JP6101612B2 - 吐出容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る吐出容器は、内容物が収容される容器本体と、上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステム、及び前記ステム内に連通する吐出孔が形成された押下ヘッドを備えた吐出器と、前記容器本体に外装された外装体と、径方向の外側から前記押下ヘッドを囲繞するとともに、前記押下ヘッドと容器軸方向で対向する位置に前記押下ヘッドを通過させて外部に突出させる通過孔が形成されたヘッドカバーと、前記外装体と前記ヘッドカバーとの間に配設され、前記外装体と前記ヘッドカバーとの容器軸周りに沿う相対的な回動に伴い、前記外装体及び前記ヘッドカバーを、前記押下ヘッドが前記ヘッドカバーに囲繞された被覆位置と、前記押下ヘッドが前記通過孔を通して外部に突出した露出位置と、の間で容器軸方向に沿って相対移動させる案内部と、を備え、前記ヘッドカバーには、前記ヘッドカバーに対して弾性変位可能に支持された操作片が配設され、前記操作片は、前記外装体の被係止部に係止され、前記外装体に対する前記ヘッドカバーの移動を規制する係止部と、前記係止部と前記被係止部との係止が解除される解除位置に向けて前記操作片を弾性変位させる操作部と、を備えていることを特徴とする。
このように、例えば不意の外力や悪戯等によってヘッドカバーが外装体に対して容器軸周りに予期せず回動するのを抑制し、ヘッドカバーが被覆位置にあり、係止部が被係止部に係止された初期状態において、外装体に対するヘッドカバーの露出位置への移動を確実に規制することができる。
この場合、容器本体に対する外装体の容器軸周りの移動が規制されているため、ヘッドカバーの操作時に容器本体に対するヘッドカバーと外装体との共回りを防止できる。
しかも、外装体のスリットと、容器本体のリブと、の間に被係止部が形成されているため、被係止部をスリットと別々に形成する必要がない。これにより、構成の簡素化を図ることができる。
この場合、突部と、係止部及び被係止部と、の周方向に沿う位置が互いに一致しているため、操作片を解除位置に維持した状態で、操作片を介してヘッドカバーを回動操作する際に、その力を突部に効率よく伝達することが可能になり、ヘッドカバーを案内部に沿って効率的に移動させることができる。
図1、図2に示すように、本実施形態の吐出容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、容器本体2に装着されて内容物を吐出する有頂筒状の吐出器3と、容器本体2に外装された筒状の外装体4と、外装体4に取り付けられて吐出器3の後述する押下ヘッド34を被覆する筒状のヘッドカバー5と、を備えている。
肩部12は、上方に位置するもの程外径が小さく形成された多段筒状とされている。具体的に、肩部12は、口部11の下端縁から径方向の外側に向けて突設された上段部15と、上段部15の外周縁から下方に向けて延設された上筒部16と、上筒部16の下端縁から連設され、上筒部16よりも大径とされた下筒部17と、下筒部17の下端縁と胴部13とを接続する下段部18と、を有している。
また、下筒部17には、径方向の外側に向けて突出するとともに、容器軸O方向に沿って延びるリブ22が形成されている。リブ22は、下端縁が肩部12の上端縁に接続される一方、上端縁は下筒部17の上端縁よりも下方に位置している。なお、図示の例において、リブ22は、径方向のうち、一方向で対向する位置に一対で設けられている。
キャップ本体41の頂壁部は、環状に形成され、パッキン43を間に挟んで口部11の上端縁上に配置されている。そして、頂壁部における径方向の内側端部は、口部11よりも径方向の内側に位置し、ここに吐出器本体33の後述するシリンダ51が連設されている。なお、キャップ本体41は、アンダーカット嵌合等により口部11に装着されていても構わない。
案内筒42は、その内側で、押下ヘッド34の容器軸O方向に沿う移動を案内する。
シリンダ51は、下端側が吸上筒52を介して容器本体2内に連通しているとともに、上端側がステム32を介して押下ヘッド34内に連通している。なお、シリンダ51は、装着キャップ31と別体で設けても構わない。
また、スリット62は、容器軸O方向に沿う長さがリブ22よりも長くなっており、リブ22の上端縁とスリット62の上端縁との間には容器軸O方向に延びる隙間が形成されている。この隙間は、後述する係止部75が係止される被係止部63として機能する。
一方、操作片74のうち、ヘッドカバー5の下端縁よりも下方に突出した部分は、係止部75が被係止部63に係止された係止位置から、係止部75が被係止部63から離脱する解除位置(図4参照)に向けて、操作片74をヒンジ軸C周りに操作するための操作部76を構成している。
図3に示すように、各溝部82は、外装体4の外周面のうち、周方向の一方側に向かうに従い下方に向けて延在しており、その上端部分82aが各スリット62の上方に位置し、下端部分82b(図2参照)が外装体4の下端部において上端部分82aに対して周方向で離間した部分に位置している。なお、図示の例において、各溝部82それぞれの上端部分82a及び下端部分82bは、周方向で例えば90°程度離間している。
したがって、各溝部82の上端部分82aは、径方向のうち、上述した一方向で対向する一方、下端部分82bは、上述した一方向に直交する他方向で対向している。なお、上端部分82aの内周面のうち、下方に位置する面は、周方向に沿って延びる平坦面とされている。
図4に示すように、吐出容器1を使用する場合には、まず各操作片74の操作部76を指等により把持し、各操作部76を径方向の内側に向けて押圧する。すると、操作片74は弾性ヒンジ部73の弾性変形によりヒンジ軸C周りに弾性変位することで、係止位置から解除位置に向けて移動する。具体的に、操作片74の係止部75が径方向の外側に向けて移動することで、係止部75が外装体4の被係止部63から離脱する。これにより、外装体4に対するヘッドカバー5の容器軸O方向及び周方向への移動が許容される。
