JP6099905B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は画像形成装置の構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置Eは、中間転写ベルト26に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部PY、PM、PC、PKを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
図2は定着装置の回転軸線に垂直な断面構成の説明図である。図3は定着ベルトの断面構造の説明図である。図4は定着装置の回転軸線方向に平行な垂直断面構成の説明図である。以下の説明において、定着装置またはその構成部材の長手方向は、記録材搬送面内において記録材搬送方向に直交する方向に平行な方向である。短手方向は、記録材搬送方向に平行な方向である。定着装置の正面は、定着装置を記録材入口側から見た面、定着装置の背面は、定着装置を記録材出口側から見た面である。定着装置の左右は、定着装置を正面から見て左または右である。上流側と下流側とは記録材搬送方向に関して上流側と下流側である。
図5はコア移動機構による加熱範囲の設定の説明図である。図6は記録材幅検知センサの説明図である。定着装置Aは、加熱回転体を薄肉化して熱容量を小さくし、加熱効率の良い熱源で加熱して室温から画像形成開始までの昇温時間を短くし、製造コストを下げ、エネルギー効率を高めている。しかし、加熱回転体を薄肉化すると、加熱回転体の回転軸線方向に垂直な断面の断面積が小さくなって、回転軸線方向の熱移動が妨げられ、温度差が生じ易くなる。温度差は、薄肉なほど顕著であり、熱伝導率の低い材料では、さらに顕著である。加熱回転体の回転軸線方向の長さ一杯(最大通紙幅)の記録材を定着処理する場合は温度差は発生しない。しかし、通紙幅の小さい記録材を連続で通紙させる場合、加熱回転体の非通紙領域の温度が温調温度よりも高くなり、通紙領域と非通紙領域の温度差が大きくなり易い。
図4に示すように、定着ベルト1の温度調整に用いる温度センサTH1は、定着ベルト1の長手方向の中央位置に配置される。温度センサTH2、TH3は、温度センサTH1から外側へそれぞれLmmの位置で定着ベルト1の内面を摺擦するように配置されている。温度センサTH2、TH3は、非通紙部昇温を検出する。ここでは、Lmmは、150mmである。すなわち、温度センサTH2,TH3は、定着ベルトの最小サイズの記録材が通過する範囲より外側で最大サイズの記録材が通過する範囲に対向して配置される。
図1に示すように、画像形成装置Eの記録材搬送経路の始点である記録材カセット31の出口に隣接して給紙検知スイッチ60が配置される。画像形成装置Eの記録材搬送経路の終点である外部トレイ37への出口に隣接して排紙検知スイッチ61が配置される。給紙検知スイッチ60及び排紙検知スイッチ61は、LEDの照射光を、記録材搬送経路を挟んで配置した反射板で正反射させてフォトダイオードで検出する反射型フォトインタラプタである。フォトダイオードの検知信号は、不図示のA/Dコンバータを介して制御回路部102に入力される。
図1に示すように、蓄積部の一例である記録材カセット31は、記録材を蓄積して記録材搬送経路36に送り出す。別の蓄積部の一例である外部トレイ37は、定着装置Aによって加熱処理された記録材を蓄積する。搬送手段の一例である搬送ローラ38は、記録材搬送経路36の記録材を搬送する。画像形成部の一例である画像形成部PY、PM、PC、PK及び二次転写ローラ34は、トナー像を形成して、記録材搬送経路36を搬送される記録材に転写する。
図7は画像形成装置の制御系のブロック図である。図8は実施例1の制御のフローチャートである。
図9は事例1における定着ベルトの温度分布の説明図である。
図10は事例2における記録材サイズの誤設定の検知の説明図である。図11は記録材サイズを誤設定した際の定着ベルトの温度分布の説明図である。
なお、記録材サイズ誤設定を検知する手段は、記録材幅検知センサ200には限らない。すなわち、判別手段は、定着ベルト1の回転軸線方向の複数位置で定着ベルト1の温度を検出する複数の温度センサによって構成可能である。記録材が定着ベルト1を通過する際に検出温度が所定の閾値を超えない温度センサの範囲に基づいて通過範囲を判別することができるからである。
