JP6051853B2 - 廃インク吸収体、廃インクタンク、液滴吐出装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各部材等を認識可能な程度の大きさにするため、各部材等の尺度を実際とは異ならせて示している。
次に、本発明にかかる具体的な実施例について説明する。
裁断機を用いて数cmに裁断されたパルプシートをターボミル(ターボ工業株式会社製)で綿状に解繊した。
芯鞘構造を有し、鞘が100℃以上で溶融するポリエチレンであり、芯がポリエステルから成る1.7dtexの溶融繊維(テトロン、帝人株式会社製)。
水酸化アルミニウムB53(日本軽金属株式会社製)。
(実施例1:廃インク吸収体Aの形成)
セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C1を5mm目明きの篩を通してメッシュベルト上に堆積させた。この際、サクション装置で吸引させながらメッシュベルト上に堆積させた。そして、堆積した堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、150mm×50mm×12mmに切り出して廃インク吸収体Aを形成した。当該廃インク吸収体Aの密度を観察したところ、密度が密の極大部と、極大部に比べ密度が低い疎の部分が形成されていた。
セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C2’を3mm目明きの篩を通して、当該篩を通った混合物C2を形成した。また、上記混合物C1中に、混合物C2’を3mm目明きの篩を通した際に、篩を通らなかった(篩に残った)混合物を混ぜて混合物C3を形成した。従って、混合物C3は極大部の含有比率が高い混合物である。一方、混合物C2は極大部の含有比率が低い混合物である。そして、混合物C2と混合物C3とを交互にメッシュベルト上に堆積させた。本実施例2では、混合物C2と混合物C3とを交互に6回ずつ堆積させた。そして、堆積した堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、150mm×50mm×12mmに切り出して廃インク吸収体Bを形成した。当該廃インク吸収体Bの密度を観察したところ、密度が密の極大部の含有比率が高い層と、密度が密の極大部の含有比率が低い層とが形成されていた。
セルロース繊維100重量部、溶融繊維15重量部、難燃剤10重量部を気中混合した混合物C2’を3mm目明きの篩を通して、当該篩を通った混合物C2を形成した。そして、混合物C2をメッシュベルト上に堆積させた。そして、堆積した堆積物を200℃で加圧加熱処理した。その後、150mm×50mm×12mmに切り出して廃インク吸収体Rを形成した。当該廃インク吸収体Rの密度を観察したところ、密度が密の極大部の含有比率が低い層が形成されていた。
次いで、上記の実施例1、実施例2及び比較例1において、インク浸透性、インク保持性及びインク堆積性の評価を行う。各評価方法は、下記の通りである。
図4は、廃インク吸収体のインク浸透性及び保持性の評価方法を示す模式図である。図4(a)に示すように、150mm(L)×50mm(W)×12mm(H)のインク吸収体Fを平坦面に載置し、上面の第1ポイントP1からインク80mlをゆっくりと注入する。吸収体Fに染み込まない場合は5分放置し、その後注入を続ける。なお、5分放置しても染み込まない場合は、インクが浸透しないとみなし、インク浸透性の判定はNGとなる。一方、全て注入することができた場合には、インク浸透性の判断はOKとなる。
また、全てインクを注入することができたら、5分間放置し、図4(b)に示すように、第2ポイントP2からストラップS等を用いてインクを注入した第1ポイントP1が下方となるように吊るす。このように吊るされた状態では、浸透したインクがインク吸収体Fの一端部に集まり、保持されにくくなる。そして、インク吸収体Fからインクが垂れた場合には、インクを保持することができないとみなし、インク保持性の判断はNGとなる。一方、インクが垂れない場合には、インク保持性の判断はOKとなる。この評価により、液滴吐出装置や廃インクタンクが斜めになったとしてもインクが漏れ出すことがないことがわかる。
150mm(L)×50mm(W)×12mm(H)のインク吸収体Fを平坦面に載置し、40℃20%RHの環境下において、載置された吸収体Fの上面の中央部にインクを1時間に1回0.4gずつ滴下する。そして、240時間後、インク吸収体Fの表面に固形分の堆積物の厚みが1mm未満であれば、インク堆積性の判断はOKとなる。一方、堆積物の厚みが1mm以上であれば、インク堆積性の判断はNGとなる。
また、液滴吐出装置としては、インクジェットプリンターの他に、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含むインクを噴射する装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する装置、精密ピペットとして用いられ試料となるインクを噴射する装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成する装置、紫外線硬化液を噴射し光や熱で硬化させる装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の液滴吐出装置に本発明を適用することができる。
上記実施例において、廃インク吸収体200を直方体としたが、これに限らない。直方体の一部に切り欠きや凹みがあってもよいし、直方体でなく円弧部や傾斜部を有していてもよい。
上記実施例の図において、極大部210の割合はインクに応じて変更してもよい。例えば粘度が大きくて浸透しにくいインクであれば極大部210の割合を減らし、疎の部分の割合を多くして、浸透しやすくするのが好ましい。逆に粘度が小さくて浸透しやすいなら極大部210の割合を増やし、疎の部分を少なくするのが好ましい。
上記実施例において、セルロース繊維主体とするものとしたが、インクを吸収し、密度差をつけられる材料であれば、セルロース繊維に限られない。ポリウレタンやポリエチレンテレフタラート(PET)などのプラスチックを原料とする繊維や、羊毛などの他の繊維でもよい。
廃インク吸収体を成形する方法は上記実施例に記載の方法に限られない。本願の特徴が出せれば、湿式など他の製法でもよい。
Claims (7)
- インクを噴射するヘッドから排出された廃インクを吸収する廃インク吸収体であって、
1枚の前記廃インク吸収体において、局所的に密度が密となる極大部と、前記極大部に比べ密度が低い疎の部分と、を有し、
前記極大部は、セルロース繊維によって形成され、溶融樹脂を含まないことを特徴とする廃インク吸収体。 - 請求項1に記載の廃インク吸収体において、
前記廃インク吸収体の一面に対する垂直方向を厚み方向としたとき、前記一面に沿った
方向及び前記厚み方向に前記極大部が分散されたことを特徴とする廃インク吸収体。 - インクを噴射するヘッドから排出された廃インクを吸収する廃インク吸収体であって、
1枚の前記廃インク吸収体において、局所的に密度が密となる極大部と、前記極大部に比べ密度が低い疎の部分と、を有し、
前記廃インク吸収体の一面に対する垂直方向を厚み方向としたとき、前記一面に沿った方向及び前記厚み方向に前記極大部が分散されたことを特徴とする廃インク吸収体。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の廃インク吸収体において、
前記廃インク吸収体の表面は平坦面であることを特徴とする廃インク吸収体。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の廃インク吸収体において、
前記極大部同士が連結しないことを特徴とする廃インク吸収体。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の廃インク吸収体と、
前記廃インク吸収体を収容する収容部と、を備えたことを特徴とする廃インクタンク。 - インクを噴射するヘッドと、
前記ヘッドから排出された廃インクを捕獲する請求項6に記載の廃インクタンクと、を備えたことを特徴とする液滴吐出装置。
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