JP6034162B2 - 遠心式流体機械 - Google Patents
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Description
初めに、図17および図18を用いて、遠心式流体機械について説明する。
図18は、図17に示した部分を含む遠心式流体機械200の全体の子午面断面図であり、一軸多段式の遠心圧縮機の例である。
図3Aは、相隣り合う2枚の翼A、Bの任意の半径位置における軸方向視図であり、破線は翼角度βがβ=βGと大きい場合であり、実線はβ=βSと小さい場合である。翼A、Bの負圧面はそれぞれ符号31A、31Bであり、圧力面は符号32A、32Bで示される。隣り合う2枚の翼A、Bの一方の翼Aから、他方の翼Bの負圧面上へ引いた垂線を、翼間流路幅Lとする。翼管流路幅Lは、翼角度β=βGの場合にはLGであり、翼角度β=βSの場合にはLSである。
図8Aは、翼後縁86でシュラウド側83のキャンバー線がハブ側84のキャンバー線よりも前傾している羽根車180(以下前傾羽根車とも称す)の図であり、翼間流路を形成する隣り合う2枚の翼80を取り出した図である。翼80の後縁86において、シュラウド側83がハブ側84に対し、回転方向に対して前傾している。
図9Bは、図9Aに圧力特性を示した前傾羽根車および後傾羽根車についての、効率特性を示す図であり、3次元粘性流体解析結果である。これら両図に示す前傾羽根車および後傾羽根車は、従来技術の項の特許文献1に記載の羽根車とほぼ同じ翼角度分布を有しており、いわば従来羽根車である。細線91は前傾羽根車の場合であり、太線92は後傾羽根車の場合である。
図10Bは、後傾羽根車の設計点における流速分布の一例を示す図である。図10Aに対応する図である。
図11は、前傾羽根車および後傾羽根車におけるシュラウド側翼面付近の無次元相対速度W/U2の分布を示したグラフであり、仕様点における解析結果に基づく。図11の横軸は、無次元キャンバー線長さSであり、左端が翼前縁85、右端が翼後縁86である。一点鎖線112、113が前傾羽根車についてであり、実線110、111が後傾羽根車についてである。線110、112は、負圧面82における相対流速であり、線111、113は圧力面における相対流速である。
図12Bは、図12Aに圧力特性を示した羽根車についての効率特性を示す図である。細線121は図9Bの細線93と同一であり、太線122は修正後傾羽根車についての効率曲線である。図12A、図12Bとも、3次元粘性流体解析から得られたもので、修正後傾羽根車と前傾羽根車に、同一形状のベーンレスディフューザおよびリターンチャネルを組み合わせた単段の遠心式流体機械についてである。修正後傾羽根車は前傾羽根車よりも、設計点付近の圧力および効率の双方が向上している。また、低流量側の作動範囲も大流量側の作動範囲も、従来型である前傾羽根車とほぼ同程度まで確保できている。
図13Aは、遠心羽根車180が備える直線要素を有する翼130の軸方向視図である。図13Bは、図13Aに示した翼130を有する遠心羽根車の子午面断面図である。破線136は、子午面流線の一例を示している。またAxは、回転軸の中心線を示している。ハブ側キャンバー線133およびシュラウド側キャンバー線134を、翼前縁131から翼後縁132まで複数の点Psi,Phi(i=0,n;n=総分割点)で分割し、分割点Psi,Phi同士を直線で接続する。分割点Psi,Phi同士を接続する接続要素135が、直線要素である。
図14Aは、遠心羽根車180が備える曲線要素145を有する翼140の軸方向視図である。図14Bは、図14Aに示した翼140を有する遠心羽根車の子午面断面図である。破線146は、子午面流線の一例を示している。図13Aおよび図13Bに示した羽根車180とは異なり、翼140を曲線要素145の集合体で規定する。直線要素の場合と同様に、ハブ側キャンバー線143およびシュラウド側キャンバー線144を、翼前縁141から翼後縁142まで複数の点Psi,Phi(i=0,m;m=総分割点)で分割し、分割点Psi,Phi同士を曲線で接続する。分割点Psi,Phi同士を接続する接続要素145が、曲線要素である。
