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JP6050339B2 - 電気駆動ユニット - Google Patents

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Description

本発明は電気駆動ユニット,特に正弦波(専門用語で交流(AC))電気駆動ユニットに関する。
以降,非制限的な例として,電気駆動ユニットであって,ソレノイドバルブ及びポンプを駆動するために正弦波状の反起電力(CEMF)を発生する,永久磁石を有するブラシレス三相モータを備えた電気駆動ユニットを参照する。
ソレノイドバルブ及び電気ポンプの応用は,音響雑音の最小化並びにエネルギの消費及び費用双方の削減を必要とする。
このような要望から,正弦波巻線電流を供給することができ,そのため,6段階のPWMで駆動されるブラシレス直流(DC)モータを使用しなくて済むように,インバータによって駆動されるCEMF正弦波ブラシレスモータ(交流ブラシレスモータ)が採用されることになった。
CEMF及び相対相電流における正弦波状の傾向は,最小の実効トルクリップル(事実上ゼロ)と,その結果としての低機械振動,したがって低音響放射とを確実なものとする。
通常電流制御の印加電圧インバータによって駆動される交流ブラシレスモータを最適駆動することによって,一定の駆動トルクを発生するための電流吸収を最小化し,したがって電気機械変換の効率を最大化することも可能である。
この駆動方法は,いかなるトルク及び回転速度であっても,固定子巻線を循環する電流によって発生される磁界の極軸に対する,回転子磁界の極軸の電気角が90°に留まることを,一瞬ごとに確実にする方法で静止スイッチの切替えが行われることを必要とする。
回転子の角位置に関する連続的な情報を取得するために,通常は,例えば絶対値エンコーダ,レゾルバ又はホール効果センサのような高価なセンサが用いられる。
センサが発生する出力信号は次に,回転子磁界と固定子磁界との間の電気角90°の角偏位を維持するために,インバータの静止スイッチを制御するように,都合よく処理される。
位置センサがあることによって運転は比較的高価になり,したがって,運転費用を減少させるために,正確には専門用語で「センサレス」と呼ぶ,位置センサを用いない種々の駆動戦略が開発された。
これらの戦略のうち,固定子及び回転子の磁界(専門用語でFOC)の方向に基づく戦略は,適切な調整回路によって提供される電気量(モータ端子における電圧及び巻線内を循環する電流)に専ら基づいて,回転子角位置を実時間で計算する高度な計算機能を有する高性能かつ高価な集積回路(IC)(専門用語でDSP)を利用することによって,磁界に関する上述の直交関係を保証する。
駆動される機械の「動力学」があまり極端なものではないとき,すなわち,電気ファン及び電気ポンプである場合,上述の基礎及び以降に説明する基礎から直接導出される最適基準(回転子磁界の極軸が,一瞬ごとに,固定子巻線内を循環する電流によって発生される磁界の極軸に対して,90°の電気角に維持される)を適用することが可能である。駆動回路はCEMF及び相電流が同相であるように動作する。当然に,上述の基準は動作分野のどの点(トルク,回転速度,直流供給電圧)にも満たされる。
上述の基準に基づいて駆動戦略を実現する「センサレス」駆動ユニットは,次に示す目的で電気量(モータ端子の電圧,モータ巻線内を循環する電流,など)の読みに基づいている。
・CEMF及び電流のゼロ交差の検出
・CEMFと電流との相対位相の評価
・最後に,上述の二つの量を同相に保つ,インバータの静止スイッチを駆動する適切な方法の実現
これらの戦略の第1の欠点は,CEMFのゼロ交差を検出するため,すなわち,CEMFの符号を読むために,低い音響雑音を得るために所望される正弦波電流の傾向とは対照的に,巻線を横切る電流がゼロになったとき直ぐに,CEMFの読みを十分に長い期間読み出し可能にするために,電流をそのまま保持しなければならない点にある。
本願と同一の出願人の名前で登録された欧州特許第2,195,916号に,この課題の解決方法が提案されている。しかしこの解決方法は,モータの相のインピーダンスの「アナログ」ハードウエアネットワークの利用によって,費用増加を招く恐れがある。
上述の制御戦略の第2の欠点は,相電流を読み取る必要があることに関係する。この読取には基本的に二つの方法があるが,現状の技術では双方とも高価である。
第1の方法は,相電流によって生じる磁界に感応するホール効果センサを組み込んだ少なくとも一つのICデバイスを使用すること(電気絶縁(galvanic insulation)を用いない方法)であるが,第2の方法は,相電流が流れる「外部接地(outside earth)」分流器(shunt)の電圧を処理するための増幅器を集積した少なくとも一つのICデバイスを用いる。
第1のケースでは,ICデバイスは相電流が横断する導体のうち一つに近く配置され,「寄生」磁界には非常に低い感度を有している必要がある。
第2のケースでは,増幅器が自分を損傷することなく受け入れなければならない共通モード入力電圧は,インバータの供給電圧(Vbus)に少なくとも等しい必要がある。
したがって,本発明の主な技術的目的は,性能及び価格双方の面で上述の欠点がない電気駆動ユニットを提供することである。
本発明の一つのねらいは,エネルギ消費が少ないノイズレス電気駆動ユニットを提供することである。
本発明の更なるねらいは,単純な制御アーキテクチャに基づいた,価格面で競争力のある電気駆動ユニットを提供することである。
ここで示した技術的目的及び指定されたねらいは,独立請求項1に記載された技術的特徴を備えた電気駆動ユニットによって実質的に達成される。
本発明の更なる特徴及び利点は,以降に述べる,添付の図面に示された電気駆動ユニットの好適な非制限的実施例の非制限的な説明においてより明白になるであろう。
