JP6064632B2 - 空調室内機 - Google Patents
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Description
図1は、運転時の空調室内機10の斜視図である。また、図2は、図1における空調室内機10の断面図である。図1及び図2において、空調室内機10には、本体ケーシング11、室内熱交換器13、室内ファン14、底フレーム16、及び制御部40が搭載されている。
本体ケーシング11は、天面部11a、前面パネル11b、背面板11c及び下部水平板11dを有し、内部に室内熱交換器13、室内ファン14、底フレーム16、フィルタ24、及び制御部40を収納している。
上部吸込口12と室内熱交換器13との間にはフィルタ24が配置されている。フィルタ24は、上部吸込口12から吸い込まれた空気に含まれる塵埃を除去する。なお、フィルタ24は、フィルタ自動清掃ユニット25に組み込まれた状態で本体ケーシング11に収納されている。
室内熱交換器13は、通過する空気との間で熱交換を行う。また、室内熱交換器13は、側面視において両端が下方に向いて屈曲する逆V字状の形状を成す。
図2において、室内ファン14は、室内熱交換器13の下方に位置する。室内ファン14は、クロスフローファンであり、室内から取り込んだ空気を、室内熱交換器13に当てて通過させた後、室内に吹き出す。室内ファン14および室内熱交換器13は、底フレーム16に取り付けられている。
図1に示すように、垂直風向調整板20は、本体ケーシング11の吹出口15より奥側に配置されている。垂直風向調整板20は、複数の羽根片201と、複数の羽根片201を連結する連結棒203を有している。
吹出口15が、本体ケーシング11の下部に設けられている。吹出口15には、吹出口15から吹き出される調和空気の方向を変更する風向調整羽根31が回動自在に取り付けられている。風向調整羽根31は、ステッピングモータ(図示せず)によって駆動し、調和空気の吹き出し方向を変更するだけでなく、吹出口15を開閉することもできる。風向調整羽根31は、傾斜角が異なる複数の姿勢をとることが可能である。
また、吹出口15の近傍にはコアンダ羽根32が設けられている。コアンダ羽根32は、ステッピングモータ(図示せず)によって前後方向に傾斜した姿勢をとることが可能であり、運転停止時に前面パネル11bに設けられた収容部130に収容される。コアンダ羽根32は、傾斜角が異なる複数の姿勢をとることが可能である。
また、吹出口15は、吹出流路18によって本体ケーシング11の内部と繋がっている。吹出流路18は、吹出口15から底フレーム16のスクロール17に沿って形成されている。
図3は、空調室内機10の制御ブロック図である。図3において、制御部40は、CPU41とメモリ42とを搭載している。制御部40は、垂直風向調整板20のステッピングモータ208、風向調整羽根31のステッピングモータ318、コアンダ羽根32のステッピングモータ328、及び開閉板29のステッピングモータ308に接続されている。
(2―1)下部吸込口21の開閉機構30
図4Aは、風向調整羽根31の下向きの傾斜角度θが閾角度θsより大きいときの下部吸込口21周辺の断面図である。また、図4Bは、風向調整羽根31の下向きの傾斜角度θが閾角度θsより小さいときの下部吸込口21周辺の断面図である。
風向設定部451は、風向モードをマニュアルモード及びスイングモードのいずれか一方を選択させる構成になっている。さらに、マニュアルモードを選択した場合、所定角度範囲内で風向調整羽根31の傾斜角度θの選択が可能である。
制御部40では、風向調整羽根31の水平面に対する傾斜角度のうち、ショートサーキットを発生させない下方限界の角度である閾角度θsの設定が可能であり、閾角度設定部453(図3参照)によって設定することができる。
また、制御部40では、風向調整羽根31のスイングモードにおけるスイング範囲を設定が可能であり、スイング範囲設定部455によって設定することができる。
さらに、制御部40では、下部吸込口21を開閉板29によって常に閉じた状態に設定することが可能であり、開閉板閉状態設定部457によって設定することができる。例えば、ユーザーが開閉板29による下部吸込口21の開閉動作を不快に感じる場合には、ユーザー自身が下部吸込口21を閉じたままに設定することができるので、ユーザーにとって使い勝手がよい。
(3−1)マニュアルモードによる風向設定時の下部吸込口21の開閉制御
例えば、ユーザーがリモコン45の風向設定部451を介して風向調整羽根31の傾斜角度θを変更し、変更後の傾斜角度θを確定したとき、その確定後の傾斜角度θが下向きに閾角度θsより大きかった場合、制御部40は、開閉板29を介して下部吸込口21を閉じて、ショートサーキットの発生を防止する。
本実施形態では、閾角度設定部453を介して閾角度θsを変更すること、或いは、スイング範囲設定部455を介してスイング範囲を変更することができるため、変更前は閾位置(風向調整羽根31の傾斜角度θが閾角度θsとなる位置)が風向調整羽根31のスイングモードのスイング範囲内に入っていなかったのに対し、変更後は閾位置が風向調整羽根31のスイング範囲内に入ってしまうことが想定される。