画像加熱装置は、金属層を有する薄肉の定着ベルト1を誘導加熱する定着装置Aには限らない。薄肉小径化した定着ローラを有する定着装置、樹脂フィルムの定着ベルトの内側面に抵抗加熱素子を圧接した定着装置でもよい。薄肉の加熱回転体では、加熱が集中すると短時間で急激に温度上昇するからである。これらの定着装置でも、ユーザーが記録材サイズ等を誤設定して、設定した記録材サイズよりも搬送幅の狭い記録材やセンターずれした記録材が定着装置を通過する場合がある。例えば、記録材が設定よりも片寄せ通紙されて加熱回転体の片側の端部だけが極端に昇温してしまうと、端部高温エラーが判断されて画像形成動作が即時停止される。記録材ジャムと、ひとくくりに判定して未定着トナー像が転写された記録材を記録材搬送経路に残したままジョブを停止する場合がある。
5 磁気遮蔽コア、6 励磁コイル、7a 外側磁性体コア
10 定着フランジ、31 記録材カセット、36 記録材搬送経路
37 外部トレイ、38 搬送ローラ、60 給紙検知スイッチ
61 排紙検知スイッチ、70 表示装置、100 誘導加熱装置
102 制御部、200 記録材幅検知センサ
PY、PM、PC、PK 画像形成部
TH1、TH2、TH3 温度センサ
Claims (7)
- 記録材を蓄積して記録材搬送経路に送り出す蓄積部と、
前記記録材搬送経路の記録材を搬送する搬送手段と、
前記記録材搬送経路を搬送される記録材にトナー像を転写する画像形成部と、
前記記録材搬送経路を搬送される記録材のトナー像が転写された面を加熱する加熱回転体と、
設定された記録材サイズに応じて前記加熱回転体の被加熱範囲を設定して加熱する加熱手段と、
回転軸線方向の両端部で前記加熱回転体の温度を検出する一対の温度センサと、
前記記録材搬送経路を搬送される記録材が通過する前記加熱回転体の通過範囲を判別する判別手段と、
前記一対の温度センサの検出温度が所定の過熱状態に達すると前記搬送手段を停止して画像形成を禁止するモードを実行可能であり、前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応している場合には、前記モードを実行し、前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応しない場合には、前記一対の温度センサの検出温度に関わらず前記モードの実行を禁止して、前記搬送手段を動作させて前記記録材搬送経路に存在する記録材を前記記録材搬送経路から排出させる制御部と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応しない場合に記録材サイズの設定の誤りを通知する通知部を備え、
前記制御部は、前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応しない場合は、前記記録材搬送経路に存在するすべての記録材を排出させた後、前記記録材搬送経路の確認も前記加熱回転体の確認も条件とすることなく前記画像形成部及び前記加熱手段を画像形成開始可能に待機させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応している場合に前記一対の温度センサの検出温度が所定の過熱状態に達すると前記加熱回転体の過熱を通知する通知部を備え、
前記制御部は、前記記録材搬送経路の確認と前記加熱回転体の確認とを条件として前記モードの実行を停止することを特徴とする請求項請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記加熱手段は、磁束を発生して前記加熱回転体を所定の目標温度に誘導加熱する誘導加熱手段と、前記加熱回転体に入射する磁束を規制して設定された記録材サイズに応じた前記被加熱範囲を設定する磁束規制手段と、を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記加熱回転体によって加熱処理された記録材を蓄積する別の蓄積部を備え、
前記制御部は、前記判別手段が判別した前記通過範囲が前記設定された記録材サイズに対応しない場合に、前記記録材搬送経路に存在するすべての記録材を前記別の蓄積部へ排出して蓄積することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記判別手段は、記録材の搬送方向に直角な方向の複数位置で記録材を検出する複数のフォトインタラプタを有し、通過する記録材が遮光するフォトインタラプタの範囲に基づいて前記通過範囲を判別することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記判別手段は、前記加熱回転体の回転軸線方向の複数位置で前記加熱回転体の温度を検出する複数の温度センサを有し、記録材が前記加熱回転体を通過する際に検出温度が所定の閾値を超えない温度センサの範囲に基づいて前記通過範囲を判別することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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