本発明による電気駆動ユニットのブロック図である。 交流ブラシレスモータの相の等化回路である。 図2の回路に対するベクトル図である。 図2の回路に対する第2のベクトル図である。 図2の回路の最適動作に対するベクトル図である。 図1の駆動ユニットの一部をなすアナログサブブロックの部分ブロック図である。 図5のアナログサブブロックにおける主信号の図である。 図1の駆動ユニットの「回転している回転子を捕捉」(catch rotor spinning)機能に関する信号の図である。
添付の図面,特に図1を参照すると,参照符号1は本発明による電気駆動ユニットを示している。
図1のブロック図は,先行技術によって動作することができる部分,すなわち,MOSFETドライバと,アナログ又はデジタルの外部入力,すなわち電気駆動ユニット1の速度又は周波数を設定する制御のための入力の利用者制御インタフェースと,は示していない。
電気駆動ユニット1は,永久磁石を備えた電気モータ2と,電気モータ2に対するVbusボルトの給電する3相ブリッジ又はインバータ3と,インバータ3に給電する定電流段4と,インバータ3を駆動する制御器8とを備える。
制御器8は極めて単純かつ安価な捕捉(aquisition)/処理装置であって,データ記憶メモリを備える。
駆動ユニット1はまた,以降より詳細に説明するとおり,例えば電気モータ2のUで示される相の相電流Isのピーク値を測定する“pk_detect”と呼ばれる低価格アナログユニット11と,第1相電流のゼロ交差を検出するための,“zc_E−I_detect”として知られるアナログユニットとを備え,双方とも制御部8と通信する。
図示した実施例において,先行技術によるインバータ3は三つの分岐U,V,Wを有し,各分岐は一対のMOSFETを備え,それぞれ,Q_high_U及びQ_low_U,Q_high_V及びQ_low_V並びにQ_high_W及びQ_low_Wである。
図示したとおり,段4は,例えば,平滑化コンデンサ(Cbus)及びインダクタンス(Lbus)を含むフィルタ段を備える。
例えば,本発明の範囲を何ら制限することなく,以降,双極等方性回転子を有する永久磁石ブラシレスモータを参照する。
3相固定子巻線は同一のタイプ及び巻き数の三つの巻線からなり,120°の相偏位と,接続できない中性点(star point)を有する星状結線又はデルタ結線を有する。
図2は,例えば,モータの相の回路モデルを示し,図3は電気量のベクトル図を示す。
三つの巻線はそれぞれ,抵抗Rsと,同期インダクタンスLsと,CEMFとによって特徴付けられ,CEMFは正弦波曲線を有し,それは永久磁石回転子の回転のためである。Isは三つの巻線それぞれを通過する相電流を表し,これもまた正弦波である。
ベクトルVsは印加された電圧を表し,一方,ベクトルEsは三つの固定子巻線それぞれに誘起されたCEMFを表す。簡便に,ベクトルEs,Vs,Isの測定基準(module)は,これらが指す量のピーク値として特定される。
CEMF Esは磁石の温度Tmagの関数であって,使用する永久磁石の残留磁束密度Brに比例し,Brは磁石の温度に依存する。αmagをある温度の残留磁束密度の変動係数としたとき,次の関係が成り立つ。
Figure 0006050339
ここで,Esoは磁石の参照温度TmagにおけるCEMFである。
直軸dは回転子φrの流れ方向に向いており,横軸qは直軸dに対して90°の角を成す。
誘導法則(e=dφ/dt)に基づいて,固定子巻線内に誘起されたCEMF Esは常に横軸qに向かう。すなわち,Esは回転子の流れφrに対して90°位相が進んでいる。
駆動ユニットによって固定子巻線に印加された電圧Vsは,上述のとおり,ベクトルVsで表される。
モータの電磁力は3EsIscos(γ)で表され,ここでγはEsとIsとの間の角である(IsがEsより進んでいるとき,γは正である)。
均等駆動力条件によって,モータ2の効率は,Isが最小,cos(γ)=1,γ=0のとき最大になる。この条件は,図4に示すとおり,CEMF Esと電流ISとが同相であることを意味する。
電気駆動ユニット1は低動力学装置を制御するように設計され,図示した例においては,本発明の範囲を何ら制限することなく,装置はファン7によって形成されている。
駆動ユニットは,インバータ3の三つの分岐に対して,図1のように接続された低インダクタンス分流器Rshを備える。そして,分流器を介してインバータ上を循環する電流が流れ,このことは後でより詳細に説明する。
制御器8は,電気モータに印加される相電圧の振幅を表す第1デジタル信号“Vs_act”と,電気モータ2に印加される相電圧の電気周波数を表す第2デジタル信号“freq_act”とによって制御される変調器5を備える。
例えば,3相ブリッジ3は,実質的に既知の種類の正弦波−三角波PWM変調によって,電気角120°だけ位相偏位した三つの可変周波数電圧を発生する。
変調器5は,十分に伝統的/標準的な方法(例えば,正弦波−三角波技法)によって,上述の第1デジタル信号“Vs_act”及び第2デジタル信号“freq_act”から,インバータ3の6個の静止MOSFETスイッチの駆動信号を生成する。
より詳細には,第1デジタル信号“Vs_act”は,モータ2に印加された相電圧の3相対称回路の振幅を表し,一方,第2デジタル信号“freq_act“はモータに印加された電圧の電気周波数を表し,後述のとおり,電気周波数“freq_set”の参照値を適切に収集することによって取得される。電気周波数“freq_set”は,周知の関係freq_set=N_set*p/120(pはモータ2の極数)を用いて回転速度“N_set”に直接結合され,制御器8の内部又は外部で設定される。
次いで,“N_set”は所望の速度を設定するものであって,上述の図示していない利用者インタフェースを用いて入力された外部入力から直接計算される。
