JP6065706B2 - 金属の電解精製方法、電解精製装置 - Google Patents
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Description
そして、このような電解精製方法では、電解槽内における銅濃度や温度を一定に維持するために、電解液の循環を行い、不足した添加剤の補充を同時に行なっている。
このような電解槽下流側での添加剤の供給不足を解消する対策として、電解液供給口から供給する電解液の流量を増加させることが考えられる。しかし、このような対策では、アノードの下方に沈降するスライムが、増加した電解液の流れによってカソード側に巻き上げられ、カソードへのスライムの付着が増加するおそれがあった。
すなわち、請求項1の発明は、板状を成す粗金属製の複数のアノードと板状を成す複数のカソードとを、前記アノードと前記カソードとが交互に板厚方向に間隔を開けて並ぶ配列で、電解槽内の電解液中に吊り下げ、前記電解槽に電解液を循環させつつ、前記アノードと前記カソードとに通電することで、前記カソードに金属を析出させる金属の電解精製方法であって、電解処理時に、前記電解槽に吊り下げられた前記カソードの下端よりも下方で、前記電解槽の下部両側壁あるいはその近傍に配置され、前記カソードに対向する給液口から前記各カソードに向けてそれぞれ電解液を供給するとともに、前記電解槽の上部に設けた電解液排出口からオーバーフローする電解液を排出して、前記電解槽内の電解液を循環させることを特徴とする。
ここで、前記電解槽の下部両側壁あるいはその近傍に配置した給液口からの前記カソードへの電解液の供給は、1つのカソードに対し、左右の給液口それぞれから供給しても、あるいは左右の給液口のいずれか一方のみから供給してもよい。
また、ここで言う下部両側壁の「近傍」とは、電解槽の下部両側壁からカソード下部の左右角部程度までの領域を言う。
これに対し、前記下入れ上抜き還流方式(特許文献1参照)では、電解槽内の上流、すなわち還流入口に近い場所のカソードには添加剤が早く到達するが、下流すなわち還流入口から遠い場所のカソードでは遅くなる。そのため、下入れ上抜き還流方式では、下流のカソードにも添加剤が分解前に到達できるように、還流流量を本発明の還流流量より多くする必要がある。還流流量を増やすとスライムが巻き上げられ、カソードへ付着するスライム量が増し、製錬金属の凹凸を増やす懸念が出てくる。
このように本発明の電解精錬方法(還流方式)では、還流流量を減少させることができることから、スライムが巻き上げられてカソードへ付着する量を低減することができる。
従って、本発明の電解精錬方法(還流方式)を用いれば、添加剤の供給不足が原因となってカソード上の精製金属の表面に凹凸が形成されることを回避することができるとともに、スライムが巻き上げられてカソードへ付着する量を減少することができ、この結果、凹凸の少ない高品位の金属を精製することができる。
すなわち、当該金属の電解精製方法では、電解槽内のカソードへのスライム付着を抑止するとともに、前述したように各カソードに対する添加剤の供給のばらつきを無くすことができ、その結果、凹凸の少ない、より高品位の金属を精製することができる。
これにより、電解液の循環により電解槽の底部からカソード側に巻き上げられるスライムは、カソードに到達する前に、旋回流によって電解槽の底部に運ばれ、カソードへの付着が抑止される。
従って、スライムのカソードへの付着を、より確実に抑止することが可能になる。
請求項5の発明によると、前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dが、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/6以上に設定されており、前記給液口から前記電解液を供給することにより、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流が形成されることが好ましい。
また、請求項6の発明によると、前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dが、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/4以上に設定されており、前記給液口から前記電解液を供給することにより、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流が形成されることがより好ましい。
これにより、電解槽内のカソード1枚毎に電解液を供給し、各カソードに供給する電解液の流れが形成する旋回流によってスライムのカソードへの付着を抑止する本発明の金属の電解精製方法が実施可能である。
また、添加剤の供給不足が発生することを防止することができるから、背景技術で説明した下入れ上抜き還流方式より、電解液の還流流量自体を減少させることができる。従って、添加剤の供給不足が原因となってカソード上の精製金属の表面に凹凸が形成されることを回避することができるとともに、スライムが巻き上げられてカソードへ付着する量を減少することができ、この結果、凹凸の少ない高品位の金属を精製することができる。
すなわち、電解槽内のカソードへのスライム付着を抑止するとともに、前述したように各カソードに対する添加剤の供給のばらつきを無くすことができ、その結果、凹凸の少ない、より高品位の金属を精製することができる。
従って、スライムのカソードへの付着を、より確実に抑止することが可能になる。