初めに、直線要素を変形して曲線要素を得る方法について説明する。図13Bに記載した直線要素翼130を有する羽根車180において、シュラウド側キャンバー線134とハブ側キャンバー線133の間に形成される子午面流線136を、羽根車180の回転軸Ax周りに回転させると、回転流面が得られる。
図16Bに示す羽根車では、翼負圧面164が回転方向に対し凸状の形状となる様に、各翼高さ位置における翼断面の周方向へのスライド量を調整している。これら両図は、仕様点における3次元粘性解析の結果である。図16Aの直線要素翼では翼負圧面164のハブ160側付近に低速領域(黒色域)が現れていたが、図16Bの曲線要素翼では消滅している。
Claims (9)
- ハブに複数の翼を円周方向に間隔をおいて配設した羽根車と、
前記羽根車を回転軸に取り付けた遠心式流体機械において、
前記羽根車の前記複数の翼の翼角度分布を、
吸込み側端部であるハブ側前縁と吐出端部であるハブ側後縁とを結ぶハブ側キャンバー線を横軸に、前記羽根車の周方向からの傾きとして表され、前記翼のキャンバー線上の任意の2点間を結ぶ線分と前記任意の2点のうち一方の点の周方向接線とのなす角度であるハブ側翼角度を縦軸にして示した場合に、前記ハブ側キャンバー線の中央点よりもハブ側前縁に近い位置でハブ側翼角度が最大となり、前記ハブ側前縁とハブ側翼角度が最大となる位置の間までは前記ハブ側翼角度の分布が、翼角度が大きくなる方向に凸であり、
反ハブ側であるシュラウド側の吸込み側端部であるシュラウド側前縁と吐出端部であるシュラウド側後縁とを結ぶシュラウド側キャンバー線を横軸に、前記羽根車の周方向からの傾きとして表され、前記翼のキャンバー線上の任意の2点間を結ぶ線分と前記任意の2点のうち一方の点の周方向接線とのなす角度であるシュラウド側翼角度を縦軸にして示した場合に、シュラウド側キャンバー線の中央点よりもシュラウド側前縁に近い位置でシュラウド側翼角度が最小となり、シュラウド側前縁から前記シュラウド側翼角度が最小となる点を含む区間で翼角度が小さくなる方向に凸の翼角度分布を有し、この翼角度が小さくなる方向に凸の翼角度分布区間よりシュラウド側後縁側の部分ではシュラウド側後縁まで前記シュラウド側翼角度分布が、翼角度が大きくなる方向に凸となることを特徴とする遠心式流体機械。 - 前記シュラウド側翼角度が最小となる位置が、シュラウド側前縁であることを特徴とする請求項1に記載の遠心式流体機械。
- 前記ハブ側翼角度分布の翼角度が大きく方向に凸である区間では、ハブ側翼角度分布が変曲点を有しないことを特徴とする請求項1または2に記載の遠心式流体機械。
- ハブに複数の翼を円周方向に間隔をおいて配設した羽根車と、
前記羽根車を回転軸に取り付けた遠心式流体機械において、
前記翼のシュラウド側端で、前記回転軸の軸方向吸込み側から見て、前記翼は前縁から流れ方向中間点までの区間が半径外向きに凸形状となり、
前記翼は、前記回転軸の軸方向吸込み側から見て、ハブ側端で前縁から流れ方向中間点までの区間が半径内向きに凸形状となり、
前記翼は、前記回転軸の回転方向が右方向であれば軸方向吸込み側から見てシュラウド側キャンバー線がS字状でハブ側キャンバー線が逆S字状であり、回転方向が左方向であればその逆形状となることを特徴とする遠心式流体機械。 - 前記翼の吐出端部である後縁において、前記翼のシュラウド側がハブ側より回転方向に後傾していることを特徴とする請求項4に記載の遠心式流体機械。
- 前記翼のシュラウド側キャンバー線とハブ側キャンバー線が、前記回転軸の軸方向吸込み側から見て、交差していることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の遠心式流体機械。
- 前記翼が複数の直線要素間に滑らかに接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の遠心式流体機械。
- 前記翼が複数の曲線要素間に滑らかに接続されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の遠心式流体機械。
- 複数個の前記羽根車を、同一の前記回転軸に取り付けたことを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の遠心式流体機械。
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