変調器5は,6個のMOSFET Q_high_U及びQ_low_U,Q_high_V及びQ_low_V並びにQ_high_W及びQ_low_Wをオンにする時間を計算する。
“Vs_act”で表されるモータの供給電圧の基本波の振幅は,“freq_act”で表される駆動周波数とは独立にプログラム可能である。
“Vs_act”及び“freq_act”の制御ループについて詳細に説明する前に,以降,いくつかの物理量の測定と,制御ループを実現する制御器8のメモリに都合よく記憶されているモータ2の特性電気パラメータの値に基づく処理との双方によって用いられ,取得される係数について説明する。
図4のベクトル図を参照すると,CEMF Esに対する,印加された電圧Vsの最適進角δoptの近似式が得られることに注意されたい。
図4のベクトル図に関する三角法的考察に基づいて,正確な式は次のように書くことができる。
Figure 0006050339
ここで,
Es/(Es+Rs・Is)で定義される公称負荷条件下の“電気”効率は0.9より大きく,
モータ2は,回転速度の非線形関数であり,電流に比例する抵抗トルクによって特徴付けられる負荷を駆動するために用いられる。
種々の負荷条件における寄与Rs・IsはEsの10%を超えないため,Is≒K’・ωel,したがってRs・Is≒k・ωelと書くことができる。ここでk’=k/Rsであり,電気パルスはωel=ωmecc・p/2で与えられ,ωmeccは機械パルスであり,pはモータ2の極数である。
ωelによるこの線形近似の妥当性は,実施例における好適な場合のように,ファン及びポンプを動作させるように設計された高能率モータの場合には,技術的経験によって広く検証されている。
既知のとおり,CEMF Esはまた,永久磁石の温度だけでなく,定常状態の条件下では電気パルスの2/p倍である機械パルスにも線形に依存する。
このため,tδoptの正確な式の分母全体が電気パルスωelに比例すると考えることもでき,したがって,次の式のように,便宜的な補正係数Kcorr(1より大きく,通常は1.2より小さく,実験的に最適化される)を導入することによって,正確な式を簡易化することが可能になる。
Figure 0006050339
ここで,KはV/rpmで測定されたCEMF定数を表し,pは極数を表す。
簡易式においてはωelへの依存性が無くなっていることに注意されたい。
永久磁石の残留誘導温度の変動係数αmagによる,CEMF Esに対する永久磁石の温度の影響を考慮するときは,次の式によって磁石の温度に対するCEMF定数Kの線形依存性を導入する必要がある。
Figure 0006050339
ここで,KE0は永久磁石の参照温度T0magにおけるCEMF定数であり,αmagは温度(Nd−Fe−B磁石についてはαmag=−0.1%/K)の永久磁石の残留誘導の変動の係数である。
この寄与は,周囲温度の広範な変動性(例えば,耐熱モータ(thermal motor)用の放熱器冷却システムの一部を形成する電気ファンに関しては−40°C〜120°C)があるときは特に重要である。
実際には,角δoptの値は通常30電気度より小さいため,角の正接を角自体で近似することができ,したがって次のように書くことができる。
Figure 0006050339
換言すれば,抵抗降下RsIsがEsに対して無視でき,進角δoptの正接が角自体で近似できるときは,実際には進角δoptは相電流Isに線形に依存し,永久磁石の温度Tmagに,上述の簡略化した関係で説明したように依存すると言ってもよい。
制御器8は,CEMF Esに対する,電気モータ2に印加される電圧Vsの進角δoptを,相電流ISのピーク値の線形関数として計算する“gain_Ipk”と呼ばれる段9を備える。
第1実施例によれば,駆動ユニット1は,永久磁石の近くに配置され永久磁石の温度に関する情報を段9に提供する,段9“gain_Ipk”と通信する温度センサ10を備える。
段9は,次の式によって,相電流Isのピーク値の線形関数として進角δoptを計算するように設計される。
Figure 0006050339
ここで,“Ls”はヘンリで表した電気モータの同期インダクタンスであり,“p”は電気モータの極数であり,KE0は永久磁石の参照温度“T0mag”におけるCEMF定数であり,“αmag”は永久磁石の残留誘導温度の変動係数であり,“Tmag”は温度センサ10によって測定された永久磁石の温度である。
別の実施例においては,αmag=0としてδoptを計算する上述の公式が用いられ,したがって式は温度と独立になる。
段9“gain_Ipk”の入力における電流Isに比例する上述の信号を提供するために,駆動ユニット1は,“pk_detect”と呼ばれる相電流のピーク値を測定するための,低価格かつ純粋アナログ型の上述のユニット11を備える。
制御器8の外部にあるアナログユニット11は,分流器Rsh両端の電圧信号を入力として受信し,レベルが分流器Rshを通過する電流の振幅に直接比例するアナログ信号を出力として返す。簡略に示したアナログユニット11は欧州特許第2195916号公報に記載されており,説明の完全性のために,ここに全体を参照する。
段9“gain_Ipk”は上述のとおり制御器8の中にあり,次の動作を行う。
・段“pk_detect”の出力における電流Isに比例するアナログ信号の,好適には最小電気周期の1/100より短い二つの連続する標本化時間間隔でのA/D変換
・各電気周期で読み込まれた値の最大値の探索
・前に特定された公式によってδoptを計算するための,発見された最大値の使用
アナログユニット11“pk_detect”及び段9“gain_Ipk”は,CEMF Esに対する,印加された電圧Vsの進角の最適値δoptを計算する第1アナログデジタル段6を形成する。
図3bを参照すると,印加した電圧Vsと相電流Isとの角はφと呼ばれ,VsがIsより進んでいるとき正である。