まず、本発明に係る金属の電解精製方法及び電解精製装置及びカソードの第1実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は本発明に係る第1実施形態における電解精製装置の概略構成を示す平面図である。図2は本発明に係る第1実施形態における電解精製装置の縦断面図である。図3は図2のA−A断面図である。
例えば、銅を電解精製する場合には、電解液30として、硫酸銅及び硫酸の混合水溶液に、ニカワやチオ尿素等の添加剤を混合させたものが使用される。
これら左右の電解液供給管20は、図3に示すように、電解槽10内に吊り下げられるカソード50の下端51よりも下方で、カソード50の幅方向の両側に、当該電解槽10の長さ方向に沿って布設されている。左右の電解液供給管20は、供給用主管21に供給された電解液30を、電解槽10の長さ方向に沿って誘導する。
なお、d<W/6となる場合には、上記の旋回流f1が形成されない。
このため、個々のカソード50に対し、あたかも左右の電解液供給管20に設けられた給液口201それぞれから電解液が供給されるのと同様な電解液の流れが形成される。
本実施形態の金属の電解精製方法では、上記電解精製装置1において電解槽10を、該電解槽10内に吊り下げられるカソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dが、電解槽の短辺方向の幅Wの1/6以上で、1/4未満となるように設定する。
すなわち、カソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dは、次の(1)式を満足する。
W/6≦d<W/4 ……(1)
なお、図3では、旋回流f1がスライムsを捕捉する位置を、×印で示している。
これにより、アノード40の表面で発生し、電解槽10下部に漂うスライムsは、旋回流f1によってカソード50の下縁から電解槽10の底部に運ばれ、カソード50への付着が抑止される。
次に、本発明に係る金属の電解精製方法及び電解精製装置及びカソードの第2実施形態について説明する。
図4は本発明に係る第2実施形態の電解精製装置を示す電解槽の断面図である。なお、この実施形態において、前記第1実施形態で使用した構成要素と同一構成要素には同一符号を付してその説明を省略する。
この実施形態において電解槽10は、電解槽10内に吊り下げられるカソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dを、電解槽の短辺方向の幅Wの1/4以上で、1/2以下に設定してある。
すなわち、カソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dは、次の(2)式を満足する。
W/4≦d≦W/2 ……(2)
これにより、アノード40の表面で発生し、電解槽10下部に漂うスライムsは、カソード50に到達する前に、旋回流f1によって電解槽10の底部に運ばれ、カソード50への付着が抑止される。
なお、図4では、旋回流f1がスライムsを捕捉する位置を、×印で示している。従って、第2実施形態の金属の電解精製方法では、スライムのカソード50への付着を、より確実に抑止することが可能になる。
例えば、前記第1実施形態では、カソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dを、W/6≦d<W/4を満足するように設定し、また、前記第2実施形態では、カソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dを、W/4≦d≦W/2を満足するように設定しているが、これに限られることなく、カソード50の下端51と当該電解槽10の底面との離間距離dをd<W/6を満足するように設定しても良い。
この場合、図3に示した旋回流f1は、形成することができない。
また、電解液中に含まれる添加剤の供給量も、すべてのカソード50に対して、平等にすることができ、添加剤の供給不足が発生することを防止することができるから、電解液の循環流量自体を減少させることができる。このため、下入れ上抜き還流方式に比べ、スライムsが巻き上げられてカソード50へ付着する量を低減することができる。
従って、添加剤の供給不足が原因となってカソード50上の精製金属の表面に凹凸が形成されることを回避することができるとともに、スライムsが巻き上げられてカソード50へ付着する量を減少することができ、この結果、凹凸の少ない高品位の金属を精製することができる。
このような構成を採用することによって、個々のカソード50それぞれに旋回流f1を形成することができ、より安定した電解液循環が行なえる。
「実施例」
「実施例1」
「実施例2」
また、電解槽10内に吊り下げる粗銅製のアノード40の数量及び寸法は、実施例1の場合と同一である。また、電解槽10内に吊り下げる純銅製のカソード50の数量及び寸法も、実施例1の場合と同一である。
また、電解処理時におけるカソード電流密度は260A/mm2とし、23日間で二回採りを行い、1st Crop操業、及び2nd Crop操業でカソード50に到達したスライム量を、それぞれ流体解析により求めた。
電解槽は、図6に示す電解槽100を使う。この電解槽100は、長さLyが5400mm、幅Wyが1200mm、深さはD1y=1250mm、D2y=1400mmで、実施例1の電解槽と同じ寸法である。但し、比較例における電解槽100は、長さ方向の一端側に電解液供給口110が設けられるとともに、長さ方向の他端側に電解液排出口120が設けられている。電解液供給口110は、電解槽100の底部寄りの位置で、幅方向の中央に設けられている。また、電解液排出口120は、電解槽100の上端部で幅方向の中央に設けられている。この電解槽100は、電解液供給口110から所定流量の電解液を槽内に供給する一方、オーバーフローする電解壁を電解液排出口120から所定の循環処理部に戻すことで、槽内における電解液の循環を実現する。すなわち、比較例の電解槽100は、所謂下入れ上抜き還流方式により、槽内の電解液を循環させる。
