JP6032434B2 - ウエザストリップ - Google Patents
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Description
これらのウエザストリップを車体開口部周縁に装着する場合は、ウエザストリップの断面略コ字形の取付基部であるトリム部や、板状の取付基部に車体開口部周縁のフランジを挿入させて装着している。
すなわち、ウエザストリップ110は、フランジ7に取付けられる取付基部であるトリム部120とラッゲージリッド2の裏面に当接してその間をシールする中空状の中空シール部130とを有し、この中空シール部130がラッゲージリッド2の裏面と当接することにより開口部がシールされる。
また、トリム部120の断面略コ字形の内部には、車外側側壁121と車内側側壁122の内面から車外側フランジ保持リップ124、125と車内側フランジ保持リップ126、127がそれぞれ断面ハ字形に、トリム部120の内部の底壁側側(底壁123側)に向かって延設されている。
押出成形後に、ウエザストリップ210の肉厚増加部232を調べて、マークすることも考えられるが、手間がかかり、コストアップにもなっている。
識別表示は、肉厚増加部の一方の先端部分と他方の先端部分に対応するウエザストリップの表面に形成された場合には、肉厚増加部の始まりの部分と終わりの部分が明確となり、識別表示を目安に取付けることができ、取付作業が容易である。
中空シール部の肉厚増加が開始される部分と中空シール部の肉厚が元の中空シール部の肉厚に戻った部分に対応する部分に形成された場合には、中空シール部の肉厚増加が開始される部分と元の肉厚に戻る部分が明確となり、識別表示を目安に取付けることができ、取付作業が容易である。
取付基部は、車外側側壁、底壁と車内側側壁とで断面略コ字形をなし、車内側側壁の先端又は車内側側壁の先端に形成されたカバーシールリップに識別表示が形成されたウエザストリップである。
車内側側壁の先端又は車内側側壁の先端に形成されたカバーシールリップに識別表示が形成されている場合には、ラッゲージウエザストリップの取付時に容易に識別表示を確認して、コーナー部に確実に肉厚増加部を取付けることができる。また、車内側側壁の先端又はカバーシールリップに識別表示が形成されている場合には、車外側から進入する雨水等はボディーシールリップでシールすることができ、シール性を損なうことがない。
取付基部は、車外側側壁、底壁と車内側側壁とで断面略コ字形をなし、上記底壁の外面に形成され車内方向に延設されるカバーリップ又は車内側側壁の先端部分に識別表示が形成されたウエザストリップである。
底壁の外面に形成されたカバーリップ又は車内側側壁の先端部分に識別表示が形成されている場合には、オープニングトリムウエザストリップの取付時に容易に識別表示を確認して、コーナー部に確実に肉厚増加部を取付けることができる。また、車内側側壁の先端又はカバーシールリップに識別表示が形成されている場合には、車外側から進入する雨水等は、中空シール部でシールすることができ、シール性を損なうことがない。
識別表示は、肉厚増加部の一方の先端部分と他方の先端部分に対応するウエザストリップの表面に形成された場合には、肉厚増加部の始まりの部分と終わりの部分が明確となり、識別表示を目安に取付けることができ、取付作業が容易である。
中空シール部の肉厚増加が開始される部分と中空シール部の肉厚が元の中空シール部の肉厚に戻った部分に対応する部分に形成された場合には、中空シール部の肉厚増加が開始される部分と元の肉厚に戻る部分が明確となり、識別表示を目安に取付けることができ、取付作業が容易である。
まず、本発明の第1の実施の形態を図1〜図5に基づき説明し、その後、本発明の第2〜第5の実施の形態を説明する。
本発明の第1の実施の形態をラッゲージに装着されるラッゲージウエザストリップ10を例にとり説明するが、本発明は、第2〜第3の実施の形態で説明するように、バックドアウエザストリップ、自動車のドア開口部、ルーフ開口部等の広く自動車の開口部をシールするウエザストリップに使用することができる。
車内側側壁22の内面には、第1車外側フランジ保持リップ24と第2車外側フランジ保持リップ25に対向する2本の対向フランジ保持リップである、第1車内側フランジ保持リップ26を開口側に形成し、第2車内側フランジ保持リップ27を底壁23側に形成した。
このため、中空シール部30の位置が安定し、中空シール部30が確実にラッゲージリッド2に当接してシールすることができる。
ボディーシールリップ28は、スポンジ材で形成されている。そのため、ボディーシールリップ28の柔軟性が増加して、車体開口部周縁6の凹凸や変形に追従してシール性を確保することができる。
サブボディーシールリップ28aをスポンジ材で形成した場合は、柔軟性が向上して、フランジ7の根元の凹凸や変形に追従してシール性を確保することができる。
カバーシールリップ29をスポンジ材で形成した場合は、柔軟性が向上して、ガーニッシュ、パネル等との間の隙間の変化に追従してシール性を確保することができる。
オープニングトリムウエザストリップ40は、図7に示すように、車体開口部周縁6のフランジ7に取付ける取付基部であるトリム部50とドアフレーム8に当接してシールする中空シール部60から形成される。