電圧VsがCEMF Esより進んでいるときδを正で示し,IsがCEMF Esより進んでいるときγを正で示すことによって,三つの角を結合する基本的関係は次のように書くことでき,これは図3bを観察することによって導出することができる。
Figure 0006050339
制御器8に実現された最適制御戦略は,モータ2に印加された電圧Vs及び電気周波数を独立に制御する。
以降詳細に説明するように,駆動ユニット1の最適動作は電気周波数で標本化された角“γ”だけを推定することによって達成される。
より詳細に言えば,最適効率はγ=0及び最小電流吸収によって達成される。
本発明の第1実施例においては,供給電圧の制御はモータの安定性,すなわち周波数に対する制御に関わらず実現される。
以降詳細に説明するように,電圧制御は“γ”が0であるように供給電圧が変化するように行われる。
制御器8が行うγの推定は上述のδとφとの関係を用いる。ここでδは,制御器8によって計算されたとおり上述の進角の最適値δoptで置き換えられ,一方φは測定される。したがって次の式のようになる。
Figure 0006050339
実際上,この方法においては,“γ”は費用がかさむことになるため直接は測定されずに,δoptの「間接的」計算及びφactの直接測定によって得られる。
したがって,駆動ユニット1は電気モータに印加された電圧Vsと相電流Isとの間の角φactを測定するため,第2アナログ/デジタル段12を備える。
制御器8は,電気周波数の標本化によって,相電流Isと反起電力Esとの間の角γactを,進角の最適値δoptと,電気モータに印加された電圧Vsと測定段12が測定した相電流Isとの間の角φactとの差として推定するようにプログラムすると有利である。
更に詳細に言えば,制御器8は,δoptとφactとの差を計算してγactを得るために,進角の最適値δoptを入力として受信するために第1A/D段6と通信し,角φactを測定するために段12と通信する第1減算器ノード13を備える。
電気駆動ユニットの第1の目的は電気機械変換の最適効率を維持することである。
図1に示すように,制御器8は積分係数Kiを有する積分器14を備え,積分器は相電流Isと反起電力Esとの間の角“γact“を積分して第1デジタル信号“Vs_act”を決定する。
換言すれば,印加電圧の最適制御は推定された角“γact”に基づいている。
積分器14が行う差“δopt−φact”の積分演算は,差“δopt−φact”が定常状態の条件下で0になるようにするものである。
実際上,この積分演算は定常状態の条件下で“δopt=φact”であることを保証し,したがって,”Vs_act”は図2の回路の最適動作,すなわち,一定のトルクを得るための最小相電流に比例する,図4のベクトル図と一致する値に落ち着く。
好適には,積分演算は制御器8によってデジタル的に行われる。
制御は実際上,ピーク相I(これからδoptが得られる)を測定し,角“φact”を測定することによって行われる。“δopt”と“φact”の組合せは“γact”を与え,これが積分後に供給電圧を与える。
第2の目的は駆動ユニット1を安定化することである。
制御器8は,参照周波数“freq_set”の値と,相電流Isと反起電力Esとの間の角“γact”に比例する補正係数Δfreqとの差として,前述の第2デジタル信号“freq_act”を計算するようにプログラムされている。
周波数“freq_set”は,上述の制御インタフェースによって制御器8の外部で設定されるか,又は次に説明するように制御器8の内部で設定される。
制御器8は周波数“freq_set”を計算する第1計算ユニット15を備える。
制御器8は,角“γact”に比例する補正係数“Δfreq”を得るための比例定数Kpを適用するために,相電流Isと反起電力Esとの間の角“γact”を入力として受信する第2計算ユニット16を備える。
制御器8は,“freq_set”の値を入力として受信する第1計算ユニット15と通信し,補正係数“Δfreq”を入力として受信する第2計算ユニット16と通信し,“freq_set”の値と補正係数“Δfreq”の値との差として第2デジタル信号“freq_act”を計算する第2減算器ノード17を備える。
文献(例えば,“A Sensorless, Stable V/f Control Method for Permanent-Magnet Synchronous Motor Drives”,IEEE Transactions on Industry Applications,vol. 39,no. 3,2003年5/6月を参照)から,永久磁石同期モータドライブに電圧及び周波数を印加することに基づいて正弦波駆動ユニットが,モータの動的振舞を説明する式,すなわち,電圧の式の及びトルクの式を分析することによって示すことができる,回転速度の「構造的」不安定性を示すことが知られている。
不安定性は,負荷の慣性と,モータのKと,自身の同期インダクタンスLsとに依存して適切に決定できる周波数における角“δ”の振動で示され,印加された周波数をモータの入力電力の妨害に比例して変調することによって,角“δ”の振動が弱められることが示される。
本発明によれば,比例定数Kpによって,周波数“freq_set”の,“γact”に対する比例補正“Δfreq”を導入することによって角“δ”の振動が弱められる,すなわち,安定化効果が得られる。
補正は第2減算器ノード17(図1参照)を介して行われる。
“γact”は単純な電気周波数の標本化によって得られるため,先行技術と異なり,低価格の8ビットマイクロコントローラを制御器として用いることができる。
安定状態の条件下では“γact”は0になる傾向があるため,好適には印加電圧Vsの最適制御を上述のとおり設定したとき,駆動ユニット1は,上述の外部インタフェースによって設定された速度が静止条件(安定状態)下で補正係数“Δfreq”によって変更されないことを保証する。