図8では、各実施例及び比較例毎に、左側には、1st Crop操業時の解析値を、右側には2nd Crop操業時の解析値を示した。実施例1の値を基準値1として、実施例2及び比較例の解析値は、実施例1の測定値に対する比で示した。
実施例1と実施例2との相異は、電解槽の深さと、循環用に供給用主管21から供給する電解液の供給流量で、カソードのスライムへの抑止には、実施例2における電解槽の深さと循環用の電解液の供給流量が、より好ましい。
カソード番号は、給液側(図1の21あるいは図6の110の側)から数えた番号であり、カソード53枚に対して裏表に番号を振っているため、全部で106となっている。図9に示すように、同じ還流流量においても、実施例では時間1でほぼすべてのカソードに電解液が到達しているのに対し、比較例である下入れ上抜き還流方式では、矢印で示したカソードには、時間1を超える時間をかけないと電解液がカソードに到達しない。この領域では、電解液が時間1でカソードに到達する場合より、添加剤の分解がより進んでいるため、添加剤の効果が下がり、実施例1よりカソード表面の凹凸が発生しやすい。また、比較例の還流方式の場合でも、最も排液側のカソードまで時間1以内に電解液を到達させようとすると、還流流量を上げる必要がある。そうすると、還流流量を増やすことにより、スライムの巻き上げを増やし、却ってカソード表面の凹凸の発生をまねくおそれがある。
20 電解液供給管
23 電解液排出口
30 電解液
40 アノード
50 カソード
51 下端
201 給液口
Claims (6)
- 板状を成す粗金属製の複数のアノードと板状を成す複数のカソードとを、前記アノードと前記カソードとが交互に板厚方向に間隔を開けて並ぶ配列で、電解槽内の電解液中に吊り下げ、前記電解槽に電解液を循環させつつ、前記アノードと前記カソードとに通電することで、前記カソードに金属を析出させる金属の電解精製方法であって、
電解処理時に、前記電解槽に吊り下げられた前記カソードの下端よりも下方で、前記電解槽の下部両側壁あるいはその近傍に配置され、前記カソードに対向する給液口から前記各カソードに向けてそれぞれ電解液を供給するとともに、前記電解槽の上部に設けた電解液排出口からオーバーフローする電解液を排出して、前記電解槽内の電解液を循環させることを特徴とする金属の電解精製方法。 - 前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dを、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/6以上に設定し、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流を形成することを特徴とする請求項1に記載の金属の電解精製方法。
- 前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dを、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/4以上に設定し、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流を形成することを特徴とする請求項1に記載の金属の電解精製方法。
- 電解液を貯留するとともに、貯留した電解液中に複数のアノード及び複数のカソードを所定の間隔で吊り下げ可能な電解槽と、
前記電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端よりも下方で、電解槽の下部両側壁あるいはその近傍に配置された電解液供給部を備え、
前記電解槽は、当該電解槽内のオーバーフローする電解液の排出口となる電解液排出口を上部に備え、
前記電解液供給部は、前記電解槽に吊り下げられた前記カソードの下端よりも下方で、前記カソードに対向するとともに、前記電解槽内に吊り下げられる前記カソードの配列間隔Pと同じ間隔または2Pの間隔で設けられた複数の給液口を備え、
前記電解液供給部に設けられた前記給液口からは、前記電解液供給部に供給される電解液を、対応する前記カソードに向けて供給するように形成されていることを特徴とする電解精製装置。 - 前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dが、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/6以上に設定されており、前記給液口から前記電解液を供給することにより、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流が形成されることを特徴とする請求項4に記載の電解精製装置。
- 前記電解槽は、該電解槽内に吊り下げられる前記カソードの下端と前記電解槽の底面との離間距離dが、前記電解槽の短辺方向の幅Wの1/4以上に設定されており、前記給液口から前記電解液を供給することにより、前記カソードの下部側から前記電解槽の底部に向かって降下する流れを含む旋回流が形成されることを特徴とする請求項4に記載の電解精製装置。
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