(4−1)具体例A
例えば、空調室内機10の据え付け位置の下方に家具があり、吹き出された調和空気の方向がその家具によって偏向され、風向調整羽根31が予め設定されていた閾角度θsに到達する前にショートサーキットが発生するような場合、閾角度θsがそのまま維持されることは適切でない。そのような場合、サービスパーソンは、閾角度設定部453を介して閾角度θsを初期設定知よりも小さい値に設定することができる。したがって、変更後の閾角度θsにおける風向調整羽根31は、変更前に比べて上向きとなる。
例えば、空調室内機10の据え付け位置が標準よりも高位置になったため、予め設定されていた風向調整羽根31のスイング範囲では空調室内機10の下方から前下方にかけて広範囲に調和空気が届かない状態になるような場合、スイング範囲がそのまま維持されることは適切でない。そのような場合、サービスパーソンは、スイング範囲設定部455を介してスイング範囲を初期設定知よりも広く、つまり、下向きにより大きく設定することができる。
(5−1)
空調室内機10では、制御部40は、マニュアルモードにおいて選択された風向調整羽根31の傾斜角度θが閾角度θsを超えているときは、開閉板29を介して下部吸込口21を閉じる。さらに制御部40は、風向モードがスイングモードへ切り換えられたとき、傾斜角度θが閾角度θsを超えない範囲で風向調整羽根31を揺動させる。その結果、ショートサーキットが防止され、開閉板29の繰り返し動作による視覚的不快感および聴覚的不快感が解消される。
空調室内機10では、閾角度θsを再設定したためにスイングモードにおいて閾角度θsがスイング範囲内に入ってしまった場合でも、制御部40はその閾角度θsがスイング範囲外となるように揺動範囲を調整するので、ショートサーキットを防止するだけでなく、ユーザーに視覚的不快感および聴覚的不快感を与えることも防止することができる。
空調室内機10では、スイング範囲の下限角度と閾角度θsとが離れて揺動範囲が狭くなることを防止するため、閾角度θsがスイング範囲の下限角度となるよう調整し、スイング範囲の最大化を図ることができる。
11 ケーシング
12 上部吸込口(第2吸込口)
21 下部吸込口(第1吸込口)
29 開閉板
31 風向調整羽根
40 制御部
Claims (4)
- 少なくとも2つの吸込口と調和空気を吹き出す吹出口とが設けられている壁掛け式の空調室内機であって、
前記吹出口よりも下方または後方に位置する第1吸込口(21)と、前記吹出口よりも上方に位置する第2吸込口(12)とを有する本体ケーシング(11)と、
前記第1吸込口(21)を開閉する開閉板(29)と、
水平面に対する傾斜角度を変更して前記調和空気の吹出角度を調整する風向調整羽根(31)と、
風向モードとして、前記傾斜角度を自動で変更することによって前記風向調整羽根(31)を揺動させるスイングモードと、前記風向調整羽根(31)の前記傾斜角度を使用者の選択する角度に維持するマニュアルモードとが切換可能に設定されている制御部(40)と、
を備え、
前記マニュアルモードでは、所定角度範囲内で前記風向調整羽根(31)の前記傾斜角度の選択が可能であり、
前記所定角度内には、前記制御部(40)が前記第1吸込口(21)の開閉の判断を行うための閾値となる閾角度が設定されており、
前記制御部(40)は、前記マニュアルモードにおいて選択された前記風向調整羽根(31)の前記傾斜角度が前記閾角度を超えているときは、前記開閉板(29)を介して前記第1吸込口(21)を閉じ、
さらに制御部(40)は、前記風向モードが前記スイングモードへ切り換えられたとき、前記傾斜角度が前記閾角度を超えない範囲で前記風向調整羽根(31)を揺動させる、
空調室内機(10)。 - 前記閾角度は、設定可能であり、
前記制御部(40)は、前記閾角度が設定された後の前記スイングモードにおいて、前記閾角度が、前記風向調整羽根(31)の揺動範囲内にある場合には、前記閾角度が前記揺動範囲外となるように前記揺動範囲を調整する、
請求項1に記載の空調室内機(10)。 - 前記制御部(40)は、前記閾角度が、前記揺動範囲の下限角度となるように前記揺動範囲を調整する、
請求項1又は請求項2に記載の空調室内機(10)。 - 前記閾角度は、前記第1吸込口(21)が開状態のときに前記吹出口から吹き出された前記調和空気が前記第1吸込口(21)に直に吸い込まれる現象を発生させない限界角度である、
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の空調室内機(10)。
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- 2013-02-04 JP JP2013019548A patent/JP6064632B2/ja active Active
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