電気モータに印加された電圧Vsと相電流Isとの間の角φactを測定するためのアナログ/デジタル段12をより詳細に見ると,段12は,電気モータ2の,例えばUで示される相,第1相の電流のゼロ交差を検出する,“zc_E−I_detect”と呼ばれるアナログユニット18と,制御器8内の“fi_calc”と呼ばれるデジタルユニット19とを備えることに注意されたい。
アナログユニット18は第3デジタル信号“zc_E−I_phaseU”を出力として生成し,この信号の高低遷移が以降詳細に説明する第1動作設定において第一相Uの電流のゼロ交差を特定する。
図1及び5を特に参照すると,駆動ユニット1は,好適には次に詳しく説明する機能のために,制御器8内部にアナログユニット18の有効化ユニット20を備える。
有効化ユニット20は,高又は低の有効化信号“zce_run_on_fly”を生成する。
有効化信号“zce_run_on_fly”が高のときはアナログユニット18の上述の第1動作設定があり,一方,有効化信号“zce_run_on_fly”が低のときはアナログユニット18の第2動作設定がある。
図示した実施例によれば,有効化信号“zce_run_on_fly”が高に維持されているとき,すなわち第1動作設定では,アナログユニット18は相信号Isのゼロ交差の読取が有効になる。
有効化信号“zce_run_on_fly”が低に維持されているとき,すなわち第2動作設定では,アナログユニット18は反起電力のゼロ交差の読取が有効になる。
第1及び第2動作条件は次により詳細に説明する。
制御器8は有効化ユニット20を制御する第1デビエータ(deviator)ソフトウェアsw1を備える。
第1デビエータソフトウェアsw1は,制御器8が生成する第5“bridge_enabled”デジタル信号によって制御される。
低レベル論理“zce_run_on_fly”は,制御器8が,変調器5が三相ブリッジ3の6個のMOSFET Q_high_U及びQ_low_U,Q_high_V及びQ_low_V並びにQ_high_W及びQ_low_Wのいずれも制御しないことを検証したときだけ作動し,有効化信号“zce_run_on_fly”が高のときはその逆である。
図5を参照すると,アナログユニット18は,第1相Uのインバータの供給側分岐の低側MOSFET Q_low_Uのドレイン端子“d”と通信する第1入力と,低側MOSFET Q_low_Uのソース端子“s”と通信する第2入力と,低側MOSFET Q_low_Uのゲート端子“g”と通信する第3入力と,有効化信号“zce_run_on_fly”を受信する有効化ユニット20と通信する第4有効化入力とを備えていることに注意されたい。
基本的に,アナログユニット“zc_E−I_detect”の入力は次のとおりである。
・低側MOSFETのうち一つ(図1のQ_low_U)のドレイン−ソース間電圧
・MOSFETQ_low_Uのゲート電圧
・“zce_run_on_fly”と呼ばれる有効化信号
アナログユニット18は上述のように,有効化信号が高のとき,第1入力と第2入力との間の電圧降下によって,電気モータ2の第1相電流Uのゼロ交差を検出するように設計されている。
図5に示すように,アナログユニット18は極めて低価格の比較器を備える。
例として示す好適な実施例においては,アナログユニット18は第1比較器“COMP_1”と,第2比較器“COMP_2”と,第3比較器“COMP_3”とを備える。
アナログユニット18は上述のようにデジタル信号“zc_E−I_phaseU”を生成し,第1動作設定においてはこの信号の高低遷移がモータの相のうち一つの電流(図1のブロック図においてはU相の電流)のゼロ交差(zc)を特定する。
第1及び第2の比較器“COMP_1”及び“COMP_2”は,「オープンコレクタ」型の出力を短絡させて,出力をAND論理にすることができる。第1比較器“COMP_1”は,MOSFET Q_low_Uが動作状態で電圧降下の読みが電流に比例するときと,ロックされて電圧降下の読みがU相を循環する電流と何らの相関もないときとの双方でMOSFET Q_low_U両端の電圧降下を読み取る。
第1及び第2の比較器“COMP_1”,“COMP_2”の共有出力は“ZC”で示されている。
第2比較器“COMP_2”は“COMP_1”とAND論理で接続され,MOSFET Q_low_Uのゲート信号によって駆動されて,出力ZCにおけるMOSFET Q_low_Uの電圧降下の不要な部分の読みを除去して,第3比較器“COMP_3”を低域通過フィルタ及びヒステリシス付き比較器の目的だけにする。
このようにして,第3比較器“COMP_3”は高信号対雑音比で電流のゼロ交差を規定する。
回路シミュレーションによって得られた,回路の振舞を表す信号(電圧及び電流)の図を図6に示す。
曲線“A”はゼロ交差の傾向,すなわち信号“zc_E−I_phaseU”,特に電流相のゼロ交差を示す。
曲線“B”は,“COMP_1”及び“COMP_2”の共有出力における上述の信号ZCの傾向を示す。
曲線“C”は,MOSFET Q_low_Uを横切る電流であって,動作状態のとき正である電流を示す。
曲線“D”は,MOSFET Q_low_U両端の電圧Vdsを表す。実際上、アナログユニット18はMOSFET Q_low_Uのゲート制御において同期読取を行う。
第1動作設定において,低側MOSFET Q_low_Uのドレイン−ソース間電圧を用いることによって,相電流Uの符号が得られる。
読取は低側MOSFET Q_low_Uで行われるため,行われる読取は「仮想接地(virtual earth)」読取である。
このようにして,電流のゼロ交差を判定するためにホール効果センサも,高共通モード増幅器も必要ではないことに注意されたい。
