレート16をフーチング22の上面に接合している部分の構造についてのものであったが、丸型積層ゴム12の上側フランジプレート14を鉄筋コンクリート造の建物躯体の下面に接合する部分の構造は、以上に説明した構造の上下を反転したものとすればよく、そのような構造においては、鉄筋コンクリート造構造物の下面に、少なくとも下端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の下面に露出するようにして埋設されたものとなる。また、免震装置10の上側フランジプレート14の周縁部に、それら埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成され、それら固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、上側フランジプレート14が鉄筋コンクリート造構造物に固定接合される。また、その鉄筋コンクリート造構造物の下面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されているようにする。そして、埋設金具の平面配列は、それら複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と、それら複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し、積層ゴム12を囲繞する四辺形の各辺上に夫々複数本の埋設金具が位置するような平面配列とすればよい。
10 免震装置
12 丸型積層ゴム
14 上側フランジプレート
16 下側フランジプレート
20 鉄筋コンクリート造構造物
22 フーチング
24 地中梁
26 主筋
28 補強筋
30 埋設金具
34 固定用ボルト
36 補強プレート
38 補強材
40 厚肉部

Claims (10)

  1. 上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の上面に、少なくとも上端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の上面に露出するようにして埋設されており、
    前記免震装置の前記下側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、
    前記下側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記下側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の上面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、
    前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、
    前記下側フランジプレートは円形を呈し、
    平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記円形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は前記円形の内側に位置し、
    平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記円形の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、
    水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記下側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一である、
    ことを特徴とする接合構造。
  2. 上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の上面に、少なくとも上端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の上面に露出するようにして埋設されており、
    前記免震装置の前記下側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、
    前記下側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記下側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の上面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、
    前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、
    前記下側フランジプレートは正八角形を呈し、
    平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記正八角形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は、前記正八角形を構成する辺のうち一つの辺をおいた辺毎にそれらの辺の内側に位置してそれらの辺にそれぞれ平行し、
    平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記正八角形を構成する辺の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、
    水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記下側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一である、
    ことを特徴とする接合構造。
  3. 上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の下面に、少なくとも下端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の下面に露出するようにして埋設されており、
    前記免震装置の前記上側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、
    前記上側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記上側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の下面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、
    前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、
    前記上側フランジプレートは円形を呈し、
    平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記円形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は前記円形の内側に位置し、
    平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記円形の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、
    水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記上側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一である、
    ことを特徴とする接合構造。
  4. 上端に上側フランジプレートを備え下端に下側フランジプレートを備えた丸型積層ゴムから成る免震装置を鉄筋コンクリート造構造物に接合するための接合構造において、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の下面に、少なくとも下端部分に雌ねじ部を有し鉛直方向に延在する複数本の埋設金具が、所与の平面配列で、且つ、その雌ねじ部の開口が当該鉄筋コンクリート造構造物の下面に露出するようにして埋設されており、
    前記免震装置の前記上側フランジプレートの周縁部に、前記埋設金具の平面配列と同一の平面配列で、複数個の固定用ボルト挿通孔が形成されており、
    前記上側フランジプレートの前記固定用ボルト挿通孔に挿通された固定用ボルトが前記埋設金具の雌ねじ部に螺結されることによって、前記上側フランジプレートが前記鉄筋コンクリート造構造物に固定接合されるようにしてあり、
    前記鉄筋コンクリート造構造物の下面の近傍に、互いに平行に且つ水平方向に延在する複数本の主筋が水平方向に間隔を置いて配筋されており、
    前記埋設金具の前記平面配列は、前記複数本の主筋の延在方向に平行な水平方向に延在する2つの辺と前記複数本の主筋の延在方向に直交する水平方向に延在する2つの辺とを有し前記積層ゴムを囲繞する正方形の各辺上に夫々複数本の前記埋設金具が位置するようにした配列であり、
    前記上側フランジプレートは正八角形を呈し、
    平面視した場合、前記正方形の各角部は、前記正八角形の外側に突出した箇所に位置すると共に、前記正方形の各辺の各角部を除いた残りの部分は、前記正八角形を構成する辺のうち一つの辺をおいた辺毎にそれらの辺の内側に位置してそれらの辺にそれぞれ平行し、
    平面視した場合、前記複数本の埋設金具は、前記正八角形を構成する辺の内側に位置する前記正方形の4辺の部分にそれぞれ設けられ、
    水平方向で前記正方形の一辺に直交する方向から、前記上側フランジプレートを見た場合、前記複数の埋設金具間の間隔は均一である、
    ことを特徴とする接合構造。
  5. 前記平面配列は、前記正方形の各辺上に夫々少なくとも3本の前記埋設金具が位置するようにした配列であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の接合構造。
  6. 前記埋設金具は前記平面配列をもって鋼板製のベースプレートに固定接合されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の接合構造。
  7. 前記上側フランジプレート及び前記下側フランジプレートは、曲げ剛性を高めるための厚肉部が周縁部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の接合構造。
  8. 前記上側フランジプレート及び前記下側フランジプレートは、曲げ剛性を高めるための補強部材が周縁部に付加されていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の接合構造。
  9. 前記丸型積層ゴムは、連結鋼板型の積層ゴムであることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項記載の接合構造。
  10. 前記埋設金具は、長ナット、または、袋ナット、または、アンカーボルトが結合された長ナット、または、アンカーボルトが結合された袋ナットから成ることを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項記載の接合構造。
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