車内側側壁22の内面には、車内側フランジ保持リップ57が形成されている。車内側フランジ保持リップ57は、第1車外側フランジ保持リップ54、第2車外側フランジ保持リップ55と第3車外側フランジ保持リップ56と比べて長く形成されている。
底壁53の外面には、カバーリップ58が形成され、カバーリップ58は、ガーニッシュ(図示せず)等の側端を覆い、トリム部50とガーニッシュとの間の隙間を覆っている。
第3の実施の形態では、識別表示は、車内側フランジ保持リップ57の下面に形成されている。識別表示として、突部57aが中空シール部60の押出一般部61の肉厚が増加し始める部分から肉厚増加部62と中空シール部60の押出一般部61の肉厚に戻るまで連続して形成されている。これにより、肉厚増加部62の位置が明確になり、組付け時にコーナー部に確実に組付けることができる。
突部57aは、肉厚増加部62の肉厚が完全に増加した部分から、肉厚の減少が始まる直前までの部分に形成することもできる。
第4の実施の形態では、識別表示は、車内側フランジ保持リップ57の下面に形成されている。識別表示として、凹部57bが中空シール部60の押出一般部61の肉厚が増加し始める部分から肉厚増加部62と中空シール部60の押出一般部61の肉厚に戻るまで連続して形成されている。これにより、肉厚増加部62の位置が明確になり、組付け時にコーナー部に確実に組付けることができる。
凹部57bは、肉厚増加部62の肉厚が完全に増加した部分から、肉厚の減少が始まる直前までの部分に形成することもできる。
ドアウエザストリップ70は、図14に示すように、ドアフレーム8に取付ける取付基部80と車体開口部周縁6に当接してシールする中空シール部90から形成される。
6 車体開口部周縁
7 フランジ
8 ドアフレーム
10 ウエザストリップ
20、50、80 取付基部(トリム部)
30、60、90 中空シール部
31、61、91 押出一般部
32、62、92 肉厚増加部
b 29a、58a、81a 識別表示(切欠き部)
Claims (7)
- 車体開口部周縁又は車体開口部と対向する相手部材に取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に形成されて上記車体開口部と対向する上記相手部材又は上記車体開口部周縁に当接して上記車体開口部周縁と相手部材との間をシールする中空シール部とを備えるウエザストリップにおいて、該中空シール部の肉厚が部分的に増加する肉厚増加部を形成し、上記ウエザストリップの表面の上記肉厚増加部の範囲が分かる位置に識別表示を形成し、該識別表示は、上記肉厚増加部の一方の先端部分と他方の先端部分に対応する上記ウエザストリップの表面に形成され、又は上記中空シール部の肉厚増加が開始される部分と上記中空シール部の肉厚が元の中空シール部の肉厚に戻った部分に対応する部分に形成されたことを特徴とするウエザストリップ。
- 上記識別表示は、上記ウエザストリップの表面に付けられたマーク、上記取付基部に形成された切欠き部又は上記取付基部に形成された凹凸部である請求項1に記載のウエザストリップ。
- 上記識別表示は、上記肉厚増加部を成形すると同時に形成された請求項1又は請求項2に記載のウエザストリップ。
- 上記中空シール部の肉厚の増加は、上記中空シール部の外径は同じで内径が減少して形成された請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のウエザストリップ。
- 上記ウエザストリップは、ラッゲージウエザストリップであり、ラッゲージの車体開口部周縁のフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に形成されてラッゲージリッドの裏面に当接して上記ラッゲージの車体開口部周縁とラッゲージリッドとの間をシールするスポンジ材で形成された中空シール部とを備え、
上記取付基部は、車外側側壁、底壁と車内側側壁とで断面略コ字形をなし、上記車内側側壁の先端又は上記車内側側壁の先端に形成されたカバーシールリップに上記識別表示が形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のウエザストリップ。 - 上記ウエザストリップは、オープニングトリムウエザストリップであり、車体開口部周縁のフランジに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に形成されてドアに当接して上記車体開口部周縁と上記ドアとの間をシールするスポンジ材で形成された中空シール部とを備え、
上記取付基部は、車外側側壁、底壁と車内側側壁とで断面略コ字形をなし、上記底壁の外面に形成され車内方向に延設されるカバーリップ又は上記車内側側壁の先端部分に上記識別表示が形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のウエザストリップ。 - 上記ウエザストリップは、ドアウエザストリップであり、ドアフレームに取付けられる取付基部と、該取付基部に一体的に形成されて上記車体開口部周縁に当接して上記車体開口部周縁と上記ドアフレームとの間をシールするスポンジ材で形成された中空シール部とを備え、 上記取付基部の一部に上記識別表示が形成された請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のウエザストリップ。
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