図5を参照すると,例として示した実施例においては,アナログユニット18“zc_E−I_detect”は,Q_low_Uのドレインに接続された“COMP_1”の非反転入力と直列に,抵抗Rd及び逆並列(antiparallel)に接続された二つのダイオードによって形成された保護回路21を備えることに注意されたい。
“COMP_1”の反転入力は直列に,抵抗Rs及びこれも逆並列に接続された二つのダイオードによって形成された保護回路22を有する。
ユニット18は,第2比較器“COMP_2”の非反転入力と直列に,抵抗Rg
及び「プルアップ」抵抗Rghを備える。
また,「プルアップ」抵抗R6が“COMP_1”及び“COMP_2”の共有出力に提供される。
比較器“COMP_3”は,説明していない先行技術によって,上述のようにヒステリシスを有する比較器を形成するようになっている。
上述のデジタルユニット19はタイマ26を備え,タイマはアナログユニット18と通信して第3デジタル信号“zc_E−I_phaseU”を入力として受信する。
デジタルユニット19は上述の変調器5と通信して第4デジタル信号“zc_Y_phaseU”を入力として受信し,第4デジタル信号の高低遷移が電気モータ2の第1相Uに印加された電圧のゼロ交差を特定する。
デジタルユニット19は,タイマ26を用いて第1相に印加された電圧のゼロ交差と,第1相の電流のゼロ交差との期間“Tφ”を信号“zc_E−I_phaseU”から測定し,電気モータ2に印加された電圧Vsと,期間“Tφ”の測定から得られた相電流Isとの角φactを,次の式によって第2デジタル信号に基づいて取得する。
Figure 0006050339
先の式において,“freq_act”がHzで表され,“Tφ”が秒で表されているとき,“φ”は「電気」ラジアンで表される。
換言すれば、制御器8に存在するデジタルユニット19はデジタル信号“zc_E−I_phaseU”を入力として受信し,タイマ26を用いて相Uに印加された相電圧のゼロ交差と,相Uの電流のゼロ交差との期間“Tφ”を測定する(“zc_E−I_phaseU”の高から低への遷移)。相Uに印加された電圧のゼロ交差の瞬間は,変調器5内部の従来技法によって取得される。すなわち,角“φact”は,上述の公式によって,印加された電気周波数“freq_act”の値に基づいて,上述の期間の測定から演繹される。
上述のファン7を駆動するモータ2が励磁されていないときであっても,上述のファン7が正常動作の方向に回転する動作条件がある。これらの条件下では,いわゆる「回転している回転子を捕捉(catch rotor spinning)」を要求してもよい。
非常に有害な過渡的な余分の電流が発生すること(例えば,ゼロ速度からモータを強制的に再始動する場合)を避けるため,駆動ユニット1はCEMFを読み取るシステムを有する。
この読取を行うために駆動ユニット1は,電流ゼロ交差が読み取られる相(この例の場合では相U)に対して120電気度だけ遅延した相(図1の図における相W)に,Rdに等しい値の“Rzc_fcem_run_on_fly”と呼ばれる追加の抵抗を有する。
「回転している回転子を捕捉」が要求されたとき,段“zc_E−I_detect”の入力“zce_run_on_fly”は,制御器8内部の“bridge_enabled”信号によって制御されるデビエータソフトウェアsw1によって「低」論理レベルに保持されて,上述のアナログユニット18の第2動作設定を形成する。
高インピーダンス三相ブリッジ3によるシステムの回路分析を用いて(モータ2は励磁されない),段“zc_E−I_detect”の出力信号“zc_E−I_phaseU”の高から低への遷移は,端子Uと単位Wとの間の電圧(VUがVWより大きいとき正)のゼロ交差(負から正へ通過)と一致することが示される。
上述のゼロ交差と相UのCEMFのゼロ交差との間には30電気度があり,モータが励磁される動作において印加される最適電圧の上述の計算に用いられる。
換言すれば,CEMFを読み取るシステムは,相Uと相Wとの間のCEMFの関連する読取(linked reading)に基づく。
上記を確認する回路シミュレーションを図7に示す。
ブリッジ3がオンになっている状況を示す左側において,ゼロ交差の傾向を示す曲線“A”,すなわち,信号“zc_E−I_phaseU”,特に相電流のゼロ交差の傾向と,相Uと交差し,モータから去るとき正である電流を示す曲線“C”とを見ることができる。
ブリッジ3が励磁されていないか,オフになっている(曲線“C”がゼロである)右側において,曲線“A”は,CEMFのゼロ交差を表す,信号“zc_E−I_phaseU”の傾向を表している。
信号“zc_E−I_phaseU”は穏やかな「回転している回転子を捕捉」のためにCEMFのゼロ交差を確認するために有用であり,“bridge_enabled”が「高」論理レベルであるとき,相電流のゼロ交差を確認するために用いられる信号と同一である。
図7の右側はまた,相Uと相Wとの間に結合したCEMFの傾向を表す曲線“G”と,ブリッジ3がオフになっているときのMOSFET Q_low_Uのドレイン−ソース間電圧の傾向を表す曲線“H”と,相UのCEMF Esの傾向を表す曲線“L”とを示している。
正常動作の方向に回転しており,励磁されずに回転しているときも,モータ2に給電しなければならない,すなわち,穏やかな加速をする上述の「回転している回転子を捕捉」を行っているファン7の場合,次のことを行う必要がある。
・励磁されていないモータによって発生されたCEMFに等しい初期電圧Vsを印加
・励磁の瞬間におけるモータの回転速度に対応する初期周波数を印加
上述の計算ユニット15は,「回転している回転子を捕捉」の場合に印加される“freq_set”の値を決定するための,制御器8に存在する“freq_calc”と呼ばれるユニット24を備える。
ユニット24はアナログユニット18から信号“zc_E−I_phaseU”を入力として受信する。