その後、操作片74における操作部76の押圧を解除すると、操作片74は弾性ヒンジ部73の復元に伴うヒンジ軸C周りの弾性変位によって、係止部75が容器本体2の胴部13に径方向の外側から当接する。なお、操作片74は、突部83が下端部分82bに到達するまで操作部76を押圧し続ける必要はなく、少なくとも係止部75と被係止部63との周方向位置がずれるまで操作部76を押圧しておけば、その後は押圧を解除しても構わない。
これにより、押下ヘッド34が、ヘッドカバー5の通過孔71から退避し、ヘッドカバー5により囲繞された被覆位置となる。なお、突部83は、溝部82の上端部分82aの内面に突き当たることで、容器本体2及び外装体4に対するヘッドカバー5のそれ以上の移動が規制される。
その後、操作片74は、弾性変位した状態で、係止部75が外装体4の外周面を摺動し、係止部75が被係止部63に到達した時点で、弾性ヒンジ部73の復元変形により係止位置に向けて弾性変位する。これにより、係止部75が被係止部63内に係止される。すなわち、本実施形態では、ヘッドカバー5が突出位置から被覆位置に移動する過程では、操作部76を操作することなく、係止部75が被係止部63に自動的に係止されるようになっている。
以上により、吐出容器1が初期状態に戻る。
これにより、例えば外力や悪戯等によってヘッドカバー5が外装体4に対して容器軸O周りに予期せず回動するのを抑制し、初期状態において外装体4に対するヘッドカバー5の露出位置への移動を確実に規制することができる。
しかも、外装体4のスリット62と、容器本体2のリブ22と、の間に被係止部63が形成されているため、被係止部63をスリット62と別々に形成する必要がない。これにより、構成の簡素化を図ることができる。
しかも、外装体4の下端縁でスリット62を開口させることで、スリット62を成形する部分を有する金型を、型開き時に容器軸O方向に移動させることができる。これにより、径方向への抜き勾配を考慮することがないので、スリット62の内周面を径方向に延びる平坦面とすることができ、リブ22とスリット62との嵌合を確実なものとすることができる。
また、上述した実施形態では、案内部81として、外装体4側に溝部82を形成し、ヘッドカバー5側に突部83を形成した場合について説明したが、これとは逆に、外装体4側に突部83を形成し、ヘッドカバー5側に溝部82を形成しても構わない。
また、上述した実施形態では、突部83が溝部82内を摺動する構成について説明したが、これに限らず、突部83が溝部82内を移動する構成であれば構わない。
さらに、上述した実施形態では、外装体4の外径が容器本体2よりも大きい構成について説明したが、これに限られない。
また、上述した実施形態では、外装体4の被係止部63と、操作片74の係止部75と、で凹凸形状を逆に形成しても構わない。
また、上述した実施形態では、外装体4が容器本体2の肩部12のみを囲繞する構成について説明したが、これに限らず、胴部13等を囲繞しても構わない。
さらに、上述した実施形態では、ヘッドカバー5を筒状に形成した場合について説明したが、これに限られない。すなわち、押下ヘッド34に対して容器軸O方向で対向する位置に、押下ヘッド34を外部に突出させる通過孔71が形成されていれば、ヘッドカバー5の形状は適宜設計変更が可能である。
2…容器本体
3…吐出器
4…外装体
5…ヘッドカバー
22…リブ
32…ステム
34…押下ヘッド
34a…吐出孔
62…スリット
63…被係止部
71…通過孔
75…係止部
76…操作部
81…案内部
82…溝部
83…突部
O…容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体と、
上方付勢状態で下方移動可能に配設されたステム、及び前記ステム内に連通する吐出孔が形成された押下ヘッドを備えた吐出器と、
前記容器本体に外装された外装体と、
径方向の外側から前記押下ヘッドを囲繞するとともに、前記押下ヘッドと容器軸方向で対向する位置に前記押下ヘッドを通過させて外部に突出させる通過孔が形成されたヘッドカバーと、
前記外装体と前記ヘッドカバーとの間に配設され、前記外装体と前記ヘッドカバーとの容器軸周りに沿う相対的な回動に伴い、前記外装体及び前記ヘッドカバーを、前記押下ヘッドが前記ヘッドカバーに囲繞された被覆位置と、前記押下ヘッドが前記通過孔を通して外部に突出した露出位置と、の間で容器軸方向に沿って相対移動させる案内部と、を備え、
前記ヘッドカバーには、前記ヘッドカバーに対して弾性変位可能に支持された操作片が配設され、
前記操作片は、
前記外装体の被係止部に係止され、前記外装体に対する前記ヘッドカバーの移動を規制する係止部と、
前記係止部と前記被係止部との係止が解除される解除位置に向けて前記操作片を弾性変位させる操作部と、を備えていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1記載の吐出容器において、
前記容器本体の外周面には、容器軸方向に沿って延びるリブが形成され、
前記外装体には、前記リブを収容して、前記容器本体及び前記外装体の容器軸周りの相対移動を規制するスリットが形成され、
容器軸方向に沿う前記リブと前記スリットとの間に前記被係止部が形成されていることを特徴とする吐出容器。 - 請求項1または請求項2記載の吐出容器において、
前記案内部は、
前記ヘッドカバーと前記外装体とのうち一方側に配設され、容器軸周りに螺旋状に延在する溝部と、
前記ヘッドカバーと前記外装体とのうち他方側に配設され、前記溝部内を移動する突部と、を備え、
前記突部と、前記係止部及び前記被係止部と、の周方向に沿う位置が互いに一致していることを特徴とする吐出容器。
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