ユニット“freq_calc”は,信号“zc_E−I_phaseU”の二つの連続する高から低への遷移の間の時間Tflyを測定するタイマ25を備える。
ユニット“freq_calc”は,「回転している回転子を捕捉」のための“freq_set”の初期値として,“freq_fly”で示される,計算された値を印加するための上述の時間に対応する周波数F_fly=1/Tflyを計算する。
図示したとおり,駆動ユニット1は第2デビエータソフトウェアsw2を備え,sw2は“bridge_enabled”信号によって制御されて,ブリッジ3がオフになっている場合に“freq_set”に値”freq_fly”を設定(impose)する。ブリッジ3がオンになっているときは,“freq_set”は上述の外部インタフェース“feq_set_run”によって設定された値に対応する。
上述の減算器ノード17が存在するとして,“freq_act”の不要な過渡現象を避けるために,駆動ユニット1は,状況によって第2計算ユニット16の入力にゼロを設定する“bridge_enabled”信号によって制御される第3デビエータソフトウェア“sw3”(図1参照)を備える。
実際上,回路“zc_E−I_detect”は,励磁されていないモータの速度に対応する電気周波数を測定し,そしてモータがゼロ速度から再始動することを避けるために“freq_set”の同期を可能にする。
信号“freq_fly”を有し,制御器8がCEMF定数KE0と,温度係数αmagと,永久磁石の参照温度T0magとの値を記憶しており,制御器8がセンサ10から磁石の現在温度Tmagを取得することを念頭に置いて,制御器8は最初に印加される値“Vs_act”を計算する。
モータに印加される“Vs_act”及び“freq_act”の初期値を特定し,「作動」させて,制御器8は“bridge_enabled”信号をレベル「高」に再設定し,有効化信号“zce_run_on_fly”を論理レベル「高」に戻し,最適かつ安定な作動のための上述の動作(最適電圧に達するためのγactに対する積分演算と,安定化のための“freq_set”の補正のためのγactに対する復元比例演算)に進む。上述の抵抗“Rzc_fcem_run_on_fly”の存在は,“zce_run_on_fly”が論理レベル「高」であるとき,システムの動作に何らの影響も与えず,駆動ユニットが制御信号“freq_set_run”を作動させる必要がないとき,駆動ユニットの電流の何らの過度な吸収にもならない。

Claims (7)

  1. 電気駆動ユニットであって,
    永久磁石を有する電気モータ(2)と,
    前記電気モータ(2)に給電するインバータ(3)と,
    前記インバータに給電する定電流段(4)と,
    前記インバータを駆動する変調器(5)と,
    制御器(8)であって,該制御器(8)の外部又は内部に設定された参照周波数(freq_set)に基づいて,前記電気モータ(2)に印加される相電圧(Vs)の振幅を表す第1デジタル信号(Vs_act)と,前記電気モータ(2)に印加される前記相電圧の電気周波数を表す第2デジタル信号(freq_act)とによって前記変調器(5)を制御する制御器と,
    前記電気モータ(2)に印加される前記電圧(Vs)の反起電力(Es)に対する進角の最適値(δopt)を計算する第1アナログ/デジタル段(6)と,
    前記電気モータに印加される前記電圧(Vs)と相電流(Is)との角(φact)を測定する第2アナログ/デジタル段(12)とを備え,
    前記駆動ユニットは,
    前記永久磁石の近くに配置され,前記第1アナログ/デジタル段(6)に前記永久磁石の温度に関する情報を提供するために前記第1アナログ/デジタル段(6)と通信する温度センサ(10)を備え,
    前記第1アナログ/デジタル段(6)は,前記進角の最適値(δopt)を,次の式
    Figure 0006050339
    に従う,前記相電流(Is)のピーク値の線形関数として計算し,
    ここで,“Ls”はヘンリで表した前記電気モータの同期インダクタンスであり,“p”は前記電気モータの極数であり,“Kcorr”は1より大きく,1.2より小さい値を有する補正係数であり,“KE0”は前記永久磁石の参照温度“T0mag”における前記反起電力であり,“αmag”は前記永久磁石の残留誘導温度の変動係数であり,“Tmag”は前記温度センサ(10)によって測定された前記永久磁石の温度であって,
    前記制御器(8)は,電気周波数の標本化によって,前記相電流(Is)と前記反起電力(Es)との間の角γactを,前記進角の最適値(δopt)と,前記電気モータ(2)に印加された前記電圧(Vs)と前記相電流(Is)との間の角(φact)との差として推定するようにプログラムされることを特徴とする,電気駆動ユニット。
  2. 前記制御器(8)は,前記第1デジタル信号(Vs_act)を決定するために,前記相電流(Is)と前記反起電力(Es)との間の角(γact)を積分するための積分器(14)を備える,請求項1に記載の電気駆動ユニット。
  3. 前記制御器(8)は,前記相電流(Is)と前記反起電力(Es)との間の角(γact)に比例する周波数補正係数(Δfreq)を計算し,前記参照周波数(freq_set)の値と前記周波数補正係数(Δfreq)との差として前記第2デジタル信号(freq_act)を計算するようにプログラムされている,請求項1又は2に記載の電気駆動ユニット。
  4. 前記第2アナログ/デジタル段(12)は,第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)を出力として生成し,前記電気モータ(2)の第1相(U)の前記インバータ(3)の供給側分岐の下側MOSFET(Q_low_U)のドレイン端子と通信する第1入力と,前記下側MOSFET(Q_low_U)のソース端子と通信する第2入力と,前記下側MOSFET(Q_low_U)のゲート端子と通信する第3入力と,第4有効化入力とを有するアナログユニット(18)を備え,
    前記駆動ユニットは,高又は低の有効化信号(zce_run_on_fly)を生成し,有効化信号(zce_run_on_fly)を前記アナログユニット(18)に送信するために前記第4入力と通信する前記アナログユニット(18)の有効化ユニット(20)を備え,
    前記アナログユニット(18)は前記第3入力によって駆動され,前記第1入力と前記第2入力との間の電圧降下に基づいて,前記電気モータ(2)の第1相(U)の前記電流(Is)のゼロ交差を検出するように設計されており,前記有効化信号(zce_run_on_fly)は高であり,前記インバータ(3)がオンになっているとき,前記第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)の高低遷移が前記第1相(U)の前記電流の前記ゼロ交差を特定する,請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気駆動ユニット。
  5. 前記第2アナログ/デジタル段(12)は,第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)を出力として生成し,前記電気モータ(2)の第1相(U)の前記インバータ(3)の供給側分岐の下側MOSFET(Q_low_U)のドレイン端子と通信する第1入力と,前記下側MOSFET(Q_low_U)のソース端子と通信する第2入力と,前記下側MOSFET(Q_low_U)のゲート端子と通信する第3入力と,第4有効化入力とを有するアナログユニット(18)を備え,
    前記駆動ユニットは,
    前記第1相(U)に対して120電気度だけ遅延した第2相(W)上の抵抗(Rzc_fcem_run_on_fly)と,
    高又は低の有効化信号(zce_run_on_fly)を生成し,前記アナログユニット(18)に前記有効化信号(zce_run_on_fly)を送信するために前記第4入力と通信する前記アナログユニット(18)の有効化ユニット(20)とを備え,
    前記アナログユニット(18)は,
    前記第2相(W)上の前記抵抗(Rzc_fcem_run_on_fly)と等しい値を有する抵抗を前記第1入力と直列に有し,
    前記第3入力によって駆動され,
    前記第1相(U)と前記第2相(W)との間に結合する前記反起電力のゼロ交差を検出するように設計されており,前記有効化信号(zce_run_on_fly)は低であり,前記インバータ(3)はオフになっている,請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気駆動ユニット。
  6. 前記制御器(8)は,前記第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)を入力として受信するために前記アナログユニット(18)と通信し,前記第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)の二つの高低遷移間の時間に対応する電気周波数(freq_fly)を計算する第1計算ユニット(1)を備え,
    前記制御器(8)は,前記インバータ(3)がオフになっているとき,前記第3デジタル信号(zc_E−I_phaseU)の二つの高低遷移間の時間に対応する前記電気周波数(freq_fly)に等しい値を前記参照周波数(freq_set)に設定するようにプログラムされており,前記参照周波数(req_set)は前記制御器(8)の内部に設定される,請求項5に記載の電気駆動ユニット。
  7. 前記制御器(8)は,前記変調器(5)が,前記インバータ(3)の少なくとも一つの分岐を制御しているときは高論理レベル,前記インバータ(3)のすべての分岐がオフになっているときは低論理レベルを想定する第5デジタル信号(bridge_enabled)を生成するように設計されており,
    前記有効化ユニット(20)は前記第5デジタル信号(bridge_enabled)によって制御されて,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が高論理レベルのときは前記有効化信号に高値を設定し,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が低論理レベルのときは前記有効化信号に低値を設定し,
    前記計算ユニット(15)は前記第5デジタル信号(bridge_enabled)によって制御されて,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が低論理レベルのときは,前記参照周波数(freq_set)に前記第3デジタル信号(zc_E−I−phaseU)の二つの高低遷移の間の時間に対応する前記電気周波数(freq_fly)に等しい値を設定し,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が高論理レベルのときは,前記参照周波数(freq_set)に事前設定された周波数値(freq_set_run)を設定し,
    前記参照周波数(freq_set)は,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が低論理レベルのときは,前記制御器(8)の内部で設定され,
    前記第5デジタル信号(bridge_enabled)が高論理レベルのときは,前記制御器(8)の外部で設定される,請求項6に記載の電気駆動ユニット。
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